JP2007236933A - 連続的に変わる凹部によって規定されているテーパーを有している歯科治療用ヤスリ - Google Patents

連続的に変わる凹部によって規定されているテーパーを有している歯科治療用ヤスリ Download PDF

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    • A61C5/40Implements for surgical treatment of the roots or nerves of the teeth; Nerve needles; Methods or instruments for medication of the roots
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Abstract

【課題】歯の歯根管から歯髄物質を取り除いたり充填材を受け入れのため歯根管を整形する歯科治療用ヤスリに関に関し、歯科用ヤスリの可撓性を実質的に増大捻れや伸びによる裂けに対する抵抗力を増大させる歯科治療用ヤスリを提供する。
【解決手段】歯科治療用ヤスリであって、基端12と、直径が小さい末端16と、前記基端12から前記末端16まで延びているテーパーが付けられた作動部分とを有する細長い軸作動部分14を含み、当該軸作動部分14は、少なくとも一つの螺旋状の切削/掻き取り端縁を備え、前記軸作動部分のテーパーは、前記末端16における最初の比較的大きな半径の凹部と、それに続く前記基端12に隣接している最終的な比較的小さい半径の凹部で終端している小さい半径の凹部とによって規定される。一つの実施形態においては、前記凹部の半径は、ほぼ楕円形追従性によって変化している。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯科治療用器具として使用するのに特に適している可撓性の器具に関し、より特定すると、露出された歯の歯根管から歯髄物質を取り除く際に且つガッターパーチャのような充填材を受け入れるように歯根管を整形するために医師によって使用される歯科治療用ヤスリに関する。
近年、歯科における最も著しい進歩のうちの一つは、膿瘍がある歯の改良された治療方法であった。過去においては、歯は、ひとたび膿瘍が発生すると、激しい痛みを緩和するための唯一の治療法として、通常は歯を抜いていた。“膿瘍ができた”という用語は、歯の歯根管が感染し且つ感染が歯及びそれに関連する神経終末を圧迫することを意味し、これは時々殆ど我慢できない痛みをもたらす。歯内治療学の到来により、膿瘍ができた歯を抜くという徹底的な手段が排除されて来た。
膿瘍ができた歯の歯内治療の第一段階は、歯の歯冠に穴を開けて歯根管へのアクセスを提供することである。ひとたび歯根管が露出されると、医師は、次いで、歯根管を清浄化して歯髄物質を歯根管から完全に取り除かなければならない。なぜならば、歯髄物質が完全に且つ注意深く除去されない場合には、これは、引き続く感染の発生源となり得るからである。歯髄物質が除去されることが必要とされるばかりでなく、歯根管は、通常は、歯根管が充填材によって充填できるように整形されなければならない。現時点でも依然として他のタイプの充填物質が提供されているけれども、最も一般的な充填材は、“ガッターパーチャ”と称されるペースト状の材料である。歯根管が適切に清浄化されておらず且つ整形されていない場合には、ガッターパーチャの充填ステップは、空洞領域を残すかも知れず、これは、歯根管内への有機物質の導入を促し且つそれに続いて細菌作用が生じる。これらの理由のために、膿瘍ができた歯の歯科治療処置を首尾良く行うための医師による努力の殆どは、歯根管の清浄化及び整形に費やされる。これらのステップは、医師によって露出された歯冠を介して歯根管内に挿入される直径が小さいテーパーが付けられたヤスリを使用して行われる。歯根管は、歯冠領域から歯根管先端まで進入するように清浄化されなければならない。
歯根管は、典型的には、テーパーが付けられた形状、すなわち、歯根管の断面積が、通常は歯の歯冠近くではより大きく、歯根管の末端である歯の先端で最小となる形状である。歯根管は自然にテーパーが付いているけれども、このテーパーは対称的ではなく、歯根管は、先端と歯冠領域との間の中間部分に介在物を有するかも知れず、これは充填材の通過を妨害する。従って、歯根管は、不必要な介在物を除去し且つ医師が歯根管を首尾良く充填することができるように整形を改良しなければならない。
ヤスリには、通常は、医師が手動によってヤスリを回転できる小さい円筒形のプラスチック製のハンドル部分か、ヤスリが機械的に回転される歯科用ハンドピースのチャック内に受け入れられ得る軸部が設けられている。医師は、回転に加えて、ヤスリを歯根管に出し入れする操作を行う。“操作”という用語は、邪魔なものを削り取ると同時に歯髄物質を除去するために、歯根管内へヤスリを挿入し且つ往復動させることを意味している。典型的には、医師は、ヤスリを抵抗のある部分に挿入し、次いで、ヤスリを回転させ且つ往復させて螺旋状の掻き取り端縁を歯根管の壁に係合させる。次いで、歯髄物質及び壁から掻き取られた物質を取り出すためにヤスリは引き抜かれる。この過程は、歯根管の全長を清浄にするために必要に応じて繰り返される。医師は、通常は、清浄過程を直径が小さいヤスリによって開始し、次いで、歯根管の清浄化が進むと、比較的直径が大きいヤスリを使用して歯根管を整形し且つ先端まで清浄化する。従って、歯科治療用ヤスリは、通常は、小さい直径から大きい直径まで変わる標準的なテーパーのセットとされている。既に説明したように、医師は、歯科治療用ヤスリを手動によって回転させる代わりに、ヤスリが機械的に回転されるハンドピースのチャック内へヤスリの基端を挿入することができる。
歯根管は、真っ直ぐではない特性を有する。幾つかの歯根管は、他のものより湾曲しており、幾つかの歯根管は歯冠から先端まで完全に真っ直ぐである。従って、ヤスリは、歯根管が清浄化され且つ歯冠から歯の先端まで整形されるときに歯根管の自然な曲線にならうことができるように可撓性であることが重要である。ヤスリが剛性であり過ぎる場合には、ヤスリが歯根管の側壁を貫通して突き出ることになり、これは歯の内部への感染の接近を導き得る。更に、ヤスリが剛性である場合には、歯根管の全領域を首尾良く清浄化できる程度が低い。なぜならば、ヤスリを歯根管内の曲線の一方の側面へと大きく偏らさせてヤスリ作用がなされない曲線を規定する壁の部分を残すからである。従って、高度な可撓性は歯科治療用ヤスリの所望の特性である。
更に、ヤスリの強度は極めて重要である。歯内でのヤスリの往復動及び回転の過程において、ヤスリが破損して破片が歯内に残されることが起こり得る。これは、医師にとって深刻な問題を生じる。従って、歯科専門家が、高い可撓性を有し且つしかもヤスリが歯根管内で操作される際のねじれ及び引き出し作用によって裂け目が出来難いほど強い歯科用ヤスリを入手できることが長手間所望されている。本発明は、歯科用ヤスリの可撓性を実質的に増大させる一方でこれと同時に捻れ及び伸びによる裂けに対する抵抗力を増大させる方法を提供する。
この特許出願の主題、特に歯科用リーマー/ヤスリに関する背景情報のために、以下の登録された米国特許及び公開公報を参考にすることができる。
特許番号 発明者 登録日 発明の名称
1,067,015 Fowler 07/08/1913 歯科用ブローチ
1,307,446 Kerr 06/24/1919 歯科用器具
2,902,763 Heppe 09/08/1959 特に隣接歯間作業のための
歯科仕上げ器具
4,260,379 Grovesら 04/07/1981 歯科治療用器具
4,443,193 Roane 04/17/1984 歯科治療用器具
4,536,159 Roane 08/20/1985 歯科治療用器具
4,538,989 Apairo.Jr.ら 09/03/1985 歯科用リーマー
4,738,616 Reynaud 04/19/1988 ドリルとほぞとによって形成された
歯根管内に固定されるようになされた
歯科人工器官を固定するための
アセンブリ
4,836,780 Buchanan 06/06/1989 曲線に抗する歯根管整形用ヤスリ
4,934,934 Arpaio.Jr.ら 06/19/1990 歯科用ヤスリ/リーマー器具
4,971,556 Ritano 11/20/1990 歯科治療用ビットセット
5,017,137 Weissman 05/21/1991 歯根管の元々の曲線に沿うことが
できる歯科用器具リーマー
5,017,138 Schilder 05/21/1991 歯科治療用器具のセット
5,026,284 Martin 06/25/1991 歯根管先端用ヤスリ
5,219,284 Velvartら 06/15/1993 歯根管の穴を広げて取り除くための
器具セット
5,257,934 Cossellu 11/02/1993 歯根管を準備するための歯科治療器具
5,380,200 Heathら 01/10/1995 所定の可撓性を有する歯科治療用器具
5,464,362 Heathら 11/07/1995 歯科用器具
5,503,554 Schoeffel 04/02/1196 歯科用ヤスリ
5,658,145 Mailleferら 08/19/1997 歯根管に穴を開けるための器具セット
及び方法
5,676,541 Mailleferら 10/14/1997 歯根管の穴の大きさを広げる器具セット
5,692,902 Aeby 12/02/1997 歯根管の穴開けのための器具セット
5,735,689 McSpadden 04/07/1998 歯科治療用器具
5,746,597 Mailleferら 05/05/1998 歯根管に穴を開けるための器具
5,842,862 Nissan 12/01/1998 歯科治療用器具
5,873,719 Calasら 02/23/1999 歯科用リーマ
5,897,316 Buchanan 04/27/1999 歯科治療用装置
5,902,106 McSpadden 05/11/1999 歯科治療用器具
5,921,775 Buchanan 07/13/1999 歯科治療用装置
5,938,440 McSpadden 08/17/1999 歯科治療用器具
5,941,760 Heathら 08/24/1999 歯科治療用器具
5,975,899 Badozら 11/02/1999 歯科用リーマ
5,980,250 McSpadden 11/09/1999 歯科治療用器具
6,012,921 Riitano 01/11/2000 3つのセットの専用装置による
解剖学的断面及び前進性の烏口先端の
準備のための歯科治療用装置
6,074,209 Johnson 06/13/2000 低トルクの歯科治療用ヤスリ
6,217,335 Riitanoら 04/17/2001 最小先端貫入による解剖学的断面及び
前進性の烏口先端の準備のための
歯科治療用装置及び方法
6,267,592 Mays 07/31/2001 歯科用途のための高可撓性の器具
6,296,485 Danger 10/02/2001 仕上げセット
6,299,445 Garman 10/09/2001 歯科治療用器具、器具ブランク材
及びその製造方法
6,312,261 Mays 11/06/2001 取り外し可能なキャリアによる
歯科治療用閉塞装置
6,315,558 Farzin-Niaら 11/13/2001 超弾性の歯科治療用ヤスリ及びその
の製造方法
6,390,819 Riitano 05/21/2002 専用のステンレス鋼器具及び専用の
ニッケル/チタン器具による解剖学
的断面及び前進烏口先端の準備の
ための歯科治療用装置及び方法
6,419,488 McSpaddenら 07/16/2002 たがね先端を有する歯科治療用器具
6,443,730 Davidson 09/03/2002 破壊耐性複合歯科治療用装置
6,514,076 Bleiweissら 02/04/2003 析出硬化可能なステンレス鋼歯科
治療用器具及びその製造方法
及び使用方法
6,520,774 Mays 02/18/2003 可撓性が大きい医療用器具
6,644,972 Mays 11/11/2003 取り外し可能なキャリアを備えた
歯科治療用閉塞具
6,712,611 Garman 03/30/2004 制御された可撓性を有する歯科治療用
器具及びその製造方法
6,746,245 Riitanoら 06/08/2004 解剖学的形態の非対称な歯根管を
清浄化し且つ整形する方法
2003/0077553 Brock 04/24/2003 切り込みのある切断面を備えた
歯科治療用器具
2004/0146832 Lampert 07/29/2004 歯科治療器具及び装置システム
2004/0121283 Mason 06/24/2004 精密鋳造歯科用器具
2004/0058297 Danger 03/02/2004 歯根管用器具
2004/0043357 Garman 03/04/2004 歯科治療用器具
2004/0023186 McSpadden 02/05/2004 多傾斜付き歯科治療用ヤスリ
Re.34,439 Heath 11/09/1993 歯科用圧縮器具
本発明は、歯科治療処置、特に、ガッターパーチャのような充填材を受け入れるように歯根管を調製するために歯根管を清浄化し且つ整形するのに使用される歯科用リーマー/ヤスリである。
本発明のヤスリは、手動によって又は歯科治療専門家によって一般的に使用される機械すなわちハンドピースによって操作することができる。当該ヤスリは、基端と、末端と、前記基端から末端まで延びているテーパーが付けられた作動部分とを含んでいる細長い軸部とを含んでいる。当該軸部はまた、ヤスリを手動によって操作するための典型的にはプラスチックによって作られた直径が大きいハンドル部分を含んでいるか、通常はヤスリと一体化されヤスリが機械的に回転され且つ専門家が操作することができる歯科用ハンドピースのチャック内に受け入れられる構造とされている直径がより小さい円筒形の金属軸部分を含んでいる。
軸作動部分の外面は、少なくとも1つの隔置された連続した溝によって規定されている。これらの溝は、軸部の中心コア部分内に形成されている。これらの溝は、間に等しい数の隔置されたフランジを備えている。
フランジの各々は、前記軸作動部分の基端から末端まで伸びている螺旋状の切削/掻き取り端縁を備えている。一つの実施形態においては、前記軸作動部分は、テーパーが一定半径の凹部によって規定されている軸部の末端から始まっている構造でテーパーが付けられている。別の構造においては、軸部のテーパーは、末端から基端に隣接した位置まで凹んでおり、凹部の半径は、凹部の比較的大きな半径によって始まり、連続的に減少し、軸部の基端に隣接した比較的小さい半径の凹部で終端している。更に異なる実施形態においては、軸部のテーパーは、末端から基端に隣接した位置まで凹んでおり、凹部の半径は、ほぼ楕円形追従性で変化している。
本発明のより良い理解は、添付図面と組み合わせてなされている好ましい実施形態の以下の詳細な説明及び特許請求の範囲から得られるであろう。
ここで説明されるべき本発明は、添付図面に示されている部品の構造及び配置の細部に限定されないことは理解されるべきである。本発明は、他の実施形態によって可能であり且つ種々の方法で実施することができる。ここで採用されている表現及び用語は、説明目的のものであり、限定的なものではない。
図面に示されている部材は以下の番号によって特定されている。
10 円筒形軸部 24 外側テーパー形状
12 基端 26 凸状テーパー
14 軸作動部分 28A,B 楕円
15 軸作動部分の基端 30A,B 楕円28A,Bの焦点
16 末端 32A,B 楕円
18 螺旋溝 34A,B 楕円32A,Bの焦点
20 螺旋状フランジ 36 形状変化区分
22 螺旋状切削/掻き取り端縁 38 第二次形状面
図1は、人間の歯の歯根管を清浄化し且つ整形するために医師によって使用される典型的な歯科治療用ヤスリの長手正面図である。図1は、典型的には、符号14によって示されているヤスリの軸作動部分と一体化されており且つ当該ヤスリの軸作動部分から延びている円筒形の軸部分10を含んでいる。軸作動部分14は、基端12から始まり且つ小直径で通常は尖っている末端16において終端している。軸作動部分12の外面上には、複数少なくとも1つの螺旋溝18が設けられており、当該螺旋溝18は、隣接する溝間に螺旋状のフランジ部分20を有している。各螺旋状フランジ20は、少なくとも1つの螺旋状の切削/掻き取り端縁22を含んでいる。
ここで説明されているヤスリは、従来技術であり、すなわち、これは、感染した神経組織を除去することによって膿瘍ができた歯を治療する過程において歯の歯根管を清浄化し且つ整形するために歯科治療医又はその他の歯科医によって採用される歯科治療用ヤスリの典型である。典型的な歯科治療過程において、医師は、最初に、歯根管と連通させるために歯冠内に穴を形成し、次いで、通常は感染しすなわち膿瘍ができている歯髄物質が存在する歯根管を注意深く清浄化する。ヤスリはまた、歯髄物質が出来る限り完全に除去され歯根管が例えばガッターパーチャのような充填材によって首尾良く充填されるのを可能にするために、歯根管を整形するためにも使用される。歯根管が清浄化され且つ充填された後に歯冠の穴は修復されて歯科治療過程が完了される。
図1に示されたヤスリは例示のためのみのものであり、典型的には、末端16の直径が小さくされ且つ基端12に向かう方向にテーパーが付けられている。ヤスリは、種々の形態でテーパーが付けられても良く、例えば、直線的に変化しても良く、その場合にはヤスリの直径が末端からの長さに比例して直径が数学的に増大される。本発明は、末端から基端に向かって動くヤスリの直径の変化の比率を選択する改良された方法又は装置に関する。別の方法を述べると、本発明は、歯科治療用ヤスリのための独特の形状に関する。
本発明は、本質的には、変化するヤスリの直径(直径は螺旋状の切削/掻き取り端縁において測定される)であるヤスリのテーパー構造に関する。
図2を参照すると、本発明の第一の実施形態が示されている。この実施形態においては、軸作動部分14の各々(ヤスリ1、ヤスリ2、ヤスリ3、ヤスリ4及びヤスリnとして特定されている)は、一定の半径の凹部によって規定されている外形24を有している。一つの例として、ヤスリ1は凹部半径Rを有しており、ヤスリ2は凹部半径Rを有している。各ヤスリは、次第に短くなっている凹部半径を有している。
歯科治療用ヤスリは、セットとして設計されることが多い。歯根管を整形する際に、歯科医は、通常、各歯根管の作業を完了する際に異なる基部直径のヤスリを使用する。“段階的な後退”又は“連続的な拡大”技術と呼ばれている一つの方法においては、医師は、通常、比較的小さい直径のヤスリから始めて、歯根管が充填材を受け入れるように整形されると比較的大きな直径のヤスリを選択する。図2は、本発明による歯科治療用ヤスリのセットの例を示しており、このセットにおいては、セット内のヤスリの各々がテーパーの半径によって規定されるテーパーを有し、半径が、ヤスリ1を提供するより大きな半径からヤスリnを提供するより短い半径まで選択された範囲に亘って変化している。より小さい半径のテーパーによれば、作動部分が、基端に隣接した位置で直径がより大きいヤスリを提供する。
“クラウンダウン”法と呼ばれるもう一つ別の方法においては、医師は、図2又は2Aに見られるヤスリnのような基端に隣接して比較的大きな直径の作動部分を有するヤスリから始める。歯根管がその歯冠領域を広げられた後に、更に歯根管内へ到達するように、図2又は2Aにおけるヤスリ4又は3のような基端に隣接してより小さな直径を有するヤスリが使用される。この技術においては、使用される最後のヤスリは、歯根管をその先端まで清浄化するために図2又は2Aにおけるヤスリ1とすることができる。
図3は、本発明の代替的な実施形態を示しており、当該実施形態においては、ヤスリの軸作動部分14の外部のテーパー形状24は、最初はヤスリの末端16における比較的大きな半径の凹部によって規定されており、連続的に半径が小さくなった凹部が最終的な比較的小さい半径の凹部によるヤスリの基端12において終端している。図3は、作動部分の末端16における凹部の初期の半径Rを示している。軸作動部分14の長さの中間あたりにおける凹部の半径はR/4である。軸の基端12における凹部の半径はR/nである。凹部の半径は、段階的ではなく連続的に減少し且つ数学的に、対数関数的に又は他の構造的形態で変化することができる。
基端12におけるヤスリの最終的な直径は、Rによって又はヤスリのセットが図3の原理を取り込むようにされるのを可能にする凹部半径の変化率によって決定することができる。
図2Aは、一連のヤスリ又はヤスリのセットの作動部分を示しており、当該ヤスリのセットにおいては、各ヤスリの軸作動部分の長さの主要部分は固定半径の凹部によって規定されたテーパーを有しており、主要部分でない部分は、その末端が丸い先端を形成している次第に減少する直径によって終端している。
図2Aは、各々が、螺旋溝と螺旋状の切削/掻き取り端縁(図示せず)を提供しているフランジ(図示せず)とを備えており、軸作動部分14が各々各軸の作動部分の基端15からその末端16近くまで延びている外側テーパー形状24を有している5つの軸作動部分14のセットを示している。各軸作動部分14は、各末端16に隣接した位置に、比較的短い長さに亘って、末端16の先端まで湾曲している凸状テーパー部26を備えている。この凸状テーパー部26は、ヤスリを、歯根管の下方部分を通って歯根管の先端までガイドする助けとなる。
このように、図2及び2Aの実施形態においては、各ヤスリの形状は、半径が一定の凹部であり、一方、図3の実施形態においては、ヤスリの形状は、半径が常に減少している凹状であることがわかる。本発明の原理を採用しているヤスリは、歯根管の直径に突然の変化を形成するヤスリが採用されている場合よりも、充填材によってより十分に且つ完全に充填されることができる漏斗形状を有している歯根管を形成するように意図されている。別の方法を述べると、ヤスリ1乃至nのうちの一つによって達成される歯根管の形状は、充填材による歯根管のより効率の良い充填を妨げ得る内側出っ張りを有しにくい。
図4を参照すると、本発明の代替的な実施形態が示されている。この図には、全て図2に関して説明したように、軸作動部分の基端15と末端16とを備えた螺旋状にテーパーが付けられた面24を備えている歯科治療用ヤスリの軸作動部分が概略的に図示されている。しかしながら、図4においては、テーパー形状24の外形形状は、ほぼ楕円形状の追従性を有するように規定されている。このことを示すために、点線で示されている楕円28A,Bは、ヤスリの作動部分14の外形面に幾何学的形状を付与している。楕円28A,Bは、各点が2つの焦点30A及び30Bからの距離の合計である点の軌跡によって形成される幾何学的形状である。楕円28Aと同一の像又は鏡像が点線によって形成された28Bによって示されており、焦点30A’及び30B’を有している。従って、軸作動部分の輪郭14はほぼ楕円形の追従性で変化するテーパーを有している。図4においては、少なくとも1つの切削/掻き取り端縁(図示せず)を表面に有している作動部分14は、楕円28A及び28Bによって規定されたテーパーを有している。従って、外側テーパー形状24は、凹部の変化が予め確立された楕円関係の追従性で規定されている連続的に変化する凹部である。
図5は、図4と似ている図であり、楕円境界32A及び32Bが焦点34A及び34Bに関して形成されている。従って、図5は、外方テーパー形状24を有している軸作動部分外形14を示しており、これは、追従性を規定している楕円が図4のものと比較して比較的平らな幾何学的形状であるほぼ楕円形の追従性を有している。
図6は、もう一つ別の実施形態を示しており、当該実施形態においては、末端16から軸作動部分の基端15に向かって延びている外側テーパー形状24は、末端16から形状変化の境界36までが選択された距離である形状変化境界36で終端している。外側テーパー形状24は、図4及び5におけるものと同じ楕円形状である。しかしながら、テーパー面24の幾何学的形状で規定されている楕円は図6に示されていない。形状変化境界36と軸作動部分の基端15との間には、円筒形及び/又は切頭円錐形である長さが短い軸作動面が設けられており、すなわち、面38の第二次の形状は、凹状である外面を有していないので、末端16から形状変化境界36まで存在している形状と異なっている。従って、図6は、本発明の原理による歯科用ヤスリの形状が末端16又は当該末端16に隣接した位置から変化する半径によって規定されている凹部に関連付けられた軸作動部分の基端に向かう方向に第一の部分を有しているという概念を示している。図4及び5は、この変化する半径が楕円形状に適合するように規定することができることを示している。図6の意義は、歯科治療用ヤスリの軸作動部分の形状は融合形状とすることができ、そのうちの幾つかは、図2、2A及び3の場合のように凹部の半径を変えることによって規定され又は凹部の半径はほぼ楕円形追従性によって規定されている、ということである。
歯科治療用ヤスリはセットとして設計されることが多い。なぜならば、歯根管を清浄化し且つ整形する際に、歯科医は、通常は、選択された直径を有するヤスリによって開始し、次いで、歯根管の形状が変化したときに、セットのうちの別のヤスリに切り換えるからである。本発明は、2以上のヤスリのセットとして医師に提供することができる。各ヤスリは異なる外形を有しているのが好ましい。一つの技術は、歯根管が広げられるときにセット内の直径がより小さいヤスリを選択し、続いてより大きな直径のヤスリを選択することである。
以上、本発明をある程度特定して説明したが、本開示の精神及び範囲から逸脱することなく、構成の細部及び構成要素の配置に多くの変更を施すことができることは明白である。本発明は、例示の目的でここに記載した実施形態に限定されず、各部材に付与される等価物の全範囲を含む特許請求の範囲によってのみ限定されるべきであることは理解されるべきである。
図1は、本発明の原理を組み入れるために使用することができるタイプの歯科治療用ヤスリの正面図である。図1に示されているヤスリは、当該ヤスリが機械的に回転される歯科用ハンドピースのチャック内に挿入するタイプである。すなわち、図1のヤスリは、チャック内に受け入れ可能である基端と一体の円筒形軸部を備えている。当該円筒形軸部からは、末端において最少直径で終端している作動部分を備えているヤスリの軸部である。軸部の作動部分の外形は、テーパーが凹部の半径によって規定される形態で直径が連続的に減少している。 図2は、一定の凹部半径である各テーパーを有するヤスリの作動部分を示している一連の正面図であり、凹部の半径はヤスリ毎に減少している。 図2Aは、主要部分が一定の凹部半径である各テーパーを有するヤスリの作動部分を示している一連の正面図であり、凹部の半径はヤスリ毎に減少している。この図においては、各ヤスリの作動部分は、丸い先端を形成している小さな直径部分を備えた末端で終端している。 図3は、凹部の半径を末端から基端に向かって連続的に減少させているヤスリを示している図である。 図4は、ほぼ楕円追従性で変化するテーパーを有するヤスリの作動部分の形状を示している図である。 図5は、図4と同じ概念を有するヤスリの作動部分の別の実施形態を示している図であり、ヤスリの基部形状を規定している楕円は、図4のものよりも平らな長円度を有している楕円に従っている。 図6は、ヤスリの末端からヤスリの軸部へと延びている部分を備えている歯科治療用ヤスリの作動部分の側面図であり、作動部分の幾何学的構造が、楕円形状部分から円筒形又は切頭円錐形状部分へと変化している。

Claims (13)

  1. 歯科治療用の歯科用器具であって、
    基端と、直径が小さい末端と、前記基端から前記末端まで延びているテーパーが付けられた作動部分とを有する細長い軸作動部分を含み、当該軸作動部分は、少なくとも一つの切削/掻き取り端縁を備え、前記軸作動部分のテーパーは、前記末端における最初の比較的大きな半径の凹部と、それに続く前記基端に隣接している最終的な比較的小さい半径の凹部で終端している小さい半径の凹部とによって規定されている、歯科用器具。
  2. 請求項1に記載の歯科用器具であって、
    前記凹部の減少が数学的に変化している歯科用器具。
  3. 請求項1に記載の歯科用器具であって、
    前記凹部の減少が指数関数的に変化している歯科用器具。
  4. 請求項1に記載の歯科用器具であって、
    前記凹部がほぼ楕円形状の追従性で変化している歯科用器具。
  5. 請求項1に記載の歯科用器具であって、
    前記軸作動部分の主要部分の前記凹部が、ほぼ楕円形状の追従性で変化し、小さい半径の部分が第二次パラメータによって規定されている歯科用器具。
  6. 歯科治療用の少なくとも2つの歯科用器具のセットであって、
    基端と、直径が小さい末端と、前記基端から前記末端まで延びているテーパーが付けられた作動部分とを有する細長い軸作動部分を含み、当該軸作動部分は、少なくとも一つの切削/掻き取り端縁を備え、前記軸作動部分のテーパーは、前記末端における最初の比較的大きな半径の凹部と、それに続く前記基端に隣接している最終的な比較的小さい半径の凹部で終端している小さい半径の凹部とによって規定されており、
    前記歯科用器具の各々が、異なった比率で連続的に減少している凹部を備えている、歯科用器具のセット。
  7. 請求項6に記載の歯科用器具のセットであって、
    当該器具の各々の前記末端の直径がほぼ同じである歯科用器具のセット。
  8. 請求項6に記載の歯科用器具のセットであって、
    当該セットに含まれる前記異なる器具の凹部の前記最初の半径が数学的に変化している歯科用器具のセット。
  9. 請求項6に記載の歯科用器具のセットであって、
    当該セットに含まれる前記異なる器具の凹部の前記最初の半径が対数関数的に変化している歯科用器具のセット。
  10. 請求項6に記載の歯科用器具のセットであって、
    当該セットに含まれる前記異なる器具の凹部がほぼ楕円形状の追従性で変化している歯科用器具のセット。
  11. 請求項6に記載の歯科用器具のセットであって、
    前記軸作動部分の主要部分の前記凹部が、ほぼ楕円形状の追従性で変化し、小さい半径の部分が第二次パラメータによって規定されている歯科用器具のセット。
  12. 歯科治療用ヤスリであって、
    基端と、直径が小さい末端と、前記基端から前記末端まで延びているテーパーが付けられた作動部分とを有する細長い軸作動部分を含み、当該軸作動部分は、少なくとも一つの切削/掻き取り端縁を備え、前記軸作動部分のテーパーは、一定の半径の凹部によって規定されている、歯科治療用ヤスリ。
  13. 請求項12に記載の歯科治療用ヤスリであって、
    当該ヤスリが、各々が異なる一定半径の凹部を有するヤスリのセットのうちの一つである、歯科治療用ヤスリ。
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