JP2007257331A - 映像合成装置 - Google Patents

映像合成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007257331A
JP2007257331A JP2006081204A JP2006081204A JP2007257331A JP 2007257331 A JP2007257331 A JP 2007257331A JP 2006081204 A JP2006081204 A JP 2006081204A JP 2006081204 A JP2006081204 A JP 2006081204A JP 2007257331 A JP2007257331 A JP 2007257331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
divided
videos
partial
whole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006081204A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4757679B2 (ja
Inventor
Masayuki Harada
雅之 原田
Yoshihiro Ashizaki
能広 芦崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2006081204A priority Critical patent/JP4757679B2/ja
Publication of JP2007257331A publication Critical patent/JP2007257331A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4757679B2 publication Critical patent/JP4757679B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】特殊なレンズなどを用いることなく、撮影対象が平面上に存在しない場合でも、映像間のずれがない広視野映像を生成することができる映像合成装置を得ることを目的とする。
【解決手段】全体撮影カメラ1の全体映像及び部分撮影カメラ2,3の部分映像を分割する映像分割部6と、映像分割部6により分割された全体映像の分割映像と複数の部分映像の分割映像を比較して、複数の部分映像の分割映像の中から、全体映像の各分割映像に最も類似している分割映像をそれぞれ選定する類似映像選定部8とを設け、その類似映像選定部8により選定された複数の分割映像を繋ぎ合わせるようにする。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数のカメラ映像を繋ぎ合わせて一つの連続している広視野映像を生成する映像合成装置に関するものである。
例えば、パノラマ撮影装置などの映像合成装置では、複数のカメラ映像を繋ぎ合わせて一つの連続している広視野映像を生成するようにしている。
しかし、複数のカメラ映像を繋ぎ合わせるには、カメラ間の位置の差(視差)により生じる映像間のずれを補正する必要がある。
映像間のずれを補正する方法の一つとして、複数のカメラ映像を覆うような広視野カメラを設置して、広視野カメラの映像と複数のカメラ(以下、通常視野カメラという)の映像の間でマッチングをとる手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ただし、広視野カメラの映像と通常視野カメラの映像において、完全なマッチングをとることができるのは、広視野カメラと通常視野カメラの光学中心が一致する場合、あるいは、撮影対象が平面上であるとみなせる場合のいずれかである。
なお、広視野カメラと通常視野カメラの光学中心を一致させるには、カメラの物理的な干渉が存在するため、特殊なレンズなどを用いる必要がある。
特開2004−135209号公報(段落番号[0008]、図7)
従来の映像合成装置は以上のように構成されているので、特殊なレンズなどを用いれば、広視野カメラと通常視野カメラの光学中心を一致させて、映像間のマッチングをとることにより映像間のずれを補正することができる。しかし、特殊なレンズなどを用いることができない場合、撮影対象が平面上に存在しなければ、精度よく映像間のずれを補正することができず、撮影対象が制限されるなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、特殊なレンズなどを用いることなく、撮影対象が平面上に存在しない場合でも、映像間のずれがない広視野映像を生成することができる映像合成装置を得ることを目的とする。
この発明に係る映像合成装置は、映像入力手段により入力された全体映像及び複数の部分映像を分割する映像分割手段と、その映像分割手段により分割された全体映像の分割映像と複数の部分映像の分割映像を比較して、複数の部分映像の分割映像の中から、全体映像の各分割映像に最も類似している分割映像をそれぞれ選定する類似映像選定手段とを設け、その類似映像選定手段により選定された複数の分割映像を繋ぎ合わせるようにしたものである。
この発明によれば、映像入力手段により入力された全体映像及び複数の部分映像を分割する映像分割手段と、その映像分割手段により分割された全体映像の分割映像と複数の部分映像の分割映像を比較して、複数の部分映像の分割映像の中から、全体映像の各分割映像に最も類似している分割映像をそれぞれ選定する類似映像選定手段とを設け、その類似映像選定手段により選定された複数の分割映像を繋ぎ合わせるように構成したので、特殊なレンズなどを用いることなく、撮影対象が平面上に存在しない場合でも、映像間のずれがない広視野映像を生成することができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による映像合成装置を示す構成図であり、図2はカメラと撮影対象物の配置関係を示す説明図である。
図において、全体撮影カメラ1は撮影範囲(撮影対象物A,B,Cが存在している範囲)の全体を撮影するカメラであり、全体撮影カメラ1は広視野のレンズ(例えば、魚眼レンズ)を装着しているカメラであってもよいし、カメラ位置を下げることで相対的に視野が広がるようにしてもよい。
部分撮影カメラ2は撮影範囲の一部を撮影するカメラであり、部分撮影カメラ2は撮影対象物Cを撮影映像の右側に捉える位置に設置されている。
部分撮影カメラ3は撮影範囲の一部を撮影するカメラであり、部分撮影カメラ3は撮影対象物Cを撮影映像の左側に捉える位置に設置されている。
なお、全体撮影カメラ1及び部分撮影カメラ2,3から映像入力手段が構成されている。
歪補正用パラメータ保持部4は全体撮影カメラ1及び部分撮影カメラ2,3により撮影された映像の歪みを補正するための歪補正用パラメータを保持しているメモリである。
映像歪補正部5は歪補正用パラメータ保持部4に保持されている歪補正用パラメータを用いて、全体撮影カメラ1及び部分撮影カメラ2,3により撮影された映像の歪みを補正して、透視投影映像とみなせる映像を映像分割部6に出力する。
なお、歪補正用パラメータ保持部4及び映像歪補正部5から映像歪補正手段が構成されている。
映像分割部6は映像歪補正部5により歪みが補正された全体撮影カメラ1の全体映像のエッジを検出することにより、全体撮影カメラ1の全体映像を分割し、また、映像歪補正部5により歪みが補正された部分撮影カメラ2,3の部分映像のエッジを検出することにより、部分撮影カメラ2,3の部分映像を分割する。なお、映像分割部6は映像分割手段を構成している。
基準設定部7は映像分割部6により分割された全体映像の分割映像を基準映像に設定する。
類似映像選定部8は基準設定部7により設定された各基準映像と、映像分割部6により分割された部分撮影カメラ2,3の部分映像の分割映像とを比較して、部分撮影カメラ2,3の部分映像の分割映像の中から、各基準映像に最も類似している分割映像をそれぞれ選定する。
なお、基準設定部7及び類似映像選定部8から類似映像選定手段が構成されている。
映像配置部9は類似映像選定部8により選定された複数の分割映像を基準映像の位置に配置する。
映像生成部10は映像配置部9により配置された複数の分割映像を一つの映像(広視野映像)として出力する。
なお、映像配置部9及び映像生成部10から映像合成手段が構成されている。
次に動作について説明する。
この実施の形態1では、平面上に存在しているとみなせる撮影対象物A,Bと、撮影対象物A,Bの手前に設置されている撮影対象物Cを撮影する場合について説明する。
全体撮影カメラ1は、撮影範囲(撮影対象物A,B,Cが存在している範囲)の全体を撮影し、図3に示すような全体映像AVallを映像歪補正部5に出力する。
部分撮影カメラ2は、撮影対象物Cを撮影映像の右側に捉える位置に設置されており、図3に示すような通常の視野の部分映像AVLeftを映像歪補正部5に出力する。
部分撮影カメラ3は、撮影対象物Cを撮影映像の左側に捉える位置に設置されており、図3に示すような通常の視野の部分映像AVRightを映像歪補正部5に出力する。
映像歪補正部5は、全体撮影カメラ1から出力される全体映像AVallや、部分撮影カメラ2,3から出力される部分映像AVLeft,AVRightは一般に透視投影映像ではなく、レンズ歪などの影響を受けている歪みのある映像であるため、歪補正用パラメータ保持部4に保持されている歪補正用パラメータを用いて、全体映像AVall及び部分映像AVLeft,AVRightの歪みを補正して、透視投影映像とみなせる映像を映像分割部6に出力する。
映像の歪補正技術は公知の技術であるため、ここでは説明を省略するが、例えば、以下の非特許文献に開示されているカメラの公正手法を用いれば、映像の歪みを補正することができる。
「コンピュータビジョン」、佐藤著、コロナ社発行
映像分割部6は、映像歪補正部5から透視投影映像とみなせる全体撮影カメラ1の全体映像AVallと部分撮影カメラ2,3の部分映像AVLeft,AVRightを受けると、例えば、全体映像AVallのエッジを検出することにより、全体映像AVallを分割する。
また、部分映像AVLeft,AVRightのエッジを検出することにより、部分映像AVLeft,AVRightを分割する。
エッジの検出手法としては、映像を微分する手法や映像のラプラシアンを求める手法が一般的であるが、いかなる手法を用いてもよい。また、映像分割部6が自動的に映像を分割するのではなく、ユーザの指示の下、手動で映像を分割するようにしてもよい。
ここで、図4は全体映像AVallの分割映像AVall-d1,AVall-d2,AVall-d3と、部分映像AVLeftの分割映像AVLeft-d1,AVLeft-d2,AVLeft-d3と、部分映像AVRightの分割映像AVRight-d1,AVRight-d2,AVRight-d3とを示している。
基準設定部7は、映像分割部6が全体撮影カメラ1の全体映像AVallと部分撮影カメラ2,3の部分映像AVLeft,AVRightを分割すると、基準映像AVref-d1,AVref-d2,AVref-d3を設定する。
この実施の形態1では、部分撮影カメラ2,3の部分映像AVLeft,AVRightを合成して、全体撮影カメラ1の全体映像AVallと同等の視点を有する高解像度映像を生成することを目的としているため、下記のように基準映像AVref-d1,AVref-d2,AVref-d3を設定する。
分割映像AVall-d1 → 基準映像AVref-d1
分割映像AVall-d2 → 基準映像AVref-d2
分割映像AVall-d3 → 基準映像AVref-d3
類似映像選定部8は、基準設定部7が基準映像AVref-d1,AVref-d2,AVref-d3を設定すると、基準映像AVref-d1,AVref-d2,AVref-d3と、部分映像AVLeft,AVRightの分割映像AVLeft-d1,AVLeft-d2,AVLeft-d3,AVRight-d1,AVRight-d2,AVRight-d3とを比較する。
即ち、類似映像選定部8は、下記に示すように、基準映像と分割映像を比較する。
基準映像AVref-d1 ⇔ 分割映像AVLeft-d1,AVRight-d1
基準映像AVref-d2 ⇔ 分割映像AVLeft-d2,AVRight-d2
基準映像AVref-d3 ⇔ 分割映像AVLeft-d3,AVRight-d3
具体的には、次のようにして、基準映像と分割映像を比較する。
類似映像選定部8は、カメラ位置が相違していることに起因して、基準映像と分割映像の映像サイズが異なり、また、映像歪みも異なるため、基準映像と分割映像を比較するに先立って、基準映像の映像サイズや映像歪みが分割映像の映像サイズや映像歪みと一致するように、基準映像を変形する。
類似映像選定部8は、例えば、基準映像AVref-d1と分割映像AVLeft-d1を比較する場合には、基準映像AVref-d1と分割映像AVLeft-d1から共通の特徴点を抽出する。特徴点は各画像に共通して撮影されている点であり、平面画像の場合には4点以上見つかれば画像間の変形が平面射影変換により可能となることが一般に知られている。
図5は基準映像AVref-d1と分割映像AVLeft-d1の特徴点を示す説明図であり、E1〜E4は基準映像AVref-d1の特徴点、F1〜F4は分割映像AVLeft-d1の特徴点である。
なお、特徴点E1は特徴点F1に対応しており、特徴点E2は特徴点F2に対応している。また、特徴点E3は特徴点F3に対応しており、特徴点E4は特徴点F4に対応している。
因みに、基準映像AVref-d1と分割映像AVLeft-d1は、同じ撮影対象物Aを撮影しているため、基準映像AVref-d1のように一部が欠けている映像でも共通の特徴点が存在する。
ここでは、類似映像選定部8が自動的に特徴点を抽出することを想定しているが、ユーザの指示の下、手動で特徴点を抽出するようにしてもよい。
類似映像選定部8は、基準映像AVref-d1と分割映像AVLeft-d1から共通の特徴点E1〜E4,F1〜F4を抽出すると、図6に示すように、基準映像AVref-d1の特徴点E1〜E4が分割映像AVLeft-d1の特徴点F1〜F4と重なるように基準映像AVref-d1を変形する。逆に、分割映像AVLeft-d1の特徴点F1〜F4が基準映像AVref-d1の特徴点E1〜E4と重なるように分割映像AVLeft-d1を変形するようにしてもよい。
ここでは、4個の特徴点を抽出するものについて示しているが、なるべく多くの特徴点を抽出する方が、精度よく基準映像AVref-d1と分割映像AVLeft-d1の映像サイズや映像歪み合わせることができる。
また、類似映像選定部8は、上記のようにして、基準映像AVref-d1を変形すると、変形後の基準映像AVref-d1と分割映像AVLeft-d1を比較して、2つの映像の類似度を算出する。
類似度の算出方法は特に問わないが、例えば、映像間の差分値を類似度として算出するようにすればよい。
類似映像選定部8は、上記の比較処理を繰り返し実施することにより、基準映像AVref-d1に対する分割映像AVLeft-d1,AVRight-d1の類似度、基準映像AVref-d2に対する分割映像AVLeft-d2,AVRight-d2の類似度、基準映像AVref-d3に対する分割映像AVLeft-d3,AVRight-d3の類似度を算出する。
類似映像選定部8は、上記のようにして類似度を算出すると、基準映像AVref-d1に対する分割映像AVLeft-d1の類似度と、基準映像AVref-d1に対する分割映像AVRight-d1の類似度を比較し、類似度が大きい方の分割映像を選定する。
同様にして、基準映像AVref-d2に対する分割映像AVLeft-d2の類似度と、基準映像AVref-d2に対する分割映像AVRight-d2の類似度を比較し、類似度が大きい方の分割映像を選定する。
また、基準映像AVref-d3に対する分割映像AVLeft-d3の類似度と、基準映像AVref-d3に対する分割映像AVRight-d3の類似度を比較し、類似度が大きい方の分割映像を選定する。
ここでは説明の便宜上、類似映像選定部8が分割映像AVLeft-d1,AVLeft-d2,AVRight-d3を選定するものとする。
映像配置部9は、上記のようにして、類似映像選定部8が分割映像AVLeft-d1,AVLeft-d2,AVRight-d3を選定すると、図7に示すように、分割映像AVLeft-d1,AVLeft-d2,AVRight-d3を基準映像AVref-d1,AVref-d2,AVref-d3の位置に配置する。
即ち、映像配置部9は、分割映像AVLeft-d1を基準映像AVref-d1の位置に配置し、分割映像AVLeft-d2を基準映像AVref-d2の位置に配置し、分割映像AVRight-d3を基準映像AVref-d3の位置に配置するが、必要に応じて基準映像AVref-d1,AVref-d2,AVref-d3に合わせて、分割映像AVLeft-d1,AVLeft-d2,AVRight-d3を変形する。
分割映像AVLeft-d1,AVLeft-d2,AVRight-d3の変形は、類似映像選定部8が基準映像を変形する場合と同様の方法で行う。
また、映像配置部9は、分割映像AVLeft-d1,AVLeft-d2,AVRight-d3が基準映像AVref-d1,AVref-d2,AVref-d3と同じ形になるように映像のトリミングを行う。
図7の例では、基準映像AVref-d2と重なる部分が分割映像AVLeft-d1,AVRight-d3から削除されている。
映像生成部10は、映像配置部9により配置された分割映像AVLeft-d1,AVLeft-d2,AVRight-d3を一つの映像(広視野映像)として出力する。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、全体撮影カメラ1の全体映像及び部分撮影カメラ2,3の部分映像を分割する映像分割部6と、映像分割部6により分割された全体映像の分割映像と複数の部分映像の分割映像を比較して、複数の部分映像の分割映像の中から、全体映像の各分割映像に最も類似している分割映像をそれぞれ選定する類似映像選定部8とを設け、その類似映像選定部8により選定された複数の分割映像を繋ぎ合わせるように構成したので、特殊なレンズなどを用いることなく、撮影対象物Cが平面上に存在しない場合でも、映像間のずれがない広視野映像を生成することができる効果を奏する。
また、この実施の形態1によれば、全体撮影カメラ1の全体映像及び部分撮影カメラ2,3の部分映像の歪みを補正して、全体映像及び部分映像を透視投影映像とみなせるように構成したので、全体撮影カメラ1の全体映像や部分撮影カメラ2,3の部分映像がレンズ歪などの影響を受けている歪みのある映像でも、映像間のずれがない広視野映像を生成することができる効果を奏する。
この実施の形態1によれば、全体撮影カメラ1の全体映像及び部分撮影カメラ2,3の部分映像のエッジを検出することにより、全体映像及び部分映像を分割するように構成したので、自動的に全体映像及び部分映像を分割することができる効果を奏する。
この実施の形態1によれば、全体映像の分割映像と部分映像の分割映像を比較する前に、全体映像の分割映像又は部分映像の分割映像を変形して、比較対象の分割映像の映像サイズを整えるように構成したので、分割映像の比較精度を高めることができる効果を奏する。
この実施の形態1によれば、類似映像選定部8により選定された複数の分割映像を繋ぎ合わせる際、映像分割部6により分割された全体映像の分割映像に合わせて、複数の分割映像を変形するように構成したので、映像間のずれがない高解像度の広視野映像を生成することができる効果を奏する。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、全体撮影カメラ1が全体映像を撮影し、部分撮影カメラ2,3が部分映像を撮影するものについて示したが、図8に示すように、全体映像が記録されている全体映像ファイル11及び部分映像が記録されている部分映像ファイル12,13が映像歪補正部5に取り込まれるようにしてもよい。
これにより、撮影対象物がリアルタイム処理が困難である複雑な物であっても、時間をかけて処理することが可能になり、このような撮影対象物が撮影されている広視野映像を生成することができる効果を奏する。
なお、この実施の形態2では、全体映像ファイル11及び部分映像ファイル12,13から映像入力手段が構成される。
実施の形態3.
上記実施の形態1では、映像分割部6が撮影対象物A,B,C毎に、全体映像及び部分映像を分割するものについて示したが、図9に示すように、映像分割部6が複数の撮影対象物A1,A2,B1,B2,Cをまとめて、撮影対象物A1,A2、撮影対象物B1,B2及び撮影対象物Cの単位で全体映像及び部分映像を分割するようにしてもよい。
図9の例では、全体撮影カメラ1により撮影された全体映像AVallが分割映像AVall-d1,AVall-d2,AVall-d3に分割されている。
また、部分撮影カメラ2により撮影された部分映像AVLeftが分割映像AVLeft-d1,AVLeft-d2,AVLeft-d3に分割されている。
また、部分撮影カメラ3により撮影された部分映像AVRightが分割映像AVRight-d1,AVRight-d2,AVRight-d3に分割されている。
この実施の形態3によれば、複数の撮影対象物A1,A2,B1,B2,Cが、撮影対象物A1,A2、撮影対象物B1,B2及び撮影対象物Cにまとめられて取り扱われるので、処理負荷の低減を図ることができる効果を奏する。
実施の形態4.
上記実施の形態1では、映像分割部6が撮影対象物A,B,C毎に、全体映像及び部分映像を分割するものについて示したが、図10に示すように、一つの撮影対象物に係る映像を複数の映像に分割するようにしてもよい。
図10の例では、全体撮影カメラ1により撮影された全体映像AVallが分割映像AVall-d1,AVall-d2に分割されている。
また、部分撮影カメラ2により撮影された部分映像AVLeftが分割映像AVLeft-d1,AVLeft-d2,AVLeft-d3,AVLeft-d4に分割されている。
また、部分撮影カメラ3により撮影された部分映像AVRightが分割映像AVRight-d1,AVRight-d2,AVRight-d3,AVRight-d4に分割されている。
この実施の形態4によれば、一つの撮影対象物に係る映像が複数の映像に分割されるため、カメラに対して深さ方向に大きさがある撮影対象物(3次元の物体)も適用することができる効果を奏する。
実施の形態5.
上記実施の形態1では、映像配置部9が類似映像選定部8により選定された分割映像AVLeft-d1,AVLeft-d2,AVRight-d3を基準映像AVref-d1,AVref-d2,AVref-d3の位置に配置するものについて示したが、図11に示すように、例えば、部分撮影カメラ3が設置されない場合には、部分撮影カメラ2の部分映像AVLeftが分割された分割映像AVLeft-d1,AVLeft-d2を基準映像AVref-d1,AVref-d2の位置に配置して、基準映像AVref-d3をそのまま使用するようにしてもよい。
これにより、カメラの台数が少ない場合や、基準映像とのマッチングに失敗して、分割映像を選択することができない場合でも、元の基準映像を使用することで、広視野映像を生成することができる効果を奏する。
この発明の実施の形態1による映像合成装置を示す構成図である。 カメラと撮影対象物の配置関係を示す説明図である。 全体映像AVall及び部分映像AVLeft,AVRightを示す説明図である。 全体映像AVallの分割映像及び部分映像AVLeft,AVRightの分割映像を示す説明図である。 基準映像AVref-d1と分割映像AVLeft-d1の特徴点を示す説明図である。 基準映像の変形例を示す説明図である。 分割映像の配置例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2による映像合成装置を示す構成図である。 全体映像AVallの分割映像及び部分映像AVLeft,AVRightの分割映像を示す説明図である。 全体映像AVallの分割映像及び部分映像AVLeft,AVRightの分割映像を示す説明図である。 全体映像AVallの分割映像及び部分映像AVLeft,AVRightの分割映像を示す説明図である。
符号の説明
1 全体撮影カメラ(映像入力手段)、2,3 部分撮影カメラ(映像入力手段)、4 歪補正用パラメータ保持部(映像歪補正手段)、5 映像歪補正部(映像歪補正手段)、6 映像分割部(映像分割手段)、7 基準設定部(類似映像選定手段)、8 類似映像選定部(類似映像選定手段)、9 映像配置部(映像合成手段)、10 映像生成部(映像合成手段)、11 全体映像ファイル、12,13 部分映像ファイル(映像入力手段)。

Claims (5)

  1. 撮影範囲の全体が撮像されている全体映像を入力するとともに、上記撮影範囲の一部が撮像されている複数の部分映像を入力する映像入力手段と、上記映像入力手段により入力された全体映像及び複数の部分映像を分割する映像分割手段と、上記映像分割手段により分割された全体映像の分割映像と複数の部分映像の分割映像を比較して、上記複数の部分映像の分割映像の中から、上記全体映像の各分割映像に最も類似している分割映像をそれぞれ選定する類似映像選定手段と、上記類似映像選定手段により選定された複数の分割映像を繋ぎ合わせる映像合成手段とを備えた映像合成装置。
  2. 映像入力手段により入力された全体映像及び複数の部分映像の歪みを補正して、透視投影映像とみなせる全体映像及び複数の部分映像を映像分割手段に出力する映像歪補正手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の映像合成装置。
  3. 映像分割手段は、映像入力手段により入力された全体映像及び複数の部分映像のエッジを検出することにより、上記全体映像及び複数の部分映像を分割することを特徴とする請求項1記載の映像合成装置。
  4. 類似映像選定手段は、全体映像の分割映像と複数の部分映像の分割映像を比較する前に、上記全体映像の分割映像又は複数の部分映像の分割映像を変形して、比較対象の分割映像の映像サイズを整えることを特徴とする請求項1記載の映像合成装置。
  5. 映像合成手段は、類似映像選定手段により選定された複数の分割映像を繋ぎ合わせる際、映像分割手段により分割された全体映像の分割映像に合わせて、上記複数の分割映像を変形することを特徴とする請求項1記載の映像合成装置。

JP2006081204A 2006-03-23 2006-03-23 映像合成装置 Expired - Fee Related JP4757679B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006081204A JP4757679B2 (ja) 2006-03-23 2006-03-23 映像合成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006081204A JP4757679B2 (ja) 2006-03-23 2006-03-23 映像合成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007257331A true JP2007257331A (ja) 2007-10-04
JP4757679B2 JP4757679B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=38631509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006081204A Expired - Fee Related JP4757679B2 (ja) 2006-03-23 2006-03-23 映像合成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4757679B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010014699A (ja) * 2008-06-05 2010-01-21 Toppan Printing Co Ltd 形状計測装置及び形状計測方法
JP2012028915A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Kantatsu Co Ltd 撮像装置
KR101311309B1 (ko) 2012-04-12 2013-09-25 국방과학연구소 영상 조작 검출방법 및 영상 조작 검출장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000112019A (ja) * 1998-10-08 2000-04-21 Olympus Optical Co Ltd 電子3眼カメラ装置
JP2002262159A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Ricoh Co Ltd 撮像装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000112019A (ja) * 1998-10-08 2000-04-21 Olympus Optical Co Ltd 電子3眼カメラ装置
JP2002262159A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Ricoh Co Ltd 撮像装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010014699A (ja) * 2008-06-05 2010-01-21 Toppan Printing Co Ltd 形状計測装置及び形状計測方法
JP2012028915A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Kantatsu Co Ltd 撮像装置
KR101311309B1 (ko) 2012-04-12 2013-09-25 국방과학연구소 영상 조작 검출방법 및 영상 조작 검출장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4757679B2 (ja) 2011-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10540806B2 (en) Systems and methods for depth-assisted perspective distortion correction
KR102013978B1 (ko) 이미지들의 융합을 위한 방법 및 장치
CN108886611B (zh) 全景立体视频系统的拼接方法和装置
US9774837B2 (en) System for performing distortion correction and calibration using pattern projection, and method using the same
TWI554103B (zh) 影像擷取裝置及其數位變焦方法
US9900505B2 (en) Panoramic video from unstructured camera arrays with globally consistent parallax removal
US20040042685A1 (en) Image warping correction in forming 360 degree panoramic images
JP6436783B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、プログラム、および、記憶媒体
WO2013015024A1 (ja) パノラマ画像生成方法及び撮像装置
KR20170131694A (ko) 사용자 단말기에 이용되는 전경 영상 생성 방법 및 장치
JP2004186922A (ja) 複数台のカメラを使用した広域撮影方法
KR101801100B1 (ko) 몰입형 콘텐츠 제작 지원용 영상 제공 장치 및 방법
JP4757679B2 (ja) 映像合成装置
KR102082277B1 (ko) 파노라마 영상 생성 방법 및 그 장치
KR101938067B1 (ko) Sift 플로우를 이용한 광각영상의 스테레오 정합 방법 및 장치
JP5555046B2 (ja) 画像入力装置、画像入力方法及び画像入力プログラム
KR101165810B1 (ko) 스테레오 카메라에 의한 영상 깊이정보 추출방법 및 장치
CN104363384B (zh) 一种视频融合中基于行的硬件缝合方法
US10288486B2 (en) Image processing device and method
JP2008003683A (ja) 画像生成装置及びその方法並びに記録媒体
US9602708B2 (en) Rectified stereoscopic 3D panoramic picture
JP2017103695A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びそのプログラム
KR101718309B1 (ko) 색상 정보를 활용한 자동 정합·파노라믹 영상 생성 장치 및 방법
Wang et al. A common feature-based disparity control strategy in stereoscopic panorama generation
JP2011182084A (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070921

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080630

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4757679

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees