JP2007225374A - 電力測定システムおよびその測定方法 - Google Patents

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宏文 垣内
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Abstract

【課題】家電機器ごとの消費電力を測定し電力線搬送波通信により送受信することのできる電力測定システムを提供する。
【解決手段】家電機器160a〜yと、電力線170、170a〜zと、家電機器160a〜yの消費電力および累積消費電力を測定し測定した各々の時刻とともに電力測定結果として出力する個別電力計120a〜yと、電力測定結果を電力線170、170a〜zに送信する第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yと、電力測定結果を第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yから送信させる旨の電力測定結果送信要求を出力する管理端末110と、電力測定結果送信要求を第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yに送信する第2の電力線搬送波通信モデム150zとを具備し、管理端末110は、電力測定結果に基づいて、任意の期間の累積消費電力を算出する電力測定システムおよび測定方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力測定に係り、特に家電機器ごとの消費電力測定に関する。
従来家庭で用いられる商用電源の消費電力の測定は、契約している電力会社が戸別に設置した積算電力計により世帯ごとに行っていた。
図示しない柱状変圧器で降圧され100V50Hzまたは60Hzの商用電源になった電力は、図2に示すように、電力会社の設置した積算電力計290を介して分電盤280に供給される。
分電盤280に供給された電力は、電力線270を介して家屋内に設けられた宅内コンセント275a〜zにそれぞれ分配され、各宅内コンセント275a〜zから家電機器260a〜zにそれぞれ供給される。供給された電力は、家電機器260a〜zが稼働することにより消費される。
従来は、設置された積算電力計290によって世帯ごとの累積消費電力を測定し、測定された累積消費電力が積算電力計290に表示されていた。
積算電力計290に表示された累積消費電力は、電力会社の派遣する検針員によって定期的に記録される。
電力会社は、検針員の定期的な検針により記録された累積消費電力に基づいて、定期検針の間に使用された消費電力に応じた電気料金の徴収を行っていた。
特許文献1(特許第3035890号公報)に開示されている電力消費量モニターは、図2の分電盤280に相当する分電盤3で消費される電気エネルギーの消費量を計測する計測部と、計測部で計測した計測値を表示させる表示部とを有して、電力消費量のモニターを行っている。
特許第3035890号公報
ここで、世帯ごとの戸別の消費電力は、使用している家電機器260a〜zが異なったり、世帯の構成が異なったり、世帯の生活パターンが異なることなど種々の要因により、電力を多く使用する時間帯が異なったりして一様ではない。
高齢者が終日在宅するような家庭では、冬の日中に炬燵、電気カーペットまたはハロゲンランプを用いたヒータなどの暖房器具の長時間の使用による電力使用量が多いといった特長がある。
また夫婦が日中ともに勤めに出ている家庭では、日中冷蔵庫などによる電力の消費などがあるものの、消費電力の大部分は帰宅後の夕刻、夜間や出勤前の早朝に集中する。
このため、従来の積算電力計290による消費電力の測定では、測定できる消費電力は世帯ごとの単位に限られ、それも世帯ごとの累積消費電力に限られていた。
また、特許文献1に開示された従来の電力消費量モニターは、分電盤280で消費される瞬時値、日積算値は測定できるものの、使用される個々の家電機器260a〜zの消費電力の多寡を測定することはできないという問題があった。
従来の消費電力の測定では、各々の家電機器260a〜zの単位時間あたりの消費電力を測定できないという問題があった。
従来の消費電力の測定では、各々の家電機器260a〜zについて、どういった使い方をしているときに消費電力が多く、どういった使い方をしているときに消費電力が少ないのかといった傾向を調査する際の消費電力の測定ができないという問題があった。
このように、従来の電力測定のシステムは、消費電力の多い家電機器260a〜zを特定したり、特定された消費電力の多い家電機器260a〜zに対して節電対策を講じるような測定や用途には不向きであった。
そこで本発明の目的は、家電機器ごとの消費電力を測定し、電力測定結果を電力線搬送波通信により送受信することのできる電力測定システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の電力測定システムの第1の発明は、1つ以上の家電機器のそれぞれに対応して設けられて該家電機器の消費電力を測定する個別電力計と、
前記個別電力計のそれぞれと電力線を介して通信することにより、各測定結果を蓄積する管理端末とを備えたことを特徴とする電力測定システムである。
本発明は、商用電源を供給する電力線に接続され電力の供給を受けて稼働する家電機器の瞬間消費電力および累積消費電力を、家電機器に個別電力計を接続し、各個別電力計による測定結果を管理端末が蓄積するので、該蓄積結果を解析することで各家電機器の電力消費傾向が分かる。
第2の発明は、第1の発明に記載の電力測定システムにおいて、
請求項1に記載の電力測定システムにおいて、
前記個別電力計は、対応する家電機器の瞬間消費電力および累積消費電力を測定し、前記瞬間消費電力および前記累積消費電力を測定した各々の時刻とともに電力測定結果とし、
前記管理端末は、各前記個別電力計の前記電力測定結果に基づいて、任意に指定された2つの時刻により定まる期間の累積消費電力を、前記2つの時刻にそれぞれ測定された前記累積消費電力の差から算出するものである。
管理端末は、電力線搬送波通信モデムから送信された電力測定結果を集計し、各時刻の各家電機器の瞬間消費電力を得て、各時刻の各家電機器の累積消費電力を得て、単位時間当たりの累積消費電力を各家電機器ごとに算出する。
第3の発明は、第1または2の発明に記載の電力測定システムにおいて、
前記個別電力計および前記管理端末は、電力線通信搬送波通信を行うことのできる電力線搬送波通信モデムを備え、
前記電力搬送波通信モデムは、前記電力測定結果をパケットにより送受信するものである。
個別電力計で測定された家電機器の個別の電力測定結果は、個別電力計から電力線搬送波通信モデムにそれぞれ出力され、管理端末の電力測定結果の送信要求に応じて、電力線搬送波通信モデム、電力線を介して管理端末に送信される。
電力測定結果の送受信は、パケットにより行われることにより、電力測定結果を迅速かつ正確に送ることができる。
各電力線搬送波通信モデムから送信するパケットには、それぞれパケットを送信した電力線搬送波通信モデムを示す発信元が記載されている。
パケットの発信元の記載により、各パケットは、電力線搬送波通信モデムに対応する個別電力計からの電力測定結果を含んでいることを示している。
第4の発明は、第1から3の発明いずれかに記載の電力測定システムにおいて、
前記管理端末は、前記個別電力計に前記電力測定結果の出力を定期的に要求するものである。
管理端末が個別電力計へ電力測定結果の出力要求を定期的に行うことにより、管理端末は家電機器の消費電力を個別電力計により定期的に収集し蓄積することができる。
第5の発明は、第1から4の発明いずれかに記載の電力測定システムにおいて、
前記管理端末は、前記電力測定結果および任意に指定された2つの時刻により定まる期間の前記累積消費電力を表示させる表示部を有するものである。
第6の発明は、1つ以上の家電機器と、各該家電機器に対応して設けられて該家電機器の消費電力を測定する個別電力計とを、該個別電力計のそれぞれと電力線を介して通信することにより、各測定結果を蓄積する管理端末とを備えた電力測定システムの測定方法であって、
前記個別電力計で行われる、前記個別電力計に対応する家電機器の瞬間消費電力および累積消費電力を測定し、前記瞬間消費電力および前記累積消費電力を測定した各々の時刻とともに電力測定結果として出力するステップと、
前記管理端末で行われる、各個別電力計の前記測定結果に基づいて、任意に指定された2つの時刻により定まる期間の累積消費電力を、前記2つの時刻にそれぞれ測定された前記累積消費電力の差から算出するステップとを備えたことを特徴とする電力測定システムの測定方法である。
管理端末の単位時間当たりの累積消費電力の算出は、各家電機器の各時刻の累積消費電力を得たことで、ある時刻と他の時刻の2つの時刻で指定した任意期間の累積消費電力を2つの時刻の累積消費電力の差から得る。
また管理端末は、電力測定結果から、各家電機器の累積消費電力を加算して、全ての家電機器の累積消費電力を算出することも可能となる。
本発明により、家電機器ごとの消費電力を具体的に測定可能になり、測定に基づいて各々の家電機器の消費電力の使用傾向の把握も可能となる。
本発明によれば、家電機器ごとの消費電力を測定し、電力測定結果を電力線搬送波通信により送受信することのできる電力測定システムを得られる。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態の電力測定システムの構成例を示すブロック図である。
本実施形態の電力測定システムは、1つ以上の家電機器160a〜yに電力線170、170a〜zを介して電力がそれぞれ供給され、家電機器160a〜yの消費電力を測定するシステムである。
本電力測定システムは、電力を供給し電力線搬送波通信を行う電力線170、170a〜zと、電力線170、170a〜zがそれぞれ接続され家屋内に設けられた宅内コンセント175a〜zと、家電機器160a〜yごとに設けられ家電機器160a〜yの瞬間消費電力および累積消費電力を測定し測定した時刻とともに電力測定結果として出力する個別電力計120a〜yと、個別電力計120a〜yから出力された電力測定結果を個別電力計120a〜yから出力された電力測定結果を電力線搬送波通信により電力線170、170a〜yにそれぞれ送信する第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yと、第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yから送信された電力測定結果を電力線170、170a〜zを介して受信する第2の電力線搬送波通信モデム150zと、第2の電力線搬送波通信モデム150zで受信した電力測定結果を格納する記憶媒体155a〜yを備え、記憶媒体155a〜yに格納された電力測定結果により、単位時間当たりの各々の家電機器160a〜yの累積消費電力を算出する管理端末110と、を備えて構成されている。
電力線170、170a〜zは宅内コンセント175a〜zに接続されており、宅内コンセント175zは電力線搬送波通信モデム150zに接続されており、電力線搬送波通信モデム150zは管理端末110に接続されている。
宅内コンセント175aは電力線搬送波通信モデム150aに接続されており、電力線搬送波通信モデム150aは個別電力計120aに接続されており、個別電力計120aは家電機器160aに接続されている。
同様に宅内コンセント175bは電力線搬送波通信モデム150bに接続されており、電力線搬送波通信モデム150bは個別電力計120bに接続されており、個別電力計120bは家電機器160bに接続されている。
このように、符号の数字の後ろに付加されたサフィックス(アルファベットの小文字a〜y)が同じものは、同じサフィックスの付加された構成品と接続されている。
例えば、サフィックスがcである電力線搬送波通信モデム150cは個別電力計120cに接続されており、個別電力計120cは家電機器160cに接続されている。
同様に、宅内コンセント175yは電力線搬送波通信モデム150yに接続されており、電力線搬送波通信モデム150yは個別電力計120yに接続されており、個別電力計120yは家電機器160yに接続されている。
管理端末110は、パーソナルコンピュータなどの一般的な演算、数値計算、データ管理ができる端末であるとよい。
管理端末110は、空いている宅内コンセント175zに第2の電力線搬送波通信モデム150zを介して接続されるとよい。
管理端末110は第2の電力線搬送波通信モデム150zと接続されることで、電力線170a〜zを介して他の第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yと電力線搬送波通信を行うことができる。
管理端末110は、電力測定結果送信要求を第2の電力線搬送波通信モデム150zに出力する。
電力測定結果送信要求は、管理端末110から第2の電力線搬送波通信モデム150z、電力線170、170a〜zを介して、第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yに対してブロードキャストパケットにより送信される。
電力測定結果送信要求の内容は、個別電力計120a〜yから第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yに出力された電力測定結果を、第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yから第2の電力線搬送波通信モデム150zに対して送信させる旨を、第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yに要求する内容(問い合わせ)である。
管理端末110は、電力測定結果送信要求に応じて第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yから第2の電力線搬送波通信モデム150zに送信された応答パケットに含まれる電力測定結果を受信すると、電力測定結果をデータ蓄積部112に蓄積する。
管理端末110は、必要に応じて電力測定結果をデータ蓄積部112から読み出して、各家電機器160a〜yの単位時間当たりの累積消費電力を算出して出力し、管理端末110の表示部111に表示させる機能を有する。
管理端末110は、各家電機器160a〜yの各時刻の累積消費電力を得たことで、ある時刻と他の時刻で指定した任意期間の累積消費電力を2つの時刻の累積消費電力の差から算出する。
個別電力計120a〜yは、各々接続された家電機器160a〜yの消費電力を随時測定する電力測定機能を有し、家電機器160a〜yの各時刻における瞬間消費電力および累積消費電力の測定を行う。
個別電力計120a〜yは、測定した瞬間消費電力および累積消費電力ならびに測定時刻を電力測定結果としてそれぞれ第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yに出力する機能を有する。
第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yおよび第2の電力線搬送波通信モデム150zは、X.10などの電力線データ通信プロトコルが使用されることにより、同様に電力線データ通信プロトコルを有した電力線搬送波通信モデムとの間でパケット通信による電力線搬送波通信を行うことが可能な通信モデムの機能を有する。
第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yおよび第2の電力線搬送波通信モデム150zから送信するパケットには、それぞれパケットを送信した電力線搬送波通信モデム150a〜zを示す発信元が記載されている。
パケットの発信元の記載により、送信されたパケットが、どの第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yから送信されたパケットかが判明する。
各パケットは、第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yに対応する個別電力計120a〜yからの電力測定結果を含んでいることを示している。
送信されたパケットが、第2の電力線搬送波通信モデム150zから送信されたパケットであると判明した場合、パケットは第2の電力線搬送波通信モデム150zに接続された管理端末110から出力された第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yに対してのブロードキャストの電力測定結果送信要求(問い合わせ)であることを示している。
当然、第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yを示す発信元の代わりに、パケット内に消費電力を測定した個別電力計120a〜y、消費電力が測定された家電機器160a〜yを示す識別符号が記載されていてもよい。
電力線搬送波通信モデム150a〜zは、宅内コンセント175a〜zに接続が可能な図示しないプラグを備えており、プラグを宅内コンセント175a〜zに接続することで、電力線170、170a〜zを介して電力線搬送波通信を行うことができる。
電力線搬送波通信モデム150a〜yは、それぞれ個別電力計120a〜yに接続されることにより、個別電力計120a〜yから出力された電力測定結果に対して電力線搬送波通信のための変調を掛け、電力線搬送波を電力線170、170a〜zに出力する機能を有する。
電力線搬送波通信モデム150zは、管理端末110に接続されることにより、管理端末110から出力された電力測定結果送信要求に対して電力線搬送波通信のための変調を掛け、電力線搬送波を電力線170、170a〜zに出力する機能を有する。
電力線搬送波通信モデム150a〜zは、それぞれ記憶媒体155a〜zを有しているとよく、個別電力計120a〜yから出力された電力測定結果を記憶媒体155a〜yに一時的に記憶し、管理端末110から出力された電力測定結果送信要求を一時的に記憶媒体155zに記憶する。
電力線170、170a〜zは、一般的に市中に敷設されたり家屋内に配線され周波数50Hzまたは60Hzの交流電力を伝送する電力線路であり、さらに電力線170、170a〜zにより交流電力よりも高い周波数の信号を重畳させて電力線搬送波通信を行うことができる。
家電機器160a〜yは、家庭内で一般に用いられる電気機器全般を含み、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、炬燵、照明など商用電源により稼働するもの全般を含む。
宅内コンセント175a〜zは、家屋内の壁などに埋め込まれた従来よりあるコンセントである。
本実施形態の電力測定システムにおいては、第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yまたは第2の電力線搬送波通信モデム150zに設けられた図示しないプラグが宅内コンセント175a〜zに差し込まれることで、電力線搬送波通信モデム150a〜zは電力線170a〜zに接続される。
次に、本実施形態の電力測定システムの動作について説明する。
図1に示した構成による電力測定システムにおいて、家電機器160a〜yのいずれかに電源が入っており、1つ以上の家電機器160a〜yが稼働している状態であるとする。
電力線170、宅内コンセント175a〜yから供給された電力はそれぞれ、宅内コンセント175a〜yから第1の電力線搬送波通信モデム150a〜y、個別電力計120a〜yを順次介して、家電機器160a〜yに供給される。
電力線170、宅内コンセント175zから供給された電力は、宅内コンセント175zから電力線搬送波通信モデム150zを介して、管理端末110に供給される。
家電機器160a〜yで消費された電力は、各々個別電力計120a〜yにより測定され、電力測定結果として各々第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yに出力される。
第2の電力線搬送波通信モデム150zは、電力線170、170a〜zを介して、例えば10数秒程度の間隔で各第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yへブロードキャスト送信するパケットにより電力測定結果送信要求(問い合わせ)を送る。
第2の電力線搬送波通信モデム150zから送信された電力測定結果送信要求を受信した第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yは、電力線170、170a〜zを介して、第2の電力線搬送波通信モデム150zへ送信する応答パケットにより各々電力測定結果を送る。
管理端末110は、各第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yから送信された電力測定結果をどの家電機器160a〜yの電力測定結果か分かるようにした後に、データ蓄積部112にそれぞれ蓄積する。
管理端末110は、管理端末110に任意の時刻およびその時刻の瞬間消費電力と累積消費電力を表示させたい家電機器160a〜yが入力されることで、入力された時刻における家電機器160a〜yの瞬間消費電力および累積消費電力をデータ蓄積部112から読み出し、読み出した家電機器160a〜yの電力測定結果を管理端末110の表示部111に表示させる。
管理端末110は、管理端末110に任意の期間(または、単位時間当たり)および累積消費電力を表示させたい家電機器160a〜yが入力されることで、該当する任意の期間(または、単位時間当たり)の電力測定結果をデータ蓄積部112から読み出す。
管理端末110は、入力された任意の期間(または、単位時間当たり)における家電機器160a〜yの累積消費電力を算出して、管理端末110の表示部111に表示させる。
管理端末110は、算出した単位時間当たりの累積消費電力を、どの家電機器160a〜yの単位時間当たりの累積消費電力か分かるようにして、データ蓄積部112に蓄積する。
このように、本電力測定システムは、上記において説明したように各家電機器160a〜yの消費電力を測定することにより消費電力の多い家電機器160a〜yを特定したり、特定された消費電力の多い家電機器160a〜yに対して節電対策を講じるような測定に利用することが可能となる。
管理端末110は、測定した時刻までの各家電機器160a〜yの累積消費電力をそれぞれ得ており、得た各家電機器160a〜yの同じ測定時刻における累積消費電力を加算することにより、従来積算電力計(図2の積算電力計290を参照)で行っている世帯ごとの累積消費電力の測定の代わりに、ある時刻の累積消費電力を得ることも可能となる。
当然、本電力測定システムで得られた累積消費電力は、上記に説明したように求められるため、指定するある時刻からある時刻までで規定される任意の期間の家屋内の全ての家電機器160a〜yの累積消費電力を得ることも可能となる。
管理端末110は、得られた家屋内の全ての家電機器160a〜yの任意の期間の累積消費電力を表示部111に表示させることもできる。
本電力測定システムは、各宅内コンセント175a〜yごとの瞬間消費電力および累積消費電力意を個別に測定して記録することができるため、家電機器160a〜yが接続されていない宅内コンセント175a〜yの消費電力が個別電力計120a〜yで観測されるような場合には、漏電などの可能性などもあり、漏電の検知のためにも利用することができる。
以上説明したように、本発明によれば次のような優れた効果を得られる。
(1)本電力測定システムは、使用される家電機器の各時刻の瞬間消費電力および累積消費電力を個別に測定することができる。
(2)本電力測定システムは、測定した家電機器の瞬間消費電力と累積消費電力とを測定した時刻とともに電力測定結果として得て、電力測定結果を用いて各々の家電機器の単位時間あたりの累積消費電力(任意期間の累積消費電力)を得られる。
(3)本電力測定システムは、各々の家電機器について随時瞬間消費電力および累積消費電力を測定して得た電力測定結果を管理端末で一括して収集し、収集したデータを利用することができる。
(4)本電力測定システムは、家庭用を想定しており戸別に設置可能な簡素な構成となっており、従来の測定システムのような大掛かりな装置を導入する必要がない。
上記の実施形態を実施するにあたり、電力測定結果の収集、単位時間当たりの累積消費電力の算出と並行して、家電機器160a〜yの使い方をカメラなどで撮影して記録し、本電力測定システムにより得られた電力測定結果および単位時間当たりの累積消費電力と照合することにより、どういった使い方をしているときに消費電力が多く、どういった使い方をしているときに消費電力が少ないのかといった使用の傾向を調査することにも利用できる。
なお、本電力測定システムは、各家電機器160a〜yごとに消費電力を測定し、電力測定結果を電力線搬送波通信により送信しているが、個別電力計を、電力線搬送波通信の代わりに設置された例えば有線LAN/無線LANに接続し、同じく有線LAN/無線LANに接続された管理端末に電力測定結果を送信して、管理端末で電力測定結果を収集し、単位時間当たりの累積消費電力を算出してもよい。
本電力測定システムは、電力線搬送波通信のモデムを一般の宅内コンセント175a〜yに接続することとしたが、このような構成の代わりに、個別電力計120a〜y、第1の電力線搬送波通信モデム150a〜yを各々の家電機器160a〜y内に内蔵し、家電機器160a〜yのプラグを宅内コンセント175a〜yに接続することにより、電力線搬送波通信を行うことが可能な構成としてもよい。
本実施形態の電力測定システムの構成例を示すブロック図である。 従来の電力測定の構成を示すブロック図である。
符号の説明
110 管理端末
111 表示部
112 データ蓄積部
120a〜y 個別電力計
150a〜y 電力線搬送波通信モデム(第1の電力線搬送波通信モデム)
150z 電力線搬送波通信モデム(第2の電力線搬送波通信モデム)
155a〜z 記憶媒体
160a〜y 家電機器
170、170a〜z 電力線
175a〜z 宅内コンセント
260a〜z 家電機器
270 電力線
275a〜z 宅内コンセント
280 分電盤
290 電力会社設置の積算電力計

Claims (6)

  1. 1つ以上の家電機器のそれぞれに対応して設けられて該家電機器の消費電力を測定する個別電力計と、
    前記個別電力計のそれぞれと電力線を介して通信することにより、各測定結果を蓄積する管理端末とを備えたことを特徴とする電力測定システム。
  2. 請求項1に記載の電力測定システムにおいて、
    前記個別電力計は、対応する家電機器の瞬間消費電力および累積消費電力を測定し、前記瞬間消費電力および前記累積消費電力を測定した各々の時刻とともに電力測定結果とし、
    前記管理端末は、各前記個別電力計の前記電力測定結果に基づいて、任意に指定された2つの時刻により定まる期間の累積消費電力を、前記2つの時刻にそれぞれ測定された前記累積消費電力の差から算出することを特徴とする電力測定システム。
  3. 請求項1または2に記載の電力測定システムにおいて、
    前記個別電力計および前記管理端末は、電力線通信搬送波通信を行うことのできる電力線搬送波通信モデムを備え、
    前記電力搬送波通信モデムは、前記電力測定結果をパケットにより送受信する電力測定システム。
  4. 請求項1から3いずれかに記載の電力測定システムにおいて、
    前記管理端末は、前記個別電力計に前記電力測定結果の出力を定期的に要求する電力測定システム。
  5. 請求項1から4いずれかに記載の電力測定システムにおいて、
    前記管理端末は、前記電力測定結果および任意に指定された2つの時刻により定まる期間の前記累積消費電力を表示させる表示部を有する電力測定システム。
  6. 1つ以上の家電機器と、各該家電機器に対応して設けられて該家電機器の消費電力を測定する個別電力計とを、該個別電力計のそれぞれと電力線を介して通信することにより、各測定結果を蓄積する管理端末とを備えた電力測定システムの測定方法であって、
    前記個別電力計で行われる、前記個別電力計に対応する家電機器の瞬間消費電力および累積消費電力を測定し、前記瞬間消費電力および前記累積消費電力を測定した各々の時刻とともに電力測定結果として出力するステップと、
    前記管理端末で行われる、各個別電力計の前記測定結果に基づいて、任意に指定された2つの時刻により定まる期間の累積消費電力を、前記2つの時刻にそれぞれ測定された前記累積消費電力の差から算出するステップとを備えたことを特徴とする電力測定システムの測定方法。
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