JP2007271378A - 車載ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者に十分に安全運転に関して注意を喚起させることができる車載ナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】車両の所定の車両情報に基づいて、車両を運転する運転者に対して安全運転への注意を喚起させるための所定の注意喚起メッセージを出力する出力時点を決定する出力時点決定手段302と、出力時点決定手段302によって注意喚起メッセージの出力時点であると決定されたことに基づいて、経路案内音声とは異なる注意喚起音声で注意喚起メッセージを出力させる注意喚起メッセージ出力手段312とを備える。注意喚起メッセージを経路案内音声とは異なる注意喚起音声で出力させるので、異なる音声が出力されることで、運転者がその音声に注意し易くなる。従って、運転者に対して十分に安全運転への注意を喚起することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車載ナビゲーション装置に関し、特に、運転者に対して安全運転に対する注意喚起をすることができる機能を備えた装置に関する。
車載ナビゲーション装置は、スピーカから経路案内メッセージなどの種々のメッセージを出力させる。このスピーカから出力させるメッセージは、通常、予め定められた一種類の音声であるものが多いが、複数の音声からユーザが任意に選択できるようになっている装置も提案されている(たとえば、特許文献1)。また、車載ナビゲーション装置には、安全運転走行を促すための注意喚起メッセージを出力することができるものも知られている。
特開2000−20888号公報
車載ナビゲーション装置から出力することができる音声が一種類だけの場合、注意喚起メッセージも、経路案内メッセージなどの他のメッセージと同じ種類の音声を用いることになるが、この場合、注意喚起メッセージを出力しても運転者にも慣れが生じてしまうので、十分に運転者に安全運転に関して注意喚起することができていない可能性があった。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、運転者に十分に安全運転に関して注意を喚起させることができる車載ナビゲーション装置を提供することにある。
その目的を達成するための請求項1記載の発明は、車両の所定の車両情報に基づいて、前記車両を運転する運転者に対して安全運転への注意を喚起させるための所定の注意喚起メッセージを出力する出力時点を決定する出力時点決定手段と、その出力時点決定手段によって前記注意喚起メッセージの出力時点であると決定されたことに基づいて、経路案内音声とは異なる注意喚起音声で前記注意喚起メッセージを出力させる注意喚起メッセージ出力手段とを含むことを特徴とする車載ナビゲーション装置である。
このように、注意喚起メッセージを経路案内音声とは異なる注意喚起音声で出力させるようにすれば、異なる音声が出力されることで、運転者がその音声に注意し易くなる。従って、運転者に対して十分に安全運転への注意を喚起することができる。
上記注意喚起メッセージは、請求項2記載のように危険な走行状態のときに出力させるようにしてもよいし、請求項3記載のように、事前に出力させるようにしてもよい。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の車載ナビゲーション装置において、前記車両情報として、走行中の前記車両に関する走行情報を取得する走行情報取得手段と、その走行情報取得手段によって取得された走行情報に基づいて、車両が危険な走行状態か否かを判断する危険走行判断手段と、前記危険走行状態判断手段によって危険な走行状態であると判断されたときの前記走行情報に基づいて、予め記憶された複数の注意喚起メッセージから一つの注意喚起メッセージを決定するメッセージ決定手段とを備え、
前記注意喚起メッセージ出力手段は、その危険走行判断手段によって危険な走行状態と判断されたことに基づいて、前記メッセージ決定手段で決定された注意喚起メッセージを前記注意喚起音声で出力させるものであることを特徴とする。
このように、危険な走行状態であると判断されたときに、経路案内音声とは異なる注意喚起音声で所定の注意喚起メッセージを出力するようにすれば、経路案内と同じ音声で注意喚起メッセージを出力する場合よりも、運転者がその音声に注意し易くなるので、危険な走行をしている現在の状態において、運転者に対して十分に安全運転への注意を喚起することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の車載ナビゲーション装置において、前記出力時点決定手段は、予め設定された時刻となったこと、および、前記車両情報としてのイグニッションキーの状態がオン状態であることに基づいて、所定の事前注意喚起メッセージを出力する事前喚起出力時点であると決定するものであり、
前記注意喚起メッセージ出力手段は、前記出力時点決定手段によって事前喚起出力時点であると決定された場合に、前記注意喚起音声で前記所定の事前注意喚起メッセージを出力させるものであることを特徴とする。
このように、予め設定された時刻になったことに基づいて、案内音声とは異なる注意喚起音声で所定の事前喚起注意メッセージを出力するようにすれば、運転者が危険な運転をしてしまう前に、事前に安全運転への注意を喚起することができる。また、前記出力時点決定手段において事前喚起出力時点であると決定されるためには、イグニッションキーがオン状態であることも必要となっているので、運転者が乗車しており、走行状態またはこれから運転を開始する適切なタイミングで、事前注意喚起メッセージを出力させることができる。
また、請求項4記載の発明は、請求項2に記載の車載ナビゲーション装置において、所定の注意喚起メッセージが複数の注意喚起音声で記憶され、且つ、それらが注意喚起効果に関して順位付けされている音声記憶装置を備え、前記注意喚起メッセージ出力手段は、前記危険走行判断手段によって継続的に危険な走行状態であると判断されている場合には、前記音声記憶装置に記憶されている複数の注意喚起音声から注意喚起効果が順に高くなるように複数の注意喚起音声を順次用いて前記注意喚起メッセージを複数回出力するようになっていることを特徴とする。
このようにすれば、同じ注意喚起音声で注意喚起メッセージを複数回出力させるよりも、危険な走行を継続している運転者に対してより効果的に安全運転への注意を喚起することができる。
また、請求項5記載の発明は、請求項2に記載の車載ナビゲーション装置において、所定の注意喚起メッセージが複数の注意喚起音声で記憶されている音声記憶装置を備え、前記危険走行判断手段は、車両が危険な走行状態であると判断した場合に、さらに、その走行状態の危険度を決定するものであり、前記注意喚起メッセージ出力手段は、前記危険走行判断手段によって判断された危険度が所定の基準危険度を越えている場合には、前記音声記憶装置に記憶されている複数の注意喚起音声で前記所定の注意喚起メッセージを同時期に出力するものであることを特徴とする。
このように、基準危険度を越える危険な走行をしている場合には、複数の注意喚起音声で同時期に注意喚起メッセージを出力するようにして、運転者に対して安全運転への注意喚起を一層喚起させるようにすることが好ましい。
また、請求項6記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の車載ナビゲーション装置において、前記所定の注意喚起メッセージが複数の注意喚起音声で記憶されている音声記憶装置を備え、前記注意喚起メッセージ出力手段は、前記音声記憶装置に記憶されている複数の意喚起音声から、前記所定の注意喚起メッセージを出力させる注意喚起音声を逐次変更して用いることを特徴とする。
注意喚起メッセージを経路案内音声とは異なる注意喚起音声で出力するとしても、何度も同じ注意喚起音声で注意喚起メッセージが出力されると、運転者に慣れが生じてしまい、注意喚起効果が低下する恐れがある。しかし、このように、注意喚起メッセージを出力する注意喚起音声を逐次変更するようにすれば、高い注意喚起効果を持続させることができる。なお、逐次変更する態様としては、所定周期で定期的に変更することとしてもよいし、不規則に変更することとしてもよい。
また、請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の車載ナビゲーション装置において、ユーザの操作に基づいて、前記出力時点を決定するための車両情報の条件を注意喚起メッセージ毎に設定する出力時点設定手段をさらに備えていることを特徴とする。このようにすれば、ユーザが注意喚起音声で注意喚起メッセージを出力して欲しい条件を自身で設定できるようになる。
また、請求項8記載の発明は、請求項7に記載の車載ナビゲーション装置において、ユーザから得られるユーザ識別情報と予め記憶しているユーザ識別情報とが一致するかどうかに基づいて、前記出力時点設定手段において前記出力時点を決定するための車両情報の条件設定を許可するか否かを決定する設定許可判断手段をさらに備えていることを特徴とする。
このように、ユーザから得られるユーザ識別情報と予め記憶しているユーザ識別情報とに基づいて条件設定を許可するか否かを判断するようにすれば、ユーザから得られるユーザ識別情報が予め記憶しているユーザ識別情報と異なる場合には、そのユーザは出力時点を決定するための車両情報の条件を設定することができない。従って、たとえば、運転者の家族が運転者のために設定した条件をその運転者が好まなかったとしても、運転者が条件を変更することができなくなるなど、条件を設定した者とは異なる者がその条件を変更することが困難になる。
また、請求項9記載の発明は、請求項4乃至6に記載の車載ナビゲーション装置において、ユーザの操作に基づいて、前記音声記憶装置に記憶されている複数の注意喚起音声から、前記注意喚起メッセージ出力手段で用いる注意喚起音声を選択する音声選択手段をさらに備えていることを特徴とする。このようにすれば、ユーザが注意喚起メッセージを自分の好みの注意喚起音声で出力させることができる。
また、請求項10記載の発明は、請求項9に記載の車載ナビゲーション装置において、ユーザから得られるユーザ識別情報と予め記憶しているユーザ識別情報とが一致するかどうかに基づいて、前記音声選択手段において前記注意喚起音声の選択を許可するか否かを決定する選択許可判断手段をさらに備えていることを特徴とする。
このように、ユーザから得られるユーザ識別情報と予め記憶しているユーザ識別情報とに基づいて注意喚起音声の選択を許可するか否かを判断するようにすれば、ユーザから得られるユーザ識別情報が予め記憶しているユーザ識別情報と異なる場合には、そのユーザは注意喚起音声を選択することができない。従って、たとえば、運転者の家族が運転者のために選択した注意喚起音声をその運転者が好まなかったとしても、運転者がその注意喚起音声を変更することができなくなるなど、注意喚起音声を選択した者とは異なる者がその注意喚起音声を変更することが困難になる。
前記音声記憶装置へは、請求項11記載のように記憶媒体を介して、または、請求項12記載のように無線通信装置を介して、注意喚起音声を記憶させることができる。
請求項11記載の発明は、請求項請求項4乃至6、9、10のいずれかに記載の車載ナビゲーション装置において、前記所定の注意喚起メッセージを内容とする注意喚起音声が記憶された記憶媒体から、その注意喚起音声を読み取る読取装置と、その読取装置によって読み取られた注意喚起音声を前記音声記憶装置に記憶させる記憶装置制御手段とをさらに備えていることを特徴とする。
また、請求項12記載の発明は、請求項請求項4乃至6、9乃至11のいずれかに記載の車載ナビゲーション装置において、公衆通信回線網に接続可能な無線通信装置と、前記所定の注意喚起メッセージを内容とする注意喚起音声を記憶しているサーバから、前記無線通信装置を介して前記注意喚起音声を取得して、前記音声記憶装置に記憶させる記憶装置制御手段とをさらに備えていることを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明が適用された車載ナビゲーション装置100の構成を示すブロック図である。車載ナビゲーション装置100は、位置検出器101、読取装置106、操作スイッチ群107、メモリ109、ディスプレイ110、無線通信装置111、音声コントローラ112、スピーカ113、音声認識装置114、マイク115、リモコンセンサ116、リモートコントロール端末(以下、リモコンと称する)117、時計回路118、携帯型電話機インターフェース119と、これら各装置が接続された制御装置108とを備えている。
制御装置108は、通常のコンピュータであり、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/Oおよびこれらの構成を接続するためのバスラインを備えている。ROMには、制御装置108が実行するためのプログラムが書き込まれており、このプログラムに従ってCPU等が所定の演算処理を実行する。
位置検出器101は、車両の絶対方位を検出するための地磁気センサ102、車両の相対方位を検出するためのジャイロスコープ103、車両の走行距離を検出する距離センサ104、および衛星からの電波に基づいて車両の位置を測定するグローバルポジショニングシステム(GPS)のためのGPS受信機105を有している。これらのセンサ等102、103、104、105は、いずれも周知のものである。これらのセンサ等102、103、104、105は各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサ等102、103、104、105により各々を補完しながら使用するように構成されている。なお、精度によっては、上述したうちの一部で位置検出器101を構成してもよく、更に、図示しないステアリングの回転センサ、各転動輪の車速センサ等を用いてもよい。
読取装置106は、たとえばDVD、CDなどの図示しないディスク型の記憶媒体が装着されるものであり、装着されたその記憶媒体に記憶されている情報を読み取る装置である。記憶媒体として、デジタル地図データが記憶されているものが装着された場合には、そのデジタル地図データが読取装置106によって読み取られる。このデジタル地図データは、道路データ、背景データ、文字データおよび施設データなどのデータからなるものである。また、読取装置106に、運転者に対して安全運転への注意を喚起させるための注意喚起音声データが記憶された記憶媒体が装着された場合には、その注意喚起音声データが読み取られる。そして、読取装置106によって読み取られた各種のデータは、制御装置108へ出力される。
操作スイッチ群107は、ディスプレイ110と一体になったタッチスイッチもしくはディスプレイ110の周辺に設けられるメカニカルなスイッチ等からなる。リモコン117には、図示しない複数の操作スイッチが設けられ、その操作スイッチの操作により操作スイッチ群107と同様の入力操作が行える。リモコン117に入力された入力操作を表す信号は、リモコンセンサ116を介して制御装置108へ供給される。
メモリ109は、たとえば、メモリカードやハードディスク等の書き込み可能な記憶媒体である。このメモリ109には、ユーザによって設定された自宅位置や、テキストデータ、画像データ、音声データ等の各種データが記憶される。また、前述の注意喚起音声データや、その注意喚起音声データを出力させる出力時点を決定するための出力時点決定条件も記憶される。上記注意喚起音声データを記憶しているメモリ109が音声記憶装置に相当する。
ディスプレイ110は、たとえば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイによって構成され、所定の地図表示領域には車両周辺の道路地図が表示される。また、ディスプレイ110には、その他に、現在時刻、渋滞情報などの他の情報表示を付加的に表示することもできる。
無線通信装置111は、外部と無線通信するための装置であり、道路に敷設されたビーコンや各地のFM放送局を介してVICS(Vehicle Information and Communication System)(登録商標)センサと接続可能であり、また、公衆通信回線網にも接続可能である。VICSセンサは、VICSセンタから提供される道路交通情報、気象情報、日付情報、施設情報、広告情報を受信するものであるので、これらの情報がVICSセンサを介して無線通信装置111に受信される。無線通信装置111は受信した情報を制御装置108へ送信する。また、上記制御装置108で処理した情報を無線通信装置111から出力することもできる。
スピーカ113は、音声コントローラ112から入力された音声出力信号に基づき種々のメッセージを外部に出力する。このスピーカ113から出力されるメッセージとしては、経路案内のためのメッセージ、注意喚起メッセージ、画面操作説明のためのメッセージ、音声認識結果を表すメッセージなどがある。
マイク115は、操作者が発声した音声を電気信号として音声認識装置114に入力する。音声認識装置114は、マイク115から入力された操作者の入力音声と、内部に記憶する認識辞書(不図示)中の語彙データ(比較対照パターン)とを照合し、最も一致度の高いものを認識結果として音声コントローラ112に入力する。
音声コントローラ112は、音声認識装置114を制御するとともに、音声入力のあった操作者に対し、スピーカ113を通じてトークバック出力制御(音声出力)する。また、音声認識装置114の認識結果を制御装置108に入力する処理も行う。
時計回路118は、日付を含む時刻(すなわち日時)を計測する回路であり、現在日時を表す信号を制御装置108へ供給する。
携帯型電話機インターフェース119は、図示しない携帯型電話機が接続されるインターフェースであり、この携帯型電話機インターフェース119を介して、携帯型電話機に記憶されている種々の情報を制御装置108に送信可能となっている。
また、制御装置108には、外部機器である運転者識別装置201、イグニッションスイッチ202、着座センサ203、および走行情報センサ204からの信号も供給される。また、着座センサ203の信号は運転者識別装置201にも供給される。
着座センサ203は、運転席に運転者が座っているか否かを検出するセンサである。運転者識別装置201は、着座センサ203によって運転席に運転者が座ったことが検出された場合に、その運転者が誰であるかを識別する装置である。運転者を識別するための手法としては、公知の種々の手法を用いることができるが、たとえば、図示しない車載カメラによって撮像された運転者の顔画像を解析処理して特徴値を決定するとともに、その特徴値を予め記憶している特徴値と比較することによって運転者を識別する。
走行情報センサ204は、車両の走行に関する種々の走行情報(たとえば、車速、ステアリング角、車間距離、ブレーキが動作しているか、スロットル開度など)を検出するセンサである。たとえば、車速センサ、ステアリング角センサ、車間距離センサ、ブレーキセンサ、スロットル開度センサなどが走行情報センサとして機能する。
なお、イグニッションスイッチ202によって検出されるイグニッションスイッチの状態(オンまたはオフ)は、エンジン始動状態か否かを表すものであり、車両情報の一種である。また、運転席に運転者が座っているか否かも車両情報であり、また、走行情報も車両情報である。
上記制御装置108は、音声認識装置114からの情報に基づき、操作者の発声に対する所定の処理および操作スイッチ群107あるいはリモコン117の入力操作に対する所定の処理(たとえば、メモリ9への地図データの記憶処理、地図縮尺変更処理、メニュー表示選択処理、目的地設定処理、経路探索実行処理、経路案内開始処理、現在位置修正処理、表示画面変更処理、音量調整処理等)を実行する。また、制御装置108で処理された経路案内メッセージ等は、音声コントローラ112を介してスピーカ113から適宜報知される。
制御装置108は、上述した各種の処理を実行することに加えて、図2に示す種々の手段を実行する。時刻取得手段300は、時計回路118から日付を含む現在時刻を逐次取得し、取得した現在時刻を出力時点決定手段302に供給する。
走行情報取得手段304は、走行情報センサ204から走行情報を逐次取得する。危険走行判断手段306は、走行情報取得手段304によって逐次取得された走行情報に基づいて、車両が予め設定された危険な走行状態であるか否かを所定周期で逐次判断する。危険な走行状態としては、たとえば、スピードの出しすぎ、急ハンドル、前方車両との車間距離が所定距離以下、急ブレーキ、急加速、長時間継続運転などがある。
スピードの出しすぎかどうかは、車速に基づいて判断し、さらに、位置検出器101によって検出される現在位置の道路の制限速度を地図データから判断して、制限速度を所定速度超えている場合にスピードの出しすぎと判断するようになっていてもよい。急ハンドルかどうかは、ステアリング角度の単位時間当たりの変化率から判断する。また、ヨーレートセンサからの情報を取得するようになっている場合にはヨーレートから判断してもよい。車間距離が所定距離以下かどうかは、車間距離センサからの信号に基づいて判断するが、上記所定距離は、車速が速いほど長くなるように設定されていることが好ましい。急ブレーキかどうか、および、急加速かどうかは、たとえば車速の変化率から判断する。長時間継続運転かどうかは、数時間程度の間に車速が数分程度継続的に0となっている時間があるか否かで判断する。また、それに代えて、或いは、それに加えて、イグニッションスイッチ202からの信号や、着座センサ203からの信号を用いて長時間継続運転かどうかを判断してもよい。
また、危険走行判断手段306は、危険な走行状態であると判断した場合には、さらに、その走行状態の危険度を、予め設定されている判断条件に基づいて決定する。たとえば、スピードの出しすぎであると判断した場合には、制限速度との差が大きいほど高い危険度に決定されるようになっている。
出力時点決定手段302は、メモリ109に記憶されている出力時点決定条件と、運転者識別装置201、イグニッションスイッチ202、時刻取得手段300、危険走行判断手段306から逐次供給される信号とに基づいて、注意喚起メッセージを出力する出力時点であるか否かを逐次決定する。
メモリ109に記憶されている出力時点決定条件には、危険走行判断手段306における判断結果を条件とするものと、それを条件としない事前注意喚起条件とが含まれている。すなわち、その事前注意喚起条件は、運転者が危険な走行をしてしまう前に事前に注意喚起する時点を決定するための条件である。
たとえば、運転者の誕生日であって、その運転者が運転を開始した時点が事前注意喚起条件となっている。この条件が成立したか否かは、イグニッションスイッチ202がオンとなったときに、運転者識別装置201からの信号に基づいて運転者が誰であるかを判断して、その運転者について予め記憶されている誕生日と、時刻取得手段300によって取得された日付とを比較することで判断する。また、単に、時刻のみを条件としてもよい。この条件が成立したか否かは、条件として設定されている事前注意喚起時刻と、時刻取得手段300から供給される現在時刻とを比較して、現在時刻が事前注意喚起時刻となったか、または既に経過しているかを判断することによって行う。ただし、運転者が乗車しているときにメッセージを出力する必要があるので、それを判断するために、イグニッションスイッチ202がオン状態となっていることも成立条件とする。
なお、危険走行判断手段306における判断結果を条件とするものとしては、たとえば、その危険走行判断手段306において危険な走行状態であると判断される場合には、その走行状態の態様に関係なく常に出力時点とするという条件でもよい。また、スピードの出しすぎなど、危険な走行状態の一部の態様の場合にのみ出力時点と決定するという条件でもよい。
メッセージ決定手段308は、出力時点決定手段302において注意喚起メッセージの出力時点であると決定された場合に、スピーカ113から出力させる注意喚起メッセージを決定するものである。このメッセージ決定手段308には、出力時点決定手段302を介して危険走行判断手段306における判断結果等が供給されるようになっており、メッセージ決定手段308は、メモリ109に記憶されている複数の注意喚起メッセージの中から、危険走行判断手段306における判断結果等に基づいて、スピーカ113から出力させる一つの注意喚起メッセージを決定する。
メモリ109に記憶されている注意喚起メッセージには、出力時点決定条件に含まれている事前注意喚起条件に対応する事前注意喚起メッセージが含まれている。また、危険走行判断手段306における判断結果を条件とする出力時点決定条件に対応する種々の注意喚起メッセージも含まれている。前者の注意喚起メッセージは、たとえば、「今日の安全運転に注意してね。」などであり、後者の注意喚起メッセージは、たとえば、「スピードの出しすぎです。速度を落としてください。」などであるが、後述するように、これらの注意喚起メッセージは、運転者或いはその家族などのユーザが入力できるようにもなっている。
音声選択手段310は、メモリ109に記憶されている複数の注意喚起音声から、メッセージ決定手段308で決定された注意喚起メッセージを内容とする注意喚起音声を選択する。メモリ109に記憶されている複数の注意喚起音声としては、たとえば、著名人の音声(アイドル、俳優など)など、経路案内音声とは異なる複数の音声が初期時点から設定されているが、ユーザが入力することにより、自分の家族(子供、親、配偶者など)の音声を追加できるなど、好みの音声を追加することもできる。また、経路案内音声と同一人の声であるがトーンが違う音声も注意喚起音声とすることができる。また、注意喚起メッセージによっては、複数の注意喚起音声で記憶されているものもあり、且つ、それらは互いに注意喚起効果に関して順位付けられている。
なお、1つの注意喚起メッセージを内容とする注意喚起音声が複数ある場合には、どれを選択するかは、操作スイッチ107から、或いは、その他のユーザによって操作される入力手段から入力によって設定できるようになっている。上記入力手段には、無線通信装置111を介して接続された外部の装置、たとえば、家庭に設置されているパーソナルコンピュータも含まれる。また、この設定に際しては、ユーザ識別情報として、パスワードを設定しなければならないようになっている。この設定されたパスワードは、選択された注意喚起音声と関連付けられてメモリ109に記憶される。
また、音声選択手段310は、ユーザからの操作によって注意喚起音声が選択されているかどうかに関係なく、定期的に、またはランダムに選択されている注意喚起音声を変更する。このようにすることにより、注意喚起音声に対して慣れが生じてしまうことが抑制できるので、高い注意喚起効果を持続させることができる。
注意喚起メッセージ出力手段312は、出力時点決定手段302において出力時点であると決定された場合に、メッセージ決定手段308で決定された注意喚起メッセージを、音声選択手段310で選択されている注意喚起音声でスピーカ113から出力させる。
また、注意喚起メッセージ出力手段312は、危険走行判断手段306において継続的に同じ危険な走行状態であると判断されている場合には、メッセージ決定手段308において決定された注意喚起メッセージを内容とする複数の注意喚起音声から、注意喚起効果が順に高くなるように注意喚起音声を順次選択して、その選択した注意喚起音声で上記注意喚起メッセージを複数回出力させる。例として、予めユーザにより、車両所有者の子供の声、その所有者の母親の声、その所有者の父親の声によって所定の注意喚起メッセージが記憶されている場合を例にして説明する。この場合、最初は、子供の声、次に母親の声、その次に父親の声で上記注意喚起メッセージを出力させる。
また、注意喚起メッセージ出力手段312は、危険走行判断手段306において判断されている危険度が、所定の基準危険度を超えている場合には、メッセージ決定手段308において決定された注意喚起メッセージを内容とする複数の注意喚起音声でその注意喚起メッセージを、同時期に出力する。ここで、同時期とは、全く同時でもよいが、比較的短時間のうちに連続して出力することも含む意味である。
出力時点設定手段314は、メモリ109に記憶され、出力時点決定手段302において用いる出力時点決定条件を、操作スイッチ群107からの入力信号に基づいて注意喚起メッセージ毎に設定する。この出力時点設定手段314によって、たとえば、制限速度よりも20km/h以上速くなったことを出力時点の条件としている場合を例にすると、それを制限速度よりも10km/h以上速くなったことという条件に再設定したり、或いは、速度に関しては全く注意喚起メッセージを出力しないという条件に再設定することもできる。なお、出力時点設定手段314において、出力時点決定条件を設定する場合、ユーザ識別情報として、パスワードを設定しなければならないようになっている。この設定されたパスワードは、出力時点決定条件に関連付けられてメモリ109に記憶される。
設定許可判断手段316は、出力時点設定手段314において出力時点決定条件の再設定を許可するか否かを判断する。この判断は、出力時点決定条件に関連付けられてメモリ109に記憶されているパスワードが操作スイッチ群107から入力されたか否かに基づいて行い、パスワードが異なる場合には、出力時点決定条件の再設定を許可しないと決定して、そのことを示す所定のメッセージをディスプレイ110またはスピーカ113から出力させる。
選択許可判断手段318は、音声選択手段310において注意喚起音声の選択を許可するか否かを判断する。この判断は、注意喚起音声に関連付けられてメモリ109に記憶されているパスワードが操作スイッチ群107から入力されたか否かに基づいて行い、パスワードが異なる場合には再設定を許可しないと決定して、そのことを示す所定のメッセージをディスプレイ110またはスピーカ113から出力させる。
メモリ制御手段320は、所定の注意喚起メッセージを内容とする注意喚起音声が記憶された記憶媒体から、読取装置106によって読み取られたその注意喚起音声を、音声記憶装置であるメモリ109の所定の記憶領域に記憶させる。このメモリ制御手段320が記憶装置制御手段に相当する。また、メモリ制御手段320は、無線通信装置111を介して外部のサーバなどから取得できる注意喚起音声や、携帯電話インターフェース119を介して接続される図示しない携帯電話内のメモリから取得できる注意喚起音声も、メモリ109の所定の記憶領域に記憶させる。
図3は、図1の車載ナビゲーション装置100の種々の設定を、外部から行う設定システムの構成を示す概略図である。このシステムは、車載ナビゲーション装置100、サーバ400、およびパーソナルコンピュータ410が、公衆通信回線網420によって相互に接続されたものである。なお、パーソナルコンピュータ410は、図では1台のみであるが、複数台が接続されてもよい。また、図に示すパーソナルコンピュータ410には、マイク412が接続されている。ユーザは、このマイク412から、注意喚起音声となる自分の音声で注意喚起メッセージをパーソナルコンピュータ410に入力する。
上記サーバ400には、種々の注意喚起メッセージを内容とする多数の注意喚起音声のデータベースが記憶されている。このデータベースには、パーソナルコンピュータ410からデータを追加できるようになっている。
図4は、車載ナビゲーション装置100において、ナビゲーション音声の変更/登録を行う際にディスプレイ110に表示される表示画面を例示する図である。図4(a)に示す画面が最初の画面であり、「ナビゲーション音声 変更/登録」メニューの下位メニューとして、「案内音声 変更/登録」メニュー、「注意喚起音声 変更/登録」メニュー、「メッセージ音声 変更/登録」メニューが表示されている。また、図4(a)の状態では、「注意喚起音声 変更/登録」メニューが選択されている。この状態で所定の決定キーが操作されると、図4(b)に示す画面に移る。
図4(b)に示す画面には、「注意喚起音声 変更/登録」メニューの下位メニューとして、「デフォルトから選択」、「サーバDB(データベース)から選択」、「受信ファイルから選択」、および「メディアから選択」の4つのメニューが表示されている。「デフォルトから選択」メニューを選択すると、注意喚起音声を予め設定されている候補から選択することができる。「サーバDBから選択」メニューを選択すると、サーバ400に接続されて、そのサーバ400内のデータベースから注意喚起音声を選択することができる。「受信ファイルから選択」メニューを選択すると、パーソナルコンピュータ410などからこの車載ナビゲーション装置100の固有のアドレスに送信され、無線通信装置111によって受信された注意喚起音声の候補から1つまたは複数の注意喚起音声を選択することができる。「メディアから選択」メニューを選択すると、読取装置106に装着される記憶媒体内、または、携帯型電話機インターフェース119に接続される携帯型電話機に内蔵されている記憶媒体内に記憶されている注意喚起音声を選択できる。
図4(c)は、「サーバDBから選択」が選択された状態で決定キーが操作された後の表示画面例である。図4(c)に示すように、パスワード入力画面が表示される。なお、図4(b)の他のメニューを選択した場合にも、同様にパスワード入力画面が表示される。
初回のパスワード入力画面では、パスワードを設定することになる。また、2回目以降のパスワード入力画面では、初回の入力画面で設定したパスワードを入力する必要がある。パスワードが初回の入力画面で入力したものと異なる場合には、注意喚起音声の変更/登録が許可されない。このようにすることにより、注意喚起音声を設定した者とは異なる者がそれを変更してしまうことが防止される。
初回の入力画面で任意のパスワードを入力した場合、または、2回目以降の入力画面で適切なパスワードを入力した場合には、図示していないが、注意喚起音声の候補が注意喚起メッセージに関連付けられて表示された画面となる。
図5は、パーソナルコンピュータ410からナビ音声・タイミングの設定・登録を行う場合に、そのパーソナルコンピュータ410の画面に表示される表示例である。なお、パーソナルコンピュータ410からは、ナビ音声・タイミングの設定・登録以外にも、車載ナビゲーション装置100に対して、その車載ナビゲーション装置100で行うことができる種々の設定・登録が可能となっている。たとえば、パーソナルコンピュータ410から車載ナビゲーション装置100に対して、前述の出力時点設定手段314、音声選択手段310と同様の機能を実行することができる。
それらの設定・登録のためのプログラムは、パーソナルコンピュータ410に記憶されていてもよいが、サーバ400に記憶されていてもよい。サーバ400に記憶されている場合には、パーソナルコンピュータ410をサーバ400に接続した状態で、種々の設定・登録を行う。
図5(a)には、「ナビ音声・タイミング 設定・登録」の下位メニューとして、「ナビ音声 変更/登録」メニューおよび「音声出力タイミング設定」メニューが表示されている。また、「ナビ音声 変更/登録」メニューが選択状態となっている。この状態で決定キーが操作されると、図5(b)の画面へ移る。なお、「音声出力タイミング設定」メニューが選択・決定された場合には、注意喚起メッセージなどの音声を出力させる出力時点を設定できる画面へと進む。
図5(b)には、「ナビ音声 変更/登録」メニューの下位メニューとして、「案内音声 変更/登録」メニュー、「注意喚起音声 変更/登録」メニュー、および、「メッセージ音声 変更/登録」メニューが表示されている。また、「注意喚起音声 変更/登録」メニューが選択状態にある。この状態で決定キーが操作されると、図5(c)の画面へ移る。
図5(c)の画面には、「注意喚起音声 変更/登録」メニューの下位メニューとして、「デフォルトから選択」、「音声録音」、「ファイルから選択」、および「ネットからダウンロード」の各メニューが表示されている。「デフォルトから選択」メニューを選択すると、注意喚起音声を最初から記憶されている候補から選択することができる。「音声録音」メニューを選択すると、注意喚起音声を新たに録音することができる。「ファイルから選択」メニューを選択すると、録音したり、ネットからダウンロードしたりして追加した注意喚起音声の候補から、1つまたは複数の注意喚起音声を選択することができる。「ネットからダウンロード」メニューを選択すると、サーバ400またはインターネットを介して接続されている他のコンピュータから、注意喚起音声をパーソナルコンピュータ410にダウンロードすることができる。
図5(c)の状態は、「音声録音」メニューが選択されている状態にあり、この状態で決定キーが操作されると、図6(a)の画面へ移る。図6(a)の画面には、種々の注意喚起メッセージが出力される状態のリストが表示されている。また、「スピードの出し過ぎ」が選択状態にある。この状態で決定キーが操作されると、スピードを出し過ぎたときに出力される注意喚起メッセージを録音を開始するための図6(b)に示す画面が表示される。
図6(b)に示す画面には、「録音」、「サーバDBへ登録」、「ナビへ強制登録」などのメニューが表示されている。「録音」メニューを選択した状態で、録音を開始/終了するための所定のキーを操作すると、録音が開始されるので、ユーザはマイク412に自分の声(すなわち注意喚起音声)で適切と思われるメッセージを入力する。このメッセージとしては、たとえば、「危ないからスピードを落として」などが考えられる。入力が終了したら、再度、上記キーを操作して録音を終了させる。録音されたデータは、パーソナルコンピュータ410内の記憶装置に記憶される。
録音した後、「サーバDBへ登録」メニューを実行すると、録音した音声がサーバ400内のデータベースに登録される。また、「ナビへ強制登録」メニューを実行すると、強制登録先として設定されている所定の車載ナビゲーション装置100内のメモリ109へ強制的に登録するための処理が開始される。この処理は、録音した音声データをサーバ400に送信して、その後、車載ナビゲーション装置100がサーバ400と通信可能状態となったときにサーバ400から車載ナビゲーション装置100へ上記音声データを送信する処理である。
以上、説明した本実施形態によれば、注意喚起メッセージを、ナビゲーション装置100から通常出力される音声である経路案内音声とは異なる注意喚起音声で出力させるので、通常とは異なる音声が出力されることで、運転者がその音声に注意し易くなる。従って、運転者に対して十分に安全運転への注意を喚起することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
たとえば、交通事故が多発する場所として予め設定されている地点に差し掛かることが、車両の現在位置および設定された案内経路から判断された場合にも、出力時点決定手段302において出力時点と決定するようにしてもよい。
また、ユーザ識別情報として、パスワード以外に、指紋などの生体固有の情報を用いてもよい。
本発明が適用された車載ナビゲーション装置100の構成を示すブロック図である。 図1の制御装置108が備えている手段を示すブロック図である。 図1の車載ナビゲーション装置100の種々の設定を、外部から行う設定システムの構成を示す概略図である。 車載ナビゲーション装置100において、ナビゲーション音声の変更/登録を行う際にディスプレイ110に表示される表示画面を例示する図である。 パーソナルコンピュータ410からナビ音声・タイミングの設定・登録を行う場合に、そのパーソナルコンピュータ410の画面に表示される表示例である。 図5に続いてパーソナルコンピュータ410の画面に表示される表示例である。
符号の説明
100:車載ナビゲーション装置
106:読取装置
109:メモリ(音声記憶装置)
111:無線通信装置
202:IGスイッチ
204:走行情報センサ
302:出力時点決定手段
304:走行情報取得手段
306:危険走行判断手段
308:メッセージ決定手段
310:音声選択手段
312:注意喚起メッセージ出力手段
314:出力時点設定手段
316:設定許可判断手段
318:選択許可判断手段
320:メモリ制御手段(記憶装置制御手段)

Claims (12)

  1. 車両の所定の車両情報に基づいて、前記車両を運転する運転者に対して安全運転への注意を喚起させるための所定の注意喚起メッセージを出力する出力時点を決定する出力時点決定手段と、
    その出力時点決定手段によって前記注意喚起メッセージの出力時点であると決定されたことに基づいて、経路案内音声とは異なる注意喚起音声で前記注意喚起メッセージを出力させる注意喚起メッセージ出力手段と
    を含むことを特徴とする車載ナビゲーション装置。
  2. 前記車両情報として、走行中の前記車両に関する走行情報を取得する走行情報取得手段と、
    その走行情報取得手段によって取得された走行情報に基づいて、車両が危険な走行状態か否かを判断する危険走行判断手段と、
    前記危険走行状態判断手段によって危険な走行状態であると判断されたときの前記走行情報に基づいて、予め記憶された複数の注意喚起メッセージから一つの注意喚起メッセージを決定するメッセージ決定手段とを備え、
    前記注意喚起メッセージ出力手段は、その危険走行判断手段によって危険な走行状態と判断されたことに基づいて、前記メッセージ決定手段で決定された注意喚起メッセージを前記注意喚起音声で出力させるものであることを特徴とする請求項1に記載の車載ナビゲーション装置。
  3. 前記出力時点決定手段は、予め設定された時刻となったこと、および、前記車両情報としてのイグニッションキーの状態がオン状態であることに基づいて、所定の事前注意喚起メッセージを出力する事前喚起出力時点であると決定するものであり、
    前記注意喚起メッセージ出力手段は、前記出力時点決定手段によって事前喚起出力時点であると決定された場合に、前記注意喚起音声で前記所定の事前注意喚起メッセージを出力させるものであることを特徴とする請求項1または2に記載の車載ナビゲーション装置。
  4. 所定の注意喚起メッセージが複数の注意喚起音声で記憶され、且つ、それらが注意喚起効果に関して順位付けされている音声記憶装置を備え、
    前記注意喚起メッセージ出力手段は、前記危険走行判断手段によって継続的に危険な走行状態であると判断されている場合には、前記音声記憶装置に記憶されている複数の注意喚起音声から注意喚起効果が順に高くなるように複数の注意喚起音声を順次用いて前記注意喚起メッセージを複数回出力するようになっていることを特徴とする請求項2に記載の車載ナビゲーション装置。
  5. 所定の注意喚起メッセージが複数の注意喚起音声で記憶されている音声記憶装置を備え、
    前記危険走行判断手段は、車両が危険な走行状態であると判断した場合に、さらに、その走行状態の危険度を決定するものであり、
    前記注意喚起メッセージ出力手段は、前記危険走行判断手段によって判断された危険度が所定の基準危険度を越えている場合には、前記音声記憶装置に記憶されている複数の注意喚起音声で前記所定の注意喚起メッセージを同時期に出力するものであることを特徴とする請求項2に記載の車載ナビゲーション装置。
  6. 前記所定の注意喚起メッセージが複数の注意喚起音声で記憶されている音声記憶装置を備え、
    前記注意喚起メッセージ出力手段は、前記音声記憶装置に記憶されている複数の意喚起音声から、前記所定の注意喚起メッセージを出力させる注意喚起音声を逐次変更して用いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の車載ナビゲーション装置。
  7. ユーザの操作に基づいて、前記出力時点を決定するための車両情報の条件を注意喚起メッセージ毎に設定する出力時点設定手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の車載ナビゲーション装置。
  8. ユーザから得られるユーザ識別情報と予め記憶しているユーザ識別情報とが一致するかどうかに基づいて、前記出力時点設定手段において前記出力時点を決定するための車両情報の条件設定を許可するか否かを決定する設定許可判断手段をさらに備えていることを特徴とする請求項7に記載の車載ナビゲーション装置。
  9. ユーザの操作に基づいて、前記音声記憶装置に記憶されている複数の注意喚起音声から、前記注意喚起メッセージ出力手段で用いる注意喚起音声を選択する音声選択手段をさらに備えていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の車載ナビゲーション装置。
  10. ユーザから得られるユーザ識別情報と予め記憶しているユーザ識別情報とが一致するかどうかに基づいて、前記音声選択手段において前記注意喚起音声の選択を許可するか否かを決定する選択許可判断手段をさらに備えていることを特徴とする請求項9に記載の車載ナビゲーション装置。
  11. 前記所定の注意喚起メッセージを内容とする注意喚起音声が記憶された記憶媒体から、その注意喚起音声を読み取る読取装置と、
    その読取装置によって読み取られた注意喚起音声を前記音声記憶装置に記憶させる記憶装置制御手段とをさらに備えていることを特徴とする請求項4乃至6、9、10のいずれかに記載の車載ナビゲーション装置。
  12. 公衆通信回線網に接続可能な無線通信装置と、
    前記所定の注意喚起メッセージを内容とする注意喚起音声を記憶しているサーバから、前記無線通信装置を介して前記注意喚起音声を取得して、前記音声記憶装置に記憶させる記憶装置制御手段とをさらに備えていることを特徴とする請求項4乃至6、9乃至11のいずれかに記載の車載ナビゲーション装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016066199A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 矢崎エナジーシステム株式会社 警報装置
JP2018025870A (ja) * 2016-08-08 2018-02-15 株式会社デンソー 運転支援装置
CN114812591A (zh) * 2022-03-14 2022-07-29 高德软件有限公司 语音导航方法、电子设备及计算机程序产品

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