JP2007264922A - UPnPの規定に基づいてデジタルコンテンツを管理するサーバへのデジタルコンテンツのアップロード - Google Patents

UPnPの規定に基づいてデジタルコンテンツを管理するサーバへのデジタルコンテンツのアップロード Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク経由でデジタルコンテンツを参照および取得するためのコンテンツ管理機構によりデジタルコンテンツを管理するサーバに、デジタルコンテンツをアップロードする。
【解決手段】コンテンツ管理機構部の管理するデジタルコンテンツのコンテンツ情報についてコンテンツ管理機構部に照会し、対象デジタルコンテンツのコンテンツ名の候補として設定した候補コンテンツ名が、対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として登録可能か判断する。対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として登録可能であったならば、候補コンテンツ名を対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として決定し、対象デジタルコンテンツのコンテンツファイル中に含めて、コンテンツ管理機構部で利用されるプロトコルとは異なる所定のプロトコルの手順に従ってコンテンツサーバにアップロードする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク経由でデジタルコンテンツを参照および取得するためのコンテンツ管理機構を用いてデジタルコンテンツを管理するサーバに、デジタルコンテンツをアップロードする技術に関する。
DLNA(Digital Living Network Aliance)と呼ばれる業界団体によって、デジタルAV(Audio Video)機器同士やパソコン(パーソナルコンピュータ)を相互に接続し、動画,音声,静止画像のデータを相互利用するためのガイドライン(「DLNAガイドラインv1.0」と呼ばれる。)が発表されている。このDNLAガイドラインv1.0は、デジタルコンテンツを提供するサーバであるデジタルメディアサーバ(Digital Media Server)と、提供されるデジタルコンテンツを再生するクライアントであるデジタルメディアプレーヤ(Digital Media Player)との間の接続条件を定めたものである。このDLNAガイドラインv1.0では、デバイスの接続およびメディアの管理のためのプロトコルとしてHTTP(HyperText Transfer Protocol)やUPnP(Universal Plug and Play)が利用されている。
デジタルメディアサーバ(「DMS」とも略す。)では、ネットワーク経由でデジタルコンテンツを参照および取得するためのコンテンツ管理機構として、例えば、「UPnP Device Architecture Version 1.0」で規定されるCDS(Content Directory Service)を用いて、少なくとも、コンテンツ名のようなコンテンツ情報に基づいて、利用可能なデジタルコンテンツの登録および管理を実行している。従って、例えば、DMSは、あるデジタルメディアプレーヤ(「DMP」とも略す。)から、あるコンテンツ名に対応するデジタルコンテンツのURLについて照会を受けると、そのコンテンツ名に対応するデジタルコンテンツのURLを応答する。URLの応答を受けたDMPは、そのURLにあるデジタルコンテンツを取得し、取得したデジタルコンテンツをレンダリング(再生)することができる。
ここで、上記DLNAガイドラインv1.0の仕様では、DMPに相当するメディアレンダラからDMS)に相当するメディアサーバのCDSに対して、デジタルコンテンツをアップロードして登録するための仕様が規定されていない(例えば、特許文献1,2参照)。このため、以下で説明する問題がある。
DMPは、DMSのCDSによって管理されておりネットワークを介してDMPにダウンロードされるデジタルコンテンツ(以下、「ネットワークコンテンツ」とも呼ぶ。)をレンダリング(再生)するだけでなく、DMP自身に備えるメモリカードスロットに装着されるメモリカード等の種々の記憶装置に格納されているデジタルコンテンツ(以下、「ローカルコンテンツ」とも呼ぶ。)をレンダリングすることが可能である。そして、ユーザの中には、このローカルコンテンツをDMPから直接DMSにアップロードし、DMSにおいて一元的に管理させたと考える者もいる。
しかしながら、上記したように、DLNAガイドラインv1.0の仕様ではDMPからDMSに対してデジタルコンテンツをアップロードするための仕様が規定されていないため、DMSで登録および管理を望むローカルコンテンツを、DMPからDMSに直接アップロードすることができなかった。また、DLNAの仕様が拡張されても、DLNAガイドラインv1.0の仕様に基づいた装置においては、DMSで登録および管理を望むローカルコンテンツを、DMPからDMSに直接アップロードすることができなかった。
特開2005-327290号公報 特開2006-42353号公報
本発明は、上記した問題点を解決するためになされたものであり、ネットワーク経由でデジタルコンテンツを参照および取得するためのコンテンツ管理機構を用いてデジタルコンテンツを管理するサーバに、デジタルコンテンツをアップロードする技術を提供することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明は、
コンテンツサーバとコンテンツアップロードデバイスとがネットワークを介して接続されるコンテンツアップロードシステムであって、
前記コンテンツサーバは、前記ネットワーク経由でデジタルコンテンツを参照および取得するためのコンテンツ管理機構を実現するコンテンツ管理機構部によって、前記デジタルコンテンツを、少なくとも、前記デジタルコンテンツに設定されているコンテンツ名を含むコンテンツ情報に基づいて管理しており、
前記コンテンツアップロードデバイスが前記コンテンツサーバに対して、前記コンテンツサーバで未管理のデジタルコンテンツをアップロードする場合において、
前記コンテンツアップロードデバイスは、前記コンテンツ管理機構部が管理しているデジタルコンテンツのコンテンツ情報について、前記UPnPで規定される手順に従って前記コンテンツ管理機構部に照会し、照会結果として得られた前記コンテンツ管理機構部が管理しているデジタルコンテンツのコンテンツ情報に基づいて、アップロードの対象である対象デジタルコンテンツのコンテンツ名の候補として仮に設定した候補コンテンツ名が、前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として新たに登録可能か否か判断し、前記候補コンテンツ名が前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として新たに登録可能であったならば、前記候補コンテンツ名を前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として決定し、決定したコンテンツ名を前記対象デジタルコンテンツのコンテンツファイル中に含めて、前記コンテンツ管理機構部で利用されるプロトコルとは異なる所定のプロトコルの手順に従って前記コンテンツサーバにアップロードする、
ことを特徴とする。
上記構成のネットワークシステムにおいては、コンテンツアップロードデバイスからコンテンツサーバに対して、ネットワーク経由でデジタルコンテンツを参照および取得するためのコンテンツ管理機構を実現するコンテンツ管理機構部で未管理のデジタルコンテンツを、コンテンツ管理機構部で利用されるプロトコルとは異なる所定のプロトコルの手順に従ってアップロードすることができる。
また、デジタルコンテンツをアップロードする場合において、コンテンツ管理機構部が管理しているデジタルコンテンツのコンテンツ情報について、コンテンツ管理機構部に照会し、照会結果として得られたコンテンツ管理機構部が管理しているデジタルコンテンツのコンテンツ情報に基づいて、アップロードの対象である対象デジタルコンテンツのコンテンツ名の候補として仮に設定した候補コンテンツ名が、対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として新たに登録可能か否か判断し、候補コンテンツ名が対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として新たに登録可能であったならば、候補コンテンツ名を対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として決定することができる。
また、上記コンテンツアップロードシステムでは、
前記コンテンツアップロードデバイスは、前記対象デジタルコンテンツのコンテンツファイルをアップロードした後、前記コンテンツ管理機構部が管理しているデジタルコンテンツのコンテンツ情報について、前記UPnPで規定される手順に従って前記コンテンツ管理機構部に再度照会し、照会結果として得られた前記コンテンツ管理機構部が管理しているデジタルコンテンツのコンテンツ情報に基づいて、前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として決定したコンテンツ名が登録されているか否か判断することにより、前記対象デジタルコンテンツがアップロードされていることを確認することができる。
なお、上記コンテンツアップロードシステムにおいて、
前記所定のプロトコルは、前記ネットワーク上または前記ネットワークとは異なる通信経路上で利用される通信プロトコルとすることができる。特に、前記所定のプロトコルは前記ネットワーク上で利用される用ネットワークファイル共有プロトコルであれば、コンテンツアップロードデバイスからコンテンツサーバへの対象デジタルコンテンツのアップロードを、ネットワークを介して比較的に容易に行うことが可能である。
なお、本発明は、上述したコンテンツアップロードシステムとしての態様のほか、コンテンツアップロードデバイスとしての態様や、コンテンツアップロード方法としての態様、コンピュータプログラムとしての態様、コンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様、コンピュータプログラムを含み搬送波内で具現化されたデータ信号としての態様など、種々の態様で実現可能である。
本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、上記装置の動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。また、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM/RAM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置などコンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用できる。
以下では、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.実施例:
A1.ネットワークシステムの構成:
A1.1.デジタルメディアサーバの構成:
A1.2.デジタルメディアプレーヤの構成:
A2.デジタルコンテンツの再生:
A2.1.デジタルコンテンツの照会:
A2.2.ローカルコンテンツの再生:
A2.3.ネットワークコンテンツの再生:
A3.デジタルコンテンツのアップロード:
A3.1.アップロード対象コンテンツの選択およびコンテンツ名の決定処理:
A3.2.アップロードの実行処理:
A3.3.アップロードの確認処理:
A3.3.1.UPnPによるアップロードの確認:
A3.3.2.CIFSによるアップロードの確認:
A4.効果:
B.変形例:
A.実施例:
A1.ネットワークシステムの構成:
図1は、本発明の実施例としてのネットワークシステム10の構成を機能的に示す説明図である。このネットワークシステム10は、DLNAガイドラインv1.0に対応したネットワーク装置としてのデジタルメディアサーバ(DMS)100と、デジタルメディアプレーヤ(DMP)200と、を備えている。DMS100およびDMP200は、家庭内のネットワーク(例えば、LAN)を介して接続されている。このLANは、IEEE802.3i/802.3uなどの有線ネットワーク(イーサネット(登録商標))でも、IEEE802.11a/b/gなどの無線ネットワークでもよい。なお、DMS100には、ネットワークを介して複数台のDMP200が接続可能であるが、本例では、以下の説明を容易にするため、1台のDMP200がDMS100に対してネットワークを介して接続されていることとする。
A1.1.デジタルメディアサーバの構成:
DMS100は、図示しないCPUや、ROMおよびRAM等の内部メモリ、ハードディスクドライブ等の外部記憶装置、ネットワークインタフェース等を備えるコンピュータシステムである。DMS100は、各種コンピュータプログラムを実行することにより、図1に示した各機能ブロックを備える装置として動作する。
DMS100は、UPnPスタック110と、CIFSスタック120と、コンテンツ格納部150と、コンテンツリスト登録部140と、コンテンツディレクトリサービス(以下「CDS」と略す。)150と、コンテンツ送出部160と、を備えている。
UPnPスタック110は、ネットワークを介してUPnPの仕様に従った通信動作を実行するネットワークインタフェースである。
CIFスタック120は、ファイル共有サービスを実現するための汎用ネットワークファイル共有プロトコルとして、例えば、マイクロソフト社が規定したプロトコルであるCIFS(Common Internet File System)の仕様「CIFS仕様 v0.6a」に従った通信動作を実行するネットワークインタフェースである。
CDS部130は、コンテンツ管理機構として、「UPnP Device Architecture Version 1.0」で規定されているCDSを実現するコンテンツ管理機構部である。具体的には、CDS部130は、ネットワークを介してDMS100に接続されているいずれかのDMPが、ネットワークを介して取得することが可能なデジタルコンテンツを、コンテンツリスト登録部140のコンテンツ登録リストに登録し、このコンテンツ登録リストに基づいて管理する機能ブロックである。コンテンツ登録リストには、デジタルコンテンツのコンテンツファイル名と、その格納場所を示す情報(例えばURL(Uniform Resource Locator)やコンテンツ名、サイズ、など、コンテンツ自体に関する内容を説明する情報や属性を示す情報などのコンテンツ情報と、が関連付けられて記述されている。また、CDS部130は、DMP200からアップロードされてコンテンツ格納部150に格納されるデジタルコンテンツを常時監視し、新たにコンテンツ格納部150に格納されたコンテンツをコンテンツ登録リストに登録することにより、コンテンツ格納部150に格納されているデジタルコンテンツを管理する。
コンテンツ送出部160は、ネットワークを介して接続されているいずれかのDMPから、URLを指定することによるデジタルコンテンツの取得要求があり、その取得要求のあったデジタルコンテンツがコンテンツ格納部150に格納されている場合において、その取得要求のあったデジタルコンテンツをコンテンツ格納部150から読み出して、HTTPのプロトコルに従ってUPnPスタック110を介して、取得を要求したDMPに送出する機能ブロックである。
A1.2.デジタルメディアプレーヤの構成:
DMP200は、DMS100と同様に、図示しないCPUや、ROMおよびRAM等の内部メモリ、メモリカードスロットに挿入されるメモリカード等の外部記憶装置、ネットワークインタフェース等を備えるコンピュータシステムである。DMP200も、各種コンピュータプログラムを実行することにより、図1に示した各機能ブロックを備える装置として動作する。DMP200としては、デジタルテレビのような画像表示装置や、デジタルビデオプレーヤ、DVDプレーヤ、オーディオ装置等の種々の電子機器が想定される。以下では、DMP200は、デジタルテレビであり、映像や音声を再生するものとして説明する。
DMP200は、再生出力部210と、入力部220と、UPnPスタック230と、CIFSスタック240と、コンテンツマネージャ250と、UPnPコンテン特定部260と、ネットワークコンテンツ取得部270と、ローカルコンテンツ取得部280と、メモリカードスロット290と、コンテンツ再生部300と、コンテンツCIFS転送部310と、CIFSコンテンツ照合部320と、を備えている。
再生出力部210は、再生されたテレビ画像や写真画像等の画像を表示する機能と、音声を出力する機能とを備える出力モジュールである。画像表示機能は、液晶ディスプレイ装置やプラズマディスプレイパネル、リアプロジェクタ等を用いて構成され、音声出力機能は、アンプおよびスピーカ等を用いて構成されている。
入力部220は、ユーザの指示を入力するためのインタフェースであり、例えば、操作パネルやリモコン等を用いて構成されている。
UPnPスタック230は、ネットワークを介してUPnPの仕様に従った通信動作を実行するネットワークインタフェースとしての機能ブロックである。
CIFスタック240は、ファイル共有サービスを実現するためのプロトコルであるCIFSの仕様に従った通信動作を実行するネットワークインタフェースとしての機能ブロックである。
コンテンツマネージャ250は、UPnPコンテンツ特定部260や、ネットワークコンテンツ取得部270、ローカルコンテンツ取得部280、コンテンツ再生部310、コンテンツCIFS転送部310、CIFSコンテンツ照合部など各絹ブロックの動作を制御して、ネットワークコンテンツおよびローカルコンテンツの取得再生動作や、ローカルコンテンツをDMS100にアップロード動作を制御する機能ブロックである。コンテンツマネージャ250は、特に、後述するUPnPコンテンツ照合部252、コンテンツ名決定部254、および、コンテンツ選択部256として機能する。
UPnPコンテンツ特定部260は、コンテンツマネージャ250からの指示に従って、DMS100のCDS部130に対して、取得対象となる取得対象コンテンツのネットワーク上の存在位置を示すURLの照会や、アップロードの対象となるアップロード対象コンテンツのコンテンツ名についての照会などの種々の照会を、UPnPスタック230を介して実行する機能ブロックである。
ネットワークコンテンツ取得部270は、コンテンツマネージャ250からの指示に従って、DMS100のCDS部130によって管理されているデジタルコンテンツ(ネットワークコンテンツ)の取得を、UPnPスタック230を介して実行する機能ブロックである。
ローカルコンテンツ取得部280は、コンテンツマネージャ250からの指示に従って、メモリカードスロット290に挿入されたメモリカードMCに格納されているデジタルコンテンツ(ローカルコンテンツ)の取得を実行する機能ブロックである。
コンテンツ再生部300は、コンテンツマネージャ250からの指示に従って、ネットワークコンテンツ取得部270で取得したネットワークコンテンツあるいはローカルコンテンツ取得部280で取得したローカルコンテンツの再生を実行する。なお、このコンテンツ再生部300は、コンテンツのファイル形式に応じたアプリケーションプログラムを実行し、再生した画像や音声を再生出力部210に出力する。
コンテンツCIFS転送部310は、コンテンツマネージャ250からの指示に従って、アップロード対象コンテンツのコンテンツファイルをDMS100に転送し、CIFSコンテンツ照合部320からの指示に従って、確認依頼のあったデジタルコンテンツに対応するコンテンツファイルの照会を実行する機能ブロックである。
CIFSコンテンツ照合部320は、コンテンツCIFS転送部310によってDMS100に対して転送したアップロード対象コンテンツの確認を、コンテンツマネージャ250からの指示に従って、コンテンツCIFS転送部310に対して依頼する機能ブロックである。
以上説明したDMS100およびDMP200の各機能ブロックの動作については、以下の動作説明において、さらに詳細に説明する。なお、DMS100が本発明のコンテンツサーバに相当し、DMP200が本発明のコンテンツアップロードデバイスに相当する。
A2.デジタルコンテンツの再生:
まず、上記実施例のネットワークシステム10において、本発明の特徴であるデジタルコンテンツのアップロード機能について説明する前に、基本的な機能であるデジタルコンテンツの再生について、デジタルコンテンツの照会、ローカルコンテンツの再生、ネットワークコンテンツの再生の順に説明する。
A2.1.デジタルコンテンツの照会:
図2は、再生可能なデジタルコンテンツの照会手順について示す説明図である。なお、図中(1),(2),(3),…は、再生可能なデジタルコンテンツの照会時における処理の順番を示している。ユーザによってデジタルコンテンツを再生するためのアプリケーションの開始が入力部220を介して指示されると(処理(1))、以下で説明するように、コンテンツマネージャ250のコンテンツ選択部256によって、再生可能なネットワークコンテンツおよびローカルコンテンツの照会が実行される。
まず、コンテンツ選択部256からUPnPコンテンツ特定部260に対して、再生可能なネットワークコンテンツの照会が指示される(処理(2))と、UPnPコンテンツ特定部260からUPnPスタック230に対して、DMS100のCDS部130が管理しているネットワークコンテンツの照会要求が出力される(処理(3))。
そして、UPnPスタック230からDMS100のCDS部130に対しては、CDS部130が管理しているネットワークコンテンツの照会要求が、SOAP(Simple Object Access Protocol)の規定に従ったリクエストメッセージに含めて送信される(処理(4))。なお、SOAPの規定に従って送信されたリクエストメッセージ中のネットワークコンテンツの照会要求に対応する部分の情報は、そのままDMSサーバ100のUPnPスタック110からCDS部130に受け渡される(処理(5))。
ネットワークコンテンツの照会要求を受け取ったCDS部130では、コンテンツリスト登録部140に登録されているコンテンツ登録リストから、登録されているコンテンツのコンテンツ情報が取得される(処理(6))。このとき、コンテンツ格納部150に格納されているコンテンツファイルに、コンテンツ登録リストに未登録のコンテンツが存在しているか否か確認し、未登録のコンテンツが存在しているならば、コンテンツ登録リストを更新した後、登録されているコンテンツのコンテンツ情報を取得する。なお、取得するコンテンツ情報には、少なくとも、各コンテンツに設定されているコンテンツ名が含まれている。そして、取得したコンテンツ情報は、照会要求に対する結果(照会結果)として、SOAPの規定に従ったレスポンスメッセージに対応する形式でUPnPスタック110に対して出力され(処理(7))、SOAPの規定に従ったレスポンスメッセージ中に含めて、UnPスタック110からDMP200に対して送信される(処理(8))。
DMP200のUPnPスタック230では、受信したSOAPの規定に従ったレスポンスメッセージの中から照会結果が取り出され、UPnPコンテンツ特定部260に出力される(処理(9)。そして、UPnPコンテンツ特定部260からコンテンツマネージャ250のコンテンツ選択部256に対して、照会結果が受け渡される(処理(10))。
次に、コンテンツ選択部256からローカルコンテンツ取得部280に対して、再生可能なローカルコンテンツの照会が指示されると(処理(11))、ローカルコンテンツ取得部280ではメモリカードスロット290に挿入されているメモリカードMCに格納されているデジタルコンテンツの中から、再生可能なデジタルコンテンツ(ローカルコンテンツ)を検索し、再生可能なローカルコンテンツのコンテン情報を取得する(処理(12))。そして、取得したコンテンツ情報は、照会結果として、ローカルコンテンツ取得部280からコンテンツ選択部256に対して、通知される(処理(13))。
再生可能なネットワークコンテンツおよびローカルコンテンツの照会結果を受け取ったコンテンツ選択部256では、再生出力部210に対して、再生可能なネットワークコンテンツおよびローカルコンテンツごとのコンテンツ情報が、一覧表示形式で再生出力部210から出力される(処理(14))。
以上の手順により、再生可能なネットワークコンテンツおよびローカルコンテンツの照会が実行される。
A2.2.ローカルコンテンツの再生:
図3は、ローカルコンテンツの再生手順について示す説明図である。なお、図中(1),(2),(3),…は、ローカルコンテンツの再生時における処理の順番を示している。
コンテンツ選択部256から再生出力部210に対して、再生可能なローカルコンテンツごとのコンテンツ情報(少なくともコンテンツファイル名を含む)が出力されて一覧表示され(処理(1))、一覧表示されているローカルコンテンツの中から、ユーザが再生を希望するローカルコンテンツを、入力部220を用いて選択決定する(処理(2))ことにより、コンテンツ選択部256では、選択決定したローカルコンテンツが再生対象のローカルコンテンツ(再生対象ローカルコンテンツ)として決定される。
再生対象ローカルコンテンツが決定されると、コンテンツマネージャ250からローカルコンテンツ取得部280に対して、再生対象ローカルコンテンツのコンテンツデータの取得が指示される(処理(3))。このとき、ローカルコンテンツ取得部280では、メモリカードMCから、再生対象ローカルコンテンツの取得が実行される(処理(4))。
再生対象ローカルコンテンツの取得が終了すると、ローカルコンテンツ取得部280からコンテンツマネージャ250に対してコンテンツ取得終了の通知がなされる(処理(5))とともに、コンテンツ再生部300に対して取得したコンテンツデータが受け渡されてコンテンツの再生準備が指示される(処理(6))。
そして、コンテンツマネージャ250からコンテンツ再生部300に対して、コンテンツ再生の指示がなされると(処理(7))、コンテンツ再生部300では、取得したコンテンツデータの再生が実行されて再生出力部210を介して出力される(処理(8))。例えば、再生対象ローカルコンテンツが画像であれば再生された画像が再生出力部210で表示され、再生対象ローカルコンテンツが音声であれば再生された音声が再生出力部210から出力される。
以上のようにして、選択したローカルコンテンツの再生が実行される。
A2.3.ネットワークコンテンツの再生:
図4は、ネットワークコンテンツの再生手順について示す説明図である。なお、図中(1),(2),(3),…は、ネットワークコンテンツの再生時における処理の順番を示している。
コンテンツ選択部256から再生出力部210に対して、再生可能なネットワークコンテンツごとのコンテンツ情報(少なくとも、CDS部130で管理可能なコンテンツ名を含む)が出力されて一覧表示され(処理(1))、一覧表示されているネットワークコンテンツの中から、ユーザが再生を希望するネットワークコンテンツを、入力部220を用いて選択決定する(処理(2))により、コンテンツ選択部256では、選択決定したネットワークコンテンツが再生対象のネットワークコンテンツ(再生対象ネットワークコンテンツ)として決定される。
再生対象ネットワークコンテンツが決定されると、コンテンツマネージャ250からUPnPコンテンツ特定部260に対して、再生対象ネットワークコンテンツのネットワーク上の位置の特定が指示され(処理(3))、UPnPコンテンツ特定部260からUPnPスタック230に対して、再生対象ネットワークコンテンツのURL取得要求が出力される(処理(4))。
そして、UPnPスタック230からDMS100のCDS部130に対しては、CDS部130が管理している再生対象ネットワークコンテンツのURL取得要求が、SOAPの規定に従ったリクエストメッセージに含めて送信される(処理(5))。なお、SOAPの規定に従って送信されたリクエストメッセージ中のURL取得要求に対応する部分の情報は、そのままDMSサーバ100のUPnPスタック110からCDS部130に受け渡される(処理(6))。
URL取得要求を受け取ったCDS部130では、コンテンツリスト登録部140で登録されているコンテンツ登録リストから、再生対象ネットワークコンテンツのURLが取得される(処理(7))。そして、取得したURLは、URL取得要求に対する結果(URL取得結果)の情報として、SOAPの規定に従ったレスポンスメッセージに対応する形式でUPnPスタック110に対して出力され(処理(8))、SOAPの規定に従ったレスポンスメッセージ中に含めて、UnPスタック110からDMP200に対して送信される(処理(9))。
DMP200のUPnPスタック230では、受信したSOAPの規定に従ったレスポンスメッセージの中からURL取得結果が取り出され、UPnPコンテンツ特定部260に出力される(処理(10)。そして、UPnPコンテンツ特定部260からコンテンツマネージャ250に対して、URL取得結果が受け渡される(処理(11))。これにより、再生対象ネットワークコンテンツのURLが特定される。
再生対象ネットワークコンテンツのURLが特定されると、コンテンツマネージャ250からネットワークコンテンツ取得部270に対して、特定したURLのネットワークコンテンツの取得が指示される(処理(12))。このとき、ネットワークコンテンツ取得部270では、HTTPの規定に従って、特定したURLを指定して、指定したURLにあるネットワークコンテンツのコンテンツデータの取得を要求する。例えば、特定したURLに対応するネットワークコンテンツが、DMS100のコンテンツ格納部150に格納されている場合には、この取得要求は、UPnPスタック230およびDMS100のUPnPスタック110を介して、DMS100のコンテンツ送出部160に受け渡される(処理(13),(14),(15))。
コンテンツ送出部160では、指定されたURLのコンテンツデータが取得され(処理(16)、HTTPの規定に従った取得要求の応答結果として、要求元であるネットワークコンテンツ取得部270に向けて送出される(処理(17)。なお、送出されたコンテンツデータは、UPnPスタック110およびDMP200のUPnP230を介して、ネットワークコンテンツ取得部270に受け渡される(処理(18),(19))。
再生対象ネットワークコンテンツのコンテンツデータの取得が終了すると、ネットワークコンテンツ取得部270からコンテンツマネージャ250に対してコンテンツ取得終了の通知が成される(処理(20))とともに、コンテンツ再生部300に対して取得したコンテンツデータが受け渡されてコンテンツの再生準備が指示される(処理(21))。
そして、コンテンツマネージャ250からコンテンツ再生部300に対して、コンテンツ再生の指示がなされると(処理(22))、コンテンツ再生部300では、取得したコンテンツデータの再生が実行されて再生出力部210から出力される(処理(23))。
以上のようにして、選択したネットワークコンテンツの再生が実行される。
A3.デジタルコンテンツのアップロード:
次に、本発明の特徴であるデジタルコンテンツのアップロードについて説明する。
図5は、デジタルコンテンツのアップロード処理の手順を示すフローチャートである。このアップロード処理は、ローカルコンテンツをアップロードするためのアプリケーションの開始が、入力部220を介してユーザによって指示されることにより開始される。また、このアップロード処理は、大きく分けて、図5のステップS12〜ステップS22におけるアップロード対象コンテンツの選択およびコンテンツ名の決定処理、ステップS24〜ステップS26のアップロードの実行処理、および、ステップS28〜ステップS46のアップロードの確認処理に区分される。以下の説明では、デジタルコンテンツのアップロード処理の手順について、アップロード対象コンテンツの選択およびコンテンツ名の決定処理、アップロードの実行処理、および、アップロードの確認処理の順に区分して説明する。
A3.1.アップロード対象コンテンツの選択およびコンテンツ名の決定処理:
まず、ステップS12〜ステップS22におけるアップロード対象コンテンツの選択およびコンテンツ名の決定処理について説明する。図6は、図5のステップS12〜S20におけるアップロード対象コンテンツの選択およびコンテンツ名の決定処理について示す説明図である。なお、図中(1),(2),(3),…は、アップロード対象コンテンツのコンテンツ名決定処理時における処理の順番を示している。
まず、図5のステップS12においては、アップロード対象コンテンツの選択が実行される。具体的には、デジタルコンテンツの再生の場合と同様に、図6のDMP200において、コンテンツマネージャ250のコンテンツ選択部256によって、再生可能なローカルコンテンツごとのコンテンツ情報が、再生出力部210に一覧表示されている(処理(1))状態において、一覧表示されているローカルコンテンツの中から、ユーザがアップロードを希望するローカルコンテンツを、入力部220を用いて選択決定する(処理(2))ことにより、コンテンツ選択部256によって、ユーザによって選択決定されたローカルコンテンツがアップロード対象コンテンツとして決定される。
次に、ステップS14においては、アップロード対象コンテンツのコンテンツ名の候補(以下、「候補コンテンツ名」とも呼ぶ)が決定される。具体的には、例えば、ユーザが希望するコンテンツ名を、入力部220を用いて入力する(処理(3))ことにより、コンテンツマネージャ250のコンテンツ名決定部254によって、ユーザによって入力されたコンテンツ名が候補コンテンツ名として決定される。
そして、ステップS16において、UPnPの規定に従ってDMS100のCDS部130で管理されているネットワークコンテンツのコンテンツ名(以下、「管理コンテンツ名」とも呼ぶ)が照会される。
なお、ステップS16の処理は、具体的には、以下のようにして実行される。
まず、コンテンツマネージャ250のUPnPコンテンツ照合部252からUPnPコンテンツ特定部260に対して、管理コンテンツ名の照会が指示され(処理(4))、これに対応して、UPnPコンテンツ特定部260からUPnPスタック230に対して、DMS100のCDS部130が管理している管理コンテンツ名の照会要求(以下、「管理コンテンツ名照会要求」と略す)が出力される(処理(5))。
そして、UPnPスタック230からDMS100のUPnPスタック110に対しては、CDS部130への管理コンテンツ名照会要求が、SOAPの規定に従ったリクエストメッセージに含めて送信される(処理(6))。このとき、UPnPスタック110では、UPnPスタック230から送信されたリクエストメッセージが受信され、受信されたリクエストメッセージに含まれているCDS部130への管理コンテンツ名照会要求の部分が、そのままUPnPスタック110からCDS部130に受け渡される(処理(7))。
候補コンテンツ名照会要求を受け取ったCDS部130では、コンテンツリスト登録部140で登録されているコンテンツ登録リストが検索され(処理(8))、管理コンテンツ名の情報が、管理コンテンツ名照会要求に対する結果(以下、「管理コンテンツ名照会結果」とも略す)として、SOAPの規定に従ったレスポンスメッセージに対応する形式でUPnPスタック110に対して出力され(処理(9))、SOAPの規定に従ったレスポンスメッセージ中に含めて、UnPスタック110からDMP200のUPnPスタック230に対して送信される(処理(10))。なお、管理コンテンツ名照会要求を受け取ったCDS部130では、コンテンツ格納部150に格納されているコンテンツファイルに、コンテンツ登録リストに未登録のコンテンツが存在しているか否か確認した上で、未登録のコンテンツが存在しているならば、コンテンツ登録リストを更新した後、上記処理が実行される。
DMP200のUPnPスタック230では、受信したSOAPの規定に従ったレスポンスメッセージに含まれている管理コンテンツ名照会結果が取り出され、UPnPコンテンツ特定部260に出力される(処理(11)。そして、UPnPコンテンツ特定部260からコンテンツマネージャ250のUPnPコンテンツ照合部252に対して、管理コンテンツ名照会結果が出力される(処理(12))。
次に、ステップS18においては、UPnPコンテンツ照合部252によって、取得したコンテンツ名照会結果に基づいて、候補コンテンツ名が登録済みの名前か否か判断される。具体的には、取得した管理コンテンツ名の情報と候補コンテンツ名とを比較照合することにより実行される。
候補コンテンツ名が登録済みの場合には(ステップS18:YES)、ステップS20において、コンテンツ名決定部254によって、例えば、「その名前はすでに使われています。他の名前を使ってください。」等の、候補コンテンツ名の修正を促すメッセージが再生出力部210で表示される(処理(13))。
一方、候補コンテンツ名が未登録の場合には(ステップS18:NO)、ステップS22において、コンテンツ名決定部254によって、コンテンツアップロード対象コンテンツの候補コンテンツ名が登録コンテンツ名として決定される。
以上のようにして、ステップS12〜ステップS22では、アップロード対象コンテンツの選択およびコンテンツ名の決定処理が実行される。
A3.2.アップロードの実行処理:
アップロード対象コンテンツの登録コンテンツ名が決定されると、次に、ステップS24〜ステップS26におけるアップロード対象コンテンツのアップロードの実行処理が実行される。図7は、図5のステップS24,ステップS26におけるアップロードの実行処理について示す説明図である。なお、図中(1),(2),(3),…は、アップロードの実行処理時における処理の順番を示している。
図5のステップS22においてアップロード対象コンテンツの候補コンテンツ名が登録コンテンツ名として決定されると、ステップS24においてコンテンツファイルのメタデータが修正され、ステップS26においてアップロード対象コンテンツのコンテンツファイルがCIFSの規定に従ってDMS100に転送される。これにより、アップロード対象コンテンツのアップロードが実行される。具体的には、以下のようにしてアップロードが実行される。
図7のDMP200において、コンテンツマネージャ250からコンテンツCIFS転送部310に対して、アップロード対象コンテンツのコンテンツ名として決定した登録コンテンツ名が通知される(処理(1))。
また、コンテンツマネージャ250からローカルコンテンツ取得部280に対して、アップロード対象コンテンツの取得が指示され(処理(2))、ローカルコンテンツ取得部280では、メモリカードMCからアップロード対象コンテンツの取得が実行される(処理(3))。
アップロード対象コンテンツの取得結果は、ローカルコンテンツ取得部280からコンテンツマネージャ250に対して出力されて(処理(4))、コンテンツマネージャ250からコンテンツCIFS転送部310に対して受け渡されるとともに、DMS100への転送が指示される(処理(5))。
コンテンツCIFS転送部310では、アップロード対象コンテンツのコンテンツファイルのメタデータの所定の領域が、通知された登録コンテンツ名を示す情報となるように修正される(処理(6))。なお、登録コンテンツ名の情報が記述されるコンテンツファイル中の所定の領域は、コンテンツファイルの形式に応じて種々の領域とすることができる。例えば、ファイル形式がMP3(MPEG Audio Layer−3)であるならばID3タグ内のタイトル領域を所定の領域とすることができる。また、JPEG(Joint Photographic Experts Group)であるならばコメントフィールドやEXIF情報中を所定の領域とすることもできる。さらに、また、MPEG(Moving Picture Experts Group)−TS(Transport Stream)形式のデータをファイル化したものであるならば、あるセクション内にPSI(Program Specific Information)の情報として、登録コンテンツ名を登録してもよい。また、MPEG−PS(Program Stream)形式のファイルのようにタイトル情報を含むことが困難な場合には、コンテンツファイルのファイル名をコンテンツ名とするようにしてもよい。
そして、コンテンツCIFS転送部310からCIFSスタック240を介してDMS100のCIFSスタック120に対して、CIFSの規定に従って、アップロード対象コンテンツのコンテンツファイルの転送が実行される(処理(7),(8))。
CIFSスタック120に転送されたアップロード対象コンテンツのコンテンツファイルは、あらかじめCIFSによる転送許可対象領域に設定されているコンテンツ格納部150に対して格納される(処理(9))。格納されたコンテンツファイルは、CDS部130によって常時監視され、コンテンツリスト登録部140のコンテンツ登録リストに登録される。
コンテンツ格納部150へのアップロード対象コンテンツのコンテンツファイルが格納されると、CIFSスタック120からDMP200のCIFSスタック240を介してコンテンツCIFS転送部310に対して、CIFSの規定に従って、コンテンツ転送応答が返され(処理(10),(11))、コンテンツCIFS転送部310からコンテンツマネージャ250に対して、コンテンツ転送終了が通知される(処理(12)。
以上のようにして、アップロード対象コンテンツのアップロードが実行される。
A3.3.アップロードの確認処理:
アップロード対象コンテンツのアップロードが終了すると、次に、図5のステップS28〜S46におけるアップロードの確認処理が実行される。このアップロードの確認処理は、ステップS28〜ステップS34のUPnPの規定に従ったアップロードの確認処理と、ステップS38〜ステップS46のCIFSの規定に従ったアップロードの確認処理とに分けられる。
A3.3.1.UPnPによるアップロードの確認:
図8は、図5のステップS28〜ステップS34におけるUPnPの規定に従ったアップロード確認処理について示す説明図である。なお、図中(1),(2),(3),…は、UPnPの規定に従ったアップロード確認処理時における処理の順番を示している。
まず、図5のステップS28において、ステップS16と同様に、UPnPの規定に従ってDMS100のCDS部130で管理されているネットワークコンテンツのコンテンツ名(管理コンテンツ名)が照会される。具体的には、以下のようにして照会される。
まず、図8のDMP200において、コンテンツCIFS転送部310からコンテンツマネージャ250に対して、コンテンツ転送終了の通知とともに、アップロードしたアップロード対象コンテンツのコンテンツ名(以下、「確認コンテンツ名」と呼ぶ)が登録コンテンツ情報として通知される(処理(1))と、コンテンツマネージャ250のUPnPコンテンツ照合部252からUPnPコンテンツ特定部260に対して、管理コンテンツ名の照会が指示され(処理(2))、これに対応して、UPnPコンテンツ特定部260からUPnPスタック230に対して、DMS100のCDS部130が管理している管理コンテンツ名の照会要求(管理コンテンツ名照会要求)が出力される(処理(3)。
そして、UPnPスタック230からDMS100のUPnPスタック110CDS部130に対しては、CDS部130への管理コンテンツ名照会要求が、SOAPの規定に従ったリクエストメッセージに含めて送信される(処理(4))。このとき、UPnPスタック110では、UPnPスタック230から送信されたリクエストメッセージが受信され、受信されたクエストメッセージに含まれているCDS部130への管理コンテンツ名紹介要求の部分が、そのままUPnPスタック110からCDS部130に受け渡される(処理(5))。
管理コンテンツ名照会要求を受け取ったCDS部130では、コンテンツリスト登録部140で登録されているコンテンツ登録リストが検索され(処理(6))、管理コンテンツ名の情報が、管理コンテンツ名照会結果として、SOAPの規定に従ったレスポンスメッセージに対応する形式でUPnPスタック110に対して出力され(処理(7))、SOAPの規定に従ったレスポンスメッセージ中に含めて、UnPスタック110からDMP200のUPnPスタック230に対して送信される(処理(8))。なお、管理コンテンツ名照会要求を受け取ったCDS部130では、コンテンツ格納部150に格納されているコンテンツファイルに、コンテンツ登録リストに未登録のコンテンツが存在しているか否か確認した上で、未登録のコンテンツが存在しているならば、コンテンツ登録リストが更新された後、上記処理が実行される。
DMP200のUPnPスタック230では、受信したSOAPの規定に従ったレスポンスメッセージに含まれている管理コンテンツ名照会結果が取り出され、UPnPコンテンツ特定部260に出力される(処理(9)。そして、UPnPコンテンツ特定部260からコンテンツマネージャ250のUPnPコンテンツ照合部252に対して、管理コンテンツ名照会結果が出力される(処理(10))。
次に、ステップS30においては、UPnPコンテンツ照合部252によって、取得したコンテンツ名照会結果に基づいて、アップロードが正常に実行されてコンテンツ名が正しく登録されたか否か判断される。具体的には、取得した管理コンテンツ名の情報と確認コンテンツ名とを比較照合することにより実行される。
正しく登録されていない場合には(ステップS30:NO)、後述するステップS38〜ステップS46におけるCIFSの規定に従ったアップロード確認処理が実行される。
一方、正しく登録されている場合には(ステップS30:YES)、ステップS32において、登録されているコンテンツの取得および再生が実行され、ステップS34において、確認メッセージが表示される。なお、ステップS32におけるコンテンツの取得再生は、確認されたコンテンツ名を再生対象コンテンツのコンテンツ名として決定し、上記したネットワークコンテンツの再生を実行することにより実現される。ただし、ステップS32におけるコンテンツの再生は確認が目的であるので、動画像や音声の場合には先頭から一定時間の画面や音の再生を行うように制限して、操作性を向上させることが好ましい。また、ステップS34における確認メッセージの表示は、コンテンツマネージャ250によって再生出力部210で表示される。
なお、ステップS36では、アップロード処理を終了するか否か判断され、終了しない場合には、ステップS12に戻って、処理が繰り返される。
A3.3.2.CIFSによるアップロードの確認:
図9は、図5のステップS38〜ステップS46におけるCIFSの規定に従ったアップロード確認処理について示す説明図である。なお、図中(1),(2),(3),…は、CIFSの規定に従ったアップロード確認処理時における処理の順番を示している。
図5のステップS30において、確認コンテンツ名が正しく登録されていないと判断された場合には(ステップS30:NO)、ステップS38において、CIFSの規定に従って、アップロード対象コンテンツのコンテンツファイルがDMS100に転送されているか否か確認する。具体的には、以下のようにして実行される。
まず、UPnPコンテンツ照合部252からCIFSコンテンツ照合部320に対して、確認コンテンツ名が指定されて確認依頼がなされる(処理(1))。このとき、この確認依頼がコンテンツCIFS転送部310に受け渡される(処理(2))。
そして、コンテンツCIFS転送部310では、コンテンツファイル名とコンテンツ名とが関連付けて管理されており、コンテンツCIFS転送部310からCIFSスタック240を介してDMS100のCIFSスタック120に対して、CIFSの規定に従って、確認コンテンツ名に対応するコンテンツファイル名のコンテンツファイルの登録確認要求がなされる(処理(3),(4))。
CIFSスタック120では、コンテンツ格納部150に、確認要求のあったコンテンツファイル名のコンテンツファイルが登録されているかの確認が実行され(処理(5))、その確認結果がCIFSの規定に従って、DMP200のCIFSスタック240に送信される(処理(7))。
そして、CIFSスタック240からコンテンツCIFS転送部310に対して、確認結果が受け渡され(処理(7))、コンテンツCIFS転送部310からCIFSコンテンツ照合部320に対して受け渡される(処理(8))。
次に、ステップS40においては、CIFSコンテンツ照合部320によって、確認コンテンツ名に対応するコンテンツファイルが登録されているか否か判断される。
対応するコンテンツファイルが登録されていない場合には(ステップS40:NO)、アップロードが失敗であったと判断されて、コンテンツマネージャ250に対してその判断結果が確認結果として通知される(処理(9)。このとき、コンテンツマネージャ250によって、例えば、「コンテンツの登録に失敗しました。再登録しますか。」などの再度登録を促すメッセージが再生出力部210で表示される(処理(10)。
一方、対応するコンテンツファイルが登録されていた場合には(ステップS40:YES)、ステップS42において、CIFSの規定に従ってアップロードしたコンテンツファイルの削除が実行され、ステップS44において、コンテンツマネージャ250によって、例えば、「コンテンツの登録場所が違うようです。」などのDMSの設定の確認を促すメッセージが再生出力部210で表示された後、アップロード処理が終了する。
なお、ステップS42におけるコンテンツファイルの削除は、CIFSの規定に従って削除要求を行うことにより、アップロードの実行処理の場合と同様の手順で実行される。また、ステップS44におけるメッセージ表示は、CIFSコンテンツ照合部320からコンテンツマネージャ250に対して、コンテンツファイルの登録は確認できたことを示す確認結果が通知される(処理(9))ことにより、コンテンツマネージャ250によって再生出力部210で表示される(処理(10))。
以上のようにして、アップロードの確認処理が実行される。
A4.効果:
上記実施例のネットワークシステムにおいては、DMP200からDMS100に対して、UPnPの規定に従って動作するDMS100のCDS部130によって管理されることを希望するデジタルコンテンツ、すなわち、DMS100のCDS部130で未管理のデジタルコンテンツを、UPnPとは異なるCIFSの規定に従ってアップロードすることができる。
また、CIFSの規定に従ってデジタルコンテンツをアップロードする前に、まず、DMP200からDMS100のCDS部130に対して、CDS部130で管理しているコンテンツ名をUPnPの規定に従って照会することにより、アップロードの対象となるデジタルコンテンツ(アップロード対象コンテンツ)の候補コンテンツ名が、DMS100のCDS部130で既に登録管理されている名前であるか否か照合し、候補コンテンツ名が登録管理されていない名前である場合には、その候補コンテンツ名をそのアップロード対象コンテンツの登録コンテンツ名として決定し、決定した登録コンテンツ名をアップロード対象コンテンツのコンテンツファイル中に含めて、CIFSの規定に従ってアップロードすることができる。
さらに、また、アップロード対象コンテンツのコンテンツファイルをCIFSの規定に従ってアップロードした後、DMP200からDMS100のCDS部130に対して、CDS部130で管理しているコンテンツ名をUPnPの規定に従って照会して、アップロードしたはずのアップロード対象コンテンツのコンテンツ名が、DMS100のCDS部130で登録管理されている名前であるか否か照合することにより、アップロードの確認をすることができる。
以上のように、DMP200は、UPnPで規定されるCDS部130によってデジタルコンテンツを管理するDMS100に、デジタルコンテンツをアップロードすることが可能である。
B.変形例:
なお、本発明は上記実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
B1.変形例1:
上記実施例では、登録コンテンツ名の決定において、UPnPコンテンツ照合部252が、DMS100のCDS部130で登録管理されているコンテンツ名(管理コンテンツ名)と、候補コンテンツ名とを照合することにより、候補コンテンツ名を登録コンテンツ名として決定可能か否か判断している。また、アップロードの確認において、UPnPコンテンツ照合部252は、管理コンテンツ名と確認コンテンツ名とを照合することにより、アップロードの確認を行っている。しかしながら、これに限定されるものではなく、例えば、DMS100のCDS部130に対して、管理コンテンツ名の中に、候補コンテンツ名や確認コンテンツ名が含まれているか否かの照会を行うようにしてもよい。
B2.変形例2:
上記実施例において、DMP200のUPnPコンテンツ照合部252から管理コンテンツ名の照会要求があった場合に取得される管理コンテンツ名照会結果には、登録コンテンツリストに登録されているコンテンツ名の全てが含まれていることとして説明しているが、最初の管理コンテンツ名照会要求後の管理コンテンツ名照会要求の場合には、先の照会要求に応じて取得した照会結果との差分情報のみが照会結果に含まれているようにしてもよい。
B3.変形例3:
CDS部130は、通常、自身が実際に登録管理するコンテンツ名として、コンテンツファイルに含まれているコンテンツ名やコンテンツファイル名を用いるが、必ずしも、そのままその名前を用いない場合もある。また、アップロード対象コンテンツのコンテンツファイルをDMP200からDMS100に対してアップロードするのではなく、DMS100のメモリカードスロットにメモリカードMCを挿入し、そのメモリカードMCからコンテンツ格納部150に格納して、登録管理する場合もある。
そこで、アップロードの確認においては、コンテンツ名だけでなく、コンテンツのデータサイズやデータそのもの等の種々のコンテンツ情報を、UPnPコンテンツ照合部252において照合することにより、アップロードの確認をするようにしてもよい。
そして、アップロードの確認の際に、実際にCDS部130で登録管理されているコンテンツ名が、コンテンツ名決定部254で決定したコンテンツ名のままであるならば、コンテンツ名決定部で決定したコンテンツ名でアップロード対象コンテンツが登録されたことを知らせるメッセージを再生出力部210で表示することが好ましい。一方、コンテンツ名決定部254で決定したコンテンツ名と異なっている場合には、例えば、「指定したコンテンツ名[AAA]が[BBB]として登録されました。」のような異なったコンテンツ名で登録されたことを知らせるメッセージを表示することが好ましい。
B4.変形例4:
上記実施例のアップロードの確認において、何らかの事情で複数個のコンテンツが、アップロードの確認で検出された場合、例えば、同じコンテンツ名のネットワークコンテンツが複数存在する場合には、複数個のコンテンツについてそれぞれコンテンツ情報の表示やコンテンツの再生を行って、その状況をユーザに認識させることが望ましい。
B5.変形例5:
上記実施例では、説明を省略したが、コンテンツファイルを転送するプロトコルとしてCIFSを用いているので、CIFSのユーザ認証を利用することが可能である。これにより、コンテンツ格納部150に対して、アクセス権を個別に設定しておき、そこへのデジタルコンテンツの転送・保存が、DMP200のコンテンツCIFS転送部310から要求された際に、ケルベロス認証などによるユーザ認証を行うことで、コンテンツ格納部150に不当な書き込みが行われるのを防止することができる。
B6.変形例6:
なお、コンテンツファイルをアップロードするためのプロトコルとしては、上記実施例におけるCIFSだけでなく、SMB(Server Message Block)、HTTPなどの他の汎用ネットワークファイル共有プロトコルを用いてもよく、FTP(File Transfer Protocol)等の種々のネットワークプロトコルを用いてもよい。また、USB(Universal Sireal Bus)やIEEE1394(Institute of Electrical and Electronic Engineers 1394)などの伝送プロトコルを用いるようにしてもよい。
B7.変形例7:
上記実施例では、デジタルメディアプレーヤが本発明のアップロードデバイスである場合を例に説明しているが、アップロードデバイス専用機であってもよい。
本発明の実施例としてのネットワークシステム10の構成を機能的に示す説明図である。 再生可能なデジタルコンテンツの照会手順について示す説明図である。 ローカルコンテンツの再生手順について示す説明図である。 ネットワークコンテンツの再生手順について示す説明図である。 デジタルコンテンツのアップロード処理の手順を示すフローチャートである。 図5のステップS12〜S20におけるアップロード対象コンテンツの選択およびコンテンツ名の決定処理について示す説明図である。 図5のステップS24,ステップS26におけるアップロードの実行処理について示す説明図である。 図5のステップS28〜ステップS34におけるUPnPの規定に従ったアップロード確認処理について示す説明図である。 図5のステップS38〜ステップS46におけるCIFSの規定に従ったアップロード確認処理について示す説明図である。
符号の説明
10…ネットワークシステム
100…デジタルメディアサーバ(DMS)
200…デジタルメディアプレーヤ(DMP)
110…UPnPスタック
120…CIFSスタック
130…コンテンツディレクトリサービス(CDS)
140…コンテンツリスト登録部
150…コンテンツ格納部
160…コンテンツ送出部
210…再生出力部
220…入力部
230…UPnPスタック
240…CIFSスタック
250…コンテンツマネージャ
254…コンテンツ名決定部
256…コンテンツ選択部
270…ネットワークコンテンツ取得部
280…ローカルコンテンツ取得部
290…メモリカードスロット
300…コンテンツ再生部
310…コンテンツCIFS転送部
320…コンテンツCIFS照合部
MC…メモリカード

Claims (8)

  1. コンテンツサーバとコンテンツアップロードデバイスとがネットワークを介して接続されるコンテンツアップロードシステムであって、
    前記コンテンツサーバは、前記ネットワーク経由でデジタルコンテンツを参照および取得するためのコンテンツ管理機構を実現するコンテンツ管理機構部によって、前記デジタルコンテンツを、少なくとも、前記デジタルコンテンツに設定されているコンテンツ名を含むコンテンツ情報に基づいて管理しており、
    前記コンテンツアップロードデバイスが前記コンテンツサーバに対して、前記コンテンツサーバで未管理のデジタルコンテンツをアップロードする場合において、
    前記コンテンツアップロードデバイスは、前記コンテンツ管理機構部が管理しているデジタルコンテンツのコンテンツ情報について、前記コンテンツ管理機構部に照会し、照会結果として得られた前記コンテンツ管理機構部が管理しているデジタルコンテンツのコンテンツ情報に基づいて、アップロードの対象である対象デジタルコンテンツのコンテンツ名の候補として仮に設定した候補コンテンツ名が、前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として新たに登録可能か否か判断し、前記候補コンテンツ名が前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として新たに登録可能であったならば、前記候補コンテンツ名を前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として決定し、決定したコンテンツ名を前記対象デジタルコンテンツのコンテンツファイル中に含めて、前記コンテンツ管理機構部で利用されるプロトコルとは異なる所定のプロトコルの手順に従って前記コンテンツサーバにアップロードする、
    ことを特徴とするコンテンツアップロードシステム。
  2. 請求項1に記載のコンテンツアップロードシステムにおいて、
    前記コンテンツアップロードデバイスは、前記対象デジタルコンテンツのコンテンツファイルをアップロードした後、前記コンテンツ管理機構部が管理しているデジタルコンテンツのコンテンツ情報について、前記コンテンツ管理機構部に再度照会し、照会結果として得られた前記コンテンツ管理機構部が管理しているデジタルコンテンツのコンテンツ情報に基づいて、前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として決定したコンテンツ名が登録されているか否か判断することにより、前記対象デジタルコンテンツがアップロードされていることを確認する、
    ことを特徴とするコンテンツアップロードシステム。
  3. 請求項1または請求項2記載のコンテンツアップロードシステムにおいて、
    前記所定のプロトコルは、前記ネットワーク上または前記ネットワークとは異なる通信経路上で利用される通信プロトコルである、
    ことを特徴とするコンテンツアップロードシステム。
  4. 請求項3記載のコンテンツアップロードシステムにおいて、
    前記所定のプロトコルは前記ネットワーク上で利用される汎用ネットワークファイル共有プロトコルであることを特徴とするコンテンツアップロードシステム。
  5. コンテンツサーバにネットワークを介して接続されるとコンテンツアップロードデバイスであって、
    前記コンテンツサーバは、前記ネットワーク経由でデジタルコンテンツを参照および取得するためのコンテンツ管理機構を実現するコンテンツ管理機構部によって、前記デジタルコンテンツを、少なくとも、前記デジタルコンテンツに設定されているコンテンツ名を含むコンテンツ情報に基づいて管理しており、
    前記コンテンツアップロードデバイスは、前記コンテンツサーバに対して、前記コンテンツサーバで未管理のデジタルコンテンツをアップロードする場合において、
    前記コンテンツ管理機構部が管理しているデジタルコンテンツのコンテンツ情報について、前記コンテンツ管理機構部に照会し、照会結果として得られた前記コンテンツ管理機構部が管理しているデジタルコンテンツのコンテンツ情報に基づいて、アップロードの対象である対象デジタルコンテンツのコンテンツ名の候補として仮に設定した候補コンテンツ名が、前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として新たに登録可能か否か判断し、前記候補コンテンツ名が前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として新たに登録可能であったならば、前記候補コンテンツ名を前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として決定し、決定したコンテンツ名を前記対象デジタルコンテンツのコンテンツファイル中に含めて、前記コンテンツ管理機構部で利用されるプロトコルとは異なる所定のプロトコルの手順に従って前記コンテンツサーバにアップロードする、
    ことを特徴とするコンテンツアップロードデバイス。
  6. ネットワークを介して接続されるコンテンツサーバとコンテンツアップロードデバイスにおいて、コンテンツアップロードデバイスからコンテンツサーバに対してデジタルコンテンツをアップロードするコンテンツアップロード方法であって、
    前記コンテンツサーバは、前記ネットワーク経由でデジタルコンテンツを参照および取得するためのコンテンツ管理機構を実現するコンテンツ管理機構部によって、前記デジタルコンテンツを、少なくとも、前記デジタルコンテンツに設定されているコンテンツ名を含むコンテンツ情報に基づいて管理しており、
    前記コンテンツアップロードデバイスが前記コンテンツサーバに対して、前記コンテンツサーバで未管理のデジタルコンテンツをアップロードする場合において、
    前記コンテンツアップロードデバイスは、前記コンテンツ管理機構部が管理しているデジタルコンテンツのコンテンツ情報について、前記UPnPで規定される手順に従って前記コンテンツ管理機構部に照会する工程と、
    照会結果として得られた前記コンテンツ管理機構部が管理しているデジタルコンテンツのコンテンツ情報に基づいて、アップロードの対象である対象デジタルコンテンツのコンテンツ名の候補として仮に設定した候補コンテンツ名が、前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として新たに登録可能か否か判断する工程と、
    前記候補コンテンツ名が前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として新たに登録可能であったならば、前記候補コンテンツ名を前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として決定する工程と、
    決定したコンテンツ名を前記対象デジタルコンテンツのコンテンツファイル中に含めて、前記コンテンツ管理機構部で利用されるプロトコルとは異なる所定のプロトコルの手順に従って前記コンテンツサーバにアップロードする工程と、
    を備えることを特徴とするコンテンツアップロード方法。
  7. ネットワークを介して接続されるコンテンツサーバとコンテンツアップロードデバイスにおいて、コンテンツアップロードデバイスからコンテンツサーバに対してデジタルコンテンツをアップロードするためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンテンツサーバは、前記ネットワーク経由でデジタルコンテンツを参照および取得するためのコンテンツ管理機構を実現するコンテンツ管理機構部によって、前記デジタルコンテンツを、少なくとも、前記デジタルコンテンツに設定されているコンテンツ名を含むコンテンツ情報に基づいて管理しており、
    前記コンテンツアップロードデバイスが前記コンテンツサーバに対して、前記コンテンツサーバで未管理のデジタルコンテンツをアップロードする場合において、
    前記コンテンツアップロードデバイスは、前記コンテンツ管理機構部が管理しているデジタルコンテンツのコンテンツ情報について、前記UPnPで規定される手順に従って前記コンテンツ管理機構部に照会する機能と、
    照会結果として得られた前記コンテンツ管理機構部が管理しているデジタルコンテンツのコンテンツ情報に基づいて、アップロードの対象である対象デジタルコンテンツのコンテンツ名の候補として仮に設定した候補コンテンツ名が、前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として新たに登録可能か否か判断する機能と、
    前記候補コンテンツ名が前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として新たに登録可能であったならば、前記候補コンテンツ名を前記対象デジタルコンテンツのコンテンツ名として決定する機能と、
    決定したコンテンツ名を前記対象デジタルコンテンツのコンテンツファイル中に含めて、前記コンテンツ管理機構部で利用されるプロトコルとは異なる所定のプロトコルの手順に従って前記コンテンツサーバにアップロードする機能と、
    をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
  8. 請求項7に記載されたコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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