JP2007240276A - 距離計測装置・撮像装置、距離計測方法・撮像方法、距離計測プログラム・撮像プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

距離計測装置・撮像装置、距離計測方法・撮像方法、距離計測プログラム・撮像プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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秀和 岩城
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明生 小坂
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Abstract

【課題】所定距範囲において精度の高い距離情報を取得すること。
【解決手段】本発明にかかる距離計測装置1は、撮像部10から出力された画像信号群に基づいて撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する距離演算部20と、検出範囲内に位置する物体までの距離を検出するレーダ60と、距離演算部20の演算結果に基づいてレーダ60の検出条件を設定し、レーダ60に対して、この設定条件で距離検出を行なわせる検出条件設定部31とを備える。検出条件設定部31は、距離演算部20の演算結果における所定の演算値に対応した領域をレーダ60の検出範囲と設定する。このため、距離計測装置1によれば、演算精度が低い距離範囲の演算値を所定の演算値として設定することによって、距離演算部20による演算値よりも精度の高いレーダ60の検出値を距離情報として取得することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、所定の検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する距離計測装置・撮像装置、距離計測方法・撮像方法、距離計測プログラム・撮像プログラムおよび記憶媒体に関する。
近年、車両の大衆化にともない、車両に搭載される各種装置が実用化されている。このような車両搭載用装置として、自車両と先行車両との車間距離を計測し、計測した車間距離に基づいて各種処理を行なう距離計測装置がある。
従来から、このような距離計測装置として、イメージセンサを有する光学式の距離計測装置が提案されている(特許文献1参照)。この距離計測装置は、左右二つのレンズと、これら左右のレンズにそれぞれ対応するイメージセンサを有する撮像部を備える。この距離計測装置は、イメージセンサから出力されたそれぞれの画像のうち、一方の画像の中から、他方の画像における任意の画像信号と整合する画像信号を検出し、検出した画像信号における移動量をもとに、三角測量の原理を用いて対象物までの距離を、画像信号ごとに演算する。
特公昭63−46363号公報
しかしながら、従来の距離計測装置では、距離分解能が低い上に、雑音、振動、インターレース、ぼけ等による画像劣化も発生するため、距離情報の精度が低くなるという問題があった。このような精度が低い距離情報を用いた場合、特に所定距離範囲において正確性を要する処理を正確に行なうことができなかった。たとえば、距離精度が低い距離情報を用いた場合、先行車両と自車両とが安全運転可能である距離以内に近接した際であっても、先行車両との車間距離が狭い旨を報知する警報が出力されない場合があった。
この発明は、上記した従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、所定距離範囲において精度の高い距離情報を取得することができる距離計測装置・撮像装置、距離計測方法・撮像方法、距離計測プログラム・撮像プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明にかかる距離計測装置は、検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する検出手段と、少なくとも前記検出範囲と共通の領域を含む撮像視野を有し前記撮像視野に対応する画像信号群を生成する撮像手段と、前記画像信号群に基づいて前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する演算手段と、前記演算手段の演算結果に基づいて前記検出手段の検出条件を設定し、前記検出手段に対して該設定条件で距離検出を行なわせる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる距離計測装置は、前記制御手段は、前記演算結果における所定の演算値に対応した領域を前記検出手段の検出範囲として設定することを特徴とする。
また、この発明にかかる距離計測装置は、前記制御手段は、前記演算結果から前記所定の演算値を検出した場合に、前記検出手段に対して距離検出を行なわせることを特徴とする。
また、この発明にかかる距離計測装置は、検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する検出手段と、少なくとも前記検出範囲と共通の領域を含む撮像視野を有し前記撮像視野に対応する画像信号群を生成する撮像手段と、前記画像信号群に基づいて前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する演算手段と、前記演算手段の演算結果に基づいて前記撮像範囲内に位置する物体を検出する物体検出手段と、前記物体検出手段の物体検出結果に基づいて前記検出手段の検出条件を設定し、前記検出手段に対して該設定条件で距離検出を行なわせる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる距離計測装置は、前記制御手段は、前記物体検出結果における所定の物体に対応した領域を前記検出手段の検出範囲として設定することを特徴とする。
また、この発明にかかる距離計測装置は、前記制御手段は、前記物体検出結果に前記所定の物体が含まれていた場合に、前記検出手段に対して距離検出を行なわせることを特徴とする。
また、この発明にかかる距離計測装置は、前記制御手段は、前記検出手段の検出時間を設定し、前記検出手段に対して該検出時間の間、距離検出を行なわせることを特徴とする。
また、この発明にかかる距離計測装置は、前記撮像手段は、第1の光路を介して撮像した第1の前記画像信号群と、第2の光路を介して撮像した第2の前記画像信号群とを生成し、前記演算手段は、前記第2の画像信号群の中から前記第1の画像信号群の任意の画像信号と整合する画像信号を検出し、検出した画像信号における前記任意の画像信号からの移動量に基づいて前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算することを特徴とする。
また、この発明にかかる距離計測装置は、前記撮像手段は、一対の光学系と、一対の光学系が出力する光信号を電気信号に変換する一対の撮像素子と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる距離計測装置は、一対の導光光学系と、各導光光学系に対応する撮像領域を有し各導光光学系が導いた光信号を各撮像領域において電気信号に変換する撮像素子と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる距離計測装置は、当該距離計測装置は、車両に搭載されることを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像装置は、撮像視野に対応する画像信号群を生成する撮像手段と、前記画像信号群に基づいて前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する演算手段と、前記演算手段の演算結果に基づいて、前記撮像視野における外部装置の測距領域に関する制御情報を当該外部装置に出力する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像装置は、前記制御手段は、当該外部装置の距離検出条件を設定し、当該外部装置に対して当該設定条件で距離検出を行わせる制御情報を出力することを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像装置は、前記制御情報は、前記測距領域を指定する情報を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像装置は、前記制御情報は、前記測距領域について再度距離検出を実行する指示情報を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる距離計測方法は、検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する距離計測方法において、少なくとも前記検出範囲内を含む撮像視野に対応する画像信号群を形成する撮像ステップと、前記画像信号群を処理して前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する演算ステップと、前記演算ステップにおける演算結果に基づいて距離検出の検出条件を設定する設定ステップと、前記設定ステップにおいて設定された検出条件にしたがって距離検出を行なう検出ステップと、を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる距離計測方法は、検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する距離計測方法において、少なくとも前記検出範囲内を含む撮像視野に対応する画像信号群を形成する撮像ステップと、前記画像信号群を処理して前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する演算ステップと、前記演算ステップにおける演算結果に基づいて前記撮像視野内に位置する物体を検出する物体検出ステップと、前記物体検出ステップにおける物体検出結果に基づいて距離検出の検出条件を設定する設定ステップと、前記設定ステップにおいて設定された検出条件にしたがって距離検出を行なう検出ステップと、を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像方法は、撮像視野に対応する画像信号群を生成する撮像ステップと、前記画像信号群に基づいて前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する演算ステップと、前記演算ステップにおける演算結果に基づいて、前記撮像視野における外部装置の測距領域に関する制御情報を当該外部装置に出力する制御ステップと、を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像方法は、前記制御ステップは、当該外部装置の距離検出条件を設定し、当該外部装置に対して当該設定条件で距離検出を行わせる制御情報を出力することを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像方法は、前記制御情報は、前記測距領域を指定する情報を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像方法は、前記制御情報は、前記測距領域について再度距離検出を実行する指示情報を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる距離計測プログラムは、検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する距離計測プログラムにおいて、少なくとも前記検出範囲内を含む撮像視野に対応する画像信号群を形成し、前記画像信号群を処理して前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算し、前記演算手順における演算結果に基づいて距離検出の検出条件を設定し、前記設定手順において設定された検出条件にしたがって距離検出を行なうことを特徴とする。
また、この発明にかかる距離計測プログラムは、検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する距離計測プログラムにおいて、少なくとも前記検出範囲内を含む撮像視野に対応する画像信号群を形成し、前記画像信号群を処理して前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算し、前記演算手順における演算結果に基づいて前記撮像視野内に位置する物体を検出し、前記物体検出手順における物体検出結果に基づいて距離検出の検出条件を設定し、前記設定手順において設定された検出条件にしたがって距離検出を行なうことを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像プログラムは、撮像視野に対応する画像信号群を生成し、前記画像信号群に基づいて前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算し、前記演算ステップにおける演算結果に基づいて、前記撮像視野における外部装置の測距領域に関する制御情報を当該外部装置に出力することを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像プログラムは、当該撮像プログラムは、当該外部装置の距離検出条件を設定し、当該外部装置に対して当該設定条件で距離検出を行わせる制御情報を出力することを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像プログラムは、前記制御情報は、前記測距領域を指定する情報を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像プログラムは、前記制御情報は、前記測距領域について再度距離検出を実行する指示情報を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる記憶媒体は、少なくとも前記検出範囲内を含む撮像視野に対応する画像信号群を形成し、前記画像信号群を処理して前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算し、前記演算手順における演算結果に基づいて距離検出の検出条件を設定し、前記設定手順において設定された検出条件にしたがって距離検出を行ない、検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する距離計測プログラムを記憶することを特徴とする。
また、この発明にかかる記憶媒体は、撮像視野に対応する画像信号群を生成し、前記画像信号群に基づいて前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算し、前記演算ステップにおける演算結果に基づいて、前記撮像視野における外部装置の測距領域に関する制御情報を当該外部装置に出力する撮像プログラムを記憶することを特徴とする。
本発明にかかる距離計測装置および撮像装置によれば、演算手段の演算結果に基づいて検出手段の検出条件を設定し、検出手段に対して該設定条件で距離検出を行なわせる制御手段を備えることによって、所定距離範囲における精度の高い距離情報を取得することができ、この距離情報に基づく警報出力などの安全運転支援処理を正確に行なうことが可能となる。また、本発明にかかる距離計測方法・撮像方法、距離計測プログラム・撮像プログラムおよび記憶媒体を用いることによって、所定距離範囲における精度の高い距離情報を迅速に取得することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態である距離計測装置・撮像装置、距離計測方法・撮像方法、距離計測プログラム・撮像プログラムおよび記憶媒体について、車両に搭載される距離計測装置を例として説明する。この距離計測装置が出力する距離情報に基づいて他の装置などによる各種安全運転支援処理が行なわれる。なお、この実施の形態により、この発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1にかかる距離計測装置について説明する。本実施の形態1にかかる距離計測装置は、距離演算部の演算結果のうち、所定の演算値に対応した領域をレーダの検出範囲として設定している。図1は、本実施の形態1にかかる距離情報装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態1にかかる距離計測装置1は、少なくともレーダ60の検出範囲と共通の領域を含む撮像視野を有し、この撮像視野に対応する画像信号群を生成する撮像部10と、撮像部10が生成した画像信号群に基づいて撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する距離演算部20と、距離計測装置を構成する各構成部の各処理および各動作を制御する制御部30と、距離情報を含む各種情報を出力する出力部40と、距離情報を含む各種情報を記憶する記憶部50と、所定の検出範囲内に位置する物体までの距離を検出するレーダ60とを備える。撮像部10と、距離演算部20と、出力部40と、記憶部50と、レーダ60とは、制御部30に電気的に接続される。距離演算部20は、演算部21とメモリ22とを備える。制御部30は、検出条件設定部31を備える。
撮像部10は、右カメラ11aと、右カメラ11aと左カメラ11bとを備える。右カメラ11aおよび左カメラ11bは、それぞれの撮像視野に対応した画像信号群を出力する。右カメラ11aおよび左カメラ11bは、それぞれ、レンズ12a,12bと、撮像素子13a,13bと、アナログ/デジタル(A/D)変換部14a,14bと、フレームメモリ15a,15bとを備える。レンズ12a,12bは、所定の視野角から入射する光を集光する。レンズ12a,12bにそれぞれ対応して配置される撮像素子13a,13bは、CCDまたはCMOSなどによって実現され、レンズ12a,12bを透過した光を検知してアナログ画像信号に変換する。A/D変換部14a,14bは、撮像素子13a,13bから出力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する。フレームメモリ15a,15bは、A/D変換部14a,14bから出力されたデジタル画像信号を記憶し、1枚の撮像画像に対応するデジタル画像信号群を、撮像視野に対応する画像信号群として随時出力する。なお、右カメラ11a、左カメラ11bとでは,撮像視野が異なるが、右カメラ11aの撮像視野と左カメラ11bの撮像視野とのうち共通する撮像視野が、少なくともレーダー60の検出範囲を含めばよい。
距離演算部20は、撮像部10から出力された画像信号群を処理して、撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する演算部21と、撮像部10から出力された画像信号群、演算部21が演算した演算値などを記憶するメモリ22とを備える。
演算部21は、ステレオ法を用いて、撮像部10から出力された画像信号群に基づいて撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する。演算部21は、右カメラ11aから出力された右画像信号群の中から、左カメラ11bから出力された左画像信号群中における任意の画像信号と整合する画像信号を検出し、検出した画像信号における任意の画像信号からの移動量Iをもとに、三角測量の原理によって距離を演算する。演算部21は、以下の(1)式を用いて、撮像部10から対象物体である車両Cまでの距離Rを求める。(1)式において、fはレンズ12a,12bの焦点距離であり、Lはレンズ12a,12bの光軸間の幅である。また、移動量Iは、移動した画素の数と画素ピッチとをもとに求めてもよい。
R=f・L/I・・・(1)
演算部21は、各画像信号に対応した距離Rを演算し、距離演算部20は、演算値と撮像視野内における位置情報とをそれぞれ対応させた演算データ51を制御部30に出力する。
制御部30は、記憶部50に記憶された処理プログラムを実行するCPUなどによって実現され、撮像部10と距離演算部20と出力部40と記憶部50とレーダ60との各処理または動作を制御する。制御部30は、これらの各構成部位に入出力される情報について所定の入出力制御を行うとともに、これらの情報に対して所定の情報処理を行う。
検出条件設定部31は、距離演算部20の演算結果をもとにレーダ60の検出条件を設定し、レーダに対して、この設定条件で距離検出を行なわせる。検出条件設定部31は、距離演算部20における所定の演算値に対応した領域を、レーダ60の検出範囲として設定する。
出力部40は、液晶ディスプレイ、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイなどによって実現され、距離情報に加え撮像部10が撮像した画像などの各種表示情報を表示出力する。また、出力部40は、スピーカをさらに備え、距離情報のほか、先行する車両Cと接近した旨を報知させる警告音声などの各種音声情報を出力する。
記憶部50は、処理プログラム等の各種情報が予め記憶されたROMと、各処理の演算パラメータ、各種構成部位から出力された各種情報、書込情報、あるいは音声情報等を記憶するRAMとを備える。記憶部50は、距離演算部20から出力された演算データ51およびレーダ60から出力された検出データ52などの各種情報を記憶する。
レーダ60は、制御部30の制御のもと、検出条件設定部31によって設定された検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する。レーダ60は、所定の発信波を送信し、この発信波が物体表面で反射した反射波を受信して、発信状態および受信状態をもとに、レーダ60から発信波を反射した物体までの距離と、この物体が位置する方向とを検出する。レーダ60は、発信波の送信角度、反射波の入射角度、反射波の受信強度、発信波を送信してから反射波を受信するまでの時間、反射波の周波数変化などをもとに、距離計測装置1から発信波を反射した物体までの距離を検出する。レーダ60は、検出範囲内に位置する物体までの検出距離値と、検出範囲内における位置情報とを対応させた検出データ51を制御部30に出力する。レーダ60は、発信波として、レーザ光、赤外線またはミリ波を送信する。
つぎに、距離計測装置1が行なう処理動作のうち、レーダ60が検出データ52を出力するまでの処理動作について説明する。図2は、距離計測装置1において、レーダ60が検出データ52の出力を完了するまでの処理手順を示すフローチャートである。
図2に示すように、まず、撮像部10は、制御部30の制御のもと、所定の撮像視野を撮像する撮像処理を行ない(ステップS102)、画像信号群を出力する。距離演算部20は、制御部30の制御のもと、撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する距離演算処理を行なう(ステップS104)。距離演算部20は、距離演算処理が終了した後、各演算値と、撮像視野内における位置情報とを対応させた演算データ51を制御部30に対して出力する。
制御部30は、距離演算部20から出力された演算データ51を受信する(ステップS106)する。検出条件設定部31は、この演算データ51をもとに、レーダ60の検出範囲を設定する(ステップS108)。検出条件設定部31は、演算データ51の各演算値の中から、所定の演算値に対応した領域をレーダの60の検出範囲として設定している。つぎに、検出条件設定部31は、レーダ60に対して、検出条件設定部31が設定した検出範囲における検出処理を指示する(ステップS110)。レーダ60は、検出条件設定部31によって設定された検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する検出処理を行なう(ステップS112)。レーダ60は、検出処理終了後、検出データ52を制御部30に出力する(ステップS114)。この検出データ52は、検出条件設定部31によって設定された検出範囲に対応したものとなる。
つぎに、図2に示す処理手順について図3〜図5を参照して具体的に説明する。図3は、距離演算部20から出力された演算データの一例を示す図であり、図4は、検出条件設定部31によって設定されたレーダ60の検出範囲を説明する図であり、図5は、撮像部10が撮像した画像の一例を示す図である。ここで、所定の演算値として、20〜25の距離値が設定されている場合について説明する。距離値が20〜25である領域は、距離演算部20における演算精度が低い領域であって、先行する車両が位置する可能性が高い距離範囲であると仮定する。
図3に示すように、検出条件設定部31は、距離演算部20から出力された演算データ51aを参照し、演算データ51aのうち、演算値が20〜25である領域を探索する。検出条件設定部31は、図3に示すように、演算データ51aにおける演算値と位置情報とをもとに、演算値が20〜25である領域S1を求め、この領域S1に対応する範囲をレーダ60の検出範囲として設定する(ステップS108)。レーダ60は、図4に示すように、検出可能範囲62のうち、検出条件設定部31が設定した検出範囲62a内に位置する物体までの距離を検出し、この検出範囲62aにおける各検出値と、位置情報とを対応づけた検出データ52を制御部30に出力する。ここで、レーダ60の検出値は、距離値に関わらず、検出精度が高いものである。このため、距離計測装置1は、図5に示すように、距離演算部20における演算精度が低くなる距離範囲であって、先行車両が位置する可能性が高い距離範囲に対応する領域S1に対して、精度が高い距離情報を取得することが可能となる。
このように、実施の形態1にかかる距離計測装置1では、距離演算部20の演算データ51のうち、所定の演算値に対応した領域をレーダ60の検出範囲として設定している。このため、本実施の形態1では、距離演算部20における演算精度の低い演算値を所定の演算値として設定することによって、検出精度の高いレーダ60による検出データ52をさらに距離情報として取得することができる。この結果、距離計測装置1は、距離演算部20の演算データ51とレーダ60の検出データ52とのうち、所定の距離範囲においては、検出精度の高い検出データ51を距離情報として選択することが可能となる。従来、ステレオ法を用いた距離計測装置は、演算範囲は広いものの、距離分解能が低い上に、雑音、振動、インターレース、ぼけ等による画像劣化も発生するため、出力した距離情報に距離精度の低い距離情報を含む場合があった。一方、レーダを用いた距離計測装置は、検出精度は高いものの、画角が狭く、広範囲での距離検出が困難であった。これに対し、本実施の形態1にかかる距離計測装置1は、ステレオ法において演算された距離情報のうち、距離精度の低い領域をレーダ60で検出することによって、ステレオ法による距離演算およびレーダ60による距離検出の双方の問題を互いに補い、距離精度の高い距離情報を出力する。このため、本実施の形態1にかかる距離計測装置1から出力された距離情報を用いることによって、各種安全運転支援処理を正確に行なうことができる。
また、レーダ60は、検出可能である全範囲に対してではなく、検出条件設定部31によって設定された検出範囲に対して距離値を検出する。このため、本実施の形態1では、レーダ60が検出可能である全範囲に対して距離値を検出した場合と比較し、検出処理に要する時間を短縮することができ、正確な距離情報を迅速に取得することが可能である。また、レーダ60が検出可能である全範囲に対して距離値を検出した場合と比較し、検出処理に要する時間を短縮することができ、レーダ60における検出処理に要する消費電力を低減することが可能となる。
なお、本実施の形態1では、図6に示すように、制御部30から、距離演算部20に対して距離演算処理を指示する演算指示信号と、レーダ60に対して検出処理を指示するレーダ指示信号とを交互に送信し、距離演算部20が距離演算処理を行なった後に、レーダ60が検出処理を行なっている。しかし、このような場合に限らず、たとえば、図7に示すように、制御部30が距離演算部20に対して演算指示信号を継続して送信し、距離制御部20から演算データ51が出力されるタイミングに合わせてレーダ60にレーダ指示信号を送信してもよい。
また、検出条件設定部31は、距離演算部20から出力された演算結果から所定の演算値を検出した場合に、レーダ60に対して、距離検出を行なわせるとしてもよい。この場合、図8に示すように、図2に示す処理手順と同様に、距離計測装置1は、撮像処理(ステップS122)、距離演算処理(ステップS124)を行ない、制御部30は、距離演算部20から出力された演算データ51を受信する(ステップS126)。その後、検出条件設定部31は、この演算データ51をもとに、所定の演算値に対応する領域、すなわち、レーダ60によって検出すべき領域はあるか否かを判断する(ステップS128)。
検出条件設定部31は、検出すべき領域はあると判断した場合に(ステップS128:Yes)、レーダ60の検出範囲を設定して(ステップS130)、レーダ60に検出指示を行なう(ステップS132)。この場合、図9に示すように、検出条件設定部31は、受信した演算データの中に、レーダ60によって検出すべき領域があると判断した場合(ステップS128:Yes)、制御部30はレーダ指示信号を送信する。レーダ60は、この指示にしたがって、検出処理を行なって(ステップS134)、検出データ51を出力する(ステップS136)。
一方、検出条件設定部31が、レーダ60によって検出すべき領域はないと判断した場合には(ステップS128:No)、受信した演算データの中に、レーダ60による検出が必要である領域がないと考えられるため、レーダ60における検出処理は行なわれず、ステップS122に進む。この場合、図9に示すように、検出条件設定部31が検出すべき領域がないと判断した場合には(ステップS128:No)、制御部30はレーダ指示信号を送信せず、レーダ60は検出処理を行なわない。
また、検出条件設定部31は、レーダ60における検出範囲を設定するとともに、レーダ60における検出時間を設定してもよい。たとえば、検出条件設定部31は、設定した検出範囲の大きさに対応して検出時間を設定する。
この場合、図10に示すように、図2に示す処理手順と同様に、距離計測装置1は、撮像処理(ステップS142)、距離演算処理(ステップS144)を行ない、制御部30は、距離演算部20から出力された演算データ51を受信する(ステップS146)。検出条件設定部31は、この演算データ51をもとに、所定の演算値に対応する領域、すなわち、レーダ60によって検出すべき領域はあるか否かを判断する(ステップS148)。
検出条件設定部31は、検出すべき領域はあると判断した場合に(ステップS148:Yes)、レーダ60の検出範囲を設定する(ステップS150)。さらに、検出条件設定部31は、設定した検出範囲の大きさに対応させた検出時間を設定し(ステップS152)、レーダ60に対して、設定した検出範囲および検出時間での検出処理を指示する(ステップS154)。たとえば、制御部30は、図9に示すように、検出条件設定部31が設定した検出時間Tの間、レーダ指示信号を送信し、検出処理の処理時間を指示する。レーダ60は、検出処理を行ない(ステップS156)、検出データを出力する(ステップS158)。なお、検出条件設定部31が、レーダ60によって検出すべき領域はないと判断した場合には(ステップS148:No)、図8に示す処理手順と同様に、ステップS142に進む。
(実施の形態2)
つぎに、実施の形態2について説明する。実施の形態2では、距離演算部20における演算データを用いて撮像視野内に位置する物体を検出し、この物体検出結果をもとにレーダの検出条件を設定する。
図11は、実施の形態2にかかる距離計測装置の概略構成を示すブロック図である。図11に示すように、実施の形態2にかかる距離計測装置201は、検出条件設定部31に代えて検出条件設定部231を有する制御部340を備える。また、距離計測装置201は、物体検出部223をさらに備えた距離演算部220を備える。物体検出部223は、演算データ51に基づいて撮像視野内に位置する物体の種別を検出し、検出された物体の種別情報と位置情報とを対応づけた物体検出データ253を出力する。検出条件設定部231は、物体検出部223から出力された物体検出データ253に基づいてレーダ60の検出条件を設定し、レーダ60に対してこの設定条件で距離検出を行なわせる。検出条件設定部231は、物体検出データ253の各種物体のうち、所定の種別の物体に対応した領域をレーダ60の検出範囲として設定する。
つぎに、距離計測装置201が行なう処理動作のうち、レーダ60が検出データ254を出力するまでの処理手順について説明する。図12は、距離計測装置201が行なう処理動作のうち、レーダ60が検出データ254を出力するまでの処理手順を示すフローチャートである。
図11に示すように、図2に示す処理手順と同様に、撮像部10は撮像処理を行ない(ステップS202)、距離演算部220は距離演算処理を行なう(ステップS204)。つぎに、物体検出部223は、距離演算部220が作成した演算データ51をもとに、撮像視野内に位置する物体を検出する物体検出処理を行なう(ステップS206)。たとえば、物体検出部223は、ほぼ同等の距離値を示す画像信号の配列関係を求め、これらの画像信号の配列関係をもとに閉領域を作成し、この閉領域の形状から、この閉領域に対応する物体を検出する。距離演算部220は、物体検出処理が終了した後、制御部30に対して、演算データ51と物体検出データ253とを出力し、制御部30は、この演算データ51と物体検出データ253とを受信する(ステップS208)。
その後、検出条件設定部231は、物体検出データ253をもとにレーダ60の検出範囲を設定する(ステップS210)。検出条件設定部231は、物体検出データ253のうち、所定の種別に物体に対応した領域をレーダ60の検出範囲として設定している。たとえば、図13に示すように、撮像部10から出力された画像17中に自車両に先行する車両Cがあり、この車両Cの種別情報と位置情報とを物体検出データ253が距離演算部220から出力された場合、検出条件設定部231は、図14に示すように、レーダ60の検出可能範囲62のうち、所定の種別の物体に該当する車両Cの位置に対応した領域S2を検出範囲として設定する。
検出条件設定部231は、レーダ60に対して、検出条件設定部231が設定した検出範囲における検出処理を指示する(ステップS212)。レーダ60は、この指示にしたがって、検出条件設定部231によって設定された検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する検出処理を行なう(ステップS214)。レーダ60は、検出処理終了後、レーダ231によって設定された検出範囲に対応する検出データ254を制御部30に出力する(ステップS216)。
このように、本実施の形態2では、物体検出部223によって検出された物体のうち、所定の種別の物体の位置に対応する領域をレーダ60の検出範囲として設定している。このため、本実施の形態2では、車両等を所定の物体として設定することによって、車両等が位置する領域において、検出精度の高いレーダ60の検出値を取得することが可能となる。この結果、この距離情報をもとに行なう各種安全運転支援処理を正確に行なうことが可能である。
また、実施の形態2では、実施の形態1と同様にレーダ60は、検出条件設定部231によって設定された検出範囲のみに対して距離値を検出するため、実施の形態1と同様の効果を奏することが可能である。
なお、実施の形態1と同様に、制御部230は、図6に示すように、演算指示信号とレーダ指示信号とを交互に送信してもよく、また、図7に示すように、演算指示信号を継続して送信してもよい。
また、検出条件設定部231は、検出すべき物体が位置する場合に、レーダ60の検出範囲を設定してもよい。この場合、図15に示すように、図12に示す処理手順と同様の処理手順を行なって、距離計測装置201は、撮像処理(ステップS222)、距離演算処理(ステップS224)、物体検出処理(ステップS226)が行なう。制御部230は、演算データ51と物体検出データ253とを受信し(ステップS228)、検出条件設定部231は、物体検出データ253をもとに、所定の種別の物体、すなわち、レーダ60によって検出すべき物体が在るか否かを判断する(ステップS230)、検出条件設定部231は、検出すべき物体があると判断した場合(ステップS230:Yes)、図12に示す処理手順と同様の処理手順を行なって、レーダ60の検出範囲を設定し(ステップS232)、レーダ60に検出処理を指示する(ステップS234)。レーダ60は、この指示にしたがって検出処理を行なって(ステップS236)、検出データ254を出力する(ステップS238)。一方、検出条件設定部231は、レーダ60によって検出すべき物体がないと判断した場合には(ステップS230:No)、レーダ60によって検出が必要である物体がないと考えられるため、レーダ60による検出処理は行なわれず、ステップS222に進む。
また、検出条件設定部231は、レーダ60における検出範囲を設定するとともに、レーダ60における検出時間を設定してもよい。検出条件設定部231は、たとえば、設定された検出範囲の大きさや検出された物体の種別などに対応させて検出時間を設定する。この場合、図16に示すように、距離計測装置201は、図12に示す処理手順と同様の処理手順を行なって、撮像処理(ステップS242)、距離演算処理(ステップS244)、物体検出処理(ステップS246)を行ない、制御部30は、演算データ51と物体検出データ253を受信する(ステップS248)。検出条件設定部231は、検出すべき物体はあると判断した場合には(ステップS250:Yes)、図16に示す処理手順と同様に、検出範囲を設定し(ステップS252)、さらに、検出範囲および検出された物体の種別などに対応させてレーダ60の検出時間を設定する(ステップS254)。検出条件設定部231は、設定した検出範囲および検出時間での検出処理を指示し(ステップS256)、レーダ60は、この指示にしたがって検出処理を行ない(ステップS258)、検出データ254を出力する(ステップS260)。なお、検出条件設定部231がレーダ60によって検出すべき物体はないと判断した場合には(ステップS250:No)、ステップS242に進む。
また、本実施の形態1,2では、撮像部10において撮像された画像情報群における位置関係とレーダ60における検出範囲における位置関係との整合は、以下のように予め求めたうえで各処理を行う。たとえば、距離計測装置1,201は、形状が既知の物体に対して、撮像部10における撮像処理およびレーダ60における検出処理を行い、撮像部10における既知の物体の位置およびレーダ60における既知の物体の位置を求める。その後、距離計測装置1,201では、最小2乗法などを用いて、撮像部10における既知の物体の位置およびレーダ60における既知の物体の位置の関係を求め、撮像部10において撮像された画像情報群における位置関係とレーダ60における検出範囲における位置関係とを整合する。
また、距離計測装置1,201では、撮像部10の撮像原点とレーダ60の検出原点とがずれている場合があっても、撮像点および検出点から距離計測装置1,201までの距離が十分に離れていた場合であれば、撮像原点と検出原点とがほぼ重なっているものとみなすことができる。さらに、撮像部10において撮像された画像情報群における位置関係とレーダ60における検出範囲における位置関係との整合が正確に行われている場合には、幾何変換によって、撮像原点と検出原点とのずれを補正することも可能である。
また、実施の形態1,2にかかる距離計測装置1,201では、各画像信号が位置する画素行に各レーダ検出点が所定間隔で位置する場合について説明したが、必ずしも、撮像部10から出力された各画像信号が位置する画素行に各レーダ検出点が存在するとは限らない。この場合、検出条件設定部31は、各画像信号の近傍に位置する複数のレーザ検出点をもとに、一次補間法などを用いて判定対象および修正対象となる各画像信号と同一画素行のレーザ補間値を求め、この補間値を用いればよい。
また、本実施の形態1,2における撮像部として、一対のレンズ12a,12bのそれぞれに対応する一対の撮像素子13a,13bを備えた撮像部10について説明したが、これに限らず、図17に示すように、一対の導光光学系と、各導光光学系に対応する撮像領域を有し各導光光学系が導いた光信号を各撮像領域において電気信号に変換する撮像素子を備えた撮像部110としてもよい(たとえば、本出願人による特開平8−171151参照)。図17に示すように、撮像部110は、一対のミラー111a,111bと、ミラー111a,111bのそれぞれに対応するミラー112a,112bと、レンズ112cと、レンズ112cによって集光された光をアナログ画像信号に変換する撮像素子113と、撮像素子113から出力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変更するA/D変換部114と、デジタル信号を記憶するフレームメモリ115とを備える。ミラー111a,111bは、車両Cなどの被写体からの光を受光し、ミラー112a,112bは、ミラー111a,111bが受光した光をレンズ112cに反射する。このため、撮像素子113上には、各光学系に対応する画像がそれぞれ結像される。したがって、撮像部110は、図18に示すように、画像116aと画像116bとを含む画像116を出力する。このような画像116a,116bをもとに、距離演算部20,220,320,420において、各画像信号に対応する距離値を演算することが可能である。
また、本実施の形態1,2では、複数のカメラを備えた距離計測装置1,201について説明したが、これに限らず、単数のカメラを備えた距離計測装置に適用してもよい。この場合、距離演算部20,220は、撮像部から出力された画像信号群をもとに、たとえば、シェイプフロムフォーカス法、シェイプフロムデフォーカス法、シェイプフロムモーション法またはシェイプフロムシェーディング法を用いて撮像視野内の距離を演算する。単数のカメラを備えた距離計億装置においても、上述した処理手順と同様の処理手順を行なうことによって、各距離計測方法を用いて演算された演算値をレーダの検出値をもとに正常または異常であるかを判定し、異常であると判定された演算値を修正すればよい。なお、シェイプフロムフォーカス法とは、最もよく合焦したときのフォーカス位置から距離を求める方法である。また、シェイプフロムデフォーカス法とは、合焦距離の異なる複数の画像から相対的なぼけ量を求め、ぼけ量と距離との相関関係をもとに距離を求める方法である。また、シェイプフロムモーション法とは、時間的に連続する複数の画像における所定の特徴点の移動軌跡をもとに物体までの距離を求める方法である。また、シェイプフロムシェーディング法とは、画像における陰影、対象となる物体の反射特性および光源情報をもとに物体までの距離を求める方法である。
また、撮像部10は、いわゆる3眼ステレオカメラ構造を構成してもよく、また、いわゆる4眼ステレオカメラ構造を構成してもよい。3眼ステレオカメラ構造または4眼ステレオカメラ構造である撮像部とした場合、3次元再構成処理などを行なうことによって、信頼性が高く、安定した距離演算結果を得ることができる距離計測装置を実現することが可能となる。特に、複数のカメラを2方向の基線長を持つように配置した場合、複数の物体が複雑な構成で配置する場合であっても、3次元再構成処理が可能となり、安定して距離演算結果を得ることができる。また、この場合、一方向の基線長方向にカメラを複数配置するマルチベースライン方式を採用することが可能となり、高精度の距離計測を実現することができる。
また、本実施の形態1,2では、レーダ60を備えた距離計測装置1,201について説明したが、レーダ60に代えて、赤外光または可視光を送信する半導体レーザ素子、発光ダイオードまたはレーザダイオード等の光源と、物体からの反射光を受信するフォトセンサ等の受光素子などによって実現された検出器を備えた距離計測装置であってもよい。
また、本実施の形態1,2として、車両に搭載される距離計測装置1、201を例に説明したが、これに限らず、他の移動体に搭載される距離計測装置に対して適用してもよい。また、移動体に搭載される距離計測装置に限らず、たとえば、所定位置に固定した状態で検出範囲内の距離計測を行なう距離計測装置に適用してもよい。また、本実施の形態1,2として、距離計測装置1,201について説明したが、もちろん距離計測を外部装置に指示する撮像装置であってもよい。また、距離計測装置1、201においては、記憶媒体に記憶されたプログラムを読み込み、記憶部50に記憶させ、このプログラムを読み出すことによって、各処理が行われる。
実施の形態1にかかる距離計測装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す距離計測装置において距離データの出力を完了するまでの処理手順を示すフローチャートである。 図1に示す演算データの一例を示す図である。 図1に示すレーダの検出可能範囲の一例を示す図である。 図1に示す撮像部が撮像した画像の一例を示す図である。 図1に示す制御部が他の構成部に対して送信する指示信号のタイミングチャートを示す図である。 図1に示す制御部が他の構成部に対して送信する指示信号のタイミングチャートの他の例を示す図である。 図1に示す距離計測装置において距離データの出力を完了するまでの処理手順を示すフローチャートの他の例を示す図である。 図1に示す制御部が他の構成部に対して送信する指示信号のタイミングチャートの他の例を示す図である。 図1に示す距離計測装置において距離データの出力を完了するまでの処理手順を示すフローチャートの他の例を示す図である。 実施の形態2にかかる距離計測装置の概略構成を示すブロック図である。 図11に示す距離計測装置において距離データの出力を完了するまでの処理手順を示すフローチャートである。 図11に示す撮像部が撮像した画像の一例を示す図である。 図11に示すレーダの検出可能範囲の一例を示す図である。 図11に示す距離計測装置において距離データの出力を完了するまでの処理手順の他の例を示すフローチャートである。 図11に示す距離計測装置において距離データの出力を完了するまでの処理手順の他の例を示すフローチャートである。 図1に示す撮像部の概略構成の他の例を示すブロック図である。 図17に示す撮像部から出力される画像の一例を示す図である。
符号の説明
1、201 距離計測装置
10、110 撮像部
11a 右カメラ
11b 左カメラ
12a、12b、112c レンズ
13a、13b、113 撮像素子
14a、14b、114 A/D変換部
15a、15b、115 フレームメモリ
16、17、116、116a、116b 画像
20、220 距離演算部
21 演算部
22 メモリ
223 物体検出部
253 物体検出データ
30、230 制御部
31、231 検出条件設定部
40 出力部
50、250 記憶部
51、51a、253 演算データ
52、254 検出データ
60 レーダ
62 検出可能範囲
62a 検出範囲
111a、111b ミラー
C 車両

Claims (29)

  1. 検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する検出手段と、
    少なくとも前記検出範囲と共通の領域を含む撮像視野を有し前記撮像視野に対応する画像信号群を生成する撮像手段と、
    前記画像信号群に基づいて前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する演算手段と、
    前記演算手段の演算結果に基づいて前記検出手段の検出条件を設定し、前記検出手段に対して該設定条件で距離検出を行なわせる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする距離計測装置。
  2. 前記制御手段は、前記演算結果における所定の演算値に対応した領域を前記検出手段の検出範囲として設定することを特徴とする請求項1に記載の距離計測装置。
  3. 前記制御手段は、前記演算結果から前記所定の演算値を検出した場合に、前記検出手段に対して距離検出を行なわせることを特徴とする請求項2に記載の距離計測装置。
  4. 検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する検出手段と、
    少なくとも前記検出範囲と共通の領域を含む撮像視野を有し前記撮像視野に対応する画像信号群を生成する撮像手段と、
    前記画像信号群に基づいて前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する演算手段と、
    前記演算手段の演算結果に基づいて前記撮像範囲内に位置する物体を検出する物体検出手段と、
    前記物体検出手段の物体検出結果に基づいて前記検出手段の検出条件を設定し、前記検出手段に対して該設定条件で距離検出を行なわせる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする距離計測装置。
  5. 前記制御手段は、前記物体検出結果における所定の物体に対応した領域を前記検出手段の検出範囲として設定することを特徴とする請求項4に記載の距離計測装置。
  6. 前記制御手段は、前記物体検出結果に前記所定の物体が含まれていた場合に、前記検出手段に対して距離検出を行なわせることを特徴とする請求項5に記載の距離計測装置。
  7. 前記制御手段は、前記検出手段の検出時間を設定し、前記検出手段に対して該検出時間の間、距離検出を行なわせることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の距離計測装置。
  8. 前記撮像手段は、第1の光路を介して撮像した第1の前記画像信号群と、第2の光路を介して撮像した第2の前記画像信号群とを生成し、
    前記演算手段は、前記第2の画像信号群の中から前記第1の画像信号群の任意の画像信号と整合する画像信号を検出し、検出した画像信号における前記任意の画像信号からの移動量に基づいて前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の距離計測装置。
  9. 前記撮像手段は、
    一対の光学系と、
    一対の光学系が出力する光信号を電気信号に変換する一対の撮像素子と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の距離計測装置。
  10. 一対の導光光学系と、
    各導光光学系に対応する撮像領域を有し各導光光学系が導いた光信号を各撮像領域において電気信号に変換する撮像素子と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の距離計測装置。
  11. 当該距離計測装置は、車両に搭載されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の距離計測装置。
  12. 撮像視野に対応する画像信号群を生成する撮像手段と、
    前記画像信号群に基づいて前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する演算手段と、
    前記演算手段の演算結果に基づいて、前記撮像視野における外部装置の測距領域に関する制御情報を当該外部装置に出力する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  13. 前記制御手段は、当該外部装置の距離検出条件を設定し、当該外部装置に対して当該設定条件で距離検出を行わせる制御情報を出力することを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 前記制御情報は、前記測距領域を指定する情報を含むことを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  15. 前記制御情報は、前記測距領域について再度距離検出を実行する指示情報を含むことを特徴とする請求項13または14に記載の撮像装置。
  16. 検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する距離計測方法において、
    少なくとも前記検出範囲内を含む撮像視野に対応する画像信号群を形成する撮像ステップと、
    前記画像信号群を処理して前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する演算ステップと、
    前記演算ステップにおける演算結果に基づいて距離検出の検出条件を設定する設定ステップと、
    前記設定ステップにおいて設定された検出条件にしたがって距離検出を行なう検出ステップと、
    を含むことを特徴とする距離計測方法。
  17. 検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する距離計測方法において、
    少なくとも前記検出範囲内を含む撮像視野に対応する画像信号群を形成する撮像ステップと、
    前記画像信号群を処理して前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する演算ステップと、
    前記演算ステップにおける演算結果に基づいて前記撮像視野内に位置する物体を検出する物体検出ステップと、
    前記物体検出ステップにおける物体検出結果に基づいて距離検出の検出条件を設定する設定ステップと、
    前記設定ステップにおいて設定された検出条件にしたがって距離検出を行なう検出ステップと、
    を含むことを特徴とする距離計測方法。
  18. 撮像視野に対応する画像信号群を生成する撮像ステップと、
    前記画像信号群に基づいて前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算する演算ステップと、
    前記演算ステップにおける演算結果に基づいて、前記撮像視野における外部装置の測距領域に関する制御情報を当該外部装置に出力する制御ステップと、
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  19. 前記制御ステップは、当該外部装置の距離検出条件を設定し、当該外部装置に対して当該設定条件で距離検出を行わせる制御情報を出力することを特徴とする請求項18に記載の撮像方法。
  20. 前記制御情報は、前記測距領域を指定する情報を含むことを特徴とする請求項19に記載の撮像方法。
  21. 前記制御情報は、前記測距領域について再度距離検出を実行する指示情報を含むことを特徴とする請求項19または20に記載の撮像方法。
  22. 検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する距離計測プログラムにおいて、
    少なくとも前記検出範囲内を含む撮像視野に対応する画像信号群を形成し、
    前記画像信号群を処理して前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算し、
    前記演算手順における演算結果に基づいて距離検出の検出条件を設定し、
    前記設定手順において設定された検出条件にしたがって距離検出を行なうことを特徴とする距離計測プログラム。
  23. 検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する距離計測プログラムにおいて、
    少なくとも前記検出範囲内を含む撮像視野に対応する画像信号群を形成し、
    前記画像信号群を処理して前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算し、
    前記演算手順における演算結果に基づいて前記撮像視野内に位置する物体を検出し、
    前記物体検出手順における物体検出結果に基づいて距離検出の検出条件を設定し、
    前記設定手順において設定された検出条件にしたがって距離検出を行なうことを特徴とする距離計測プログラム。
  24. 撮像視野に対応する画像信号群を生成し、
    前記画像信号群に基づいて前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算し、
    前記演算ステップにおける演算結果に基づいて、前記撮像視野における外部装置の測距領域に関する制御情報を当該外部装置に出力することを特徴とする撮像プログラム。
  25. 当該撮像プログラムは、当該外部装置の距離検出条件を設定し、当該外部装置に対して当該設定条件で距離検出を行わせる制御情報を出力することを特徴とする請求項24に記載の撮像プログラム。
  26. 前記制御情報は、前記測距領域を指定する情報を含むことを特徴とする請求項25に記載の撮像プログラム。
  27. 前記制御情報は、前記測距領域について再度距離検出を実行する指示情報を含むことを特徴とする請求項25または26に記載の撮像プログラム。
  28. 少なくとも前記検出範囲内を含む撮像視野に対応する画像信号群を形成し、
    前記画像信号群を処理して前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算し、
    前記演算手順における演算結果に基づいて距離検出の検出条件を設定し、
    前記設定手順において設定された検出条件にしたがって距離検出を行ない、検出範囲内に位置する物体までの距離を検出する距離計測プログラムを記憶することを特徴とする記憶媒体。
  29. 撮像視野に対応する画像信号群を生成し、
    前記画像信号群に基づいて前記撮像視野内に位置する物体までの距離を演算し、
    前記演算ステップにおける演算結果に基づいて、前記撮像視野における外部装置の測距領域に関する制御情報を当該外部装置に出力する撮像プログラムを記憶することを特徴とする記憶媒体。
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