JP2007272581A - 監視プログラム、監視方法、および、監視装置 - Google Patents
監視プログラム、監視方法、および、監視装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007272581A JP2007272581A JP2006097690A JP2006097690A JP2007272581A JP 2007272581 A JP2007272581 A JP 2007272581A JP 2006097690 A JP2006097690 A JP 2006097690A JP 2006097690 A JP2006097690 A JP 2006097690A JP 2007272581 A JP2007272581 A JP 2007272581A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- system call
- monitoring
- program
- buffer
- monitored program
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明の監視プログラムは、実行されている被監視プログラムのアドレスを予め定められたタイミングで取得してバッファに格納するステップと、そのバッファに格納された複数のアドレスの値またはそれらアドレスの値に基づいて算出された値が何通りの異なる値をとるかを示す変化数が予め定められた閾値以内であるかを判定する第1判定ステップと、その変化数がその閾値以内である場合に、被監視プログラムのシステムコールの発行状況を取得するステップと、取得された被監視プログラムのシステムコールの発行状況を基に、被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、そのバッファに格納される時刻の範囲内に存在しない場合に、被監視プログラムにループ障害が発生したと判定する第2判定ステップを備える。
【選択図】図2
Description
特許文献1では、プログラムカウンタの値を一定の時間間隔で取得し、その取得したプログラムカウンタ値が1通りの値しかとらなくなった場合に、ループ障害が発生していると判定している。
また、本発明によれば、I/O処理等で、かなり狭い範囲でアドレスが変化して、ループを発生する場合を、ループ障害として誤検出することを回避できる。
図1は、本発明の各実施形態に共通する監視システムの全体構成図である。
図1において、被監視プログラム(被監視プロセス)11は、本発明の監視処理部(監視プロセス)12によって、その動作が監視されるプログラムである。この被監視プログラムは、オペレーティングシステム(OS)13上で実行されている。
図2に示すように、監視処理部20は、予め定められたタイミングで、実行中の被監視プログラムのアドレス(プログラムカウンタ値)を取得してバッファ部23に格納するプログラムカウンタ値取得部21、取得されたプログラムカウンタ値を基に、そのプログラムカウンタ値から上位側ビット(変換値)を取り出してバッファ部23の対応する項目に書き込む変換値算出部24、バッファ部23に格納された複数のアドレスの上位側ビットを基に、それらアドレスの値またはそれらアドレスの値に基づいて算出された値が何通りの異なる値をとるかを示す変化数が予め定められた閾値以内であるかを判定することでループを検出するループ検出部25、その変化数がその閾値以内であると判定された場合に、システムコール発行状況取得部22を介して、被監視プログラムのシステムコールの発行状況を取得し、その発行状況を基に、被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しない場合に、被監視プログラムにループ障害が発生したと判定するループ障害判定部26、被監視プログラムのシステムコールの発行状況の取得要求を、OS13のシステムコール発行状況監視機能14に出力して、その監視機能14から、被監視プログラムのシステムコールの発行状況を取得するシステムコール発行状況取得部22、ループ障害判定部26によってループ障害が発生したと判定された場合に、ループ障害が発生したことを示すメッセージ等を出力する出力部27、を備える。
図3に示されるように、バッファ部23は、先入れ先出し方式のFIFO(First-In First-Out)である。このバッファ部23は、予め定められた数のデータ(図3では、9個のデータ)を格納可能なバッファである。
なお、図2からは定かでないが、ユーザは、監視処理部20に付属のユーザインターフェイス部(図2では、不図示)を介して、以下の項目を指定する。
(1)プログラムカウンタ値取得間隔(監視処理部20がOS13のプログラムカウンタ値取得機能15を介してプログラムカウンタ値を取得する時間間隔)
(2)監視テーブルサイズ(バッファ部23に格納するデータ数)
(3)プログラムカウンタ値の変化数(バッファ部23内に保持されるプログラムカウンタ値の上位側ビットが何通りの異なる値をとるかという数がこの変化数未満であれば、被監視プログラムはループ状態にあるものとみなす閾値)
(4)被監視プログラム(被監視プロセス)
図4Aおよび図4Bは、本発明の第1実施形態の監視処理部によって実行される監視処理のフローチャートである。
一方、ステップS104において、監視テーブルに、監視テーブルサイズに指定された数のデータが格納されていれば、ステップS105において、監視テーブル上の変換値が何通りの異なる値をとるかという数が、上述のプログラムカウンタ値の変化数(閾値)以上であるかが判定される。
ステップS109において、ループ時間内に発行されたシステムコールがエラー終了していると判定された場合、ステップS110に進む。
1.バッファ部33に保持される複数件のデータ。
2.最近取得したシステムコールについての情報。
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。
図6に示すように、監視処理部30は、予め定められたタイミングで、実行中の被監視プログラムのアドレス(プログラムカウンタ値)を取得してバッファ部33に格納するプログラムカウンタ値取得部31、取得されたプログラムカウンタ値を基に、そのプログラムカウンタ値から上位側ビット(変換値)を取り出してバッファ部33の対応する項目に書き込む変換値算出部34、バッファ部33に格納された複数のアドレスの上位側ビットを基に、それらアドレスの値またはそれらアドレスの値に基づいて算出された値が何通りの異なる値をとるかを示す変化数が予め定められた閾値以内であるかを判定することで、ループを検出するループ検出部36、その変化数がその閾値以内であると判定された場合に、システムコール発行状況取得部32を介して、被監視プログラムのシステムコールの発行状況を取得し、その発行状況を基に、被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファ部33に格納される時刻の範囲内に存在しないかどうかを判定するループ障害仮判定部37、被監視プログラムのシステムコールの発行状況の取得要求を、OS13のシステムコール発行状況監視機能14に出力して、その監視機能14から、被監視プログラムのシステムコールの発行状況を取得するシステムコール発行状況取得部32、ループ検出部36およびループ障害仮判定部37から構成されるループ障害判定部35によってループ障害が発生したと判定された場合に、ループ障害が発生したことを示すメッセージ等を出力する出力部38、ループ障害判定部35によってループ障害が発生したと判定された場合に、バッファ部33のバッファサイズを適正値に変更するバッファサイズ変更部39、を備える。
(1)プログラムカウンタ値取得間隔(監視処理部30がOS13のプログラムカウンタ値取得機能15を介してプログラムカウンタ値を取得する時間間隔)
(2)監視テーブルサイズ(バッファ部33に格納するデータ数)
(3)プログラムカウンタ値の変化数(バッファ部33内に保持されるプログラムカウンタ値の上位側ビットが何通りの異なる値をとるかという数がこの変化数未満であれば、被監視プログラムはループ状態にあるものとみなす閾値)
(4)被監視プログラム(被監視プロセス)
(5)監視継続時間(ループ障害が発生したと仮判定されてから、その発生時点での状況が監視継続時間だけ続いた場合、ループ障害が発生したものと判定する)
図7A、図7B、および、図7Cは、本発明の第2実施形態の監視処理部によって実行される監視処理のフローチャートである。
一方、ステップS204において、監視テーブルに、監視テーブルサイズに指定された数のデータが格納されていれば、ステップS205において、監視テーブル上の変換値が何通りの値をとるかを示す数が、上述のプログラムカウンタ値の変化数(閾値)以上であるかが判定される。
1.バッファ部33に保持される複数件のデータ。
2.最近取得したシステムコールについての情報。
一方、ステップS210で、監視継続フラグの値が、「監視継続中である」という値になっていると判定された場合、直ちにステップS202に戻る。これは、監視継続状態のときに「ループ障害が発生した」旨のメッセージを繰り返し出力することを避けるためである。
ステップS214は、ステップS205、S207、S209から制御が渡されるステップである。よって、ここで、監視継続フラグの値が、「監視継続中である」という値になっていると判定された場合は、監視継続状態のときに、ループ障害と仮決定した時点での条件を満たさなくなったこと、すなわち、変化数が閾値を超えるか、システムコールが発行中の状態となるか、または、システムコールの最終発行時刻が、バッファ部33に格納される時刻の範囲内に存在するかした、ことを意味する。
図8は、記憶媒体例を示す図である。
(付記1) 被監視プログラムを監視する処理をコンピュータに実行させる監視プログラムにおいて、
実行されている前記被監視プログラムのアドレスを予め定められたタイミングで取得してバッファに格納するステップと、
前記バッファに格納された複数のアドレスの値またはそれらアドレスの値に基づいて算出された値、が何通りの異なる値をとるかを示す変化数が予め定められた閾値以内であるかを判定する第1判定ステップと、
前記変換値が前記閾値以内である場合に、前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を取得するステップと、
取得された前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を基に、被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しない場合に、被監視プログラムにループ障害が発生したと判定する第2判定ステップを前記コンピュータに実行させることを特徴とする監視プログラム。
(付記2) 前記第2判定ステップにおいて、被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しない場合でも、前記被監視プログラムが発行するシステムコールが前記バッファに格納される時刻の範囲内に正常終了していた場合は、ループ障害が発生していないと判定することを特徴とする付記1記載の監視プログラム。
(付記3) 被監視プログラムを監視する処理をコンピュータに実行させる監視プログラムにおいて、
実行されている前記被監視プログラムのアドレスを予め定められたタイミング(時間間隔)で取得してバッファに格納するステップと、
前記バッファに格納された複数のアドレスの値またはそれらアドレスの値に基づいて算出された値、が何通りの異なる値をとるかを示す変化数が予め定められた閾値以内であるかを判定する第1判定ステップと、
前記変換値が前記閾値以内である場合に、前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を取得するステップと、
取得された前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を基に、前記被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しないかどうかを判定する第2判定ステップと、
前記第2判定ステップにおいて、前記被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しないと判定された場合に、ループ障害が発生したと仮判定するループ障害仮判定ステップと、
前記ループ障害の仮判定が行われてから、予め定められた監視継続時間、前記変換値が前記閾値以内である状態が続き、システムコールを発行中でない状態が続き、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しない状態が続いた場合は、ループ障害が発生したと判定し、
前記ループ障害の仮判定が行われてから、予め定められた監視継続時間内のいずれかの時点で、前記変換値が前記閾値を超えるか、システムコールが発行中の状態となるか、または、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在するかした場合は、前記ループ障害の仮判定を取り消す判定を行うループ障害判定ステップ、を前記コンピュータに実行させることを特徴とする監視プログラム。
(付記4) 前記ループ障害判定ステップにおいて、前記仮決定を取り消す判定が行われた場合に、変化数が閾値を超えるか、システムコールが発行中の状態となるか、または、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在するかした、時刻の値を、アドレスを取得するタイミング(時間間隔)で割ることで、前記バッファの段数の増分を算出する段数増分算出ステップと、
前記算出された増分だけ前記バッファの段数を増やすバッファサイズ変更ステップをさらに備えることを特徴とする付記3記載の監視プログラム。
(付記5) 被監視プログラムを監視する処理をコンピュータが実行する監視方法において、
実行されている前記被監視プログラムのアドレスを予め定められたタイミングで取得してバッファに格納するステップと、
前記バッファに格納された複数のアドレスの値またはそれらアドレスの値に基づいて算出された値、が何通りの異なる値をとるかを示す変化数が予め定められた閾値以内であるかを判定する第1判定ステップと、
前記変換値が前記閾値以内である場合に、前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を取得するステップと、
取得された前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を基に、被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しない場合に、被監視プログラムにループ障害が発生したと判定する第2判定ステップを備えることを特徴とする監視方法。
(付記6) 前記第2判定ステップにおいて、前記被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しない場合でも、前記被監視プログラムが発行するシステムコールが前記バッファに格納される時刻の範囲内に正常終了していた場合は、ループ障害が発生していないと判定することを特徴とする付記5記載の監視方法。
(付記7) 被監視プログラムを監視する処理をコンピュータが実行する監視方法において、
実行されている前記被監視プログラムのアドレスを予め定められたタイミングで取得してバッファに格納するステップと、
前記バッファに格納された複数のアドレスの値またはそれらアドレスの値に基づいて算出された値、が何通りの異なる値をとるかを示す変化数が予め定められた閾値以内であるかを判定する第1判定ステップと、
前記変換値が前記閾値以内である場合に、前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を取得するステップと、
取得された前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を基に、前記被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しないかどうかを判定する第2判定ステップと、
前記第2判定ステップにおいて、前記被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しないと判定された場合に、ループ障害が発生したと仮判定するループ障害仮判定ステップと、
前記ループ障害の仮判定が行われてから、予め定められた監視継続時間、前記変換値が前記閾値以内である状態が続き、システムコールを発行中でない状態が続き、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しない状態が続いた場合は、ループ障害が発生したと判定し、
前記ループ障害の仮判定が行われてから、予め定められた監視継続時間内のいずれかの時点で、前記変換値が前記閾値を超えるか、システムコールが発行中の状態となるか、または、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在するかした場合は、前記ループ障害の仮判定を取り消す判定を行うループ障害判定ステップ、を備えることを特徴とする監視方法。
(付記8) 前記ループ障害判定ステップにおいて、前記仮決定を取り消す判定が行われた場合に、変化数が閾値を超えるか、システムコールが発行中の状態となるか、または、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在するかした、時刻の値を、アドレスを取得するタイミング(時間間隔)で割ることで、前記バッファの段数の増分を算出する段数増分算出ステップと、
前記算出された増分だけ前記バッファの段数を増やすバッファサイズ変更ステップをさらに備えることを特徴とする付記7記載の監視方法。
(付記9) 被監視プログラムを監視する処理を実行する監視装置において、
実行されている前記被監視プログラムのアドレスを予め定められたタイミングで取得してバッファに格納するアドレス取得部と、
前記バッファに格納された複数のアドレスの値またはそれらアドレスの値に基づいて算出された値、が何通りの異なる値をとるかを示す変化数が予め定められた閾値以内であるかを判定する第1判定ステップと、
前記変換値が前記閾値以内である場合に、前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を取得するシステムコール発行状況取得部と、
取得された前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を基に、被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しない場合に、被監視プログラムにループ障害が発生したと判定する第2判定部を備えることを特徴とする監視装置。
(付記10) 前記第2判定部は、前記被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しない場合でも、前記被監視プログラムが発行するシステムコールが前記バッファに格納される時刻の範囲内に正常終了していた場合は、ループ障害が発生していないと判定することを特徴とする付記9記載の監視装置。
(付記11) 被監視プログラムを監視する処理を実行する監視装置において、
実行されている前記被監視プログラムのアドレスを予め定められたタイミングで取得してバッファに格納するアドレス取得部と、
前記バッファに格納された複数のアドレスの値またはそれらアドレスの値に基づいて算出された値、が何通りの異なる値をとるかを示す変化数が予め定められた閾値以内であるかを判定する第1判定部と、
前記変換値が前記閾値以内である場合に、前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を取得するシステムコール発行状況取得部と、
取得された前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を基に、前記被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しないかどうかを判定する第2判定部と、
前記第2判定部において、前記被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しないと判定された場合に、ループ障害が発生したと仮判定するループ障害仮判定部と、
前記ループ障害の仮判定が行われてから、予め定められた監視継続時間、前記変換値が前記閾値以内である状態が続き、システムコールを発行中でない状態が続き、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しない状態が続いた場合は、ループ障害が発生したと判定し、
前記ループ障害の仮判定が行われてから、予め定められた監視継続時間内のいずれかの時点で、前記変換値が前記閾値を超えるか、システムコールが発行中の状態となるか、または、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在するかした場合は、前記ループ障害の仮判定を取り消す判定を行うループ障害判定部、を備えることを特徴とする監視装置。
(付記12) 前記ループ障害判定部によって、前記仮決定を取り消す判定が行われた場合に、変化数が閾値を超えるか、システムコールが発行中の状態となるか、または、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在するかした、時刻の値を、アドレスを取得するタイミング(時間間隔)で割ることで、前記バッファの段数の増分を算出する段数増分算出部と、
前記算出された増分だけ前記バッファの段数を増やすバッファサイズ変更部をさらに備えることを特徴とする付記11記載の監視装置。
12 監視処理部(監視プログラム)
13 オペレーティングシステム
14 システムコール発行状況監視機能
15 プログラムカウンタ値取得機能
20、30 監視処理部
21、31 プログラムカウンタ値取得部
22、32 システムコール発行状況取得部
23、33 バッファ部(FIFO)
24、34 変換値算出部
25、36 ループ検出部
26、35 ループ障害判定部
27、38 出力部
37 ループ障害仮判定部
39 バッファサイズ変更部
Claims (5)
- 被監視プログラムを監視する処理をコンピュータに実行させる監視プログラムにおいて、
実行されている前記被監視プログラムのアドレスを予め定められたタイミングで取得してバッファに格納するステップと、
前記バッファに格納された複数のアドレスの値またはそれらアドレスの値に基づいて算出された値、が何通りの異なる値をとるかを示す変化数が予め定められた閾値以内であるかを判定する第1判定ステップと、
前記変化数が前記閾値以内である場合に、前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を取得するステップと、
取得された前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を基に、被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しない場合に、被監視プログラムにループ障害が発生したと判定する第2判定ステップを前記コンピュータに実行させることを特徴とする監視プログラム。 - 被監視プログラムを監視する処理をコンピュータに実行させる監視プログラムにおいて、
実行されている前記被監視プログラムのアドレスを予め定められたタイミングで取得してバッファに格納するステップと、
前記バッファに格納された複数のアドレスの値またはそれらアドレスの値に基づいて算出された値、が何通りの異なる値をとるかを示す変化数が予め定められた閾値以内であるかを判定する第1判定ステップと、
前記変化数が前記閾値以内である場合に、前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を取得するステップと、
取得された前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を基に、前記被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しないかどうかを判定する第2判定ステップと、
前記第2判定ステップにおいて、前記被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しないと判定された場合に、ループ障害が発生したと仮判定するループ障害仮判定ステップと、
前記ループ障害の仮判定が行われてから、予め定められた監視継続時間、前記変化数が前記閾値以内である状態が続き、システムコールを発行中でない状態が続き、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しない状態が続いた場合は、ループ障害が発生したと判定し、
前記ループ障害の仮判定が行われてから、予め定められた監視継続時間内のいずれかの時点で、前記変化数が前記閾値を超えるか、システムコールが発行中の状態となるか、または、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在するかした場合は、前記ループ障害の仮判定を取り消す判定を行うループ障害判定ステップ、を前記コンピュータに実行させることを特徴とする監視プログラム。 - 被監視プログラムを監視する処理をコンピュータが実行する監視方法において、
実行されている前記被監視プログラムのアドレスを予め定められたタイミングで取得してバッファに格納するステップと、
前記バッファに格納された複数のアドレスの値またはそれらアドレスの値に基づいて算出された値、が何通りの異なる値をとるかを示す変化数が予め定められた閾値以内であるかを判定する第1判定ステップと、
前記変化数が前記閾値以内である場合に、前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を取得するステップと、
取得された前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を基に、被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しない場合に、被監視プログラムにループ障害が発生したと判定する第2判定ステップを備えることを特徴とする監視方法。 - 被監視プログラムを監視する処理をコンピュータが実行する監視方法において、
実行されている前記被監視プログラムのアドレスを予め定められたタイミングで取得してバッファに格納するステップと、
前記バッファに格納された複数のアドレスの値またはそれらアドレスの値に基づいて算出された値、が何通りの異なる値をとるかを示す変化数が予め定められた閾値以内であるかを判定する第1判定ステップと、
前記変化数が前記閾値以内である場合に、前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を取得するステップと、
取得された前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を基に、前記被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しないかどうかを判定する第2判定ステップと、
前記第2判定ステップにおいて、前記被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しないと判定された場合に、ループ障害が発生したと仮判定するループ障害仮判定ステップと、
前記ループ障害の仮判定が行われてから、予め定められた監視継続時間、前記変化数が前記閾値以内である状態が続き、システムコールを発行中でない状態が続き、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しない状態が続いた場合は、ループ障害が発生したと判定し、
前記ループ障害の仮判定が行われてから、予め定められた監視継続時間内のいずれかの時点で、前記変化数が前記閾値を超えるか、システムコールが発行中の状態となるか、または、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在するかした場合は、前記ループ障害の仮判定を取り消す判定を行うループ障害判定ステップ、を備えることを特徴とする監視方法。 - 被監視プログラムを監視する処理を実行する監視装置において、
実行されている前記被監視プログラムのアドレスを予め定められたタイミングで取得してバッファに格納するアドレス取得部と、
前記バッファに格納された複数のアドレスの値またはそれらアドレスの値に基づいて算出された値、が何通りの異なる値をとるかを示す変化数が予め定められた閾値以内であるかを判定する第1判定部と、
前記変化数が前記閾値以内である場合に、前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を取得するシステムコール発行状況取得部と、
取得された前記被監視プログラムのシステムコールの発行状況を基に、被監視プログラムが現在システムコールを発行中でなく、かつ、システムコールの最終発行時刻が、前記バッファに格納される時刻の範囲内に存在しない場合に、被監視プログラムにループ障害が発生したと判定する第2判定部を備えることを特徴とする監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006097690A JP4627275B2 (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 監視プログラム、監視方法、および、監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006097690A JP4627275B2 (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 監視プログラム、監視方法、および、監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007272581A true JP2007272581A (ja) | 2007-10-18 |
JP4627275B2 JP4627275B2 (ja) | 2011-02-09 |
Family
ID=38675322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006097690A Expired - Fee Related JP4627275B2 (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 監視プログラム、監視方法、および、監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4627275B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013073009A1 (ja) * | 2011-11-15 | 2013-05-23 | トヨタ自動車株式会社 | マイコンシステム、監視マイコン |
JP5725169B2 (ja) * | 2011-04-26 | 2015-05-27 | 富士通株式会社 | システム、および検出方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03292545A (ja) * | 1990-04-11 | 1991-12-24 | Mitsubishi Electric Corp | プログラムループの検知回復装置 |
JPH05224998A (ja) * | 1992-02-17 | 1993-09-03 | Nec Corp | アプリケーション・タスクの障害検出方式 |
JPH0689130A (ja) * | 1990-12-28 | 1994-03-29 | Dia Semikon Syst Kk | コンピュータシステムの状態監視方法および節電制御装置 |
-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006097690A patent/JP4627275B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03292545A (ja) * | 1990-04-11 | 1991-12-24 | Mitsubishi Electric Corp | プログラムループの検知回復装置 |
JPH0689130A (ja) * | 1990-12-28 | 1994-03-29 | Dia Semikon Syst Kk | コンピュータシステムの状態監視方法および節電制御装置 |
JPH05224998A (ja) * | 1992-02-17 | 1993-09-03 | Nec Corp | アプリケーション・タスクの障害検出方式 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5725169B2 (ja) * | 2011-04-26 | 2015-05-27 | 富士通株式会社 | システム、および検出方法 |
WO2013073009A1 (ja) * | 2011-11-15 | 2013-05-23 | トヨタ自動車株式会社 | マイコンシステム、監視マイコン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4627275B2 (ja) | 2011-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5914521B2 (ja) | 処理装置、トレースユニット、および診断装置 | |
US20150089652A1 (en) | Methods of detection of software exploitation | |
US7562391B1 (en) | Reducing false positive indications of buffer overflow attacks | |
JP2009064414A (ja) | 非正常プロセスの探知方法及び装置 | |
EP2615551B1 (en) | Abnormality inspection device, central processing unit, and abnormality inspection method | |
JP2007323193A (ja) | 性能負荷異常検出システム、性能負荷異常検出方法、及びプログラム | |
JP2008310748A (ja) | タスク実行時間記録装置、タスク実行時間記録方法、及びタスク実行時間記録用プログラム | |
US8245085B2 (en) | Dump output control apparatus and dump output control method | |
CN114238037B (zh) | 高并发服务请求结果存储方法和装置、以及电子设备和存储介质 | |
US8214693B2 (en) | Damaged software system detection | |
JP4627275B2 (ja) | 監視プログラム、監視方法、および、監視装置 | |
JP6351827B2 (ja) | ウイルススキャン方法及びウイルススキャン装置 | |
KR101595936B1 (ko) | 백신과 컴퓨터 최적화 기능을 구비한 컴퓨터 최적화 방법, 최적화 서버 및 컴퓨터 판독 가능한 기록매체 | |
CN104077210A (zh) | 一种客户端崩溃的定位方法及系统 | |
JP5365273B2 (ja) | 情報処理システム、監視方法及び監視プログラム | |
JP2012123762A (ja) | 情報処理装置及び情報処理方法 | |
JP4050253B2 (ja) | コンピュータウィルス情報収集装置、コンピュータウィルス情報収集方法、及びプログラム | |
JP7444262B2 (ja) | 表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム | |
JP2002366393A (ja) | 計算機稼動情報収集方法及びその実施システム並びにその処理プログラム | |
JP2009199121A (ja) | 情報処理装置、通信情報採取方法、及び、プログラム | |
JP2005293164A (ja) | タスク監視方式 | |
US6795879B2 (en) | Apparatus and method for wait state analysis in a digital signal processing system | |
US8614799B2 (en) | Memory paging | |
JP5389734B2 (ja) | 抽出装置及び抽出方法 | |
JPH076113A (ja) | 事象報告ワード処理機能を持つデータ処理システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080818 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100803 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101004 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101102 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101104 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |