JP2007233883A - 情報検索システムのファイル構造およびその構築方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】サーチエンジンによる検索対象のヒット率を向上させることができる情報検索システムのファイル構造を提供する。
【解決手段】ウェブページを表示するためのファイルが格納されたウェブサーバを備え、絞込条件が一覧表示された絞込ページが複数集合してなる絞込ページ群と、上記絞込ページに一覧表示された絞込条件にリンクして、上記絞込条件に対する選択入力に基づいて端末装置に表示され、上記選択入力された絞込条件に対する検索対象の一覧が表示された検索対象一覧ページが複数集合してなる検索対象一覧ページ群とによって絞込ファイル群が構成され、絞込条件のカテゴリが異なる複数系列の絞込ファイル群における検索対象一覧ページに表示された検索対象にリンクし、上記検索対象に対する選択入力に基づいて端末装置に表示され、検索対象の詳細情報が表示された詳細情報ページが複数集合してなる詳細情報ページ群を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、検索精度を容易に向上させることができるとともに、サーチエンジンによる検索対象のヒット率を向上させることができる情報検索システムのファイル構造およびその構築方法に関する。
従来から、インターネットにおける検索システムについては、検索語に基づいて抽出した検索結果からアクティブ検索ページを生成することが行われている(例えば、下記の特許文献1)。
また、インターネットにおけるホテル検索システム等については、検索対象であるホテルを、地域や沿線等の検索条件をもとに検索し、所望のホテルを選んで予約を行うことが行われていた(例えば、下記の特許文献2)。
特開2000−207421号公報 特開2001−250006号公報
ところが、従来のシステムでは、検索語に基づいて抽出した検索結果からアクティブサーバページは動的ファイルであるために、サーチエンジンのようなウェブ検索システムの対象になりにくい。このため、商品販売システムやホテル予約システムのように、商品やホテルのような商材そのものを検索対象としたシステムでは、サーチエンジンによる対象のヒットが期待できず、SEO(Search Engine Optimization)上有効ではなかった。
また、従来のホテル検索システムでは、都道府県で絞込み、さらに地域で絞込み、適当な件数に絞り込んだ段階で、ホテルの一覧表示を行って、ホテルの一覧から所望のホテルの選択入力を行うことにより、そのホテルの詳細情報を表示させることが行われる。
ところが、従来のホテル検索システムでは、絞込条件を入力欄に入力して行われるが、ユーザが適切な絞込条件を設定する必要があるうえ、設定した絞込み条件が適切でなければ絞込みの精度が低下してしまう問題がある。また、一旦絞込条件を入力して検索を実行したあとに再度検索を行う場合には、前に入力した絞込み条件と同じ絞り込み条件であっても、再び入力しなおさなければならない不便があった。
さらに、従来のホテル検索システムでは、絞り込んだ上で詳細情報を表示したホテルが気に入らないとか、他のホテルの情報をもっと見たいという場合には、ブラウザの「戻る」ボタンで戻って再度一覧表示を表示してホテルの選択をやりなおしたり、あるいは検索画面まで戻って再度検索をやりなおしたりする必要がある。そして、気に入ったホテルが見つかるまで画面を戻して再検索する作業を繰り返すことが行われる。
しかしながら、いちいち画面を戻して作業を繰り返し行うのは、ユーザーにとって極めて煩雑な作業であるうえ、同じようなことを複数回繰り返すのは、実際以上に面倒に感じられる。このため、画面を戻して再検索を行うことなく、ホテル等の検索対象をウェブ検索できるシステムの開発が待たれていた。
一方、例えばホテル予約システムにおいて、検索対象であるホテルと検索条件である地域とをHTML等の静的ファイルに固定した状態でウェブサーバに格納し、HTML等の静的ファイルを用い、検索条件である地域等の選択入力により検索対象であるホテルを抽出するためには、検索対象であるホテルと検索条件である地域とをHTMLファイル上において直接関連付けた状態とにしておく必要がある。
しかしながら、上記のようなHTMLファイルは、手書きのプログラミングで作成する必要があり、例えば、全国規模のホテル検索システムになると、検索対象であるホテルも膨大な数であり、手書きのプログラミングは人海戦術的な作業で行われることから、システム製作コストが極めて高価なものとなっている。
また、検索精度を向上させようとすれば、検索対象であるホテルと関連付ける検索条件の種類を増やす必要がある。例えば、ホテルが所在する「地域」だけでなく、最寄の「駅」「観光地」「空港」「イベント会場」等、色々な種類の検索条件を検索対象であるホテルに関連付け、色々な検索対象で絞込みができるようにしておけば、検索精度も向上するし、ユーザーの使い勝手も極めてよくなる。
ところが、上述したように、検索対象と検索条件を直接関連付けたHTMLファイルを手書きのプログラミングで作成していることから、検索対象の数や検索条件の種類を増やすと、それらを関連付けたHTMLファイルの作成に、さらに人海戦術的な膨大な作業が必要となり、システム製作コストも膨大なものとなるので、現実にはできていないのが実情である。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、サーチエンジンによる検索対象のヒット率を向上させることができる情報検索システムのファイル構造およびその構築方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の情報検索システムのファイル構造は、ウェブページを表示するためのファイルが格納されたウェブページ格納部を有するウェブサーバを備え、上記ウェブサーバと通信回線を介して接続された端末装置に上記ウェブページを表示して検索対象を絞込検索するための情報検索システムのファイル構造であって、
絞込条件が一覧表示された絞込ページが複数集合してなる絞込ページ群と、
上記絞込ページに一覧表示された絞込条件にリンクして、上記絞込条件に対する選択入力に基づいて端末装置に表示され、上記選択入力された絞込条件に対する検索対象の一覧が表示された検索対象一覧ページが複数集合してなる検索対象一覧ページ群とによって絞込ファイル群が構成され、
上記絞込ファイル群は、絞込条件のカテゴリが異なる複数系列を備えており、

上記複数系列の絞込ファイル群における検索対象一覧ページに表示された検索対象にリンクして、上記検索対象に対する選択入力に基づいて端末装置に表示され、検索対象の詳細情報が表示された詳細情報ページが複数集合してなる詳細情報ページ群を有していることを要旨とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報検索システムのファイル構造の構築方法は、ウェブページを表示するためのファイルが格納されたウェブページ格納部と、上記ウェブページ格納部に格納するウェブページとしてのファイルを生成するウェブページ生成部と、上記ウェブページとしてのファイルを生成するためのデータが格納されたデータベースとを備え、上記ウェブページ格納部に格納されたウェブページを、通信回線を介して接続された端末装置に表示して検索対象を絞込検索するための情報検索システムのファイル構造を構築する方法であって、
上記ウェブページは、
絞込条件が一覧表示された絞込ページが複数集合してなる絞込ページ群と、
上記絞込ページに一覧表示された絞込条件にリンクして、上記絞込条件に対する選択入力に基づいて端末装置に表示され、上記選択入力された絞込条件に対する検索対象の一覧が表示された検索対象一覧ページが複数集合してなる検索対象一覧ページ群とによって絞込ファイル群が構成され、
上記複数系列の絞込ファイル群における検索対象一覧ページに表示された検索対象にリンクして、上記検索対象に対する選択入力に基づいて端末装置に表示され、検索対象の詳細情報が表示された詳細情報ページが複数集合してなる詳細情報ページ群を有しており、
上記ウェブページ生成部は、
絞込ページ群を構成する各絞込ページに対応する各ファイルを、絞込条件コードをデータベースから読み出して、一覧表示する各絞込条件が当該絞込条件の絞込条件コードをファイル名とするファイルにリンクするよう生成し、
上記検索対象一覧ページ群を構成する各検索対象一覧ページに対応するファイルを、絞込条件コードおよび検索対象コードをデータベースから読み出して、上記絞込ページに一覧表示された絞込条件のうちリンクする絞込条件に対応する絞込条件コードをファイル名とするとともに、一覧表示する検索対象が当該検索対象の検索対象コードをファイル名とするファイルにリンクするよう生成し、
上記詳細情報ページ群を構成する詳細情報ページに対応するファイルを、検索対象コードをデータベースから読み出して、上記検索対象一覧ページに表示された検索対象のうちリンクする検索対象に対応する検索対象コードをファイル名とするよう生成することを要旨とする。
すなわち、本発明の情報検索システムのファイル構造によれば、絞込条件のカテゴリが異なる複数系列の絞込ファイル群で検索対象を絞り込むことから、検索対象の詳細情報ページだけでなく、検索対象に関連する非常に多くの絞込ページや検索対象一覧ページのファイルが存在することになるので、これら多数のファイルがすべてサーチエンジンによる対象となることから、サーチエンジンでのヒット率が大幅に向上し、SEO(Search Engine Optimization)上極めて有利になる。
本発明の情報検索システムのファイル構造において、上記詳細情報ページは、上記複数系列の絞込ファイル群における検索対象一覧ページに表示された検索対象にリンクしている場合には、
カテゴリが異なる複数系列の絞込により検索対象を絞り込むことができることから、多用な絞込を提供することができる。
本発明の情報検索システムのファイル構造において、上記詳細情報ページには、上記複数系列の絞込ファイル群における各検索対象一覧ページを表示させるためのリンクが設けられている場合には、
詳細情報表示ぺージと検索対象一覧ページを行ったり来たりしながら、所望の検索対象を探すことができ、従来のように、検索画面まで戻って再度検索をやりなおしたりする必要がなくなり、自由にネットサーフィンを行う感覚で検索対象を探すことができ、ストレスや煩雑をあまり感じない検索を可能とする。
本発明の情報検索システムのファイル構造において、上記絞込ページ群は、
上位絞込条件が一覧表示された上位絞込ページが複数集合してなる上位絞込ページ群と、
上記上位絞込ページに一覧表示された上位絞込条件にリンクして、上記上位絞込条件に対する選択入力に基づいて端末装置に表示され、上記選択入力された上位絞込条件に対する下位絞込条件が一覧表示された下位絞込ページが複数集合してなる下位絞込ページ群とを少なくとも含んで複数段階の絞込みを行い得るように構成され、
上記検索対象一覧ページは、最も下位の下位絞込ページに対してリンクしている場合には、
上位絞込ページ群と下位絞込ページ群による複数段階の絞込みを実現し、精度の高い絞込みが行える。
また、本発明の情報検索システムのファイル構造の構築方法によれば、ファイル名を絞込条件コードとすることにより、リンク先ファイルに対するリンクを行うため、絞込ページ群における絞込ページ、検索対象一覧ページ、詳細情報ページのリンクを整合させやすく、リンクを設けたファイルの構築を容易かつ確実に行うことができる。
本発明の情報検索システムのファイル構造の構築方法において、上記絞込ファイル群は、絞込条件のカテゴリが異なる複数系列を備えており、
上記詳細情報ページには、上記複数系列の絞込ファイル群における各検索対象一覧ページを表示させるためのリンクが設けられ、
上記ウェブページ生成部は、
上記詳細情報ページ群を構成する詳細情報ページに対応するファイルを、絞込条件コードをデータベースから読み出して、上記複数系列の絞込ファイル群における各検索対象一覧ページを表示させるための絞込条件コードをファイル名とするファイルへのリンクを設けて生成する場合には、
詳細情報表示ぺージと検索対象一覧ページを行ったり来たりしながら、所望の検索対象を探すことができ、従来のように、検索画面まで戻って再度検索をやりなおしたりする必要がなくなり、自由にネットサーフィンを行う感覚で検索対象を探すことができ、ストレスや煩雑をあまり感じない検索を可能とする。また、リンクを整合させやすく、リンクを設けたファイルの構築を容易かつ確実に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。以下の説明では、本発明の情報検索システムをホテルを予約等する場合のホテル検索システムに適用した例を示す。
図1は、本発明の一実施の形態の情報検索システムを含むネットワーク構成を示す図である。1は本発明が適用される情報検索プログラムを実行して情報検索方法を実現し、情報検索システムとして機能するサーバ装置1である。
このシステムは、ウェブページを表示するためのファイルが格納されたウェブページ格納部18を有するウェブサーバ3を備え、上記ウェブサーバ3と通信回線を介して接続された端末装置5に上記ウェブページを表示して検索対象を絞込検索するための情報検索システムとして機能する。
上記サーバ装置1は、インターネット2に接続され、同じくインターネット2に接続された端末装置5においてウェブページを閲覧可能とするウェブサーバ3と、上記ウェブサーバ3におけるウェブページを構築するためのデータを提供するためのデータベースサーバ4とを備えて構成されている。
上記サーバ装置1を構成するウェブサーバ3およびデータベースサーバ4は、それぞれ通信インターフェースや大容量データ記憶装置などを備えたシステムであり、中央処理装置がハードディスク装置等の外部記憶装置に記録されたプログラムを読み出し、そのプログラムに従って処理を実行することにより後に述べるような種々の機能を実現する。
上記サーバ装置1は、情報通信ネットワーク(本実施形態ではインターネット2)に接続されている。このインターネット2には、ユーザーが使用する端末装置5が接続されている。上記各端末装置5は、例えばパソコン等のコンピュータ装置である。
上記データベースサーバ4は、本発明の情報検索システムが検索対象とする種々のデータが記録された複数のテーブルが格納され、各テーブルをデータベース検索することにより、必要なデータの抽出を行って、ウェブサーバ3に対して供給するようになっている。
上記ウェブサーバ3は、インターネット2を介してアクセスしてきた各端末装置5と、例えばHTTP(HyperText Transfer Protocol)等のプロトコルに従ってデータ通信を行うことでWEB配信サーバとして機能する。すなわち、ウェブサーバ3は、各端末装置5からの要求に応じて、HTML(HyperText Markup Language)等のデジタル文書記述言語により記述された文書や画像を含むデータであるウェブページを当該端末装置5へ向けて出力する。
上記ウェブページは、外部記憶装置に記憶されたテンプレートとなるデータに対して、データベースサーバ4から供給されたデータをはめ込んでその画面が構成される。
上記ウェブサーバ3には、固有のネットワークアドレス(URL)が与えられている。ユーザーは、それぞれの端末装置5でこのURLを指定することにより、ウェブサーバ3へアクセスすることができ、上記HTML(HyperText Markup Language)等のデジタル文書記述言語により記述された文書や画像を含むデータをウェブページとして閲覧をしうるようになっている。また、当該ウェブページにおいて、必要に応じて文書・画像等のデータや選択入力操作を入力してウェブサーバ3に対して送信し、意思決定情報をウェブサーバ3に対して出力するようになっている。これらの動作の詳細については後述する。
上記データベースサーバ4は、検索対象であるホテルに関する詳細情報が記録された検索対象マスタテーブルとしてのホテル詳細マスタ10と、上記検索対象であるホテルと関連付けるための統一的な中間抽出条件である駅に関する情報が記録された中間抽出条件マスタテーブルとしての駅マスタ11と、上記中間抽出条件である駅に関連付けるための個別抽出条件であるランドマークに関する情報が記録された個別抽出条件マスタテーブルとしてのランドマークマスタ12とを備えている。
また、上記データベースサーバ4は、検索対象である各ホテルごとに複数の中間抽出条件である駅を関連付けた第1中間テーブル13と、中間抽出条件である各駅ごとに複数の個別抽出条件であるランドマークを関連付けた第2中間テーブル14とを備えている。
さらに、上記データベースサーバ4は、地方に関する情報が記録された地方マスタ15、都道府県に関する情報が記録された都道府県マスタ25、地域に関する情報が記録された地域マスタ24、ホテルの名称等の情報が記録されたホテル名称マスタ23、駅と路線に関する情報が記録された駅・路線マスタ22、ランドマーク区分に関する情報が記録されたランドマーク区分マスタ21がそれぞれ格納されている。
そして、上記データベースサーバ4は、各マスタテーブルから必要な情報をデータベース検索により抽出するデータベース検索手段9をさらに備えている。
上記ウェブサーバ3は、検索対象であるホテルをウェブ上でウェブ検索するためのウェブページが格納されるウェブページ格納部18と、上記ウェブページを所定のテンプレートファイルにデータを割り当てることにより自動的に生成するウェブページ生成手段16と、上記ウェブページ生成手段16がウェブページを生成する際のテンプレートが格納されるテンプレート格納部17とを備えている。
上記ウェブページ格納部18には、ホテルのウェブ検索や予約を行うためのウェブサイトのトップページをはじめ、あらかじめ設けられた既設ぺージ19と、上記ウェブページ生成手段16で生成された新設ページ20とが格納されている。これらの既設ページ19や新設ページ20は、HTML等のデジタル文書記述言語により記述された文書や画像を含む静的ファイルから構成されている。
そして、上記ウェブページ生成手段16は、テンプレート格納部17に格納されたテンプレートファイルを読み出して、上記データベース検索手段9でデータベース検索されたデータを上記読み出したテンプレートファイルに割り当てることにより、ウェブページを自動的に生成する。
つぎに、各ウェブページの詳細について詳しく説明する。
図2は、上記サーバ装置1が提供するウェブサイトの全体構成を示す。
このウェブサイトは、トップページ26と、上記トップページ26からリンクして表示される絞込メニューページ27と、上記ウェブページ格納部18に格納された静的ページによる静的な絞込み検索を行うための複数系列の絞込ファイル群28A,28B,28Cと、絞込ファイル群28A,28B,28Cによる絞込検索結果にリンクして表示される詳細情報ページ29が複数集合した詳細情報ページ群と、ホテルの予約処理を行う予約処理ページ30とを備えて構成されている。
上記各絞込ファイル群28A,28B,28Cは、それぞれ、絞込条件が一覧表示された絞込ページ(単位ページ)31A,31B,31Cが複数集合してなる絞込ページ群と、上記絞込ページ(単位ページ)31A,31B,31Cに一覧表示された絞込条件にリンクして、上記絞込条件に対する選択入力に基づいて端末装置5に表示され、上記選択入力された絞込条件に対する検索対象の一覧が表示された検索対象一覧ページ32A,32B,32Cが複数集合してなる検索対象一覧ページ群とによって構成されている。
上記絞込ファイル群28A,28B,28Cは、絞込条件のカテゴリが異なる複数系列を備えている。この例では、地域からホテルを絞り込むための地域系列絞込ファイル群28Aと、駅からホテルを絞り込むための駅系列絞込ファイル群28Bと、ランドマークからホテルを絞り込むためのランドマーク系列絞込ファイル群28Cとを備えている。
したがって、上記地域系列絞込ファイル群28Aは、地域絞込ページ31Aが複数集合した地域絞込ページ群と、地域毎検索対象一覧ページ(二次絞込結果表示ページ)32Aとから構成され、上記駅系列絞込ファイル群28Bは、駅絞込ページ31Bが複数集合した駅絞込ページ群と、駅毎検索対象一覧ページ(二次絞込結果表示ページ)32Bとから構成され、上記ランドマーク系列絞込ファイル群28Cは、ランドマーク絞込ページ31Cが複数集合したランドマーク絞込ページ群と、ランドマーク毎検索対象一覧ページ(二次絞込結果表示ページ)32Cとから構成されている。
そして、トップページ26から所定のハイパーリンクをたどって絞込メニューページ27に進み、絞込メニューページ27に表示された「地域」「駅」「ランドマーク」のメニューを選択すると、ハイパーリンクによってそれぞれ地域絞込ページ31A、駅絞込ページ31B、ランドマーク絞込ページ31Cが表示される。このときは、地域絞込ページ群、駅絞込ページ群、ランドマーク絞込ページ群のうち、あらかじめデフォルトとして設定された地域絞込ページ31A、駅絞込ページ31B、ランドマーク絞込ページ31Cが表示される。
また、地域絞込ページ31A、駅絞込ページ31B、ランドマーク絞込ページ31Cから、それぞれ所定のハイパーリンクにより、地域毎検索対象一覧ページ32A,駅毎検索対象一覧ページ32B,ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cが表示される。そして、地域毎検索対象一覧ページ32A,駅毎検索対象一覧ページ32B,ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cから所定のハイパーリンクにより、詳細情報ページ29が表示され、詳細情報ページ29から所定のハイパーリンクにより、予約処理ページ30に進むことができる。
そして、上記地域系列絞込ファイル群28A、駅系列絞込ファイル群28B、ランドマーク系列絞込ファイル群28Cにより、それぞれ検索対象であるホテルを地域、駅、ランドマークを絞込条件として絞込検索して一覧表示する。一覧表示したホテルから所望のホテルを選択して詳細情報を表示して予約処理等を行い得るようになっている。
図3は、3系列あるうちの1系列である地域系列絞込ファイル群28Aと詳細情報ページ29とにおけるファイルのリンク構造を示したものである。
地域絞込ページ(単位ページ)31Aは、複数の絞込段階が設定されて各絞込段階における絞込条件が一覧表示された複数の絞込条件表示部35A,36Aと、上記複数の絞込段階の絞込条件で絞り込まれた絞込結果が一覧表示された絞込結果表示部37Aとが設けられている。地域絞込ページ群は、上記地域絞込ページ(単位ページ)31Aが複数集合して構成されている。
この地域絞込ページ(単位ページ)31Aは、上記複数の絞込条件表示部35A,36Aは並べて配置され、上位の絞込条件が表示された上位絞込条件表示部35Aから、順次相対的に下位の絞込条件が表示された下位絞込条件表示部36Aが並べて配置され、引き続き絞込結果表示部37Aが並べて配置されている。
上記地域絞込ページ(単位ページ)31Aでは、上位絞込条件表示部35Aはすなわち地方表示部35Aであり、絞込条件として北海道、東北、近畿等の地方名が一覧表示されている。また、この地域絞込ページ(単位ページ)31Aでは、下位絞込条件表示部36Aはすなわち都道府県表示部36Aであり、絞込条件として上記地方表示部35Aで選択された地方に属する都道府県名が一覧表示されている。
図示した例では、地方表示部35Aで「近畿」を選択しており、都道府県表示部36Aには、三重県、大阪府等の近畿に属する都道府県名が表示されている。なお、選択した地方には矢印が表示される。
ここで、上記地域絞込ページは、インターネット経由でウェブサーバ3に接続した端末装置5の表示装置に表示される画面であり、表示された地方名や都道府県名の選択は、地方名や都道府県名にマウスポインタを当ててクリックすることにより選択することができる。以下、他の駅絞込ページ31B、ランドマーク絞込ページ31C、検索結果一覧ページ32A,32B,32C、詳細情報ページ29等において同様である。
また、上記地域絞込ページ(単位ページ)31Aでは、絞込結果表示部37Aはすなわち地域表示部37Aであり、絞込結果として上記都道府県表示部36Aで選択された都道府県に属する地域名が一覧表示されている。
図示した例では、都道府県表示部36Aで「大阪府」を選択しており、地域表示部37Aには、「梅田」「淀屋橋」等の大阪府に属する地域名が表示されている。なお、選択した都道府県には矢印が表示される。
上記地域絞込ページ(単位ページ)31Aの地域表示部37Aに表示された地域名に対する選択入力により、各地域に存在するホテルの一覧が表示された検索対象一覧ページ32Aが表示される。すなわち、上記地域表示部37Aに表示された地域名には、それぞれの地域のホテル一覧が表示された検索対象一覧ページ32Aに対するハイパーリンクが設けられている。
上記検索対象一覧ページ32Aと地域表示部37Aに表示された地域名とは1対1で対応しており、地域表示部37Aに表示された地域名の数だけ検索対象一覧ページ32Aのファイルが存在することになる。
上記検索対象一覧ページ32Aには、リンクする地域表示部37Aの地域に存在するホテルの一覧が表示されている。図示した例では「梅田」や「淀屋橋」のホテル一覧が表示される。上記検索対象一覧ページ32Aに表示されたホテル名には、そのホテルの詳細情報が表示された詳細情報ページ29がリンクしており、検索対象一覧ページ32Aに一覧表示されたホテル名に対する選択入力により、選択されたホテルの詳細情報ページ29が表示されるようになっている。
図4は、地域絞込ページ(単位ページ)31Aによる地域の絞込の一例を示したものである。
地域絞込ページ群は、地域絞込ページ(単位ページ)31Aが複数集合して構成されており、端末装置5における上記複数の絞込条件表示部35A,35Bにそれぞれ一覧表示された絞込条件に対する選択入力に基づいて、上記絞込結果表示部37Aに上記選択入力で絞り込まれた絞込結果が一覧表示された地域絞込ページ(単位ページ)31Aに対応するファイルが選択され、当該地域絞込ページ(単位ページ)31Aが端末装置5に表示されるようになっている。
まず、絞込メニューページ27に設けられたハイパーリンクにより、複数の絞込ページからあらかじめデフォルトとして設定された地域絞込ページ(単位ページ)31Aが表示される。図示した例では、地方表示部(上位絞込条件表示部)35Aにおいて「関東」が選択され、都道府県表示部(下位絞込条件表示部)36Aにおいて「東京都」が選択された地域絞込ページ(単位ページ)31Aである。
地域絞込ページ群は、このような地域絞込ページ(単位ページ)31Aが都道府県表示部(下位絞込条件表示部)36Aにおける絞込条件の数だけ存在する。この例では、都道府県数である47の地域絞込ページ(単位ページ)31Aが準備されている。
上記デフォルトに設定されたページにおいて、地方表示部(上位絞込条件表示部)35Aで「近畿」を選択すると、近畿に属する7つの都道府県に対応した7つの地域絞込ページ(単位ページ)31Aのうち、さらにデフォルトとなる地域絞込ページ(単位ページ)31A(この例では三重県)が選択されて表示される。
そして、上記デフォルトである三重県の地域絞込ページ(単位ページ)31Aの都道府県表示部(下位絞込条件表示部)36Aにおいて「大阪府」を選択すると、選択された都道府県である「大阪府」に対応する地域絞込ページ(単位ページ)31Aが選択されて表示される。
選択された都道府県である「大阪府」に対応する地域絞込ページ(単位ページ)31Aは、地域表示部(絞込結果表示部)37Aには、大阪府に属する地域である「梅田・北新地」「中之島・淀屋橋」等の地域名が絞込結果として表示されている。
このように、地方表示部(上位絞込条件表示部)35Aで上位絞込条件として地方を選択し、都道府県表示部(下位絞込条件表示部)36Aで下位絞込条件として都道府県を選択すると、上記選択入力で絞り込まれた絞込結果として当該都道府県の地域が表示された地域絞込ページ(単位ページ)31Aが選択されて表示されるのである。地方表示部(上位絞込条件表示部)35Aおよび都道府県表示部(下位絞込条件表示部)36Aでの選択入力と、それに対応した地域絞込ページ(単位ページ)31Aが選択されることとの関係については後述する。
上記のようなファイル構造により、一覧表示された絞込条件から所望の絞込条件を選択するだけで複数段階の適切な絞込が行われるため、従来のように、ユーザが絞込条件を設定する必要がなくなり、設定した絞込み条件が不適切で絞込みの精度が低下するような問題もない。また、一旦絞込条件を入力して検索を実行したあとに再度検索を行う場合にも、単位ページに複数表示されている絞込条件表示部における絞込条件の選択で異なる条件での絞込を容易に行うことができ、従来のように絞込条件を再入力する手間が省ける。
ここでは、地域絞込ページ群についてのみ説明したが、駅絞込ページ群、ランドマーク絞込ページ群においても、表示される上位絞込条件、下位絞込条件、絞込結果が変わるだけで、基本的には同様であるので説明を省略する。
図5は、地域系列絞込ファイル群28Aにより、地域絞込ページ群によって地域を絞り込んでその地域のホテル一覧である検索対象一覧ページ32Aを表示し、所望のホテル詳細情報が掲載された詳細情報ページ29を表示する状態を示した図である。
図6は、駅系列絞込ファイル群28Bにより、駅絞込ページ群によって駅を絞り込んでその駅近辺のホテル一覧である駅毎検索対象一覧ページ32Bを表示し、所望のホテル詳細情報が掲載された詳細情報ページ29を表示する状態を示した図である。
図7は、ランドマーク系列絞込ファイル群28Cにより、ランドマーク絞込ページ群によってランドマークを絞り込んでそのランドマーク近辺のホテル一覧であるランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cを表示し、所望のホテル詳細情報が掲載された詳細情報ページ29を表示する状態を示した図である。
図5に示すように、地域絞込からのホテル検索は、まず、図4で説明した手順で所望の地域の絞込みを行い、地域絞込ページ(単位ページ)31Aの地域表示部(絞込結果表示部)37Aに表示された地域名に設けられたハイパーリンクにより、上記地域名に対する選択入力で各地域に存在するホテルの一覧が表示された地域毎検索対象一覧ページ32Aが表示される。さらに、上記地域毎検索対象一覧ページ32Aに一覧表示されたホテル名に設けられたハイパーリンクにより、上記ホテル名に対する選択入力で、選択されたホテルの詳細情報ページ29が表示される。
上記地域毎検索対象一覧ページ32Aは、地域絞込ページ群を構成する全ての地域絞込ページ31Aの地域表示部37Aに表示された地域名と同じ数だけ準備されて存在し、地域毎検索対象一覧ページ群を構成している。
図6に示すように、駅絞込からのホテル検索は、まず、駅絞込ページ31Bにより、所望の駅および路線の絞込みを行う。駅絞込ページ31Bには、上位絞込条件表示部として都道府県表示部35Bが設けられ、下位絞込条件表示部として駅表示部36Bが設けられ、絞込結果表示部として路線表示部37Bが設けられている。
都道府県表示部(上位絞込条件表示部)35Bで都道府県を選択し、駅表示部(下位絞込条件表示部)36Bで上記選択した都道府県内に存在する駅を選択すると、路線表示部37B(絞込結果表示部)には、その駅が存在する路線の一覧が表示される。図示した例では、都道府県表示部(上位絞込条件表示部)35Bで「大阪府」を選択し、駅表示部(下位絞込条件表示部)36Bで「天王寺駅」を選択し、路線表示部37B(絞込結果表示部)に天王寺駅が存在する路線として「JR」「大阪市営地下鉄」が表示されている。
上記駅絞込ページ(単位ページ)31Bの路線表示部(絞込結果表示部)37Bに表示された路線名に設けられたハイパーリンクにより、上記駅・路線名に対する選択入力で各駅・路線近傍のホテルの一覧が表示された駅毎検索対象一覧ページ32Bが表示される。さらに、上記駅毎検索対象一覧ページ32Bに一覧表示されたホテル名に設けられたハイパーリンクにより、上記ホテル名に対する選択入力で、選択されたホテルの詳細情報ページ29が表示される。
上記駅毎検索対象一覧ページ32Bは、駅絞込ページ群を構成する全ての駅絞込ページ31Bの路線表示部37Bに表示された駅・路線名と同じ数だけ準備されて存在し、駅毎検索対象一覧ページ群を構成している。
図7に示すように、ランドマーク絞込からのホテル検索は、まず、ランドマーク絞込ページ31Cにより、所望のランドマークの絞込みを行う。ランドマーク絞込ページ31Cには、上位絞込条件表示部としてランドマーク区分表示部35Cが設けられ、下位絞込条件表示部として都道府県表示部36Cが設けられ、絞込結果表示部としてランドマーク表示部37Cが設けられている。
ランドマーク区分表示部(上位絞込条件表示部)35Cでランドマーク区分を選択し、都道府県表示部(下位絞込条件表示部)36Cで上記選択したランドマーク区分のランドマークが存在する都道府県を選択すると、ランドマーク表示部37C(絞込結果表示部)には、その都道府県内に存在する上記選択されたランドマーク区分に属するランドマークの一覧が表示される。図示した例では、ランドマーク区分表示部(上位絞込条件表示部)35Cで「動物園」を選択し、都道府県表示部(下位絞込条件表示部)36Cで「大阪府」を選択し、ランドマーク表示部37C(絞込結果表示部)にランドマークとして「天王寺動物園」「ひらかたパーク」が表示されている。
上記ランドマーク絞込ページ(単位ページ)31Cのランドマーク表示部(絞込結果表示部)37Cに表示されたランドマーク名に設けられたハイパーリンクにより、上記ランドマーク近傍のホテルの一覧が表示されたランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cが表示される。さらに、上記ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cに一覧表示されたホテル名に設けられたハイパーリンクにより、上記ホテル名に対する選択入力で、選択されたホテルの詳細情報ページ29が表示される。
上記ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cは、ランドマーク絞込ページ群を構成する全てのランドマーク絞込ページ31Cのランドマーク表示部37Cに表示されたランドマーク名と同じ数だけ準備されて存在し、ランドマーク毎検索対象一覧ページ群を構成している。
このように、上記詳細情報ページ29は、上記複数系列すなわち地域系列絞込ファイル群28A、駅系列絞込ファイル群28B、ランドマーク系列絞込ファイル群28Cにおける地域毎検索対象一覧ページ32A,駅毎検索対象一覧ページ32B、ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cに表示された検索対象であるホテル名にリンクしている。
上記詳細情報ページ29は、検索対象として登録されたホテルの数だけ準備されて存在している。このように、上記複数系列すなわち地域系列絞込ファイル群28A、駅系列絞込ファイル群28B、ランドマーク系列絞込ファイル群28Cにおける地域毎検索対象一覧ページ32A,駅毎検索対象一覧ページ32B、ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cに表示された検索対象であるホテル名にリンクして、上記検索対象であるホテル名に対する選択入力に基づいて端末装置5に表示され、検索対象の詳細情報が表示された詳細情報ページ29が複数集合してなる詳細情報ページ群を有している。
上記詳細情報ページ29は、ホテル名、ホテルの所在地、電話番号、FAX番号、設備の概要等のホテルに関する情報が掲載されているほか、当該ホテルが存在する地域名が表示された地域リンク44A、当該ホテルの最寄駅名が表示された駅リンク44B、当該ホテルの近辺に存在するランドマーク名が表示されたランドマークリンク44Cが設けられている。
そして、地域リンク44Aには、表示された地域に存在するホテル一覧が表示された検索対象一覧ページ32Aへのハイパーリンクが設けられ、地域リンク44Aへの選択入力によりその地域のホテル一覧が表示された検索対象一覧ページ32Aが表示される。また、駅リンク44Bには、表示された駅近辺に存在するホテル一覧が表示された駅毎検索対象一覧ページ32Bへのハイパーリンクが設けられ、駅リンク44Bへの選択入力によりその駅近辺のホテル一覧が表示された駅毎検索対象一覧ページ32Bが表示される。同様に、ランドマークリンク44Cには、表示されたランドマーク近辺に存在するホテル一覧が表示されたランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cへのハイパーリンクが設けられ、ランドマークリンク44Cへの選択入力によりそのランドマーク近辺のホテル一覧が表示されたランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cが表示される。
このように、上記詳細情報ページ29には、上記複数系列すなわち地域系列絞込ファイル群28A、駅系列絞込ファイル群28B、ランドマーク系列絞込ファイル群28Cにおける地域毎検索対象一覧ページ32A,駅毎検索対象一覧ページ32B、ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cを表示させるためのリンクとして、地域リンク44A、駅リンク44B、ランドマークリンク44Cが設けられている。
図8は、上記のようなファイル構造を模式的に示したものである。
1つの地域絞込ページ31Aから複数の地域毎検索対象一覧ページ32Aにリンクし、地域絞込ページ31Aが複数あることから地域毎検索対象一覧ページ32Aは非常に多数のファイルが準備されることとなる。また、1つの駅絞込ページ31Bから複数の駅毎検索対象一覧ページ32Bにリンクし、駅絞込ページ31Bが複数あることから駅毎検索対象一覧ページ32Bは非常に多数のファイルが準備されることとなる。同様に、1つのランドマーク絞込ページ31Cから複数のランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cにリンクし、ランドマーク絞込ページ31Cが複数あることからランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cは非常に多数のファイルが準備されることとなる。
このようなファイル構造により、検索対象の詳細情報ページ29のファイル数よりも、地域毎検索対象一覧ページ32A,駅毎検索対象一覧ページ32B,ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cのファイル数の方が非常に多くなり、地域毎検索対象一覧ページ32A,駅毎検索対象一覧ページ32B,ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cがサーチエンジンの検索対象となる。
そして、絞込条件のカテゴリが異なる複数系列の絞込ファイル群28A,28B,28Cで検索対象を絞り込むことから、検索対象の詳細情報ページ29だけでなく、検索対象に関連する非常に多くの絞込ページ31A,31B,31Cや検索対象一覧ページ32A,32B,32Cのファイルが存在することになるので、これら多数のファイルがすべてサーチエンジンによる対象となることから、サーチエンジンでのヒット率が大幅に向上し、SEO(Search Engine Optimization)上極めて有利になる。
そして、詳細情報ページ29は、地域毎検索対象一覧ページ32Aに設けられたハイパーリンクにより表示され、駅毎検索対象一覧ページ32Bに設けられたハイパーリンクにより表示され、ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cに設けられたハイパーリンクによっても表示される。反対に、詳細情報ページ29に設けられた地域リンク44Aにより地域毎検索対象一覧ページ32Aが表示され、詳細情報ページ29に設けられた駅リンク44Bにより駅毎検索対象一覧ページ32Bが表示され、詳細情報ページ29に設けられたランドマークリンク44Cによりランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cが表示される。
このようなファイル構造により、詳細情報ページ29と地域毎検索対象一覧ページ32A、駅毎検索対象一覧ページ32B、ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cを行ったり来たりしながら、所望の検索対象を探すことができ、従来のように、検索画面まで戻って再度検索をやりなおしたりする必要がなくなり、自由にネットサーフィンを行う感覚で検索対象を探すことができ、ストレスや煩雑をあまり感じない検索を可能とする。
また、絞込条件のカテゴリが異なる複数の絞込ページ群31A,31B,31Cによって絞込を行ったのち、それぞれのカテゴリで絞り込まれた検索対象一覧ページ32A,32B,32Cを表示させ、さらに詳細情報ページ29に進むことから、多様な絞込方法の提供により精度のよい検索ができる。
つぎに、上記のようなファイル構造の構築方法について説明する。
図9は、地域系列絞込における地域絞込ページ(単位ページ)31Aと、そのファイルを生成するためのマスタテーブルを示す図である。
上記地域絞込ページ(単位ページ)31Aは、地方表示部35A、都道府県表示部36A、地域表示部37Aが設けられている。そして、地方表示部35Aは地方マスタ15のデータに基づいて生成され、都道府県表示部36Aは都道府県マスタ25のデータに基づいて生成され、地域表示部37Aは地域マスタ24のデータに基づいて生成される。これらのマスタテーブルはデータベースサーバ4に格納されている。
上記地域絞込ページ(単位ページ)31Aは、ウェブページ生成手段16により、テンプレート格納部17から読み出したテンプレートに対し、データベース検索手段9によって上記各マスタテーブルからデータベース検索で読み出されたデータを挿入することによって生成される。以下、駅絞込ページ31B、ランドマーク絞込ページ31C、地域毎検索対象一覧ページ32A、駅毎検索対象一覧ページ32B、ランドマーク毎検索対象一覧ページ32C、詳細情報ページ29の生成においても同様である。
上記地方マスタ15は、地方表示部35Aに表示すべき地方名称「北海道」「東北」・・・と、各地方名称に対応するよう設定された地方コード「01」「02」・・・とが記録されている。
上記都道府県マスタ25は、都道府県表示部36Aに表示すべき都道府県名称「北海道」「青森」・・・と、各都道府県名称に対応するよう設定された都道府県コード「01」「02」・・・と、さらに各都道府県が属する地方の地方コード「01」「02」・・・が記録されている。
上記地域マスタ24は、地域表示部37Aに表示すべき地域名称「札幌」「千歳」・・・と、各地域名称に対応するよう設定された地域コード「0001」「0002」・・・と、各地域が属する都道府県の都道府県コード「01」「02」・・・と、さらにその都道府県が属する地方の地方コード「01」「02」・・・とが記録されている。
上記地方表示部35Aは、地方マスタ15から地方名称を順次読み出してテンプレートファイルの所定位置に挿入することにより生成することができる。各地方名称には、その名称をクリックすることによりそれぞれの地方コードを含むファイルが読み出されるようにリンクが設けられている。
上記都道府県表示部36Aは、都道府県マスタ25から都道府県名称を順次読み出してテンプレートファイルの所定位置に挿入することにより生成することができる。各都道府県名称には、その名称をクリックすることによりそれぞれの都道府県コードを含むファイルが読み出されるようにリンクが設けられている。
上記地域表示部37Aは、地域マスタ24から地域名称を順次読み出してテンプレートファイルの所定位置に挿入することにより生成することができる。各地域名称には、その名称をクリックすることによりそれぞれの地域コードをファイル名とするファイルが読み出されるようにリンクが設けられている。
そして、各地域絞込ページ(単位ページ)31Aは都道府県ごとに1つずつ生成され、ファイル名として、その都道府県に係る都道府県コードと、その都道府県が属する地方の地方コードとの組合せコードがファイル名としてつけられる。例えば、図示した「近畿>大阪府」の地域絞込ページ(単位ページ)31Aでは、「近畿」の地方コード「05」と「大阪府」の地方コード「27」とを組み合わせた組合せコード「K0527」がファイル名となる。
すなわち、各地域絞込ページ(単位ページ)31Aに対応する各ファイルは、上位絞込条件(この例では地方)それぞれに割り当てられた上位絞込条件コード(地方コード)に対して、下位絞込条件(この例では都道府県)それぞれに割り当てられた下位絞込条件コード(都道府県コード)を組み合わせた組合せコードをファイル名として格納される。
このようにして生成された地域絞込ページ(単位ページ)31Aは、図4で説明したように、まず、絞込メニューページ27に設けられたハイパーリンクにより、複数の絞込ページからあらかじめデフォルトとして設定された地域絞込ページ(単位ページ)31Aが表示される。図示した例では、地方表示部(上位絞込条件表示部)35Aにおいて「関東」が選択され、都道府県表示部(下位絞込条件表示部)36Aにおいて「東京都」が選択された地域絞込ページ(単位ページ)31Aがデフォルトである。
上記デフォルトに設定されたページにおいて、地方表示部(上位絞込条件表示部)35Aで「近畿」を選択すると、「近畿」の地方コードである「05」と、都道府県マスタ25において近畿に対応した2桁の都道府県コードのうち最も小さい「24」が自動的に組み合わされて「K0524」という組合せコードが自動生成される。
そして、例えば当該サイトのURLが「http://www.hotel.co.jp/」であれば、当該URLに上記生成した組合せコード「K0524」を組み合わせた「http://www.hotel.co.jp/K0524/」のファイル(すなわち、「K0524」のファイル名で格納された地域絞込ページ(単位ページ)31Aのファイルである)を読み出して端末装置5に表示させる。これにより、上記デフォルトに設定されたページにおいて、地方表示部(上位絞込条件表示部)35Aで「近畿」を選択すると、近畿に属する7つの都道府県に対応した7つの地域絞込ページ(単位ページ)31Aのうち、さらにデフォルトとなる地域絞込ページ(単位ページ)31A(この例では三重県)が選択されて表示される。
さらに、上記デフォルトである三重県の地域絞込ページ(単位ページ)31Aの都道府県表示部(下位絞込条件表示部)36Aにおいて「大阪府」を選択すると、「近畿」の地方コードである「05」と、上記選択された「大阪府」に対応した2桁の都道府県コード「27」が自動的に組み合わされて「K0527」という組合せコードが自動生成される。
そして、上述と同様に、当該サイトのURL「http://www.hotel.co.jp/」に上記生成した組合せコード「K0527」を組み合わせた「http://www.hotel.co.jp/K0527/」のファイルを読み出して端末装置5に表示させる。これにより、選択された都道府県である「大阪府」に対応する地域絞込ページ(単位ページ)31Aが選択されて表示される。
このように、各絞込条件表示部(地方表示部35A、都道府県表示部36A)に一覧表示された絞込条件(地方、都道府県)に対する選択入力によって、上位絞込条件コード(地方コード)と下位絞込条件コード(都道府県コード)を組み合わせた組合せコードが指定され、当該指定された組合せコードをファイル名とするファイルが選択されて地域絞込ページ(単位ページ)31Aが端末装置5に表示されるのである。
図10は、地域系列絞込における地域毎検索対象一覧ページ32Aと、それを生成するためのマスタテーブルを示す図である。
地域毎検索対象一覧ページ32Aは、各地域絞込ページ(単位ページ)31Aの地域表示部37Aに表示された地域毎に1つのページ(ファイル)が生成される。各地域毎検索対象一覧ページ32Aは、対応する地域毎に、当該地域内に存在するホテル名称が表示されている。
上記地域毎検索対象一覧ページ32Aを生成するホテル名称マスタ23は、ホテル名称とホテルコード「0001」「0002」・・・、さらに当該ホテルが存在する地域の地域コード例えば「1234」が記録されている。
上記地域毎検索対象一覧ページ32Aは、ホテル名称マスタ23からホテル名称を順次読み出してテンプレートファイルの所定位置に挿入することにより生成することができる。各ホテル名称には、その名称をクリックすることによりそれぞれのホテルコードをファイル名とするファイルが読み出されるようにリンクが設けられている。
また、上記地域毎検索対象一覧ページ32Aは地域毎に1ファイルが生成され、当該地域に対応する地域コードをファイル名として格納される。
そして、上述したように、地域絞込ページ(単位ページ)31Aの地域表示部37Aに表示された地域名をクリックすると、当該地域名に対応する地域コードをファイル名とするファイルが読み出されるようリンクが設けられている。したがって、地域絞込ページ(単位ページ)31Aの地域表示部37Aに表示された地域名をクリックすると、当該地域コードをファイル名とする地域毎検索対象一覧ページ32Aが端末装置5に表示される。
さらに、地域毎検索対象一覧ページ32Aに表示されたホテル名をクリックすることにより、対応するホテルコードをファイル名とするファイルである詳細情報ページ29が読み出されて端末装置5に表示される。
図11は、駅系列絞込における駅絞込ページ(単位ページ)31Bと、そのファイルを生成するためのマスタテーブルを示す図、図12は、駅毎検索対象一覧ページ32Bと、それを生成するためのマスタテーブルを示す図である。
上記駅絞込ページ(単位ページ)31Bは、都道府県表示部35B、駅表示部36B、路線表示部37Bが設けられている。
都道府県マスタ25は、都道府県表示部35Bに表示すべき都道府県名称と、各都道府県名称に対応するよう設定された都道府県コードとが記録されている。駅マスタ11は、駅表示部36Bに表示すべき駅名称と、各駅名称に対応するよう設定された駅コードと、さらに各駅が属する都道府県の都道府県コードが記録されている。上記駅・路線マスタ22は、路線表示部37Bに表示すべき路線名称と、各路線に対応するよう設定された路線コードと、各路線に対応する駅の駅コードと、さらにその駅が存在する都道府県の都道府県コードとが記録されている。
都道府県表示部35B、駅表示部36B、路線表示部37Bは、それぞれ都道府県マスタ25、駅マスタ11、駅・路線マスタ22から名称を順次読み出してテンプレートファイルの所定位置に挿入することにより生成することができる。
都道府県表示部35B、駅表示部36Bにそれぞれ表示された都道府県名、駅名をクリックすることによりそれぞれの都道府県コード、駅コードを含むファイルが読み出されるようにリンクが設けられている。また、路線表示部37Bの路線名をクリックすることにより、その駅コードと路線コードの組合せコードをファイル名とするファイルが読み出されるようにリンクが設けられている。
駅毎検索対象一覧ページ32Bは、各駅絞込ページ(単位ページ)31Bの駅表示部36Bに表示された駅と路線表示部37Bに表示された路線毎に1つのページ(ファイル)が生成される。各駅毎検索対象一覧ページ32Bは、対応する駅・路線毎に、駅・路線近傍に存在するホテル名称が表示されている。
上記駅毎検索対象一覧ページ32Bを生成するホテル名称マスタ23は、ホテル名称とホテルコード、さらに路線コードおよび駅コードが記録されている。
上記駅毎検索対象一覧ページ32Bは、ホテル名称マスタ23からホテル名称を順次読み出してテンプレートファイルの所定位置に挿入することにより生成することができる。各ホテル名称には、その名称をクリックすることによりそれぞれのホテルコードをファイル名とするファイルが読み出されるようにリンクが設けられている。
また、駅毎検索対象一覧ページ32Bは、対応する駅・路線毎にファイルが作成され、同じ駅名でも、例えばJRと私鉄では別のファイルが作成される。したがって、ファイル名としては路線コードと駅コードの組み合わせコードが使用される。
そして、各駅絞込ページ(単位ページ)31Bは駅ごとに1つずつ生成される。そして、ファイル名として、その都道府県に係る都道府県コードと、駅コードとの組合せコードがファイル名としてつけられる。そして、都道府県表示部35Bでの都道府県の選択と、駅表示部36Bでの駅の選択により、選択された都道府県コードと駅コードの組み合わせコードをファイル名に含むファイルが読み出されて端末装置5に表示される。
また、駅絞込ページ(単位ページ)31Bの路線表示部37Bの路線を選択することにより、対応する駅の駅コードと路線コードとの組合せコードをファイル名とする駅毎検索対象一覧ページ32Bが読み出されて端末装置5に表示される。さらに、駅毎検索対象一覧ページ32Bに表示されたホテル名をクリックすることにより、対応するホテルコードをファイル名とするファイルである詳細情報ページ29が読み出されて端末装置5に表示される。
図13は、ランドマーク系列絞込におけるランドマーク絞込ページ(単位ページ)31Cと、そのファイルを生成するためのマスタテーブルを示す図、図14は、ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cと、それを生成するためのマスタテーブルを示す図である。
上記ランドマーク絞込ページ(単位ページ)31Cは、ランドマーク区分表示部35C、都道府県表示部36C、ランドマーク表示部37Cが設けられている。
ランドマーク区分マスタ21は、ランドマーク区分表示部35Cに表示すべきランドマーク区分名称と、ランドマーク区分に対応するよう設定されたランドマーク区分コードとが記録されている。都道府県マスタ25は、都道府県表示部36Cに表示すべき都道府県名称と、各都道府県名称に対応するよう設定された都道府県コードと、さらに各都道府県に存在するランドマークのランドマーク区分コードが記録されている。ランドマークマスタ12は、ランドマーク表示部37Cに表示すべきランドマーク名称と、各ランドマークに対応するよう設定されたランドマークコードと、各ランドマークが存在する都道府県の都道府県コードと、さらにそのランドマークが属するランドマーク区分のランドマーク区分コードとが記録されている。
ランドマーク区分表示部35C、都道府県表示部36C、ランドマーク表示部37Cは、それぞれランドマーク区分マスタ21、都道府県マスタ25、ランドマークマスタ12から名称を順次読み出してテンプレートファイルの所定位置に挿入することにより生成することができる。
ランドマーク区分表示部35C、都道府県表示部36Cにそれぞれ表示されたランドマーク区分名、都道府県名をクリックすることによりそれぞれのランドマーク区分コード、都道府県コードを含むファイルが読み出されるようにリンクが設けられている。また、ランドマーク表示部37Cのランドマーク名をクリックすることにより、そのランドマークコードをファイル名とするファイルが読み出されるようにリンクが設けられている。
ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cは、各ランドマーク絞込ページ(単位ページ)31Cのランドマーク表示部37Cに表示されたランドマーク毎に1つのページ(ファイル)が生成される。各ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cは、対応するランドマーク毎にランドマークの近傍に存在するホテル名称が表示されている。
上記ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cを生成するホテル名称マスタ23は、ホテル名称とホテルコード、さらにランドマークコードが記録されている。
上記ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cは、ホテル名称マスタ23からホテル名称を順次読み出してテンプレートファイルの所定位置に挿入することにより生成することができる。各ホテル名称には、その名称をクリックすることによりそれぞれのホテルコードをファイル名とするファイルが読み出されるようにリンクが設けられている。
また、ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cは、対応するランドマーク毎にファイルが作成され、ファイル名としてはランドマークコードが使用される。
そして、各ランドマーク絞込ページ(単位ページ)31Cは都道府県ごとに1つずつ生成される。そして、ファイル名として、その都道府県に係る都道府県コードと、ランドマーク区分コードとの組合せコードがファイル名としてつけられる。そして、ランドマーク区分表示部35Cでのランドマーク区分の選択と、都道府県表示部36Cでの都道府県の選択により、選択されたランドマーク区分コードと都道府県コードの組み合わせコードをファイル名に含むファイルが読み出されて端末装置5に表示される。
また、ランドマーク絞込ページ(単位ページ)31Cのランドマーク表示部37Cのランドマーク名を選択することにより、対応するランドマークのランドマークコードをファイル名とするランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cが読み出されて端末装置5に表示される。さらに、ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cに表示されたホテル名をクリックすることにより、対応するホテルコードをファイル名とするファイルである詳細情報ページ29が読み出されて端末装置5に表示される。
図15は、詳細情報ページ29と、そのファイルを生成するためのテーブルを示す図である。
詳細情報ページ29には、ホテル名、ホテルの所在地、電話番号、FAX番号、設備の概要等のホテルに関する情報が掲載されているほか、当該ホテルが存在する地域名が表示された地域リンク44A、当該ホテルの最寄駅名が表示された駅リンク44B、当該ホテルの近辺に存在するランドマーク名が表示されたランドマークリンク44Cが設けられている。
上記詳細情報ページ29は、ホテルの詳細情報が記録されたホテル詳細マスタ10、駅の情報が記録された駅マスタ11、ランドマークの情報が記録されたランドマークマスタ12および、ホテル詳細マスタ10と駅マスタ11を関連付けるための第1中間テーブル13、駅マスタ11とランドマークマスタ12とを関連付けるための第2中間テーブル14とを使用して生成される。
上記ホテル詳細マスタ10は、検索対象であるホテルに関する情報が記録されている。例えば、ホテルごとに割り当てられたホテルコードが記録されている。各ホテルコードは、当該システムにおいてユニーク(唯一)のものであり、このホテル詳細マスタ10は、ホテルコードを主キーとするテーブルである。また、当該ホテルの名称、住所、電話番号、FAX番号、駐車場の有無・台数、室数等の情報が記録されている。これらの情報は、後述するホテル情報を掲載するウェブページに掲載される。
上記駅マスタ11は、上記検索対象であるホテルと関連付けるための統一的な中間抽出条件である駅に関する情報が記録されている。なお、この例では、中間抽出条件として駅を使用したが、中間抽出条件は統一的な条件として設定可能なものであれば、これに限定するものではない。
上記駅マスタ11には、例えば、駅コード、駅名、駅が存在する都道府県に関する都道府県コード、当該駅が存在する地域の地域コード、都道府県名、路線名等の情報が記録される。各駅コードは、当該システムにおいてユニーク(唯一)のものであり、この駅マスタ11は、駅コードを主キーとするテーブルである。
上記ランドマークマスタ12は、上記中間抽出条件である駅に関連付けるための個別抽出条件であるランドマークに関する情報が記録されている。ここで、ランドマークとは、ある特定地域において目印や指標となりうるような建造物、施設、観光地、催し、名所旧跡等をいい、例えば、官公庁、役所、ホール、展示場、会議場、劇場、コンベンションセンター、会館、美術館、博物館、遊園地、テーマパーク、動物園、野球場、サーキット場、観光地、公園、城、神社、寺、牧場、祭り、名所、空港、港、工業地帯、ビル、葬儀場等、各種のものをあげることができる。
上記ランドマークマスタ12には、例えば、ランドマークコード、ランドマーク名、ランドマークが属するカテゴリに関するカテゴリコード、各カテゴリコードに対応するカテゴリ等の情報が記録される。各ランドマークコードは、当該システムにおいてユニーク(唯一)のものであり、このランドマークマスタ12は、ランドマークコードを主キーとするテーブルである。
上記カテゴリとは、ランドマークを分類分けしたカテゴリをいい、例えば、上述したような官公庁、役所、ホール、展示場、会議場、劇場、コンベンションセンター、会館、美術館、博物館、遊園地、テーマパーク、動物園、野球場、サーキット場、観光地、公園、城、神社、寺、牧場、祭り、名所、空港、港、工業地帯、ビル、葬儀場等をあげることができる。例えば、「六本木ヒルズ」というランドマークであれば「ビル」のカテゴリに分類され、「大阪城」というランドマークであれば「城」のカテゴリに分類される。
上記第1中間テーブル13は、ホテルコードと駅コードが記録されている。この第1中間テーブル13は、ホテルコードに対して駅コードが関連付けられた関係テーブルを構成している。例えば、1つのホテルコード「H0001」に対して「S0001」「S0002」「S0003」の3つの駅コードが対応している。また、駅コードの側から見ると、同じ駅コードが複数のホテルコードと関連付けられている。例えば、1つの駅コード「S0001」は複数のホテルコード「H0001」「H0002」「H0003」に関連付けられている。
このとき、1つのホテルコードに対して同一の駅コードが重複して関連付くことはなく、その反対の1つの駅コードに対して同一のホテルコードが重複して関連付くことはない。したがって、この第1中間テーブル13は、ホテルコードと駅コードの複合キーを主キーとするテーブルである。
上記第1中間テーブル13により、検索対象であるホテルと中間抽出条件である駅とが関連付けられている。この例では、上記第1中間テーブル13において関連付けられるホテルと駅とは、地理的な距離が近いもの同士が関連付けられる。したがって、あるホテルに関連付けられる駅はそのホテルから地理的に近いものであり、反対に、ある駅に関連付けられるホテルはその駅から地理的に近いものである。
上記第2中間テーブル14は、駅コードとランドマークコードが記録されている。この第2中間テーブル14は、1つの駅コードに対して複数のランドマークコードが関連付けられた関係テーブルを構成している。例えば、1つの駅コード「S0001」に対して「L00001」「L00002」「L00003」の3つのランドマークコードが対応している。また、ランドマークコードの側から見ると、同じランドマークコードが複数の駅コードと関連付けられている。例えば、1つのランドマークコード「L00001」は複数の駅コード「S0001」「S0002」「S0003」に関連付けられている。
このとき、1つの駅コードに対して同一のランドマークコードが重複して関連付くことはなく、その反対の1つのランドマークコードに対して同一の駅コードが重複して関連付くことはない。したがって、この第2中間テーブル14は、駅コードとランドマークコードの複合キーを主キーとするテーブルである。
上記第2中間テーブル14により、中間抽出条件である駅と個別抽出条件であるランドマークとが関連付けられている。この例では、上記第2中間テーブル14において関連付けられる駅とランドマークとは、地理的な距離が近いもの同士が関連付けられる。したがって、ある駅に関連付けられるランドマークはその駅から地理的に近いものであり、反対に、あるランドマークに関連付けられる駅はその駅から地理的に近いものである。
このようにして、第1中間テーブル13および第2中間テーブル14を介して検索対象であるホテルと個別抽出条件であるランドマークとが関連付けられている。
すなわち、ホテル詳細マスタ10のホテルが1つ決定されると、第1中間テーブル13により上記ホテルに対応する複数の駅が決定し、上記複数の駅が決定すると、第2中間テーブル14によりそれらの駅に対応する複数のランドマークが決定する。反対に、ランドマークマスタ12のランドマークが1つ決定されると、第2中間テーブル14により上記ランドマークに対応する複数の駅が決定し、上記複数の駅が決定すると、第1中間テーブル13によりそれらの駅に対応する複数のホテルが決定するのである。
上記データベース検索手段9は、例えば、ホテル詳細マスタ10のホテルが1つ決定されると、第1中間テーブル13を参照して上記ホテルに対応する複数の駅を決定し、さらに第2中間テーブル14を参照して上記複数の駅に対応する複数のランドマークを決定する。また、上記データベース検索手段9は、ランドマークマスタ12のランドマークが1つ決定されると、第2中間テーブル14を参照して上記ランドマークに対応する複数の駅を決定し、さらに第1中間テーブル13を参照して上記複数の駅に対応する複数のホテルを決定するのである。
そして、上記詳細情報ページ29のホテルに関する情報は、ホテル詳細情報が記録されたホテル詳細マスタ10から必要なデータを読み出して、所定のテンプレートファイルの所定の位置に挿入することによって生成することができる。
また、上記詳細情報ページ29は、ホテル毎にファイルが作成されるので、ホテルコードをファイル名として格納する。これにより、地域毎検索対象一覧ページ32A、駅毎検索対象一覧ページ32B、ランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cにそれぞれ表示されたホテル名をクリックすることにより、対応するホテルコードをファイル名とするファイルである詳細情報ページ29が読み出されて端末装置5に表示される。
そして、地域リンク44Aは、ホテル詳細マスタ10から第1中間テーブル13を介して駅マスタ11に記録された当該ホテルと関連付いた地域名および地域コードを読み出して、地域名を所定のテンプレートファイルの所定の位置に挿入するとともに、地域名をクリックすることにより地域コードをファイル名とするファイルを読み出すようにリンクを設けて生成する。これにより、上記詳細情報ページ29の地域リンク44をクリックすることにより、当該地域の地域コードをファイル名とするファイルである地域毎検索対象一覧ページ32Aを読み出して端末装置5に表示する。
駅リンク44Bは、ホテル詳細マスタ10から第1中間テーブル13を介して駅マスタ11に記録された当該ホテルと関連付いた駅名および駅コードを読み出して、駅名を所定のテンプレートファイルの所定の位置に挿入するとともに、駅名をクリックすることにより駅コードをファイル名とするファイルを読み出すようにリンクを設けて生成する。これにより、上記詳細情報ページ29の駅リンク44Bをクリックすることにより、当該駅の駅コードをファイル名とするファイルである駅毎検索対象一覧ページ32Bを読み出して端末装置5に表示する。
ランドマークリンク44Cは、ホテル詳細マスタ10から第1中間テーブル13、駅マスタ11および第2中間テーブル14を介してランドマークマスタ12に記録された当該ホテルと関連付いたランドマーク名およびランドマークコードを読み出して、ランドマーク名を所定のテンプレートファイルの所定の位置に挿入するとともに、ランドマーク名をクリックすることによりランドマークコードをファイル名とするファイルを読み出すようにリンクを設けて生成する。これにより、上記詳細情報ページ29のランドマークリンク44Cをクリックすることにより、当該ランドマークのランドマークコードをファイル名とするファイルであるランドマーク毎検索対象一覧ページ32Cを読み出して端末装置5に表示する。
以上のように、上記ウェブページ生成手段16は、絞込ページ群を構成する絞込ページ(地域絞込ページ31A、駅絞込ページ31B,ランドマーク絞込ページ31C)に対応する各ファイルを、絞込条件コード(地域コード、駅コード、ランドマークコード)をデータベースから読み出して、一覧表示する各絞込条件(地域名、駅名、ランドマーク名)が当該絞込条件の絞込条件コード(地域コード、駅コード、ランドマークコード)をファイル名とするファイルにリンクするよう生成する。
また、上記ウェブページ生成手段16は、上記検索対象一覧ページ群を構成する各検索対象一覧ページ(地域毎検索対象一覧ページ32A、駅毎検索対象一覧ページ32B、ランドマーク毎検索対象一覧ページ32C)に対応するファイルを、絞込条件コード(地域コード、駅コード、ランドマークコード)および検索対象コード(ホテルコード)をデータベースから読み出して、上記絞込ページ(地域絞込ページ31A、駅絞込ページ31B,ランドマーク絞込ページ31C)に一覧表示された絞込条件(地域名、駅名、ランドマーク名)のうちリンクする絞込条件(地域名、駅名、ランドマーク名)に対応する絞込条件コード(地域コード、駅コード、ランドマークコード)をファイル名とするとともに、一覧表示する検索対象が当該検索対象の検索対象コード(ホテルコード)をファイル名とするファイルにリンクするよう生成する。
また、上記ウェブページ生成手段16は、上記詳細情報ページ群を構成する詳細情報ページ29に対応するファイルを、検索対象コード(ホテルコード)をデータベースから読み出して、上記検索対象一覧ページ(地域毎検索対象一覧ページ32A、駅毎検索対象一覧ページ32B、ランドマーク毎検索対象一覧ページ32C)に表示された検索対象のうちリンクする検索対象に対応する検索対象コード(ホテルコード)をファイル名とするよう生成する。
さらに、上記ウェブページ生成手段16は、上記詳細情報ページ群を構成する詳細情報ページ29に対応するファイルを、絞込条件コード(地域コード、駅コード、ランドマークコード)をデータベースから読み出して、上記複数系列の絞込ファイル群における各検索対象一覧ページ(地域毎検索対象一覧ページ32A、駅毎検索対象一覧ページ32B、ランドマーク毎検索対象一覧ページ32C)を表示させるための絞込条件コード(地域コード、駅コード、ランドマークコード)をファイル名とするファイルへのリンク(地域リンク44A、駅リンク44B、ランドマークリンク44C)を設けるよう生成する。
図16は、1系列の絞込ファイル群と詳細情報ページ群の第2例を示す図である。
この例は、上記絞込ページ群は、上位絞込条件(地域)が一覧表示された上位絞込ページ33が複数集合してなる上位絞込ページ群と、上記上位絞込ページ33に一覧表示された上位絞込条件(地域)にリンクして、上記上位絞込条件(地域)に対する選択入力に基づいて端末装置5に表示され、上記選択入力された上位絞込条件(地域)に対する下位絞込条件(駅)が一覧表示された下位絞込ページ34が複数集合してなる下位絞込ページ群とを少なくとも含んで複数段階の絞込みを行い得るように構成され、上記検索対象一覧ページ32は、最も下位の下位絞込ページ34に対してリンクしている。
上記上位絞込ページ33は、基本的に上述した地域絞込ページ31Aと同様であるが、この例では、絞込結果表示部である地域表示部37Aに一覧表示された絞込結果(地域)が二次絞込条件であり、上記二次絞込条件である地域に対する選択入力に基づいて、上記二次絞込条件(地域)によって絞り込まれた二次絞込結果である駅が一覧表示された二次絞込結果表示ページ(下位絞込ページ)34が端末装置5に表示されるように構成されている。
図示した例は、下位絞込ページ34は1段階であるが、下位絞込ページを複数段階に設けて多段階の絞込みを行うようにしてもよい。
それ以外は、第1例と同様であり、同様の作用効果を奏する。
図17は、1系列の絞込ファイル群と詳細情報ページ群の第3例を示す図である。
この例は、絞込ページ(単位ページ)31に、地方表示部(上位絞込条件表示部)38、都道府県表示部(第1の下位絞込条件表示部)39、地域表示部(第2の下位絞込条件表示部)40、駅表示部(絞込結果表示部)41が表示され、絞込ページ(単位ページ)31で3段階の絞込みを行い得るようになっている。
すなわち、上記絞込ページ(単位ページ)31は、上記複数の絞込条件表示部は並べて配置され、上位の絞込条件が表示された上位絞込条件表示部(地方表示部)38から、順次相対的に下位の絞込条件が表示された複数段階の下位絞込条件表示部(都道府県表示部39、地域表示部40)が複数並べて配置され、引き続き絞込結果表示部(駅表示部41)が並べて配置されている。
また、絞込ページ(単位ページ)31に対応する各ファイルは、上位絞込条件それぞれに割り当てられた上位絞込条件コードに対して、複数段階の下位絞込条件それぞれに割り当てられた下位絞込条件コードを組み合わせた組合せコードをファイル名として格納されている。
さらに、各絞込条件表示部に一覧表示された絞込条件に対する選択入力によって、上位絞込条件コードと複数の下位絞込条件コードを組み合わせた組合せコードが指定され、当該指定された組合せコードをファイル名とするファイルが選択されて絞込ページ(単位ページ)31が端末装置5に表示されるようになっている。
図示した例は、3段階の絞込みを行うものであるが、絞込条件表示部を4段階以上設けて多段階の絞込みを行うようにしてもよい。
それ以外は、第1例と同様であり、同様の作用効果を奏する。
以上の構成により、本発明の情報検索システムのファイル構造によれば、端末装置における上記複数の絞込条件表示部にそれぞれ一覧表示された絞込条件に対する選択入力により、上記絞込結果表示部に上記選択入力で絞り込まれた絞込結果が一覧表示された単位ページが表示される。このように、一覧表示された絞込条件から所望の絞込条件を選択するだけで複数段階の適切な絞込が行われるため、従来のように、ユーザが絞込条件を設定する必要がなくなり、設定した絞込み条件が不適切で絞込みの精度が低下するような問題もない。また、一旦絞込条件を入力して検索を実行したあとに再度検索を行う場合にも、単位ページに複数表示されている絞込条件表示部における絞込条件の選択で異なる条件での絞込を容易に行うことができ、従来のように絞込条件を再入力する手間が省ける。
また、上記各単位ページは、上記複数の絞込条件表示部は並べて配置され、上位の絞込条件が表示された上位絞込条件表示部から、順次相対的に下位の絞込条件が表示された1段階または複数段階の下位絞込条件表示部が1つまたは複数並べて配置され、引き続き絞込結果表示部が並べて配置されている場合には、
上位絞込条件から下位絞込条件に並べて配置された絞込条件表示部で絞込条件を選択すればよいため、視覚的に絞込みのための条件選択動作が非常に行いやすい。また、下位絞込条件表示部に引き続いて絞込結果表示部が並べて配置されているので、下位絞込条件と絞込み結果との配置が近いことから、視覚的に下位絞込条件の再選択動作が行いやすい。
また、各単位ページに対応する各ファイルは、上位絞込条件それぞれに割り当てられた上位絞込条件コードに対して、1段階または複数段階の下位絞込条件それぞれに割り当てられた下位絞込条件コードを組み合わせた組合せコードをファイル名として格納され、
各絞込条件表示部に一覧表示された絞込条件に対する選択入力によって、上位絞込条件コードと1つまたは複数の下位絞込条件コードを組み合わせた組合せコードが指定され、当該指定された組合せコードをファイル名とするファイルが選択されて単位ページが端末装置に表示されるようになっている場合には、
上位絞込条件コードと下位絞込条件コードを組み合わせた組合せコードをファイル名とすることから、上位絞込条件および下位絞込条件の選択とファイルの選択とを整合させやすく、リンクを設けたファイルの構築を容易かつ確実に行うことができる。
また、上記絞込結果表示部に一覧表示された絞込結果が二次絞込条件であり、上記二次絞込条件に対する選択入力に基づいて、上記二次絞込条件によって絞り込まれた二次絞込結果が一覧表示された二次絞込結果表示ページが端末装置に表示されるように構成されている場合には、
単位ページが複数集合した単位ページ群による絞込みに加えて、さらに二次絞込条件による絞込を行いうるので、絞込段階数を多くした精度の高い絞込みが行える。
また、本発明の情報検索システムのファイル構造の構築方法によれば、上位絞込条件コードおよび下位絞込条件コードをデータベースから読み出し、各単位ページに対応する各ファイルを、上位絞込条件それぞれに割り当てられた上位絞込条件コードに下位絞込条件コードを組み合わせた組合せコードをファイル名として格納することから、上位絞込条件および下位絞込条件の選択とファイルの選択とを整合させやすく、リンクを設けたファイルの構築を容易かつ確実に行うことができる。
また、本発明の情報検索システムのファイル構造によれば、絞込条件のカテゴリが異なる複数系列の絞込ファイル群で検索対象を絞り込むことから、検索対象の詳細情報ページだけでなく、検索対象に関連する非常に多くの絞込ページや検索対象一覧ページのファイルが存在することになるので、これら多数のファイルがすべてサーチエンジンによる対象となることから、サーチエンジンでのヒット率が大幅に向上し、SEO(Search Engine Optimization)上極めて有利になる。
また、上記詳細情報ページは、上記複数系列の絞込ファイル群における検索対象一覧ページに表示された検索対象にリンクしている場合には、
カテゴリが異なる複数系列の絞込により検索対象を絞り込むことができることから、多用な絞込を提供することができる。
また、上記詳細情報ページには、上記複数系列の絞込ファイル群における各検索対象一覧ページを表示させるためのリンクが設けられている場合には、
詳細情報表示ぺージと検索対象一覧ページを行ったり来たりしながら、所望の検索対象を探すことができ、従来のように、検索画面まで戻って再度検索をやりなおしたりする必要がなくなり、自由にネットサーフィンを行う感覚で検索対象を探すことができ、ストレスや煩雑をあまり感じない検索を可能とする。
また、上記絞込ページ群は、
上位絞込条件が一覧表示された上位絞込ページが複数集合してなる上位絞込ページ群と、
上記上位絞込ページに一覧表示された上位絞込条件にリンクして、上記上位絞込条件に対する選択入力に基づいて端末装置に表示され、上記選択入力された上位絞込条件に対する下位絞込条件が一覧表示された下位絞込ページが複数集合してなる下位絞込ページ群とを少なくとも含んで複数段階の絞込みを行い得るように構成され、
上記検索対象一覧ページは、最も下位の下位絞込ページに対してリンクしている場合には、
上位絞込ページ群と下位絞込ページ群による複数段階の絞込みを実現し、精度の高い絞込みが行える。
また、本発明の情報検索システムのファイル構造の構築方法によれば、ファイル名を絞込条件コードとすることにより、リンク先ファイルに対するリンクを行うため、絞込ページ群における絞込ページ、検索対象一覧ページ、詳細情報ページのリンクを整合させやすく、リンクを設けたファイルの構築を容易かつ確実に行うことができる。
また、上記絞込ファイル群は、絞込条件のカテゴリが異なる複数系列を備えており、
上記詳細情報ページには、上記複数系列の絞込ファイル群における各検索対象一覧ページを表示させるためのリンクが設けられ、
上記ウェブページ生成部は、
上記詳細情報ページ群を構成する詳細情報ページに対応するファイルを、絞込条件コードをデータベースから読み出して、上記複数系列の絞込ファイル群における各検索対象一覧ページを表示させるための絞込条件コードをファイル名とするファイルへのリンクを設けて生成する場合には、
詳細情報表示ぺージと検索対象一覧ページを行ったり来たりしながら、所望の検索対象を探すことができ、従来のように、検索画面まで戻って再度検索をやりなおしたりする必要がなくなり、自由にネットサーフィンを行う感覚で検索対象を探すことができ、ストレスや煩雑をあまり感じない検索を可能とする。また、リンクを整合させやすく、リンクを設けたファイルの構築を容易かつ確実に行うことができる。
各ホテルごとに複数の駅を関連付けた第1中間テーブルにより、ホテルと駅とを関連付け、各駅ごとに複数のランドマークを関連付けた第2中間テーブルにより駅とランドマークとを関連付け、上記第1中間テーブル13および第2中間テーブル14を介してホテルとランドマークとを関連付けることにより、上記ランドマークからホテルをデータベース検索により抽出する。
このため、ランドマークを増やして検索精度を向上させる場合でも、ランドマークマスタ12と第2中間テーブル14のデータを増やすだけで、増やしたランドマークとホテルとを関連付けることができる。したがって、従来のように、膨大な作業を行わなくても、ごく軽微な作業だけで個別抽出条件であるランドマークを増やし、検索精度を向上させた検索を行うことができる。
また、上記ランドマークからホテルをウェブ上でウェブ検索するためのウェブページが格納されるウェブページ格納部18を有し、上記ウェブページは、上記ランドマークを表示する表示画面と、ホテルを表示する表示画面とを含み、表示画面に表示されたランドマークに対する選択入力操作により、当該ランドマークと関連付いたホテルに係る表示画面が表示されるようリンクが形成され、上記リンクにおけるランドマークとホテルとは、第1中間テーブル13および第2中間テーブル14により、駅を介して関連付けられている場合には、
ランドマークを増やして検索精度を向上させる場合でも、ランドマークマスタ12と第2中間テーブル14のデータを増やすだけで、増やしたランドマークとホテルとを関連付けることができる。そして、ウェブ検索において、多くの個別抽出条件であるランドマークをもとにした高精度なウェブ検索を行うことが可能となる。
また、表示画面を、所定のテンプレートファイルにデータを割り当てることにより自動的に生成するウェブページ生成手段16を備え、上記ウェブページ生成手段16は、所定のテンプレートファイルに対して、ホテル詳細マスタ10、上記駅マスタ11、ランドマークマスタ12、第1中間テーブル13、第2中間テーブル14を介し、上記データベース検索手段9におけるデータベース検索によって抽出したランドマークとホテルのデータに基づいて表示画面を生成する場合には、
ランドマークマスタ12と第2中間テーブル14のデータを増やすだけで、増やしたランドマークとホテルとを関連付けることができるうえ、そのように関連付いた表示画面を自動生成することができる。したがって、従来のように、膨大な作業を行わなくても、ごく軽微な作業だけで個別抽出条件であるランドマークを増やし、検索精度を向上させたウェブ検索を行うことができる。そして、生成されるウェブページのページ数は、ランドマークの増加量に対して二次曲線的に多くなり、多数のウェブページが生成されるため、ウェブ上のサーチエンジンにおいてヒットする確率が極めて高くなり、ユーザ端末からの閲覧機会を大幅に増大させることができる。
上記の実施の形態では、検索対象をホテルとしたホテル情報検索に適用した例を示したが、これに限定するものではなく、検索対象として、さまざまな対象を使用して各種の情報検索に適用することができる。
本発明の情報検索システムを含むネットワーク構成を示す図である。 ファイル構造の全体構成を示す図である。 1系列の絞込ファイル群と詳細情報ページ群の一例を示す図である。 絞込ページ群による絞込の一例を示す図である。 地方絞込系列における一次絞込ページ、検索対象一覧ページ、詳細情報ページの一例を示す図である。 駅絞込系列における一次絞込ページ、検索対象一覧ページ、詳細情報ページの第2例を示す図である。 ランドマーク絞込系列における一次絞込ページ、検索対象一覧ページ、詳細情報ページの第3例を示す図である。 3系列の絞込ファイル群と詳細情報ページ群における一次絞込ページ、検索対象一覧ページ、詳細情報ページのリンク関係を模式的に示した図である。 地域系列絞込における一次絞込ページと、それを生成するためのマスタテーブルを示す図である。 地域系列絞込における検索対象一覧ページと、それを生成するためのマスタテーブルを示す図である。 駅系列絞込における一次絞込ページと、それを生成するためのマスタテーブルを示す図である。 駅系列絞込における検索対象一覧ページと、それを生成するためのマスタテーブルを示す図である。 ランドマーク系列絞込における一次絞込ページと、それを生成するためのマスタテーブルを示す図である。 ランドマーク系列絞込における検索対象一覧ページと、それを生成するためのマスタテーブルを示す図である。 詳細情報ページと、それを生成するためのマスタテーブルを示す図である。 1系列の絞込ファイル群と詳細情報ページ群の第2例を示す図である。 1系列の絞込ファイル群と詳細情報ページ群の第3例を示す図である。
符号の説明
1 サーバ装置
2 インターネット
3 ウェブサーバ
4 データベースサーバ
5 端末装置
9 データベース検索手段
10 ホテル詳細マスタ
11 駅マスタ
12 ランドマークマスタ
13 第1中間テーブル
14 第2中間テーブル
15 地方マスタ
16 ウェブページ生成手段
17 テンプレート格納部
18 ウェブページ格納部
19 既設ページ
20 新設ページ
21 ランドマーク区分マスタ
22 駅・路線マスタ
23 ホテル名称マスタ
24 地域マスタ
25 都道府県マスタ
26 トップページ
27 メニューページ
28A 地域系列絞込ファイル群
28B 駅系列絞込ファイル群
28C ランドマーク系列絞込ファイル群
29 詳細情報ページ
30 予約処理ページ
31 絞込ページ(単位ページ)
31A 地域絞込ページ(単位ページ)
31B 駅絞込ページ(単位ページ)
31C ランドマーク絞込ページ(単位ページ)
32A 地域毎検索対象一覧ページ
32B 駅毎検索対象一覧ページ
32C ランドマーク毎検索対象一覧ページ
33 上位絞込ページ
34 下位絞込ページ(二次絞込結果表示ページ)
35A 地方表示部(上位絞込条件表示部)
35B 都道府県表示部(上位絞込条件表示部)
35C ランドマーク区分表示部(上位絞込条件表示部)
36A 都道府県表示部(下位絞込条件表示部)
36B 駅表示部(下位絞込条件表示部)
36C 都道府県表示部(下位絞込条件表示部)
37A 地域表示部(絞込結果表示部)
37B 路線表示部(絞込結果表示部)
37C ランドマーク表示部(絞込結果表示部)
38 地方表示部(上位絞込条件表示部)
39 都道府県表示部(第1の下位絞込条件表示部)
40 地域表示部(第2の下位絞込条件表示部)
41 駅表示部(絞込結果表示部)
42 絞込条件表示部
43 絞込結果(二次絞込条件)
44A 地域リンク
44B 駅リンク
44C ランドマークリンク

Claims (6)

  1. ウェブページを表示するためのファイルが格納されたウェブページ格納部を有するウェブサーバを備え、上記ウェブサーバと通信回線を介して接続された端末装置に上記ウェブページを表示して検索対象を絞込検索するための情報検索システムのファイル構造であって、
    絞込条件が一覧表示された絞込ページが複数集合してなる絞込ページ群と、
    上記絞込ページに一覧表示された絞込条件にリンクして、上記絞込条件に対する選択入力に基づいて端末装置に表示され、上記選択入力された絞込条件に対する検索対象の一覧が表示された検索対象一覧ページが複数集合してなる検索対象一覧ページ群とによって絞込ファイル群が構成され、
    上記絞込ファイル群は、絞込条件のカテゴリが異なる複数系列を備えており、

    上記複数系列の絞込ファイル群における検索対象一覧ページに表示された検索対象にリンクして、上記検索対象に対する選択入力に基づいて端末装置に表示され、検索対象の詳細情報が表示された詳細情報ページが複数集合してなる詳細情報ページ群を有していることを特徴とする情報検索システムのファイル構造。
  2. 上記詳細情報ページは、上記複数系列の絞込ファイル群における検索対象一覧ページに表示された検索対象にリンクしている請求項1記載の情報検索システムのファイル構造。
  3. 上記詳細情報ページには、上記複数系列の絞込ファイル群における各検索対象一覧ページを表示させるためのリンクが設けられている請求項1または2記載の情報検索システムのファイル構造。
  4. 上記絞込ページ群は、
    上位絞込条件が一覧表示された上位絞込ページが複数集合してなる上位絞込ページ群と、
    上記上位絞込ページに一覧表示された上位絞込条件にリンクして、上記上位絞込条件に対する選択入力に基づいて端末装置に表示され、上記選択入力された上位絞込条件に対する下位絞込条件が一覧表示された下位絞込ページが複数集合してなる下位絞込ページ群とを少なくとも含んで複数段階の絞込みを行い得るように構成され、
    上記検索対象一覧ページは、最も下位の下位絞込ページに対してリンクしている請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報検索システムのファイル構造。
  5. ウェブページを表示するためのファイルが格納されたウェブページ格納部と、上記ウェブページ格納部に格納するウェブページとしてのファイルを生成するウェブページ生成部と、上記ウェブページとしてのファイルを生成するためのデータが格納されたデータベースとを備え、上記ウェブページ格納部に格納されたウェブページを、通信回線を介して接続された端末装置に表示して検索対象を絞込検索するための情報検索システムのファイル構造を構築する方法であって、
    上記ウェブページは、
    絞込条件が一覧表示された絞込ページが複数集合してなる絞込ページ群と、
    上記絞込ページに一覧表示された絞込条件にリンクして、上記絞込条件に対する選択入力に基づいて端末装置に表示され、上記選択入力された絞込条件に対する検索対象の一覧が表示された検索対象一覧ページが複数集合してなる検索対象一覧ページ群とによって絞込ファイル群が構成され、
    上記複数系列の絞込ファイル群における検索対象一覧ページに表示された検索対象にリンクして、上記検索対象に対する選択入力に基づいて端末装置に表示され、検索対象の詳細情報が表示された詳細情報ページが複数集合してなる詳細情報ページ群を有しており、
    上記ウェブページ生成部は、
    絞込ページ群を構成する各絞込ページに対応する各ファイルを、絞込条件コードをデータベースから読み出して、一覧表示する各絞込条件が当該絞込条件の絞込条件コードをファイル名とするファイルにリンクするよう生成し、
    上記検索対象一覧ページ群を構成する各検索対象一覧ページに対応するファイルを、絞込条件コードおよび検索対象コードをデータベースから読み出して、上記絞込ページに一覧表示された絞込条件のうちリンクする絞込条件に対応する絞込条件コードをファイル名とするとともに、一覧表示する検索対象が当該検索対象の検索対象コードをファイル名とするファイルにリンクするよう生成し、
    上記詳細情報ページ群を構成する詳細情報ページに対応するファイルを、検索対象コードをデータベースから読み出して、上記検索対象一覧ページに表示された検索対象のうちリンクする検索対象に対応する検索対象コードをファイル名とするよう生成することを特徴とする情報検索システムのファイル構造の構築方法。
  6. 上記絞込ファイル群は、絞込条件のカテゴリが異なる複数系列を備えており、
    上記詳細情報ページには、上記複数系列の絞込ファイル群における各検索対象一覧ページを表示させるためのリンクが設けられ、
    上記ウェブページ生成部は、
    上記詳細情報ページ群を構成する詳細情報ページに対応するファイルを、絞込条件コードをデータベースから読み出して、上記複数系列の絞込ファイル群における各検索対象一覧ページを表示させるための絞込条件コードをファイル名とするファイルへのリンクを設けるよう生成する請求項6記載の情報検索システムのファイル構造の構築方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20220027419A1 (en) * 2018-12-28 2022-01-27 Shenzhen Sekorm Component Network Co., Ltd Smart search and recommendation method for content, storage medium, and terminal

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