JP2007233794A - 情報提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯端末を用いた情報提供システムにおいて、携帯端末の利用者が、自己の趣味や趣向といった個人情報と統計的に相関度が高い個人情報をもつ他人を検索する。
【解決手段】 会員IDと、会員の趣味を表す複数のキーワードとからなる複数の個人情報を保持する会員個人情報データベース23と、第1会員の第1会員IDと第1キーワードとを用いて、会員個人情報データベース23が保持する複数の個人情報のうちの第1会員の個人情報と相関度が大きい個人情報を抽出する抽出部34と、抽出部34が抽出した相関度が大きい個人情報を第1会員の会員端末に対して提供する提供部20とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、情報提供システムに関し、特に、インターネットのコミュニティサイトに用いて好適な情報提供システムに関する。
インターネットにおいて社会的なネットワークを構築するソーシャルネットワーキングサービス(以下、SNS[Social Networking Service]と呼ぶ)が知られている。このSNSとは、多数のユーザが、インターネットの特定のサイトに会員登録し、個人間の交流や、ビジネスマンどうしの情報交換等を行うものである。
近年、SNSを運営する会社等の運営組織は、携帯端末を用いて、会員が他の会員の情報を携帯端末に表示し、コミュニケーションを行うサービスを提供している。このサービスは、会員どうしが現実社会における関わりを要する。このため、運営組織は、会員どうしの実際のコミュニケーションのために、プロフィール、写真、趣味等の情報を予め取得し、会員向けのコミュニケーションサービスを提供するようにしている。
従来より、携帯電話を用いて個人情報を交換する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1には、携帯端末を使用して交換される電子化名刺情報を、交換した個人のみでなく所属する組織の構成員に利用可能にする電子化名刺情報利用方法が開示されている。
特開2005−182444号公報
運営組織が、ソーシャルネットワーキングサービスの会員向けに、イベント、パーティ又はオフ会等を開催する場合、そのイベントの会場において、会員は、多数の会員のうちの自分の趣味や趣向と共通の趣味や趣向をもつ会員と知り合いになること、あるいは、イベント会場において、趣味等に関する情報の交換を希望する。しかしながら、イベント会場といった現実社会における会員どうしの接触の多い少ないに基づく会員検索を行うことができないという不具合がある。
本発明は、斯かる実情に鑑み、携帯端末を用いた情報提供システムにおいて、携帯端末の利用者が、自己の趣味や趣向といった個人情報と統計的に相関度が高い個人情報をもつ他人を検索することができると共に、や関連のある情報を最も有用性の高い順に携帯電話の狭い画面上で一覧に表示することができる情報提供システムを提供しようとするものである。
前記目的を達成するため本発明の情報提供システムは、会員IDをもつ複数の会員の個人情報を有し複数の会員端末に対して前記複数の会員の個人情報から抽出した個人情報を提供する情報提供システムであって、複数の会員IDと、該会員IDに対応した会員の趣味を表す複数のキーワードとから成る複数の個人情報を格納する会員個人情報データベースと、前記会員端末と会員ID及び個人情報の送受信を行う送受信部と、該送受信部が一方及び他方の会員IDを受信したとき、前記会員個人情報データベースに格納した一方及び他方の会員IDに対応した個人情報とを比較し、該個人情報に含まれるキーワードの一致率を基にした相関の度合いを示す相関度を算出し、該相関度が所定の閾値より大きいキーワードを含む会員情報を相関度が大きい会員IDとして抽出する抽出部と、該抽出部が抽出した会員ID及び該会員IDに対応する個人情報を前記一方及び他方の会員IDを送受信により会員端末に対して提供する提供部とを備えたことを第1の特徴とする。
更に本発明は、複数の会員IDと、該会員IDに対応した会員の趣味を表す複数のキーワードとから成る複数の個人情報を格納する会員個人情報データベースを備え、該会員IDをもつ複数の会員の個人情報を有し複数の会員端末に対して前記複数の会員の個人情報から抽出した個人情報を提供する情報提供システムであって、前記会員個人情報データベースに格納した一方及び他方の会員IDに対応した個人情報とを比較し、該個人情報に含まれるキーワードの一致率を基にした相関の度合いを示す相関度を算出し、該相関度が所定の閾値より大きいキーワードを含む会員情報を前記相関度と共に会員員個人情報データベースに格納し、該会員個人情報データベースに格納した複数の会員IDの個人情報を検索し、共通する他方の会員IDを含む会員IDを抽出する抽出部と、該抽出部が抽出した会員ID及び該会員IDに対応する個人情報を前記一方及び他方の会員IDを送受信により会員端末に対して提供する提供部とを備えたことを第2の特徴とする。
更に本発明は、前記何れかの情報提供システムにおいて、前記抽出部が、前記一方及び他方の会員IDに対応する複数のキーワードのうち、共通するキーワード間の統計的な一致度を計算することにより、前記相関度が大きい会員IDを抽出することを第3の特徴とし、前記何れかの情報提供システムにおいて、前記抽出部が、抽出すべき個人情報の個数を決定するための閾値である足切率を用いて、前記相関度が大きい会員IDを抽出することを第4の特徴とする。
また本発明は、前記何れかの情報提供システムにおいて、前記提供部が一方及び他方の会員IDに提供した会員ID及び個人情報の提供を履歴として保持するID交換履歴データベースを備えたことを第5の特徴とし、該第1又は3又は4又は5の特徴による情報提供システムにおいて、前記抽出部が提供した一方及び他方の会員IDを前記会員個人情報データベースに格納し、該会員個人情報データベースに格納した複数の会員IDの個人情報を検索し、共通する他方の会員IDを含む会員IDを抽出することを第6の特徴とする。
請求項1記載の本発明の情報提供システムによれば、各会員は、データ交換により、趣味が似た会員等、自己の個人情報と相関のある個人情報をもつ会員を容易に検索することができるという優れた効果を奏し得る。
また請求項2〜5記載の本発明の情報提供システムによれば、各会員は、特定の個人情報をもつ会員の検索が可能となり、会員間のコミュニケーションの円滑化が図れる。また会員は、一層きめ細かいソーシャルネットワーキングサービスを受けることができる。更に各会員は、共通する知人名や、趣味、来歴等の情報を、効率よく、且つ、どのような場所においても知ることができる。会員は、携帯端末に多数の情報を入力せず、且つ、多数の情報を表示させずに、似た趣味をもつ会員を簡便に探すことができる。
以下、本発明による情報提供システムの一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態による情報提供システムのシステム構成を説明するための図、図2は図1の会員端末のブロック図、図3は図1の管理サーバのブロック図、図4は原簿データベースを説明するための図、図5は一致率計算マトリックスを説明するための図、図6は相関計算部を説明するための図、図7は名刺データベースを説明するための図、図8は接触履歴計算部を説明するための図、図9は相関計算部の変形構成例を説明するための図、図10は本実施形態による情報提供シーケンスを説明するための図、図11は一致率計算マトリックスの生成方法を説明するための図、図12は相関計算方法を説明するための図、図13は接触履歴計算方法を説明するための図である。図1〜図9において、同一の符号を付した部分は同一物を表わす。
<構成>
本実施形態による情報提供システムは、会員IDをもつn(n=1、2、3…)人の会員の個人情報を有しn台の会員端末に対してn人の会員の個人情報から抽出した個人情報を提供するものであり、図1に示す如く、近接する会員端末とID(Identifier)を送受信する機能をもつn(n=1、2、3…)台の会員端末1と、会員の個人情報と相関のある個人情報をもつ会員を検索するためのデータベースを備えた管理サーバ10と、管理サーバ10及び多数の利用者がアクセスするデータを転送するためのインターネット11と、インターネット11と接続された携帯電話網12と、無線信号を送受信する基地局13とから構成される。
本実施形態による情報提供システム3の運営主体の一例は、複数の登録会員を有し会員のイベントの開催をサポートする会社や、インターネット11における掲示板等を通じて知り合いになった者どうしを集めて親睦会を開催する会社である。
本実施形態による会員端末1は、図2に示す如く、基地局13との間で無線信号を送受信する無線送受信部18と、送受信データの処理や端末の各部の制御のための主制御部17と、会員端末1に予め割り当てられた会員IDを保持するID保持部19と、会員IDを他の会員端末と送受信する近接交信部14と、情報を表示する表示部15と、電話番号やデータを入力するための入力部16とを備える。ここで、近接交信部14は、IC(Integrated Circuit)チップやICカードからなり、会員端末1の近くにある起動中の会員端末との間において、IDデータを送受信する。会員端末1は、近接交信部14を介して、他の会員端末1に対して自己IDを送信し、またその送信した相手会員端末1からの相手IDを受信する。すなわち、各会員端末1は、ID交換を行う。尚、近接交信部14は、赤外線通信機器や赤外線通信カード等を用いることもできる。
本実施形態による管理サーバ10(図1)は、登録会員の個人情報データと、各会員の管理サーバ10へのアクセス履歴及びアクセス履歴から抽出した以下に述べる相関計算及び接触履歴計算に必要なデータとを保持する。管理サーバ10は、図3に示す如く、インターネット及び管理サーバ10間においてパケットデータを送受信する送受信部(提供部)20と、受信したパケットデータから会員の趣味や趣向を表すキーワード及び各会員の個人情報を保持する原簿データベース22を作成する原簿作成部21と、各会員の会員ID、画像、会員名称、性別年齢、住地、所属団体企業、資格、能力、趣味、その他キーワード、数値情報、以前にID交換をした会員の会員ID、イベントの履歴、称号等を原簿データとして保持する原簿データベース22と、原簿データベース22に保持された原簿データを用いて後述する相関計算及び接触履歴計算を行うためのデータを保持する1次データベース25と、原簿データベース22に保持されたデータを用いて1次データベース25を作成するデータベース作成部30と、1次データベース25に保持されたデータを用いて相関計算及び接触履歴計算を行い趣味や趣向が共通する会員IDを抽出する抽出部34とを備えて構成される。
原簿データベース22は、キーワード定義データベース24と会員個人情報データベース23とからなる。ここで、キーワード定義データベース24は、図4(a)に示す如く、ワイン、ビール、葉巻、ヨーロッパ、ピアノ、酒、和菓子等の趣味や趣向を表すキーワードの項目を、それぞれ、キーワードaa、ab、ac、ad、ae、af、ag等と対応させて保持する。各キーワードは、相関計算に使用される可能性のあるものであり、マスターデータとして保持される。
会員個人情報データベース23は、図4(b)に示す如く、会員ID1859、1967…と、会員「山田」「上野」個々の趣味を表す複数のキーワードaa…とからなる複数の個人情報を格納する。会員個人情報データベース23は、会員ID、会員氏名、趣味を表すキーワード、今までに接触した会員端末のIDを表す接触履歴を保持する。例えばID1859をもつ会員については、その関心事は、ワイン、ヨーロッパ、酒等であり、また接触した会員端末IDは、1021、2001…である。尚、図4(c)に示す如く、管理サーバ10は、接触履歴としてEメールアドレスを保持する会員個人情報データベース23aを設けることもできる。
またデータベース作成部30(図3)は、以下に述べる相関データベース27、会員接触IDデータベース28、会員データキーワードデータベース29をそれぞれ作成する相関データベース作成部31、会員接触IDデータベース作成部32、会員データキーワードデータベース作成部33からなる。
抽出部34は、第1会員(一方の会員)の第1会員IDと第1キーワードとを用いて、前記会員個人情報データベースが保持する前記複数の個人情報のうちの前記第1会員の個人情報と相関度が大きい他方の会員の個人情報を抽出するものであり、1次データベース25のデータを用いて相関計算を行う相関計算部35と、1次データベース25のデータを用いて接触履歴計算を行う接触履歴計算部36とからなる。
また送受信部20は、この抽出部34が抽出した相関度が大きい個人情報を第1会員の会員端末1に対して提供する提供部として機能する。
1次データベース25は、相関データベース27、会員接触IDデータベース(ID交換履歴データベース)28、会員データキーワードデータベース29及び名刺データベース26からなる。
ここで、相関データベース27は、キーワードどうしの相関度の大きさを表す一致率を保持する。相関度の大きさとは、aa、ab等の2個のキーワード間の統計的な近さを表す。会員接触IDデータベース28は、会員個人情報データベース23が保持する会員IDと、会員IDをもつ会員端末1がID交換をした他の会員端末1の履歴とを対応付けて保持する。会員端末1がIDを交換した相手会員端末1の会員IDについての履歴を保持する。会員データキーワードデータベース29は、各会員が保持する複数のキーワードを保持する。名刺データベース26は、抽出部34が計算して得た会員IDであって会員端末1に対して送信するものを保持する。
尚、原簿作成部21、データベース作成部30及び抽出部34は、いずれも、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成される。
<1次データベースの作成の説明>
以下、管理サーバ10における相関データベース27、会員接触IDデータベース28、会員データキーワードデータベース29及び名刺データベース26の保持データについて詳述する。
[1.会員データキーワードデータベース作成部33]
会員データキーワードデータベース作成部33は、会員個人情報データベース23を読み込み、図5に示す如く、会員データキーワードデータベース29に、例えばID1859の会員IDと、このID1859の会員IDの複数のキーワードaa、ad、af、ak…とを対応付けて書き込む。一例として、ID1859の会員の趣味、趣向あるいは関心事は、キーワードaa、ad、af…に対応するビール、ヨーロッパ、酒、和菓子…である。ID1967についての趣味等は、ワイン、ヨーロッパ、洋食…である。
[2.一致率計算マトリックスの作成]
相関データベース作成部30は、RAMの作業領域に、一致率計算マトリックス37と呼ばれる作業データを作成する。この一致率計算マトリックス37の縦横の行又は列数は、ともに、キーワードaa、ab…zzの総数であり、例えば676(26×26)である。一致率計算マトリックス37内の合計676×676個のセルは、上段、中段及び下段の3種類のデータをもつ。以下、3種類のデータを、上段データ、中段データ及び下段データと呼ぶ。
[3.キーワード保有ID保持部38a、38bの作成]
相関データベース作成部30は、作業データ保持用のキーワード保有ID保持部38aにデータを書き込む。すなわち、相関データベース作成部30は、会員データキーワードデータベース29から、キーワードaaを保有する会員IDを検索し、キーワードaaを保有する全ての会員IDをキーワード保有ID保持部38aに書き込む。相関データベース作成部30は、キーワードaaをもつID1967、2105をキーワード保有ID保持部38aの領域1に書き込む。相関データベース作成部30は、会員データキーワードデータベース29から、キーワードabを保有する会員IDを検索し、ヒットした会員IDをキーワード保有ID保持部38aの領域2に書き込む。同様に、相関データベース作成部30は、キーワードac〜zzの676個のキーワードの全てについて、キーワードac〜zzをもつ会員IDをキーワード保有ID保持部38aに書き込む。
相関データベース作成部30は、こうして得られたキーワード保有ID保持部38aを複製し、キーワード保有ID保持部38bを生成する。
[4.一致率計算マトリックス37内のセルの下段データの計算]
相関データベース作成部30は、下段データを計算する。この下段データは、キーワード保有ID保持部38a、38bの676個の各領域n(n=1〜676)に含まれるIDの個数をカウントして得たカウント値である。
まず、相関データベース作成部30は、領域1について、キーワードaaを保有する会員ID(1967、2105、2321、2341…)の個数をカウントし、カウント値(例えば876)を一致率計算マトリックス37の第1行(第1段目の行)に位置する全てのセルの下段データを876と書き込む。また相関データベース作成部30は、領域2から、キーワードabを保有する会員ID(nが2の場合は2392、2923、3028、3235…)の個数をカウントし、カウント値(例えば237)を一致率計算マトリックス37の第2行に位置する全てのセルの下段データを237と書き込む。同様に、相関データベース作成部30は、領域n(n=3〜676)から、キーワードac…zzを保有する会員IDの個数をカウントし、カウント値を一致率計算マトリックス37の第n行の全てのセルの下段データに書き込む。
[5.一致率計算マトリックス37内の第1行目のセルの中段データの計算]
相関データベース作成部30は、領域1に含まれるID1967が、キーワード保有ID保持部38bの領域1〜nのそれぞれに何個含まれているかをカウントする。ここで、i(iは自然数を表す)行j(jは自然数を表す)列に位置するセルをセルi−jと表すと、ID1967はキーワード保有ID保持部38bの領域1には876個含まれるので、相関データベース作成部30は、セル1−1の中段データを876と書き込む。次に、相関データベース作成部30は、キーワード保有ID保持部38bの領域2に含まれるID1967の個数をカウントし、例えば123をセル1−2の中段に書き込む。同様に、相関データベース作成部30は、コピーの領域3、4、5…に含まれるID1967の個数をカウントし、セル1−3、1−4、1−5の中段にそれぞれ5,78、467…を書き込む。この書き込みが完了すると、一致率計算マトリックス37の第1行目aaについての処理が完了する。
[6.一致率計算マトリックス37の第2行目以降のセルの中段データの計算]
相関データベース作成部30は、一致率計算マトリックス37の第2行目の処理を行う。
相関データベース作成部30は、キーワード保有ID保持部38bの領域1、2、3、4…に含まれるID2392の個数をカウントし、セル2−1、2−2、2−3、2−4…の中段にそれぞれ123,237、18、35…と書き込む。
相関データベース作成部30は、同様な処理を行い、一致率計算マトリックス37の中段及び下段の各データを完成させる。
[7.一致率計算マトリックス37の上段データの計算]
相関データベース作成部30は、全セルの一致率(中段データ/下段データ)を計算する。一例として、キーワードaa、aaの一致率は1.00であり、aa、abの一致率は0.14であり、キーワードaa、ac間は0.01…である。
[8.相関データベース作成部30による一致率計算マトリックス37の上段データを抽出した相関データベース27の生成]
このように、抽出部34は、第1会員ID及び第1キーワードを用いて、会員個人情報データベース23が保持する676個のキーワードのうちの2個のキーワード間の統計的な一致度を計算することにより、相関度が大きい個人情報を複数個抽出する。
<相関計算の説明>
相関計算部35は、相関データベース作成部30の一致率を用いて、1個の自己IDと、複数の相手IDとの間の相関計算を行う。相関計算部35は、作業用のデータ保持部として、保有キーワード高相関キーワード保持部39、対象ID保持部40、マッチング数保持部41、表示キーワード保持部42、高相関キーワード保持部43、足切率保持部44を有する。以下、会員ID1859(以下、自己IDと呼ぶ)と会員ID1967(以下、相手IDと呼ぶ)との間の相関計算を説明する。
相関計算部35は、図6に示す如く、入力された自己IDと相手IDとのうちの相手ID1967については、ID1967に対応する会員データキーワードデータベース29内のキーワードaa、ad、ak、bd…を、それぞれ、対象ID保持部40に書き込む。
相関計算部35は、自己ID1859については、ID1859に対応する会員データキーワードデータベース29内のキーワードab、ad、af、ak…を参照し、キーワードab、ad、af、ak…を高相関キーワード計算部43に通知する。
高相関キーワード計算部43は、キーワードab、ad、af、ak…のそれぞれについて、相関データベース27を参照して、初期値0.95を超える足切率を有するキーワードを抽出し、抽出したキーワードを対象キーワードとして高相関キーワード保持部43に書き込む。高相関キーワード計算部43は、例えば、番号1のキーワードabについて、0.95を超える足切率1.00、0.97、0.98を有するキーワードab(自分自身)、bb、bgを抽出し、抽出したキーワードを、キーワードabに対応付けて高相関キーワード保持部60に保持する。高相関キーワード計算部43は、番号2、3…のキーワードad、af…についても初期足切率0.95を基準にして高相関のキーワードを抽出する。尚、前記足切率とは、抽出すべき個人情報の個数を決定するための閾値である。
相関計算部35は、キーワードabについて、次数1、2…と、キーワードabと、足切率0.95を超えるキーワードab、bb、bgとを対応付けて、高相関キーワード保持部60に書き込む。また相関計算部35は、相手ID1967に対する計算結果として、高相関キーワード保持部60内のキーワードabと、キーワードab、bb、bgとを、保有キーワード高相関キーワード保持部39に書き込む。以上により、キーワードaaについての処理が終了する。
更にキーワードadについて、相関計算部35は、保有キーワード高相関キーワード保持部39を作成して、キーワードadと、このキーワードadについて足切率を超えるキーワードad、azとを対応付けて保持するとともに、キーワードad及びキーワードad、azを、保有キーワード高相関キーワード保持部39に書き込む。こうして作成された保有キーワード高相関キーワード保持部39は、キーワードab及び高相関キーワードab、bb、bgのペア、キーワードad及び高相関キーワードad、azのペア…を保持する。従って、保有キーワード高相関キーワード保持部39に、キーワードab、ad、af、ak…に対応する高相関キーワードab,bb,bg、ad,az、af,ag,bb、ak,bg,fe,sa…が書き込まれる。
相関計算部35は、キーワードab、ad、af、ak…毎に、保有キーワード高相関キーワード保持部39の高相関キーワードと、対象ID保持部40のキーワードとのマッチング検索を行う。例えばキーワードabについて、相関計算部35は、対象ID保持部40のaa、ad、ak、bg…と、保有キーワード高相関キーワード保持部39の保有キーワードabに対応する高相関キーワードab、bb、bg…とのうちの一致するキーワードを検索し、キーワードabについてのマッチング数(ヒット数)を、マッチング数保持部41に書き込む。同様に、相関計算部35は、ad、af、ak…毎にマッチング検索した結果を対応付けたマッチング数保持部41に書き込む。
相関計算部35は、マッチング数保持部41のマッチング数の大きい順に、保有キーワードをソートする。相関計算部35は、マッチング数3、2、1、1に対応する保有キーワードbg、ab、ad、akを表示キーワード保持部42に書き込む。相関計算部35は、これらの保有キーワードbg、ab、ad、akを、図7に示す如く、名刺データベース26にも書き込む。
送受信部20(図3)は、書き込みした保有キーワードbg、ab、ad、akのデータを自己IDの会員端末に対して送信する。自己ID1859の会員端末は、保有キーワードbg、ab、ad、akのデータを受信すると、表示部15に、高相関のキーワードとして表示する。
このように、相関計算部35は、予め設けた足切率を基準にして、多数のキーワードの中から、自己IDのキーワードに一致する複数のキーワードを抽出し、一致の度合いが大きいキーワードを抽出する。すなわち、抽出部34は、抽出すべき個人情報の個数を決定するための足切率を用いて、相関度が大きい個人情報を複数個抽出する。
尚、相関計算部35は、マッチング数0の保有キーワードaf…についての表示キーワード保持部42への書き込みは行わない。このため、表示キーワード保持部42には、キーワードを書き込むためのRAM上の領域余裕が生じ、抽出したキーワード数が、予め設定した表示数に満たないことがある。この場合、高相関キーワード計算部43は、足切率保持部44を参照し、0.95よりも1段階低い足切率0.7を基準にして、再度、保有キーワード高相関キーワード保持部39を更新する。ここで、足切率保持部44は、次数1、2、3…と足切率0.95、0.7、0.5…とを対応付けて保持する。高相関キーワード計算部43は、足切率0.7を基準にして、再検索して得た結果を追加表示する。
<接触履歴計算の説明>
接触履歴計算部36は、会員Aの会員端末1からの会員ID(会員ID1859)を受信すると、その会員Aの会員端末1が以前IDを交換した他の会員端末1の履歴を検索し、他の会員端末1の履歴が保持されている場合には、その会員端末1の会員ID(例えば会員ID1967)を会員Aの会員端末1に対して送信する。接触履歴計算部36は、拡大接触IDを計算する拡大接触ID計算部52を備えるほかに、作業用のデータ保持部として、会員接触IDデータベース45、第1接触IDリスト46、第2接触IDリスト47、接触ID保持部48、合算ID保持部49、共通ID数保持部50、表示ID保持部51、現次元保持部55、OR計算部及びAND計算部を有する。
接触履歴計算部36は、相手ID1859と自己ID1967とのそれぞれについて、会員接触IDデータベース45を参照し、相手ID1859に対応する1021、2001、2289、3409、4381、4937を第1接触IDリスト46に書き込む。接触履歴計算部36は、自己ID1967に対応する1533、2001、2211、2593、3409、3814を第2接触IDリスト47に書き込む。
更に拡大接触ID計算部52は、会員接触IDデータベース45から読み込みした相手ID1859の接触ID1021、2001、2289…を、作業データ保持用の拡大接触ID保持部53にも書き込む。これらの接触ID1021、2001、2289…は、相手ID1859のいわば人脈に相当する。また拡大接触ID計算部52は、接触ID1021、2001、2289を、作業データ保持用である拡大接触IDの接触ID保持部54の縦列にも書き込む。
拡大接触ID計算部52は、接触ID1021、2001、2289…のうちのID1021について以下の処理を行う。拡大接触ID計算部52は、会員接触IDデータベース45から、ID1021を接触IDリストとして保持する接触IDリスト1859、2001、2138、5321…を読み込み、これらのID1859…を、拡大接触IDの接触ID保持部54に、ID1021と対応付けて書き込む。これらの接触IDリスト1859、2001、2138、5321…は、いずれも、ID1021の人脈である。換言すれば、接触IDリスト1859、2001、2138、5321…は、ID1859の人脈の1人であるID1021についての人脈である。従って、拡大接触ID計算部52は、ID1021等の第1の会員について、第1の会員がもつID1859等の複数の友人会員についてそれぞれ第1の会員と接触した会員の履歴を計算する。
自己ID1967の接触IDリストについても、拡大接触ID計算部52は、相手ID1859の書き込みと同様に自己ID1967の接触IDリストを拡大接触ID保持部54に書き込む。拡大接触ID計算部52は、自己ID1967と、この自己ID1967に対応する接触IDリストとを対応付けて、拡大接触IDの接触ID保持部54に書き込む。
接触履歴計算部36は、第1接触IDリスト46及び第2接触IDリスト47のそれぞれに保持された複数のIDのAND計算を行い、両リストに共通する例えばID2001、3409…を共通IDとして取得する。接触履歴計算部36は、これらの共通ID2001、3409…を、接触ID保持部48の縦列に共通IDとして書き込む。また接触履歴計算部36は、共通ID2001、3409…に対応する接触IDを、会員接触IDデータベース45から読み込み、読み込みした接触IDを接触ID保持部48に書き込む。
更に接触履歴計算部36は、第1接触IDリスト46及び第2接触IDリスト47の両接触IDリストを合算(OR計算)する。接触履歴計算部36は、両リストに含まれるID1021、1533、2001、2211、2289、2593、3409…を合算ID保持部49に書き込む。
接触履歴計算部36は、接触ID保持部48の縦列の共通IDの各々について、合算ID保持部49のIDとが一致するか否かのマッチング計算を行い、ヒットしたIDを共通ID数保持部50に書き込む。ここで、接触履歴計算部36は、各共通IDについてのマッチング数をも、不図示のマッチング数保持部に保持しておき、このマッチング数を用いて、共通ID数保持部50に保持された複数の共通IDをソートし、ソートした結果を、表示ID保持部51に書き込む。接触履歴計算部36は、表示ID保持部51に書き込みした結果を名刺データベース26(図7)にも書き込む。
更に、接触履歴計算部36は、表示ID保持部51にRAM上の領域余裕が存在しているか否かを判定し、領域余裕が存在していない場合には、表示ID保持部51のIDを、自己IDの会員端末1に対して送信し、自己IDの会員端末1は、そのIDを表示する。
一方、領域余裕が存在している場合には、拡大接触ID計算部52は、現次元保持部55を参照し、現次元保持部55に保持された次元における自己ID及び相手IDの各拡大接触IDについて、それぞれ、拡大接触IDの接触ID保持部53を参照する。拡大接触ID計算部52は、拡大接触IDの接触ID保持部53に保持された接触IDを、第1接触IDリスト46及び第2接触IDリスト47を更新する。接触履歴計算部36は、更新した第1接触IDリスト46及び第2接触IDリスト47を用いて、再度、接触履歴計算を行う。
以上をまとめると、接触履歴計算部36は、入力された自己ID及び相手IDの各接触履歴を参照し、会員A及び会員BのそれぞれのIDの交換履歴を検索し、会員Aの交換履歴に含まれる会員と、会員Bの交換履歴に含まれる会員とについて、それぞれ、共通の会員を検索する。ここで、会員Aからみた他の会員の接触IDデータを1次データと呼ぶこととすると、接触履歴計算部36は、接触データに存在する会員の接触IDデータを2次データとし、その2次データのID所持者の接触IDデータを3次とし、同様に、4次、5次…とデータを計算する。接触履歴計算部36は、この検索を予め設定した次数まで繰り返す。接触履歴計算部36は、次数毎に、接触履歴内に、相手会員の交換履歴と共通のIDを多数有する会員IDの情報データを抽出し、抽出した情報データをソートし、接触履歴回数が多い順番に会員IDを並べた表示ID保持部51を作成する。このように、抽出部34は、会員個人情報データベース23が保持する複数の個人情報のうちの2名の会員が共通して保持する共通IDを、会員接触IDデータベース28から複数の個人情報を抽出する。
<相関計算部の変形例>
本実施形態による相関計算部は、図9に示す如く、積算用データ保持部57と、横列データ積算部58と、相関積算値保持部59とを備えて構成することもできる。ここで、積算用データ保持部57は、相関データベース27に保持された一致率を用いて以下に述べる積算により計算したデータを保持する。横列データ積算部58は、積算用データ保持部57の横列に保持されたデータを積算する。相関積算値保持部59は、横列データ積算部58が積算したデータをキーワード毎に保持する。
相関計算部56は、自己ID1859について、会員データキーワードデータベース29を参照し、ID1859に対応するキーワードab、ad、af、ak、bg…を、積算用データ保持部57の縦列に項目化する。相関計算部56は、相手ID1967についても、キーワードaa、ad、ak、bd、ca…を、積算用データ保持部57の横列に項目化する。
相関計算部56は、積算用データ保持部57の第1行のキーワードabと、積算用データ保持部57の1、2、3…の各列のキーワードaa、ad、ak…との一致率を、相関データベース27を参照して、積算用データ保持部57の各セルに書き込む。例えば、相関計算部56は、相関データベース27の第2行のキーワードabと、相関データベース27の第1列の対象キーワードaaとが交差する一致率0.52を、積算用データ保持部57の第1行、第1列のセルに書き込む。また相関計算部56は、相関データベース27において、第2行、第4列の一致率0.15を、積算用データ保持部57の第1行、第2列のセルC1−2に書き込み、第2行、第11列の一致率0.13を、積算用データ保持部57の第1行、第3列のセル1−3に書き込む。
同様に、相関計算部56は、積算用データ保持部57の第2行のキーワードadと、積算用データ保持部57の各列のキーワードaa、ad、ak…との一致率を、相関データベース27を参照して、積算用データ保持部57の各セルに書き込む。また相関計算部56は、相関データベース27を参照して、積算用データ保持部57の第3行以降に位置するキーワードaf、ak、bg…についての一致率を書き込む。すなわち、相関データベース27の縦横のキーワードに対応する項目を、積算用データ保持部57に書き込む。
横列データ積算部58は、こうして得られた積算用データ保持部57の1、2、3…の各行の一致率を積算する。第1行目のキーワードabについての第1〜7列の一致率は、3.06(0.52+0.15+0.13+0.25+0.81+0.79+0.41)である。
相関計算部56は、一致率3.06を相関積算値保持部59にキーワードabと対応付けて保持する。相関計算部56は、キーワードad、af、ak、bg…のそれぞれの積算値を相関積算値保持部59に書き込む。
相関計算部56は、相関積算値保持部59に保持されたキーワードを、積算値を用いてソートして、積算値が大きい順番に、キーワードca、co、ak、ad、ab…を表示キーワード保持部42に書き込む。
<動作>
上述の構成により本実施形態による情報提供システム3のサービス提供方法について詳述する。
<情報提供のシーケンス>
図10に示す如く、会員Bは、会員端末1のアプリケーションを起動させ(ステップA1)、ID情報の送信処理を行う(ステップA2)。
会員Aは、会員端末1のアプリケーションを起動させる(ステップA3)。会員端末1は、ステップA4において、相手IDが入力されたか否かを監視し続けており(nルート参照)、相手IDが入力されたことを検出すると、yルートを通り、ステップA5において、管理サーバ10に対して、会員BのIDと会員A自身のIDとを送信する。
管理サーバ10は、会員端末1から送信された会員A及びBの両IDを用いて相関計算を行い(ステップA6)、接触履歴計算を行い(ステップA7)、相関計算及び接触履歴計算による結果を会員A及びBの両方の会員端末1に送信する(ステップA8)。また管理サーバ10は、接触履歴を会員接触IDデータベース45に追加記録する(ステップA9)。管理サーバ10は、共通ID及び表示用のキーワードを名刺データベース26に書き込み(ステップA10)、表示用のキーワード及び共通IDをそれぞれ表示キーワード保持部42及び表示ID保持部51に保存する(ステップA11)。
一方、会員Aの会員端末1は、管理サーバ10からの計算結果を受信すると、その計算結果を表示する(ステップA12)。この会員Aは、自分の趣味や趣向の変更や修正がある場合には、変更又は修正内容を管理サーバ10に対して送信する(ステップA13)。管理サーバ10は、その変更又は修正内容に基づいて原簿データベース22を更新する(ステップA11)。また会員Bも、管理サーバ10から受信した結果を表示し(ステップA14)、変更又は修正がある場合には、それらを管理サーバ10に対して送信する(ステップA15)。
<一致率計算マトリックス37の生成>
まず、本実施形態による相関データベース作成部30の一致率計算マトリックス37の生成方法について説明する。
図11に示す如く、相関データベース作成部30は、まず、一致率計算マトリックス37の行を表す変数X(1〜676)を1に設定する。
ステップP1において、管理サーバ10は、第1列(X=1)のキーワードaaをもつ会員を検索する。管理サーバ10は、検索によりヒットした会員数が876である場合、ヒットした会員1967、2105…についてそれぞれZ、Z、…、Z876と通し番号を付与する。管理サーバ10は、ヒットした会員を表す変数Z(自然数であり、Z=Z〜Z876)を1に設定し、また一致率計算マトリックス37の列を表す変数Yを1に設定する。
ステップP2において、管理サーバ10は、コピーの領域1に、会員1967(Z)が存在するか否かを判定し、存在する場合にはyルート(yと付されたルート)を通り、ステップP3において、会員1967について別個用意した共通ID数のカウンタ値を1増加させる。管理サーバ10は、会員1967が存在しないと判定した場合には、ステップP2におけるnルート(nと付されたルート)を通り、以下に述べるステップP4の処理を行う。
ステップP4において、管理サーバ10は、Zを1インクリメントし、ステップP5において、Zが保有ID総数(Z876)に達したか否かを判定し、Zが保有ID総数に達していないと判定した場合には、nルートを通り、ステップP2の処理を行う。
引き続き、ステップP2、P3において、管理サーバ10は、会員2105(Z)について、領域1に存在する個数をカウントし、会員2105のカウンタの値を1増加させ、またステップP4、P5の処理を行う。同様に、管理サーバ10は、Zが保有ID総数に達するまでの間、ステップP2〜ステップP4までの処理を繰り返す。
そして、876回目のステップP5において、管理サーバ10は、ZがZ876に達したと判定した場合には、yルートを通り、ステップP6においてYを1インクリメントする。ステップP7において、管理サーバ10は、Yが一致率計算マトリックス37のキーワードの項目総数676に達したか否かを判定し、Yが676に達していないと判定した場合には、nルートを通り、ステップP2の処理を行う。ステップP2〜ステップP4において、管理サーバ10は、コピー領域2に、会員1967、2105…が含まれる個数をカウントする。
更に676回目のステップP7において、管理サーバ10は、Yが676に達したと判定した場合には、yルートを通り、ステップP8において、Xを1インクリメントする。ステップP9において、管理サーバ10は、Xが一致率計算マトリックス37の項目総数676に達したか否かを判定し、Xが項目総数に達していないと判定した場合には、nルートを通り、ステップP1の処理を行う。すなわち、管理サーバ10は、キーワードabについて、一致率計算マトリックス37の第2列目のセル内の下段及び中段の各データを取得する処理を行う。
そして、676回目のステップP9において、管理サーバ10は、Xが項目総数に達したと判定した場合には、yルートを通り、ステップP10において、全セルの一致率を計算する。管理サーバ10は、全セルについて、中段データ(共通のID数)/下段データ(全保有ID数)を計算する。
<相関計算>
管理サーバ10は、図12に示す如く、ステップQ1において、入力された自己IDを自己の高相関キーワード保持部43に保持し、ステップQ2において、次数を1に設定する。ステップQ3において、管理サーバ10は、各キーワードについて、相関データベース27を参照し、次数1で設定された足切率に基づいて高相関キーワードを計算する。
引き続き、ステップQ4において、管理サーバ10は、高相関キーワード保持部43のデータから、保有キーワード高相関キーワード保持部39を作成する。
ステップQ5において、管理サーバ10は、入力された相手IDを対象ID保持部40に書き込む。
ステップQ6において、管理サーバ10は、保有キーワード高相関キーワード保持部39に保持した自己IDに対応する高相関キーワードと、対象ID保持部40に保持したIDとを参照して、一致するキーワードを抽出する。ステップQ7において、管理サーバ10は、マッチングして得られたキーワードをマッチング数保持部41に書き込む。ステップQ8において、管理サーバ10は、マッチング数保持部41のデータをソートし、マッチング数0を除くマッチング数が1、2…のキーワードについて、マッチング数が多い順番にキーワードを、表示キーワード保持部42に書き込む。
ステップQ9において、管理サーバ10は、表示キーワード保持部42に、書き込み可能な領域余裕が存在しているか否かを判定し、領域余裕が存在していない場合には、nルートを通り、ステップQ10において、表示キーワード保持部42のキーワードを、自己IDの会員端末に対して送信し、自己IDの会員端末は、そのキーワードを表示する。またステップQ9において、領域余裕が存在している場合には、yルートを通り、ステップQ11において、管理サーバ10は、次数を1インクリメントする。更にステップQ12において、管理サーバ10は、次数が例えば限度値7に達したか否かを判定し、次数が7になっていない場合には、nルートを通り、ステップQ3の処理を行う。管理サーバ10は、次数2について、ステップQ3〜Q11の処理を行う。同様に、管理サーバ10は、全次数についての処理を行った後、ステップQ12において、yルートを通り、処理を終了する。
このように、管理サーバ10は、保管する個人情報を統計的に処理することにより、相関度の高い個人情報の要素をもつデータベースを作成する。相関度が高い会員どうしの比較により、管理サーバ10は、多数の会員が同一の趣味の組み合わせをもつならば、その趣味をもつ会員も組み合わせの多い趣味を好んだり、関心をもったりする可能性が高いと推測する。管理サーバ10は、会員の個人情報の特定の事項について、会員全員について検索し、相関性の高い項目の組み合わせのリストを作成する。
<接触履歴計算>
管理サーバ10は、図13に示す如く、ステップR1において、両者の1次データである接触IDリストを比較し、両接触IDリストに同一IDが存在するか否かを検索して1又は複数のIDを抽出する。ステップR2において、管理サーバ10は、抽出した一致IDの個数により分岐処理を行い、一致個数が0である場合には、yルートを通り、ステップR11において、リストに1次以下の次数における接触IDを加える。このステップR11の処理において、管理サーバ10は、処理対象の会員の人脈の人脈を調べている。管理サーバ10は、ステップR2において、一致個数が0でない場合には、nルートを通り、ステップR4において、変数Xを1に設定する。この変数Xは、該当ID保持部の縦列に書き込まれるリストの個数であり、管理サーバ10は、ID1021について計算する。
管理サーバ10は、ステップR4において、1番目のIDについて接触IDリストを読み込み、ステップR5において、ID1021の接触IDリストと当事者である自己及び相手どうしの接触IDリストとから、一致する会員IDを検索し、ステップR6において、一致するID数を記録し、ステップR7において、Xを1インクリメントする。ステップR8において、管理サーバ10は、Xが一致する個数に達したか否かを判定し、達していないと判定した場合には、nルートを通り、ステップR4に戻り、ID3409について処理する。
ステップR8において、管理サーバ10は、Xが一致する個数に達したと判定した場合には、yルートを通り、ステップR9において、相手IDの履歴に含まれる会員IDのうちの接触履歴回数が多い順番に会員IDを並べた表データを作成する。また管理サーバ10は、新たに取得したデータを、既に作成した表データの内容に追加する。ステップR10において、管理サーバ10は、表示ID保持部51に領域余裕が残っているか否かを判定し、領域余裕が残っていると判定した場合、処理を終了する。管理サーバ10は、領域余裕が残っていないと判定した場合には、ステップR10において、nルートを通り、ステップR11において、接触IDリストに1次以下の次数における接触IDを追加する。
各会員端末1は、管理サーバ10からの接触履歴計算及び相関計算の各結果を受信すると、これらを表示する。これにより、各会員端末1は、管理サーバ10からの情報データを閲覧できるようになる。従って、イベント会場において、各会員は、多数の会員のうちの自分の趣味や趣向と似た会員と知己を得ることができるようになる。
このようにして、各会員は、自己の個人情報と関連性を有する個人情報をもつ他人を検索することができる。
尚、本実施形態による情報提供システム3は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。原簿データベース22は、会員IDと会員端末とを、1対1に登録するのみならず、1台の会員端末に対して2個、3個といった会員IDを登録するようにもできる。
<他実施形態>
前述の実施形態においては、抽出部が、送受信部が複数(一方及び他方)の会員IDを受信したとき、前記会員個人情報データベースに格納した複数の会員IDに対応した個人情報とを比較し、該個人情報に含まれるキーワードの一致率を基にした相関の度合いを示す相関度を算出し、該相関度が所定の閾値より大きいキーワードを含む会員情報を相関度が大きい会員IDとして抽出し、該抽出部が抽出した会員ID及び該会員IDに対応する個人情報を、前記相関度が閾値より大きい複数の会員端末宛に提供する提供部とを備える例を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、予め複数の会員ID/該会員IDに対応した会員の趣味を表す複数のキーワード/所定の閾値を越える相関度がある他の会員IDとから成る複数の個人情報を格納する会員個人情報データベースを用意しておき、提供部が、会員ID及び該会員IDに対応する個人情報を前記一方及び他方の会員IDを送受信により会員端末に対して提供する様に構成しても良い。
本発明によれば、会員組織の会合等において、各会員は、携帯端末を用いて会員相互の個人情報を携帯端末に表示させることができ、会員どうしのコミュニケーションの円滑化が図れる。会員は、趣味の共通する会員が接近していることを、自己の携帯端末を用いて知ることができる。
本発明の一実施形態による情報提供システムのシステム構成を説明するための図。 会員端末のブロック図。 管理サーバのブロック図。 原簿データベースを説明するための図。 一致率計算マトリックスを説明するための図。 相関計算部を説明するための図。 名刺データベースを説明するための図。 接触履歴計算部を説明するための図。 相関計算部の変形構成例を説明するための図。 本実施形態による情報提供シーケンスを説明するための図。 一致率計算マトリックスの生成方法を説明するための図。 相関計算方法を説明するための図。 接触履歴計算方法を説明するための図。
符号の説明
1:会員端末、10:管理サーバ、11:インターネット、12:携帯電話網、13:基地局、14:近接交信部、15:表示部、16:入力部、17:主制御部、18:無線送受信部、19:ID保持部、20:送受信部(提供部)、21:原簿作成部、22:原簿データベース、23,23a:会員個人情報データベース、24:キーワード定義データベース、25:1次データベース、26:名刺データベース、27:相関データベース、28:会員接触IDデータベース(ID交換履歴データベース)、29:会員データキーワードデータベース、30:データベース作成部、31:相関データベース作成部、32:会員接触IDデータベース作成部、33:会員データキーワードデータベース作成部、34:抽出部、35,56:相関計算部、36:接触履歴計算部、37:一致率計算マトリックス、38a,38b:キーワード保有ID保持部、39:保有キーワード高相関キーワード保持部、40:対象ID保持部、41:マッチング数保持部、42:表示キーワード保持部、43:高相関キーワード計算部、44:足切率保持部、45:会員接触IDデータベース、46:第1接触IDリスト、47:第2接触IDリスト、48:接触ID保持部、49:合算ID保持部、50:共通ID数保持部、51:表示ID保持部、52:拡大接触ID計算部、53:拡大接触IDの接触ID保持部、54:拡大接触ID保持部、55:現次元保持部、57:積算用データ保持部、58:横列データ積算部、59:相関積算値保持部、60:高相関キーワード保持部。

Claims (6)

  1. 会員IDをもつ複数の会員の個人情報を有し複数の会員端末に対して前記複数の会員の個人情報から抽出した個人情報を提供する情報提供システムであって、
    複数の会員IDと、該会員IDに対応した会員の趣味を表す複数のキーワードとから成る複数の個人情報を格納する会員個人情報データベースと、
    前記会員端末と会員ID及び個人情報の送受信を行う送受信部と、
    該送受信部が一方及び他方の会員IDを受信したとき、前記会員個人情報データベースに格納した一方及び他方の会員IDに対応した個人情報とを比較し、該個人情報に含まれるキーワードの一致率を基にした相関の度合いを示す相関度を算出し、該相関度が所定の閾値より大きいキーワードを含む会員情報を相関度が大きい会員IDとして抽出する抽出部と、
    該抽出部が抽出した会員ID及び該会員IDに対応する個人情報を前記一方及び他方の会員IDを送受信により会員端末に対して提供する提供部とを備えたことを特徴とする情報提供システム。
  2. 複数の会員IDと、該会員IDに対応した会員の趣味を表す複数のキーワードとから成る複数の個人情報を格納する会員個人情報データベースを備え、該会員IDをもつ複数の会員の個人情報を有し複数の会員端末に対して前記複数の会員の個人情報から抽出した個人情報を提供する情報提供システムであって、
    前記会員個人情報データベースに格納した一方及び他方の会員IDに対応した個人情報とを比較し、該個人情報に含まれるキーワードの一致率を基にした相関の度合いを示す相関度を算出し、該相関度が所定の閾値より大きいキーワードを含む会員情報を前記相関度と共に会員員個人情報データベースに格納し、該会員個人情報データベースに格納した複数の会員IDの個人情報を検索し、共通する他方の会員IDを含む会員IDを抽出する抽出部と、
    該抽出部が抽出した会員ID及び該会員IDに対応する個人情報を前記一方及び他方の会員IDを送受信により会員端末に対して提供する提供部とを備えたことを特徴とする情報提供システム。
  3. 前記抽出部が、前記一方及び他方の会員IDに対応する複数のキーワードのうち、共通するキーワード間の統計的な一致度を計算することにより、前記相関度が大きい会員IDを抽出することを特徴とする請求項1又は2記載の情報提供システム。
  4. 前記抽出部が、
    抽出すべき個人情報の個数を決定するための閾値である足切率を用いて、前記相関度が大きい会員IDを抽出することを特徴とする請求項1又は2又は3記載の情報提供システム。
  5. 前記提供部が一方及び他方の会員IDに提供した会員ID及び個人情報の提供を履歴として保持するID交換履歴データベースを備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報提供システム。
  6. 前記抽出部が提供した一方及び他方の会員IDを前記会員個人情報データベースに格納し、該会員個人情報データベースに格納した複数の会員IDの個人情報を検索し、共通する他方の会員IDを含む会員IDを抽出することを特徴とする請求項1又は3又は4又は5記載の情報提供システム。
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