JP2007251550A - 表示装置及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外観のデザインを損なうことなく、高性能の無線通信を行うことができる表示装置及び撮像装置を提供する。
【解決手段】アンテナユニット50は、アンテナ70、アンテナ保護部材72及び電極74を含んでいる。アンテナ70は、導電性を有し、透明度が高い透明電極材料により形成される。アンテナ保護部材72は、上記アンテナ70を構成する透明電極材料と透明度、屈折率が略同じ絶縁体材料により形成される。アンテナユニット50は、LCDトップ80とLCDユニット90の間に配置されている。LCDトップ80が金属等の導体の場合には、アンテナ70は、開口部80Aの縁にかからないように配置される。なお、アンテナユニット50は、反射板84、導光板86、拡散シート88及びLCDユニット90等の光を透過する光学部材の間に配置してもよい。また、アンテナユニット50は、LCDボトム82の前後等の光の通過する経路外に配置してもよく、この場合、不透明の部材により形成してもよい。
【選択図】図5

Description

本発明は表示装置及び撮像装置に係り、特に無線通信機能を有する表示装置、及びこのような表示装置を備える撮像装置に関する。
従来、金属製の後カバーの背面より膨出させたプラスチック製のファインダ接眼部カバーの内側に、無線通信ユニットのチップアンテナが配設された電子カメラについて開示されている(特許文献1)。特許文献2には、電波時計用の標準電波を受信するアンテナが撮像用レンズを遮蔽する保護カバー内、カメラ表面の握り部内、又は撮像用レンズを支持する鏡胴内に配設されたカメラについて開示されている。また、特許文献3には、棒状で、カメラ本体に対して立てられた第1の姿勢と、倒された第2の姿勢をとることができるアンテナを有するディジタルカメラについて開示されている。
特開2005−115126号公報 特開2003−322898号公報 特開2003−319225号公報
上記特許文献1及び2では、アンテナがカメラの筐体の内部に配置されているため、カメラの筐体等の電磁的影響により、アンテナの指向性が劣化し、無線通信が不安定になるという問題があった。特に、カメラの筐体が金属を含む場合には無線通信の性能の低下が顕著であった。上記特許文献3によれば、アンテナの先端がカメラの先端から離れており、無線通信の性能を向上させることができるが、アンテナがカメラの表面から突出しているため、カメラの外観デザインの自由度を損なうという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、外観のデザインを損なうことなく、高性能の無線通信を行うことができる表示装置及び撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に係る表示装置は、画像を表示する表示面を有する表示手段と、透明電極材料により形成され、前記表示手段の表示面側に配置されたアンテナと、前記アンテナを介して無線通信を行う無線通信手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に係る表示装置によれば、無線通信用のアンテナを、表示手段の表示面側に透明電極材料により形成するようにしたため、表示装置の筐体等が金属等の導体を含む場合であっても、これらの部材の電磁的な影響を受けることがない。これにより、無線通信機能の性能を確保することができる。
請求項2に係る表示装置は、画像を表示する表示面を有する表示手段と、前記表示手段を照明する照明手段と、透明電極材料により形成され、前記表示手段と照明手段の間に配置されたアンテナと、前記アンテナを介して無線通信を行う無線通信手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に係る表示装置では、発光しない表示手段(例えば、液晶モニタ)に対して、無線通信用のアンテナを、表示手段と照明手段の側に透明電極材料により形成するようにしたため、表示装置の筐体等が金属等の導体を含む場合であっても、これらの部材の電磁的な影響を受けることがない。これにより、無線通信機能の性能を確保することができる。
請求項3に係る表示装置は、請求項1又は2において、前記アンテナは、光を透過するシート状に形成されることを特徴とする。
請求項3に係る表示装置によれば、アンテナが透明なシート状に形成されるため、アンテナが表示面に表示された画像の視認性を低下させることがない。
請求項4に係る表示装置は、画像を表示する表示面を有する表示手段と、前記表示面の反対側であって、光の経路外に配置されたアンテナと、前記アンテナを介して無線通信を行う無線通信手段とを備えることを特徴とする。
請求項4に係る表示装置によれば、アンテナが表示手段の表示面を介して無線通信を行うことができるため、表示装置の筐体等が金属等の導体を含む場合であっても、これらの部材の電磁的な影響を受けることがない。これにより、無線通信機能の性能を確保することができる。
請求項5に係る表示装置は、請求項4において、前記表示面の反対側に配置され、前記表示手段を保持する保持部材を更に備え、前記アンテナは、前記保持部材上の前記表示手段側の面に形成されていることを特徴とする。また、請求項6に係る表示装置は、請求項4において、絶縁体によって形成されており、前記表示面の反対側に配置され、前記表示手段を保持する保持部材を更に備え、前記アンテナは、前記保持部材の前記表示手段の反対側の面に形成されていることを特徴とする。請求項5及び6は、請求項4において、アンテナの配置を限定したものである。
請求項7に係る表示装置は、請求項1から6において、前記アンテナは、第1のアンテナと第2のアンテナの少なくとも1対のアンテナを含んでおり、前記第1、第2のアンテナは、その両端の距離が無線通信に用いる電波の波長の略2分の1の長さ、又は前記波長の2分の1より小さくなるように配設されていることを特徴とする。また、請求項8に係る表示装置は、請求項7において、前記表示面が前記アンテナを収めることができる大きさであることを特徴とする。
請求項7及び8に係る表示装置によれば、無線通信に必要なアンテナ間の間隔を確保することができるので、無線通信に用いる電波を確実に受信することができる。
請求項9に係る撮像装置は、請求項1から8のいずれか1項記載の表示装置を備えることを特徴とする。
請求項9に係る撮像装置によれば、上記表示装置を備えることにより、高品質の無線通信機能を有する撮像装置を実現することができる。
本発明によれば、表示装置の筐体等が金属等の導体を含む場合であっても、これらの部材の電磁的な影響を受けることがない。これにより、無線通信機能の性能を確保することができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る表示装置及び撮像装置の好ましい実施の形態について説明する。
[表示装置及び撮像装置の全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置を備える撮像装置の外観を示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態の撮像装置10のカメラボディ12は、扁平状の四角い箱型に形成されている。図1に示すように、カメラボディ12の背面には、ファインダ接眼部14、ファインダランプ16、液晶モニタ(LCD)18、操作スイッチ20等が設けられている。また、カメラボディ12の上面には、レリーズボタン22及び電源スイッチ24が設けられている。
図2は、撮像装置10の主要構成を示すブロック図である。図2に示すように、CPU30は、バス32を介して撮像装置10内の各部に接続されており、操作部34等からの操作入力に基づいて撮像装置10の動作を制御する統括制御部である。操作部34は、レリーズボタン22や電源スイッチ24、上記操作スイッチ20(動作モード切り替えスイッチ、十字キー等)を含んでおり、ユーザからの操作入力を受け付ける操作部材である。レリーズボタン22は2段階式に構成されており、レリーズボタン22を軽く押して止める「半押し(S1=ON)」の状態で自動ピント合わせ(AF)及び自動露出制御(AE)が作動してAFとAEをロックし、「半押し」から更に押し込む「全押し(S2=ON)」の状態で撮像が実行される。
メモリ36は、メモリ制御部38によって制御され、CPU30が処理するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納されるROMや、CPU30が各種の演算処理等を行う作業用領域及び画像処理領域となるSDRAM等を有している。
外部通信インターフェース(外部通信I/F)40は、ネットワークや外部出力機器(例えば、パーソナルコンピュータやテレビジョン、ディスプレイ、プリンタ、外部記録装置)等と接続するための機器で、所定のプロトコルにしたがって各種データの送受信を行う。なお、データの送受信の方式としては、例えば、USBやIEEE1394、有線LAN、赤外線通信(IrDA)等を用いることができる。
アンテナユニット50は、外部機器やネットワークと無線通信を行うためのブロックである。無線通信ユニット52は、上記アンテナユニット50を介して、外部機器との間でデータの送受信を行うことができる。これにより、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)や無線通信機能を有するストレージ装置、プリンタ等に撮像した画像を出力することができる。また、アンテナユニット50を介してネットワークに接続して、ウェブページの閲覧や電子メールの送受信を行うことができる。また、無線通信ユニット52により、GPS情報を受信したり、標準電波を受信して撮像装置10の内部時計の誤差の調整を行えるようにしてもよい。
なお、アンテナユニット50は、デジタル放送、いわゆるワンセグ放送の受信に用いるものであってもよい。この場合、無線通信ユニット52に代えて、デジタル放送の電波を受信して、受信したデジタル放送の映像を液晶モニタに出力する放送受信ユニットを設ければよい。
撮像素子56は、光学系(レンズ)54を介して入射した光を受け止めて電気信号に変換する素子であり、例えば、CCDである。この電気信号は、図示せぬプリアンプによって増幅され、A/D変換器58によってデジタル信号に変換されて、画像処理部60に入力される。
撮像装置10は、画像を撮像するための撮像モードと、撮像した画像を表示、再生するための再生モードの2つの動作モードを備えており、動作モードの設定はユーザによる操作部34からの操作入力により行われる。
撮像モード時には、画像処理部60によって撮像素子56から出力された電気信号が処理されて画角確認用の画像データ(スルー画)が作成され、液晶モニタ18に表示される。レリーズボタン22が操作されて画像が撮像されると、撮像素子56から出力された電気信号が画像処理部60によって処理されて記憶用の画像ファイルが作成される。この記憶用の画像ファイルは、メモリカード62に所定のファイル形式で記憶される。ここで、メモリカード62は、例えば、半導体メモリ等であり、メモリカード62への入出力は外部メモリ制御部64によって制御される。一方、再生モード時には、画像処理部60によってメモリカード62に記憶された画像データが読み出されて表示用の画像データが作成されて液晶モニタ18に表示される。
[アンテナユニット50の第1の実施形態]
次に、アンテナユニット50の第1の実施形態について、図3から図5を参照して説明する。図3は、アンテナユニット50を示す平面図である。図3に示すように、本実施形態のアンテナユニット50は、アンテナ70、アンテナ保護部材72及び電極74を含んでいる。
アンテナ70は、導電性を有し、透明度が高い透明電極材料により形成される。この透明電極材料としては、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)やIZO(Indium Zinc Oxide)、酸化亜鉛、ZnO:Al(ZAO)、導電性ポリマー等を用いることができる。アンテナ70は、2対のアンテナ70A−1、70A−2、70B−1及び70B−2により構成されるダイポールアンテナであり、電極74を介して無線通信ユニット52(図2参照)に接続される。なお、アンテナの数は2対より多くても少なくてもよく、アンテナの向きは液晶モニタ18の縦又は横方向であってもよい。また、アンテナ70としては、図3に示したダイポールアンテナ以外のアンテナを用いてもよい。
図3に示すように、1対のアンテナ70A−1及びアンテナ70A−2と、アンテナ70B−1及び70B−2は、それぞれ液晶モニタ18の対角線方向に配置されており、その両端の距離d1が、無線通信に用いる電波の波長λの2分の1とほぼ同じ長さ、又は波長λの2分の1より小さくなるように配置される(d1≦λ/2)。従って、アンテナ1本の長さd2は、上記波長λの4分の1とほぼ同じ長さ、又は波長λの4分の1より小さくなる(d2≦λ/4)。また、液晶モニタ18及びアンテナ保護部材72のサイズは、アンテナ70を収めることができるサイズとなる。アンテナ保護部材72は、上記アンテナ70を構成する透明電極材料と透明度、屈折率が略同じ絶縁体材料により形成される。
上記アンテナユニット50を形成する際には、まず、ガラス等の基板(不図示)の表面に、スパッタリング法等により透明電極材料を成膜し、この透明電極材料をエッチングによりパターニングして、アンテナ70及び電極74を形成する。次に、このアンテナ70及び電極74を覆うように、透明の絶縁材料を成膜してアンテナ保護部材72を形成し、このアンテナ保護部材72の表面を平滑化して基板から剥離することにより、アンテナユニット50が完成する。
図4は、液晶モニタ18を分解して示す斜視図である。図4に示すように、液晶モニタ18は、LCDユニットやバックライトユニット等を保持するためのLCDトップ80及びLCDボトム82を含んでいる。LCDトップ80及びLCDボトム82は、ベゼルとも呼ばれ、例えば、金属板や樹脂により形成される。LCDトップ80は、ユーザがLCDユニットの表示を視認するための略矩形の開口部80Aが形成された額縁状であり、LCDボトム82はトレイ状である。LCDトップ80及びLCDボトム82は、互いに組み合わされて図示せぬネジ等により固定される。LCDユニットやバックライトユニット等は、LCDトップ80とLCDボトム82の間の空間Aに保持される。
図5は、LCDユニット及びバックライトユニットの主要部を分解して示す斜視図である。図5に示すように、上記空間Aには、LCDボトム82側から順に、反射板84、導光板86、拡散シート88及びLCDユニット90が配置されている。反射板84は、サイドライト型の光源(例えば、発光ダイオード(LED)等、不図示)からの光を反射させて、バックライトとして有効利用するための光学部材である。導光板86は、裏面(図中下面)に光拡散パターンを有する透明な板状の光学部材であり、上記光源からの光を導き拡散する。拡散シート88は、導光板86の発光面(図中上面)側に配置されており、上記光源からの光を拡散させて、LCDユニット90に照射される光を均一にする。これにより、LCDユニット90に表示された像が均一に照明され、ユーザはLCDユニット90に表示された像を視認することができる。
図5に示すように、アンテナユニット50は、LCDトップ80とLCDユニット90の間に配置されている。なお、LCDトップ80が金属等の導体の場合には、アンテナ70は、LCDトップ80の開口部80Aの縁にかからないように配置される。即ち、アンテナ70は、開口部80Aより小さくなる。
本実施形態によれば、アンテナユニット50を、LCDトップ80とLCDユニット90の間に、アンテナ70が開口部80Aの縁にかからないように配設することにより、カメラボディ12やLCDトップ80が金属を含む場合であっても、これらの部材の電磁的な影響を受けることがない。これにより、無線通信機能の性能を確保することができる。
[アンテナユニット50の第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について、図6を参照して説明する。なお、アンテナユニット50の構成については、図3と同様であるため説明を省略する。図6に示すように、本実施形態では、アンテナユニット50は、LCDユニット90と拡散シート88の間に、アンテナ70が開口部80Aから臨める位置に配置されている。なお、LCDトップ80が金属等の導体の場合には、アンテナ70は、開口部80Aの縁にかからないサイズとなる。本実施形態のようにアンテナユニット50を配置しても、カメラボディ12やLCDトップ80等の部材の電磁的な影響を低減し、無線通信機能の性能を確保することができる。
[アンテナユニット50の第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について、図7を参照して説明する。なお、アンテナユニット50の構成については、図3と同様であるため説明を省略する。図7に示すように、本実施形態では、アンテナユニット50は、LCDボトム82の直上に、アンテナ70が開口部80から臨める位置に配置されている。なお、LCDトップ80が金属等の導体の場合には、アンテナ70は、開口部80Aの縁にかからないサイズとなる。本実施形態のようにアンテナユニット50を配置しても、カメラボディ12やLCDトップ80等の部材の電磁的な影響を低減し、無線通信機能の性能を確保することができる。
[アンテナユニット50の第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について、図8を参照して説明する。図8は、本実施形態に係るLCDボトム82を示す図である。図8(a)は斜視図であり、図8(b)は平面図である。図8に示すように、本実施形態のLCDボトム82は樹脂(絶縁体)製であり、その底面には開口部100が形成されている。開口部100には、2対のアンテナ70A−1´、70A−2´、70B−1´及び70B−2´により構成されるダイポールアンテナ70´が埋め込まれている。このアンテナ70´は、例えば、金属製の電極により構成される。なお、アンテナの数は2対より多くても少なくてもよく、アンテナの向きは液晶モニタ18の縦又は横方向であってもよい。また、アンテナ70としては、図3に示したダイポールアンテナ以外のアンテナを用いてもよい。
図8に示すように、1対のアンテナ70A−1´及びアンテナ70A−2´と、アンテナ70B−1´及び70B−2´は、それぞれLCDボトム82の対角線方向に配置されており、その両端の距離d3が、無線通信に用いる電波の波長λの2分の1とほぼ同じ長さ、又は波長λの2分の1より小さくなるように配置される(d3≦λ/2)。従って、アンテナ1本の長さd4は、上記波長λの4分の1とほぼ同じ長さ、又は波長λの4分の1より小さくなる(d4≦λ/4)。なお、LCDトップ80が金属等の導体の場合には、アンテナ70は、開口部80Aの縁にかからないサイズとなる。また、LCDボトム82のサイズは、アンテナ70を収めることができるサイズとなる。本実施形態のようにアンテナを配置しても、カメラボディ12やLCDトップ80等の部材の電磁的な影響を低減し、無線通信機能の性能を確保することができる。なお、本実施形態では、LCDボトム82は金属製として、開口部100の内側の面に絶縁体を塗布するようにしてもよい。
[アンテナユニット50の第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態について、図9を参照して説明する。なお、アンテナユニット50の構成については、上記第4の実施形態と同様であるため説明を省略する。図9に示すように、本実施形態では、アンテナユニット50は、LCDボトム82の下側(カメラボディ12の内部側)に配置されている。アンテナ70のサイズは、上記開口部80Aよりも小さくなっている。本実施形態のようにアンテナユニット50を配置しても、カメラボディ12やLCDトップ80等の部材の電磁的な影響を低減し、無線通信機能の性能を確保することができる。
なお、本発明の表示装置は、上記した撮像装置のほか、パーソナルコンピュータ(例えば、ノート型PC)のモニタや、携帯情報端末(PDA)、無線通信機能を有する携帯フォトプレーヤ(例えば、iPod Photo(登録商標)等)、電子ブック端末、携帯電話機、電波時計等に適用することができる。
なお、上記の実施形態では、サイドライト型の液晶モニタについて説明したが、他の形態の液晶モニタや有機EL(electro-luminescence)等の他の方式の表示手段を用いる場合にも本発明を適用できる。例えば、アンテナユニット50は、液晶モニタ18の表示面側(LCDトップ80側)や反射板84、導光板86又は拡散シート88等の光を透過する光学部材の間に配置してもよく、この場合には、アンテナユニット50を透明電極材料により構成すればよい。また、アンテナユニット50を、LCDボトム82の前後等の光の通過する経路外に配置する場合には、不透明の物質(例えば、金属等)によりアンテナユニット50を形成すればよい。
本発明の一実施形態に係る表示装置を備える撮像装置の外観を示す斜視図 撮像装置10の主要構成を示すブロック図 アンテナユニットを示す平面図 液晶モニタ18を分解して示す斜視図 LCDユニット及びバックライトユニットの主要部を分解して示す斜視図 アンテナユニット50の第2の実施形態を示す斜視図 アンテナユニット50の第3の実施形態を示す斜視図 アンテナユニットの第4の実施形態を示す図 アンテナユニット50の第5の実施形態を示す斜視図
符号の説明
10…撮像装置、12…カメラボディ、14…ファインダ接眼部、16…ファインダランプ、18…液晶モニタ(LCD)、20…操作スイッチ、22…レリーズボタン、24…電源スイッチ、30…CPU、32…バス、34…操作部、36…メモリ、38…メモリ制御部、40…外部通信I/F、50…アンテナユニット、52…無線通信ユニット、54…光学系(レンズ)、56…撮像素子、58…A/D変換器、60…画像処理部、62…メモリカード、64…外部メモリ制御部、70…アンテナ、72…アンテナ保護部材、74…電極、80…LCDトップ、82…LCDボトム、80A…開口部、84…反射板、86…導光板、88…拡散シート、90…LCDユニット、70A´、70B´…アンテナ、100…開口部

Claims (9)

  1. 画像を表示する表示面を有する表示手段と、
    透明電極材料により形成され、前記表示手段の表示面側に配置されたアンテナと、
    前記アンテナを介して無線通信を行う無線通信手段と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 画像を表示する表示面を有する表示手段と、
    前記表示手段を照明する照明手段と、
    透明電極材料により形成され、前記表示手段と照明手段の間に配置されたアンテナと、
    前記アンテナを介して無線通信を行う無線通信手段と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  3. 前記アンテナは、光を透過するシート状に形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の表示装置。
  4. 画像を表示する表示面を有する表示手段と、
    前記表示面の反対側であって、光の経路外に配置されたアンテナと、
    前記アンテナを介して無線通信を行う無線通信手段と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  5. 前記表示面の反対側に配置され、前記表示手段を保持する保持部材を更に備え、
    前記アンテナは、前記保持部材上の前記表示手段側の面に形成されていることを特徴とする請求項4記載の表示装置。
  6. 絶縁体によって形成されており、前記表示面の反対側に配置され、前記表示手段を保持する保持部材を更に備え、
    前記アンテナは、前記保持部材の前記表示手段の反対側の面に形成されていることを特徴とする請求項4記載の表示装置。
  7. 前記アンテナは、第1のアンテナと第2のアンテナの少なくとも1対のアンテナを含んでおり、
    前記第1、第2のアンテナは、その両端の距離が無線通信に用いる電波の波長の略2分の1の長さ、又は前記波長の2分の1より小さくなるように配設されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の表示装置。
  8. 前記表示面は、前記アンテナを収めることができる大きさであることを特徴とする請求項7記載の表示装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項記載の表示装置を備えることを特徴とする撮像装置。
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