JP2007241603A - Beverage extractor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、粉末状に挽いたコーヒー豆等の原料から飲料を抽出する飲料抽出機に関するものである。 The present invention relates to a beverage extractor that extracts a beverage from a raw material such as coffee beans ground in a powder form.
従来、この種の飲料抽出機としては、中心軸方向の少なくとも一端部に開口部を有するシリンダと、開口部からシリンダに挿抜可能に設けられたピストンと、シリンダ内の原料滓を開口部側に押出し可能な原料滓押出し手段とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来の飲料抽出機では、シリンダが原料を投入する位置と飲料を抽出する位置に移動可能に設けられており、飲料を抽出した後の原料滓を排出するためには、原料滓を開口部から外部に露出させてシリンダを移動させ、開口部の移動経路に設けられた原料排出部によって原料滓を払い落としている。このため、従来の飲料抽出機では、シリンダの移動スペースが必要となるため、装置が大型化するという問題点があった。 In the conventional beverage extractor, the cylinder is provided so as to be movable between the position where the raw material is charged and the position where the beverage is extracted. In order to discharge the raw material after the beverage has been extracted, the raw material is removed from the opening. The cylinder is moved while being exposed to the outside, and the raw material waste is wiped off by the raw material discharge part provided in the movement path of the opening. For this reason, in the conventional drink extractor, since the movement space of a cylinder is needed, there existed a problem that an apparatus enlarged.
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、シリンダの移動スペースを必要とすることなく、装置の小型化を図ることのできる飲料抽出機を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a beverage extractor capable of downsizing the apparatus without requiring a moving space for the cylinder. is there.
本発明は前記目的を達成するために、中心軸方向の少なくとも一端部に開口部を有するシリンダと、開口部からシリンダに挿抜可能に設けられたピストンと、シリンダ内の原料滓を開口部の外側に押出し可能な原料滓押出し手段とを備えた飲料抽出機において、シリンダの開口部の外面に沿って移動するように設けられ、原料滓押出し手段によって開口部からシリンダの外部に押出された原料滓を払い落とす原料滓排出機構を備えている。 In order to achieve the above object, the present invention provides a cylinder having an opening at least at one end in the central axis direction, a piston provided so as to be able to be inserted into and removed from the opening, and a raw material basket in the cylinder outside the opening. In the beverage extractor provided with the extrudable raw material koji extrusion means, the raw material koji is provided so as to move along the outer surface of the opening of the cylinder and is extruded from the opening to the outside of the cylinder by the raw material koji extrusion means. Equipped with a raw material slag discharge mechanism.
これにより、原料滓押出し手段によって開口部からシリンダの外部に押出された原料滓がシリンダの開口部の外面に沿って移動する原料滓排出機構によって排出されることから、シリンダを移動させることなく原料滓が払い落とされる。 As a result, the raw material soot extruded from the opening to the outside of the cylinder by the raw material soot pushing means is discharged by the raw material soot discharging mechanism that moves along the outer surface of the opening of the cylinder, so that the raw material can be moved without moving the cylinder. The kite is wiped out.
本発明によれば、シリンダを移動させることなく原料滓を払い落とすことができるので、シリンダの移動するスペースを必要とすることなく、装置の小型化を図ることが可能となる。 According to the present invention, since the raw material can be removed without moving the cylinder, it is possible to reduce the size of the apparatus without requiring a space for the cylinder to move.
図1乃至図17は本発明の一実施形態を示すもので、図1は飲料抽出システムの概略構成図、図2は飲料抽出機の平面図、図3は飲料抽出機の平面断面図、図4は図2のA−A′断面図、図5は図2のB−B′断面図、図6は図2のC−C′断面図、図7は原料滓排出機構の斜視図、図8は原料滓排出機構の分解斜視図、図9乃至図17は飲料抽出機の動作説明図である。また、以下の説明において、図2の右を右、図2の左を左、図2の下を前、図2の上を後、図2の手前を上、図2の奥を下として表記する。 1 to 17 show an embodiment of the present invention. FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a beverage extraction system, FIG. 2 is a plan view of a beverage extractor, and FIG. 3 is a plan sectional view of the beverage extractor. 4 is a cross-sectional view taken along line AA 'in FIG. 2, FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line BB' in FIG. 2, FIG. 6 is a cross-sectional view taken along line CC 'in FIG. 8 is an exploded perspective view of the raw material koji discharging mechanism, and FIGS. 9 to 17 are operation explanatory views of the beverage extractor. In the following description, the right side of FIG. 2 is shown as right, the left side of FIG. 2 as left, the lower side of FIG. 2 as front, the upper side of FIG. 2 as the rear, the front side of FIG. To do.
本発明の飲料抽出機1は、図1に示すような飲料抽出システムに接続され、レギュラーコーヒー及びエスプレッソコーヒーを抽出することが可能なものである。この飲料抽出システムは、レギュラーコーヒー用及びエスプレッソコーヒー用のコーヒー豆をそれぞれ収納するためのキャニスタ2a,2bと、キャニスタ2a,2bから搬出されたコーヒー豆を粉末状に挽くためのミル3と、湯を貯蔵するための貯湯タンク4と、湯を飲料抽出機1に圧送するためのポンプ5とを備え、飲料抽出機1に原料としての挽き豆Aを投入するとともに、湯を供給することにより、抽出液としてのコーヒーをノズル6からカップに注入するものである。
The
この飲料抽出機1は、シリンダベース10に固定されたシリンダ20と、シリンダ20に対して左右方向に移動可能に設けられたピストンユニット30と、シリンダベース10の右側面に固定された給湯管40と、シリンダベース10の左側面に固定された抽出管50とを備えている。
The
シリンダベース10は、上面を開口した箱形の部材からなり、底面の前後方向及び左右方向それぞれの略中央部にシリンダ20が固定されている。シリンダベース10のシリンダ20の左側に位置する底面には、シリンダ20から排出される原料滓A′を下方に設けられた図示しない原料滓回収部に落下させるための原料滓排出口11が設けられている。シリンダベース10の右側面側の側壁12には、前端側及び後端側からそれぞれ左方向に延びる一対の駆動シャフト13が設けられ、各駆動シャフト13の回転によってピストンユニット30を左右方向に移動させるようになっている。各駆動シャフト13は、外周面に螺旋状のネジ山が形成された棒状部材からなり、シリンダベース10の右側面側の側壁12の外側に設けられたギヤボックス14を介して電動のモータ15に接続されている。モータ15は、回転軸の回転方向の切換えが可能となっており、回転軸の回転方向を切換えることにより各駆動シャフト13の回転方向を切換えることが可能となっている。
The
シリンダ20は、両端が開口された筒状に形成された部材からなり、シリンダベース10の底面に中心軸を左右方向に向けて固定されている。シリンダ20の上部左側に位置する周面には、前後方向に延びる原料投入口21が設けられ、ミル3によってコーヒー豆を粉末状にした挽き豆をシリンダ20内に案内するためのシュータ3aが接続されるようになっている。また、シリンダ20の上部後側には、後述するスクレーパの回転を規制するための回転規制部22が後方に延びるように設けられている。
The
ピストンユニット30は、シリンダ20に対して左右方向に移動可能にシリンダベース10に支持されたフレーム31と、フレーム31に対して左右方向に移動自在に連結され、シリンダ20内を移動可能に設けられた原料滓押出し手段としての第1のピストン32と、第1のピストン32と対向するようにフレーム31に固定され、シリンダ20の左側端部からシリンダ20内に挿抜可能に設けられたピストンとしての第2のピストン33とを備えている。
The
フレーム31は、シリンダ20の前面側、後面側及び右側面側を囲むように設けられた部材からなり、左側端面には第2のピストン33が固定されている。フレーム31の右側面の前端側及び後端側には、それぞれ駆動シャフト13が螺合するナット31aが設けられ、駆動シャフト13の回転によってフレーム31が左右方向に移動するようになっている。即ち、駆動シャフト13を左側から見て回転方向が時計回りの場合には、フレーム31は左側に移動し、回転方向が反時計回りの場合には、フレーム31は右側に移動するようになっている。また、フレーム31には、後面側の部材の上面内側の幅方向略中央部に後述するスクレーパを左側に移動させるためのスクレーパ移動部31bが前方に張り出すように設けられている。
The
第1のピストン32は、シリンダ20の内面に嵌合するように設けられ、その先端側の外周部には周方向に亘ってシリンダ20内の気密を保持するためのピストンリング32aが設けられている。第1のピストン32の右側面側の径方向中央部には、左右方向に延びるように設けられ、右端部を開口した給湯流路32bを有するピストンロッド32cが設けられている。また、第1のピストン32の左側面側には、全面に亘って複数の給湯孔を有する給湯板32dが設けられている。第1のピストン32は、フレーム31に固定されたピストンガイド34に所定範囲内で左右方向に移動自在に連結されている。
The
ピストンガイド34は、中心軸を左右方向に向けてフレーム31の右側面に固定された円筒状の部材からなり、内部に第1のピストン32のピストンロッド32cが挿入されるようになっている。また、ピストンガイド34には、左端部の内周面に周方向に亘って延出部34aが設けられている。第1のピストン32は、ピストンロッド32cがピストンガイド34に挿入されており、ピストンロッド32cの端部の外周面には、ナット35が取付けられている。即ち、第1のピストン32は、第1のピストン32の右側面とナット35の左側面とがそれぞれ延出部34aに接触する範囲内でピストンガイド34に対して左右方向に移動可能となっている。また、延出部34aとナット35との間に位置するピストンロッド32cには、コイル状のピストン付勢バネ36が巻き掛けられるように設けられ、第1のピストン32をフレーム31に対して右側に付勢するようになっている。
The piston guide 34 is made of a cylindrical member fixed to the right side surface of the
第2のピストン33は、シリンダ20の内面に嵌合可能に設けられ、その先端側の外周部には周方向に亘ってシリンダ20内の気密を保持するためのピストンリング33aが設けられている。第2のピストン33の右側面には、全面に亘って複数の飲料流出孔が設けられた金属製の板状部材からなるフィルタ33bが設けられている。また、第2のピストン33の左側面の径方向中央部には、左右方向に延びるように設けられ、内部に抽出流路33cを有するピストンロッド33dが設けられている。ピストンロッド33dの左端部側に位置する周面には、所定の第1の開口径を有する飲料流出孔33eが設けられ、抽出流路33cを流通する飲料は飲料流出孔33eから流出するようになっている。
The
給湯管40は、左右方向に延びる管状の部材からなり、左右方向に移動する第1のピストン32の給湯流路32bに挿入されている。また、給湯管40の左端部側の外周部には、給湯流路32b内の気密を保持するためのシールリング41が設けられ、給湯管40を流通する湯が漏洩することなく給湯流路32bに流通するようになっている。
The hot
抽出管50は、左右方向に延びる管状の部材からなり、左右方向に移動する第2のピストン33のピストンロッド33dが右端部側の管内に挿入されている。また、抽出管50の右端部の管内には、他の管内の内径よりも大きく形成された拡大部50aが設けられ、拡大部50a内に第2のピストン33の抽出流路33cから抽出管50に流通する飲料の抽出流路を切換えるための流路切換部材51が設けられている。
The
流路切換部材51は、拡大部50aの内径よりもやや小さい外径を有する円筒状の部材からなり、中心軸を左右方向に向けて抽出管50の右端部の管内に挿入されている。また、流路切換部材51は、抽出管50の端部を閉鎖するための環状に形成された閉鎖板52によって抽出管50内に固定されている。流路切換部材51の外周面には、抽出管50の管内と流路切換部材51の外周面との間の隙間を閉鎖するためのシールリング51aが中心軸方向の略中央部に設けられている。また、流路切換部材51の内周面には、流路切換部材51の内周面とピストンロッド33dの外周面との間の隙間を閉鎖するためのシールリング51bが中心軸方向の両端側にそれぞれ設けられている。また、流路切換部材51には、内周面側の各シールリング51b間と外周面側のシールリング51aの左側(抽出液の流通方向の下流側)とを連通する連通孔51cが設けられている。連通孔51cは、飲料流出孔33eの第1の開口径よりも小さい第2の開口径の孔が形成されている。更に、流路切換部材51には、中心軸方向の左側端面に4個の突起部が互いに周方向に間隔をおいて設けられ、流路切換部材51の左側端面と拡大部50aの径方向に延びる面との間に抽出液を流通させる隙間を形成するようになっている。即ち、第2のピストン33の飲料流出孔33eが流路切換部材51の左側に位置しているときには、飲料流出孔33eと抽出管50内を直接連通する第1の抽出流路が形成される。また、第2のピストン33の飲料流出孔33eが流路切換部材51の内周面の各シールリング51b間に位置しているときには、飲料流出孔33eと抽出管50内を連通孔51c及び流路切換部材51の外面と拡大部50aの内面との隙間を介して連通する第2の抽出流路が形成される。
The flow path switching member 51 is formed of a cylindrical member having an outer diameter slightly smaller than the inner diameter of the enlarged portion 50a, and is inserted into the pipe at the right end of the
また、ピストンユニット30の右側には、第1のピストン32のピストンロッド32cの端部が接触するように設けられ、右方向に移動するフレーム31に対して第1のピストン32を左方向へ移動させる力を付与する原料圧縮部材60が設けられている。原料圧縮部材60は、左右方向に移動自在に設けられ、シリンダベース10の右側面の側壁12との間にコイル状の前後一対の原料圧縮バネ61が介装されている。各原料圧縮バネ61は、ピストン付勢バネ36よりも強い付勢力を有し、ピストン付勢バネ36の付勢力に抗して第1のピストン32を左方向に移動させるようになっている。
Also, the
また、この飲料抽出機1は、第1のピストン32によってシリンダ20の左側端部からシリンダ外に押出された原料滓A′を下方に払い落とすための原料滓排出機構70を備えている。原料滓排出機構70は、後方に位置する駆動シャフト13の左側端部から左側に延びるように設けられた原料滓排出シャフト71と、原料滓排出シャフト71に連結された原料滓排出部材としてのスクレーパ72と、原料滓A′の排出動作を行った後のスクレーパ72をフレーム31の右側への移動によって強制的に待機姿勢に戻すためのスクレーパ案内部73とを備えている。
In addition, the
原料滓排出シャフト71は、断面円形状の棒状部材からなり、駆動シャフト13と共に回転するように、右端部が駆動シャフト13の左側端部に固定されている。
The raw
スクレーパ72は、スクレーパ本体72a、第1の円筒状部材72b及び第2の円筒状部材72cを有し、右側からスクレーパ本体72a、第1の円筒状部材72b、第2の円筒状部材72cの順に並べられた状態で原料滓排出シャフト71が挿し通されている。スクレーパ本体72aは、断面三角形状の棒状に形成され、その軸方向一端側に原料滓排出シャフト71が挿し通される円筒状のシャフト挿通部72dが設けられている。シャフト挿通部72d、第1の円筒状部材72b及び第2の円筒状部材72cは、それぞれの外周面に連結部72e,72f,72gが設けられ、連結シャフト72hによって互いに回動自在に連結されている。連結シャフト72hの連結部72eと連結部72fの間及び連結部72fと72gの間には、ねじりバネ72iがそれぞれ巻き回されており、各ねじりバネ72iによって、スクレーパ本体72a及び第2の円筒状部材72cが連結シャフト72hを中心に一方に回転する力が付与され、第1の円筒状部材72bが連結シャフト72hを中心に他方に回転する力が付与されている。即ち、スクレーパ本体72aの挿通部72d、第1の円筒状部材72b及び第2の円筒状部材72cの内周面は、各ねじりバネ72iによってそれぞれ原料滓排出シャフト71の外周面に接触し、原料滓排出シャフト71とスクレーパ72との間に摩擦力を生じさせるようになっている。これにより、スクレーパ72は、原料滓排出シャフト71と共に回転し、スクレーパ72の回転がフレーム31またはシリンダ20の回転規制部22によって規制されると摩擦力に抗して原料滓排出シャフト71のみが回転するようになっている。また、スクレーパ72は、フレーム31の左側内面またはスクレーパ移動部31bによって原料滓排出シャフト71の中心軸方向の力を受けると、摩擦力に抗して原料滓排出シャフト71の中心軸方向に移動するようになっている。また、第2の円筒状部材72cの外周面には、スクレーパ72が待機姿勢の時に下方に延びるように延出部72jが設けられ、原料滓A′の排出動作を行った後に延出部72jがスクレーパ案内部73に接触するようになっている。
The
スクレーパ案内部73は、フレーム31の後面側の部材にに設けられ、第2の円筒状部材72cの延出部72jが下方から接触するようになっている。スクレーパ案内部73は、右側から左側に向かって下り傾斜をなすように設けられるとともに、前方に張り出すように設けられている。
The
以上のように構成された飲料抽出機1において、第1のピストン32は、待機位置として、シリンダ20内の原料投入口21の右側に位置し、第2のピストン33は、シリンダ20内の原料投入口21の左側に位置している。
In the
レギュラーコーヒーを抽出する場合には、まず、レギュラーコーヒー用のコーヒー豆を、キャニスタ2aから搬出してミル3によって粉末状に挽き、図9に示すように、原料A(ここでは6グラム)として原料投入口21を介してシリンダ20内に投入する。
When extracting regular coffee, first, coffee beans for regular coffee are taken out of the canister 2a and ground into a powder by the
次に、図10に示すように、モータ15を駆動して駆動シャフト13を左側から見て反時計回りに回転させ、第2のピストン33が所定のレギュラーコーヒーを抽出する位置に移動するまでピストンユニット30を右方向に移動させる。このとき、第2のピストン33のピストンロッド33dに設けられた飲料流出孔33eは、図11に示すように、流路切換部材51の左側に位置しており、第1の抽出流路が形成されている。また、第1のピストン32は、フレーム31と共に右方向に移動することにより、ピストンロッド32cの右端部が原料圧縮部材60に接触する。これにより、第1のピストン32には原料圧縮バネ61の左方向への付勢力が付与され、第1のピストン32は、ピストン付勢バネ36の右方向への付勢力に抗してフレーム31に対して左側に移動し、第2のピストン33との間で原料Aを圧縮する。更に、スクレーパ72は、フレーム31の左側内面と接触しながら右側に移動する。このとき、スクレーパ72の回転はフレーム31によって規制され、スクレーパ72に対して原料滓排出シャフト71が空転する。
Next, as shown in FIG. 10, the motor 15 is driven to rotate the
駆動シャフト13の回転を停止した後、給湯管40及び第1のピストン32の給湯流路32bを介して蒸らし用の少量の湯をシリンダ20内に供給し、蒸らし用の湯を供給してから所定時間経過後に所定量の湯をシリンダ20内に圧送して飲料の抽出を行う。シリンダ20内において抽出された飲料は、第2のピストン33のフィルタ33bによって濾過された後、第2のピストン33の抽出流路33cを流通して飲料流出孔33eから抽出管50内に吐出され、抽出管50内を流通してノズル6からカップに注入される。このとき、湯が供給されるシリンダ20内の圧力は、0.1MPa〜0.3MPa以下となる。
After the rotation of the
飲料を抽出した後、図12に示すように、駆動シャフト13を左側から見て時計回りに回転させ、第1のピストン32の給湯板32dがシリンダ20の左側端部に移動するまでピストンユニット30を左方向に移動させる。このとき、第1のピストン32はピストン付勢バネ36によってフレーム31に対して右方向に付勢されていることから、第1のピストン32の給湯板32dと第2のピストン33のフィルタ33bとの間隔は、飲料の抽出時よりも大きくなる。また、スクレーパ72は、シリンダ20の回転規制部22によって回転が規制されるとともに、フレーム31のスクレーパ移動部31bが接触することにより左方向に移動する。スクレーパ72が回転規制部22を通過する位置まで左方向に移動すると、図13に示すように、スクレーパ72は、回転の規制が解除されて原料滓排出シャフト71と共に回転し、図14に示すように、スクレーパ本体72aがシリンダ20の左側端部に沿って移動して原料滓A′を下方に払い落とす。これにより、スクレーパ72によって下方に払い落とされた原料滓A′は、原料滓排出口11を介して原料滓回収部に回収される。
After extracting the beverage, as shown in FIG. 12, the
原料滓A′を排出した後、駆動シャフト13を左側から見て反時計回りに回転させ、第1のピストン32及び第2のピストン33をそれぞれ待機位置に移動するまでピストンユニット30を右方向に移動させて飲料の抽出動作を終了する。このとき、スクレーパ72は、原料滓排出シャフト71と共に回転して待機姿勢に戻されるが、右方向に移動するフレーム31に設けられたスクレーパ案内部73によっても待機姿勢に戻される。即ち、スクレーパ案内部73は、図15に示すように、スクレーパ72の第2の円筒状部材72cに設けられた延出部72jに接触しながら右方向に移動する。これにより、スクレーパ72は、図16に示すように、延出部72jが押下げられることにより先端側が上方に移動し、図17に示すように、待機姿勢となる。
After discharging the raw material A ′, the
エスプレッソコーヒーを抽出する場合には、まず、エスプレッソ用のコーヒー豆を、キャニスタ2bから搬出してミル3によって粉末状に挽き、原料A(ここでは6グラム)として原料投入口21を介してシリンダ20内に投入する。
In the case of extracting espresso coffee, first, coffee beans for espresso are taken out of the canister 2b and ground into a powder form by the
次に、モータ15を駆動して駆動シャフト13を左側から見て反時計回りに回転させ、第2のピストン33が所定のエスプレッソコーヒーを抽出する位置に移動するまでピストンユニット30を右方向に移動させる。このとき、第2のピストン33のピストンロッド33dに設けられた飲料流出孔33eは、流路切換部材51の各シールリング51b間に位置しており、第2の抽出流路が形成されている。また、第1のピストン32は、フレーム31と共に右方向に移動することにより、ピストンロッド32cの右端部が原料圧縮部材60に接触する。これにより、第1のピストン32には原料圧縮バネ61の左方向への付勢力が付与され、第1のピストン32は、ピストン付勢バネ36の右方向への付勢力に抗してフレーム31に対して左側に移動し、第2のピストン33との間で原料Aを圧縮する。
Next, the motor 15 is driven to rotate the
駆動シャフト13の回転を停止した後、給湯管40及び第1のピストン32の給湯流路32bを介して蒸らし用の少量の湯をシリンダ20内に供給し、蒸らし用の湯を供給してから所定時間経過後に所定量の湯をシリンダ20内に圧送して飲料の抽出を行う。シリンダ20内において抽出された飲料は、第2のピストン33のフィルタ33bによって濾過された後、第2のピストン33の抽出流路33cを流通して飲料流出孔33eから流路切換部材51の各シールリング51b間に吐出され、連通孔51cを介して流路切換部材51の外周部を流通して抽出管50内に吐出され、抽出管50内を流通してノズル6からカップに注入される。このとき、湯が供給されるシリンダ20内の圧力は、約0.9MPaとなる。
After the rotation of the
飲料を抽出した後、レギュラーコーヒーの抽出と同様に、駆動シャフト13を左側から見て時計回りに回転させ、原料滓排出板14bによって原料滓A′を原料滓排出口11を介して原料滓回収部に払い落とす。
After the beverage has been extracted, the
原料滓A′を排出した後、駆動シャフト13を周方向一方に回転させ、第1のピストン32及び第2のピストン33がそれぞれ待機位置に移動するまでピストンユニット30を右方向に移動させて飲料の抽出動作を終了する。
After discharging the raw material A ′, the
また、大型のカップに飲料を抽出する場合や、複数のカップに注入する飲料を同時に抽出する場合など、一度に抽出する飲料の量が多いときには、飲料の抽出量に対応する量のレギュラーコーヒー用またはエスプレッソコーヒー用のコーヒー豆を原料Aとしてシリンダ20内に投入し、第2のピストン33をそれぞれレギュラーコーヒーまたはエスプレッソコーヒーを抽出する位置に移動させて飲料を抽出する。
In addition, when extracting beverages in large cups, or when extracting beverages to be poured into multiple cups at the same time, when the amount of beverages to be extracted at a time is large, the amount of regular coffee that corresponds to the amount of beverage extracted Alternatively, coffee beans for espresso coffee are put into the
このように、本実施形態の飲料抽出機によれば、シリンダ20の左側端部の外面に沿って移動するように設けられ、シリンダ20の左側端部から外部に押出された原料滓A′をスクレーパ72によって払い落とすための原料滓排出機構70を備えたので、シリンダ20を移動させることなく、原料滓A′を払い落とすことができ、シリンダ20の移動するスペースを必要とすることなく、装置の小型化を図ることが可能となる。
As described above, according to the beverage extractor of the present embodiment, the raw material lees A ′ that are provided so as to move along the outer surface of the left end portion of the
また、原料滓排出機構70を駆動シャフト13と連動するようにしたので、原料滓排出機構70を駆動するための動力源を別途必要とすることなく、製造コストの低減を図ることが可能となる。また、原料滓排出機構70を駆動するための動力源用のスペースを必要としないため、装置の小型化を図ることが可能となる。
Further, since the raw material
また、原料滓排出機構70は、駆動シャフト13の回転と連動して回転する原料滓排出シャフト71と、所定の大きさ以上の力が加わると原料滓排出シャフト71が空転し、所定の大きさ以上の力が加わると原料滓排出シャフト71の中心軸方向に移動するように原料滓排出シャフト71に連結され、原料滓排出シャフト71と共に回転させることにより原料滓A′の排出動作を行うスクレーパ72からなるので、簡単な構造の原料滓排出機構70を構成することができ、製造コストを低減することが可能となる。
In addition, the raw material
また、ピストンユニット30の移動によって、原料滓A′の排出動作の終了時の姿勢から待機姿勢にスクレーパ72を回転させるようにしたので、ねじりバネ72iの経年劣化等によって原料滓排出シャフト71とスクレーパ72との間の摩擦力が弱くなった場合にも、原料滓A′の排出動作の終了時の姿勢から待機姿勢に確実にスクレーパ72を回転させることができ、スクレーパ72がシリンダ20と第2のピストン33との間に挟まれるなどの不具合を防止することが可能となる。
In addition, since the
また、スクレーパ72の第2の円筒状部材72cに設けられた延出部72jと、フレーム31に設けられ、延出部72jが接触することによりスクレーパ72を待機姿勢の方向に回転させるスクレーパ案内部73とによって、原料滓A′の排出動作の終了時の姿勢から待機姿勢に回転させるようにしたので、簡単な構造によってスクレーパ72を待機姿勢に回転させる機構を構成することができ、製造コストの低減を図ることが可能となる。
Also, an extension part 72j provided on the second cylindrical member 72c of the
1…飲料抽出機、10…シリンダベース、13…駆動シャフト、20…シリンダ、30…ピストンユニット、31…フレーム、32…第1のピストン、33…第2のピストン、70…原料滓排出機構、71…原料滓排出シャフト、72…スクレーパ、72a…スクレーパ本体、72b…第1の円筒状部材、72c…第2の円筒状部材、72d…シャフト挿通部、72e,72f,72g…連結部、72h…連結シャフト、72i…ねじりバネ、72j…延出部、73…スクレーパ案内部、A…原料、A′…原料滓。
DESCRIPTION OF
Claims (6)
シリンダの開口部の外面に沿って移動するように設けられ、原料滓押出し手段によって開口部からシリンダの外部に押出された原料滓を払い落とす原料滓排出機構を備えた
ことを特徴とする飲料抽出機。 A cylinder having an opening at at least one end in the central axis direction, a piston provided so that it can be inserted into and removed from the opening, and a raw material squeezing means capable of extruding the raw material slag in the cylinder to the outside of the opening. In the beverage extractor
Beverage extraction characterized by having a raw material slag discharge mechanism that is provided so as to move along the outer surface of the opening of the cylinder and that squeezes out the raw material squeezed out of the cylinder from the opening by the raw material squeezing means Machine.
原料滓排出機構を、駆動シャフトの回転と連動するように構成した
ことを特徴とする請求項1記載の飲料抽出機。 A drive shaft for moving the piston in the direction of the central axis of the cylinder;
The beverage brewing machine according to claim 1, wherein the raw material koji discharging mechanism is configured to be interlocked with rotation of the drive shaft.
原料滓排出部材を、所定の大きさ以上の力が加わると原料滓排出シャフトが空転し、所定の大きさ以上の力が加わると原料滓排出シャフトの中心軸方向に移動するように原料滓排出シャフトに連結した
ことを特徴とする請求項2記載の飲料抽出機。 The raw material soot discharge mechanism comprises a raw material soot discharge shaft that rotates in conjunction with the rotation of the drive shaft, and a raw material soot discharge member that performs a raw material soot discharge operation by rotating together with the raw material soot discharge shaft,
When a force greater than a predetermined size is applied to the material slag discharge member, the material slag discharge shaft rotates idly, and when a force greater than a specified size is applied, the material slag discharge is moved so as to move in the central axis direction of the material slag discharge shaft. The beverage extractor according to claim 2, wherein the beverage extractor is connected to a shaft.
原料滓排出部材の回転が規制されると、原料滓排出部材に対して原料滓排出シャフトが空転し、原料滓排出部材に原料滓排出シャフトの中心軸方向の所定の大きさ以上の力が加わると、原料滓排出部材が原料滓排出シャフトの中心軸方向に移動するように原料滓排出部材を原料滓排出シャフトに連結した
ことを特徴とする請求項2記載の飲料抽出機。 The raw material soot discharge mechanism comprises a raw material soot discharge shaft that rotates in conjunction with the rotation of the drive shaft, and a raw material soot discharge member that performs a raw material soot discharge operation by rotating together with the raw material soot discharge shaft,
When the rotation of the raw material waste discharge member is restricted, the raw material waste discharge shaft rotates idly with respect to the raw material waste discharge member, and a force greater than a predetermined magnitude in the direction of the central axis of the raw material waste discharge shaft is applied to the raw material waste discharge member. 3. The beverage extractor according to claim 2, wherein the raw material lees discharge member is connected to the raw material lees discharge shaft so that the raw material lees discharge member moves in the central axis direction of the raw material lees discharge shaft.
ことを特徴とする請求項3または4記載の飲料抽出機。 The beverage extractor according to claim 3 or 4, further comprising a posture returning mechanism for rotating the raw material slag discharge member from a posture at the end of the raw material sachet discharging operation to a standby posture by the movement of the piston.
ことを特徴とする請求項5記載の飲料抽出機。
The posture return mechanism includes: an extension portion provided on the raw material slag discharge member side; and a guide portion provided on the piston side that rotates the raw material slag discharge member in the standby posture direction by contacting the extension portion. The beverage extractor according to claim 5, wherein the beverage extractor is configured.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006062288A JP2007241603A (en) | 2006-03-08 | 2006-03-08 | Beverage extractor |
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JP2007241603A true JP2007241603A (en) | 2007-09-20 |
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ID=38587094
Family Applications (1)
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JP2006062288A Pending JP2007241603A (en) | 2006-03-08 | 2006-03-08 | Beverage extractor |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007241603A (en) |
-
2006
- 2006-03-08 JP JP2006062288A patent/JP2007241603A/en active Pending
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