JP2007268655A - ドリルチャック及び電動ドリル - Google Patents

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Noriyuki Touge
則幸 垰
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Chugoku Electric Power Co Inc
Chuden Plant Co Ltd
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Abstract

【課題】面取刃の付け替え等のわずらわしい作業を行うことなく孔あけ後のバリ取りを可能にする。
【解決手段】ドリル7で穿孔された孔36の端面37を切削する面取刃31をチャック爪6の先端爪部11に形成し、面取刃31で孔あけ後のバリを除去し、異種のドリルを用いる場合であっても、面取刃の付け替え等のわずらわしい作業を行うことなく孔あけ後のバリ取りを可能にする。
【選択図】図5

Description

本発明は、ドリルチャック及びドリルチャックを備えた電動ドリルに関する。
鉄板等に電動ドリルを用いて孔あけを行った場合、孔の周辺にはバリが生じるため、孔あけ作業に際しては発生したバリを除去する必要がある。従来から、バリを除去する方法として、径の大きなドリルを用いたり、ドリルのシャンク部に面取り刃を設けること(例えば、特許文献1、特許文献2参照)が知られている。径の大きなドリルを用いたり、ドリルのシャンク部に面取り刃を設けることで、孔の全周にわたり均一にバリを除去することができる。
径の大きなドリルを用いる際には、孔あけ時及びバリ取り時にドリルを交換する必要があり、電動ドリルによる孔あけ作業がわずらわしいものになっていた。これに対し、ドリルのシャンク部に面取り刃を設けることで、ドリルを交換することなく孔あけとばり取りを一つの工程で実施することが可能となる。
しかし、ドリルのシャンク部に面取り刃を設けた場合、同じ孔を多数あける作業では効率が向上し有利となるが、ドリルを交換した場合には面取り刃を付け替える必要があり、電動ドリルを用いて異種の孔径の孔あけを行うには作業効率が悪くなってしまう。ドリル毎に面取り刃を設けることで異種の孔あけを行う場合の作業効率の低下を抑制することができるが、面取り刃を多数準備する必要があり、コストが嵩むと共にメンテナンスの手間が増加してしまう。
特開平5−4108号公報 実開平7−3915号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、面取り機能を有するドリルチャックを提供し、もって、異種のドリルを用いる場合であってもわずらわしい作業を行うことなく孔あけ後のバリ取りを可能にすることを目的とする。
また、本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、面取り機能を有するドリルチャックを備えた電動ドリルを提供し、もって、異種のドリルを用いる場合であってもわずらわしい作業を行うことなく孔あけ後のバリ取りを可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するための第1の態様に係る本発明のドリルチャックは、複数のチャック爪の先端爪部が開閉自在に備えられ、チャック爪の先端爪部が閉じられた時にドリルが保持固定されるドリルチャックにおいて、ドリルで穿孔された孔の端面を切削する面取刃をチャック爪の先端爪部に形成したことを特徴とする。
かかる第1の態様では、チャック爪の先端爪部に形成された面取刃で孔あけ後のバリを除去することができるので、異種のドリルを用いる場合であっても、面取刃の付け替え等のわずらわしい作業を行うことなく孔あけ後のバリ取りが可能になる。
上記目的を達成するための第2の態様に係る本発明のドリルチャックは、複数のチャック爪の先端爪部が開閉自在に備えられ、チャック爪の先端爪部が閉じられた時にドリルが保持固定されるドリルチャックにおいて、ドリルで穿孔された孔の端面を切削する面取刃をチャック爪の先端爪部に取り付けたことを特徴とする。
かかる第2の態様では、チャック爪の先端爪部に取り付けられた面取刃で孔あけ後のバリを除去することができるので、異種のドリルを用いる場合であっても、面取刃の付け替え等のわずらわしい作業を行うことなく孔あけ後のバリ取りが可能になる。
本発明の第3の態様に係る本発明のドリルチャックは、第1または第2の態様に記載のドリルチャックにおいて、円錐部の円錐面にすり割り状のチャック爪が摺動自在に備えられ、チャック爪が摺動することによりチャック爪の先端爪部が開閉自在とされ、チャック爪の後端部位にはねじ部が形成され、ねじ部に螺合する回転ねじ部を備え、回転ねじ部を回転させることによりチャック爪を円錐部に対して摺動させて先端爪部を開閉させることを特徴とする。
かかる第3の態様では、回転ねじ部を回転させてチャック爪を円錐面に沿って移動させることで先端爪部を開閉するドリルチャックに面取刃を備えることができる。
本発明の第4の態様に係る本発明のドリルチャックは、第1〜3のいずれかの態様に記載のドリルチャックにおいて、チャック爪は交換自在に備えられていることを特徴とする。
かかる第4の態様では、チャック爪を交換することにより、チャック爪に備えられた面取刃の刃付け等のメンテナンスをチャック爪毎に行うことができる。
上記目的を達成するための第5の態様に係る本発明の電気ドリルは、第1〜4のいずれかの態様に記載のドリルチャックが電動工具の回転部に設けられたことを特徴とする電動ドリル。
かかる第5の態様では、異種のドリルを用いる場合であっても、面取刃の付け替え等のわずらわしい作業を行うことなく孔あけ後のバリ取りを行うことができる電動ドリルとなる。
図1には本発明の一実施形態例に係るドリルチャックを備えた電動ドリルの外観、図2には本発明の一実施形態例に係るドリルチャックの外観、図3にはドリルチャックの一部破断状況、図4には図3中のIV−IV線矢視、図5には孔あけを行っている状態を示してある。
図1に示すように、電動ドリル1はグリップ2のスイッチ3を操作することで、回転部4が駆動回転する。回転部4にはドリルチャック5が装着され、ドリルチャック5のチャック爪6にドリル7が固定される。スイッチ3を操作することにより回転部4が駆動回転し、ドリルチャック5に固定されたドリル7が回転して孔あけが行われる。
図2、図3に示すように、ドリルチャック5は、複数のチャック爪6の先端爪部11が開閉自在に備えられ、先端爪部11が閉じられた時にドリル7(図1参照)が保持固定されるようになっている。
ドリルチャック5は回転部4に嵌合固定される固定部21を備え、固定部21には回転部4に嵌合する嵌合孔22が設けられている。固定部21は円錐部とされ、固定部21の円錐面にすり割り状のチャック爪6が摺動自在に配されている。チャック爪6が円錐面を摺動することにより、先端爪部11が開閉状態にされる。
チャック爪6の後端部位にはねじ部である雄ねじ部23が形成され、固定部21の外方には回転体24が備えられている。回転体24の内周には回転ねじ部としての雌ねじ部25が設けられ、雌ねじ部25は雄ねじ部23に螺合している。つまり、回転体24を回転させることにより、雌ねじ部25及び雄ねじ部23を介してチャック爪6が固定部21の円錐面を摺動する。
チャック爪6の外方には固定部21と一体状態の本体26が配され、本体26にはハンドル穴27が形成されている。回転体24の端面には回転歯28が形成され、ハンドル15をハンドル穴27に挿入して回転させることにより、ハンドル15に備えられた歯車16及び回転歯28を介して回転体24を回転させることができる。即ち、チャック爪6を摺動させて先端爪部11を開閉することができる。ハンドル15を用いて先端爪部11を開閉することにより、ドリル7(図1参照)の取り付け、取り外しを行う。
尚、本体26を外す等により、チャック爪6を交換することが可能になっている。
一方、チャック爪6の先端爪部11には、面取刃31が形成され、ドリル7(図1参照)で穿孔された孔の端面が面取刃31で切削される。面取刃31はチャック爪6の先端爪部11に直接形成されているが、チャック爪6の先端に別体で取り付けることも可能である。面取刃を別体とすることで、既存の、しかも、交換ができないタイプのチャック爪を用いることができる。
図5に基づいて、上述したドリルチャック5を備えた電動ドリル1による孔あけの状況を説明する。
電動ドリル1に装着されたドリルチャック5にドリル7を固定し、鉄板35に孔36を形成する。孔36があけられてドリル7が貫通すると、ドリルチャック5のチャック爪6に形成された面取刃31が孔36の端面37を切削し、孔36の面取りが行われる。これにより、孔36をあけた際にかえりが生じてバリが発生することがない。異なる径の孔をあける場合、ドリルを交換して同様に孔36を形成し、ドリルチャック5のチャック爪6に形成された面取刃31により孔の端面37を切削する。
従って、チャック爪6の先端爪部11に形成された面取刃31で孔あけ後のバリを除去することができるので、ドリルを交換して異種のドリルを用いる場合であっても、面取刃31の付け替え等のわずらわしい作業を行うことなく孔あけ後のバリ取りが可能になる。
上述したドリルチャック5を備えた電動ドリル1を用いることにより、ドリルを交換して異種のドリルを用いる場合であっても、面取刃の付け替え等のわずらわしい作業を行うことなく孔あけ後のバリ取りを除去することが可能になり、低コストでメンテナンスの手間をかけずに孔あけとばり取りを一つの工程で実施することが可能になる。
本発明は、ドリルチャック及びドリルチャックを備えた電動ドリルの産業分野で利用することができる。
一実施形態例に係るドリルチャックを備えた電動ドリルの外観図である。 一実施形態例に係るドリルチャックの外観図である。 ドリルチャックの一部破断側面図である。 図3中のIV−IV線矢視図である。 孔あけを行っている状態の説明図である。
符号の説明
1 電動ドリル
2 グリップ
3 スイッチ
4 回転部
5 ドリルチャック
6 チャック爪
7 ドリル
11 先端爪部
15 ハンドル
16 歯車
21 固定部
22 嵌合孔
23 雄ねじ部
24 回転部
25 雌ねじ部
26 本体
27 ハンドル穴
28 回転歯
31 面取刃
35 鉄板
36 孔
37 端部

Claims (5)

  1. 複数のチャック爪の先端爪部が開閉自在に備えられ、チャック爪の先端爪部が閉じられた時にドリルが保持固定されるドリルチャックにおいて、ドリルで穿孔された孔の端面を切削する面取刃をチャック爪の先端爪部に形成したことを特徴とするドリルチャック。
  2. 複数のチャック爪の先端爪部が開閉自在に備えられ、チャック爪の先端爪部が閉じられた時にドリルが保持固定されるドリルチャックにおいて、ドリルで穿孔された孔の端面を切削する面取刃をチャック爪の先端爪部に取り付けたことを特徴とするドリルチャック。
  3. 請求項1または請求項2に記載のドリルチャックにおいて、
    円錐部の円錐面にすり割り状のチャック爪が摺動自在に備えられ、チャック爪が摺動することによりチャック爪の先端爪部が開閉自在とされ、チャック爪の後端部位にはねじ部が形成され、ねじ部に螺合する回転ねじ部を備え、回転ねじ部を回転させることによりチャック爪を円錐部に対して摺動させて先端爪部を開閉させる
    ことを特徴とするドリルチャック。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のドリルチャックにおいて、
    チャック爪は交換自在に備えられている
    ことを特徴とするドリルチャック。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のドリルチャックが電動工具の回転部に設けられたことを特徴とする電動ドリル。
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