JP2007259899A - 流水検知装置 - Google Patents

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聡 原田
Ryotaro Chiba
亮太郎 千葉
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Abstract

【課題】 一次側が水源に接続され、二次側がスプリンクラーヘッドが設置された配管に接続されている流水検知装置であり、内部が一次室と二次室とに分けられ、両室を連通する連通口を開閉可能な弁体が設置されている流水検知装置において、弁体と弁座の間に設置したシール部材が外れにくい構造の流水検知装置を提供することを目的としている。
【解決手段】 閉弁時に連通口と弁体2との間を水密に保持するシール部材16が設置される断面が台形型の溝17が刻設され、該溝17から外部へと通じる穴18を穿設した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、消火設備配管上に設置される流水検知装置に関するものである。
流水検知装置は、消火設備の配管上に設置されるものであり、一次側は水源と接続され、二次側には水や消火薬剤を散布するスプリンクラーヘッド等が設置された配管が接続されている。
図4に示す流水検知装置は、内部が一次室Iと二次室IIとに分けられ、該一次室Iと二次室IIとを連通する連通穴を開閉可能な弁体51が回動自在に設置されている。該弁体51は一次室Iから二次室IIへの水の流れは許容するが、二次室IIから一次室Iへの水の流れは遮断する逆止弁構造となっている。
流水検知装置は、二次室II側に設置されたスプリンクラーヘッドが作動して二次側水が放水された際の流水を検知して信号を発生するものであり、二次側に流水が生じることによる現象、例えば圧力の変化やそれによる弁体の開放を検知可能な構造となっている。
流水検知装置の構造の一例として、弁座付近に外部へと通じる警報水路52が穿設されており、警報水路52の入口は感度調整可能なパイロット弁53によって閉止され、流水検知装置の弁体51が開放されるとパイロット弁53が開き、警報水路52に水が流入して警報水路52の末端に設置されている図示しない圧力スイッチが水の圧力を検知することで信号を発するものである。(例えば、特許文献1参照。)
パイロット弁53は弁体51上に設置され、上下方向に若干の遊びを持たせるために隙間Aを有した構造となっている。該隙間Aによって弁体51が極僅かに開いた場合、パイロット弁53は開かずに閉止状態が維持される。火災時において、二次室II側のスプリンクラーヘッドが作動して二次室II内の圧力が低下すると弁体51が開いて一次室Iから二次室IIへ水の補充が行われる。このときに開く弁体51の回動角度で、パイロット弁53は開放され警報水路52に水が流入される。警報水路52に流入した水は圧力スイッチに到達して圧力スイッチを起動させ、信号を警報装置等に出力するものである。
実開昭52−143300号公報
上記の流水検知装置は、閉弁時に一次室Iと二次室IIとの間に漏れが生じないように弁体と弁座の間にシール部材を設置している。シール部材としてOリングを使用した場合、環状溝にOリングを埋設するが、開弁時に大量の水が流れた際にOリングが溝から外れてしまうおそれがあった。
そのため、環状溝の断面形状をOリングが抜けにくい台形型にしてOリングが外れにくい構造としたが、流水検知装置の感度調整において感度が不安定になるケースがあった。
その原因を追求してみると、Oリングが水流の勢いによって溝の外側に引張られてしまい、弁座上面に突出する突出量が通常よりも多くなっていた。これは環状溝の底部空間に溜まっている空気の影響であることがわかった。
Oリングの弁座上面への突出量が多くなると、パイロット弁の遊び量がOリングの突出量で消費され、所定の流量よりも少ない作動流量、つまり弁体が規定の回動角度よりも少ない回動角度でパイロット弁が開放されてしまう可能性がある。
そこで本発明では、上記問題に鑑み、弁体と弁座の間に設置したシール部材が外れにくい構造の流水検知装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、一次側が水源に接続され、二次側がスプリンクラーヘッドが設置された配管に接続されている流水検知装置であり、内部が一次室と二次室とに分けられ、両室を連通する連通口を開閉可能な弁体が設置されている流水検知装置において、閉弁時に連通口と弁体の間を水密に保持するシール部材が埋設される断面が台形型の溝が刻設され、該溝から外部へと通じる穴が穿設されている流水検知装置である。
請求項2記載の発明は、前記流水検知装置において、溝から外部へと通じる穴は、連通口内または二次室と連通している請求項1記載の流水検知装置である。
請求項3記載の発明は、前記流水検知装置において、溝から外部へと通じる穴は、連通口内および二次室と連通している請求項1記載の流水検知装置である。
請求項4記載の発明は、前記流水検知装置において、溝から外部へと通じる穴が設けられた面と対向する面の断面形状が、該面に近接するシール部材の断面形状に沿った形状である請求項2記載の流水検知装置である。
請求項1記載の発明によれば、シール部材が設置される溝の断面形状が台形であることから、溝内におけるシール部材の動きは制限され、さらに溝から溝の外部へと連通可能な穴を設けたことで、溝の内部に空気が溜まらないようにした。
請求項2記載の発明では、溝から溝の外部へと通じる穴を連通口内または二次室と連通されるよう構成したものであり、請求項3記載の発明では、溝から溝の外部へと通じる穴を連通口内および二次室と連通されるよう構成したものである。上記の穴を設けたことにより溝内に流入した水が穴から排出する流れが生じ、該流れによってOリングを穴の方向に移動させる力が発生され溝からOリングが外れることを防いでいる。
請求項4記載の発明では、溝内において前記穴が穿設された面と対向する面の断面形状を、該面に近接するシール部材の断面形状に沿った形状にしたことで、開弁時にシール部材が流水の勢いによって穴が穿設された面側に移動した際に、溝内に流入してきた水を穴から溝の外へすみやかに排出する効果を有するものである。
以下、この発明の実施例を図1から図3を参照して説明する。図1は本発明の流水検知装置の断面図、図2(a)は図1のP部拡大図、(b)は穴を両側に設けた状態、(c)は穴を設けた面と対抗する面を円弧状にした状態、図3は水流が発生した場合のシール部材への作用を表す図である。
本発明の流水検知装置は、本体1、弁体2、シートリング3から構成される。
本体1は中空体であり両端には配管と接続するためのフランジ5、5が設けてある。内部は隔壁6によって一次室Iと二次室IIに分けられている。一次室Iは水源に通じる配管に接続され、二次室IIはスプリンクラーヘッドが設けられた配管と接続する。
隔壁6には穴が穿設されており、該穴の周面には牝ネジ7が刻設され、シートリング3と螺合される。シートリング3の近傍には本体1の外部へと続く穴8が穿設されており、該穴8の外部側の端には末端に圧力スイッチ9が設置された配管10と接続している。配管10は途中で分岐しており、一方の端には前述の圧力スイッチ9が設置され、他端はオリフィス11を介して大気に開放され排水管へと接続されるように構成されている。
弁体2は、本体1の一次室Iと二次室IIとの流通を閉止・開放するもので、円盤形状をしており端部に設けた筒状の軸受け部12に軸13を貫入して本体1に軸支させ回動自在に設置されている。弁体2はシートリング3の上面を弁座として着座しているが、閉弁時において前述の穴8も閉止されるように、該穴8の軸上にパイロット弁14が設置されている。
パイロット弁14は弁体2上に設置され、前述の穴8を閉止するものであり、小弁15が弾発体によって穴8側に付勢され、軸方向への変位が可能になっている。弁体2が閉止している状態において、小弁15は穴8を塞いでいるが、パイロット弁14に設けた弁体2との係止部15Aと弁体2の係止面15Bとの間には隙間15Cが設けられている。該隙間15Cによって弁体2が極僅かに開いても小弁15は穴8の閉止状態を維持できる構造となっている。
シートリング3は、円筒形状であり前述のように上面が弁体2の弁座となっている。外周面には牡ネジが螺刻され本体1の牝ネジ7と螺合される。シートリング3の内部は、連通口として一次室Iと二次室IIとの流通路として用いられる。
シートリング3の上面には、シール部材16を設置するための溝17が刻設される。シール部材16の一例としてここではOリングを用いている。溝17は環状であり、断面は台形型となっている。該溝17には、二次室IIへと連通する穴18が複数穿設されている(図2(a)参照)。
溝17および穴18の他の実施形態として、図2(b)に示すように、両側に穴18を設けたものや、同図(c)の一方のみに穴18を設けて対向する面の形状を、シール部材の断面形状と同じように円弧形状としてもよい。
続いて、弁体2が開いた際に水流がシール部材16に及ぼす作用について説明する。
まず図2(a)の構造の場合、弁体2が開いてシートリング3の上部に水流が生じると、シール部材16は流れの方向に押圧され溝17とシール部材16との間に隙間が生じ、溝17内に水が流れ込む。溝17内に流入した水は穴18より排出され、穴18に向かう流れが生じる(図3参照)。シール部材16はこの穴18側の流れにより穴18方向への力を受けてシール部材16が溝17から外れることを防ぐことが可能となる。
図2(b)は、溝の内側と外側の両方に穴を設けてある。弁体2が開いてシートリング3の上部に水流が生じた場合には、前述の図2(a)と同様に穴18方向への流れが生じる。穴18が両側に穿設されていることで溝17内に空気溜まりが発生しにくく、またシール部材16と溝17の側面および底面によって空気や水が封じ込められる状態が発生しにくい構造となっている。
図2(c)は、同図(a)と略同じ構成であるが、穴18が穿設された面と対向する面が円弧状の断面形状をしている。弁体2が開いてシートリング3の上部に水流が生じると、シール部材16は流れの方向に押圧され溝17とシール部材16との間に隙間が生じ、溝17内に水が流れ込む。溝17内に流入した水は穴18より排出され、穴18に向かう流れが生じる。その際、溝17内に流入した水は円弧面によってスムーズに穴18から排出され、乱流が発生することがないのでシール部材16が溝17から外れることを防ぐことが可能となる。
上記の実施例においては、シール部材をシートリング側に設置してあるが、弁体側に設置することも可能である。また、本発明は流水検知装置のみに適用されるものではなく、消火設備に用いられる一斉開放弁やその他付属機器、あるいは消火設備に限らない一般的用途の弁類に適用することも可能である。
本発明の流水検知装置の断面図 (a)図1のP部拡大図、(b)穴を両側に設けた状態、(c)穴を設けた面と対抗する面を円弧状にした状態 水流が発生した場合のシール部材への作用を表す図 従来の流水検知装置の断面図
符号の説明
1 本体
2 弁体
3 シートリング
8 穴
9 圧力スイッチ
10 配管
11 オリフィス
14 パイロット弁
15 小弁
16 シール部材
17 溝
18 穴

Claims (4)

  1. 一次側が水源に接続され、二次側がスプリンクラーヘッドが設置された配管に接続されている流水検知装置であり、内部が一次室と二次室とに分けられ、両室を連通する連通口を開閉可能な弁体が設置されている流水検知装置において、閉弁時に連通口と弁体の間を水密に保持するシール部材が埋設される断面が台形型の溝が刻設され、該溝から外部へと通じる穴が穿設されていることを特徴とする流水検知装置。
  2. 前記流水検知装置において、溝から外部へと通じる穴は、連通口内または二次室と連通していることを特徴とする請求項1記載の流水検知装置。
  3. 前記流水検知装置において、溝から外部へと通じる穴は、連通口内および二次室と連通していることを特徴とする請求項1記載の流水検知装置。
  4. 前記流水検知装置において、溝から外部へと通じる穴が設けられた面と対向する面の断面形状が、該面に近接するシール部材の断面形状に沿った形状であることを特徴とする請求項2記載の流水検知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009136432A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Senju Sprinkler Kk 流水検知装置

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