JP2007226585A - リサイクル料金決定方法及び情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 自動車の所有者によるリサイクル料金の負担を軽減し、自動車の買い替え意欲の促進可能なリサイクル料金を算出する情報処理装置を提供する。
【解決手段】 情報処理装置は、自動車の識別情報と、該自動車の所有者の識別情報と、該自動車のリサイクル料金の情報と対応付けて記憶する第1の記憶手段と、預託台数と、リサイクル料金の割引率とを対応付けて管理する第2の記憶手段と、端末からネットワークを介して自動車の識別情報及び前記自動車の所有者の識別情報を指定した預託申請を受信し、前記受信した自動車の所有者の識別情報と前記第1の記憶手段に基づき、過去の預託台数を算出し、前記受信した自動車の識別情報及び前記第1の記憶手段から特定される前記リサイクル料金と、前記預託台数及び前記第2の記憶手段から特定される前記割引率とから割引料金を算出し、割引後のリサイクル料金を前記端末に送信するように制御する制御部と、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 情報処理装置は、自動車の識別情報と、該自動車の所有者の識別情報と、該自動車のリサイクル料金の情報と対応付けて記憶する第1の記憶手段と、預託台数と、リサイクル料金の割引率とを対応付けて管理する第2の記憶手段と、端末からネットワークを介して自動車の識別情報及び前記自動車の所有者の識別情報を指定した預託申請を受信し、前記受信した自動車の所有者の識別情報と前記第1の記憶手段に基づき、過去の預託台数を算出し、前記受信した自動車の識別情報及び前記第1の記憶手段から特定される前記リサイクル料金と、前記預託台数及び前記第2の記憶手段から特定される前記割引率とから割引料金を算出し、割引後のリサイクル料金を前記端末に送信するように制御する制御部と、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車リサイクルシステムにおけるリサイクル料金決定方法、及びこれを実施する情報処理装置に関する。
2005年1月から施行された使用済み自動車の再資源化等に関する法律では、自動車の所有者に自動車のリサイクル処理費用として、リサイクル料金の支払いを義務付けている。これに関連して、自動車の登録番号などから、リサイクル料金の預託状況や、車検時や廃車時に必要なリサイクル料金の照会を行い、その結果を出力するWebサイトが知られている(非特許文献1参照)。
自動車リサイクルシステム、"ユーザ向けリサイクル料金等照会"、[online]、[2006年2月21日検索]、インターネット<URL:http://www.jars.gr.jp/)
自動車の所有者にとっては、義務とはいえ、リサイクル料金の支払いは負担となる。また、現状の自動車リサイクルシステムでは、自動車の所有者は、自動車を買い替える度に所定のリサイクル料金を支払わなければならず、リサイクル料金の支払い負担が、自動車の所有者にとって自動車の買い替えを控える一因となり得る。その結果、自動車メーカー及び自動車販売業者の商いにも影響を与える可能性がある。したがって、現状の自動車リサイクルシステムにおいて、自動車の所有者によるリサイクル料金の負担を軽減し、自動車の所有者による自動車の買い替え意欲を促進するための仕組みが求められている。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、自動車の所有者によるリサイクル料金の負担を軽減し、自動車の買い替え意欲を促進することができるリサイクル料金決定方法、及びこれを実施する情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、ネットワークを介して、車検場等に設置された預託申請用の端末(預託申請端末と呼ぶ)と接続されている。上記情報処理装置は、自動車の識別情報(例えば、自動車の車台番号)と、該自動車の所有者の識別情報(例えば、住民票コード)と、該自動車のリサイクル料金の情報と対応付けて記憶する第1の記憶手段(リサイクル料金管理テーブル)と、預託台数と、リサイクル料金の割引率とを対応付けて管理する第2の記憶手段(割引率管理テーブル)と、本発明によるリサイクル料金決定方法にかかわる制御プログラムとを記憶する記憶装置と、この記憶装置に記憶されている制御プログラムを実行する制御部(CPU)を具備する。
そして、上記情報処理装置が具備する上記制御部は、上記預託申請端末からネットワークを介して自動車の識別情報及び前記自動車の所有者の識別情報を指定した預託申請を受信し、前記受信した自動車の所有者の識別情報と前記第1の記憶手段に基づき、過去の預託台数を算出し、前記受信した自動車の識別情報及び前記第1の記憶手段から特定される前記リサイクル料金と、前記預託台数及び前記第2の記憶手段から特定される前記割引率とから割引料金を算出し、前記リサイクル料金と前記割引料金に基づき割引後のリサイクル料金を算出し、該算出した前記割引後のリサイクル料金を前記端末に送信するように制御する手段を具備する。
上記構成を有する本発明によれば、自動車の所有者によるリサイクル料金の支払い負担を軽減し、自動車の買い替え意欲を促進することが可能となる。
また、本発明によれば、自動車メーカー及び自動車販売業者にとっても、自動車の売り上げ向上が期待できる。
(システム全体構成例)
図1は、本実施の形態に係る自動車リサイクル管理装置2(以下、情報処理装置と呼ぶ)を含む、自動車リサイクルシステムの全体構成を示す図である。図1に示すように、情報処理装置2は、インターネットなどのネットワーク10を介して、預託申請端末1、金融機関サーバ9と通信可能に接続されている。また、詳細を後述するが、情報処理装置2は、預託申請受信機能3、リサイクル料金決定機能4、リサイクル料金通知機能5、決済機能6を備える。預託申請端末1は、預託申請(リサイクル料金の支払い申請)を行うためのコンピューターである。預託申請を実施する際に操作されるコンピューターであり、自動車販売業者からの新車購入時、車検場での車検時、自動車引取業者への廃車受渡時に利用されるため、自動車販売所、車検場、自動車引取所のそれぞれに設置される。自動車の所有者は、預託申請端末1からネットワーク10を介して情報処理装置2にアクセスし、預託申請、及びリサイクル料金の支払い金額を確認することができる。金融機関サーバ9は、銀行、郵便局、クレジットカード会社、等の金融機関に設置されるコンピューターである。自動車の所有者は、預託申請端末1を用いてリサイクル料金の支払い金額を確認した際に、金融機関サーバ9にアクセスし、上記支払い金額の支払いを行うことができる。
(情報処理装置2の構成例)
図2は、本実施の形態に係る情報処理装置2の構成を示すブロック図である。情報処理装置2は、CPU(制御部)110、メモリ120、ポート130、入出力装置140、記憶装置150を備えたコンピューターである。CPU110は、情報処理装置2の全体を統括的に制御する。また、CPU110は、記憶装置150からプログラムをメモリ120に読み出して、上記預託申請受信機能3、リサクル料金決定機能4、リサクル料金通知機能5などの各機能を実行する。メモリ120は、例えば、半導体記憶装置により構成することができる。ポート130は、通信を行うための装置である。例えば、ネットワーク10を介して行われる、預託申請端末1、金融機関サーバ9との通信は、ポート130を介して行われるようにすることができる。入出力装置140は、情報処理装置2へのデータ入出力のために用いられる装置であり、ユーザインターフェースとして機能する。例えば、入出力装置140は、キーボード、マウス、ディスプレイ、プリンタ、等、により構成することができる。記憶装置150は、例えば、ハードディスクや半導体記憶装置等で構成することができる。記憶装置150には、CPU110が実行する、預託申請受信機能3、リサクル料金決定機能4、リサクル料金通知機能5などの各機能からなる制御プログラム、上記リサイクル料金管理テーブル7、及び割引率管理テーブル8が記憶されている。尚、図1に示す預託申請受信機能3、リサクル料金決定機能4、リサクル料金通知機能5などの各機能は、専用ハードウェアにより実現しても良い。
(テーブルのデータ構成例)
図3は、本実施の形態に係るリサイクル料金管理テーブル7のデータ構成を示す図である。リサイクル料金管理テーブル7は、リサイクル料金の支払いが義務付けられている各自動車について、自動車の識別情報(車台番号)31と、その自動車に対するリサイクル料金を支払った自動車の所有者の識別情報(住民票コード)32と、その自動車に装備されているリサイクル対象品の個数、重量、種別、などにより決定されるリサイクル料金の情報(33、34)と、割引料金の情報35とをそれぞれ対応付けて記憶したテーブルである。「車台番号」31欄には各自動車に付された自動車の車台番号が登録され、これにより各自動車を識別することができる。もちろん各自動車の識別情報は車台番号に限らない。例えば自動車の登録番号など、自動車を一意に特定できるものであれば良い。「住民票コード」32欄には、「車台番号」欄で特定される自動車に対するリサイクル料金を支払った自動車の所有者の住民票コードが登録され、これにより各自動車の所有者を識別することができる。もちろん各自動車の所有者の識別情報は住民票コードに限らない。例えば運転免許証番号など、自動車の所有者を一意に特定できるものであれば良い。「割引前リサイクル料金」33欄には、「車台番号」欄で特定される自動車に装備されているリサイクル対象品の個数、重量、種別、などにより決定されるリサイクル料金の金額が登録される。図11の更新後のリサイクル料金管理テーブル7に示す例では、車台番号(cccc)の自動車の割引前リサイクル料金は20000円となる。「割引料金」35欄には、割引が適用された場合の、割り引かれたリサイクル料金の金額が登録される。図11の更新後のリサイクル料金管理テーブル7に示す例では、車台番号(cccc)の自動車のリサイクル料金の割引料金は2000円となる。「割引後リサイクル料金」34欄には、前記割引前リサイクル料金から前記割引料金が減算された金額が登録される。図11の更新後のリサイクル管理テーブル7に示す例では、車台番号(cccc)の自動車の割引後リサイクル料金は18000円となる。
図1は、本実施の形態に係る自動車リサイクル管理装置2(以下、情報処理装置と呼ぶ)を含む、自動車リサイクルシステムの全体構成を示す図である。図1に示すように、情報処理装置2は、インターネットなどのネットワーク10を介して、預託申請端末1、金融機関サーバ9と通信可能に接続されている。また、詳細を後述するが、情報処理装置2は、預託申請受信機能3、リサイクル料金決定機能4、リサイクル料金通知機能5、決済機能6を備える。預託申請端末1は、預託申請(リサイクル料金の支払い申請)を行うためのコンピューターである。預託申請を実施する際に操作されるコンピューターであり、自動車販売業者からの新車購入時、車検場での車検時、自動車引取業者への廃車受渡時に利用されるため、自動車販売所、車検場、自動車引取所のそれぞれに設置される。自動車の所有者は、預託申請端末1からネットワーク10を介して情報処理装置2にアクセスし、預託申請、及びリサイクル料金の支払い金額を確認することができる。金融機関サーバ9は、銀行、郵便局、クレジットカード会社、等の金融機関に設置されるコンピューターである。自動車の所有者は、預託申請端末1を用いてリサイクル料金の支払い金額を確認した際に、金融機関サーバ9にアクセスし、上記支払い金額の支払いを行うことができる。
(情報処理装置2の構成例)
図2は、本実施の形態に係る情報処理装置2の構成を示すブロック図である。情報処理装置2は、CPU(制御部)110、メモリ120、ポート130、入出力装置140、記憶装置150を備えたコンピューターである。CPU110は、情報処理装置2の全体を統括的に制御する。また、CPU110は、記憶装置150からプログラムをメモリ120に読み出して、上記預託申請受信機能3、リサクル料金決定機能4、リサクル料金通知機能5などの各機能を実行する。メモリ120は、例えば、半導体記憶装置により構成することができる。ポート130は、通信を行うための装置である。例えば、ネットワーク10を介して行われる、預託申請端末1、金融機関サーバ9との通信は、ポート130を介して行われるようにすることができる。入出力装置140は、情報処理装置2へのデータ入出力のために用いられる装置であり、ユーザインターフェースとして機能する。例えば、入出力装置140は、キーボード、マウス、ディスプレイ、プリンタ、等、により構成することができる。記憶装置150は、例えば、ハードディスクや半導体記憶装置等で構成することができる。記憶装置150には、CPU110が実行する、預託申請受信機能3、リサクル料金決定機能4、リサクル料金通知機能5などの各機能からなる制御プログラム、上記リサイクル料金管理テーブル7、及び割引率管理テーブル8が記憶されている。尚、図1に示す預託申請受信機能3、リサクル料金決定機能4、リサクル料金通知機能5などの各機能は、専用ハードウェアにより実現しても良い。
(テーブルのデータ構成例)
図3は、本実施の形態に係るリサイクル料金管理テーブル7のデータ構成を示す図である。リサイクル料金管理テーブル7は、リサイクル料金の支払いが義務付けられている各自動車について、自動車の識別情報(車台番号)31と、その自動車に対するリサイクル料金を支払った自動車の所有者の識別情報(住民票コード)32と、その自動車に装備されているリサイクル対象品の個数、重量、種別、などにより決定されるリサイクル料金の情報(33、34)と、割引料金の情報35とをそれぞれ対応付けて記憶したテーブルである。「車台番号」31欄には各自動車に付された自動車の車台番号が登録され、これにより各自動車を識別することができる。もちろん各自動車の識別情報は車台番号に限らない。例えば自動車の登録番号など、自動車を一意に特定できるものであれば良い。「住民票コード」32欄には、「車台番号」欄で特定される自動車に対するリサイクル料金を支払った自動車の所有者の住民票コードが登録され、これにより各自動車の所有者を識別することができる。もちろん各自動車の所有者の識別情報は住民票コードに限らない。例えば運転免許証番号など、自動車の所有者を一意に特定できるものであれば良い。「割引前リサイクル料金」33欄には、「車台番号」欄で特定される自動車に装備されているリサイクル対象品の個数、重量、種別、などにより決定されるリサイクル料金の金額が登録される。図11の更新後のリサイクル料金管理テーブル7に示す例では、車台番号(cccc)の自動車の割引前リサイクル料金は20000円となる。「割引料金」35欄には、割引が適用された場合の、割り引かれたリサイクル料金の金額が登録される。図11の更新後のリサイクル料金管理テーブル7に示す例では、車台番号(cccc)の自動車のリサイクル料金の割引料金は2000円となる。「割引後リサイクル料金」34欄には、前記割引前リサイクル料金から前記割引料金が減算された金額が登録される。図11の更新後のリサイクル管理テーブル7に示す例では、車台番号(cccc)の自動車の割引後リサイクル料金は18000円となる。
図4は、本実施の形態に係る割引率管理テーブル8のデータ構成を示す図である。割引率管理テーブル8は、過去に自動車の所有者がリサイクル料金を支払った自動車の台数である預託台数40に対応した各割引率41を記憶したテーブルである。「預託台数」40欄には自動車の所有者がリサイクル料金を支払った自動車の台数である預託台数が記載される。「割引率」41欄には「預託台数」欄で特定される預託台数に対応した割引率が記載される。図4に示す例では、預託台数が2台の場合の割引率は0.1となり、10%のリサイクル料金割引となる。また、預託台数が20台の場合の割引率は1.0となり、100%のリサイクル料金割引(リサイクル料金無料)となる。
(処理の流れ)
図5-図8は、本実施の形態に係るリサイクル料金を決定する処理を示すフローチャートである。本実施の形態では、住民票コード(zzzz)の人物が、自動車販売業者から新車購入し、車台番号(cccc)の自動車の所有者となった場合の例を示す。なお、該自動車の所有者は、車台番号(aaaa)の自動車の所有者でもあり、過去に車台番号(aaaa)の自動車に対するリサイクル料金の支払いを行っているものとする。また、該自動車の所有者は、過去に車台番号(aaaa)の自動車以外の自動車に対するリサイクル料金の支払いは行っていないものとする。
(処理の流れ)
図5-図8は、本実施の形態に係るリサイクル料金を決定する処理を示すフローチャートである。本実施の形態では、住民票コード(zzzz)の人物が、自動車販売業者から新車購入し、車台番号(cccc)の自動車の所有者となった場合の例を示す。なお、該自動車の所有者は、車台番号(aaaa)の自動車の所有者でもあり、過去に車台番号(aaaa)の自動車に対するリサイクル料金の支払いを行っているものとする。また、該自動車の所有者は、過去に車台番号(aaaa)の自動車以外の自動車に対するリサイクル料金の支払いは行っていないものとする。
まず、該自動車の所有者は、自動車販売業者から新車購入した際に、預託申請(リサイクル料金の支払い申請)を行う。この際に、情報処理装置2の預託申請受信機能3は、図9に示す預託申請端末1の預託申請画面より入力された預託申請をネットワーク10を介して受信し、この受信した預託申請に含まれる情報が(住民票コード及び車台番号)か(車台番号のみ)かを判断する(ステップS50)。本実施の形態では、図9に示すように、預託申請端末1の預託申請画面より入力された自動車の車台番号(cccc)、該自動車の所有者の住民票コード(zzzz)をネットワーク10を介して受信する。
次に、預託申請受信機能3により預託申請に含まれる情報が(住民票コード及び車台番号)と判断された場合、リサイクル料金決定機能4は、受信した上記自動車の所有者の住民票コードとリサイクル料金管理テーブル7に基づき、上記自動車の所有者が過去にリサイクル料金を支払った自動車の台数である預託台数を算出する(S51)。具体的には、リサクル料金決定機能4は、受信した上記自動車の所有者の住民票コードをキーにリサクル料金管理テーブル7を検索し、該当するレコード数、即ち預託台数を求める。本実施の形態では、図3のリサクル料金管理テーブル7のレコード36に示すように、上記自動車の所有者は、過去に車台番号(aaaa)の自動車に対するリサイクル料金の支払いを行っているため、住民票コード(zzzz)が車台番号(aaaa)と対応付けられて登録されおり、過去の預託台数は1台と算出される。
次に、リサイクル料金決定機能4は、求めた過去の預託台数が“0”か否かを判断する(S52)。リサイクル料金決定機能4は、求めた過去の預託台数が“0”でない場合には、(この過去の預託台数+1台)をキーに割引率管理テーブル8を検索し、該当レコードからリサクル料金の割引率を取得する(S53)。本実施の形態では、上記自動車の所有者の過去の預託台数が1台であるため、リサイクル料金決定機能4は、2台(1台+1台)を検索キーに割引率管理テーブル8を検索し、該当するレコード42から割引率(0.1(=10%))を取得する(図4参照)。
次に、リサイクル料金決定機能4は、S51で受信した車台番号をキーにリサイクル料金管理テーブル7を検索し、該当レコードから割引前リサイクル料金を取得し、取得した割引前料金とS53で取得した割引率から割引料金を算出する(S54)。本実施の形態では、リサイクル料金決定機能4は、車台番号(cccc)をキーにリサイクル料金管理テーブル7を検索し、該当レコード37から割引前リサイクル料金(20000円)を取得する(図3参照)。そして、リサイクル料金決定機能4は、取得した割引前リサイクル料金(20000円)にS53で取得した割引率(0.1)を乗算する(20000円×0.1)ことにより、割引料金(2000円)を算出する。
次に、リサイクル料金決定機能4は、S54で取得した割引前リサイクル料金及び算出した割引料金から割引後のリサイクル料金を算出(決定)する(S55)。本実施の形態では、リサイクル料金決定機能4は、割引前リサイクル料金(20000円)から割引料金(2000円)を減算することにより、割引後リサイクル料金(18000円)を決定する。
次に、リサイクル料金決定機能4は、リサイクル料金管理テーブル7を更新する(S56)。本実施の形態では、S54で算出した割引料金(2000円)及びS55で決定した割引後リサイクル料金(18000円)をリサイクル料金管理テーブル7のレコード37の該当欄(35及び34)に書き込む。また、「住民票コード」32欄に住民票コード(zzzz)を書き込む。更新後のリサイクル料金管理テーブル7を図11に示す。
次に、リサイクル料金通知機能5が、S55で決定されたリサイクル料金の出力制御を行う(S57)。この出力制御により、預託申請結果として割引後リサイクル料金がネットワーク10を介して預託申請端末1に通知される。尚、本実施の形態では、預託申請結果として、割引後リサイクル料金の他、預託申請時の車台番号、住民票コード、預託台数、割引前リサイクル料金、割引率、割引額などの情報も含めて、情報処理装置2からネットワーク10を介して預託申請端末1に通知される。預託申請端末1では、端末の画面上に通知された情報を出力可能である。本実施の形態に係る預託申請端末1の申請結果画面の例を図10に示す。
また、S50において、預託申請受信機能3により預託申請に含まれる情報が(車台番号のみ)と判断された場合、リサイクル料金決定機能4は、
S51で受信した車台番号をキーにリサイクル料金管理テーブル7を検索し、該当レコードから割引前リサイクル料金を取得する(S58)。リサイクル料金通知機能5は、取得されたリサイクル料金の出力制御を行う(S59)。この出力制御により、預託申請結果としてS58で取得されたリサイクル料金がネットワーク10を介して預託申請端末1に通知される。このように、預託申請を行う自動車の所有者が、個人ユーザで無い場合には、住民票コードを入力しないようにすることにより、自動車を大量に購入する法人などに対して、リサイクル料金を割引かないようにすることが可能となる。
S51で受信した車台番号をキーにリサイクル料金管理テーブル7を検索し、該当レコードから割引前リサイクル料金を取得する(S58)。リサイクル料金通知機能5は、取得されたリサイクル料金の出力制御を行う(S59)。この出力制御により、預託申請結果としてS58で取得されたリサイクル料金がネットワーク10を介して預託申請端末1に通知される。このように、預託申請を行う自動車の所有者が、個人ユーザで無い場合には、住民票コードを入力しないようにすることにより、自動車を大量に購入する法人などに対して、リサイクル料金を割引かないようにすることが可能となる。
尚、リサイクル料金管理テーブル7の「車台番号」31欄、「割引前リサイクル料金」33欄には、自動車が工場から出荷された際にデータが登録され、預託申請受信機能3が預託申請端末1から預託申請を受信した時にはデータが存在しているものとする。したがって、リサイクル料金決定機能4により預託申請端末1から受信した車台番号をキーにリサイクル料金管理テーブル7が検索された結果、該当するレコードが存在しなかった場合には、例えば、リサイクル料金通知機能5が、エラー情報をネットワーク10を介して預託申請端末1に通知する。
また、S52において、リサイクル料金決定機能4は、求めた過去の預託台数が“0”の場合、即ち、自動車の所有者が過去にリサイクル料金を支払った車両が存在しない場合、S51で受信した車台番号をキーにリサイクル料金管理テーブル7を検索し、該当レコードから割引前リサイクル料金を取得する(S60)。したがって、この場合には、車台番号のみの受信時と同様に、割引率、割引料金、割引後リサイクル料金の算出は行われない。次に、リサイクル料金決定機能4は、リサイクル料金管理テーブル7を更新する(S61)。本実施の形態では、リサイクル料金決定機能4は、リサイクル料金管理テーブル7の「車台番号」31欄に(cccc)が登録されているレコードの「住民票コード」32欄に住民票コード(zzzz)を書き込む。リサイクル料金通知機能5は、S60で取得されたリサイクル料金の出力制御を行う(S62)。この出力制御により、預託申請結果としてS60で取得されたリサイクル料金がネットワーク10を介して預託申請端末1に通知される。尚、この際、申請結果として、S60で取得されたリサイクル料金の他、割引なしを示す情報なども含めて預託申請端末1に通知するようにしても良い。
また、預託申請を行った自動車の所有者は、預託申請端末1の申請結果画面に出力されたリサイクル料金を確認後、預託申請端末1からネットワーク10を介して金融機関サーバ9にアクセスし、リサイクル料金の支払い(預託)を実施する。これにより、金融機関サーバ9は、リサイクル料金の決済処理を行う。情報処理装置2の決済機能6は、金融機関サーバ9から、リサイクル料金の支払い結果情報をネットワーク10を介して受信する。
以上、本実施の形態に関して詳細に説明したが、本実施の形態によれば、自動車の所有者はリサイクル料金を支払う際に、過去にリサイクル料金を支払った自動車の台数に応じて、リサイクル料金の割引を受けることができる。また、本実施の形態によれば、自動車の所有者によるリサイクル料金の支払い負担を軽減し、自動車の買い替え意欲を促進させることが可能となる。また、本実施の形態によれば、自動車メーカー及び自動車販売業者にとっても、自動車の売り上げ向上が期待できる。
以上、発明を実施するための最良の形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良されると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
1・・・預託申請端末、2・・・自動車リサイクル管理装置(情報処理装置)、3・・・預託申請受信機能、4・・・リサイクル料金決定機能、5・・・リサイクル料金通知機能、6・・・決済機能、7・・・リサイクル料金管理テーブル、8・・・割引率管理テーブル、9・・・金融機関サーバ、10・・・ネットワーク、110・・・CPU、120・・・メモリ、130・・・ポート、140・・・入出力装置、150・・・記憶装置。
Claims (6)
- 自動車の識別情報と、該自動車の所有者の識別情報と、該自動車のリサイクル料金の情報と対応付けて記憶する第1の記憶手段と、
預託台数と、リサイクル料金の割引率とを対応付けて管理する第2の記憶手段と、
端末からネットワークを介して自動車の識別情報及び前記自動車の所有者の識別情報を指定した預託申請を受信し、前記受信した自動車の所有者の識別情報と前記第1の記憶手段に基づき、過去の預託台数を算出し、前記受信した自動車の識別情報及び前記第1の記憶手段から特定される前記リサイクル料金と、前記預託台数及び前記第2の記憶手段から特定される前記割引率とから割引料金を算出し、前記リサイクル料金と前記割引料金に基づき割引後のリサイクル料金を算出し、該算出した前記割引後のリサイクル料金を前記端末に送信するように制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする情報処理装置。 - 前記自動車の所有者の識別情報は、当該自動車の車台番号であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記自動車の所有者の識別情報は、住民票コードであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
- 情報処理装置に実施させる、リサイクル料金決定方法であって、
前記情報処理装置が、
端末からネットワークを介して、自動車の識別情報及び前記自動車の所有者の識別情報とを指定した預託申請を受信する処理と、
自動車の識別情報と、該自動車の所有者の識別情報と、該自動車のリサイクル料金の情報とを対応付けて記憶する第1の記憶手段と、前記受信した前記自動車の所有者の識別情報と前記第1の記憶手段に基づき、過去の預託台数を算出する処理と、
前記受信した自動車の識別情報及び前記第1の記憶手段から特定される前記リサイクル料金と、前記預託台数及び前記第2の記憶手段から特定される前記割引率とから割引料金を算出する処理と、
前記リサイクル料金と前記割引料金に基づき割引後のリサイクル料金を算出し、該算出した前記割引後のリサイクル料金を前記端末に送信する処理と、
実行することを特徴とするリサイクル料金決定方法。 - 前記自動車の所有者の識別情報は、当該自動車の車台番号であることを特徴とする請求項4に記載のリサイクル料金決定方法。
- 前記自動車の所有者の識別情報は、住民票コードであることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のリサイクル料金決定方法。
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