JP2007267166A - 光通信システム、光コネクタおよび光接続方法 - Google Patents

光通信システム、光コネクタおよび光接続方法 Download PDF

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淳一 樋口
Yoichi Tobitaka
洋一 飛鷹
Shigeyuki Yanagimachi
成行 柳町
Takashi Yoshikawa
隆士 吉川
Yoichi Hashimoto
陽一 橋本
Ryosuke Kuribayashi
亮介 栗林
Junichi Sasaki
純一 佐々木
Kazuhiko Kurata
和彦 蔵田
Atsushi Iwata
淳 岩田
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Abstract

【課題】異常が発生した場合に嵌合状態の異常であるか、送受信装置部の異常であるかを容易に判断することを可能とする。
【解決手段】光送信又は光受信の少なくとも一方を行う光通信機1−2と、光通信機と光接続される光コネクタ1−1と、光通信機に設けられた複数の第嵌合穴4−1−2と、光コネクタに設けられ、複数の嵌合ピンと嵌合する複数の嵌合ピン4−1−1と、複数の嵌合ピンと前記複数の嵌合穴との嵌合状態をそれぞれ検出する複数の検出器と、複数の検出器からの検出結果に基づいて光通信機と光コネクタとが平行に光接続されているか否かを検出する検出回路と、を備える。
【選択図】図11

Description

本発明は、システム装置間の接続における、主信号となる光信号を用いずに光コネクタの接続状態を表示し、容易に確認することのできる、光通信システム、光コネクタおよび光接続方法に関する。
通信の超高速、大容量化が進み、これまで電気接続で行われてきた比較的近距離の通信にも光通信が用いられるようになってきた。従来、光通信装置はハイエンド向けの装置として取り扱われ、特殊な技能を持つシステムインテグレータなどが操作をしていた。しかし、比較的近距離で光通信が用いられる様になった場合、通常ユーザーが操作をする機会が増加する。そこで、接続の正常性を容易に確認できることが重要となる。
接続状態を表示し容易に確認することのできるコネクタの従来技術として特許文献1に開示されている。この特許文献1に開示されたコネクタでは、光電気信号変換装置から送信される主信号光をコネクタ内で分光器を用いて一部取り出し、その光を表示として用いる。また、特許文献2および特許文献3では送信側から受信側に識別信号を送信し、誤った接続先に接続されているかどうかを検出し、表示する発明が開示されている。
さらに、コネクタの接続状態を表示する従来技術として、特許文献4では、複数のコネクタを接続する際に、接続された個数を検出し表示する発明や、コネクタの誤接続を防止するために2本の検出用ピンを用いて電圧を測定し、誤接続していないかを検出し、表示する発明が開示されている。
特開2003-195100号公報 特開平06-068935号公報 特開平06-300808号公報 特開2002-374545号公報 特開平06-333640号公報
しかしながら主信号を用いて接続の正常性を表示し確認する方法では、異常が発生した場合に嵌合状態の異常であるか、送受信装置部の異常であるかを容易に判断することは困難である。
また、送受信機の各チャネルが1次元又は2次元アレイ形状に並んでおり、多芯ケーブルコネクタと接続する場合には、コネクタが送受信機に対し平行に取り付けられることが求められ、1次元アレイ形状に配置された送受信機と多芯ケーブルコネクタとの嵌合状態を判断することが求められる。
特に、1次元又は2次元状にアレイ形状に並んだ光コネクタを用いた場合には、電気コネクタを接続させた場合と比べて、精度よく平行に取り付けることが求められる。
[発明の目的]
本発明の目的は、光送信又は/及び光受信を行う光通信機それと接続する光コネクタが、平行に接続したかどうかの接続状態を接続状態のみで判断でき、その状態を視覚的に確認できる光コネクタおよび光通信システムを提供することにある。
本発明の光通信システムは、光送信又は光受信の少なくとも一方を行う光通信機と、
前記光通信機と光接続される光コネクタと、
前記光通信機と前記光コネクタとの間の距離を検出するための複数の検出器と、
前記複数の検出器からの検出結果に基づいて前記光通信機と前記光コネクタとが平行に光接続されているか否かを検出する検出回路と、
を備えたものである。
本発明の光通信システムは、光送信又は光受信の少なくとも一方を行う光通信機と、
前記光通信機と光接続される光コネクタと、
前記光通信機に設けられた複数の第1嵌合ピン又は複数の第1嵌合穴と、
前記光コネクタに設けられ、前記複数の第1嵌合ピン又は複数の第1嵌合穴と嵌合する複数の第2嵌合穴又は複数の第2嵌合ピンと、
前記複数の第1嵌合ピンと前記複数の第2嵌合穴との嵌合状態、又は前記複数の第1嵌合穴と前記複数の第2嵌合ピンとの嵌合状態をそれぞれ検出する複数の検出器と、
前記複数の検出器からの検出結果に基づいて前記光通信機と前記光コネクタとが平行に光接続されているか否かを検出する検出回路と、
を備えたものである。
本発明の光コネクタは、光送信又は光受信の少なくとも一方を行う光通信機と光接続される光コネクタであって、
前記光通信機との間の距離を検出するための複数の検出器と、
前記複数の検出器からの検出結果に基づいて前記光通信機と平行に光接続されているか否かを検出する検出回路と、
を備えたものである。
本発明の光コネクタは、光送信又は光受信の少なくとも一方を行う光通信機と光接続される光コネクタであって、
前記光通信機に設けられた複数の嵌合ピンを嵌合する複数の嵌合穴と、
前記複数の嵌合ピンと前記複数の嵌合穴との嵌合状態をそれぞれ検出する複数の検出器と、
前記複数の検出器からの検出結果に基づいて前記光通信機と前記光コネクタとが平行に光接続されているか否かを検出する検出回路と、
を備えたものである。
本発明の光接続方法は、光送信又は光受信の少なくとも一方を行う光通信機と、光コネクタとを光接続する光接続方法において、
前記光通信機又は前記光コネクタの一方に設けられた複数の検出器により、前記光通信機と前記光コネクタとの間の距離を検出し、
前記複数の検出器からの検出結果に基づいて前記光通信機と前記光コネクタとが平行に光接続されているか否かを検出した後に、表示部により前記光通信機と前記光コネクタとの光接続状態を表示するものである。
本発明の光接続方法は、光送信又は光受信の少なくとも一方を行い、複数の第1嵌合ピン又は複数の第1嵌合穴を有する光通信機と、前記複数の第1嵌合ピン又は複数の第1嵌合穴と嵌合する複数の第2嵌合穴又は複数の第2嵌合ピンを有する光コネクタとを光接続する光接続方法において、
複数の検出器により前記複数の第1嵌合ピンと前記複数の第2嵌合穴との嵌合状態、又は前記複数の第1嵌合穴と前記複数の第2嵌合ピンとの嵌合状態をそれぞれ検出し、
前記複数の検出器からの検出結果に基づいて前記光通信機と前記光コネクタとが平行に光接続されているか否かを検出した後に、表示部により前記光通信機と前記光コネクタとの光接続状態を表示するものである。
本発明は上記の構成を採用することで、主信号となる光信号を用いずに光コネクタと光通信機の接続状態を複数の検出器で検出し、光コネクタと光通信機とが平行に接続されているか否かを検出するものである。
また本発明は、光コネクタと光通信機の嵌合状態を複数の検出器で検出し、光コネクタと光通信機とが平行に接続されているか否かを検出するものである。
本発明において、「光通信機」とは、光送受信機、光送信機、又は光受信機のいずれかを意味する。
本発明によれば、主信号となる光信号を用いず、光通信機と光コネクタとが、平行に取り付けられ正常に接続されたかどうかを検出することができる。
次に、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[1] 第1の実施の形態
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態は、主信号を送受する主信号通信部1と状態を検出する状態検出部2と検出した状態を表示する状態表示部3とを含んでいる。主信号通信部1と状態検出部2は接続されており、状態検出部2と状態表示部3は接続されている。
これらの構成について以下に説明する。
主信号通信部1は、伝送路及び光コネクタ1−1(1−1は単に光コネクタを示す場合もある)と光送受信機1−2とから構成される。伝送路及び光コネクタ1−1は光送受信機1−2との接続を担い、もう一端の光送受信機に主信 号を送信およびもう一端からの主信号を受信する。光コネクタ1−1が光送受信機1−2に嵌合を開始すると、嵌合開始信号を状態検出部に送出する。なお本実施形態及びその他の実施形態、後述する実施例において、光通信機として光送受信機を取り上げて説明しているが、光受信機、光送信機であってもよい。光コネクタ1−1と光送受信機1−2とは一方に嵌合ピン、他方に嵌合穴を有する。そして両者が嵌合することで光コネクタと光送受信機1−2との位置及びその間の距離が規定され、光接続される。ただし、位置及びその間の距離の規定は嵌合ピン、嵌合穴によるものに限定されるものではない。
状態検出部2は、検出回路2−1と複数の検出部(複数の検出器となる)2−2−1〜2−2−n(nは2以上の自然数)と電源供給部2−3から構成される。検出回路2−1は複数の検出部2−2−1〜2−2−nと電源供給部2−3と状態表示部3とに接続され、複数の検出部2−2−1〜2−2−nで検出された情報を判断し、状態表示部3に状態表示信号を送出する。複数の検出部2−2−1〜2−2−nは検出回路2−1と電源供給部2−3と主信号通信部1とに接続され、主信号通信部1の嵌合状態を検出する。電源供給部2−3は検出回路2−1と検出部2−2−1〜2−2−nとに接続され、検出回路2−1および検出部2−2−1〜2−2−nに電源を供給する。検出部2−2−1〜2−2−nは嵌合穴、特にその底部に設けることができ、嵌合状態を検出するが、嵌合穴、嵌合ピンとは別な位置に設けてもよい。
検出部2−2−1〜2−2−nは光コネクタ1−1と光送受信機1−2との複数の嵌合箇所の嵌合状態をそれぞれ検出する。検出部2−2−1〜2−2−nの各検出部は嵌合の有無及び半嵌合を検出可能で、検出回路2−1は複数の嵌合箇所の全てが嵌合されていれば正常な嵌合と判断し、1箇所でも嵌合がされていない又は半嵌合ならば正常に嵌合がされていないと判断する。かかる構成により、光コネクタ1−1と光送受信機1−2とが平行に嵌合されているか否か(複数の嵌合箇所が正常に嵌合されているか否か)を判断することができる。
状態表示部3は、表示回路3−1と表示部3−2と電源供給部3−3から構成される。表示回路3−1は、表示部3−2と電源供給部3−3と状態検出部2に接続され、状態検出部からの状態表示信号により表示部3−1を駆動する。表示部3−2は表示回路3−1と電源供給部3−3とに接続され、表示回路3−1からの指示により状態表示をする。電源供給部3−3は表示回路3−1と表示部3−2とに接続され、表示回路3−1と表示部3−2に電源を供給する。
状態検出部2の検出部2−2−1〜2−2−nは主信号通信部1の光コネクタ1−1に内蔵するのが好ましい、または、光送受信機1−2に内蔵されてもよい。また、状態表示部3の表示部3−2は主信号通信部1の光コネクタ1−1に内蔵するのが好ましい、または、光送受信機1−2に内蔵されてもよい。また状態表示部3の表示部3−2は、光送受信機1−2を搭載する装置のメインボード上に搭載されてもよい、または光送受信機1−2を搭載する装置の筐体に搭載されてもよい。
本実施形態では、光コネクタ1−1と光送受信機1−2が嵌合を開始すると各検出部2−2−1〜2−2−nは主信号通信部1の光コネクタ1−1と光送受信機1−2の嵌合状態を検出するものとした。ただし、電源供給部2−3から検出部と検出回路とに電源が供給されると、光コネクタ1−1と光送受信機1−2との嵌合が開始されない状態でも、光コネクタ1−1と光送受信機1−2との異常嵌合と判断されてしまう場合がある。この区別を行う構成としては、例えば、複数の検出部2−2−1〜2−2−nの全てから、正常な嵌合又は半嵌合が検出されない場合は、光コネクタが非接続と判断して、検出回路2−1から状態表示信号を送らない構成がある。
(第1の実施の形態の動作の説明)
次に図1並びに図2を参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。
主信号通信部1において、光コネクタ1−1と光送受信機1−2が嵌合を開始すると(ステップS11)、各検出部2−2−1〜2−2−nは主信号通信部1の光コネクタ1−1と光送受信機1−2の嵌合状態を検出し、それぞれ検出した情報を検出回路2−1に送出する(ステップS12)。各検出部2−2−1〜2−2−nからの嵌合状態の情報を受け取った検出回路2−1は、情報を基に光コネクタ1−1と光送受信機1−2の嵌合状態を判断する(ステップS13)。そして、その結果を基に検出回路2−1は、状態表示部3の表示回路3−1に状態表示信号を送出する。状態表示信号を受け取った表示回路3−1は、表示部3−2に指示を出し、表示部3−2は主信号通信部1の嵌合状態を表示する。嵌合状態が正常の場合は表示部3−2は正常嵌合を表示し(ステップS14)、嵌合状態が異常の場合は表示部3−2は再嵌合を表示する(ステップS15)。そして、再度嵌合が行われる(ステップS11)。
(第1の実施の形態の効果)
本実施の形態では、状態検出部2を用いて主信号通信部1の嵌合状態を検出するため、主信号を用いずに嵌合状態を確認できる。そのため、嵌合状態の異常であるか、送受信装置部の異常であるかを容易に判断することができる。また、複数の検出部を用いることにより、1次元又は2次元アレイ形状に配置された光送受信機に対し、正確な嵌合状態の確認が行える。
[2] 第2の実施の形態
次に本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図3に示すように、図2のステップS15は削除され、異常嵌合時には表示を行わず、正常嵌合時のみ表示を行い(ステップS14)、表示がつくまで嵌合動作を繰り返す(ステップS11→ステップS12→ステップS13→ステップS11が繰り返される。)。
このような構成にすることにより、消費電力を抑えることが可能である。
[3] 第3の実施の形態
次に本発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図4に示す本実施形態の構成において、図1に示した第1の実施形態と同一構成部材については同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態における、図1に示した第1の実施形態との違いは、まず、電源供給部2−3が主信号通信部1に接続され、主信号通信部1から嵌合開始信号を受け、検出回路2−1および検出部2−2−1〜2−2−nに電源を供給する点である。つぎに、電源供給部3−3が状態検出部2からの状態表示信号により表示回路3−1と表示部3−2に電源を供給する点である。
(第3の実施の形態の動作の説明)
次に図4並びに図5を参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。
主信号通信部1において、光コネクタ1−1と光送受信機1−2が嵌合を開始すると(ステップS11)、嵌合開始信号を状態検出部2の電源供給部2−3に対し送出する。嵌合開始信号を受けた電源供給部2−3は検出回路2−1ならびに検出部2−2−1〜2−2−nに電源を供給する(ステップS21)。各検出部2−2−1〜2−2−nは主信号通信部1の光コネクタ1−1と光送受信機1−2の嵌合状態を検出し、それぞれ検出した情報を検出回路2−1に送出する(ステップS12)。各検出部2−2−1〜2−2−nからの嵌合状態の情報を受け取った検出回路2−1は、情報を基に光コネクタ1−1と光送受信機1−2の嵌合状態を判断する(ステップS13)。そして、嵌合状態が正常の場合、検出回路2−1は、その結果を基に状態表示部3の電源供給部3−3に状態表示開始信号を送出するとともに、電源供給後の状態表示部3の表示回路3−1に正常嵌合を示す状態表示信号を送出する。状態表示開始信号を受け取った電源供給部3−3は表示回路3−1および表示部3−2に電源を供給する(ステップS22)。正常嵌合を示す状態表示信号を受け取った表示回路3−1は、表示部3−2に指示を出し、表示部3−2は主信号通信部1の正常に嵌合が行われていることを表示する(ステップS14)。
一方、嵌合状態が異常の場合、検出回路2−1は、その結果を基に状態表示部3の電源供給部3−3に状態表示開始信号を送出するとともに、電源供給後の状態表示部3の表示回路3−1に異常嵌合を示す状態表示信号を送出する。状態表示開始信号を受け取った電源供給部3−3は表示回路3−1および表示部3−2に電源を供給する(ステップS23)。異常嵌合を示す状態表示信号を受け取った表示回路3−1は、表示部3−2に指示を出し、表示部3−2は主信号通信部1の再嵌合を表示する(ステップS15)。そして、再度嵌合が行われる(ステップS11)。
また図6に示すように、図5のステップS23、S15が削除され、異常嵌合時には表示を行わず、正常嵌合時のみ表示を行い(ステップS14)、表示がつくまで嵌合動作を繰り返す(ステップS11→ステップS21→ステップ12→ステップS13→ステップS11が繰り返される。)。
(第3の実施の形態の効果)
本実施の形態では、嵌合時のみ状態検出部2に電源が供給し、嵌合状態表示指示を出す時のみに状態表示部に電源が供給するため電力消費量を抑えることができる。
[4] 第4の実施の形態
次に本発明の第4の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図7に示すように、第3の実施の形態に新たに嵌合状態確認スイッチ5を設ける。嵌合状態確認スイッチ5は状態検出部2の電源供給部2−3に接続されている。
図8に示すように、嵌合状態確認スイッチ5をオンにすることにより(ステップS26)、状態検出部2の電源供給部2−3に嵌合開始信号と同等の検出開始信号を送出する。検出開始信号を受け取った電源供給部2−3は検出回路2−1及び検出部2−2−1〜2−2−nに電源を供給する(ステップS21)。嵌合状態の検出動作は第3の実施の形態と同様の動作を行う。検出回路2−1が、情報を基に光コネクタ1−1と光送受信機1−2の嵌合状態を判断した後(ステップS13)、そして、嵌合状態が正常で無い場合、図5と同様のステップS23、S15を経て再嵌合を行い(ステップS27)、再び状態検出を行う(ステップS12)。また嵌合状態が正常の場合には、図5のステップS22を経て、表示部3−2を用いて正常嵌合であることを表示し(ステップS14)、その後、表示をオフにするか否かの判断をし(ステップS24)、表示をオフにする場合は、嵌合状態確認スイッチ5をオフにする(ステップS25)。表示をオフにしない場合は嵌合状態確認スイッチ5のオンを維持する。
このような構成にすることにより、検出を行いたい時に検出を行うことが可能となる。また、消費電力を抑えることが可能である。
[5] 第5の実施の形態
次に本発明の第5の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図9に示すように、第1の実施の形態において、新たに主信号検出部6および主信号状態表示部7を設ける。
前述した第1の実施の形態において正常嵌合が確認された後に(図2に示したフローの終了後に)、追加の確認を行う。
主信号検出部6は主信号通信部1の光送受信機1−2での主信号のやりとりの状態を送受信検出部6−2を用いて検出し、その通信状態の情報を主信号検出回路6−1に送出する。主信号検出回路6−1は通信状態に従い主信号状態表示部7に信号を送出する。信号を受け取った主信号状態表示部7の表示回路7−1は表示部7−2に対し通信状態を表示する指示を送出し、表示部7−2に通信状態が表示される。電源供給部6−3は送受信検出部6−2、主信号検出回路6−1に電源供給を行い、電源供給部7−3は表示回路7−1、表示部7−2に電源供給を行う。
このような構成にすることにより、通信状態の確認が行え、さらに正確に嵌合状態を確認することができる。
なお、ここでは、第1の実施の形態に適用した場合についてのみ説明したが、本実施形態の構成は第2の実施形態から第4の形態にも適用でき、各実施形態の構成に、主信号検出部6および主信号状態表示部7を加えることができる。
[6] 第6の実施の形態
次に本発明の第6の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図10に示すように、第5の実施の形態において、主信号通信部1の光送受信機1−2と主信号検出部6の電源供給部6−3を接続する。主信号通信部1の光送受信機1−2が送受信を開始する時、主信号検出部6の電源供給部6−3に検出開始信号を送出し、電源供給を開始する。また、主信号検出部6の主信号検出回路6−1と主信号状態表示部7の電源供給部7−3を接続する。主信号検出部6の主信号検出回路6−1が通信状態を検出するとき、主信号状態表示部7の電源供給部7−3に状態表示開始信号を送出し、電源供給を開始する。
このような構成にすることにより、消費電力を抑えることができる。
次に本発明の実施例について図面を用いて説明する。
次に本発明の第1の実施例を、図11及び図12の斜視図を用いて説明する。本実施例では光コネクタ1−1に光コネクタ側主信号通信部1−1−1、3本の嵌合状態検出用ピン4−1−1、グランド接続用ピン4−2−1、状態表示用ピン4−4−1、表示部3−2が搭載される。また、光送受信機1−2に光送受信機側主信号通信部1−2−1、3つの嵌合状態検出用ホール(穴)4−1−2、グランド接続用ホール(穴)4−2−2、状態表示用ホール(穴)4−4−2が搭載される。
検出回路2−1および電源供給部2−3と表示回路3−1と電源供給部3−3は、ここでは光コネクタ1−1および光送受信機1−2と別に配置されているが、光コネクタ1−1または光送受信機1−2に内蔵した配置も可能である。また、光送受信機は光電気変換機能を有していても良く、光送受信機1−2で電気信号を光信号に変換して、光コネクタ1−1を介して光送信を行う、又は光コネクタ1−1からの光信号を電気信号に変換して光送受信機1−2で信号処理することができる。
図11、図13に示すように嵌合状態検出用ホール4−1−2は、非接触静電容量センサーで構成される検出部2−2−1〜2−2−3を内蔵しており、検出部2−2−1〜2−2−3は検出回路2−1に接続されている。グランド接続用ホール4−2−2はグランドに接地される。嵌合状態検出用ピン4−1−1は導電性を有し、静電容量センサーとの間で形成される静電容量の変化により嵌合状態検出用ピン4−1−1と静電容量センサーとの距離が検出でき、嵌合状態を検出することができる。図14に示すように状態表示用ホール4−4−2は、外縁部と内縁部に分かれており、外縁部と内縁部とは絶縁されている。外縁部と内縁部とは表示回路3−1に接続される。外縁部と内縁部とは、円筒状の外縁用ピンとその内部に設けられた円柱状の内縁ピンとにそれぞれ接続される。
外縁部と内縁部のホールおよびピンは、図14のように2重構造になっておらず図30に示すようにそれぞれに別に配置されていても構わない。また本発明において他の実施例においても同様である。
図12に本実施例の光コネクタ1−1の斜視図を示す。図12、図13に示すように、嵌合状態検出用ピン4−1−1はグランド接続用ピン4−2−1と接続される。図12、図14に示すように状態表示用ピン4−4−1は、外縁部と内縁部に分かれており、表示部3−2と接続されている。表示部3−2は、ライトまたはLEDまたはデジタルディスプレイまたはアナログディスプレイ等で構成される。LEDの場合、正常嵌合の場合は緑色発光、異常嵌合の場合は赤色発光とすることで、嵌合状態の表示が可能である。
図13、図14に示すように、嵌合時に各ピンと各ホールが嵌合する。グランド接続用ピン4−2−1とグランド接続用ホール4−2−2が導通し、嵌合状態検出用ピン4−1−1は接地状態になる。嵌合状態検出用ピン4−1−1と検出部2−2−1〜2−2−3である静電容量センサーとの距離により静電容量が変化し、その変化を静電容量センサーで検出し、検出回路2−1に送信する。検出回路2−1は3つの嵌合状態検出用ピン4−1−1が正常嵌合位置にあるかを判断する。嵌合状態検出用ピン4−1−1と嵌合状態検出用ホール4−1−2とが嵌合していない、又は半嵌合である場合には嵌合状態検出用ピン4−1−1と静電容量センサーとの距離が大きいので、正常な嵌合時の信号レベルにくらべて信号レベルが低い。
検出回路2−1は図28に示されるような比較器が用いられる。比較器にはあらかじめ閾値(閾値1)を設定しておき、その閾値と検出部で検出された信号(計測値1〜3をそれぞれ比較器に入力する)を比較器で比較し、閾値(閾値1)より大きければ正常な嵌合位置にあると判断し比較器から論理回路の真である信号を出す。
他の検出部からの結果を論理積回路にいれ、すべて真の場合に正常嵌合を示す信号を出し、何れかが偽の場合異常嵌合を表す信号を出す。あるいは図29のように閾値1と閾値2を設定し、その閾値内であれば正常嵌合であると判断する。閾値1より検出部からの信号が大きければ真、閾値2より検出部からの信号が小さければ真である信号を出す。その結果を論理積回路に入れ、閾値1と閾値2の論理積の結果を論積に入れる。すべて真の場合に正常嵌合を示す信号を出し、何れかが偽の場合異常嵌合を表す信号を出す。図29の構成により、嵌合状態検出用ホールへの異物の混入、異なる光コネクタとの嵌合等を検出することができる。
正常嵌合であった場合、状態表示部3の表示回路3−1に状態表示開始信号を送出し、表示回路3−1は状態表示用ホール4−4−2、状態表示用ピン4−4−1を通じて表示部3−2に表示状態信号を送出する。異常嵌合位置にある場合は、異常嵌合を示す表示を表示し、再嵌合を行い、正常嵌合できるまで繰り返す。正常嵌合位置にある場合は、正常嵌合を示す表示を表示し、嵌合作業は終了する。
次に発明の第2の実施例を説明する。本実施例は、第1の実施例の構成を、本発明の第2の実施の形態に対応させたものである。本実施例のシステム構成は第1の実施例と同じである。本実施例では、正常嵌合時のみ検出回路2−1は状態表示開始信号を送出し、正常嵌合状態のみを表示する。このような構成にすることにより、消費電力を抑制することが可能である。
次に発明の第3の実施例を、図面を参照して説明する。本実施例の斜視図を図15に示す。図15に示す本実施例の構成において、図11に示した実施例1の構成と同一構成部材については同一符号を付して説明を省略する。
本実施例における、図1に示した実施例1との違いは、以下に説明する点である。
本実施例では、光コネクタ1−1に嵌合開始検出用ピン4−3−1が搭載され、光送受信機1−2に嵌合開始検出用ホール4−3−2が搭載される。そして、図18に示すように嵌合開始検出用ホール4−3−2は、外縁部と内縁部に分かれており、電源供給部2−3に接続される。図16、図18に示すように、嵌合開始検出用ピン4−3−1は、外縁部と内縁部に分かれており、外縁部と内縁部が電気的に接続されている。
図17、図18、図16に示すように、嵌合時に各ピンと各ホールが嵌合する。嵌合開始検出用ピン4−3−1と嵌合開始検出用ホール4−3−2は外縁部同士および内縁部同士が導通し、電源供給部2−3が動作する。電源供給部2−3は検出回路2−1に電源を供給し、検出回路2−1が動作し、検出部2−2が検出可能状態になる。検出回路2−1は状態表示部の電源供給部3−3に状態表示開始信号を送出し、表示回路3−1に電源を供給する。電源供された表示回路3−1は、状態表示用ホール4−4−2、状態表示用ピン4−4−1を通じて表示部3−2に表示状態信号を送出する。
次に本発明の第4の実施例を説明する。本実施例は第3の実施例の構成を、本発明の第2の実施の形態に対応させたものである。本実施例のシステム構成は第3の実施例と同じである。本実施例では、正常嵌合時のみ検出回路2−1は状態表示開始信号を送出し、正常嵌合状態のみを表示する。このような構成にすることにより、消費電力を抑制することが可能である。
次に本発明の第5の実施例を説明する。本実施例は第3の実施例の構成を、本発明の第4の実施の形態に対応させたものである。本実施例では、図19に示すように実施例3に嵌合状態確認スイッチ5を追加し、嵌合開始検出用ピン4−3−1および嵌合開始検出用ホール4−3−2を削除した構成となる。動作は図8に示したフローチャートに従い行われる。
次に本発明の第6の実施例を説明する。本実施例では、図20、図21に示すように実施例3の表示部3−2が光送受信機1−2が搭載されるボード上あるいは表示回路3−1上に配置され、状態表示用ピン4−4−1および状態表示用ホール4−4−2を削除した構成となる。動作は図5に示したフローチャートに従う。
なお、ここでは、実施例3の形態に適用した場合についてのみ説明したが、本実施例の構成は実施例1、2、4、5にも適用でき、その動作は図2(実施例1)、図3(実施例2)、図6(実施例4)、図8(実施例5)に示したフローチャートに従う。
次に発明の第7の実施例を説明する。本実施例では実施例1〜6において、嵌合状態検出用ホール4−1−2は、超音波センサーで構成される検出部2−2−1〜2−2−3を内蔵しており、検出部2−2−1〜2−2−3は検出回路2−1に接続されている構成となる。この場合、図22、図23、図24に示すように嵌合状態検出用ホール4−1−2は、超音波センサーで構成される検出部2−2−1〜2−2−3を内蔵しており、検出部2−2−1〜2−2−3は検出回路2−1に接続されている。図18に示すように嵌合開始検出用ホール4−3−2は、外縁部と内縁部に分かれており、電源供給部2−3に接続される。図14に示すように状態表示用ホール4−4−2は、外縁部と内縁部に分かれており、表示回路3−1に接続される。また、実施例1〜6において静電容量センサーを超音波センサーに置き換えるのみでもよい。
次に発明の第8の実施例を説明する。本実施例では、実施例1〜7において主信号検出部6および主信号状態表示部7を追加した構成となる。実施例1について適用した場合について説明する。図25示すように実施例1に主信号検出部6の主信号検出回路6−1、送受信機検出部6−2(フォトダイオード、磁気センサー、電流計等)および電源供給部6−3および主信号状態表示部7の表示回路7−1、表示部7−2(ライトまたはLEDまたはデジタルディスプレイまたはアナログディスプレイ等)、電源供給部7−3がそれぞれ追加されている。動作は第5の実施の形態と同様である。
次に発明の第9の実施例を説明する。本実施例では、実施例1〜7において主信号検出部6および主信号状態表示部7を追加した構成となる。実施例1について適用した場合について説明する。図26示すように実施例1に主信号検出部6の主信号検出回路6−1、送受信機検出部6−2(フォトダイオード、磁気センサー、電流計等)および電源供給部6−3および主信号状態表示部7の表示回路7−1、表示部7−2(ライトまたはLEDまたはデジタルディスプレイまたはアナログディスプレイ等)、電源供給部7−3がそれぞれ追加されている。主信号通信部1の光送受信機1−2と主信号検出部6の電源供給部6−3を接続する。動作は第6の実施の形態と同様である。
次に発明の第10の実施例を説明する。本実施例では実施例1〜9において光コネクタ1−1側の内部(ホール)に、光送受信機1−2側に搭載される各ピンが挿入される。つまり、光コネクタ1−1側にホール、光送受信機1−2側に各ピンが配置される構成である。ピンおよびホールの配置が変化するのみで光コネクタ1−1側および光送受信機1−2側に搭載される機能・動作は実施例1〜9と同様である。
本実施例は、図27(a)に示すように、嵌合穴、嵌合ピンが配置される位置とは別に、光送受信機1−2に静電容量センサーである検出部2−2−1、2−2−2を設け、光コネクタ1−1にGNDに接続された導体板を設けて接続状態(嵌合状態)を検出するようにしたものである。導体板は検出部2−2−1、2−2−2と対向する位置に設けられる。嵌合穴と嵌合ピンとが嵌合されず、又は半嵌合の場合は図27(b)に示すように、静電容量センサーである検出部2−2−1と導体板との距離、静電容量センサーである検出部2−2−2と導体板との距離が異なるので、嵌合穴と嵌合ピンとが嵌合されないこと、又は半嵌合であることを検出することができる。
本実施例は図27(c)に示すように、光コネクタ1−1に静電容量センサーである検出部2−2−1、2−2−2を設け、光送受信機1−2にGNDに接続された導体板を設けてもよい。なお、検出部として超音波センサーを用いてもよい。
本発明の実施するための最良の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の実施するための最良の形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施するための第2の形態の構成を示すフローチャートである。 本発明の実施するための第3の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の実施するための第3の形態の構成を示すフローチャートである。 本発明の実施するための第3の形態の構成を示すフローチャートである。 本発明の実施するための第4の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の実施するための第4の形態の構成を示すフローチャートである。 本発明の実施するための第5の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の実施するための第6の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1構成を示すの斜視図である。 本発明の実施例1の光コネクタの斜視図である。 本発明の実施例1の嵌合状態検出用ピンおよびホールの斜視図である。 本発明の実施例1の状態表示部用ピンおよびホールの斜視図である。 本発明の実施例3の斜視図である。 本発明の実施例3の光コネクタの斜視図である。 本発明の実施例3の嵌合状態検出用ピンおよびホールの斜視図である。 本発明の実施例3の嵌合開始検出用ピンおよびホールの斜視図である。 本発明の実施例5の斜視図である。 本発明の実施例6の斜視図である。 本発明の実施例6の光コネクタの斜視図である。 本発明の実施例7の斜視図である。 本発明の実施例7の光コネクタの斜視図である。 本発明の実施例7の嵌合状態検出用ピンおよびホールの斜視図である。 本発明の実施例8の斜視図である。 本発明の実施例9の斜視図である。 本発明の実施例11の構成を示す断面図である。 本発明の実施例1の検出回路2−1の内部ブロック図である。 本発明の実施例1の検出回路2−1の他の形態の内部ブロック図である。 状態表示用ホールと状態表示用ピンの他の構成を示す図である。
符号の説明
1 主信号通信部
1−1 伝送路及び光コネクタ
1−1−1 光コネクタ側主信号通信部
1−2 光送受信機
1−2−1 光送受信機側主信号通信部
2 状態検出部
2−1 検出回路
2−2−1〜2−2−n 検出部
2−3 電源供給部
3 状態表示部
3−1 表示回路
3−2 表示部
3−3 電源供給部
4−1−1 嵌合状態検出用ピン
4−1−2 嵌合状態検出用ホール
4−2−1 グランド接続用ピン
4−2−2 グランド接続用ホール
4−3−1 嵌合開始検出用ピン
4−3−2 嵌合開始検出用ホール
4−4−1 状態表示用ピン
4−4−2 状態表示用ホール
5 嵌合状態確認スイッチ
6 主信号検出部
6−1 主信号検出回路
6−2 送受信機検出部
6−3 電源供給部
7 主信号状態表示部
7−1 表示回路
7−2 表示部
7−3 電源供給部

Claims (17)

  1. 光送信又は光受信の少なくとも一方を行う光通信機と、
    前記光通信機と光接続される光コネクタと、
    前記光通信機と前記光コネクタとの間の距離を検出するための複数の検出器と、
    前記複数の検出器からの検出結果に基づいて前記光通信機と前記光コネクタとが平行に光接続されているか否かを検出する検出回路と、
    を備えた光通信システム。
  2. 光送信又は光受信の少なくとも一方を行う光通信機と、
    前記光通信機と光接続される光コネクタと、
    前記光通信機に設けられた複数の第1嵌合ピン又は複数の第1嵌合穴と、
    前記光コネクタに設けられ、前記複数の第1嵌合ピン又は複数の第1嵌合穴と嵌合する複数の第2嵌合穴又は複数の第2嵌合ピンと、
    前記複数の第1嵌合ピンと前記複数の第2嵌合穴との嵌合状態、又は前記複数の第1嵌合穴と前記複数の第2嵌合ピンとの嵌合状態をそれぞれ検出する複数の検出器と、
    前記複数の検出器からの検出結果に基づいて前記光通信機と前記光コネクタとが平行に光接続されているか否かを検出する検出回路と、
    を備えた光通信システム。
  3. 前記検出回路の検出結果に基づき、前記光通信機と前記光コネクタとの光接続状態を表示する表示部を有する請求項1又は2に記載の光通信システム。
  4. 前記表示部は異常接続時は表示せず、正常接続時に表示することを特徴とする請求項3に記載の光通信システム。
  5. 前記光コネクタに第1嵌合開始検出ピン又は第1嵌合開始検出穴を備え、前記光通信機に前記第1嵌合開始検出ピン又は第1嵌合開始検出穴と嵌合する第2嵌合開始穴又は第2嵌合開始ピンを備えた請求項2から4のいずれか1項に記載の光通信システム。
  6. 前記検出回路と前記複数の検出器の少なくとも一方に電源供給する電源供給部と、該電源供給部をオンオフするスイッチとを備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光通信システム。
  7. 前記光通信器の光送受信の通信状態を検出する光信号検出部および該通信状態を表示する第2表示部を備えることを特徴とする請求項1から6記載のいずれか1項に記載の光通信システム。
  8. 前記複数の検出器は前記光通信器又は前記光コネクタに設けられている請求項1に記載の光通信システム。
  9. 前記複数の検出器はそれぞれ前記複数の第1嵌合穴又は複数の第2嵌合穴内に設けられている請求項2から8のいずれか1項に記載の光通信システム。
  10. 前記検出器が静電容量センサーであることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の光通信システム。
  11. 前記検出器が超音波センサーであることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の光通信システム。
  12. 前記表示部が前記光コネクタに搭載されることを特徴とする請求項3又は4に記載の光通信システム。
  13. 前記光通信機は1次元又は2次元アレイ形状に配置された、光送信又は光受信の少なくとも一方を行う光通信部を有し、かつ前記光コネクタは多芯ケーブルと接続され、前記多芯ケーブルが前記光通信機が搭載される回路基板と平行に配されることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の光通信システム。
  14. 光送信又は光受信の少なくとも一方を行う光通信機と光接続される光コネクタであって、
    前記光通信機との間の距離を検出するための複数の検出器と、
    前記複数の検出器からの検出結果に基づいて前記光通信機と平行に光接続されているか否かを検出する検出回路と、
    を備えた光コネクタ。
  15. 光送信又は光受信の少なくとも一方を行う光通信機と光接続される光コネクタであって、
    前記光通信機に設けられた複数の嵌合ピンを嵌合する複数の嵌合穴と、
    前記複数の嵌合ピンと前記複数の嵌合穴との嵌合状態をそれぞれ検出する複数の検出器と、
    前記複数の検出器からの検出結果に基づいて前記光通信機と前記光コネクタとが平行に光接続されているか否かを検出する検出回路と、
    を備えた光コネクタ。
  16. 光送信又は光受信の少なくとも一方を行う光通信機と、光コネクタとを光接続する光接続方法において、
    前記光通信機又は前記光コネクタの一方に設けられた複数の検出器により、前記光通信機と前記光コネクタとの間の距離を検出し、
    前記複数の検出器からの検出結果に基づいて前記光通信機と前記光コネクタとが平行に光接続されているか否かを検出した後に、表示部により前記光通信機と前記光コネクタとの光接続状態を表示する光接続方法。
  17. 光送信又は光受信の少なくとも一方を行い、複数の第1嵌合ピン又は複数の第1嵌合穴を有する光通信機と、前記複数の第1嵌合ピン又は複数の第1嵌合穴と嵌合する複数の第2嵌合穴又は複数の第2嵌合ピンを有する光コネクタとを光接続する光接続方法において、
    複数の検出器により前記複数の第1嵌合ピンと前記複数の第2嵌合穴との嵌合状態、又は前記複数の第1嵌合穴と前記複数の第2嵌合ピンとの嵌合状態をそれぞれ検出し、
    前記複数の検出器からの検出結果に基づいて前記光通信機と前記光コネクタとが平行に光接続されているか否かを検出した後に、表示部により前記光通信機と前記光コネクタとの光接続状態を表示する光接続方法。


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