JP2007236778A - X線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ローテーションベースのバランスを精度よく調整でき、かつその作業効率を向上させる技術を提供する。
【解決手段】X線源又は検出器を駆動させるための駆動ユニットを、ローテーションベースに取り付けるにあたって、ローテーションベースに固定されたガイドレールと、駆動ユニットに固定され、かつガイドレールにスライド可能に支持されたスライダを介して取り付ける。スライダをガイドレールに沿ってスライドさせることで駆動ユニットの位置を調整でき、ローテーションベースのバランス調整が精度よくかつ簡便に行える。
【選択図】図4

Description

本発明は、X線を曝射して被検体を透過したX線を検出して被検体の断層像を作成するX線CT装置に関する。
X線CT装置は、X線を曝射して被検体を透過したX線を検出し、検出したX線の強度を示す投影データから被検体内の画像を再構成する画像診断装置である。疾病の診断、治療や手術計画等を初めとする多くの医療行為において重要な役割を果たしている。被検体回りに多方向からX線を曝射し、例えば360°分又は180°+ファン角度(ファンビームの角度)分の投影データから、1つの断層像を再構成する。被検体の体軸方向に連続的にスキャン位置を移動させて積み上げられた投影データから3次元画像であるボリューム画像を再構成する。
このX線CT装置は、ローテーションベースと呼ばれるリング形状の回転体を備えている(例えば、「特許文献1」参照。)。ローテーションベースには、各種ユニットが収容されており、例えばX線を曝射するX線源、被検体を透過したX線を検出する検出器、その他X線源や検出器を駆動させるためのユニットが収容されている。X線源や検出器を駆動させるためのユニットは、例えば高電圧発生装置や電源装置や冷却装置等である。
ローテーションベースの開口に被検体を挿入し、ローテーションベースを回転させながらX線源及び検出器によりX線の曝射及び検出を行う。ローテーションベースの回転は、例えば、0.4秒/回転程度である。
ローテーションベースが回転すると、ローテーションベース内部に収容されている各ユニットには、相応の重力加速度が加わる。例えば、ローテーションベースが0.4秒/回転程度で回転すれば、この回転軸から600mm離れた位置に重心を有するユニットには、およそ15Gの重力加速度が加わる。
従って、ユニットのバランスを正確に調整してユニットの重心位置を適正位置にしなければならない。ユニットのバランスが悪いと、ローテーションベースの回転軸とローテーションベース全体の重心位置とが合致せず、ローテーションベースに大きな振動が生じてしまう。ローテーションベースの振動が大きいと、ローテーションベースの破損やCT値シフトによって撮影精度に影響を与えてしまうおそれがある。
X線CT装置では、定期的にローテーションベースに収容されるユニットのバランスを調整している。ローテーションベースは、リング形状の平板部の外縁全周に亘って平板部の両平面に立設されたドラム部を有している。ドラム部には、ユニットの取り付け面が用意されている。この取り付け面は、ユニットは、この取り付け面に対して、複数枚のウェイトを挟んで取り付けられている。ウェイトは、所定の厚みの板であり、鉄や鉛等数種類用意される。従来のX線CT装置では、ユニットと取り付け面との間に挟むウェイトの枚数を可変させたり、ウェイトの種類を変えたりしてローテーションベースの開口方向に対する重心バランスを調整している。また、ユニットの前後に挟むウェイトの枚数を異なる枚数にしたり、ユニットの前後に挟むウェイトを異なる種類にしたりすることで、ローテーションベースの開口軸方向に対する重心バランスを調整している。
特開平2000−116641号公報
従来のウェイトの種類や枚数を変えることによるバランス調整では、ウェイトの厚みが決まっているため、ユニット位置変更はウェイトの厚み単位に制限される。そのため、ウェイトの厚み単位での精度でしかバランス調整を行うことができなかった。
従来のバランス調整の作業工程は、取り付け面とユニットとの間に挟むウェイトの枚数や種類を変更するため、順にユニットの取り外し、ウェイトの枚数や種類の変更、ユニットの取り付け、振動チェックを経なければならない。さらに振動チェックの結果が満足できるまで、ユニットを取り外し、ウェイトの枚数や種類の変更、ユニットの取り付け、振動チェックを繰り返さなくてはならない。この従来のバランス調整の作業工程は、満足のいくバランス調整が完了するまでにかなりの工数が費やされていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ローテーションベースのバランスを精度よく調整でき、かつその作業効率を向上させる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、X線を曝射し、被検体を透過したX線を検出して、被検体の断層像を作成するX線CT装置であって、X線を曝射するX線源と、X線を検出する検出器と、前記X線源又は前記検出器を駆動させるための駆動ユニットと、前記X線源と前記検出器と前記駆動ユニットを収容して被検体回りを回転するローテーションベースと、前記ローテーションベースに固定されるガイドレールと、前記駆動ユニットに固定されるとともに、前記ガイドレールに支持されて前記ユニットごとスライドするスライダと、を備えること、を特徴とする。
本発明においては、X線源又は検出器を駆動させるためのユニットを、ローテーションベースに取り付けるにあたって、ローテーションベースに固定されたガイドレールと、ユニットに固定され、かつガイドレールにスライド可能に支持されたスライダを介して取り付けるようにした。
従って、スライド方向におけるユニットの位置調整は、スライダをガイドレールに沿ってスライドさせるだけで行うことができる。
このため、スライド量を調節すればローテーションベースの精度の高いバランス調整が可能となり、以てローテーションベースの振動をより低減させることが可能となる。その結果、精度の高い撮影をもたらす。
また、ユニットの位置調整は、スライダをスライドさせるのみであるため、ユニットの着脱が必要なく、短時間かつ簡便に行うことができ、作業効率が向上する。
以下、本発明に係るX線CT装置の好適な実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、X線CT装置の外観を示す図である。X線CT装置1は、X線を曝射して被検体の透過を検出し、検出したX線の強度を示す投影データから被検体内の画像を再構成する画像診断装置である。このX線CT装置1は、架台装置110と寝台装置120とコンソール130とを備える。
架台装置110は、X線の曝射及び被検体を透過したX線の検出をする。架台装置110の中心には、開口部110aが開口している。開口部110aの開口軸方向には、寝台装置120が配置されている。寝台装置120は、被検体を載置し、被検体を開口部110aに挿入する。検出したX線の検出データは、コンソール部130に出力される。コンソール部130では、検出データを処理して被検体内の画像を再構成する。
図2は、X線CT装置1の構成を示すブロック図である。架台装置110の内部には、ローテーションベース111が収容されている。ローテーションベース111には、X線源112と検出器113が対向して収容されている。また、架台装置110の内部には、X線源112と対になって高電圧発生部114と絞り駆動部115が配置され、ローテーションベース111と対になって架台駆動部116が配置され、検出部113と対になってデータ収集部117が配置される。
ローテーションベース111は、架台駆動部116の駆動に従動して開口部110aを中心に回転する。X線源112は、高電圧発生部114からフィラメント加熱電流の供給及び高電圧の印加を受けてX線を発生する。高電圧発生部114は、高周波数インバータ方式、すなわち50/60Hzの交流電源を整流して直流とし、それを数kHz以上の高周波数の交流に変換して昇圧するとともにそれを再度整流して印加する方式のものが適用される。
絞り駆動部115は、発生したX線をファンビーム形状やコーンビーム形状に絞る。検出器113は、多列多チャンネルのX線検出素子を配し、被検体を透過したX線を検出して、その検出データ(純生データ)を電流信号として出力する。X線検出素子は、シンチレータ等の蛍光体でX線を光に変換し更にその光をフォトダイオード等の光電変換素子で電荷に変換する間接変換形や、X線による半導体内の電子正孔対の生成及びその電極への移動すなわち光導電現象を利用した直接変換形が主流である。
データ収集部117は、X線検出素子毎にI−V変換器と積分器とプリアンプとA/D変換器を備え、各X線検出素子からの電流信号を電圧信号に変換し、電圧信号をX線の曝射周期に同期して周期的に積分して増幅し、ディジタル信号に変換している。データ収集部117は、ディジタル信号に変換した検出データをコンソール部130に出力する。
寝台装置120は、寝台基台121の上面に寝台天板122を載置する。寝台天板122は、寝台駆動部123の駆動に従動して所定の速度で開口軸方向に移動可能となっている。
ローテーションベース111の回転と寝台天板122の移動が同時に行われることで、X線源112及び検出器113と寝台天板122との相対移動がヘリカル形状となり、ヘリカルスキャンが実施される。また寝台天板122の停止中にローテーションベース111の回転が行われることで、コンベンショナルスキャン又はダイナミックスキャンが実施される。
コンソール部130は、スキャン制御部131と、前処理部132と、投影データ記憶部133と、再構成処理部134と、モニタ135と、CPUユニット136とを備える。CPUユニット136は、演算制御、主記憶部、外部記憶部を備えるコンピュータである。
CPUユニット136は、撮影条件から制御情報を作成し、スキャン制御部131と前処理部132と投影データ記憶部133と再構成処理部134とモニタ135に送信する。撮影条件には、被検体の総撮影範囲、ヘリカルピッチ(HP)、管電圧kV、管電流mA、ローテーションベース111の回転速度等が含まれる。
スキャン制御部131は、制御情報に従い、高電圧発生部114、架台駆動部116、データ収集部117、絞り駆動部115、及び寝台駆動部123に駆動信号を出力する。架台駆動部116と寝台駆動部123に駆動信号が出力されることによって、X線源112と検出器113の対と寝台天板122はヘリカル状に相対移動し、又は寝台天板122が停止してX線源112と検出器113の対が回転し、ヘリカルスキャン又はコンベンショナルスキャン若しくはダイナミックスキャンが達成される。
前処理部132は、純生データに対してX線の強度を補正する感度補正を施し、投影データを投影データ記憶部133に出力する。投影データ記憶部133は、投影データを一時的に記憶する。投影データは、生データとも呼ばれ、スキャンで得られる検出結果である。検出データを純生データと呼び、この純生データに補正処理を施した結果を投影データという。
再構成処理部134は、投影データ記憶部133に記憶されている投影データを読み出し被検体の画像を再構成する。再構成処理としては、例えば2次元フーリエ変換法、コンボリューション・バックプロジェクション法、ファンビーム・コンボリューション・バックプロジェクション法、360度補間法、180度内挿補間法、180度外挿補間法、フィルタ法など任意の方法を採用することができる。
CPUユニット136は、再構成された被検体の画像を取得し、モニタ135に出力する。
図3は、このようなX線CT装置1におけるローテーションベース111の詳細を示す斜視図である。ローテーションベース111は、平板部111aとドラム部111bとから形成される。
平板部111aは、開口部110aの開口面に沿って立設し、開口部110aと同心円のリング形状を有する。開口部110aと同軸で回転する。ドラム部111bは、平板部111aの外周に沿って配置され、ドラム形状を有する。ドラム部111bは、平板部111aの表裏両平面に亘って立設している。
平板部111aとドラム部111bとの接合部分はその断面がT字状となっている。この平板部111a及びドラム部111bは、例えばアルミニウムの鋳物で製作されている。尚、平板部111aは、その平面に無数の穴が貫設され、又は内周から外周へ放射状に延びた無数のフレームで形成されている場合もある。
このローテーションベース111には、架台装置110に収容されているX線源112、検出器113、高電圧発生部114、データ収集部117、電源装置118、冷却装置119等のユニットが取り付けられている。
高電圧発生部114、電源装置118、冷却装置119等は、X線源112や検出器113を駆動させるための装置である。以下、X線源112や検出器113を駆動させるための装置を「駆動ユニットU」ともいう。電源装置118は、X線源112をはじめとする各部に電源を供給し、冷却装置119は、X線源112をはじめとする各部を冷却する。
X線源112、検出器113、データ収集部117は、平板部111aの一方の平面に図示しないボルト等により取り付け支持されている。駆動ユニットUは、ドラム部111bの内周面、即ち開口部110a側の面に取り付け支持されている。
図4は、ローテーションベース111に収容される駆動ユニットUの支持部の拡大図であり、ローテーションベース111の回転軸方向から見た断面図である。
図4に示すように、ドラム部111bの内周面には、駆動ユニットUを取り付ける取り付け面111cが形成されている。取り付け面111cは、駆動ユニットUの幅に準じた間隔で平板部111aと直交する方向に延びて形成されている。取り付け面111cは、取り付けられた駆動ユニットUが開口部110a方向に向くように形成されている。
駆動ユニットUは、取り付け面111cにガイドレール10とスライダ20とを介して取り付けられる。ガイドレール10は、取り付け面111cに固定されている。スライダ20は、駆動ユニットUのフランジUaに固定されている。さらにスライダ20がガイドレール10にスライド可能に係合して支持される。
バランス調整終了後にスライダ20と取り付け面111cとが締結固定されることにより、駆動ユニットUは取り付け面111cに取り付けられる。
ガイドレール10とドラム部111bには、対向して貫通穴11がそれぞれ貫設されている。ガイドレール10は、この貫通穴11にボルト12が挿入されて締結されることによりドラム部111bに固定される。
スライダ20とフランジUaとドラム部111bには、対向して貫通穴21がそれぞれ貫設されている。スライダ20と駆動ユニットUとドラム部111bは、この貫通穴11にボルト22が挿入されて締結されることにより締結固定される。
ガイドレール10とスライダ20は、平板部111a方向、即ちローテーションベース111の回転軸方向に沿って延設され、棒形状を有する。共に樹脂を主成分として組成され、ガイドレール10に沿ってスライダ20がスライドし易くなっている。
ガイドレール10は、開口部110a側の下方に、駆動ユニットUの取り付け箇所内側へ向かってレール部10aが延設されている。スライダ20は、ドラム部111b側の上方に、駆動ユニットUの取り付け箇所外側に向かってスライド部20aが延設されている。レール部10aの上面にスライド部20aの下面が当接することでガイドレール10とスライダ20とがスライド可能に係合する。
スライダ20とフランジUaに貫設される貫通穴21は、スライダ20の延設方向、即ちスライダ20のスライド方向に長径が拡がった長穴形状を有する。長径の範囲でスライダ20を駆動ユニットUとともにガイドレール10上をスライドさせた後、長穴の所定位置とドラム部111bの貫通穴21とを対向させてボルト22で締結することにより、その位置で締結固定することができる。
スライダ20のスライドは、作用部30によって補助される。作用部30は、スライダ20に沿って配設され、取り付け面111c又はガイドレール10に支持されている。
図5は、スライド方向と直交する方向から見た作用部30の断面図である。図5に示すように、作用部30は、送りネジ31と送りネジ支持部32とナット33を備える。
送りネジ支持部32は、ガイドレール10又はドラム部111bに固定されており、送りネジ31を回転可能に支持している。送りネジ31は、スライダ20に沿って配設されている。送りネジ31は、少なくともスライダ20とフランジUaの長穴の長径以上の長さを有する。ナット33は、駆動ユニットU又はスライダ20に固定されている。送りネジ31とナット33は、螺合している。
送りネジ31を回転させることにより、ナット33が移動し、伴ってスライダ20がガイドレール10上をスライドする。スライダ20のスライドに伴ってスライダ20と固定関係にある駆動ユニットUがスライドする。
以上のX線CT装置1におけるローテーションベース111のバランス調整について説明する。本実施形態のバランス調整は、駆動ユニットUの位置をスライダ20の延設方向に調整し、駆動ユニットUの重心位置を変えるものである。
まず、取り付け面111cにガイドレール10を固定する。このガイドレール10にスライダ20を係合させる。スライダ20と駆動ユニットUとを固定し、取り付け面111cに仮固定する。仮固定は、ガイドレール10上をスライダ20がスライド可能で、かつローテーションベース111からスライダ20及び駆動ユニットUが落下しない程度である。
この仮固定状態で、送りネジ31を回転させる。伴ってナット33が移動し、スライダ20がガイドレール10をスライドしながら、駆動ユニットUがスライド方向、即ちローテーションベース111の回転軸方向に移動する。各駆動ユニットUのローテーションベース111の回転軸方向に対する位置を調整し、ローテーションベース111全体の重心を調整する。
重心の調整が終了すると、スライダ20と駆動ユニットUとの固定関係をスライダ20がスライドしないように本固定する。
このように、X線源112又は検出器113を駆動させるための駆動ユニットUを、ローテーションベース111に取り付けるにあたっては、ローテーションベース111に固定されたガイドレール10、及び駆動ユニットUに固定され、かつガイドレール10に支持されたスライダ20を介して取り付けるようにした。
従って、スライド方向における駆動ユニットUの位置調整は、スライダ20をガイドレール10に沿ってスライドさせるだけで行うことができる。
このため、スライド量を調節すればローテーションベース111の精度の高いバランス調整が可能となり、以てローテーションベース111の振動をより低減させることが可能となる。
また、そのバランス調整は、スライダ20をスライドさせるのみであるため、駆動ユニットUの着脱が必要なく、短時間かつ簡便に行うことができ、作業効率が向上する。
尚、本実施形態では、スライダ20をローテーションベース111の回転軸方向に沿って配設するようにしたが、これに加えて、若しくはこれに代えてローテーションベース111の回転中心方向に配設するようにすれば、ローテーションベース111の半径方向のバランス調整も短期間かつ簡便に行うことができ、しかも精度の高いバランス調整が達成できる。
本実施形態に係るX線CT装置の外観図である。 本実施形態に係るX線CT装置の内部構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るX線CT装置が備えるローテーションベースの斜視図である。 本実施形態に係るX線CT装置が備えるローテーションベースに収容されるユニットの支持部の拡大図である。 スライド方向と直交する方向から見た作用部の断面図である。
符号の説明
1 X線CT装置
U 駆動ユニット
Ua フランジ
10 ガイドレール
11 貫通穴
12 ボルト
20 スライダ
21 貫通穴
22 ボルト
30 作用部
31 送りネジ
32 送りネジ支持部
33 ナット
110 架台装置
110a 開口部
111 ローテーションベース
111a 平板部
111b ドラム部
111c 取り付け面
112 X線源
113 検出器
114 高電圧発生部
115 絞り駆動部
116 架台駆動部
117 データ収集部
118 電源装置
119 冷却装置
120 寝台装置
121 寝台基台
122 寝台天板
123 寝台駆動部
130 コンソール部
131 スキャン制御部
132 前処理部
133 投影データ記憶部
134 再構成処理部
135 モニタ
136 CPUユニット

Claims (6)

  1. X線を曝射し、被検体を透過したX線を検出して、被検体の断層像を作成するX線CT装置であって、
    X線を曝射するX線源と、
    X線を検出する検出器と、
    前記X線源又は前記検出器を駆動させるための駆動ユニットと、
    前記X線源と前記検出器と前記駆動ユニットを収容して被検体回りを回転するローテーションベースと、
    前記ローテーションベースに固定されるガイドレールと、
    前記駆動ユニットに固定されるとともに、前記ガイドレールに支持されて前記駆動ユニットごとスライドするスライダと、
    を備えること、
    を特徴とするX線CT装置。
  2. 前記ローテーションベース又は前記ガイドレールに回転可能に支持されるとともに、前記スライダに沿って延設される送りネジと、
    前記駆動ユニット又は前記スライダに固定されるとともに、前記送りネジのネジ溝に螺合するナットと、
    をさらに備えること、
    を特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  3. 前記スライダに穿設され、スライド方向に長径を有する長穴と、
    前記長穴と前記ローテーションベース又は前記ガイドレールを貫通するボルトを有し前記スライダと前記ローテーションベース又は前記ガイドレールとを締結する締結機構と、
    をさらに備えること、
    を特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  4. 前記ガイドレール及び前記スライダは、樹脂を含み組成されていること、
    を特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  5. 前記ガイドレールは、前記ローテーションベースの回転軸方向に沿って延設されていること、
    を特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  6. 冷却装置と高電圧発生器と電源装置とをさらに備え、
    前記駆動ユニットは、冷却装置、高電圧発生器、又は電源装置の少なくとも何れかであること、
    を特徴とする請求項1記載のX線CT装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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