JP2007229350A - Tongue and seat belt device using the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば自動車等の車両のシートに着座する乗員を保護するシートベルト装置や作業現場等で作業者を保護する安全ベルト装置に使用されるタングの技術分野に関し、特に、タングがその周囲にある部材に接触したときに発生する異音を抑制し、また、この部材を保護するようになっているタングの技術分野に関する。
また、本発明は、このようなタングを備えたシートベルト装置の技術分野に関する。
The present invention relates to a technical field of a tongue used for, for example, a seat belt device for protecting an occupant seated on a vehicle seat such as an automobile or a safety belt device for protecting an operator at a work site. It is related with the technical field of the tongue which suppresses the abnormal noise which generate | occur | produces when it contacts the member in this, and protects this member.
The present invention also relates to a technical field of a seat belt device provided with such a tongue.
例えば自動車等の車両に搭載されるシートベルト装置は、車両の衝突時等の大きな減速度が車両に加えられたとき、乗員の慣性移動を拘束保護するものである。従来、このようなシートベルト装置の1つとして、例えば図3に示すように三点式シートベルト装置がある。図中、1は車両シート2に付設されたシートベルト装置、3は車両シート2近傍の車体に固定されて、通常時はシートベルト4を引出可能に巻き取り、緊急時にはシートベルト4を引出不能にするシートベルトリトラクタ、5はシートベルト4に摺動可能に支持されたタング、6は車両シート2あるいは車体に固定され、タング5が係止されるバックル、および7はセンターピラー8等の車両側部上方に取り付けられシートベルトリトラクタ3から引き出されたシートベルト4をガイドするベルトガイドである。なお、シートベルトリトラクタ3から引き出されたシートベルト4の先端部4aは、車両シート2あるいは車体に固定されている。また、図3に示す状態では、タング5がバックル6に係止されていないが、シートベルト4がシートベルトリトラクタ3から所定量引き出された状態を示している。
For example, a seat belt device mounted on a vehicle such as an automobile restrains and protects the inertial movement of an occupant when a large deceleration is applied to the vehicle such as when a vehicle collides. Conventionally, as one of such seat belt devices, for example, there is a three-point seat belt device as shown in FIG. In the figure, 1 is a seat belt device attached to a
このように構成されたシートベルト装置1は、乗員がシートベルト4を装着するにあたっては、乗員が車両シート2に着座してシートベルト4をシートベルトリトラクタ3から引き出し、タング5をバックル6に係止した後、タング5から手を離すことにより、余分に引き出されたシートベルト4がシートベルトリトラクタ3で巻き取られてシートベルト4の弛みが解消され、シートベルト4が乗員に装着される。
In the
従来のシートベルト装置1に用いられているタング5は、バックル6に挿入されたときそのラッチ部材(不図示)が係止孔5a1に係止することでバックル6に係止される金属プレート製の係止片5aと、この金属プレートの芯部に樹脂モールドされて形成されかつタング5の係止片5aをバックル6に挿入係止操作するために把持する把持部5bとから構成されている。その場合、把持部5bに穿設されたベルト貫通孔5b1にシートベルト4が貫通することで、タング5がシートベルト装置4に摺動可能に支持される。
The
ところで、シートベルト4の非装着時には、通常、シートベルト4はシートベルトリトラクタ3に最大限に巻き取られていることから、ベルトガイド7から先端部4aまでのシートベルト4がセンターピラー8等の車両の内側壁に沿って位置するため、シートベルト4に設けられたタングストッパ(不図示)によって、タング5もこの内側壁の近傍に位置している。このため、乗員が車両に乗降する際にこのタング5に当たるとタング5は車両の内側壁のトリムに接触することがある。また、乗員が降車するために、シートベルトを装着したタング5をバックル6から解離してタング6から手を離すと、シートベルト4がシートベルトリトラクタ3に巻き取られるが、その際にタング5がシートベルト4の巻取りに伴って引き上げられて、同様に車両の内側壁のトリムに接触することがある。更に、車両走行時に、乗員が車両シート2に着座していなくシートベルト4が非装着状態であるシートベルト装置1のタング5が車両走行の振動によって、同様に車両の内側壁のトリムに接触することがある。その場合、タング5はタングストッパによって係止片5aが車室内方に向くようにガイドされるため、車両の内側壁のトリムに接触する部分は把持部5bがほとんどである。このようにタング5が車両の内側壁のトリムに接触すると、異音が発生することがあるばかりでなく、このトリムに小傷や打痕が生じるおそれがあり、車室内が不快になることがある。
By the way, when the seat belt 4 is not attached, the seat belt 4 is normally wound up to the
そこで、このような異音の発生およびトリムの小傷や打痕の発生を防止するために、車両の内側壁のトリムに接触する可能性の高いタングの把持部において、シートベルトが挿通される部分の金属プレートに比較的堅いプラスチックをモールドするとともに、モールドされた堅いプラスチックの、車両の内側壁との接触の可能性の高い部分に、この堅いプラスチックより柔らかいプラスチックをオーバーモールドして構成されたシートベルト装置のタングが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このタングによれば、シートベルトの挿通部分が堅いプラスチックでモールドされることでタングに求められる所定の強度が確保されるとともに、車両の内側壁との接触の可能性の高い部分が柔らかいプラスチックでモールドされることで異音の発生およびトリム等の小傷や打痕の発生を抑制することができる。
According to this tongue, a predetermined strength required for the tongue is secured by molding the seat belt insertion portion with a hard plastic, and the portion with a high possibility of contact with the inner wall of the vehicle is made of a soft plastic. By molding, the generation of abnormal noise and the generation of small scratches and dents such as trim can be suppressed.
しかしながら、この特許文献1に開示されているタングでは、柔らかいプラスチックが堅いプラスチックの上にオーバーモールドされているが、柔らかいプラスチックはその柔らかい性質のため大きな外力が働くと剥がれやすく、耐久性が良好でない等の問題がある。
However, in the tongue disclosed in
また、防音効果を高めるためあるいは触感をよくするために、柔らかいプラスチックのモールド部の肉厚を大きくする必要がある。しかしながら、特許文献1に開示のタングでは、柔らかいプラスチックが堅いプラスチックの上にオーバーモールドされているため、柔らかいプラスチックのモールド部の肉厚が小さいものとなっている。このため、防音効果を効果的に高めることができなく、また良好な触感を得ることもできない。そこで、堅いプラスチックの上の柔らかいプラスチックのモールド部の肉厚を単純に大きくすると、タング5の把持部5bの全体が大型化してしまうという問題もある。
Further, in order to enhance the soundproofing effect or improve the tactile sensation, it is necessary to increase the thickness of the soft plastic mold part. However, in the tongue disclosed in
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、周囲にある部材への接触時に異音の発生およびこの部材の小傷や打痕の発生の各抑制効果を十分に得つつ、モールドされた樹脂の剥がれを抑制して良好な耐久性を得ることのでき、しかも大型化を阻止できるタングを提供することである。
本発明の更に他の目的は、タングが車両の内側壁に接触した時に異音の発生を抑制しかつ車両の内側壁を保護して、車室内をより快適にすることのできるシートベルト装置を提供することである。
The present invention has been made in view of such circumstances, and its purpose is to suppress the generation of abnormal noise when contacting a surrounding member and the effects of suppressing the generation of small scratches and dents on the member. An object of the present invention is to provide a tongue that can be sufficiently obtained, suppress peeling of a molded resin, obtain good durability, and prevent enlargement.
Still another object of the present invention is to provide a seat belt device that can suppress the generation of abnormal noise when the tongue contacts the inner wall of the vehicle and protect the inner wall of the vehicle, thereby making the vehicle interior more comfortable. Is to provide.
前述の課題を解決するために、請求項1の発明のタングは、バックルに係合可能な係止片とこの係止片に一体に形成された芯部とを有する金属プレートと、前記芯部に樹脂モールドされて前記係止片に一体に設けられかつベルトに支持される、前記バックルに前記係止片を係合操作させるための把持部とからなるタングにおいて、前記把持部が、前記金属プレートの芯部の所定箇所に堅い樹脂でモールドされた堅樹脂モールド部と前記芯部の他の所定箇所に前記堅い樹脂より柔らかい樹脂でモールドされた柔樹脂モールド部とからなり、前記柔樹脂モールド部の端面の少なくとも一部が、前記堅い樹脂でオーバーモールドされたオーバーモールド部でカバーされていることを特徴としている。
In order to solve the above-described problem, the tongue of the invention of
また、請求項2の発明のタングは、前記柔樹脂モールド部の端面はその前記芯部に密着する側が突出する傾斜面とされており、この傾斜面の少なくとも一部が前記オーバーモールド部でカバーされていることを特徴としている。
Further, in the tongue of the invention of
更に、請求項3の発明のタングは、前記柔樹脂モールド部の表面が、前記堅樹脂モールド部の表面および前記オーバーモールド部の表面より外方へ突出していることを特徴としている。
Furthermore, the tongue of the invention of
更に、請求項4の発明のタングは、前記柔樹脂モールド部が、前記係止片と前記把持部とを結ぶ方向を前後方向としたときの前記芯部の左右両側端部と前記係止片と反対側の端部とに設けられているとともに、前記左右両側端部の柔樹脂モールド部と前記係止片と反対側の端部の柔樹脂モールド部とは互いに離間しており、
前記左右両側端部の柔樹脂モールド部と前記係止片と反対側の端部の柔樹脂モールド部との離間領域が堅樹脂モールド部とされていることを特徴とする請求項1または2記載のタング。
Furthermore, the tongue of the invention of claim 4 is characterized in that the flexible resin mold portion has both the left and right end portions of the core portion and the locking piece when the direction connecting the locking piece and the gripping portion is the front-rear direction. And the flexible resin mold part on the opposite side of the locking piece and the flexible resin mold part on the opposite side of the locking piece are spaced apart from each other.
The space between the flexible resin mold portion at the left and right side ends and the flexible resin mold portion at the end opposite to the locking piece is a hard resin mold portion. Tongue.
更に、請求項5の発明のシートベルト装置は、シートベルトと、このシートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタと、前記シートベルトに摺動可能に支持されたタングと、このタングが挿入係合されるバックルとを少なくとも備え、前記タングを前記バックルに挿入係合することで前記シートベルトが乗員に装着されるシートベルト装置において、
前記タングが請求項1ないし3のいずれか1記載のタングであることを特徴としている。
Furthermore, the seat belt device of the invention of
The tongue is the tongue according to any one of
このような構成をした本発明のタングによれば、金属プレートの芯部の所定箇所に堅樹脂モールド部を形成しかつ金属プレートの芯部の他の所定箇所に柔樹脂モールド部を形成しているので、柔樹脂モールド部をタングの近傍にある部材が接触することにより、柔樹脂モールド部が緩衝材となってこの部材に発生する小傷や打痕を抑制することができるとともに、接触により発生する異音を効果的に抑制することができる。 According to the tongue of the present invention having such a configuration, a rigid resin mold portion is formed at a predetermined location of the core portion of the metal plate, and a flexible resin mold portion is formed at another predetermined location of the core portion of the metal plate. Therefore, the flexible resin mold part becomes a cushioning material when the member in the vicinity of the tongue contacts the flexible resin mold part, so that small scratches and dents generated on this member can be suppressed, and by contact The generated abnormal noise can be effectively suppressed.
また、堅い樹脂でモールドされたオーバーモールド部により柔樹脂モールド部の端面の少なくとも一部をカバーしているので、このオーバーモールド部で、柔樹脂モールド部の端面を金属プレートの芯部に押さえつけることができるようになる。したがって、柔樹脂モールド部の端面の先端縁と芯部との密着を堅固に保持することができ、柔樹脂モールド部の端面の先端縁が芯部から剥がれるのを防止できる。 In addition, since at least a part of the end face of the flexible resin mold part is covered by the overmold part molded with a hard resin, the end face of the flexible resin mold part is pressed against the core part of the metal plate with this overmold part. Will be able to. Accordingly, it is possible to firmly hold the tip edge of the end face of the flexible resin mold part and the core part firmly, and it is possible to prevent the tip edge of the end face of the flexible resin mold part from peeling off from the core part.
このようにして、本発明のタングによれば、タングの近傍部材への接触時における異音の発生およびこの部材の小傷や打痕の発生の各抑制効果を十分に得ることができるようにしながら、しかも、モールドされた柔らかい樹脂の剥がれを抑制して良好な耐久性を得ることができる。 In this way, according to the tongue of the present invention, it is possible to sufficiently obtain the respective suppression effects of the generation of abnormal noise and the generation of small scratches and dents on the member when the tongue is in contact with the neighboring members. However, good durability can be obtained by suppressing the peeling of the molded soft resin.
特に、請求項2の発明のタングによれば、柔樹脂モールド部の端面をその芯部に密着する側が突出する傾斜面とし、この傾斜面の少なくとも一部をオーバーモールド部でカバーしているので、オーバーモールド部で柔樹脂モールド部の端面を金属プレートの芯部に効果的に押さえつけることができるようになる。したがって、柔樹脂モールド部の端面の先端縁と芯部との密着をより堅固に保持することができ、柔樹脂モールド部の端面の先端縁が芯部から剥がれるのをより効果的に防止できる。 In particular, according to the tongue of the invention of the second aspect, the end surface of the flexible resin mold portion is an inclined surface protruding from the side closely contacting the core portion, and at least a part of the inclined surface is covered by the overmold portion. The overmold portion can effectively press the end surface of the flexible resin mold portion against the core portion of the metal plate. Accordingly, it is possible to more firmly hold the tip edge of the end face of the flexible resin mold portion and the core portion, and it is possible to more effectively prevent the tip edge of the end surface of the flexible resin mold portion from peeling off from the core portion.
また、請求項3の発明のタングによれば、柔樹脂モールド部の表面を、堅樹脂モールド部の表面およびオーバーモールド部の表面より外方へ突出させているので、柔樹脂モールド部をタングの近傍にある部材に効果的に接触させることができ、部材に発生する小傷や打痕をより効果的に抑制することができるとともに、接触により発生する異音をより効果的に抑制することができる。特に、柔樹脂モールド部を金属プレートの芯部に直接設けていることと相俟って、柔樹脂モールド部の肉厚を大きく設定することができる。したがって、柔樹脂モールド部による防音効果を高くできるとともに、柔樹脂モールド部のより大きな柔らかい弾性により触感を良好にでき、しかも、柔らかい樹脂を金属プレートに直接モールドしているため、肉厚を大きく設定しても、タングの把持部の大型化を阻止することができる。
Further, according to the tongue of the invention of
更に、請求項4の発明のタングによれば、係止片と把持部とを結ぶ方向を前後方向としたときの前記芯部の左右両側端部に設けた柔樹脂モールド部と前記係止片と反対側の端部に設けた柔樹脂モールド部とを互いに離間させるとともに、この離間領域を芯部に堅い樹脂でモールドした堅樹脂モールド部としているので、芯部に直接柔樹脂モールド部を設けても、タングの把持部の強度を大きくでき、耐久性を向上することができる。 Furthermore, according to the tongue of the invention of claim 4, the flexible resin mold portion provided at the left and right side end portions of the core portion and the locking piece when the direction connecting the locking piece and the gripping portion is the front-rear direction. The flexible resin mold part provided on the opposite end is separated from each other, and the separation region is a rigid resin mold part molded with a hard resin on the core part, so the flexible resin mold part is provided directly on the core part. However, the strength of the grip portion of the tongue can be increased and the durability can be improved.
更に、請求項5の発明のシートベルト装置によれば、前述の効果を得ることのできるタングを車両のシートベルト装置のタングに用いることで、タングが車両の内側壁に接触しても異音の発生を抑制しかつ車両の内側壁を保護することができるので、車室内をより快適にすることができる。しかも、タングの把持部の大型化を阻止することができるので、タングの操作性を向上できる。したがって、タングのバックルへの挿入係合をスムーズに行うことができ、シートベルトの装着を簡単にすることができる。 Furthermore, according to the seat belt device of the fifth aspect of the invention, by using the tongue capable of obtaining the above-described effect for the tongue of the vehicle seat belt device, even if the tongue contacts the inner wall of the vehicle, the noise Since the generation | occurrence | production of this can be suppressed and the inner wall of a vehicle can be protected, a vehicle interior can be made more comfortable. And since the enlargement of the holding part of a tongue can be prevented, the operativity of a tongue can be improved. Therefore, the tongue can be smoothly inserted into and engaged with the buckle, and the seat belt can be easily attached.
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明にかかるタングの実施の形態の一例を示し、(a)はタングの平面図、(b)は(a)におけるIB−IB線に沿う断面図、(c)は(a)におけるIC−IC線に沿う断面図、(d)は(b)における部分拡大断面図である。なお、以下の説明においては、前述の図3に示す従来例と同じ構成要素には同じ符号を付すことにより、その詳細な説明は省略する。
The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 shows an example of an embodiment of a tongue according to the present invention, where (a) is a plan view of the tongue, (b) is a sectional view taken along line IB-IB in (a), and (c) is (a) ) Is a cross-sectional view taken along the line IC-IC in FIG. In the following description, the same components as those in the conventional example shown in FIG. 3 described above are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
図1(a)および(b)に示すように、この例のタング5は、従来のタングと同様に係止片5aと把持部5bとからT字状に形成され、一側に係止片5aが設けられかつ他側が樹脂モールドの把持部5bの芯部5c1として用いられるT字状の金属プレート5cを備えている。金属プレート5cの芯部5c1にはシートベルト4が貫通するベルト貫通孔5b1を構成するためのベルト貫通孔5b1とほぼ相似形の貫通孔(不図示)が形成されており、この芯部5c1の貫通孔を含む所定箇所であって、金属プレート5cの芯部5c1の左右両端部(図1(a)において上下端部;つまり、左右は、平面視で係止片5aと把持部5bとを結ぶ方向を前後方向としたときの左右)および金属プレート5cの芯部5c1の他端側部(係止片5aと反対側の端部;図1(a)において右端部)を除く領域(本発明の所定箇所に相当)が、比較的堅い樹脂によってモールドされた堅樹脂モールド部5b2が設けられている。この堅樹脂モールド部5b2は、金属プレート5cの芯部5c1の両面、金属プレート5cの芯部5c1の外周面、および芯部5c1の貫通孔の内周面に設けられている。芯部5c1の貫通孔の内周面に設けられた堅樹脂モールド部5b2により、シートベルト4が貫通するベルト貫通孔5b1が形成されている。このベルト貫通孔5b1にシートベルト4が貫通することで、タング5がシートベルト4に摺動可能に支持される。
As shown in FIGS. 1 (a) and 1 (b), the
なお、このベルト貫通孔5b1には、凹嵌部5b1′が形成されており、ベルト非装着時に、この凹嵌部5b1′にシートベルト4に設けられた従来周知のタングストッパ(不図示)が係合し、このタングストッパにより係止片5aが車室内方向に向くようにガイドされて車室内側壁の近傍に位置される。
The belt through-
また、堅樹脂モールド部5b2が設けられない、金属プレート5cの芯部5c1の左右両端部(本発明の他の所定箇所に相当)には、それぞれ、堅樹脂モールド部5b2のモールド樹脂より柔らかい柔樹脂モールド部5b3が設けられているとともに、金属プレート5cの芯部5c1の他端側部(係止片5aと反対側の端部;本発明の他の所定箇所に相当)には、同じ柔らかい樹脂による柔樹脂モールド部5b4が設けられている。
Also, hard
その場合、図1(c)に示すように芯部5c1の左右両端部にそれぞれ設けられた各柔樹脂モールド部5b3は、この芯部5c1の左右両端部の両面および左右両端部の外周面を覆うようにして設けられている。そして、この左右両端部の柔樹脂モールド部5b3のベルト貫通孔5b1に対向する両側縁の端面5b5は、芯部5c1に密着する側がベルト貫通孔5b1の方へ突出する傾斜面とされている。
In this case, 1 the soft
堅樹脂モールド部5b2は、この柔樹脂モールド部5b3の傾斜面の端面5b5上に堅い樹脂がオーバーモールドされたオーバーモールド部5b6を有している。その場合、柔樹脂モールド部5b3の肉厚(厚み)が堅樹脂モールド部5b2の肉厚より厚く設定されており、柔樹脂モールド部5b3の外表面が堅樹脂モールド部5b2の外表面より所定量αだけ外方に突出している。これにより、堅樹脂モールド部5b2のオーバーモールド部5b6は、柔樹脂モールド部5b3の端面5b5における堅樹脂モールド部5b2の肉厚に対応する領域に設けられて、柔樹脂モールド部5b3の端面5b5のこの領域をカバーしている。
The hard
このように堅樹脂モールド部5b2のオーバーモールド部5b6が柔樹脂モールド部5b3の端面5b5をカバーすることで、堅樹脂モールド部5b2のオーバーモールド部5b6は、各柔樹脂モールド部5b3の端面5b5を芯部5c1に押さえつけるようになる。したがって、各柔樹脂モールド部5b3の端面5b5の先端縁は芯部5c1との密着が堅固に保持され、各柔樹脂モールド部5b3の端面5b5の先端縁が芯部5c1から容易に剥がれることはなくなる。
By thus
一方、図1(d)に示すように芯部5c1の他端側部に設けられた柔樹脂モールド部5b4は、前述の柔樹脂モールド部5b3と同様に、この芯部5c1の他端側部の両面および他端側部の外周面を覆うようにして設けられている。そして、この他端側部の柔樹脂モールド部5b4のベルト貫通孔5b1に対向する両側縁の端面5b7は、芯部5c1に密着する側がベルト貫通孔5b1の方へ突出する傾斜面とされている。
On the other hand, soft
堅樹脂モールド部5b2は、この柔樹脂モールド部5b4の傾斜面の端面5b7上に堅い樹脂がオーバーモールドされたオーバーモールド部5b8も有している。その場合、柔樹脂モールド部5b4の肉厚が堅樹脂モールド部5b2の肉厚より厚く設定されており、柔樹脂モールド部5b4の外表面が堅樹脂モールド部5b2の外表面より所定量αだけ外方に突出している。これにより、堅樹脂モールド部5b2のオーバーモールド部5b8は、柔樹脂モールド部5b4の端面5b7における堅樹脂モールド部5b2の肉厚に対応する領域に設けられている。
The rigid
金属プレート5cの材質としては、S55C、S50C等を用いることができる。また、堅い樹脂としては、ポリアミド、ポリプロピレン等を用いることができ、更に、柔らかい樹脂としては、エラストマー、発泡ウレタン等を用いることができる。なお、金属プレート5c、堅い樹脂、および柔らかい樹脂は、それぞれこれらの材質に限定されることはなく、他の材質を用いることができることは言うまでもない。
As a material of the
また、各柔樹脂モールド部5b3,5b4の外表面がいずれも堅樹脂モールド部5b2の外表面より所定量αだけ外方に突出することで、把持部5bの各柔樹脂モールド部5b3,5b4がタング5の周囲にある車室内側壁等の部材に主に接触し、把持部5bの樹脂モールド部5b2はほとんど接触しなくなる。
更に、各柔樹脂モールド部5b3,5b4の肉厚が大きく設定されることで、防音効果が高くなるとともに、各柔樹脂モールド部5b3,5b4の柔らかい弾性により触感が良好にされている。
Further, the outer surfaces of the flexible
Furthermore, since the thickness of each flexible
図1(a)に示すように、左右両端部の両柔樹脂モールド部5b3と他端側部の柔樹脂モールド部5b4とは連続せずに互いに離間して設けられており、これらの離間領域の部分5b9は、芯部3c1に堅い樹脂をモールドした堅樹脂モールド部5b2とされている。このように、両柔樹脂モールド部5b3と柔樹脂モールド部5b4との間の部分5b9に、柔らかい樹脂のモールド部分を設けずに堅樹脂モールド部5b4を設けることで、芯部5c1に直接各柔樹脂モールド部5b3,5b4を設けても、タング5の把持部5bの強度が大きくなるようにされて、耐久性が向上されている。
この例のタング5の他の構成は前述の図3に示す従来例と同じである。また、この例のタング5は、例えば前述の図3に示す従来例のシートベルト装置1を始め、タング5をバックルに係合することでシートベルト4が装着されるシートベルト装置1に用いることができる。
As shown in FIG. 1 (a), provided apart from each other without continuous and soft
The other configuration of the
この例のタング5によれば、柔樹脂モールド部5b3,5b4をタング5の把持部5bの左右両端部および係止片5aと反対側の端部に設けるとともに、柔樹脂モールド部5b3,5b4の表面を堅樹脂モールド部5b2の表面より突出させて、この柔樹脂モールド部5bをタング5の近傍にあるセンターピラー8等の車両の内側壁に接触させるようにしているので、柔樹脂モールド部5bが緩衝材となることにより車両の内側壁のトリム等の部材に発生する小傷や打痕を効果的に抑制することができるとともに、接触により発生する音を効果的に抑制することができる。
According to the
また、堅樹脂モールド部5b2のオーバーモールド部5b6により柔樹脂モールド部5b3の端面5b5をカバーしているので、このオーバーモールド部5b6で、各柔樹脂モールド部5b3の端面5b5を芯部5c1に押さえつけることができるようになる。したがって、各柔樹脂モールド部5b3の端面5b5の先端縁と芯部5c1との密着を堅固に保持することができ、各柔樹脂モールド部5b3の端面5b5の先端縁が芯部5c1から剥がれるのを防止できる。
Further, since the
このようにして、タング5の車両の内側壁への接触時における異音の発生およびこの内側壁のトリム等の部材の小傷や打痕の発生の各抑制効果を十分に得ることができるようにしつつ、モールドされた柔らかい樹脂の剥がれを抑制して良好な耐久性を得ることができる。
In this way, it is possible to sufficiently obtain the respective suppressing effects of the generation of abnormal noise when the
更に、各柔樹脂モールド部5b3,5b4の肉厚を大きく設定することで、防音効果を高くできるとともに、各柔樹脂モールド部5b3,5b4の柔らかい弾性により触感を良好にでき、しかも、柔らかい樹脂を金属プレート4cに直接モールドしているため、肉厚を大きく設定しても、タング5の把持部5bの大型化を阻止することができる。
Furthermore, by setting the thickness of each flexible
更に、芯部5c1の左右両側端部に設けた柔樹脂モールド部5b3と係止片5aと反対側の端部に設けた柔樹脂モールド部5b4とを互いに離間させるとともに、この離間領域を芯部5c1に堅い樹脂でモールドした堅樹脂モールド部5b2としているので、芯部5c1に直接柔樹脂モールド部5b3,5b4を設けても、タング5の把持部5bの強度を大きくでき、耐久性を向上することができる。
Further, the flexible
更に、このような格別の効果を得ることのできるタング5を車両のシートベルト装置1のタングに用いることで、タング5が車両の内側壁に接触しても異音の発生を抑制しかつ車両の内側壁を保護することができるので、車室内をより快適にすることができる。しかも、タング5の把持部5bの大型化を阻止することができるので、タング5の操作性を向上できる。したがって、タング5のバックル6への挿入係合をスムーズに行うことができ、シートベルト4の装着を簡単にすることができる。
Further, by using the
なお、前述の例では、柔樹脂モールド部5b3,5b4の各端面5b5,5b7を傾斜面としているが、これらの端面5b5,5b7は必ずしも傾斜面とする必要はない。例えば図2(a)および(b)に示すように、各柔樹脂モールド部5b3,5b4の各端面5b5,5b7をそれぞれ階段状に形成し、各端面部分の薄肉部5b10,5b11をそれぞれオーバーモールド部5b6,5b8によりオーバーモールドすることで各端面5b5,5b7をカバーすることもできる。要は、各端面5b5,5b7は、オーバーモールド部5b6,5b8によりそれぞれの端面5b5,5b7をカバーすることができるものであれば、どのような形状にも形成することができる。
In the above-described example, the end surfaces 5b 5 and 5b 7 of the flexible
また、前述の例では、本発明のタングを自動車等の車両のシートに付設されるシートベルト装置のタングに適用して説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、作業現場等で作業者を保護する安全ベルト装置に使用されるタングがその周囲にある部材に接触したときにこの部材を保護するために用いられるタングにも適用することができる。 In the above example, the tongue of the present invention is applied to the tongue of a seat belt device attached to the seat of a vehicle such as an automobile. However, the present invention is not limited to this, and The present invention can also be applied to a tongue used for protecting a member used in a safety belt device for protecting an operator at the site or the like when the member contacts a surrounding member.
本発明のタングは、例えば自動車等の車両のシートに着座する乗員を保護するシートベルト装置や作業現場等で作業者を保護する安全ベルト装置に使用されるタングがその周囲にある部材に接触したときに発生する異音を抑制する必要がある装置、またタングと部材との接触時にこの部材を保護する必要がある装置に好適に利用することができる。 In the tongue of the present invention, for example, a tongue used for a seat belt device for protecting an occupant seated on a seat of a vehicle such as an automobile or a safety belt device for protecting an operator at a work site contacts a member around the tongue. It can be suitably used for an apparatus that needs to suppress abnormal noise that occurs sometimes, and an apparatus that needs to protect this member when the tongue and the member are in contact with each other.
1…シートベルト装置、3…シートベルトリトラクタ、4…シートベルト、5…タング、5a…係止片、5a1…係止孔、5b…把持部、5b1…ベルト貫通孔、5b2…堅樹脂モールド部、5b3,5b4…柔樹脂モールド部、5b5,5b7…端面、5b6,5b8…オーバーモールド部、5c…金属プレート、5c1…芯部、6…バックル 1 ... seat belt apparatus, 3 ... seat belt retractor, 4 ... seat belt, 5 ... tongue, 5a ... engaging pieces, 5a 1 ... locking hole, 5b ... gripper, 5b 1 ... belt through hole, 5b 2 ... Ken Resin mold part, 5b 3 , 5b 4 ... flexible resin mold part, 5b 5 , 5b 7 ... end face, 5b 6 , 5b 8 ... overmold part, 5c ... metal plate, 5c 1 ... core part, 6 ... buckle
Claims (5)
前記把持部が、前記金属プレートの芯部の所定箇所に堅い樹脂でモールドされた堅樹脂モールド部と前記芯部の他の所定箇所に前記堅い樹脂より柔らかい樹脂でモールドされた柔樹脂モールド部とからなり、
前記柔樹脂モールド部の端面の少なくとも一部が、前記堅い樹脂でオーバーモールドされたオーバーモールド部でカバーされていることを特徴とするタング。 A metal plate having a locking piece engageable with the buckle and a core portion formed integrally with the locking piece, and resin-molded on the core portion and provided integrally with the locking piece and supported by a belt In the tongue comprising a grip portion for engaging the locking piece with the buckle,
The gripping portion is a hard resin mold portion molded with a hard resin at a predetermined portion of the core portion of the metal plate, and a soft resin mold portion molded with a softer resin than the hard resin at another predetermined portion of the core portion. Consists of
A tongue having at least a part of an end surface of the flexible resin mold portion covered with an overmold portion overmolded with the hard resin.
前記左右両側端部の柔樹脂モールド部と前記係止片と反対側の端部の柔樹脂モールド部との離間領域が堅樹脂モールド部とされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1記載のタング。 The flexible resin mold portion is provided at the left and right side end portions of the core portion and the end portion on the opposite side of the locking piece when the direction connecting the locking piece and the gripping portion is the front-rear direction. And the flexible resin mold part on the left and right side ends and the flexible resin mold part on the opposite side to the locking piece are separated from each other,
The space | interval area | region of the flexible resin mold part of the said right-and-left both-ends part and the flexible resin mold part of the edge part on the opposite side to the said locking piece is made into the rigid resin mold part. The tongue according to any one of the above.
前記タングが請求項1ないし4のいずれか1記載のタングであることを特徴とするシートベルト装置。 A seat belt; a seat belt retractor that winds up the seat belt; a tongue that is slidably supported by the seat belt; and a buckle into which the tongue is inserted and engaged, and the tongue is inserted into the buckle. In the seat belt device in which the seat belt is attached to the occupant by being engaged,
5. The seat belt device according to claim 1, wherein the tongue is the tongue according to any one of claims 1 to 4.
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