JP2007264836A - データ領域追加プログラム - Google Patents

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幸子 寺井
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Abstract

【課題】SANにおいて、データ領域の拡張時、追加領域の決定を自動化する。
【解決手段】サーバとストレージ装置とを管理する管理装置であって、サーバとストレージ装置とがネットワークを介して接続されており、管理装置は、サーバにストレージ装置を追加する場合において、サーバが現在使用しているストレージ装置、ボリューム番号、ボリュームグループを抽出し、ボリューム番号からストレージ装置のコントローラモジュールを検出し、サーバが現在使用しているストレージ装置のコントローラモジュールの使用度に基づき、追加すべきコントローラモジュールを決定し、決定したコントローラモジュールから追加容量に合致する容量のボリューム番号を決定し、決定したボリューム番号に基づき、ストレージ装置とサーバの設定を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーバ装置が使用するデータ領域の追加機能であって、特に、サーバ装置とストレージ装置とがネットワークを介して接続されており、当該ストレージ装置の使用状況に基づきデータ追加をすべき領域を決定するデータ領域追加プログラムに関する。
近年、コンピュータ上で扱う情報の量は増大の一途をたどっている。
従来は、サーバ装置に対して直接にストレージ装置を割り当てることにより情報を記憶していた。しかし、サーバ装置の処理が多様化するとともに、格納されるべきデータも多様化する必要があり、従来の直接的なストレージ装置の接続では、対応できなくなってきている。そこで、サーバ装置と、ストレージ装置とをネットワーク40を介して接続するSAN(Storage Area Network)の利用が増している。
ここで、SANにおいては、サーバ装置が利用するストレージ装置の容量を監視し、容量超過を防ぐために予兆監視手段により、事前に管理者へ通知する処理がなされている。
SANとは、サーバ装置とストレージ装置との間を接続する専用のネットワーク40であり、一般的には、ファイバチャネルを用いて接続する形態を指す。
サーバ装置が使用するデータ領域は、その使用により容量不足が発生する場合がある。そこで、顧客の所望するストレージの使用容量を容易に設定できるとともに、実際に使用したストレージの容量に応じた使用料を課金することが可能なストレージサービス方法がある。当該方法は、ストレージとの対応付けがサーバに予め設定されたデバイスファイルに対して、サーバがアクセスすることにより、デバイスファイルに対応するストレージへのアクセスを検知し、次に、ストレージへのアクセスの検知に基づいて、サーバへの課金のためのストレージサービス料金を算出するものである。
特開2004−21796号
しかしながら、データ領域の容量を拡張する際には、種々のネットワーク設定が必要であり、ネットワークシステムの知識が必要であるとともに、多くの作業が必要であった。また、拡張すべきボリューム領域の選択を誤ることによって、ストレージ装置が有する特定のコントローラモジュールへ集中化が生じるおそれがあり、その結果、データ授受に関して処理速度の低下が発生するおそれもあった。
本発明は、サーバ毎に当該サーバで使用するファイルシステム毎に分類したファイルシステム名、当該サーバに対応するストレージ装置名、当該ストレージ装置内のデータ領域を区分するボリューム番号からなるサーバ管理データベース、前記ストレージ装置のコントローラモジュールを識別するコントローラモジュール、当該ストレージ装置のデータ領域を区分するボリューム番号から構成されるストレージ装置管理データベース、前記ストレージ装置内であって割当がなされていないボリューム領域のボリューム番号、当該ボリューム番号を管轄するコントローラモジュール番号とを関連づけた空ボリュームデータベース、データ領域の追加時において、前記サーバの追加すべきファイルシステムが選択されると、前記サーバ管理データベースで当該ファイルシステムが利用するボリューム番号を抽出する第一の抽出手段、前記第一の抽出手段で抽出した前記ボリューム番号と、前記サーバ装置によるコントローラモジュールの使用度に基づきストレージ装置管理データベースで管轄するコントローラモジュールを抽出する第二の抽出手段、前記第二の抽出手段で抽出した前記コントローラモジュールに対応するボリューム番号を空きボリュームデータベースから抽出する第三の抽出手段、として機能させる。
本発明により、使用度が低いコントローラモジュールが管轄するボリューム領域が追加対象として抽出されるため、ストレージ装置の処理の集中化による性能低下を防ぐことが可能となる、ボリューム領域の追加が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(実施例1)
図1は、本実施例におけるシステム構成図である。
本実施例では、管理サーバ10と複数の対象サーバ20と複数のストレージ装置30とがネットワーク40を介して接続された構成であるとする。
管理サーバ10とは、対象サーバ20、ストレージ装置30にかかるネットワークシステム全体の接続状況、及び個々の対象サーバ20、ストレージ装置30の設定状況、ストレージ装置30の空き領域の管理等をするサーバである。また、対象サーバ20に対してストレージ装置30に係るストレージ領域の割り当て等の処理も行う。
対象サーバ20とは、利用者からの処理要求に基づき、当該対象サーバ20において様々な処理を行い、必要な場合にストレージ装置30とのデータの授受を行うサーバ装置である。
ストレージ装置30とは、ネットワークシステムにおける、対象サーバで必要とする種々のデータを記憶する装置である。
図2はストレージ装置30の内部構成について示した図である。
ストレージ装置30は、割当手段31、コントローラモジュール32、RAID33、ボリューム領域34とから構成される。
割当手段31は、ネットワーク40経由で受信した、対象サーバ20からのデータの授受の要求に対して当該データの授受の処理を行うべきコントローラモジュール32を決定する機能を有する。
コントローラモジュール32は、当該コントローラモジュール32が管轄するボリューム領域34に対してデータの授受を行う。ストレージ装置30には、複数のコントローラモジュールを有している。また、あるコントローラモジュールについて故障等が発生した場合には、他のコントローラモジュールが代替してデータの授受を行う機能も有する。
RAID33は、ストレージ装置30内に含まれるRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)である。複数のRAID33が存在する場合には、識別番号が付される。なお、RAIDである必要はなく、一台のハードディスクドライブ等の記憶装置でもよい。
ボリューム領域34は、RAID33の内部を複数のデータ領域に区切った場合の個々のデータ領域である。
図3は対象サーバ20が管理する対象サーバ20内管理データベース50の構成例である。
対象サーバ20内管理データベース50は、対象サーバ20がストレージ装置30にネットワーク40を介してアクセスするために必要な情報を記憶したものであり、ファイルシステム名51、ストレージ装置名52、ボリューム番号53およびボリュームグループ名54とから構成される。
ファイルシステム名51とは、当該対象サーバ20において対象サーバ20を業務にて利用する利用者が使用する際のファイルシステムの識別名である。
ストレージ装置名52とは、ネットワークシステムで管理するストレージ装置30を一意に識別した識別名である。ID番号でもよい。
ボリューム番号53とは、ストレージ装置30が有する複数のボリューム領域を識別するための番号である。
ボリュームグループ名54とは、ストレージ装置30の複数のボリューム領域を論理的に一まとめにして管理するためのグループ名である。ID番号でもよい。
ここで、ボリュームグループとは、ボリューム領域の論理的な集合であり当該ボリュームグループは、対象サーバ20のWWPN(World Wide Port Name)と一意に関連づけられている。
WWPNとは、対象サーバ20が有するHBA(Host BUS ADAPTER)およびストレージ装置30が有する各ポートのそれぞれに一意に付された識別子であり、通信において、ネットワーク内の通信経路を特定することも可能である。
したがって、対象サーバ20は、予め有するストレージ装置30のポートのWWPNに基づき、所望のボリューム53を指定してデータの授受に関するアクセスをし、ストレージ装置30内では、対象サーバのWWPNとボリュームグループとが関連付けられており、当該ボリュームグループ内のボリューム番号のデータを取り出すことが可能となる。
なお、対象サーバ内管理データベース50のデータは、管理サーバ10においても管理される。
図4は管理サーバ10が管理する対象サーバ管理データベース60の構成例である。管理サーバ10では、全ての対象サーバ20について管理するため、対象サーバ装置名65を付すことにより管理する。データ構成の内、ファイルシステム名61、ストレージ装置名62、ボリューム番号63およびボリュームグループ名64については、対象サーバ20内管理データベース50のデータ項目と同様であるため説明を省略する。対象サーバ装置名55とは、ネットワークシステムで管理する対象サーバ装置20を一意に識別した識別名である。ID番号でもよい。
図5は、ストレージ装置30が管理するストレージ装置30内管理データベース70である。
ストレージ装置30内管理データベース70は、ストレージ装置30内のボリューム領域34を管理するデータベースであり、コントローラモジュール番号71、RAID番号72、ボリューム番号73、及びボリュームグループ74から構成される。
コントローラモジュール番号71とは、ストレージ装置30が有する複数のコントローラモジュール32について識別するための番号である。
RAID番号72は、ストレージ装置30が有する複数のRAID33を識別するための番号である。
ボリューム番号73とは、ストレージ装置30が有する複数のボリューム領域34を識別するための番号である。
ボリュームグループ番号74とは、ストレージ装置30が有する複数のボリュームグループ番号を識別するための番号である。
なお、ストレージ装置30内管理データベース70は、管理サーバ10においても管理される。
図6は管理サーバ10が管理するストレージ装置管理データベース80の構成例である。管理サーバ10では、全てのストレージ装置30について管理するため、ストレージ装置名85を付すことにより管理する。データ構成の内、コントローラモジュール番号81、RAID番号82、ボリューム番号83、及びボリュームグループ84についてはストレージ装置30内管理データベース70のデータ項目と同様であるため説明を省略する。ストレージ装置名85とは、ネットワークシステムで管理するストレージ装置30を一意に識別した識別名である。ID番号でもよい。
図7は、ストレージ装置30内空ボリュームデータベース90のデータ構成例である。
ストレージ装置30内空ボリュームデータベース90とは、ストレージ装置30内のボリューム領域34の内、現在任意の対象サーバ20に対してボリューム領域34の割り当てが行われていないボリューム領域34について管理するデータベースである。
ボリューム番号91とは、ストレージ装置30内の複数のボリューム領域34を識別するための番号である。
容量92とは、ボリューム領域34に対応する記憶容量である。
コントローラモジュール番号93とは、ボリューム領域34を使用する際に管轄するコントローラモジュール32の識別番号である。
RAID番号94は、ストレージ装置30内の複数のRAIDを識別するための番号である。
なお、本実施例では、全てのボリューム番号と当該ボリューム番号に対応するボリューム領域34とは、予め設定されているものとする。
また、ストレージ装置30内空ボリュームデータベース90の情報は、管理サーバ10においても管理される。
図8は管理サーバ10が管理する空ボリュームデータベース100の構成例である。管理サーバ10では、全てのストレージ装置30の空きボリューム領域34について管理するため、ストレージ装置名95を付すことにより管理する。
データ構成の内、ボリューム番号101、容量102、コントローラモジュール番号103、RAID番号104についてはストレージ装置30内空ボリュームデータベース90のデータ項目と同様であるため説明を省略する。ストレージ装置名105とは、システムで管理するストレージ装置30を一意に識別した識別名である。ID番号でもよい。
図9は、対象サーバ20とストレージ装置30間のデータ送受信時について示した図である。
対象サーバ20は、対象サーバ20内管理データベース50において対象となるストレージ装置名51とボリューム番号53を選択して、当該ボリューム番号53のボリューム領域34のデータの取得又は当該ボリューム領域34へのデータの格納の要求を送信する(ST01)。
ストレージ装置30は、対象サーバから指示を受信すると(ST02)、当該ストレージ装置30内の割当手段31がストレージ装置内管理データベース70に基づき、受信したボリューム番号53から対応するRAID番号72、コントローラモジュール番号71を特定する(ST03)。
割当手段31は、特定されたコントローラモジュール番号71のコントローラモジュール32にRAID番号72、ボリューム番号73を送る(ST04)。
コントローラモジュール32はRAID番号72とボリューム番号73とに対応するボリューム領域34に対して、依頼があったデータの取得あるいはデータの格納を行う(ST05)。
コントローラモジュール32は、対象サーバ20に対してボリューム領域34から取得したデータの送信、又はボリューム領域34へのデータ格納の結果を送信する(ST06)。
対象サーバ20は、ストレージ装置30から所望のデータの受信または、ボリューム領域34へのデータ格納の結果を受信する(ST07)。
以上の動作により対象サーバ20とストレージ装置30との間でデータ送受信を行う。
次に、使用により記憶するデータ量が増し、対象サーバ20が当初有していたデータ記憶領域では、データ容量が不足する場合が生ずる。このような場合には、対象サーバ20が使用するボリューム領域34を新たに追加することで対応が可能である。ボリューム領域34を新規に追加する際の処理について説明する。
なお、本実施例では、ストレージ装置30内には、空きボリュームデータベースで管理されている未使用のボリューム領域34があり、当該ボリューム領域34を新規に対象サーバ20に割り当てを行う場合の処理について説明する。
また、データ記憶領域とは、複数のボリューム領域34の結合により構成される場合もある。
図10は、管理サーバ10において、対象サーバ20に対して、当初、新規にデータ記憶領域を付与してから、当該データ記憶領域が不足し、データ記憶領域を追加する処理を行うまでの処理のフローチャートである。
管理者は管理サーバ10が有する対象サーバ管理データベース60およびストレージ装置管理データベース80に対して、対象サーバ20が利用するファイルシステムを新規に登録する(ST11)。
ST11での登録処理の概要を説明する。
図11は、ファイルシステムを新規に登録する際の画面例である。具体的な登録の例として、対象サーバ20のサーバ名「sv001」、ファイルシステムの識別名「fs01」、ボリューム領域のまとまりであるボリュームグループ名「AG01」、当該ファイルシステムのデータ記憶領域の容量「50GB」が登録されるとする。
この際、閾値容量として「40GB」を登録する。
管理サーバ10が有する空きボリュームデータベース100から、ストレージ装置名105、ボリューム番号101、容量102、RAID番号104の情報がリスト表示される。
管理者は当該リストの中から適当なボリューム番号101を選択する。
また、対象サーバ管理データベース60に対しては、入力したファイルシステム名61、ストレージ装置名62、ボリューム番号63、対象サーバ装置名55が登録される。
以上により登録が完了する。
次に、対象サーバ管理データベース60、ストレージ装置管理データベース80に登録された情報は、対象サーバ20およびストレージ装置30に送られ(ST12)、登録された設定が対象サーバ20内管理データベース50およびストレージ装置30内管理データベース70に反映される(ST13、ST14)。
ストレージ装置30は、その後、対象サーバ20とのデータの授受を行い、当該閾値を超えた場合(ST15)に警告を管理サーバ10に通知する(ST16)。
管理サーバ10は、ストレージ装置30からの閾値超の警告を受信すると、管理サーバ10の画面上に表示するなどして、管理者に警告を知らせる(ST17)。
図12は、警告画面例である。
同図の例では、データ記憶領域の現在の容量が閾値を超えた対象は、対象サーバ20が「sv001」でファイルシステム名が「fs01」である。閾値を超えた警告の表示とともに、対応処理として、「容量拡張」、「閾値の再設定」、「現状維持」、「後日再警告」等を選択できるチェックボックスが表示される。
閾値の再設定とは、現状で40GBである閾値を45GBにし、後日に再度の警告を受けるように設定するものである。現状維持とは、現在の状況で特に対応をしない場合に選択する。後日再警告とは、例えば1週間後に再度同様の警告を出力させたい場合に選択する。これらはストレージ装置30に反映される。
一方、容量拡張とは、当該ファイルシステムが利用可能なストレージ装置30のボリューム領域34を追加する処理を行うものである。
容量拡張処理が選択されると、以降の処理を行うことにより、ボリューム領域34の追加がなされる。
なお、データ領域の追加は、例えば2種類の方法がある。一つは、追加容量を設定した場合に自動で最適な追加ボリューム領域34を選択する手法、もう一つは、追加可能なボリューム領域34のリストを表示し、管理者が選択する手法である。
図15は、ボリューム領域34を自動で追加する場合に管理サーバ10の画面上に表示される画面例であり、図16は、ボリューム領域34を手動で追加する場合に管理サーバ10の画面上に表示される画面例である。
これらの追加ボリューム領域の候補となり得るボリューム領域についての抽出処理を行う。
また、本実施例では、追加するデータ領域の対象は、データ容量が不足しているとの警告を発したファイルシステムに対応するストレージ装置について行うこととする。他のストレージ装置を選択すると煩雑な処理を要するためである。
図13は、追加対象となり得るボリューム領域34を抽出するためのフローチャートである。
対象サーバ管理データベース60の対象サーバ20名およびファイルシステム名に関連するストレージ装置30名、ボリューム番号、ボリュームグループを抽出する(ST21)。
次に、当該ボリューム番号を扱うコントローラモジュール32をストレージ装置30管理データベースから読込み、コントローラモジュール32の使用度の抽出する(ST22)。
抽出したコントローラモジュール32の中から、使用度の低いコントローラモジュール32を特定する(ST23)。
使用度が低いコントローラモジュール32とは、本実施例では、自己の対象サーバ20がアクセスするコントローラモジュール32の使用頻度である。コントローラモジュール32の使用頻度を算出するには種々の方式が考えられる。
例えば、対象サーバ20が利用している全てのボリューム領域34について、管轄するコントローラモジュール32毎に当該ボリューム領域34の数を算出し、最も少ないボリューム領域34の数を扱うコントローラモジュール32を対象とする決定方式がある。また、当該ボリューム領域34毎にアクセス回数を別途記憶する手段を有しておき、管轄するコントローラモジュール32毎に当該アクセス回数の合計を算出し、最も少ないアクセス回数のコントローラモジュール32を対象とする決定方式もある。
次に、ストレージ装置管理データベース80から当該コントローラモジュール32が使用するRAID33のRAID番号82を抽出する(ST24)。
更に、当該RAID33番号に基づき、空ボリュームデータベース100からRAID番号82と合致するRAID番号104に対応するボリューム番号101を抽出する(ST25)。
以上により、追加対象となるボリューム番号の候補が抽出される。
次に追加対象ボリュームの決定を行う(ST26)。
図14は、追加ボリューム領域34の決定処理についてのフローチャートである。
手動で追加対象のボリューム領域34を特定する場合には(ST31:Yes)、画面上取得したリストを表示する(ST32)。図16での画面例に表示される追加対象ボリューム領域34のリストを指す。手動で追加ボリューム領域34の特定を行う場合には、図16の画面上に表示されたリストの候補から管理者が適宜選択し(ST33)、追加ボリューム領域34を決定する(ST34)。
一方、自動で追加対象ボリューム領域34を特定する場合には(ST31:No)、ボリューム領域34の特定処理を行う。
ST25により抽出したボリューム領域34の候補について、管理者が図15の画面により登録された容量と合致するボリューム領域34が有るか否かを判定する(ST35)。具体的には、候補のボリューム領域34のボリューム番号101に対応する容量102を順次確認する。
合致するボリューム領域34が候補内に存在する場合(ST35:Yes)、そのボリューム番号101を追加対象ボリューム領域34として決定する。
一方、合致するボリューム領域34が候補内に存在しない場合(ST35:No)は、追加容量に近くなるボリューム領域34の組み合わせを行い、当該ボリューム領域34を追加対象ボリューム領域34として特定する(ST37)。具体的には、複数のボリューム領域34に係る容量102を追加容量に近くなるように加算して当該複数のボリューム領域34を追加対象ボリューム領域34として決定する。また、空きボリューム領域34に係る容量が追加指示された容量と比較して大きい場合には、空きボリューム領域34中の最小のボリューム領域34を選択し追加対象ボリューム領域34として決定する。
以上の処理により、追加対象ボリュームが確定する(ST27)。
なお、使用度が低いコントローラモジュール32に対応するRAID33あるいはRAID33に含まれるボリューム領域34が存在しない場合には、順次優先順位を下げて、設定可能なボリュームを探すものとする。
具体的には、RAID33に含まれる空きボリューム領域34が存在しない場合には、当該コントローラモジュール31の次に使用度が低いコントローラモジュール31が扱うRAID33について空きボリューム領域34の有無を判断する。
図17は、決定した追加対象ボリューム領域34について実際に追加を行うまでの処理についてのフローチャートである。
まず、追加対象ボリューム領域34については、空きボリュームデータベース100のボリューム番号101に対応するデータレコードを削除する(ST41)。
次にストレージ装置管理データベース80内のボリュームグループ84に追加対象ボリューム番号83を追加する(ST42)。
ストレージ装置30に当該追加対象ボリューム番号83をボリュームグループ84に追加する指示を送信する(ST43)。
ストレージ装置30では、ストレージ装置30内管理データベース70にボリューム番号73、ボリュームグループ74が登録され、ストレージ装置30内空ボリュームデータベース90のコントローラモジュール番号93、RAID番号94がストレージ装置30内管理データベース70の該当レコードに移動される。また、ストレージ装置30内空ボリュームデータベース90のボリューム番号91に対応するデータレコードは削除される。
次に、ストレージ装置30からのST43による設定指示の完了通知を受けた後、対象サーバ20にボリュームグループ名64、追加対象ボリューム番号63、ストレージ装置30の追加指示を送信する(ST44)。
ストレージ装置30では、指示に基づき対象サーバ20内管理データベース50にファイルシステム名51、ストレージ装置名52、ボリューム番号53、ボリュームグループ名54を追加する。
以上により、コントローラモジュールの使用状況を加味したボリューム領域34の追加が可能となる。
図18は、上記の管理サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。
同図に示すコンピュータ10は、CPU11、メモリ12、入力手段13、出力手段14、記憶手段15、ネットワーク40接続手段16等を有し、これらがバス17に接続された構成となっている。なお、同図に示した構成は一例であり、これに限るものではない。
CPU11は、当該コンピュータ10全体を制御する中央処理装置である。
メモリ12は、プログラム実行、データ更新等の際に、記憶手段15に記憶されているプログラムやデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CPU11は、メモリ12に読み出したプログラムやデータを用いて、上述の図9乃至図17等を用いて説明したボリューム領域34の追加動作に係る処理を含む各種処理を実行する。
入力手段13は、例えばキーボード、マウス、タッチパネル等である。
出力手段14は、例えばディスプレイ(表示装置)等である。
記憶手段15は、例えばハードディスク装置等であり、プログラム(上述のボリューム領域34の追加動作に係る処理をコンピュータ10に実行させるプログラムを含む)やデータ(上述の対象サーバ管理データベース60、ストレージ装置管理データベース80、空ボリュームデータベース100を含む)が格納される。
ネットワーク接続装置17は、ネットワーク40(SAN等)に接続して、外部の情報処理装置とプログラムやデータの送受信を可能にする構成である。
また、上記プログラムを記録した記録媒体又はプログラムのダウンロードのも可能である。
上記の各種処理を実行させるプログラムやデータ読み出してメモリ12に格納し実行するものであってもよいし、また、上記プログラムやデータは、ネットワーク40接続装置17により接続されているネットワーク40(SAN等)を介して、外部のプログラムやサーバに記憶されているプログラムやデータをダウンロードするものであってもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良及び変更を行っても良いのはもちろんである。
図1は、本実施例におけるシステム構成図である。 図2は、ストレージ装置30の内部構成について示した図である。 図3は、対象サーバ20が管理する対象サーバ20内管理データベース50の構成例である。 図4は、管理サーバ10が管理する対象サーバ管理データベース60の構成例である。 図5は、ストレージ装置30が管理するストレージ装置30内管理データベース70である。 図6は、管理サーバ10が管理するストレージ装置管理データベース80の構成例である。 図7は、ストレージ装置30内空ボリュームデータベース90のデータ構成例である。 図8は、管理サーバ10が管理する空ボリュームデータベース100の構成例である。 図9は、対象サーバ20とストレージ装置30間のデータ送受信時について示した図である。 図10は、管理サーバ10において、対象サーバ20に対して、当初、新規にデータ記憶領域を付与してから、当該データ記憶領域が不足し、データ記憶領域を追加する処理を行うまでの処理のフローチャートである。 図11は、ファイルシステムを新規に登録する際の画面例である。 図12は、警告画面例である。 図13は、追加対象となり得るボリューム領域34を抽出するためのフローチャートである。 図14は、追加ボリューム領域34の決定処理についてのフローチャートである。 図15は、ボリューム領域34を自動で追加する場合に管理サーバ10の画面上に表示される画面例である。 図16は、ボリューム領域34を手動で追加する場合に管理サーバ10の画面上に表示される画面例である。 図17は、決定した追加対象ボリューム領域34について実際に追加を行うまでの処理についてのフローチャートである。 図18は、上記の管理サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。
符号の説明
10 管理サーバ装置
20 対象サーバ装置
30 ストレージ装置

Claims (5)

  1. ネットワークを介して接続されたサーバ装置とストレージ装置とを管理するデータ領域追加プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記サーバ装置毎に当該サーバで使用するファイルシステム毎に分類したファイルシステム名、当該サーバに対応するストレージ装置名、当該ストレージ装置内のデータ領域を区分するボリューム番号からなるサーバ管理データベース、
    前記ストレージ装置のコントローラモジュールを識別するコントローラモジュール、当該ストレージ装置のデータ領域を区分するボリューム番号から構成されるストレージ装置管理データベース、
    前記ストレージ装置内であって割当がなされていないボリューム領域のボリューム番号、当該ボリューム番号を管轄するコントローラモジュール番号とを関連づけた空ボリュームデータベース、
    データ領域の追加時において、
    前記サーバの追加すべきファイルシステムが選択されると、前記サーバ管理データベースで当該ファイルシステムが利用するボリューム番号を抽出する第一の抽出手段、
    前記第一の抽出手段で抽出した前記ボリューム番号と、前記サーバ装置によるコントローラモジュールの使用度に基づきストレージ装置管理データベースで管轄するコントローラモジュールを抽出する第二の抽出手段、
    前記第二の抽出手段で抽出した前記コントローラモジュールに対応するボリューム番号を空きボリュームデータベースから抽出する第三の抽出手段、
    として機能させることを特徴とするデータ領域追加プログラム。
  2. 前記第三の抽出手段で抽出したボリューム番号に基づき、前記ストレージ装置および前記サーバの設定を変更する変更手段として更に機能させることを特徴とする請求項1記載のデータ領域追加プログラム。
  3. 前記空ボリュームデータベースは、前記ボリューム番号に対応する記憶容量を有し
    データ領域の追加時において、追加容量を入力する追加容量入力手段、
    前記第三の抽出手段は更に、前記追加容量と当該空きボリューム番号に対応する記憶容量とが合致するボリューム番号を特定する特定手段
    として機能させることを特徴とする請求項1記載のデータ領域追加プログラム。
  4. 前記第三の抽出手段で抽出したボリューム番号を出力する出力手段
    として更に機能させることを特徴とする請求項1記載のデータ領域追加プログラム。
  5. サーバが使用するファイルシステムの閾値を設定する設定手段、
    閾値を超えた場合にストレージ装置30が警告を発する警告手段、
    として更に機能させることを特徴とする請求項1記載のデータ領域追加プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010097402A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Hitachi Ltd 計算機システム及びその構成管理方法
JP2012150831A (ja) * 2012-03-26 2012-08-09 Hitachi Ltd 計算機システム及びその構成管理方法

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