JP2007252552A - 放射線画像情報撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単且つコンパクトな構成で、受像部の背面側に対する放射線の遮蔽を確実に行うことを可能にする。
【解決手段】マンモグラフィ装置10は、旋回軸18に固定されるアーム部材20を備え、このアーム部材20には、放射線源収納部24と撮影台26とが設けられる。撮影台26は、受像面26aとは反対の背面26bに放射線の透過を阻止するための放射線遮蔽部材44が折り畳み自在に設けられる。この放射線遮蔽部材44は、背面26bに固定される固定遮蔽板46と、第1ヒンジ部48aを介して揺動自在な第1開閉遮蔽板50aと、第2ヒンジ部48bを介して揺動自在な第2開閉遮蔽板50bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体に放射線を照射する放射線源部と、前記放射線源部に対向して配置され、前記被写体の放射線画像情報を受像する受像部とを備える放射線画像情報撮影装置に関する。
放射線画像情報撮影装置、例えば、X線乳房撮影装置(マンモグラフィ装置)においては、放射線の照射により被写体(マンモ)の放射線画像を記録する一方、読取光の走査によって前記放射線画像に応じた情報を発する放射線画像記録部(固体検出器)に対し、前記読取光を照射する読取光源部を走査部により相対的に移動させて、前記放射線画像情報の読み取りを行っている。
マンモグラフィ装置では、被写体に放射線を照射する放射線源部と、前記被写体の放射線画像情報を受像する受像部とが、互いに対向して配置されている。そして、マンモグラフィ装置では、例えば、上部から放射線を照射して撮影を行う頭尾方向(CC)撮影、側面から前記放射線を照射して撮影を行う側面方向(ML)撮影、及び斜め方向から前記放射線を照射して撮影を行う内外側斜位(MLO)撮影等、種々の撮影方式が採用されている。
その際、放射線源から照射される放射線は、受像部の背面(放射線画像情報を受ける受像面とは反対の面)を透過し易い。このため、例えば、患者が椅子(車いす)に座った状態で、頭尾方向(CC)撮影が行われる際には、患者自身が放射線遮蔽用エプロン等の遮蔽体を装着している。
しかしながら、遮蔽体は、通常、鉛シートを有しており、この遮蔽体が比較的重量物であるため、前記遮蔽体を装着する患者に大きな荷重がかかってしまう。特に、患者が高齢者や身体障害者である場合には、使い勝手が悪く、しかも過度の負担を強いるという問題がある。
また、撮影室には、複数の撮影装置が設置されている場合が多い。このため、他の撮影装置で放射線画像情報の撮影処置を行う際に、マンモグラフィ装置の受像部の背面に放射線が直接照射されたり、散乱線が照射されたりするおそれがある。これによって、受像部(固体検出器等)が放射線損傷を受け易いという問題が指摘されている。
そこで、例えば、特許文献1に開示されている放射線画像情報記録装置では、患者が配置されて該患者の放射線画像情報を撮影する撮影部と、前記患者の生殖腺を放射線から保護する生殖腺保護機構と、前記生殖腺保護機構を前記撮影部に対応する位置まで移動させて該生殖腺保護機構により該撮影部の放射線透過窓部を覆うための機構とを備えている。
特開2004−081310号公報
この場合、上記の特許文献1では、生殖腺保護機構が放射線源と撮影部との間に配置され、前記放射線源から照射される放射線が、患者の放射線照射不要部位に直接照射されることを阻止している。従って、受像部の背面を透過する放射線を遮蔽することが望まれているマンモグラフィ装置には、容易に転用することができない。
本発明は、この種の要請に対応してなされたものであり、簡単且つコンパクトな構成で、受像部の背面側に対する放射線の遮蔽を確実に行うことが可能な放射線画像情報撮影装置を提供することを目的とする。
本発明は、被写体に放射線を照射する放射線源部と、前記放射線源部に対向して配置され、前記被写体の放射線画像情報を受像する受像部とを備える放射線画像情報撮影装置に関するものである。
受像部は、放射線源部からの放射線画像情報を受ける受像面と、前記受像面とは反対の背面とを有するとともに、前記背面には、放射線の透過を阻止する放射線遮蔽部材が設けられている。
また、放射線遮蔽部材は、遮蔽領域を拡縮可能に構成されることが好ましい。さらに、放射線遮蔽部材は、受像部の背面に対して折り畳み自在に構成されることが好ましく、さらにまた、放射線遮蔽部材は、前記受像部の前記背面に対して伸縮自在に、あるいは、展開自在に構成されることが好ましい。
本発明では、受像部の背面に放射線遮蔽部材が設けられている。このため、撮影方式に係わらず、受像部の背面からの放射線の透過及び前記背面から前記受像部内への放射線の照射を確実に阻止することが可能になる。
これにより、例えば、座位姿勢で放射線画像情報の撮影が行われる患者は、比較的重量物である遮蔽体を装着する必要がなく、特に、高齢者や身体障害者等の患者に過度の負担を強いることを回避することができる。
また、側面方向(ML)撮影等のように、受像部が横向きに配置される際、この受像部の背面に向かって他の撮影装置から放射線が照射されても、前記放射線が前記背面を透過することがない。従って、受像部が放射線損傷を受けることを阻止することが可能になる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る放射線画像情報撮影装置であるマンモグラフィ装置10の斜視説明図である。
マンモグラフィ装置10は、立設状態に設置される基台16と、この基台16に昇降自在に配設される昇降部17と、前記昇降部17の略中央部に配設される旋回軸18に固定されるアーム部材20と、被写体22に対して放射線を照射する放射線源を収納し、前記アーム部材20の一端部に固定される放射線源収納部(放射線源部)24と、前記被写体22を透過した放射線を検出して放射線画像情報を取得する固体検出器(後述する)を収納し、前記アーム部材20の他端部に固定される撮影台(受像部)26と、この撮影台26に対して前記被写体22の撮影部位を押圧して保持する押圧板28とを備える。
放射線源収納部24及び撮影台26が固定されたアーム部材20は、旋回軸18を中心として矢印A方向に旋回することで、被写体22の撮影部位に対する撮影方向が調整可能に構成される。押圧板28は、アーム部材20に連結された状態で放射線源収納部24及び撮影台26間に配設されており、矢印B方向に変位可能に構成される。
基台16には、マンモグラフィ装置10によって検出された被写体22の撮影部位、撮影方向等の撮影情報、前記被写体22のID情報等を表示するとともに、必要に応じてこれらの情報を設定可能な表示操作部30が配設される。
図2は、マンモグラフィ装置10における撮影台26の内部構成図であり、撮影台26及び押圧板28間に被写体22の撮影部位であるマンモ34を設定した状態を示す。
撮影台26の内部には、放射線源収納部24に内蔵された放射線源から出力された放射線Xに基づく放射線画像情報を蓄積し、電気信号として出力する固体検出器36と、前記固体検出器36に蓄積記録された放射線画像情報を読み取るために、前記固体検出器36に読取光を照射する読取光源部38と、前記読取光源部38を前記固体検出器36の読取光走査面に略平行な矢印Y方向(図1参照)に移動させる走査部40と、前記固体検出器36に蓄積されている不要電荷を除去するために、固体検出器36に消去光を照射する消去光源部42とを備える。
固体検出器36は、直接変換方式且つ光読出方式の放射線固体検出器であって、マンモ34を透過した放射線Xからなる放射線画像情報を静電潜像として蓄積し、読取光源部38からの読取光により走査されることで、静電潜像に応じた電流を発生する。
固体検出器36は、具体的には、ガラス基板上に形成され、放射線Xを透過する第1導電層と、放射線Xが照射されることで電荷を発生する記録用光導電層と、前記第1導電層に帯電される潜像極性電荷に対して略絶縁体として作用する一方、潜像極性電荷と逆極性の輸送極性電荷に対して略導電体として作用する電荷輸送層と、読取光が照射されることで電荷を発生して導電性を呈する読取用光導電層と、放射線Xを透過する第2導電層とを順に積層して構成される。記録用光導電層と電荷輸送層との界面には、蓄電部が形成される。
第1導電層及び第2導電層は、それぞれ電極を構成する。第1導電層の電極は、二次元状の平坦な平板電極とされ、第2導電層の電極は、記録される放射線画像情報を画像信号として検出するための所定の画素ピッチからなる多数の線状電極として構成される。線状電極の配列方向が主走査方向(矢印Z方向)に対応する一方、前記線状電極の延在する方向が副走査方向(矢印Y方向)に対応する。
読取光源部38は、例えば、複数のLEDチップを一列に並べて構成されるライン光源と、ライン光源から出力された読取光を固体検出器36上に線状に照射させる光学系とを有する。固体検出器36の第2導電層を構成する線状電極の延在方向と直交する方向にLEDチップが配列されたライン光源を、前記線状電極の延在方向に移動させることで、前記固体検出器36の全面が露光走査される。
消去光源部42は、短時間で発光/消光し、且つ、残光の非常に小さい光源が好適であり、例えば、読取光源部38を構成するLEDチップの配列方向(矢印Z方向)と直交する方向に延在し、且つ、前記配列方向に配列される複数の外部電極型希ガス蛍光ランプを使用することができる(図2参照)。
図1に示すように、撮影台26は、放射線源収納部24からの放射線画像情報を受ける受像面26aと、前記受像面26aとは反対の背面26bとを有するとともに、前記背面26bには、放射線の透過を阻止するための放射線遮蔽部材44が折り畳み自在に設けられる。
図3は、放射線遮蔽部材44が背面26bに対して折り畳まれた状態を示し、図4は、前記放射線遮蔽部材44が前記背面26bに対して開かれた状態を示す。
放射線遮蔽部材44は、背面26bに固定される固定遮蔽板46と、前記固定遮蔽板46の一端側にロック機構付き第1ヒンジ部48aを介して揺動(開閉)自在な第1開閉遮蔽板50aと、前記第1開閉遮蔽板50aに重なり合うとともに、前記固定遮蔽板46の他端側にロック機構付き第2ヒンジ部48bを介して揺動(開閉)自在な第2開閉遮蔽板50bとを備える。
第1ヒンジ部48aは、第1開閉遮蔽板50aを折り畳み位置及び開放位置に固定する機能を有する一方、第2ヒンジ部48bは、第2開閉遮蔽板50bを折り畳み位置及び開放位置に固定する機能を有する。固定遮蔽板46、第1開閉遮蔽板50a及び第2開閉遮蔽板50bは、放射線の透過を阻止するために、例えば、鉛シートを内装し、あるいは、鉛板で構成される。なお、以下に説明する第2及び第3の実施形態においても同様である。
このように構成されるマンモグラフィ装置10の動作について、以下に説明する。
先ず、図示しないコンソール、IDカード等を用いて、被写体22に係るID情報、撮影方法等の設定を行う。この場合、ID情報には、被写体22の氏名、年齢、性別等の情報がある。また、撮影方法には、医師によって指示された撮影部位、撮影方向等の情報があり、コンソールから技師が入力することが可能である。これらの情報は、マンモグラフィ装置10の表示操作部30に表示して確認することができる。
次いで、技師は、指定された撮影方法に従ってマンモグラフィ装置10を所定の状態に設定する。例えば、マンモ34の撮影方法としては、上部から放射線Xを照射して撮影を行う頭尾方向(CC)撮影(図2参照)、側面から放射線Xを照射して撮影を行う側面方向(ML)撮影、斜め方向から放射線Xを照射して撮影を行う内外側斜位(MLO)撮影があり、これらの撮影方法に応じてアーム部材20を旋回軸18を中心に旋回させる。
次に、マンモグラフィ装置10に対して被写体22を指定された撮影状態に設定する。例えば、被写体22が、車いす60に座った状態で、マンモ34に対する頭尾方向(CC)撮影を行う場合、撮影台26の背面26bに装着されている放射線遮蔽部材44が、必要に応じて開かれる。具体的には、先ず、図3に示す状態で、第2開閉遮蔽板50bは、第2ヒンジ部48bを支点にして矢印D方向に揺動され、所定の開位置で前記第2ヒンジ部48bに設けられているロック機構により固定される(図4参照)。
さらに、第1開閉遮蔽板50aは、図3に示す閉状態から、第1ヒンジ部48aを支点にして矢印E方向に揺動される。このため、第1開閉遮蔽板50aは、所定の開位置で第1ヒンジ部48aに設けられているロック機構により固定される(図4参照)。これにより、撮影台26の下方には、拡大された遮蔽領域62が形成される。
一方、被写体22は、図2に示すように、マンモ34を撮影台26の受像面26aに載置した後、押圧板28を押し下げ、前記撮影台26及び前記押圧板28間に前記マンモ34を保持させる。
そこで、放射線源収納部24に収納されている放射線源を駆動し、放射線画像情報の撮影を行う。押圧板28及び撮影台26間に保持されたマンモ34を透過した放射線Xは、撮影台26に収納されている固体検出器36に照射される。
次いで、図示しない高電圧供給部から第1導電層及び第2導電層間に高電圧を印加した状態において、放射線画像情報を担持した放射線Xが固体検出器36に照射されると、この固体検出器36の記録用光導電層内で正負の電荷対が発生し、その負電荷が前記記録用光導電層と電荷輸送層との界面に形成された蓄電部に蓄積される。この蓄積された負電荷、すなわち、潜像極性電荷の量は、マンモ34を透過した放射線Xの線量に略比例している。なお、記録用光導電層で発生した正電荷は、第1導電層に引き寄せられ、高電圧供給部から供給された負電荷と結合して消滅する。
放射線画像情報の撮影が行われた後、読取光源部38は、走査部40の作用下に、矢印Y方向に移動しながら、固体検出器36に向かって読取光を照射する。
このため、読取用光導電層に正負の電荷対が発生し、その正電荷が蓄電部に蓄積されている負電荷(潜像極性電荷)に引きつけられるようにして電荷輸送層内を移動し、蓄電部の負電荷と結合して消滅する。一方、読取用光導電層で発生した負電荷は、高電圧供給部から第2導電層に供給される正電荷と結合して消滅する。
このように、固体検出器36に蓄積されている負電荷が電荷結合によって消滅し、この電荷結合の際の電荷の移動による電流が固体検出器36内に発生する。従って、マンモ34の放射線画像情報が得られる。
この場合、第1の実施形態では、撮影台26の背面26bに放射線の透過を阻止するための放射線遮蔽部材44が設けられている。このため、図1に示すように、被写体22が車いす60に座った状態で、マンモ34に対する頭尾方向(CC)撮影を行う際に、放射線源収納部24の放射源から出力された放射線Xが、撮影台26の背面26bを透過することを阻止することができる。これにより、車いす60に座っている被写体22の脚部等に放射線Xが照射されることを、有効に阻止することが可能になるという効果が得られる。
さらに、放射線遮蔽部材44を構成する第1開閉遮蔽板50a及び第2開閉遮蔽板50bは、それぞれ閉状態から開状態に揺動自在であり、必要に応じて所定の開位置に固定される(図4参照)。
このため、撮影台26の下方には、拡大された遮蔽領域62が形成され、放射線源収納部24の放射源から出力された放射線Xが、前記撮影台26の外方に照射されても、第1開閉遮蔽板50a及び第2開閉遮蔽板50bにより遮蔽される。従って、遮蔽領域62に放射線Xが進入することがなく、車いす60に座っている被写体22に前記放射線Xが照射されることを確実に阻止することが可能になる。
このように、被写体22である患者は、比較的重量物である放射線遮蔽用エプロン(遮蔽体)を装着する必要がなく、この患者に過度の負担を強いることを回避することができるという効果が得られる。
また、側面方向(ML)撮影等のように、撮影台26が横向きに配置された状態で、他の図示しない撮影装置から照射される放射線が前記撮影台26に照射される場合がある。その際、撮影台26の背面26bには、放射線遮蔽部材44が装着されており、前記背面26bから撮影台26内に放射線が照射されることを確実に阻止することができる。これにより、撮影台26内の固体検出器36等が放射線損傷を受けることを阻止することが可能になる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係るマンモグラフィ装置を構成する撮影台(受像部)70の正面説明図である。なお、第1の実施形態に係るマンモグラフィ装置10を構成する撮影台26と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
撮影台70の背面26bには、放射線の透過を阻止するための放射線遮蔽部材72が伸縮自在に設けられる。放射線遮蔽部材72は、背面26bに固定される固定遮蔽板46と、前記固定遮蔽板46の一端側に伸縮自在に設けられる蛇腹状の第1伸縮遮蔽板74aと、前記固定遮蔽板46の他端側に設けられる蛇腹状の第2伸縮遮蔽板74bとを備える。
このように構成される第2の実施形態では、図6に示すように、第1伸縮遮蔽板74aを固定遮蔽板46の一端側から引き伸ばすとともに、第2伸縮遮蔽板74bを前記固定遮蔽板46の他端側から引き伸ばすことにより、撮影台26の下方には、拡大された遮蔽領域76が形成される。これにより、患者に過度の負担を強いることを阻止することができる等、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図7は、本発明の第3の実施形態に係るマンモグラフィ装置を構成する撮影台(受像部)80の側面説明図である。
図7の撮影台80は、図3及び図5の撮影台26、70の一方の側部側から見た図に相当しており、図7中、前記撮影台80の右側に患者が設定される。撮影台80の背面26bには、放射線の透過を阻止するための放射線遮蔽部材82が展開自在に設けられる。放射線遮蔽部材82は、背面26bに固定される固定遮蔽板46と、前記固定遮蔽板46の一端側(患者側)にロール状に巻回されて引き出し自在に配置される遮蔽シート84とを備える。
このように構成される第3の実施形態では、図8に示すように、座位姿勢の患者に対して、遮蔽シート84が引き出されることにより、この遮蔽シート84が患者の腹部から膝及び足先を覆って配置される。このため、放射線Xが撮影台80を透過することがなく、しかも、患者の脚部等に前記放射線Xが照射されることを阻止することができ、上記の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の受像部が採用可能である。具体的には、受像部は、例えば、増感紙と放射線写真フイルムとを密着させて使用する方式、蓄積性蛍光体からなる放射線検出器を使用する方式、放射線をリアルタイムで検出して直接デジタル出力する放射線検出器(固体光検出器)を使用する方式等を含む。
本発明の第1の実施形態に係るマンモグラフィ装置の斜視説明図である。 前記マンモグラフィ装置における撮影台の内部構成図である。 前記撮影台及び放射線遮蔽部材の正面説明図である。 前記放射線遮蔽部材が拡張された状態の説明図である。 本発明の第2の実施形態に係るマンモグラフィ装置を構成する撮影台の正面説明図である。 前記放射線遮蔽部材が引き延ばされた状態の説明図である。 本発明の第3の実施形態に係るマンモグラフィ装置を構成する撮影台の側面説明図である。 前記放射線遮蔽部材が展開された状態の説明図である。
符号の説明
10…マンモグラフィ装置 16…基台
20…アーム部材 22…被写体
24…放射線源収納部 26、70、80…撮影台
26a…受像面 26b…背面
30…表示操作部 34…マンモ
36…固体検出器 38…読取光源部
40…走査部 44、72、82…放射線遮蔽部材
46…固定遮蔽板 48a、48b…ヒンジ部
50a、50b…開閉遮蔽板 60…車いす
62、76…遮蔽領域 74a、74b…伸縮遮蔽板
84…遮蔽シート

Claims (5)

  1. 被写体に放射線を照射する放射線源部と、前記放射線源部に対向して配置され、前記被写体の放射線画像情報を受像する受像部とを備える放射線画像情報撮影装置において、
    前記受像部は、前記放射線源部からの放射線画像情報を受ける受像面と、
    前記受像面とは反対の背面と、
    を有するとともに、
    前記背面には、放射線の透過を阻止する放射線遮蔽部材が設けられることを特徴とする放射線画像情報撮影装置。
  2. 請求項1記載の放射線画像情報撮影装置において、前記放射線遮蔽部材は、遮蔽領域を拡縮可能に構成されることを特徴とする放射線画像情報撮影装置。
  3. 請求項2記載の放射線画像情報撮影装置において、前記放射線遮蔽部材は、前記受像部の前記背面に対して折り畳み自在に構成されることを特徴とする放射線画像情報撮影装置。
  4. 請求項2記載の放射線画像情報撮影装置において、前記放射線遮蔽部材は、前記受像部の前記背面に対して伸縮自在に構成されることを特徴とする放射線画像情報撮影装置。
  5. 請求項2記載の放射線画像情報撮影装置において、前記放射線遮蔽部材は、前記受像部の前記背面に対して展開自在に構成されることを特徴とする放射線画像情報撮影装置。
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