JP2007249908A - プログラム管理システム並びにプログラム管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】プログラムを複数の端末にインストールする際の操作を容易にし、かつ、プログラムを確実に管理することができるプログラム管理システム及びにプログラム管理方法の提供。
【解決手段】特定のプログラムがインストールされた所定の端末からプロダクトIDなどのプログラム識別情報とMACアドレスなどの端末識別情報とを送信すると、管理サーバでは、受信したプログラム識別情報とデータベースに登録されたプログラム識別情報とを比較し、プログラム識別情報が未登録の場合は該プログラム識別情報と端末識別情報とを対応付けてデータベースに登録し、プログラム識別情報が既登録の場合は該プログラム識別情報に対応付けて登録されている端末識別情報を書き換えると共に、該プログラム識別情報に対応付けて登録されている機能を特定し、該機能を使用可能にするための許可キーを所定の端末に送信する。
【選択図】図8
【解決手段】特定のプログラムがインストールされた所定の端末からプロダクトIDなどのプログラム識別情報とMACアドレスなどの端末識別情報とを送信すると、管理サーバでは、受信したプログラム識別情報とデータベースに登録されたプログラム識別情報とを比較し、プログラム識別情報が未登録の場合は該プログラム識別情報と端末識別情報とを対応付けてデータベースに登録し、プログラム識別情報が既登録の場合は該プログラム識別情報に対応付けて登録されている端末識別情報を書き換えると共に、該プログラム識別情報に対応付けて登録されている機能を特定し、該機能を使用可能にするための許可キーを所定の端末に送信する。
【選択図】図8
Description
本発明は、端末にインストールされたプログラムを管理するプログラム管理システム並びにプログラム管理方法に関する。
近年、写真画像に関する様々なサービスが提供されている。例えば、デジタルカメラやデジタルカメラ用メディア、写真フィルムなどから画像データを読み取り、該画像データを電子アルバムとして管理したり、画像データを用いてスライドショーを作成したり、プリント注文を行ったり、画像データやスライドショー用のデータなどを記録媒体に書き込むなどの様々な機能を備えたプログラムを記録媒体に記録して提供したり、該プログラムをサーバからダウンロード可能にして提供するサービスが行われている。
上記プログラムを記録媒体に記録して提供するサービスとして、例えば、下記特許文献1には、顧客が提供する画像データと、顧客が選択する楽曲音声データと、画像データと楽曲音声データとを関連付けて再生するプログラムとが組になって記録された情報記録媒体を提供するシステムが開示されている。
また、上記プログラムをユーザに提供する場合、ユーザが希望する機能を使用できるようにするために、ユーザがプログラムをインストールした後に所望の機能の購入を指示すると、プログラムを提供する業者(以下、プログラム提供者と呼ぶ。)が、指示された機能を利用可能にするための情報(以下、許可キーと呼ぶ。)をユーザに発行する方法が用いられる。
ここで、上記プログラムは1つの端末のみにインストールされて使用される場合もあるが、複数の端末を所有するユーザの場合、一旦、第1の端末にプログラムをインストールした後、第2の端末に該プログラムをインストールすることを希望する場合もある。しかしながら、従来はプログラムのインストール状態を管理するシステムがなかったため、プログラムの所定の機能を許可キーで使用可能にする方法を用いる場合には、第1の端末に対して許可キーを正規に購入していたとしても、第2の端末に対して同様に許可キーを購入しなければ第2の端末で所定の機能を使用することができず、ユーザの利便性が悪いという問題があった。
一方、プログラムの所定の機能が複数の端末で自由に使用できるようにすると、許可キーを正規に購入したユーザ以外のユーザに所定の機能を不正に使用される恐れがあり、また、どの端末にプログラムがインストールされ、どの機能が使用可能になっているかを把握することができなければ、プログラム提供者はプログラムを管理することができないという問題もあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、プログラムを複数の端末にインストールする際の操作を容易にし、かつ、プログラムを確実に管理することができるプログラム管理システム及びにプログラム管理方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のシステムは、特定のプログラムがインストールされる複数の端末と、前記特定のプログラムを管理するためのデータベースを記憶する前記管理サーバと、が通信ネットワークを介して接続されてなるプログラム管理システムであって、前記管理サーバに、所定の端末から、少なくとも、前記特定のプログラムを識別するためのプログラム識別情報と、前記所定の端末をインターネット上で識別するための端末識別情報とを受信する受信手段と、受信した前記プログラム識別情報と前記データベースに予め登録されたプログラム識別情報とを比較する識別情報比較手段と、受信した前記プログラム識別情報が前記データベースに登録されていない場合に、前記プログラム識別情報と前記端末識別情報とを対応付けて前記データベースに登録し、受信した前記プログラム識別情報が前記データベースに登録されている場合に、前記プログラム識別情報に対応付けて登録されている端末識別情報を受信した前記端末識別情報に書き換える登録管理手段と、を少なくとも備えるものである。
本発明においては、前記管理サーバに、更に、送信手段を備え、前記登録管理手段では、受信した前記プログラム識別情報が前記データベースに登録されている場合に、前記プログラム識別情報に対応付けて予め登録された機能を特定し、前記送信手段では、前記機能が特定できる場合に、該機能を使用可能するための許可情報を前記所定の端末に送信する構成とすることができる。
また、本発明においては、いずれかの端末を用いて前記特定のプログラムの所定の機能が購入された場合に、前記登録管理手段では、該端末にインストールされている特定のプログラムのプログラム識別情報と前記所定の機能を特定する情報とを対応付けて前記データベースに登録する構成とすることもできる。
また、本発明においては、前記プログラム識別情報は、前記特定のプログラムのプロダクトIDであり、前記端末識別情報は、MACアドレス(Media Access Control address)又は前記端末にインストールされるOSが発行するID情報であることが好ましい。
また、本発明の方法は、特定のプログラムがインストールされる複数の端末と、前記特定のプログラムを管理するためのデータベースを記憶する前記管理サーバと、が通信ネットワークを介して接続されてなるシステムにおけるプログラム管理方法であって、所定の端末に前記特定のプログラムをインストールするステップと、前記所定の端末から、少なくとも、前記特定のプログラムを識別するためのプログラム識別情報と、前記所定の端末をインターネット上で識別するための端末識別情報とを前記管理サーバで受信するステップと、受信した前記プログラム識別情報と前記データベースに予め登録されたプログラム識別情報とを比較するステップと、受信した前記プログラム識別情報が前記データベースに登録されていない場合に、前記プログラム識別情報と前記端末識別情報とを対応付けて前記データベースに登録し、受信した前記プログラム識別情報が前記データベースに登録されている場合に、前記プログラム識別情報に対応付けて登録されている端末識別情報を受信した前記端末識別情報に書き換えるステップと、を少なくとも備えるものである。
本発明においては、更に、受信した前記プログラム識別情報が前記データベースに登録されている場合に、前記プログラム識別情報に対応付けて予め登録された機能を特定するステップと、前記機能が特定できる場合に、該機能を使用可能するための許可情報を前記所定の端末に送信するステップと、を備える構成とすることができる。
また、本発明においては、いずれかの端末を用いて前記特定のプログラムの所定の機能を購入した場合に、該端末にインストールされている特定のプログラムのプログラム識別情報と前記所定の機能を特定する情報とを対応付けて前記データベースに登録するステップを備える構成とすることもできる。
このように、本発明では、所定の端末から受信したプログラム識別情報がデータベースに既に登録されている場合には、該プログラム識別情報に対応付けてデータベースに登録されている機能を使用可能にするための許可キーを所定の端末に送信するため、特別な操作をすることなく他の端末で使用可能であった機能を所定の端末でも使用可能にすることができ、プログラムを複数の端末にインストールする際の操作を容易にすることができる。
また、本発明では、所定の端末から受信したプログラム識別情報がデータベースに登録されていない場合には、該プログラム識別情報と受信した端末識別情報とを対応付けてデータベースに登録し、受信したプログラム識別情報がデータベースに既に登録されている場合には、該プログラム識別情報に対応付けてデータベースに登録されている端末識別情報を受信した端末識別情報に書き換えるため、データベースを参照して特定のプログラムのインストール状態を把握することができ、特定のプログラムを確実に管理することができる。
本発明のプログラム管理システム及びプログラム管理方法によれば、プログラムを複数の端末にインストールする際の操作を容易にし、かつ、特定のプログラムを確実に管理することができる。
その理由は、特定のプログラムを所定の端末にインストールし、該所定の端末から、少なくとも特定のプログラムを識別するためのプログラム識別情報と所定の端末をインターネット上で識別するための端末識別情報とが管理サーバに送信すると、管理サーバでは、受信したプログラム識別情報とデータベースに予め登録されているプログラム識別情報とを比較し、受信したプログラム識別情報が既に登録されている場合(すなわち、特定のプログラムが他の端末に既にインストールされている)には、該プログラム識別情報に対応付けて登録されている機能を特定し、該機能を使用可能にするための許可キーを所定の端末に送信する制御を行うため、特定のプログラムを一旦他の端末にインストールした後、所定の端末にインストールした場合であっても、特別な操作をすることなく他の端末で使用可能であった機能を所定の端末でも使用できるようにすることができるからである。
また、管理サーバでは、受信したプログラム識別情報がデータベースに登録されていない場合(すなわち、特定のプログラムが初めてインストールされた場合)には、該プログラム識別情報と受信した端末識別情報とを対応付けてデータベースに登録し、受信したプログラム識別情報がデータベースに既に登録されている場合に、該プログラム識別情報に対応付けて予め登録されている端末識別情報を受信した端末識別情報に書き換えるため、データベースに登録されたプログラム識別情報と端末識別情報とを参照することによって、どの端末にどの特定のプログラムがインストールされているかを把握することができるからである。
有体物では複数の場所で該有体物を同時に使用することはできないが、プログラムなどの無体物では複数の端末で該プログラムを同時に使用することができるという特徴がある。また、複数の機能を備えるプログラムでは、プログラムを端末にインストールした後に所定の機能を使用可能にするための許可キーを購入する構成が一般的であり、その際、一旦第1の端末にプログラムをインストールして所定の機能に対する許可キーの正規に購入した後、第2の端末にプログラムをインストールした場合に、第2の端末に対しても所定の機能に対する許可キーを購入しなければ所定の機能を使用することができないという問題があった。また、プログラム提供者にとっても、プログラムの所定の機能が自由に使用できるようにすると、正当に許可キーを購入したユーザ以外にユーザに所定の機能が不正に使用されてしまう場合があり、プログラムを確実に管理することができないという問題があった。
そこで、本発明では、各々の端末における特定のプログラムのインストール状態を管理するための管理サーバを設け、特定のプログラムがインストールされた所定の端末から、少なくとも、特定のプログラムを識別するためのプログラム識別情報(例えば、プロダクトID)と所定の端末をインターネット上で識別するための端末識別情報(例えば、MACアドレスやOSが発行するID)とを送信すると、管理サーバでは、受信したプログラム識別情報とデータベースに予め登録されているプログラム識別情報とを比較し、受信したプログラム識別情報が登録されていない場合には、該プログラム識別情報と受信した端末識別情報とを対応付けてデータベースに登録し、受信したプログラム識別情報が既に登録されている場合には、該プログラム識別情報に対応付けて登録されている端末識別情報を受信した端末識別情報に書き換えると共に、該プログラム識別情報に対応付けて登録されている機能を特定し、該機能を使用可能にするための許可キーを所定の端末に送信する。これにより、特定のプログラムを一旦他の端末にインストールした後、所定の端末にインストールした場合であっても、送信された許可キーを用いて、他の端末で使用可能であった機能を所定の端末でも使用できるようにすることができ、プログラムを複数の端末にインストールする際の操作を容易にすることができ、また、プログラム提供者も、データベースに登録されたプログラム識別情報と端末識別情報とを参照することによって、どの端末にどの特定のプログラムがインストールされているかを把握することができるため、特定のプログラムを確実に管理することができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係るプログラム管理システム及びプログラム管理方法について、図1乃至図13を参照して説明する。図1は、本実施例のプログラム管理システムの構成を模式的に示す図であり、図2乃至図6は、端末のバリエーションを示す図である。また、図7は、本実施例の管理サーバの手段を示すブロック図であり、図8は、本実施例のプログラム管理の手順を示すフローチャート図である。また、図9は、管理サーバに記憶される管理テーブルの構成例を示す図であり、図10は、記録媒体のデータ構造を示す図、図11は、端末のデータ構造を示す図である。また、図12及び図13は、端末の表示手段に表示される画面の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施例のプログラム管理システム1は、同一のユーザが所有し、特定のプログラムがインストールされる第1の端末2a、第2の端末2b…などの複数の端末2と、各々の端末2における特定のプログラムのインストール状態を管理するための管理サーバ3(専用のサーバとしてもよいし、他の処理も行う兼用サーバとしてもよい。)とがインターネットなどの通信ネットワーク4を介して接続されている。
上記管理サーバ3には、図7に示すように、プロダクトIDなどの特定のプログラムを識別するための情報(以下、プログラム識別情報と呼ぶ。)と、MACアドレス(Media Access Control address)や端末2にインストールされたOSが発行するIDなどの端末2を識別するための情報(以下、端末識別情報と呼ぶ。)などを受信する受信手段3aと、受信したプログラム識別情報とデータベース3eに予め登録されているプログラム識別情報とを比較する識別情報比較手段3bと、受信したプログラム識別情報が登録されていない場合に、該プログラム識別情報と端末識別情報とを対応付けてデータベース3eに新規登録し、受信したプログラム識別情報が登録されている場合に、該プログラム識別情報に対応付けて登録された端末識別情報を受信した端末識別情報に書き換えると共に、データベース3eを参照して該プログラム識別情報に対応付けて登録された機能を特定する登録管理手段3cと、登録管理手段3cが特定した機能を使用可能にするための情報(以下、許可キーと呼ぶ。)を該端末識別情報で特定される端末2に送信する許可キー送信手段3dと、を備えている。
上記データベース3eは、例えば、図9に示すように構成され、ユーザIDやパスワードなどのユーザ特定情報と、端末識別情報(ここではMACアドレス)と、バージョン情報などの特定のプログラムに関連する情報(以下、プログラム関連情報と呼ぶ。)と、機能IDなどの購入した機能を特定する情報と、プログラム識別情報(ここではプロダクトID)とが対応付けて登録されている。なお、図9の構成は例示であり、データベース3eには、少なくともプログラム識別情報と端末識別情報と必要に応じて機能IDとが対応付けて登録されていればよく、その他の項目は任意であり、また、特定のプログラムをインストールした年月日やユーザのメールアドレスなどの項目を追加してもよい。
また、端末2は、特定のプログラムがインストール可能な環境を有し、通信ネットワークに接続するための手段を備えていればよい。また、図1では端末2としてパーソナルコンピュータなどのコンピュータ機器を示しているが、端末2の形態は任意であり、例えば、図2に示すように写真店やコンビニエンスストアなどの店舗に設置される無人端末(キオスク)としたり、図3に示すように専用のセットトップボックスとしたり、図4に示すようにポータブルライターとしたり、図5に示すように演算処理機能を備えたDVDレコーダやHDDレコーダとしたり、図6に示すように、ハードディスクを備えた端末と画像データの読み取りや書き込みを行う本体とが分離可能な携帯機器としたり、演算処理機能を備えたカーナビゲーション機器としてもよいし、これらを組み合わせてもよい。
次に、上記構成のプログラム管理システム1を用いて、端末2に特定のプログラムをインストールする場合の動作について、図8のフローチャート図を参照して説明する。なお、以下では、まず、第1の端末2aに特定のプログラムをインストールする場合について説明し、次に、第2の端末2bに特定のプログラムをインストールする場合について説明する。また、以下では、記録媒体5を用いて端末2に特定のプログラムをインストールする場合について説明するが、通信ネットワーク4を介して管理サーバ3などから特定のプログラムをダウンロードしてインストールする構成としてもよい。
まず、ユーザは、特定のプログラムを第1の端末2aにインストールするための記録媒体5を入手する。この記録媒体5には、例えば、図10に示すように、所定の名称のフォルダ内に、特定のプログラム又は特定のプログラムを端末2にインストールするためのインストールデータ(ここでは特定のプログラムとなるcompressAPPL.dllと、これを解凍して端末2にインストールするためのSetup.exe)とが記録されている。なお、図10は例示であり、上記プログラム又はインストールデータの他に、ユーザが提供した画像データや該画像データのデータサイズを縮小した縮小画像データ、テンプレートデータやスキン(アプリケーションソフトの外観に関する情報を格納したファイル)などのコンテンツデータが記録されていてもよい。
次に、ステップS101で、入手した記録媒体5を第1の端末2aの記録媒体装填部6に装填すると、記録媒体5に記録されたSetupプログラムが起動し、特定のプログラムが第1の端末2aにインストールされる。インストール後の第1の端末2aのデータ構造は、例えば、図11(a)に示すようになり、所定のディレクトリの所定のフォルダ(ここではProgram files)の下位にプログラムの格納場所を示すフォルダ(ここではUtility)が作成され、その中に特定プログラム(ここではAPPL.exe)がインストールされると共に、特定のプログラムのプログラム識別情報(ここではProductID.txt)が記録される。なお、図11も例示であり、上記プログラムやプログラム識別情報の他に、画像データや縮小画像データ、コンテンツデータなどがバックアップされる構成としてもよい。
次に、ステップS102で、必要に応じて、ユーザIDやパスワードなどのユーザ特定情報を用いてユーザ認証を行った後、ステップS103で、所定の操作を行って、プロダクトIDなどのプログラム識別情報とMACアドレスなどの端末識別情報と、必要に応じてバージョン情報などのプログラム関連情報とを、第1の端末2aの通信手段を用いて管理サーバ3に送信する。上記プログラム関連情報は、後述するステップで管理サーバ3が許可キーを送信する際に、特定のプログラムのどの機能を使用可能にするかを判断するためのものであり、所定の機能が基本機能として予め使用できるように設定される場合にはバージョン情報を送信することによって使用可能な機能を特定できるようにすることができる。
次に、ステップS104で、管理サーバ3の受信手段3aは、第1の端末2aから送信されたプログラム識別情報や端末識別情報などを受信し、ステップS105で、識別情報比較手段3bは、受信したプログラム識別情報と、データベース3eに予め登録されているプログラム識別情報とを比較し、受信したプログラム識別情報が未登録か既登録かを判断する。
ここでは、特定のプログラムが第1の端末2aに初めてインストールされ、データベース3eにはプログラム識別情報が登録されていないため、ステップS106で、登録管理手段3cは、このプログラム識別情報と受信した端末識別情報とを対応付けてデータベース3eに登録する。この状態におけるデータベース3eは、例えば、図9(a)に示すようになり、ユーザ特定情報(ユーザIDとパスワード)と受信した端末識別情報(ここではMACアドレス)とプログラム関連情報(バージョン情報)とプログラム識別情報(ここではプロダクトID)とが対応付けて登録される。なお、上記各情報の具体的な構成は特に限定されないが、例えば、MACアドレスが”XXX”の場合に、プロダクトIDを”XXXyymmdd”とし、MACアドレスとプロダクトIDとを関連付けることによって、この特定のプログラムが、MACアドレスが”XXX”の端末2にインストールされたプログラムであることを識別できるようになり、特定のプログラムを詳細に管理することができる。
次に、インストールした特定のプログラムを起動すると、第1の端末2aの表示手段に、例えば、図12に示すような処理画面7が表示される。この処理画面7には、画像データの供給元を示すタグ表示欄8と、画像データの縮小画像を一覧表示する一覧表示欄9と、インストールされている特定のプログラムで使用可能な機能の中から所望の機能を選択するための機能選択欄10と、特定のプログラムに追加する機能を購入するための機能追加指示ボタン11などが表示される。なお、ここでは、機能A及びBが基本機能として予め使用可能に設定され、機能C〜Eを追加可能な構成としているが、図12の構成は例示であり、特定のプログラムの全ての機能が購入によって使用可能になるようにしてもよい。
次に、ステップS107で、必要に応じて、ユーザは機能追加指示ボタン11を操作して購入する機能(ここでは、機能C及びDとする。)を指示すると、指示情報がプログラム提供者に送信され、ステップS108で、プログラム提供者は購入された機能を使用可能にするための許可キーを第1の端末2aに送信し、ステップS109で、その許可キーが第1の端末2aの所定の場所に登録されて購入した機能が使用可能になる。上記機能購入後の処理画面7は、例えば、図13に示すようになり、基本機能A及びBに加えて、購入した機能C及びDが機能選択欄10に追加されて使用可能になる。また、上記機能購入後の第1の端末2aのデータ構造は、例えば、図11(b)に示すようになり、所定のフォルダ(例えばUtility)の中に購入した機能に対応する許可キー(ここではFunctionC.txtとFunctionC.txt)が記録される。
また、プログラム提供者はプログラム識別情報と購入された機能を特定する情報とを管理サーバ3に通知し、ステップS110で、管理サーバ3の登録管理手段3cは、ステップS106でデータベース3eに登録したプログラム識別情報に対応付けて、購入された機能を特定する機能IDを登録し、図9(b)のようにデータベースを更新する。なお、機能IDの具体的な構成は特に限定されないが、MACアドレスが”XXX”の場合に、機能Cの機能IDを”XXXCCC”、機能Dの機能IDを”XXXDDD”とし、MACアドレスと機能IDとを関連付けることによって、この機能が、MACアドレスが”XXX”の端末2で購入された機能であることを識別できるようになり、特定のプログラムを詳細に管理することができる。また、機能の購入方法は任意であり、例えば、プログラム提供者が管理するweb画面などを用いて購入してもよい。また、許可キーの提供方法も任意であり、通信ネットワーク4を介して端末2に送信してもよいし、電子メールに添付して送信してもよいし、記録媒体に記録して提供してもよい。
次に、第2の端末2bに特定のプログラムをインストールする場合について説明する。
まず、ステップS101で、入手した記録媒体5を用いて、第2の端末2bに特定のプログラムをインストールする。次に、ステップS102で、必要に応じて、ユーザIDやパスワードなどのユーザ特定情報を用いてユーザ認証を行った後、ステップS103で、プロダクトIDなどのプログラム識別情報と、MACアドレスなどの端末識別情報と、必要に応じて、バージョン情報などのプログラム関連情報とを、第2の端末2bの通信手段を用いて管理サーバ3に送信する。
次に、ステップS104で、管理サーバ3の受信手段3aは上記情報を受信し、ステップS105で、識別情報比較手段3bは、受信したプログラム識別情報と、データベース3eに予め登録されているプログラム識別情報とを比較する。
ここでは、特定のプログラムが第1の端末2aに既にインストールされており、図9(b)に示すようにデータベース3eにはプログラム識別情報が予め登録されているため、ステップS111で、登録管理手段3cは、プログラム識別情報に対応付けて登録されている端末識別情報(第1の端末2aの端末識別情報”XXX”)を受信した端末識別情報(第2の端末2bの端末識別情報”YYY”)に書き換え、図9(c)のようにデータベースを更新する。これにより、プログラム提供者は、プロダクトIDの”XXX”とMACアドレスの”YYY”とが相違することから、特定のプログラムが初めにMACアドレスが”XXX”の端末2にインストールされた後、MACアドレスが”YYY”の端末2に再びインストールされたことを知ることができ、特定のプログラムのインストール状態を詳細に管理することができる。
次に、ステップS112で、登録管理手段3cは、データベース3eを参照して、プログラム識別情報に対応付けて登録されている使用可能な機能(ここでは前記したステップS107で購入した機能C及びD)を特定し、ステップS113で、許可キー送信手段3dは、特定した機能(機能C及びD)を第2の端末2bで使用可能にするための許可キーを送信する。
そして、ステップS114で、第2の端末2bは通信手段を用いて管理サーバ3から送信された許可キーを受信し、所定の場所(例えば、Utilityフォルダ内)に許可キーを記録することによって、第1の端末2aと同様に、基本機能A及びBに加えて機能C及びDが使用可能になり、特別な操作をすることなく、第1の端末2aで使用可能に設定されていた機能を第2の端末2bでも使用可能にすることができる。
このように、本実施例では、プログラム識別情報と端末識別情報などを管理サーバ3に送信し、管理サーバ3では、受信手段3aを用いて上記情報を受信し、識別情報比較手段3bを用いて受信したプログラム識別情報とデータベース3eに予め登録されたプログラム識別情報とを比較し、登録管理手段3cは、受信したプログラム識別情報が未登録の場合は該プログラム識別情報と受信した端末識別情報とを対応付けてデータベース3eに新規登録し、受信したプログラム識別情報が既登録の場合は該プログラム識別情報に対応付けて登録された端末識別情報を受信した端末識別情報に書き換えると共に、該プログラム識別情報に対応付けて登録された機能を特定し、許可キー送信手段3dは、特定した機能を使用可能にするための許可キーを端末2に送信するため、ユーザは特別な操作をしなくても特定のプログラムをインストールするだけで、第1の端末2aで使用可能に設定されていた機能を第2の端末2bでも引き続き使用することができ、特定のプログラムを複数の端末2にインストールする際の操作を容易に行うことができる。また、データベースに登録されたプログラム識別情報と端末識別情報とを参照することによって、どの端末2にどの特定のプログラムがインストールされているかを把握することができ、特定のプログラムを確実に管理することができる。
なお、上記特定のプログラムは特に限定されず、画像データを用いた処理を実行するためのプログラムとしてもよいし、音楽データなどの他の種類のデータを用いた処理を実行するためのプログラムとしてもよい。また、特定のプログラムで実行される機能も特に限定されず、画像データを利用した処理を実行する場合は、画像データを家電機器でスライドショーとして再生するための家電機器用データを生成する機能や、画像データと家電機器用データとを記録媒体に記録する機能、画像データを用いて写真プリントやデザインプリント、インデックスプリントなどを作成するための注文データを作成する機能、画像データをサーバにアップロードする機能などとすることができる。
本発明は、任意のプログラムのインストール状態を管理するプログラム管理システム及びプログラム管理方法に適用することができる。
1 プログラム管理システム
2 端末
2a 第1の端末
2b 第2の端末
3 管理サーバ
3a 受信手段
3b 識別情報比較手段
3c 登録管理手段
3d 許可キー送信手段
4 通信ネットワーク
5 記録媒体
6 記録媒体装填部
7 処理画面
8 タグ表示欄
9 一覧表示欄
10 機能選択欄
11 機能追加指示ボタン
2 端末
2a 第1の端末
2b 第2の端末
3 管理サーバ
3a 受信手段
3b 識別情報比較手段
3c 登録管理手段
3d 許可キー送信手段
4 通信ネットワーク
5 記録媒体
6 記録媒体装填部
7 処理画面
8 タグ表示欄
9 一覧表示欄
10 機能選択欄
11 機能追加指示ボタン
Claims (8)
- 特定のプログラムがインストールされる複数の端末と、
前記特定のプログラムを管理するためのデータベースを記憶する前記管理サーバと、が通信ネットワークを介して接続されてなるプログラム管理システムであって、
前記管理サーバに、
所定の端末から、少なくとも、前記特定のプログラムを識別するためのプログラム識別情報と、前記所定の端末をインターネット上で識別するための端末識別情報とを受信する受信手段と、
受信した前記プログラム識別情報と前記データベースに予め登録されたプログラム識別情報とを比較する識別情報比較手段と、
受信した前記プログラム識別情報が前記データベースに登録されていない場合に、前記プログラム識別情報と前記端末識別情報とを対応付けて前記データベースに登録し、受信した前記プログラム識別情報が前記データベースに登録されている場合に、前記プログラム識別情報に対応付けて登録されている端末識別情報を受信した前記端末識別情報に書き換える登録管理手段と、を少なくとも備えることを特徴とするプログラム管理システム。 - 前記管理サーバに、更に、送信手段を備え、
前記登録管理手段では、受信した前記プログラム識別情報が前記データベースに登録されている場合に、前記プログラム識別情報に対応付けて予め登録された機能を特定し、
前記送信手段では、前記機能が特定できる場合に、該機能を使用可能するための許可情報を前記所定の端末に送信することを特徴とする請求項1記載のプログラム管理システム。 - いずれかの端末を用いて前記特定のプログラムの所定の機能が購入された場合に、
前記登録管理手段では、該端末にインストールされている特定のプログラムのプログラム識別情報と前記所定の機能を特定する情報とを対応付けて前記データベースに登録することを特徴とする請求項2記載のプログラム管理システム。 - 前記プログラム識別情報は、前記特定のプログラムのプロダクトIDであり、
前記端末識別情報は、MACアドレス(Media Access Control address)又は前記端末にインストールされるOSが発行するID情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載のプログラム管理システム。 - 特定のプログラムがインストールされる複数の端末と、
前記特定のプログラムを管理するためのデータベースを記憶する前記管理サーバと、が通信ネットワークを介して接続されてなるシステムにおけるプログラム管理方法であって、
所定の端末に前記特定のプログラムをインストールするステップと、
前記所定の端末から、少なくとも、前記特定のプログラムを識別するためのプログラム識別情報と、前記所定の端末をインターネット上で識別するための端末識別情報とを前記管理サーバで受信するステップと、
受信した前記プログラム識別情報と前記データベースに予め登録されたプログラム識別情報とを比較するステップと、
受信した前記プログラム識別情報が前記データベースに登録されていない場合に、前記プログラム識別情報と前記端末識別情報とを対応付けて前記データベースに登録し、受信した前記プログラム識別情報が前記データベースに登録されている場合に、前記プログラム識別情報に対応付けて登録されている端末識別情報を受信した前記端末識別情報に書き換えるステップと、を少なくとも備えることを特徴とするプログラム管理方法。 - 更に、
受信した前記プログラム識別情報が前記データベースに登録されている場合に、前記プログラム識別情報に対応付けて予め登録された機能を特定するステップと、
前記機能が特定できる場合に、該機能を使用可能するための許可情報を前記所定の端末に送信するステップと、を備えることを特徴とする請求項5記載のプログラム管理方法。 - いずれかの端末を用いて前記特定のプログラムの所定の機能を購入した場合に、該端末にインストールされている特定のプログラムのプログラム識別情報と前記所定の機能を特定する情報とを対応付けて前記データベースに登録するステップを備えることを特徴とする請求項6記載のプログラム管理方法。
- 前記プログラム識別情報は、前記特定のプログラムのプロダクトIDであり、
前記端末識別情報は、MACアドレス(Media Access Control address)又は前記端末にインストールされるOSが発行するID情報であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一に記載のプログラム管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006076282A JP2007249908A (ja) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | プログラム管理システム並びにプログラム管理方法 |
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JP2006076282A JP2007249908A (ja) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | プログラム管理システム並びにプログラム管理方法 |
Publications (1)
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JP (1) | JP2007249908A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011227813A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Nec Fielding Ltd | ファイル共有装置、ファイル共有装置のファームウェアアップデート方法、コンピュータプログラム |
-
2006
- 2006-03-20 JP JP2006076282A patent/JP2007249908A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011227813A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Nec Fielding Ltd | ファイル共有装置、ファイル共有装置のファームウェアアップデート方法、コンピュータプログラム |
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