JP2007251716A - 多地点会議予約割当方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークとサーバのリソースに基づいて多地点会議の予約を行う多地点会議予約割当方法を提供する。
【解決手段】予約スケジュール管理装置1は、予約申込の受付時に多地点会議制御装置3A〜3Cのリソース量で開催可能な会議のパラメータと会議の点数の組み合わせに基づいて会議の開催の可否を判断して予約を登録する。登録された会議の開催時刻に、リソース管理装置2が管理する多地点会議制御装置3A〜3Cのリソース状態と開催する会議のパラメータに基づいてその会議を制御する多地点会議制御装置3A等を割り当てる。これにより、同じ予約条件の組み合わせであれば、予約された順番に拘わりなく予約が受付けられ、かつ、会議開催時に一部の多地点会議制御装置3B等に異常が発生しても、残りの多地点会議制御装置3A等のリソースが有る限り会議を開催することができる。
【選択図】図1
【解決手段】予約スケジュール管理装置1は、予約申込の受付時に多地点会議制御装置3A〜3Cのリソース量で開催可能な会議のパラメータと会議の点数の組み合わせに基づいて会議の開催の可否を判断して予約を登録する。登録された会議の開催時刻に、リソース管理装置2が管理する多地点会議制御装置3A〜3Cのリソース状態と開催する会議のパラメータに基づいてその会議を制御する多地点会議制御装置3A等を割り当てる。これにより、同じ予約条件の組み合わせであれば、予約された順番に拘わりなく予約が受付けられ、かつ、会議開催時に一部の多地点会議制御装置3B等に異常が発生しても、残りの多地点会議制御装置3A等のリソースが有る限り会議を開催することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の多地点会議制御装置を使用する多地点会議システムにおいて、会議の予約と割り当てを行う多地点会議予約割当方法に関するものである。
図2は、上記特許文献1に記載された従来の多地点会議システムの構成図である。
この多地点会議システムは、複数の会議室(実際には会議室に設置された会議装置)41が接続された通信網42と、この通信網42に対して会議を行う複数の会議室41の相互接続を制御する多地点接続装置43a,43bと、会議開催の予約の受け付けると共に、会議時には多地点接続装置43a,43bに対して会議室41の相互接続の指示等を行う会議予約操作装置44で構成されている。
この多地点会議システムは、複数の会議室(実際には会議室に設置された会議装置)41が接続された通信網42と、この通信網42に対して会議を行う複数の会議室41の相互接続を制御する多地点接続装置43a,43bと、会議開催の予約の受け付けると共に、会議時には多地点接続装置43a,43bに対して会議室41の相互接続の指示等を行う会議予約操作装置44で構成されている。
この多地点会議システムで会議を行う場合には、予め会議予約操作装置44に対して会議開催の予約申し込みを行って予約の登録をしておく必要がある。予約の登録が行われると、会議予約操作装置44は、その予約内容に従って多地点接続装置43a,43bに対して会議室41の相互接続の指示を行い、予約した複数の会議室41が相互に接続されて会議を行うことができるようになっている。
ここで、会議予約操作装置44での予約は次の手順で行われるようになっている。
会議開催希望者は、会議予約操作装置44に接続して、開催希望日、開始時刻、終了時刻、参加する会議室名等からなる希望情報を入力する。
会議開催希望者は、会議予約操作装置44に接続して、開催希望日、開始時刻、終了時刻、参加する会議室名等からなる希望情報を入力する。
会議予約操作装置44では、希望時刻に各多地点接続装置43a,43bの有する通信チャネルに空きがあることと、指定された会議室が予約されていないことを確認する。もしも、通信チャネルに空きが無かったり、会議室が既に予約されていたりした場合には、予約は行われない。
予約の受け付けが可能であると、会議予約操作装置44は、各多地点接続装置43a,43bに接続される通信チャネルの空きリソース量を比較し、会議開始時刻から会議終了時刻までの会議時間帯のなかで使用予定のない空きリソース量が、会議室接続後の状態において最小となる多地点接続装置を選択し、その選択した多地点接続装置に対して会議予約情報の登録を行う。
表1は、前記特許文献1に記載された従来の多地点会議予約方法における予約割り当て例を示す表である。
ここでは、会議室41は16室、多地点接続装置43は2台(各装置の通信チャネル数は8)、会議グループとしては、グループA(4室),グループB(5室),グループC(3室),グループD(4室)とし、各グループA〜Dで重複する会議室は無いものとして予約割り当て例を示している。
表1に示すように、最初の予約申し込み(予約1)はグループAからのもので、多地点接続装置43aに割り当てられる。これにより、残りチャネル数(空きリソース量)は、装置43aが4、装置43bが8となる。
次にグループBから予約申し込み(予約2)が入ると、装置43aはリソースが不足しているので、装置43bが割り当てられる。これにより、残りチャネル数は、装置43aが4、装置43bが3となる。
次にグループCから予約申し込み(予約3)が入ると、装置43bの方が残りチャネル数が少ないので、装置43bが割り当てられる。これにより、残りチャネル数は、装置43aが4、装置43bが0となる。
更にグループDから予約申し込み(予約4)が入ると、装置43aが割り当てられる。これにより、残りチャネル数は、装置43a,43bとも0になる。
しかしながら、前記多地点会議予約方法では、予約申し込みの順番によってはリソースが最適に割り当てられず、全体としてはリソースが残っているにも拘らず予約が受け付けられなくなる場合がある。
表2は、従来の多地点会議予約方法における予約割り当て失敗例を示す表である。
表2は、従来の多地点会議予約方法における予約割り当て失敗例を示す表である。
表2に示すように、最初の予約申し込み(予約1)はグループAからのもので、多地点接続装置43aに割り当てられる。これにより、残りチャネル数(空きリソース量)は、装置43aが4、装置43bが8となる。
次にグループCから予約申し込み(予約2)が入ると、装置43aの方が残りチャネル数が少ないので、装置43aが割り当てられる。これにより、残りチャネル数は、装置43aが1、装置43bが8となる。
次にグループDから予約申し込み(予約3)が入ると、装置43aはリソースが不足しているので、装置43bが割り当てられる。これにより、残りチャネル数は、装置43aが1、装置43bが4となる。
更にグループBから予約申し込み(予約4)が入ると、装置43a,43bともリソースが不足しているので割り当てることができず、予約の受け付けは拒否される。
このように、全体としてはリソースが残っているにも拘らず予約ができなくなるという課題があった。
また、予約時に使用する多地点接続装置を決定するため、予約した多地点接続装置が異常になった場合、他にリソースの空いている多地点接続装置があっても自動的にその多地点接続装置に振り替えることができないので、会議を行うためには予約しなおす必要がある。
更に、最近ではADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)や、光ファイバ等のブロードバンド通信回線が導入されるようになった。また、テレビ会議のサーバがソフトウエア化され、使用するサーバの性能により、開催できる会議の品質や会議数が変化するようになった。そして、映像品質等のパラメータを細かく設定することが可能になり、このパラメータの組み合わせによってサーバの消費するリソース量が大きく異なるようになった。そのため、映像の品質を確保するためには、ネットワークのリソースも然ることながら、サーバのリソースを管理する必要がでてきた。
本発明は、ネットワークとサーバのリソースに基づいて多地点会議の予約を行う多地点会議予約割当方法を提供することを目的としている。
本発明は、複数の会議端末装置と、会議開催時に前記会議端末装置間をネットワークを介して相互に接続して多地点会議を制御する複数の多地点会議制御装置と、前記多地点会議制御装置のリソースを管理するリソース管理装置と、多地点会議の予約の受付及び開催のスケジュールを管理する予約スケジュール管理装置とを備えた多地点会議システムにおいて会議の予約と割り当てを行う多地点会議予約割当方法を、次のような処理で行うようにしている。
まず、予約申込情報が与えられたときに、予約スケジュール管理装置によって、多地点会議制御装置のリソース量で開催可能な会議のパラメータと会議の点数の組み合わせに基づいて会議の開催の可否を判断する予約判断処理を行い、この予約判断処理で会議の開催が可能と判断されたときに、予約スケジュール管理装置がその予約内容を登録する予約登録処理を行う。
また、予約登録処理で登録された会議の開催時刻に、予約スケジュール管理装置からリソース管理装置に対して会議割り当て要求を行う割当要求処理を行い、この会議割り当て要求に従い、リソース管理装置が管理する複数の多地点会議制御装置のリソース状態と開催する会議のパラメータに基づいて複数の多地点会議制御装置の中からその会議を制御する多地点会議制御装置を割り当てる会議割当処理を行う。
本発明では、予約申込の受付時に、多地点会議制御装置のリソース量で開催可能な会議のパラメータと会議の点数の組み合わせに基づいて会議の開催の可否を判断し、予約登録された会議の開催時刻に、リソース管理装置が管理する複数の多地点会議制御装置のリソース状態と開催する会議のパラメータに基づいて複数の多地点会議制御装置の中からその会議を制御する多地点会議制御装置を割り当てるようにしている。これにより、同じ予約条件の組み合わせであれば、予約された順番に拘わりなく予約の受付が行われ、かつ、会議開催時に一部の多地点会議制御装置に異常が発生しても、残りの多地点会議制御装置のリソースが有る限り会議を開催することができるという効果がある。
この発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、次の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。但し、図面は、もっぱら解説のためのものであって、この発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施例を示す多地点会議システムの構成図である。
この多地点会議システムは、予約スケジュール管理装置1、リソース管理装置2、複数の多地点会議制御装置3A,3B,3C、及び複数の会議端末装置4A,4B,4C,4Dと、これらを相互に接続するネットワーク5で構成されている。
この多地点会議システムは、予約スケジュール管理装置1、リソース管理装置2、複数の多地点会議制御装置3A,3B,3C、及び複数の会議端末装置4A,4B,4C,4Dと、これらを相互に接続するネットワーク5で構成されている。
予約スケジュール管理装置1は、利用者からの予約申し込みの受け付け、予約の可否の判断、予約の登録、及び会議開催時における多地点会議制御装置3A〜3Cの制御等、会議の受け付けからスケジュール管理までを行うものである。
即ち、この予約スケジュール管理装置1は、システムに接続されている多地点会議制御装置3A〜3Cのリソース量で開催可能な会議のパラメータと会議の点数の組み合わせを保持しており、利用者からの予約申し込みがあった時にその申し込み内容を検証し、会議の開催が可能と判断した場合に、申し込みを許諾すると共にその情報を登録するようになっている。多地点会議制御装置3A〜3Cのリソース量とは、ネットワーク5との間の通信回線の伝送帯域のみならず、この多地点会議制御装置3A〜3Cの処理能力等に基づいて算出される値である。
更に、予約スケジュール管理装置1は、予約された会議開催時刻になると、リソース管理装置2に対して会議割り当て要求を送信し、予約された会議終了時刻には、割り当てを解除して会議を終了させるようになっている。
リソース管理装置2は、各多地点会議制御装置3A〜3Cからその状態を随時受信し、これらの多地点会議制御装置3A〜3Cのリソースの使用状況等を管理するものである。また、このリソース管理装置2は、予約スケジュール管理装置1から会議割り当て要求を受信したときに、開催する会議のパラメータから会議の点数を計算し、算出した会議の点数と各多地点会議制御装置3A〜3Cのリソースの状況から、最適な多地点会議制御装置の割り当てを決定し、予約スケジュール管理装置1へ通知するようになっている。
多地点会議制御装置3A〜3Cは、会議の処理を請け負うもので、会議端末装置4A〜4Dの制御を行うと共に、これらの会議端末装置4A〜4Dから映像や音声を受信して合成処理を行い、各会議端末装置4A〜4Dへ送信するものである。
会議端末装置4A〜4Dは、会議の処理が行われている1つの多地点会議制御装置3A(または、3B,3C)に接続してその会議に参加し、音声と映像をその多地点会議制御装置3Aへ送信し、この多地点会議制御装置3Aから送信されてくる合成された音声と映像を受信するものである。
図3は、図1の多地点会議システムの動作を示すシーケンス図である。以下、この図3を参照しつつ、図1の動作を説明する。
(1) シーケンス1
会議開催希望者は、予約スケジュール管理装置1に接続して、開催希望日、開始時刻、終了時刻、参加する会議端末装置名等からなる希望情報を入力する。
会議開催希望者は、予約スケジュール管理装置1に接続して、開催希望日、開始時刻、終了時刻、参加する会議端末装置名等からなる希望情報を入力する。
予約スケジュール管理装置1では、入力された希望情報に従って会議の開催が可能であるか否かを判定し、可能である場合はその予約を受け付けてその情報を保持する。この時点では、多地点会議制御装置の割り当ては行わず、開催可能な会議のパラメータと会議の点数の組み合わせに基づいて、開催の可否が判定される。
(2) シーケンス2
予約された会議開催時刻になると、予約スケジュール管理装置1は、リソース管理装置2に対して会議割り当て要求を送信する。なお、この時、予約スケジュール管理装置1は、開催する会議のパラメータ等も同時に送信する。
予約された会議開催時刻になると、予約スケジュール管理装置1は、リソース管理装置2に対して会議割り当て要求を送信する。なお、この時、予約スケジュール管理装置1は、開催する会議のパラメータ等も同時に送信する。
(3) シーケンス3
リソース管理装置2は、予約スケジュール管理装置1から受信した会議のパラメータ等に基づいて会議の点数を計算し、算出された会議の点数とその時点での各地点会議制御装置3A〜3Cの情報から、割り当てる多地点会議制御装置3A(または、3B,3C)を決定し、予約スケジュール管理装置1へ通知する。
リソース管理装置2は、予約スケジュール管理装置1から受信した会議のパラメータ等に基づいて会議の点数を計算し、算出された会議の点数とその時点での各地点会議制御装置3A〜3Cの情報から、割り当てる多地点会議制御装置3A(または、3B,3C)を決定し、予約スケジュール管理装置1へ通知する。
(4) シーケンス4
予約スケジュール管理装置1は、リソース管理装置2で割り当てられた地点会議制御装置3Aに対して会議開催要求を送信する。これにより、会議開催要求を受信した地点会議制御装置3Aは、会議に参加する会議端末装置4A〜4Dを接続し、会議を開始する。
予約スケジュール管理装置1は、リソース管理装置2で割り当てられた地点会議制御装置3Aに対して会議開催要求を送信する。これにより、会議開催要求を受信した地点会議制御装置3Aは、会議に参加する会議端末装置4A〜4Dを接続し、会議を開始する。
(5) シーケンス5
会議が開始されると、参加する各会議端末装置4A〜4Dは、音声と映像を多地点会議制御装置3Aへ送信する。一方、多地点会議制御装置3Aは、各会議端末装置4A〜4Dから受信した音声と映像を合成し、各会議端末装置4A〜4Dに送信する。これにより、多地点会議が行われる。
会議が開始されると、参加する各会議端末装置4A〜4Dは、音声と映像を多地点会議制御装置3Aへ送信する。一方、多地点会議制御装置3Aは、各会議端末装置4A〜4Dから受信した音声と映像を合成し、各会議端末装置4A〜4Dに送信する。これにより、多地点会議が行われる。
(6) シーケンス6
会議終了予定時刻になると、予約スケジュール管理装置1は、多地点会議制御装置3Aに対して会議終了要求を送信する。これにより、多地点会議制御装置3Aは、会議端末装置4A〜4Dとの接続を切断し、多地点会議は終了する。
会議終了予定時刻になると、予約スケジュール管理装置1は、多地点会議制御装置3Aに対して会議終了要求を送信する。これにより、多地点会議制御装置3Aは、会議端末装置4A〜4Dとの接続を切断し、多地点会議は終了する。
以上が、多地点会議システムの概略の動作シーケンスであるが、ここでは、シーケンス3における多地点会議制御装置の決定方法について、具体例を挙げて説明する。
各多地点会議制御装置3A〜3Cには、主にそのCPU(中央処理ユニット)リソースに関する性能を数値(整数)化した性能値が予め定められており、開催している多地点会議の点数に応じてその性能値が差し引かれ、残りの性能値が割り当て決定時の判断材料として使用されるようになっている。一方、会議の点数は、会議開催時における多地点会議制御装置リソース使用量を示すもので、参加する会議端末装置の数と各パラメータによって計算される。会議の点数は、1,2,4,…のように2の冪乗の数である。通常、基準となる性能値は8、会議の点数の最大は16程度である。
図4は、優先順位の決定方法を示す説明図である。
多地点会議制御装置の残りの性能値と、会議の点数を2進数(xxx)2で表現する。会議の点数は2の冪乗の数となっているので、1は(1)2、2は(10)2、4は(100)2のように、一番大きい位が1となり、それ以下はすべて0で表現される。
多地点会議制御装置の残りの性能値と、会議の点数を2進数(xxx)2で表現する。会議の点数は2の冪乗の数となっているので、1は(1)2、2は(10)2、4は(100)2のように、一番大きい位が1となり、それ以下はすべて0で表現される。
この会議の点数を2進数表現したときの“1”である位と、多地点会議制御装置の残りの性能値を2進数表現した場合の“1”である位が一致するものがあれば、その多地点会議制御装置の優先順位は1となる。一致する多地点会議制御装置が無い場合は、1つ上の位が“1”である多地点会議制御装置があれば、その多地点会議制御装置の優先順位は2となる。更に、一致する多地点会議制御装置が無い場合は、更に1つ上の位をチェックしていき、優先順位は下がっていく。そして、チェックする桁が無くなった場合は、優先順位は無しとする。このとき、性能値のうちで、会議の点数が“1”の位よりも下の位の値は無視される。
すべての多地点会議制御装置3A〜3Cに対して優先順位を算出し、その中で優先順位の一番高い多地点会議制御装置が、その多地点会議に割り当てられる。
表3は、会議の点数と残りの性能値に対する優先順位の関係を示している。
表3は、会議の点数と残りの性能値に対する優先順位の関係を示している。
例えば、開催する会議の点数が1で、2台の多地点会議制御装置3A,3Bの残りの性能値がそれぞれ3,2の場合、装置3Aの優先順位は1、装置2の優先順位は2となり、多地点会議制御装置3Aがその会議に割り当てられる。
また、開催する会議の点数が1で、2台の多地点会議制御装置3A,3Bの残りの性能値がそれぞれ4,2の場合、装置3Aの優先順位は3、装置2の優先順位は2となり、多地点会議制御装置3Bがその会議に割り当てられる。
更に、開催する会議の点数が4で、2台の多地点会議制御装置3A,3Bの残りの性能値がそれぞれ3,1の場合、どちらの装置にも優先順位が付けられず、会議を割り当てることはできない。但し、このように、会議の開催時点で多地点会議制御装置の割り当てができなくなる事態は、予約登録以降に多地点会議制御装置に障害が発生する等の異常状態以外は有り得ない。
即ち、予約スケジュール管理装置1での会議の予約時と、リソース管理装置2での会議開催時とでは、会議が開催可能であるか否かをそれぞれ異なる方法で判別している。予約の際は、予め予約できる会議の組み合わせは決まっているので、予約の順序によって予約ができなくなるというおそれはない。また、会議の開催時には、会議の点数を2の冪乗の値とすることと上記の優先順位の設定により、会議の開催の順序によって会議の開催が成功する場合と失敗する場合に分かれるということはない。
例えば、2台の多地点会議制御装置3A,3Bの残りの性能値が共に5で、予約できる会議の組み合わせが、会議の点数1が2つ、点数2が2つ、点数4が1つの場合、会議の点数を、1,1,2,4,2の順序で開催した場合は、表4のようになる。また、会議の点数を、2,1,4,1,2の順序で開催した場合は、表5のようになる。いずれも、会議の開催に失敗することはない。
次に、多地点会議制御装置に異常が発生して会議開催能力が減少した場合について説明する。
予約スケジュール管理装置1では、予約受け付け時には多地点会議制御装置の割り当てを行わず、全体としての会議開催能力が越えない範囲で予約を受け付けるようにしているので、予約受け付け後に1つの多地点会議制御装置に異常が発生しても、残っている正常な多地点会議制御装置のリソースに余裕がある場合は、会議の開催が可能である。
例えば、2台の多地点会議制御装置3A,3Bの残りの性能値が共に5で、予約できる会議の組み合わせが、会議の点数1が2つ、点数2が2つ、点数4が1つの場合、会議の点数を、1,1,2,4,2の順序で開催した場合、多地点会議制御装置3Bが異常となっても、表6に示すように、多地点会議制御装置3Aのリソースが有る限り会議を開催することができる。
以上のように、この実施例の多地点会議システムは、会議の予約受け付け時に、開催可能な会議のパラメータと会議の点数の組み合わせに基づいて開催の可否が判定しているので、同じ予約条件の組み合わせであれば、予約された順番に拘わりなく予約の受付が行われるという利点がある。
また、会議開催時に使用する多地点会議制御装置を決定するので、一部の多地点会議制御装置に異常が発生しても、残りの多地点会議制御装置のリソースが有る限り会議を開催することができるという利点がある。
1 予約スケジュール管理装置
2 リソース管理装置
3 多地点会議制御装置
4 会議端末装置
5 ネットワーク
2 リソース管理装置
3 多地点会議制御装置
4 会議端末装置
5 ネットワーク
Claims (1)
- 複数の会議端末装置と、会議開催時に前記会議端末装置間をネットワークを介して相互に接続して多地点会議を制御する複数の多地点会議制御装置と、前記多地点会議制御装置のリソースを管理するリソース管理装置と、多地点会議の予約の受付及び開催のスケジュールを管理する予約スケジュール管理装置とを備えた多地点会議システムにおいて会議の予約と割り当てを行う多地点会議予約割当方法であって、
予約申込情報が与えられたときに、前記予約スケジュール管理装置によって、前記多地点会議制御装置のリソース量で開催可能な会議のパラメータと会議の点数の組み合わせに基づいて会議の開催の可否を判断する予約判断処理と、
前記予約判断処理で会議の開催が可能と判断されたときに、前記予約スケジュール管理装置がその予約内容を登録する予約登録処理と、
前記予約登録処理で登録された会議の開催時刻に、前記予約スケジュール管理装置から前記リソース管理装置に対して会議割り当て要求を行う割当要求処理と、
前記会議割り当て要求に従い、前記リソース管理装置が管理する前記複数の多地点会議制御装置のリソース状態と開催する会議のパラメータに基づいて該複数の多地点会議制御装置の中からその会議を制御する多地点会議制御装置を割り当てる会議割当処理とを、
順次実行することを特徴とする多地点会議予約割当方法。
Priority Applications (1)
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2006
- 2006-03-17 JP JP2006073906A patent/JP2007251716A/ja not_active Withdrawn
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