JP2007233868A - 携帯電話機、及び、電子メール送受信用プログラム - Google Patents

携帯電話機、及び、電子メール送受信用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 電子メールの本人性を確認することができるとともに、本人でなければ、当該本人宛に送信された電子メールであっても読むことができなくすることができ、かつ、容易に利用することができる携帯電話機を提供すること。
【解決手段】 変換テーブル作成プログラムを実行して作成した変換テーブルを記憶する手段と、暗号化メールを受信して記憶する手段と、予め定められたパスワードを記憶する手段と、入力されたパスワードが、記憶されているパスワードと一致する場合に、変換テーブルを参照して暗号化メールを復号する手段と、復号化メールを一時的に記憶する復号化メール一時記憶手段と、復号化メール一時記憶手段に記憶された復号化メールを表示手段に表示する表示制御手段と、表示終了指示入力に応じて、復号化メール一時記憶手段に記憶している復号化メールを消去する手段とを備えた携帯電話機。
【選択図】 図10

Description

本発明は、電子メールの送受信が可能な携帯電話機、及び、電子メール送受信用プログラムに関する。
近年、情報通信技術の発達により、重要文書や秘密文書が電子メールで送受信されることが多い。そのため、送受信された電子メールの本人性が確認できることが重要となっている。また、送信相手を間違えた場合には、もはや取り消すことができないといった問題もあった。
近年、メールクライアントから送信される電子メールの授受を中継するメールサーバであって、受信した電子メールにデジタル署名を施すメールサーバが存在する(例えば、特許文献1参照)。また、従業員の出勤時及び退勤時に、出退勤情報を電子メールでサーバーに送信することにより、給与計算する給与計算・支払い処理システムにおいて、従業員とサーバー間の電子メールの送受信が暗号化されている給与計算・支払い処理システムが存在する(例えば、特許文献2参照)。また、利用者等から遠隔地にある装置を、電子メールを用いて制御する遠隔制御システムにおいて、暗号化した電子メールを用いる遠隔制御システムが存在する(例えば、特許文献3参照)。また、予め登録された電子メールアドレスを複数のユーザで共有する場合において、1のユーザが入力するパスワードが、予め記憶されている当該ユーザのパスワードと一致する時にのみ、当該ユーザ宛の電子メールへのアクセス権が与えられる電子メールアドレス多重化の方法が存在する(例えば、特許文献4参照)。
特許文献1に記載のメールサーバによれば、デジタル署名が施されているため、当該電子メールアドレスから送信された電子メールが正当な電子メールアドレスから送信されたものであると確認することができる。また、特許文献2に記載の給与計算・支払い処理システムや、特許文献3に記載の遠隔制御システムによれば、電子メールが暗号化されているため、他のメールアドレスで受信された場合には、復号化することをできなくすることができ、その内容を知られなくすることができる。また、特許文献4に記載の電子メールアドレス多重化方法によれば、パスワードを知る本人が操作しない限り、電子メールへのアクセス権が与えられないため、他人に電子メールが読まれることを防止することができる。
特開2001−168902号公報 特開2001−273389号公報 特開2002−058077号公報 特開平11−331242号公報
しかしながら、特許文献1では、正当なメールアドレスから送信されたことを確認することができても、他人があたかも本人になりすまして当該本人のメールアドレスを使用して電子メールを送信した場合に、その電子メールが本当に本人から送信されたものであるかを確認する方法がなく、信じざるを得ないといった問題があった。また、特許文献2、3をメールの送受信に適用しても、他のメールアドレスで受信された場合には、復号化することをできなくすることができても、正規のメールアドレスで受信された場合には、復号化されるため、他人が勝手に本人の装置(例えば、パーソナルコンピュータ)を操作すれば、その内容が知られることとなるといった問題があった。この問題は特に、携帯電話機のように、他人が容易に操作することが可能な装置である場合に、特に顕著となるといった問題があった。また、特許文献4では、パスワードが一致しない限り、すべてのメールに対するアクセス権が与えられないため、その都度パスワードを入力しなければならず、不便であるため、結局利用することができないといった問題があった。
このように、電子メールの送受信において起こり得る問題を包括的に解決するには至っていないといった問題があった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子メールの本人性を確認することができるとともに、本人でなければ、当該本人宛に送信された電子メールであっても読むことができなくすることができ、かつ、容易に利用することができる携帯電話機及び電子メール送受信用プログラムを提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) 暗号化メールの生成及び当該暗号化メールの復号をするための変換テーブルを作成可能な変換テーブル作成プログラムを記憶する変換テーブル作成プログラム記憶手段と、
所有者の入力に応じて、変換テーブル作成プログラムを実行することにより、変換テーブルを作成する変換テーブル作成手段と、
上記変換テーブル作成手段により作成された変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
暗号化された暗号化メールを受信する暗号化メール受信手段と、
上記暗号化メール受信手段が受信した暗号化メールを記憶する暗号化メール記憶手段と、
予め定められたパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、
パスワードの入力を受け付けるパスワード入力手段と、
上記パスワード入力手段から入力されたパスワードが、上記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致するか否かを判断する認証手段と、
上記パスワード入力手段から入力されたパスワードが、上記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致すると上記認証手段が判断した場合に、上記変換テーブル記憶手段に記憶されている変換テーブルを参照することにより、上記暗号化メール記憶手段に記憶されている暗号化メールを復号して復号化メールを生成する復号化メール生成手段と、
上記復号化メール生成手段が生成した復号化メールを一時的に記憶する復号化メール一時記憶手段と、
復号化メールを表示可能な表示手段と、
上記復号化メール一時記憶手段に記憶された復号化メールを上記表示手段に表示する制御を行う表示制御手段と、
復号化メールの表示を終了する旨の指示入力を受け付けたことに応じて、上記復号化メール一時記憶手段に記憶している復号化メールを消去する復号化メール消去手段と
を備えたことを特徴とする携帯電話機。
(1)の発明によれば、入力されたパスワードが予め記憶されているパスワードと一致する場合に、変換テーブルを参照し、受信した暗号化メールを復号して復号化メールを生成する。従って、パスワードを知る本人のみしか、復号化メールを読むことができないようにすることができる。また、同一の変換テーブルを用いなければ、当該暗号化メールを復号することができないため、同一のテーブルを使用することを予め示し合わせている者以外の者は、暗号化メールを送信する際、どの変換テーブルを用いて送信すればよいかわからない。すなわち、受信者が受信した暗号化メールが復号できない場合には、当該暗号化メールは、示し合わせた変換テーブル以外の変換テーブルにより暗号化されたものであるため、他人から送信されたものであると知ることができる。従って、電子メールの本人性を確認することができる。また、暗号化メールを受信した場合には、パスワードの入力により、復号化することができ、暗号化されていないメールについては、パスワードの入力をせずとも読むことができる。このように、重要文書や秘密文書等については、パスワードの入力を要求して、他人に読まれることを防止するとともに、他人に読まれてもよいような、暗号化されていないメールについては、パスワードを必要とせず迅速にそのメールを読むことを可能とし、重要度と利便性とを両立させることができる。
また、変換テーブルは、変換テーブル作成プログラムにより所有者によって作成されるため、1の所有者が作成した変換テーブルと、他の所有者が作成した変換テーブルとが同一となる可能性は非常に少ない。従って、例えば、他人が偶然に同一の変換テーブルを用いていたために当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことを確実に防止することができる。また、複数の変換テーブルが予め用意されており、そのなかから1の変換テーブルを選択する構成とした場合には、悪意の他人が当該複数の変換テーブルを順番に使用した結果復号化に成功し、当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことがあり得るが、このような状況を確実に防止することができる。
さらに、お互いに示し合わせて同一の変換テーブルを用いるため、例えば、恋人同士が使用することにより、お互いの親密度を向上させることが可能である。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(2) 他の携帯電話機において変換テーブル作成プログラムが実行されることにより作成された、暗号化メールの生成及び当該暗号化メールの復号をするための変換テーブルを当該他の携帯電話機から受信する変換テーブル受信手段と
上記変換テーブル受信手段が受信した変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
暗号化された暗号化メールを受信する暗号化メール受信手段と、
上記暗号化メール受信手段が受信した暗号化メールを記憶する暗号化メール記憶手段と、
予め定められたパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、
パスワードの入力を受け付けるパスワード入力手段と、
上記パスワード入力手段から入力されたパスワードが、上記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致するか否かを判断する認証手段と、
上記パスワード入力手段から入力されたパスワードが、上記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致すると上記認証手段が判断した場合に、上記変換テーブル記憶手段に記憶されている変換テーブルを参照することにより、上記暗号化メール記憶手段に記憶されている暗号化メールを復号して復号化メールを生成する復号化メール生成手段と、
上記復号化メール生成手段が生成した復号化メールを一時的に記憶する復号化メール一時記憶手段と、
復号化メールを表示可能な表示手段と、
上記復号化メール一時記憶手段に記憶された復号化メールを上記表示手段に表示する制御を行う表示制御手段と、
復号化メールの表示を終了する旨の指示入力を受け付けたことに応じて、上記復号化メール一時記憶手段に記憶している復号化メールを消去する復号化メール消去手段と
を備えたことを特徴とする携帯電話機。
(2)の発明によれば、入力されたパスワードが予め記憶されているパスワードと一致する場合に、変換テーブルを参照し、受信した暗号化メールを復号して復号化メールを生成する。従って、パスワードを知る本人のみしか、復号化メールを読むことができないようにすることができる。また、同一の変換テーブルを用いなければ、当該暗号化メールを復号することができないため、同一のテーブルを使用することを予め示し合わせている者以外の者は、暗号化メールを送信する際、どの変換テーブルを用いて送信すればよいかわからない。すなわち、受信者が受信した暗号化メールが復号できない場合には、当該暗号化メールは、示し合わせた変換テーブル以外の変換テーブルにより暗号化されたものであるため、他人から送信されたものであると知ることができる。従って、電子メールの本人性を確認することができる。また、暗号化メールを受信した場合には、パスワードの入力により、復号化することができ、暗号化されていないメールについては、パスワードの入力をせずとも読むことができる。このように、重要文書や秘密文書等については、パスワードの入力を要求して、他人に読まれることを防止するとともに、他人に読まれてもよいような、暗号化されていないメールについては、パスワードを必要とせず迅速にそのメールを読むことを可能とし、重要度と利便性とを両立させることができる。
また、変換テーブルは、他の携帯電話機において変換テーブル作成プログラムが実行されることにより作成されたテーブルであるため、1の所有者が作成した変換テーブルと、他の所有者が作成した変換テーブルとが同一となる可能性は非常に少ない。従って、例えば、他人が偶然に同一の変換テーブルを用いていたために当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことを確実に防止することができる。また、複数の変換テーブルが予め用意されており、そのなかから1の変換テーブルを選択する構成とした場合には、悪意の他人が当該複数の変換テーブルを順番に使用した結果復号化に成功し、当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことがあり得るが、このような状況を確実に防止することができる。
さらに、お互いに示し合わせて同一の変換テーブルを用いるため、例えば、恋人同士が使用することにより、お互いの親密度を向上させることが可能である。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(3) 暗号化メールの生成及び当該暗号化メールの復号をするための変換テーブルを作成可能な変換テーブル作成プログラムを記憶する変換テーブル作成プログラム記憶手段と、
所有者の入力に応じて、変換テーブル作成プログラムを実行することにより変換テーブルを作成する変換テーブル作成手段と、
上記変換テーブル作成手段により、作成された変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
作成された電子メールを記憶する電子メール記憶手段と、
上記変換テーブル記憶手段に記憶された変換テーブルを参照することにより、上記電子メール記憶手段に記憶された電子メールを暗号化して、暗号化メールを生成する暗号化メール生成手段と、
暗号化メールを送信する暗号化メール送信手段と、
上記暗号化メール送信手段が暗号化メールを送信すると、当該暗号化メールに対応する電子メールを、上記電子メール記憶手段から消去する消去手段と
を備えたことを特徴とする携帯電話機。
(3)の発明によれば、変換テーブルを参照し、作成された電子メールから、暗号化メールを生成し、当該暗号化メールを送信する。この暗号化メールは、同一の変換テーブルを用いなければ、当該暗号化メールを復号することができないため、予め示し合わせて、同一の変換テーブルを記憶させている者以外の者は、受信した暗号化メールを復号化することができない。従って、誤って送信した場合に、他人に読まれてしまうことを防止することができる。また、受信者が、受信した暗号化メールを復号することができる場合には、当該暗号化メールは、示し合わせた者から送信されたものであると知ることができ、受信した暗号化メールが復号できない場合には、当該暗号化メールは、示し合わせた者以外の他人から送信されたものであると知ることができる。従って、電子メールの本人性を確認することができる。また、重要文書や秘密文書等については、暗号化して他人に読まれることを防止するとともに、他人に読まれてもよいような文書等については、暗号化せずに送信し、受信者が迅速にそのメールを読むことを可能とし、重要度と利便性とを両立させることができる。また、暗号化メールを送信すると、当該暗号化メールに対応する電子メールを消去するため、他人に見られたくないメールを消し忘れて、読まれてしまうことを防止することができる。
また、変換テーブルは、変換テーブル作成プログラムにより所有者によって作成されるため、1の所有者が作成した変換テーブルと、他の所有者が作成した変換テーブルとが同一となる可能性は非常に少ない。従って、例えば、他人が偶然に同一の変換テーブルを用いていたために当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことを確実に防止することができる。また、複数の変換テーブルが予め用意されており、そのなかから1の変換テーブルを選択する構成とした場合には、悪意の他人が当該複数の変換テーブルを順番に使用した結果復号化に成功し、当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことがあり得るが、このような状況を確実に防止することができる。
さらに、お互いに示し合わせて同一の変換テーブルを用いるため、例えば、恋人同士が使用することにより、お互いの親密度を向上させることが可能である。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(4) 他の携帯電話機において変換テーブル作成プログラムが実行されることにより作成された、暗号化メールの生成及び当該暗号化メールの復号をするための変換テーブルを当該他の携帯電話機から受信する変換テーブル受信手段と、
上記変換テーブル受信手段が受信した変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
作成された電子メールを記憶する電子メール記憶手段と、
上記変換テーブル記憶手段に記憶された変換テーブルを参照することにより、上記電子メール記憶手段に記憶された電子メールを暗号化して、暗号化メールを生成する暗号化メール生成手段と、
暗号化メールを送信する暗号化メール送信手段と、
上記暗号化メール送信手段が暗号化メールを送信すると、当該暗号化メールに対応する電子メールを、上記電子メール記憶手段から消去する消去手段と
を備えたことを特徴とする携帯電話機。
(4)の発明によれば、変換テーブルを参照し、作成された電子メールから、暗号化メールを生成し、当該暗号化メールを送信する。この暗号化メールは、同一の変換テーブルを用いなければ、当該暗号化メールを復号することができないため、予め示し合わせて、同一の変換テーブルを記憶させている者以外の者は、受信した暗号化メールを復号化することができない。従って、誤って送信した場合に、他人に読まれてしまうことを防止することができる。また、受信者が、受信した暗号化メールを復号することができる場合には、当該暗号化メールは、示し合わせた者から送信されたものであると知ることができ、受信した暗号化メールが復号できない場合には、当該暗号化メールは、示し合わせた者以外の他人から送信されたものであると知ることができる。従って、電子メールの本人性を確認することができる。また、重要文書や秘密文書等については、暗号化して他人に読まれることを防止するとともに、他人に読まれてもよいような文書等については、暗号化せずに送信し、受信者が迅速にそのメールを読むことを可能とし、重要度と利便性とを両立させることができる。また、暗号化メールを送信すると、当該暗号化メールに対応する電子メールを消去するため、他人に見られたくないメールを消し忘れて、読まれてしまうことを防止することができる。
また、変換テーブルは、他の携帯電話機において変換テーブル作成プログラムが実行されることにより作成されたテーブルであるため、1の所有者が作成した変換テーブルと、他の所有者が作成した変換テーブルとが同一となる可能性は非常に少ない。従って、例えば、他人が偶然に同一の変換テーブルを用いていたために当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことを確実に防止することができる。また、複数の変換テーブルが予め用意されており、そのなかから1の変換テーブルを選択する構成とした場合には、悪意の他人が当該複数の変換テーブルを順番に使用した結果復号化に成功し、当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことがあり得るが、このような状況を確実に防止することができる。
さらに、お互いに示し合わせて同一の変換テーブルを用いるため、例えば、恋人同士が使用することにより、お互いの親密度を向上させることが可能である。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(5) 上記(3)又は(4)に記載の携帯電話機であって、
上記変換テーブル記憶手段は、複数の変換テーブルを記憶し、
上記暗号化メール生成手段は、上記変換テーブル記憶手段に記憶されている上記複数の変換テーブルのなかから、送信先のメールアドレスに応じて設定されている変換テーブルを参照することにより、上記電子メール記憶手段に記憶された電子メールを暗号化して、暗号化メールを生成することを特徴とする。
(5)の発明によれば、複数の変換テーブルのなかから、送信先のメールアドレスに応じて設定されている変換テーブルを参照することにより、電子メールを暗号化して、暗号化メールを生成するため、間違えて暗号化メールを送信した相手が、同じ変換テーブル作成プログラムを利用している者であっても、当該暗号化メールを復号されることをより困難にすることができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(6) 暗号化メールの生成及び当該暗号化メールの復号をするための変換テーブルを作成可能な変換テーブル作成プログラムを記憶する変換テーブル作成プログラム記憶手段と、
上記変換テーブル作成プログラムを実行することにより作成される変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
受信した暗号化メールを記憶する暗号化メール記憶手段と、
予め定められたパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、
パスワードの入力を受け付けるパスワード入力手段と、
復号化された復号化メールを一時的に記憶する復号化メール一時記憶手段と、
復号化メールを表示する表示手段と
を備えた携帯電話機を、
所有者の入力に応じて、変換テーブル作成プログラムを実行することにより変換テーブルを作成する変換テーブル作成手段、
暗号化された暗号化メールを受信する暗号化メール受信手段、
上記パスワード入力手段から入力されたパスワードが、上記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致するか否かを判断する認証手段、
上記パスワード入力手段から入力されたパスワードが、上記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致すると上記認証手段が判断した場合に、上記変換テーブル記憶手段に記憶されている変換テーブルを参照することにより、上記暗号化メール記憶手段に記憶されている暗号化メールを復号して復号化メールを生成する復号化メール生成手段、
上記復号化メール一時記憶手段に記憶された復号化メールを上記表示手段に表示する制御を行う表示制御手段、
復号化メールの表示を終了する旨の指示入力を受け付けたことに応じて、上記復号化メール一時記憶手段に記憶している復号化メールを消去する復号化メール消去手段
として機能させることを特徴とする電子メール送受信用プログラム。
(6)の発明によれば、入力されたパスワードが予め記憶されているパスワードと一致する場合に、変換テーブルを参照し、受信した暗号化メールを復号して復号化メールを生成する。従って、パスワードを知る本人のみしか、復号化メールを読むことができないようにすることができる。また、同一の変換テーブルを用いなければ、当該暗号化メールを復号することができないため、同一のテーブルを使用することを予め示し合わせている者以外の者は、暗号化メールを送信する際、どの変換テーブルを用いて送信すればよいかわからない。すなわち、受信者が受信した暗号化メールが復号できない場合には、当該暗号化メールは、示し合わせた変換テーブル以外の変換テーブルにより暗号化されたものであるため、他人から送信されたものであると知ることができる。従って、電子メールの本人性を確認することができる。また、暗号化メールを受信した場合には、パスワードの入力により、復号化することができ、暗号化されていないメールについては、パスワードの入力をせずとも読むことができる。このように、重要文書や秘密文書等については、パスワードの入力を要求して、他人に読まれることを防止するとともに、他人に読まれてもよいような、暗号化されていないメールについては、パスワードを必要とせず迅速にそのメールを読むことを可能とし、重要度と利便性とを両立させることができる。
また、変換テーブルは、変換テーブル作成プログラムにより所有者によって作成されるため、1の所有者が作成した変換テーブルと、他の所有者が作成した変換テーブルとが同一となる可能性は非常に少ない。従って、例えば、他人が偶然に同一の変換テーブルを用いていたために当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことを確実に防止することができる。また、複数の変換テーブルが予め用意されており、そのなかから1の変換テーブルを選択する構成とした場合には、悪意の他人が当該複数の変換テーブルを順番に使用した結果復号化に成功し、当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことがあり得るが、このような状況を確実に防止することができる。
さらに、お互いに示し合わせて同一の変換テーブルを用いるため、例えば、恋人同士が使用することにより、お互いの親密度を向上させることが可能である。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(7) 受信した暗号化メールを記憶する暗号化メール記憶手段と、
予め定められたパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、
パスワードの入力を受け付けるパスワード入力手段と、
他の携帯電話機において変換テーブル作成プログラムが実行されることにより作成された、暗号化メールの生成及び当該暗号化メールの復号をするための変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
復号化された復号化メールを一時的に記憶する復号化メール一時記憶手段と、
復号化メールを表示する表示手段と
を備えた携帯電話機を、
暗号化された暗号化メールを受信する暗号化メール受信手段、
上記パスワード入力手段から入力されたパスワードが、上記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致するか否かを判断する認証手段、
変換テーブルを他の携帯電話機から受信する変換テーブル受信手段、
上記パスワード入力手段から入力されたパスワードが、上記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致すると上記認証手段が判断した場合に、上記変換テーブル記憶手段に記憶されている変換テーブルを参照することにより、上記暗号化メール記憶手段に記憶されている暗号化メールを復号して復号化メールを生成する復号化メール生成手段、
上記復号化メール一時記憶手段に記憶された復号化メールを上記表示手段に表示する制御を行う表示制御手段、
復号化メールの表示を終了する旨の指示入力を受け付けたことに応じて、上記復号化メール一時記憶手段に記憶している復号化メールを消去する復号化メール消去手段
として機能させることを特徴とする電子メール送受信用プログラム。
(7)の発明によれば、入力されたパスワードが予め記憶されているパスワードと一致する場合に、変換テーブルを参照し、受信した暗号化メールを復号して復号化メールを生成する。従って、パスワードを知る本人のみしか、復号化メールを読むことができないようにすることができる。また、同一の変換テーブルを用いなければ、当該暗号化メールを復号することができないため、同一のテーブルを使用することを予め示し合わせている者以外の者は、暗号化メールを送信する際、どの変換テーブルを用いて送信すればよいかわからない。すなわち、受信者が受信した暗号化メールが復号できない場合には、当該暗号化メールは、示し合わせた変換テーブル以外の変換テーブルにより暗号化されたものであるため、他人から送信されたものであると知ることができる。従って、電子メールの本人性を確認することができる。また、暗号化メールを受信した場合には、パスワードの入力により、復号化することができ、暗号化されていないメールについては、パスワードの入力をせずとも読むことができる。このように、重要文書や秘密文書等については、パスワードの入力を要求して、他人に読まれることを防止するとともに、他人に読まれてもよいような、暗号化されていないメールについては、パスワードを必要とせず迅速にそのメールを読むことを可能とし、重要度と利便性とを両立させることができる。
また、変換テーブルは、他の携帯電話機において変換テーブル作成プログラムが実行されることにより作成されたテーブルであるため、1の所有者が作成した変換テーブルと、他の所有者が作成した変換テーブルとが同一となる可能性は非常に少ない。従って、例えば、他人が偶然に同一の変換テーブルを用いていたために当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことを確実に防止することができる。また、複数の変換テーブルが予め用意されており、そのなかから1の変換テーブルを選択する構成とした場合には、悪意の他人が当該複数の変換テーブルを順番に使用した結果復号化に成功し、当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことがあり得るが、このような状況を確実に防止することができる。
さらに、お互いに示し合わせて同一の変換テーブルを用いるため、例えば、恋人同士が使用することにより、お互いの親密度を向上させることが可能である。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(8) 暗号化メールの生成及び当該暗号化メールの復号をするための変換テーブルを作成可能な変換テーブル作成プログラムを記憶する変換テーブル作成プログラム記憶手段と、
上記変換テーブル作成プログラムを実行することにより作成される変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
作成された電子メールを記憶する電子メール記憶手段と
を備えた携帯電話機を、
所有者の入力に応じて、変換テーブル作成プログラムを実行することにより変換テーブルを作成する変換テーブル作成手段、
上記変換テーブル記憶手段に記憶された変換テーブルを参照することにより、上記電子メール記憶手段に記憶された電子メールを暗号化して、暗号化メールを生成する暗号化メール生成手段、
暗号化メールを送信する暗号化メール送信手段、
上記暗号化メール送信手段が暗号化メールを送信すると、当該暗号化メールに対応する電子メールを、上記電子メール記憶手段から消去する消去手段
として機能させることを特徴とする電子メール送受信用プログラム。
(8)の発明によれば、変換テーブルを参照し、作成された電子メールから、暗号化メールを生成し、当該暗号化メールを送信する。この暗号化メールは、同一の変換テーブルを用いなければ、当該暗号化メールを復号することができないため、予め示し合わせて、同一の変換テーブルを記憶させている者以外の者は、受信した暗号化メールを復号化することができない。従って、誤って送信した場合に、他人に読まれてしまうことを防止することができる。また、受信者が、受信した暗号化メールを復号することができる場合には、当該暗号化メールは、示し合わせた者から送信されたものであると知ることができ、受信した暗号化メールが復号できない場合には、当該暗号化メールは、示し合わせた者以外の他人から送信されたものであると知ることができる。従って、電子メールの本人性を確認することができる。また、重要文書や秘密文書等については、暗号化して他人に読まれることを防止するとともに、他人に読まれてもよいような文書等については、暗号化せずに送信し、受信者が迅速にそのメールを読むことを可能とし、重要度と利便性とを両立させることができる。また、暗号化メールを送信すると、当該暗号化メールに対応する電子メールを消去するため、他人に見られたくないメールを消し忘れて、読まれてしまうことを防止することができる。
また、変換テーブルは、変換テーブル作成プログラムにより所有者によって作成されるため、1の所有者が作成した変換テーブルと、他の所有者が作成した変換テーブルとが同一となる可能性は非常に少ない。従って、例えば、他人が偶然に同一の変換テーブルを用いていたために当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことを確実に防止することができる。また、複数の変換テーブルが予め用意されており、そのなかから1の変換テーブルを選択する構成とした場合には、悪意の他人が当該複数の変換テーブルを順番に使用した結果復号化に成功し、当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことがあり得るが、このような状況を確実に防止することができる。
さらに、お互いに示し合わせて同一の変換テーブルを用いるため、例えば、恋人同士が使用することにより、お互いの親密度を向上させることが可能である。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(9) 他の携帯電話機において変換テーブル作成プログラムが実行されることにより作成された、暗号化メールの生成及び当該暗号化メールの復号をするための変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
作成された電子メールを記憶する電子メール記憶手段と
を備えた携帯電話機を、
変換テーブルを他の携帯電話機から受信して上記変換テーブル記憶手段に記憶させる変換テーブル受信手段、
上記変換テーブル記憶手段に記憶された変換テーブルを参照することにより、上記電子メール記憶手段に記憶された電子メールを暗号化して、暗号化メールを生成する暗号化メール生成手段、
暗号化メールを送信する暗号化メール送信手段、
上記暗号化メール送信手段が暗号化メールを送信すると、当該暗号化メールに対応する電子メールを、上記電子メール記憶手段から消去する消去手段
として機能させることを特徴とする電子メール送受信用プログラム。
(9)の発明によれば、変換テーブルを参照し、作成された電子メールから、暗号化メールを生成し、当該暗号化メールを送信する。この暗号化メールは、同一の変換テーブルを用いなければ、当該暗号化メールを復号することができないため、予め示し合わせて、同一の変換テーブルを記憶させている者以外の者は、受信した暗号化メールを復号化することができない。従って、誤って送信した場合に、他人に読まれてしまうことを防止することができる。また、受信者が、受信した暗号化メールを復号することができる場合には、当該暗号化メールは、示し合わせた者から送信されたものであると知ることができ、受信した暗号化メールが復号できない場合には、当該暗号化メールは、示し合わせた者以外の他人から送信されたものであると知ることができる。従って、電子メールの本人性を確認することができる。また、重要文書や秘密文書等については、暗号化して他人に読まれることを防止するとともに、他人に読まれてもよいような文書等については、暗号化せずに送信し、受信者が迅速にそのメールを読むことを可能とし、重要度と利便性とを両立させることができる。また、暗号化メールを送信すると、当該暗号化メールに対応する電子メールを消去するため、他人に見られたくないメールを消し忘れて、読まれてしまうことを防止することができる。
また、変換テーブルは、他の携帯電話機において変換テーブル作成プログラムが実行されることにより作成されたテーブルであるため、1の所有者が作成した変換テーブルと、他の所有者が作成した変換テーブルとが同一となる可能性は非常に少ない。従って、例えば、他人が偶然に同一の変換テーブルを用いていたために当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことを確実に防止することができる。また、複数の変換テーブルが予め用意されており、そのなかから1の変換テーブルを選択する構成とした場合には、悪意の他人が当該複数の変換テーブルを順番に使用した結果復号化に成功し、当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことがあり得るが、このような状況を確実に防止することができる。
さらに、お互いに示し合わせて同一の変換テーブルを用いるため、例えば、恋人同士が使用することにより、お互いの親密度を向上させることが可能である。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(10) 上記(8)又は(9)に記載の電子メール送受信用プログラムであって、
上記暗号化メール生成手段は、上記変換テーブル記憶手段に記憶されている複数の変換テーブルのなかから、送信先のメールアドレスに応じて設定されている変換テーブルを参照することにより、上記電子メール記憶手段に記憶された電子メールを暗号化して、暗号化メールを生成することを特徴とする。
(10)の発明によれば、複数の変換テーブルのなかから、送信先のメールアドレスに応じて設定されている変換テーブルを参照することにより、電子メールを暗号化して、暗号化メールを生成するため、間違えて暗号化メールを送信した相手が、同じ変換テーブル作成プログラムを利用している者であっても、当該暗号化メールを復号されることをより困難にすることができる。
本発明によれば、電子メールの本人性を確認することができるとともに、本人でなければ、当該本人宛に送信された電子メールであっても読むことができなくすることができ、かつ、容易に利用することができる携帯電話機及び電子メール送受信用プログラムを提供することが可能である。
図1は、本実施形態に係る携帯電話機の一例を模式的に示す斜視図であり、図2は、図1に示した携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。
携帯電話機10は、操作部12、液晶パネル14、CCDカメラ16、無線部18、音声回路20、スピーカ22、マイク24、送受信アンテナ26、不揮発性メモリ28、マイクロコンピュータ30、二次電池32及び赤外線通信装置34を備えている。
無線部18は、マイクロコンピュータ30により制御されて、送受信アンテナ26を通じて電波を媒体として基地局に対して送受信する。音声回路20は、無線部18からマイクロコンピュータ30を通じて出力された受信信号をスピーカ22に出力するとともに、マイク24から出力された音声信号を送信信号としてマイクロコンピュータ30を通じて無線部18に出力する。
スピーカ22は、音声回路20から出力された受信信号を受信音声に変換して出力し、マイク24は、操作者から発せられた送信音声を音声信号に変換して音声回路20に出力する。
CCDカメラ26は、被写体を撮像可能であり、撮像して得られた画像データは不揮発性メモリ28に記憶される。
表示手段としての液晶パネル14は、例えば、操作部12を介して入力された文字、CCDカメラ16により撮像して得られた画像、送受信アンテナ26を介して受信したメール文面や画像等を表示する。
二次電池32は、各回路に電力を供給する。赤外線通信装置34は、他の携帯電話機10と赤外線を介して通信を行うための装置である。
マイクロコンピュータ30は、CPU、ROM及びRAMから構成されたもので、例えば、電話の発着信処理、電子メールの作成送受信処理、インターネット処理等を行う。なお、電子メールの送受信及びインターネットによるデータの送受信は、マイクロコンピュータ30が無線部18及び送受信アンテナ26を介して行う。
不揮発性メモリ28は、例えば、操作部12を介して入力された電子メールデータ、CCDカメラ16により撮像して得られた画像データ、送受信アンテナ26を介して受信したメールデータや各種プログラムを不揮発的に記憶する。
特に、不揮発メモリ28は、電子メール送受信用プログラムと変換テーブル作成プログラムとを記憶する。マイクロコンピュータ30は、変換テーブル作成プログラムを読み出して実行することにより、変換テーブルを作成することができる。変換テーブルは、暗号化メールを生成する際、及び、暗号化メールを復号して復号化メールを生成する際に参照されるテーブルである。不揮発メモリ28は、変換テーブルを作成可能な変換テーブル作成プログラムを記憶する変換テーブル作成プログラム記憶手段として機能するとともに、作成された変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段として機能するものである。なお、不揮発メモリ28は、作成された複数の変換テーブルを記憶することができる。
また、マイクロコンピュータ30は、赤外線通信装置34を駆動させて、変換テーブル作成プログラムにより作成された変換デーブルの送受信を行う。
また、不揮発メモリ28は、アドレス帳を記憶しており、このアドレス帳に登録されたメールアドレス毎に、複数の変換テーブルのうちの1が対応付けられている。なお、異なるメールアドレスに同一の変換テーブルが対応づけられていてもよい。
マイクロコンピュータ30は、所有者によって作成された電子メールを暗号化して暗号化メールを生成する。このとき、マイクロコンピュータ30は、メールアドレス毎に設定されている変換テーブルを参照して暗号化メールを生成する。また、マイクロコンピュータ30は、生成した暗号化メールを送信する。
また、パスワード記憶手段としての不揮発メモリ28には、予めパスワードを記憶させることができる。このパスワードは、所有者のみが登録、変更可能である。マイクロコンピュータ30は、送受信アンテナ26を介して暗号化メールを受信すると、パスワードの入力を要求し、入力されたパスワードが予め記憶されているパスワードと一致する場合に、送信元のメールアドレスに対応する変換テーブルを参照して暗号化メールを復号し、復号化メールを生成する。また、マイクロコンピュータ30は、生成した復号化メールをマイクロコンピュータ30が備える復号化メール一時記憶手段としてのRAMに記憶する。
また、マイクロコンピュータ30は、復号化メールを液晶パネル14に表示させるが、操作部12を介して、表示を終了する旨の入力を受け付けると、マイクロコンピュータ30が備えるRAMに記憶した復号化メールを消去する。
マイクロコンピュータ30は、不揮発メモリ28に記憶されている電子メール送受信用プログラムを読み出して実行することにより、上述したように、所有者の入力に応じて、変換テーブル作成プログラムを実行することにより変換テーブルを作成する変換テーブル作成手段、変換テーブルを他の携帯電話機から受信する変換テーブル受信手段、暗号化された暗号化メールを受信する受信手段、操作部12から入力されたパスワードが不揮発メモリ28に記憶されているパスワードと一致するか否かを判断する認証手段、入力されたパスワードが不揮発メモリ28に記憶されているパスワードと一致すると判断した場合に、変換テーブルを参照することにより、暗号化メールを復号して復号化メールを生成する復号化メール生成手段、マイクロコンピュータ30が備えるRAMに記憶された復号化メールを液晶パネル14に表示する制御を行う表示制御手段、及び、復号化メールの表示を終了する旨の指示入力を操作部12から受け付けたことに応じて、マイクロコンピュータ30が備えるRAMに記憶している復号化メールを消去する復号化メール消去手段として機能する。
また、マイクロコンピュータ30は、不揮発メモリ28に記憶されている電子メール送受信用プログラムを読み出して実行することにより、上述したように、所有者の入力に応じて、変換テーブル作成プログラムを実行することにより変換テーブルを作成する変換テーブル作成手段、変換テーブルを他の携帯電話機10から受信して不揮発メモリ28に記憶させる変換テーブル受信手段、不揮発メモリ28に記憶された変換テーブルを参照することにより電子メールを暗号化して暗号化メールを生成する暗号化メール生成手段、暗号化メールを送信する暗号化メール送信手段、暗号化メールを送信すると当該暗号化メールに対応する電子メールを不揮発メモリ28から消去する消去手段として機能する。
図3は、携帯電話機において実行される変換テーブル作成処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
図4(a)は、変換テーブルを作成するための作成用テーブルの一例を示す図であり、図4(b)は、変換テーブルの一例を示す図である。
図4(a)に示すように、作成用テーブルは、A〜Zのアルファベットと、1〜20の数字とから特定されるセルから構成されている。
まず、ステップS40(図3参照)において、マイクロコンピュータ30は、操作部12を介して入力された操作に基づいて、作成用テーブルのセルに入力する文字を決定する。例えば、作成用テーブルに入力する文字を「ア」と決定する。
。次に、ステップS41において、マイクロコンピュータ30は、操作部12を介して入力された操作に基づいて、当該文字を入力するセルを決定する。例えば、作成用テーブルの「B2」を、文字「ア」を入力するセルとして決定する。その結果、図4(b)に示すように、セル「B2」には、文字「ア」が記憶される。
次に、ステップS42において、すべての文字(「ア」〜「ン」のすべての文字)がセルに配置されたか否かを判断する。すべての文字がセルに配置されていないと判断した場合、ステップS40に処理を戻し、配置されていない文字の配置を行う。一方、すべての文字がセルに配置されたと判断した場合、処理をステップS43に移す。
ステップS43において、マイクロコンピュータ30は、すべての文字がセルに配置された作成用テーブルを変換テーブルとして不揮発メモリ28に記憶する。このとき、変換テーブルを識別するための識別情報(例えば、“1”、“2”といった数字等)を付与し、不揮発メモリ28に記憶する。その後、本サブルーチンを終了する。ステップS40〜ステップS43の処理を実行するとき、マイクロコンピュータ30は、変換テーブルを作成する変換テーブル作成手段として機能する。
本実施形態における変換テーブルは、文字の指定されていないセルが存在するが、本発明においては、すべてのセルに文字が指定されていてもよい。
詳しくは、後述するが、電子メールの本文を暗号化する際、例えば、作成された電子メールの本文に「テ」と記載されている場合には、変換テーブル“1”を参照すると、「テ」は、セルの「A1」にあるので、暗号化メールの本文は、「A1」となる。また、同様に、暗号化メールを復号する際、暗号化メールの本文が「A1」である場合には、変換テーブル“1”を参照すると、セルの「A1」には、「テ」が記憶されているので、復号化メールの本文は、「テ」となる。
本実施形態では、電子メール送受信用プログラムが、携帯電話機10に予め記憶されている(プレインストールされている)場合について説明するが、本発明における電子メール送受信用プログラムは、外部の装置等(例えば、サーバ)に記憶されていて、携帯電話機にダウンロードされることとしてもよい。
図5は、携帯電話機において実行される変換テーブル送信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、マイクロコンピュータ30は、操作部12からの入力操作に応じて、不揮発メモリ28に記憶されている1又は複数の変換テーブルのなかから、他の携帯電話機10に送信する変換テーブルを決定する(ステップS50)。
次に、ステップS51において、マイクロコンピュータ30は、操作部12からの入力操作に応じて、赤外線通信装置34を駆動して送信すると決定した変換テーブルを他の携帯電話機10に対して送信する。これにより、当該携帯電話機10と他の携帯電話機10とには、同一の変換テーブルが記憶されることとなる。
図6は、携帯電話機において実行される変換テーブル受信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、マイクロコンピュータ30は、操作部12からの入力操作に応じて、赤外線通信装置34を駆動し、他の携帯電話機10から変換テーブルを受信可能な状態となるように、赤外線通信開始に係る設定を行う(ステップS55)。
次に、ステップS56において、マイクロコンピュータ30は、他の携帯電話機10から送信される変換テーブルを、赤外線通信装置34を介して受信する。この処理を実行するとき、マイクロコンピュータ30は、変換テーブルを他の携帯電話機から受信する変換テーブル受信手段として機能する。
次に、ステップS57において、受信した変換テーブルを不揮発メモリ28に記憶し、本サブルーチンを終了する。これにより、当該携帯電話機10と他の携帯電話機10とには、同一の変換テーブルが記憶されることとなる。
図7は、携帯電話機において実行される暗号化メール送信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。この暗号化メール送信処理は、電子メールの本文の作成と送信先の指定がされた後に行われる処理である。なお、作成された電子メールは、不揮発メモリ28に記憶されている。
まず、マイクロコンピュータ30は、操作部12を介して電子メール暗号化指示入力を受け付ける(ステップS20)。
次に、ステップS21において、マイクロコンピュータ30は、不揮発メモリ28に記憶されているアドレス帳に基づいて、送信先のメールアドレスに対応する変換テーブルを参照する。
図8は、アドレス帳の一例を示す図である。
図8に示すにように、アドレス帳には、名前、電話番号及びメールアドレスが対応付けて記憶されていて、各メールアドレスに対しては、変換テーブルが対応付けられている。変換テーブルは、変換テーブル作成プログラムにより作成された、又は、他の携帯電話機10から受信したテーブルである。メールアドレスと変換テーブルとの対応づけ設定は、変換テーブルを受信した後に操作部12からの入力によって行われる。
次に、ステップS22において、マイクロコンピュータ30は、参照した変換テーブルに基づいて、暗号化メールを生成する。ステップS21、ステップS22の処理を実行するとき、マイクロコンピュータ30は、変換テーブルを参照することにより、電子メールを暗号化して、暗号化メールを生成する暗号化メール生成手段として機能する。
図9(a)は、携帯電話機の液晶パネルに表示される電子メールを示す図であり、図9(b)は、当該電子メールを暗号化した後の暗号化メールを示す図である。
例えば、本文の作成と送信先の指定とが完了した図9(a)に示す電子メールに対して暗号化指示入力があった場合、ステップS21、ステップS22の処理を実行すると、図9(b)に示す暗号化メールが生成される。
次に、ステップS23において、マイクロコンピュータ30は、生成した暗号化メールを送信先に指定されたメールアドレスに対して送信する。この処理を実行するとき、マイクロコンピュータ30は、暗号化メールを送信する暗号化メール送信手段として機能する。
次に、マイクロコンピュータ30は、送信した暗号化メールに対応する電子メールを、不揮発メモリ28から消去し(ステップS24)、本サブルーチンを終了する。ステップS24の処理を実行するとき、マイクロコンピュータ30は、暗号化メールを送信すると、当該暗号化メールに対応する電子メールを、不揮発メモリ28から消去する消去手段として機能する。
なお、送信した暗号化メールについては、不揮発メモリ28に記憶しておいてもよいし、送信後に消去してもよい。送信した暗号化メールを不揮発メモリ28に記憶しておく構成とした場合には、暗号化されているため、本人のみが、後に送信内容を確認することができる。また、送信した暗号化メールを不揮発メモリ28に記憶しない構成とした場合には、より確実に他人に送信済みの内容を把握されることを防止することができる。
図10は、携帯電話機において実行される受信暗号化メール復号処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、マイクロコンピュータ30は、他の携帯電話機10から送信された暗号化メールを受信する(ステップS30)。この処理を実行するとき、マイクロコンピュータ30は、暗号化された暗号化メールを受信する暗号化メール受信手段として機能する。
次に、ステップS31において、マイクロコンピュータ30は、受信した暗号化メールを不揮発メモリ28に記憶する。不揮発メモリ28は、受信した暗号化メールを記憶する暗号化メール記憶手段として機能するものである。
次に、マイクロコンピュータ30は、パスワード入力手段としての操作部12を介してパスワードの入力を受け付けると(ステップS32)、入力されたパスワードが、不揮発メモリ28に予め記憶されているパスワードと一致するか否かを判断する(ステップS33)。入力されたパスワードが、不揮発メモリ28に予め記憶されているパスワードと一致すると判断した場合、処理をステップS34に移す。一方、入力されたパスワードが、不揮発メモリ28に予め記憶されているパスワードと一致しないと判断した場合、本サブルーチンを終了する。ステップS33の処理を実行するとき、マイクロコンピュータ30は、操作部12から入力されたパスワードが、不揮発メモリ28に予めに記憶されているパスワードと一致するか否かを判断する認証手段として機能する。
ステップS34において、マイクロコンピュータ30は、不揮発メモリ28に記憶されているアドレス帳に基づいて、送信元のメールアドレスに対応する変換テーブルを参照する。次に、ステップS35において、マイクロコンピュータ30は、参照した変換テーブルに基づいて、復号化メールを生成する。ステップS34、ステップS35の処理を実行するとき、マイクロコンピュータ30は、変換テーブルを参照することにより、不揮発メモリ28に記憶されている暗号化メールを復号して復号化メールを生成する復号化メール生成手段として機能する。
次に、ステップS36において、マイクロコンピュータ30は、生成した復号化メールをマイクロコンピュータ30が備える復号化メール一時記憶手段としてのRAMに記憶する。
次に、ステップS37において、マイクロコンピュータ30は、マイクロコンピュータ30が備えるRAMに記憶された復号化メールを液晶パネル14に表示する。この処理を実行するとき、マイクロコンピュータ30は、復号化メールを液晶パネル14に表示する制御を行う表示制御手段として機能する。
図11(a)は、携帯電話機の液晶パネルに表示される暗号化メールを示す図であり、図11(b)は、当該暗号化メールを復号化した後の復号化メールを示す図である。
例えば、図11(a)に示す暗号化メールを受信した場合(ステップS30)、ステップS31〜ステップS36の処理を実行した後、ステップS37において、図11(b)に示すような復号化メールが液晶パネル14に表示される。
次に、ステップS38において、マイクロコンピュータ30は、操作部12を介して復号化メールの表示終了入力を受け付けると、復号化メールの表示を終了する(ステップS39)。
次に、ステップS40において、マイクロコンピュータ30が備えるRAMに記憶した復号化メールを消去し、本サブルーチンを終了する。ステップS40の処理を実行するとき、マイクロコンピュータ30は、復号化メールの表示を終了する旨の指示入力を受け付けたことに応じて、マイクロコンピュータ30が備えるRAMに記憶している復号化メールを消去する復号化メール消去手段として機能する。
以上、本実施形態における携帯電話機10及び電子メール送受信用プログラムによれば、入力されたパスワードが予め記憶されているパスワードと一致する場合に、変換テーブルを参照し、受信した暗号化メールを復号して復号化メールを生成する。従って、パスワードを知る本人のみしか、復号化メールを読むことができないようにすることができる。また、同一の変換テーブルを用いなければ、当該暗号化メールを復号することができないため、同一のテーブルを使用することを予め示し合わせている者以外の者は、暗号化メールを送信する際、どの変換テーブルを用いて送信すればよいかわからない。すなわち、受信者が受信した暗号化メールが復号できない場合には、当該暗号化メールは、示し合わせた変換テーブル以外の変換テーブルにより暗号化されたものであるため、他人から送信されたものであると知ることができる。従って、電子メールの本人性を確認することができる。また、暗号化メールを受信した場合には、パスワードの入力により、復号化することができ、暗号化されていないメールについては、パスワードの入力をせずとも読むことができる。このように、重要文書や秘密文書等については、パスワードの入力を要求して、他人に読まれることを防止するとともに、他人に読まれてもよいような、暗号化されていないメールについては、パスワードを必要とせず迅速にそのメールを読むことを可能とし、重要度と利便性とを両立させることができる。
また、変換テーブルは、変換テーブル作成プログラムにより所有者によって作成される、又は、他の携帯電話機において変換テーブル作成プログラムが実行されることにより作成されるため、1の所有者が作成した変換テーブル(又は当該1の所有者から受信した変換テーブル)と、他の所有者が作成した変換テーブルとが同一となる可能性は非常に少ない。
従って、例えば、他人が偶然に同一の変換テーブルを用いていたために当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことを確実に防止することができる。また、複数の変換テーブルが予め用意されており、そのなかから1の変換テーブルを選択する構成とした場合には、悪意の他人が当該複数の変換テーブルを順番に使用した結果復号化に成功し、当該他人に電子メールの内容が知られてしまうことがあり得るが、このような状況を確実に防止することができる。
さらに、お互いに示し合わせて同一の変換テーブルを用いるため、例えば、恋人同士が使用することにより、お互いの親密度を向上させることが可能である。
また、本実施形態における携帯電話機10及び電子メール送受信用プログラムによれば、複数の変換テーブルのなかから、送信先のメールアドレスに応じて設定されている変換テーブルを参照することにより、電子メールを暗号化して、暗号化メールを生成するため、間違えて暗号化メールを送信した相手が、同じ変換テーブル作成プログラムを利用している者であっても、当該暗号化メールを復号されることをより困難にすることができる。
本実施形態では、携帯電話機10には、複数の変換テーブルが記憶されている場合について説明したが、本発明において変換テーブルは、1つしか記憶されていないこととしてもよい。
本実施形態では、本発明における変換テーブル作成プログラム記憶手段、暗号化メール記憶手段、パスワード記憶手段、電子メール記憶手段、及び、変換テーブル記憶手段が不揮発メモリ28である場合について説明したが、これに限定されず、例えば、取り外し可能な記憶媒体であってもよい。また、本実施形態では、本発明における復号化メール一時記憶手段が、マイクロコンピュータ30が備えるRAMである場合について説明したが、この例に限定されるものではない。
また、本実施形態では、変換テーブル作成プログラムにより図4(b)に示したような変換テーブルを作成する場合について説明したが、本実施形態において、変換テーブル作成プログラムを実行することが可能な変換テーブルは、この例に限定されず、どのような形式のものであってもよい。
また、本実施形態では、1のパスワードが予め記憶されている場合について説明したが、本発明においては、複数のパスワードを記憶しておき、例えば、送信先、送信元、受信時刻、送信時刻、現在時刻等に応じて、要求されるパスワードを異ならせることとしてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各手段等の具体的構成は、適宜設計変更可能である。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本実施形態に係る携帯電話機の一例を模式的に示す斜視図である。 図1に示した携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。 携帯電話機において実行される変換テーブル作成処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 変換テーブルの一例を示す図である。 携帯電話機において実行される変換テーブル送信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 携帯電話機において実行される変換テーブル受信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 携帯電話機において実行される暗号化メール送信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 アドレス帳の一例を示す図である。 (a)は、携帯電話機の液晶パネルに表示される電子メールを示す図であり、(b)は、当該電子メールを暗号化した後の暗号化メールを示す図である。 携帯電話機において実行される受信暗号化メール復号処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 (a)は、携帯電話機の液晶パネルに表示される暗号化メールを示す図であり、(b)は、当該暗号化メールを復号化した後の復号化メールを示す図である。
符号の説明
10 携帯電話機
12 操作部
14 液晶パネル
18 無線部
28 不揮発性メモリ
30 マイクロコンピュータ
32 二次電池
34 赤外線通信装置
100 サーバ
102 CPU
104 ROM
105 ハードディスクドライブ
106 RAM
108 通信用インターフェイス回路

Claims (10)

  1. 暗号化メールの生成及び当該暗号化メールの復号をするための変換テーブルを作成可能な変換テーブル作成プログラムを記憶する変換テーブル作成プログラム記憶手段と、
    所有者の入力に応じて、変換テーブル作成プログラムを実行することにより、変換テーブルを作成する変換テーブル作成手段と、
    前記変換テーブル作成手段により作成された変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
    暗号化された暗号化メールを受信する暗号化メール受信手段と、
    前記暗号化メール受信手段が受信した暗号化メールを記憶する暗号化メール記憶手段と、
    予め定められたパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、
    パスワードの入力を受け付けるパスワード入力手段と、
    前記パスワード入力手段から入力されたパスワードが、前記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致するか否かを判断する認証手段と、
    前記パスワード入力手段から入力されたパスワードが、前記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致すると前記認証手段が判断した場合に、前記変換テーブル記憶手段に記憶されている変換テーブルを参照することにより、前記暗号化メール記憶手段に記憶されている暗号化メールを復号して復号化メールを生成する復号化メール生成手段と、
    前記復号化メール生成手段が生成した復号化メールを一時的に記憶する復号化メール一時記憶手段と、
    復号化メールを表示可能な表示手段と、
    前記復号化メール一時記憶手段に記憶された復号化メールを前記表示手段に表示する制御を行う表示制御手段と、
    復号化メールの表示を終了する旨の指示入力を受け付けたことに応じて、前記復号化メール一時記憶手段に記憶している復号化メールを消去する復号化メール消去手段と
    を備えたことを特徴とする携帯電話機。
  2. 他の携帯電話機において変換テーブル作成プログラムが実行されることにより作成された、暗号化メールの生成及び当該暗号化メールの復号をするための変換テーブルを当該他の携帯電話機から受信する変換テーブル受信手段と、
    前記変換テーブル受信手段が受信した変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
    暗号化された暗号化メールを受信する暗号化メール受信手段と、
    前記暗号化メール受信手段が受信した暗号化メールを記憶する暗号化メール記憶手段と、
    予め定められたパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、
    パスワードの入力を受け付けるパスワード入力手段と、
    前記パスワード入力手段から入力されたパスワードが、前記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致するか否かを判断する認証手段と、
    前記パスワード入力手段から入力されたパスワードが、前記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致すると前記認証手段が判断した場合に、前記変換テーブル記憶手段に記憶されている変換テーブルを参照することにより、前記暗号化メール記憶手段に記憶されている暗号化メールを復号して復号化メールを生成する復号化メール生成手段と、
    前記復号化メール生成手段が生成した復号化メールを一時的に記憶する復号化メール一時記憶手段と、
    復号化メールを表示可能な表示手段と、
    前記復号化メール一時記憶手段に記憶された復号化メールを前記表示手段に表示する制御を行う表示制御手段と、
    復号化メールの表示を終了する旨の指示入力を受け付けたことに応じて、前記復号化メール一時記憶手段に記憶している復号化メールを消去する復号化メール消去手段と
    を備えたことを特徴とする携帯電話機。
  3. 暗号化メールの生成及び当該暗号化メールの復号をするための変換テーブルを作成可能な変換テーブル作成プログラムを記憶する変換テーブル作成プログラム記憶手段と、
    所有者の入力に応じて、変換テーブル作成プログラムを実行することにより変換テーブルを作成する変換テーブル作成手段と、
    前記変換テーブル作成手段により作成された変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
    作成された電子メールを記憶する電子メール記憶手段と、
    前記変換テーブル記憶手段に記憶された変換テーブルを参照することにより、前記電子メール記憶手段に記憶された電子メールを暗号化して、暗号化メールを生成する暗号化メール生成手段と、
    暗号化メールを送信する暗号化メール送信手段と、
    前記暗号化メール送信手段が暗号化メールを送信すると、当該暗号化メールに対応する電子メールを、前記電子メール記憶手段から消去する消去手段と
    を備えたことを特徴とする携帯電話機。
  4. 他の携帯電話機において変換テーブル作成プログラムが実行されることにより作成された、暗号化メールの生成及び当該暗号化メールの復号をするための変換テーブルを当該他の携帯電話機から受信する変換テーブル受信手段と、
    前記変換テーブル受信手段が受信した変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
    作成された電子メールを記憶する電子メール記憶手段と、
    前記変換テーブル記憶手段に記憶された変換テーブルを参照することにより、前記電子メール記憶手段に記憶された電子メールを暗号化して、暗号化メールを生成する暗号化メール生成手段と、
    暗号化メールを送信する暗号化メール送信手段と、
    前記暗号化メール送信手段が暗号化メールを送信すると、当該暗号化メールに対応する電子メールを、前記電子メール記憶手段から消去する消去手段と
    を備えたことを特徴とする携帯電話機。
  5. 前記変換テーブル記憶手段は、複数の変換テーブルを記憶し、
    前記暗号化メール生成手段は、前記変換テーブル記憶手段に記憶されている前記複数の変換テーブルのなかから、送信先のメールアドレスに応じて設定されている変換テーブルを参照することにより、前記電子メール記憶手段に記憶された電子メールを暗号化して、暗号化メールを生成することを特徴とする請求項3又は4に記載の携帯電話機。
  6. 暗号化メールの生成及び当該暗号化メールの復号をするための変換テーブルを作成可能な変換テーブル作成プログラムを記憶する変換テーブル作成プログラム記憶手段と、
    前記変換テーブル作成プログラムを実行することにより作成される変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
    受信した暗号化メールを記憶する暗号化メール記憶手段と、
    予め定められたパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、
    パスワードの入力を受け付けるパスワード入力手段と、
    復号化された復号化メールを一時的に記憶する復号化メール一時記憶手段と、
    復号化メールを表示する表示手段と
    を備えた携帯電話機を、
    所有者の入力に応じて、変換テーブル作成プログラムを実行することにより変換テーブルを作成する変換テーブル作成手段、
    暗号化された暗号化メールを受信する暗号化メール受信手段、
    前記パスワード入力手段から入力されたパスワードが、前記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致するか否かを判断する認証手段、
    前記パスワード入力手段から入力されたパスワードが、前記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致すると前記認証手段が判断した場合に、前記変換テーブル記憶手段に記憶されている変換テーブルを参照することにより、前記暗号化メール記憶手段に記憶されている暗号化メールを復号して復号化メールを生成する復号化メール生成手段、
    前記復号化メール一時記憶手段に記憶された復号化メールを前記表示手段に表示する制御を行う表示制御手段、
    復号化メールの表示を終了する旨の指示入力を受け付けたことに応じて、前記復号化メール一時記憶手段に記憶している復号化メールを消去する復号化メール消去手段
    として機能させることを特徴とする電子メール送受信用プログラム。
  7. 受信した暗号化メールを記憶する暗号化メール記憶手段と、
    予め定められたパスワードを記憶するパスワード記憶手段と、
    パスワードの入力を受け付けるパスワード入力手段と、
    他の携帯電話機において変換テーブル作成プログラムが実行されることにより作成された、暗号化メールの生成及び当該暗号化メールの復号をするための変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
    復号化された復号化メールを一時的に記憶する復号化メール一時記憶手段と、
    復号化メールを表示する表示手段と
    を備えた携帯電話機を、
    暗号化された暗号化メールを受信する暗号化メール受信手段、
    前記パスワード入力手段から入力されたパスワードが、前記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致するか否かを判断する認証手段、
    変換テーブルを他の携帯電話機から受信する変換テーブル受信手段、
    前記パスワード入力手段から入力されたパスワードが、前記パスワード記憶手段に記憶されているパスワードと一致すると前記認証手段が判断した場合に、前記変換テーブル記憶手段に記憶されている変換テーブルを参照することにより、前記暗号化メール記憶手段に記憶されている暗号化メールを復号して復号化メールを生成する復号化メール生成手段、
    前記復号化メール一時記憶手段に記憶された復号化メールを前記表示手段に表示する制御を行う表示制御手段、
    復号化メールの表示を終了する旨の指示入力を受け付けたことに応じて、前記復号化メール一時記憶手段に記憶している復号化メールを消去する復号化メール消去手段
    として機能させることを特徴とする電子メール送受信用プログラム。
  8. 暗号化メールの生成及び当該暗号化メールの復号をするための変換テーブルを作成可能な変換テーブル作成プログラムを記憶する変換テーブル作成プログラム記憶手段と、
    前記変換テーブル作成プログラムを実行することにより作成される変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
    作成された電子メールを記憶する電子メール記憶手段と
    を備えた携帯電話機を、
    所有者の入力に応じて、変換テーブル作成プログラムを実行することにより変換テーブルを作成する変換テーブル作成手段、
    前記変換テーブル記憶手段に記憶された変換テーブルを参照することにより、前記電子メール記憶手段に記憶された電子メールを暗号化して、暗号化メールを生成する暗号化メール生成手段、
    暗号化メールを送信する暗号化メール送信手段、
    前記暗号化メール送信手段が暗号化メールを送信すると、当該暗号化メールに対応する電子メールを、前記電子メール記憶手段から消去する消去手段
    として機能させることを特徴とする電子メール送受信用プログラム。
  9. 他の携帯電話機において変換テーブル作成プログラムが実行されることにより作成された、暗号化メールの生成及び当該暗号化メールの復号をするための変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
    作成された電子メールを記憶する電子メール記憶手段と
    を備えた携帯電話機を、
    変換テーブルを他の携帯電話機から受信して前記変換テーブル記憶手段に記憶させる変換テーブル受信手段、
    前記変換テーブル記憶手段に記憶された変換テーブルを参照することにより、前記電子メール記憶手段に記憶された電子メールを暗号化して、暗号化メールを生成する暗号化メール生成手段、
    暗号化メールを送信する暗号化メール送信手段、
    前記暗号化メール送信手段が暗号化メールを送信すると、当該暗号化メールに対応する電子メールを、前記電子メール記憶手段から消去する消去手段
    として機能させることを特徴とする電子メール送受信用プログラム。
  10. 前記暗号化メール生成手段は、前記変換テーブル記憶手段に記憶されている複数の変換テーブルのなかから、送信先のメールアドレスに応じて設定されている変換テーブルを参照することにより、前記電子メール記憶手段に記憶された電子メールを暗号化して、暗号化メールを生成することを特徴とする請求項8又は9に記載の電子メール送受信用プログラム。
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