JP2007239476A - バイフューエルエンジンの燃料選択制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、噴射弁やデリバリパイプをガス燃料と液体燃料との2燃料で共用できるようにして使用燃料を変更してもスムーズな運転を可能とすることを目的としている。
【解決手段】このため、ガス燃料と液体燃料との少なくとも一方を燃焼室に供給可能なバイフューエルエンジンの燃料選択制御装置において、ガス燃料と液体燃料との両方を噴射可能な噴射弁を各気筒毎に設け、ガス燃料と液体燃料との両方を噴射弁に供給するデリバリパイプを設け、デリバリパイプよりも燃料流入側通路に、ガス燃料と液体燃料とのどちらか一方の流入を選択する第1通路切替弁を設け、デリバリパイプよりも燃料流出側通路に、第2通路切替弁を設け、使用する燃料を選択する燃料選択手段を備え、燃料選択手段により選択された燃料が、直前に使用された燃料と異なる場合には、デリバリパイプ内に残る直前に使用された燃料を、デリバリパイプ内から排出する排出手段を備えている。
【選択図】図1

Description

この発明はバイフューエルエンジンの燃料選択制御装置に係り、特に噴射弁やデリバリパイプをガス燃料と液体燃料との2燃料で共用できるようにし、使用燃料を変更してもスムーズな運転を可能とするバイフューエルエンジンの燃料選択制御装置に関するものである。
バイフューエルエンジンは、CNG(「液化天然ガス」ともいう。)からなるガス燃料とガソリンからなる液体燃料との少なくとも一方を燃焼室に供給するものである。
そして、このバイフューエルエンジンは、ガソリンからなる液体燃料の消費抑制とそれに伴う排気エミッションの低減を図っている。
特開2004−124891号公報 特開2004−211610号公報
ところで、従来のバイフューエルエンジンにおいては、ガス燃料用の燃料供給システムと液体燃料用の燃料供給システムとの独立した2系統を有していた。
従って、バイフューエルエンジンにおいて、いずれか一方の燃料供給システムを使用する場合には、夫々を切替えて使用する必要があるという不都合がある。
また、ガス燃料用の燃料供給システムと液体燃料用の燃料供給システムとにおいては、噴射弁や燃料ライン等を別々に装着しなければならない。
この結果、部品点数が多くなり、部品レイアウトもスペース上困難となる場合があるという不都合がある。
追記すれば、使用燃料を変更する場合において、変更前の燃料をデリバリパイプ内から排出する必要がある。
このとき、ガス燃料及び液体燃料で噴射弁の噴射設定圧力が異なる場合に、燃料流入側通路よりも上流側の夫々の燃料の専用通路に異なった燃料が逆流するおそれがあるという不都合がある。
この発明の目的は、噴射弁やデリバリパイプをガス燃料と液体燃料との2燃料で共用できるようにして部品点数を削減するとともに、使用燃料を変更してもスムーズな運転の可能なバイフューエルエンジンの燃料選択制御装置を実現するにある。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、ガス燃料と液体燃料との少なくとも一方を燃焼室に供給可能なバイフューエルエンジンの燃料選択制御装置において、ガス燃料と液体燃料との両方を噴射可能な噴射弁を各気筒毎に設け、ガス燃料と液体燃料との両方を噴射弁に供給するデリバリパイプを設け、このデリバリパイプよりも燃料流入側通路に、ガス燃料と液体燃料とのどちらか一方の流入を選択する第1通路切替弁を設け、前記デリバリパイプよりも燃料流出側通路に、第2通路切替弁を設け、使用する燃料を選択する燃料選択手段を備え、この燃料選択手段により選択された燃料が、直前に使用された燃料と異なる場合には、前記デリバリパイプ内に残る直前に使用された燃料を、デリバリパイプ内から排出する排出手段を備えていることを特徴とする。
以上詳細に説明した如くこの本発明によれば、ガス燃料と液体燃料との少なくとも一方を燃焼室に供給可能なバイフューエルエンジンの燃料選択制御装置において、ガス燃料と液体燃料との両方を噴射可能な噴射弁を各気筒毎に設け、ガス燃料と液体燃料との両方を噴射弁に供給するデリバリパイプを設け、デリバリパイプよりも燃料流入側通路に、ガス燃料と液体燃料とのどちらか一方の流入を選択する第1通路切替弁を設け、デリバリパイプよりも燃料流出側通路に、第2通路切替弁を設け、使用する燃料を選択する燃料選択手段を備え、燃料選択手段により選択された燃料が、直前に使用された燃料と異なる場合には、デリバリパイプ内に残る直前に使用された燃料を、デリバリパイプ内から排出する排出手段を備えているので、使用する燃料が直前に選択された燃料と異なる場合においても、デリバリパイプから直前に使用されていた燃料を排出することができ、噴射弁とデリバリパイプとを共用することができる。
これにより、噴射弁とデリバリパイプとを共用した場合において、使用燃料を変更してもスムーズな運転が可能である。
上述の如く発明したことにより、燃料選択手段により選択された燃料が直前に使用された燃料と異なる場合には、排出手段によってデリバリパイプ内に残る直前に使用された燃料をデリバリパイプ内から排出し、噴射弁とデリバリパイプとを共用可能とし、使用燃料を変更してもスムーズな運転を可能としている。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
図1及び図2はこの発明の実施例を示すものである。
図2において、1はバイフューエルエンジン、2はバイフューエルエンジン1の燃料選択制御装置である。
このバイフューエルエンジン1の吸気系には吸気通路3が接続されるとともに、排気系には排気通路4が接続される。
そして、前記吸気通路3は、図2に示す如く、吸気管5と吸気マニホルド6とからなり、吸気管5の上流側にエアクリーナ7を接続し、吸気管5の途中にスロットルバルブ8を配設し、吸気管5の下流側に前記吸気マニホルド6を接続している。
この吸気マニホルド6は、サージタンク9と複数、例えば気筒数に合致した3本の第1〜第3分岐管10−1、10−2、10−3とからなる。
また、前記バイフューエルエンジン1の各気筒毎、例えば3つの気筒毎にガス燃料と液体燃料との両方を噴射可能な第1〜第3噴射弁11−1、11−2、11−3を設け、これらの第1〜第3噴射弁11−1、11−2、11−3にガス燃料と液体燃料との両方を供給するデリバリパイプ12を設ける。
また、前記排気通路4は、図2に示す如く、排気マニホルド13と排気管14とからなる。
排気マニホルド13の上流側を前記バイフューエルエンジン1に接続し、排気マニホルド13の下流側に触媒コンバータ15を配設し、この触媒コンバータ15の下流側に前記排気管14の上流側を接続する。
更に、前記バイフューエルエンジン1の吸気通路3側においては、前記吸気管5のエアクリーナ7の直下流部に、吸気温度を検出する吸気温センサ16を配設する。
また、この吸気温センサ16と前記スロットルバルブ8との間の排気管5にエアフローメータ17を配設する。
更に、スロットルバルブ8をバイパスするISC(「アイドル・スピード・コントロール」ともいう。)用のバイパス通路18を設けるとともに、このバイパス通路18の途中には、バイパス通路18を開閉するISCバルブ19を配設する。
更にまた、前記吸気マニホルド6のサージタンク9には、吸気管圧力を検出する吸気管圧力センサ20を配設する。
また、前記吸気管5のスロットルバルブ8部位には、燃料タンク21内の蒸発燃料を供給する蒸発燃料通路22を接続する。
この蒸発燃料通路22は、通路途中にキャニスタ23を備え、このキャニスタ23と前記燃料タンク21の上部とを連絡するエバポ通路24と、キャニスタ23と前記吸気管5とを連絡するパージ通路25とからなる。
そして、このパージ通路25の途中には、パージ通路25を開閉するパージバルブ26を配設する。
前記キャニスタ23は、燃料タンク21内で発生した蒸発燃料を一旦吸着し、前記バイフューエルエンジン1の運転時に新気を導入することによりこの吸着した蒸発燃料をバイフューエルエンジン1側にパージ(離脱)させるものである。
このとき、前記パージバルブ26は、キャニスタ23からパージされた蒸発燃料のパージ量を制御するものである。
更に、前記排気通路4の触媒コンバータ15近傍には、排気ガス中の空燃比を検出する空燃比センサ(「酸素センサ」ともいう。)27を配設する。
そして、前記第1〜第3噴射弁11−1、11−2、11−3や吸気温センサ16、エアフローメータ17、ISCバルブ19、吸気管圧力センサ20、パージバルブ26、空燃比センサ27を制御手段(「エンジンコントローラ」ともいう。)28に接続する。
前記デリバリパイプ12よりも上流側の燃料流入側通路29に、ガス燃料と液体燃料とのどちらか一方の流入を選択する第1通路切替弁30を設け、前記デリバリパイプ12よりも下流側の燃料流出側通路31に、第2通路切替弁32を設ける。
また、使用する燃料を選択する燃料選択手段33を備え、この燃料選択手段33により選択された燃料が直前に使用された燃料と異なる場合には、前記デリバリパイプ12内に残る直前に使用された燃料をデリバリパイプ12内から排出する排出手段34を備える構成とする。
詳述すれば、前記燃料流入側通路29は、図2に示す如く、前記燃料タンク21に連通する第1燃料流入側通路である液体燃料流入側通路35と、ガスボンベ36に連通する第2燃料流入側通路であるガス燃料流入側通路37とからなる。
そして、第1燃料流入側通路である液体燃料流入側通路35の上流側端部、例えば前記燃料タンク21内に燃料ポンプ38を配設し、第1燃料流入側通路である液体燃料流入側通路35の途中には燃料フィルタ39を設ける。
また、前記第2燃料流入側通路であるガス燃料流入側通路37には、ガスボンベ36側から順次に、主止弁40と調圧弁41とガスフィルタ42とガス圧力/ガス温度センサ43とを配設する。
このとき、ガス圧力/ガス温度センサ43を前記制御手段28に接続する。
また、前記燃料流出側通路31は、図2に示す如く、前記燃料タンク21の上部に連通し、燃料戻り通路として機能している。
更に、前記燃料選択手段33は、燃料選択スイッチ(「燃料選択SW」とも記載する。)からなり、前記制御手段28に接続する。
更にまた、前記排出手段34は、第1通路切替弁30と第2通路切替弁32とを開閉制御する。
このとき、第1通路切替弁30を、前記デリバリパイプ12の直上流側部位、かつ前記燃料流入側通路29の第1燃料流入側通路である液体燃料流入側通路35と燃料流入側通路29の第2燃料流入側通路であるガス燃料流入側通路37との合流部位に配設する。
また、第2通路切替弁32を、前記デリバリパイプ12の直下流側部位の燃料流出側通路31に配設する。
そして、第1通路切替弁30と第2通路切替弁32とを前記制御手段28に接続する。
また、前記第2通路切替弁32は、複数、例えば2個の第1、第2切替弁32−1、32−2から構成される。
そして、通常運転時は、液体燃料使用時のみ、第1切替弁32−1が開放される。
このとき、第2通路切替弁32、つまり第1、第2切替弁32−1、32−2を前記制御手段28に接続する。
追記すれば、前記第2通路切替弁32、つまり第1、第2切替弁32−1、32−2を配設する際には、図2に示す如く、先ず、前記デリバリパイプ12の直下流側部位の燃料流出側通路31を分岐させて第1、第2分岐燃料流出側通路31−1、31−2を設ける。
そして、第1分岐燃料流出側通路31−1の途中には、デリバリパイプ12側から順次に、液体燃料用のプレッシャレギュレータ44と第1切替弁32−1とを配設する。
また、第2分岐燃料流出側通路31−2の途中には第2切替弁32−2を配設する。
次に、前記バイフューエルエンジン1の燃料選択制御装置2の制御用フローチャートに沿って作用を説明する。
前記バイフューエルエンジン1の燃料選択制御装置2の制御用プログラムがスタート(101)すると、燃料選択スイッチ(「燃料選択SW」とも記載する。)からなる前記燃料選択手段33が液体燃料であるガソリンか否かの判断(102)に移行する。
そして、この判断(102)がYESの場合には、直前の選択燃料が液体燃料であるガソリンか否かの判断(103)に移行する。
また、判断(102)がNOの場合には、直前の選択燃料が液体燃料であるガソリンか否かの判断(104)に移行する。
そして、直前の選択燃料が液体燃料であるガソリンか否かの判断(103)において、この判断(103)がYESの場合には、前記第1通路切替弁30はガソリン通路、つまり第1燃料流入側通路である前記液体燃料流入側通路35と連通している状態のままとする処理(105)に移行する。
また、判断(103)がNOの場合には、前記第1通路切替弁30を流路閉止にする処理(106)に移行する。
上述の前記第1通路切替弁30はガソリン通路、つまり第1燃料流入側通路である前記液体燃料流入側通路35と連通している状態のままとする処理(105)に移行した後には、前記第2通路切替弁32の第1切替弁32−1は連通している状態とし、第2切替弁32−2を閉じた状態のままとする処理(107)に移行する。
その後に後述するエンド(117)に移行する。
また、上述の前記第1通路切替弁30を流路閉止にする処理(106)に移行した後には、前記第2通路切替弁32の第1切替弁32−1及び第2切替弁32−2を連通している状態とし、前記デリバリパイプ12内のガス圧力を十分に低下させる処理(108)に移行する。
そして、前記第1通路切替弁30はガソリン通路、つまり第1燃料流入側通路である前記液体燃料流入側通路35と連通している状態とする処理(109)に移行し、前記デリバリパイプ12内のガスが排出された後に、前記第2通路切替弁32の第1切替弁32−1、及び第2切替弁32−2を閉じる処理(110)に移行する。
その後に後述するエンド(117)に移行する。
更に、上述の直前の選択燃料が液体燃料であるガソリンか否かの判断(104)において、この判断(104)がYESの場合には、前記第1通路切替弁30を流路閉止にする処理(111)に移行し、判断(104)がNOの場合には、前記第1通路切替弁30はガス通路、つまり第2燃料流入側通路である前記ガス燃料流入側通路37と連通している状態のままとする処理(112)に移行する。
上述の前記第1通路切替弁30を流路閉止にする処理(111)に移行した後には、前記第2通路切替弁32の第1切替弁32−1及び第2切替弁32−2を連通している状態とし、前記デリバリパイプ12内のガス圧力を十分に低下させる処理(113)に移行する。
そして、前記第1通路切替弁30はガス通路、つまり第2燃料流入側通路である前記ガス燃料流入側通路37と連通している状態とする処理(114)に移行し、前記デリバリパイプ12内のガソリンが排出された後に、前記第2通路切替弁32の第1切替弁32−1及び第2切替弁32−2を閉じる処理(115)に移行する。
その後に後述するエンド(117)に移行する。
また、上述の前記第1通路切替弁30はガス通路、つまり第2燃料流入側通路である前記ガス燃料流入側通路37と連通している状態のままとする処理(112)に移行した後には、前記第2通路切替弁32の第2切替弁32−2、及び前記第1切替弁32−1は閉じた状態のままとする処理(116)に移行する。
その後にエンド(117)に移行する。
これにより、ガス燃料と液体燃料との少なくとも一方を燃焼室に供給可能な前記バイフューエルエンジン1の燃料選択制御装置2において、ガス燃料と液体燃料との両方を噴射可能な第1〜第3噴射弁10−1、10−2、10−3を各気筒毎に設け、ガス燃料と液体燃料との両方を第1〜第3噴射弁10−1、10−2、10−3に夫々供給するデリバリパイプ12を設け、デリバリパイプ12よりも燃料流入側通路29に、ガス燃料と液体燃料とのどちらか一方の流入を選択する第1通路切替弁30を設け、デリバリパイプ12よりも燃料流出側通路31に第2通路切替弁32を設け、使用する燃料を選択する燃料選択手段33を備え、燃料選択手段33により選択された燃料が直前に使用された燃料と異なる場合には、デリバリパイプ12内に残る直前に使用された燃料を、デリバリパイプ12内から排出する排出手段34を備えることによって、使用する燃料が直前に選択された燃料と異なる場合においても、デリバリパイプ12から直前に使用されていた燃料を排出することができ、噴射弁とデリバリパイプとを共用することができる。
これにより、噴射弁とデリバリパイプとを共用した場合において、使用燃料を変更してもスムーズな運転が可能である。
また、前記排出手段34は、第1通路切替弁30と第2通路切替弁32とを開閉制御し、前記デリバリパイプ12よりも燃料流入側通路29にガス燃料と液体燃料とのどちらか一方の流入を選択する第1通路切替弁30を設け、前記デリバリパイプ12よりも燃料流出側通路31に第2通路切替弁32を設けている。
従って、ガス燃料と液体燃料との第1〜第3噴射弁10−1、10−2、10−3の噴射設定圧力が異なる場合においても、燃料流入側通路29よりも上流側の夫々の燃料の専用通路に異なった燃料が逆流することがなく、使い勝手を向上し得る。
更に、前記第2通路切替弁32は、複数、例えば第1及び第2切替弁32−1、32−2から構成され、通常運転時は、液体燃料使用時のみ、第1切替弁32−1が開放される。
従って、異なった噴射設定圧力を持った燃料の特性に合った通路を流れるため、スムーズな運転が可能となり、実用上有利である。
この発明の実施例を示すバイフューエルエンジンの燃料選択制御装置の制御用フローチャートである。 バイフューエルエンジン燃料選択制御装置の概略構成図である。
符号の説明
1 バイフューエルエンジン
2 燃料選択制御装置
3 吸気通路
4 排気通路
5 吸気管
6 吸気マニホルド
7 エアクリーナ
8 スロットルバルブ
9 サージタンク
10−1、10−2、10−3 第1〜第3分岐管
11−1、11−2、11−3 第1〜第3噴射弁
12 デリバリパイプ
13 排気マニホルド
14 排気管
15 触媒コンバータ
16 吸気温センサ
17 エアフローメータ
18 ISC用のバイパス通路
19 ISCバルブ
20 吸気管圧力センサ
21 燃料タンク
22 蒸発燃料通路
23 キャニスタ
24 エバポ通路
25 パージ通路
26 パージバルブ
27 空燃比センサ(「酸素センサ」ともいう。)
28 制御手段(「エンジンコントローラ」ともいう。)
29 燃料流入側通路
30 第1通路切替弁
31 燃料流出側通路
31−1、31−2 第1、第2分岐燃料流出側通路
32 第2通路切替弁
32−1、32−2 第1、第2切替弁
33 燃料選択手段
34 排出手段
35 第1燃料流入側通路である液体燃料流入側通路
36 ガスボンベ
37 第2燃料流入側通路であるガス燃料流入側通路
38 燃料ポンプ
39 燃料フィルタ
40 主止弁
41 調圧弁
42 ガスフィルタ
43 ガス圧力/ガス温度センサ
44 液体燃料用のプレッシャレギュレータ

Claims (3)

  1. ガス燃料と液体燃料との少なくとも一方を燃焼室に供給可能なバイフューエルエンジンの燃料選択制御装置において、ガス燃料と液体燃料との両方を噴射可能な噴射弁を各気筒毎に設け、ガス燃料と液体燃料との両方を噴射弁に供給するデリバリパイプを設け、このデリバリパイプよりも燃料流入側通路に、ガス燃料と液体燃料とのどちらか一方の流入を選択する第1通路切替弁を設け、前記デリバリパイプよりも燃料流出側通路に、第2通路切替弁を設け、使用する燃料を選択する燃料選択手段を備え、この燃料選択手段により選択された燃料が、直前に使用された燃料と異なる場合には、前記デリバリパイプ内に残る直前に使用された燃料を、デリバリパイプ内から排出する排出手段を備えていることを特徴とするバイフューエルエンジンの燃料選択制御装置。
  2. 前記排出手段は、第1通路切替弁と第2通路切替弁とを開閉制御し、前記デリバリパイプよりも燃料流入側通路に、ガス燃料と液体燃料とのどちらか一方の流入を選択する第1通路切替弁を設け、前記デリバリパイプよりも燃料流出側通路に、第2通路切替弁を設けていることを特徴とする請求項1に記載のバイフューエルエンジンの燃料選択制御装置。
  3. 前記第2通路切替弁は、複数の切替弁から構成され、通常運転時は、どちらか一方が開放されることを特徴とする請求項2に記載のバイフューエルエンジンの燃料選択制御装置。

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