JP2007260180A - Bathtub formed of sheets - Google Patents
Bathtub formed of sheets Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007260180A JP2007260180A JP2006089631A JP2006089631A JP2007260180A JP 2007260180 A JP2007260180 A JP 2007260180A JP 2006089631 A JP2006089631 A JP 2006089631A JP 2006089631 A JP2006089631 A JP 2006089631A JP 2007260180 A JP2007260180 A JP 2007260180A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- sheet
- bottom portion
- view
- sheets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Abstract
Description
本発明は、ユニットバスルーム内に設置して使用されるシート製浴槽に関するものである。 The present invention relates to a sheet bathtub that is used by being installed in a unit bathroom.
現在、工業製品としての浴槽の殆どは樹脂製であるが、このような樹脂製浴槽は2つの問題を抱えている。一つは、環境への悪影響である。再利用も焼却もできない樹脂製浴槽は近く規制の対象になる可能性もある。もう一つは、成形のための巨額の金型投資である。浴槽製造事業は、商品寿命の短命化や、住宅着工件数の減少に伴い、既に多くの企業で行き詰まりかけている。そのため環境への負荷が少なく、投資もかからない浴槽構造が要望されている。
従来より、図9に示すように、外枠10内に防水布11で構成した側面視長方形状の浴槽を組み込み、この浴槽の変形防止のための断熱マット12を組み込んだ携帯風呂が知られている(例えば、特許文献1参照)。ところがこの種の携帯風呂では、従来の樹脂製浴槽と同様、入浴者は上半身を起こした姿勢をとらざるを得ないため、リラクゼーション効果が十分に得られないものであった。
Conventionally, as shown in FIG. 9, there is known a portable bath in which a bathtub having a rectangular shape in a side view constituted by a
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、従来とは異なる全く新しい快適な入浴感が得られると共に、低コストで且つ環境への負荷も少ないシート製浴槽を提供することを課題とするものである。 The present invention has been invented in view of the above-described conventional problems, and provides a sheet bathtub that can provide a completely new and comfortable bathing feeling different from conventional ones, and is low in cost and less burden on the environment. This is a problem.
前記課題を解決するために本発明は、水が漏れない防水シートのシート底部分2aをその長辺方向Mの中央側が両端側よりも低くなる側面視略円弧状に形成することで、上方に開口した変形性を有する浴槽本体2を構成し、浴槽本体2の上端部2cの少なくとも四隅を支持部材3で吊り下げ支持してなることを特徴としている。
このような構成とすることで、入浴者は浴槽本体2に入ってハンモックで寝るような快適な横臥姿勢で入浴ができるので、従来のように上半身を起立させた姿勢で入浴する場合と比較して、全く新しい快適な入浴感が得られるようになり、しかもシート底部分2aは略円弧状に形成されているので、入浴者及び湯の荷重はシート底部分2aに対して一様な張力として伝達されるため、局所応力が生じることがなく、力学的にも安定した姿勢で入浴ができる。さらに従来の樹脂製浴槽と異なり、廃棄時に再利用可能な材料を選択できると共に金型投資も不要となる。
また、上記シート底部分2aの側面視略円弧状を保持するための芯材4を設けるのが好ましく、この場合、芯材4によってシート底部分2aの側面視略円弧状の形状を安定化させることができると共に、防水シートからなる浴槽本体2の強度を十分に確保できるようになる。
また、上記シート底部分2aのシート表面を凹凸形状とするのが好ましく、この場合、シート表面と入浴者の肌との接触面積を減らすことができるので、肌に貼り付かない心地良い感触を与えることができ、しかも凹凸形状によって入浴者の身体がシート表面に対して滑りにくくなるので、シート表面が略円弧状に湾曲していても入浴者は安定した姿勢を楽に保持できるようになる。
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention forms a
By adopting such a configuration, the bather can take a bath in a comfortable lying posture such as going into the
Further, it is preferable to provide a
Moreover, it is preferable to make the sheet | seat surface of the said sheet |
本発明に係るシート製浴槽は、シート底部分が側面視略円弧状をした浴槽本体の少なくとも四隅を支持部材で吊り下げ支持したことにより、入浴者は支持部材で吊り下げられた浴槽本体内に入り、略円弧状のシート底部分に沿って横臥姿勢で入浴ができるので、全く新しい快適な入浴感が得られると共に、樹脂製浴槽と比較して廃棄時に再利用可能な材料を選択でき且つ金型投資もかからないので、低コストでしかも環境への負荷を低減できるものである。 The bath tub according to the present invention has a bath bottom that is suspended by a support member by supporting at least four corners of the bathtub body with a seat bottom portion having a substantially arc shape when viewed from the side. Entering and bathing in a recumbent posture along the substantially arc-shaped seat bottom, a completely new comfortable bathing feeling can be obtained, and materials that can be reused at the time of disposal can be selected compared to resin bathtubs and gold Since no mold investment is required, the cost to the environment can be reduced at a low cost.
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
本発明のシート製浴槽1は、図2に示すように、水が漏れない防水シートのシート底部分2aをその長辺方向Mの中央側が両端側よりも低くなる側面視略円弧状に形成することで、上方に開口した変形性を有する浴槽本体2を構成し、浴槽本体2の上端部2cの少なくとも四隅を支持部材3で吊り下げ支持して構成されている。
上記浴槽本体2は長辺方向Mに沿って側面視略円弧状をしたシート底部分2aと一対のシート側面部分2b,2bとからなる。浴槽本体2の上端開口部2cは、長辺方向Mに対向する一対の端辺部2dと短辺方向Nに対向する一対の側辺部2eとで平面視長方形状に形成されている。
上記浴槽本体2を構成する防水シートは防水性・強度・耐久性・弾力性を併せ持った合成繊維、好ましくは肌に貼り付かない心地良い感触を併せ持った合成繊維で構成されている。勿論、合成繊維に限らず、水が漏らない布などであってもよい。
As shown in FIG. 2, the
The
The waterproof sheet constituting the
上記浴槽本体2は支持部材3によりハンモック形状で吊り下げられる。図2は、浴槽本体2の上端部2cの四隅だけを留め金等の固定手段(図示せず)を用いて吊り下げ支持する4点支持部22を備えたスタッド3Aの一例であり、支持される位置を図4(a)の矢印イで示す。図3(a)は、浴槽本体2の長辺方向Mの2辺を吊り下げ支持する2辺支持部20を備えたスタッド3Bの他例であり、支持される位置を図4(b)の矢印イ,ロで示す。図3(b)は、浴槽本体2の上端部2cの4辺を吊り下げ支持する4辺支持部20,21を備えたスタッド3Cの他例であり、支持される位置を図4(c)の矢印イ,ロ,ハで示す。これら各スタッド3A,3B,3Cは、いずれも、浴槽本体2とは独立した構造を有している。
しかして、上記変形性を有する浴槽本体2の上端部2cの4辺全体或いは一部をスタッド3A(又は3B又は3C)で支持することにより、シート底部分2aは吊られているだけで固定されなくなり、これにより入浴者はシート底部分2aから大きな反力を受けないようになる。従って図1に示すように、入浴者は浴槽本体2に入ってハンモックで寝るような快適な姿勢で入浴ができるので、従来の樹脂製浴槽のように上半身を起立させた姿勢で入浴する場合と比較して、全く新しい快適な入浴感が得られる。しかも変形性を有する浴槽本体2のシート底部分2aは略円弧状に湾曲しているので、入浴者の身体にシート底部分2aがフィットしてウォーターベッドのような浮遊感覚が得られるようになり、そのうえ略円弧状のシート底部分2aにより、入浴者及び湯の荷重がシート底部分2aに対して一様な張力として伝達されるため、局所応力が生じることがなく、力学的にも安定した横臥姿勢で入浴ができ、結果、きわめて心地よい感触が得られ、リラクゼーション効果を増大させることができる。
また、防水シートを主体としているので、従来の樹脂製浴槽と異なり、廃棄時に再利用可能な材料を選択できると共に、金型投資もかからなくなる。従って、低コストで環境への負荷が少なくすることができる。また防水シートを吊り下げ支持するスタッド3A(又は3B又は3C)は、浴槽本体2とは独立した構造を有しているので、浴槽本体2の修理、交換が容易となり、そのうえ従来の樹脂製浴槽と比較しても重量が軽く、搬入・施工・交換が容易である。また使用しないときは浴槽本体2をスタッド3A(又は3B又は3C)から分離して浴槽本体2を折り畳むことによってコンパクトに収納でき、収納容積が小さくて済むので、例えばキャンプ地や浴室のないアパートで気軽に風呂を楽しむことができるなど、レジャー用、個人用として有効利用できる利点がある。
The
Thus, by supporting all or a part of the
Further, since the waterproof sheet is mainly used, unlike a conventional resin bathtub, a material that can be reused at the time of disposal can be selected, and the mold investment is not required. Therefore, the load on the environment can be reduced at a low cost. Further, the
図5、図6は浴槽本体2に芯材4を付加した実施形態を示している。芯材4は浴槽本体2の強度を高めると共に、浴槽本体2のシート底部分2aの側面視略円弧状を保持するためのものであり、強度・耐久性・弾力性を併せ持った金属で構成される。なお芯材4を構成する金属は剛性を有するものに限らず弾力性を有するものでもよい。例えば、金属ワイヤを緊張させたものを弾力性のある芯材4として用いることもできる。ここで図5は浴槽本体2の側辺部2eのみに棒状の芯材4を設けた場合を示している。また図6は浴槽本体2のシート底部分2aに芯材4を配置した場合の例を示しており、図6(a)は芯材4を斜めメッシュ状に編んだものをシート底部分2aの下面に配置した場合を示しており、図6(b)はシート底部分2aの長辺方向Mに沿わせて略弓型形状の芯材4を編み込んだ場合を示している。このように、芯材4をシート製浴槽1の側辺部2eに設けたり、或いはシート底部分2aに設けることで、シート底部分2aの形状を安定化させることができると共に、強度を確保できるようになる。また、弾力性のある芯材4を使用すれば、シート底部分2aの弾力性・伸縮性を十分に確保できると同時に、入浴者及び湯の荷重に対してシート底部分2aが弾性変形可能となり、入浴感に変化をもたせることができる利点がある。
なお芯材4は必ずしも必要ではなく、例えば防水シートの伸縮の方向特性を利用して浴槽本体2の形状を安定化させるようにしてもよい。例えば図7(a)のように短辺方向Nには伸縮性がなく、長辺方向Mのみに伸縮性をもたせることによって、浴槽本体2の形状の安定化を図りつつシート底部分2aに弾力性を付与できるようにしている。また図7(b)のように強度の強い防水シートからなる浴槽本体2自体で強度・形状を確保するようにしてもよい。
図8は上記浴槽本体2のシート底部分2aのシート表面を凹凸形状とする場合の一例を示している。シート表面を凹凸形状にする方法として、図8(a)のように縦糸6と横糸7とを縦横格子状に編み込むことにより図8(b)のようにシート表面に凹凸形状を形成してもよい。なお図8(b)中のd1は例えば3mm、d2は例えば10mm程度とされる。この凹凸形状によってシート表面と入浴者の肌との接触面積を減らすことができるので、肌に貼り付かない心地良い感触を与えることができると共に、入浴者の身体がシート表面に対して滑りにくくなるので、シート表面が略円弧状に湾曲していても入浴者はより安定した姿勢を保持できるようになる。
5 and 6 show an embodiment in which a
In addition, the
FIG. 8 shows an example in which the sheet surface of the
1 シート製浴槽
2 浴槽本体
2a シート底部分
2c 上端部
3 支持部材
4 芯材
M 長辺方向
DESCRIPTION OF
Claims (3)
The sheet bathtub according to claim 2 or 3, wherein the sheet surface of the sheet bottom portion has an uneven shape.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006089631A JP2007260180A (en) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | Bathtub formed of sheets |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006089631A JP2007260180A (en) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | Bathtub formed of sheets |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007260180A true JP2007260180A (en) | 2007-10-11 |
Family
ID=38633753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006089631A Withdrawn JP2007260180A (en) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | Bathtub formed of sheets |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007260180A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011115482A (en) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | ▲高▼橋 厚子 | Portable bathtub |
EP3179882A4 (en) * | 2014-08-11 | 2018-03-28 | Savu Inc. | Hammock tub assembly |
-
2006
- 2006-03-28 JP JP2006089631A patent/JP2007260180A/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011115482A (en) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | ▲高▼橋 厚子 | Portable bathtub |
EP3179882A4 (en) * | 2014-08-11 | 2018-03-28 | Savu Inc. | Hammock tub assembly |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2023063541A (en) | mattress | |
JP2007260180A (en) | Bathtub formed of sheets | |
KR200380290Y1 (en) | separable folding mattress | |
JP5464559B2 (en) | Core material for guiding trunk correction and mattress using the same | |
JP2001299614A (en) | Bathtub | |
KR100988174B1 (en) | Auxiliary apparatus for bath | |
JP2004298207A (en) | Seat | |
JP2018198915A (en) | Compact and simple fixing sheet with pillow cover | |
JP6675669B1 (en) | Baby chair for bathing | |
JP4985856B2 (en) | Half body bathing device for care | |
KR200286619Y1 (en) | Baby bath set | |
JP3121805U7 (en) | ||
CN211408457U (en) | Pillow with shoulder pad | |
KR102225861B1 (en) | Structure for fixing a pad | |
KR960001630Y1 (en) | Mattress | |
JP2005028098A (en) | Flexible cleaner | |
JP6659381B2 (en) | Bathtub | |
JP2012035049A5 (en) | ||
JP3114455U (en) | Reclining seat for bath | |
KR200297150Y1 (en) | Cushion of water | |
KR200163817Y1 (en) | Mattress of bad | |
JP3164319U (en) | Half body bathing device for care | |
KR20040065509A (en) | Baby bath set | |
DE60312314D1 (en) | Waterbed mattress | |
JP2013248080A (en) | Bathtub |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080724 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090817 |