JP2007225304A - パラフィンブロック冷却具 - Google Patents

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卓也 村角
Hidehiko Murakado
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Abstract

【課題】冷却効率が高く、且つ冷媒の取り替えが容易なパラフィンブロック冷却具を提供する。
【解決手段】平板状のパラフィンブロック載置部2と、上面が開放された容器状の蓄冷剤収容部3とからなり、前記パラフィンブロック載置部2を前記蓄冷剤収容部3の上面に着脱自在に取り付けるとともに、該蓄冷剤収容部3に容器又は袋内に充填された蓄冷剤11を収容したことを特徴とするパラフィンブロック冷却具である。
【選択図】図2

Description

本発明は、検体をパラフィンで包埋したパラフィンブロック冷却具に関し、更に詳しくは、冷却効率が高く、容易に冷媒の取り替えが可能なパラフィンブロック冷却具に関する。
従来、医療検査用顕微鏡標本を作製するには、図8に示すように、検体21を包埋したパラフィン22がカセット23の底部に付着してなるカセットブロック24をミクロトーム25上に裏返して載せて固定し、パラフィン22の検体21を包埋した部分を矢示a方向にスライスして薄切片を得、染色、その他の所定の処理を施すことにより顕微鏡標本を得ている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記の如くスライスして薄切片を得る場合、検体を包埋するパラフィンが十分に冷却され固形状を保持していることが必要で、十分に固形状を保持していない場合には目的とする薄切片を得ることができない。
薄切時において、検体を包埋するパラフィンを固形状に保持するために、例えば、ステンレス製の中空プレート内に液状の冷媒を充填した冷却プレートが実用化されている。
特開2001−324428号公報(図15)
しかしながら、液状の冷媒を直接中空プレート内に充填した冷却プレートは、取り扱いが容易でなく、例えば、冷媒の洩れに対する処置や、また、冷媒の取り替え時に零れて周囲を汚染したり、面倒な問題を包含している。
また、液状の冷媒は熱伝導性の良好なステンレス製の中空プレート内に充填されているため、カセットブロックの冷却には関与しない下面や側面からの冷気の逸散が大きく、冷気の利用効率は半分以下となる。
本発明はかかる実情に鑑み、上記従来技術の問題点を解決し、取り扱いが容易で、冷媒の取り替え時に零れて周囲を汚染したりすることがなく、また冷気の利用効率を改善したパラフィンブロック冷却具を提供するものである。
本発明は上記目的を達成するために示されたもので、本発明の請求項1は、平板状のパラフィンブロック載置部と、上面が開放された容器状の蓄冷剤収容部とからなり、前記パラフィンブロック載置部を前記蓄冷剤収容部の上面に取り付けるとともに、該蓄冷剤収容部に容器又は袋内に充填された蓄冷剤を収容したことを特徴とするパラフィンブロック冷却具を内容とする。
本発明の請求項2は、パラフィンブロック載置部が、平板部の周辺に段差部を介して縁部を備え、蓄冷剤収容部が収容部の周辺に、前記パラフィンブロック載置部の段差部及び縁部と重合するように、段差部を介して縁部を備えたことを特徴とする請求項1記載のパラフィンブロック冷却具を内容とする。
本発明の請求項3は、パラフィンブロック載置部を蓄冷剤収容部の上面に着脱自在に取り付けてなることを特徴とする請求項1又は2記載のパラフィンブロック冷却具を内容とする。
本発明の請求項4は、パラフィンブロック載置部と蓄冷剤収容部とが両面粘着テープにより取り付けられていることを特徴とする請求項3記載のパラフィンブロック冷却具を内容とする。
本発明の請求項5は、パラフィンブロック載置部と蓄冷剤収容部とが緊締手段により取り付けられていることを特徴とする請求項3記載のパラフィンブロック冷却具を内容とする。
本発明の請求項6は、パラフィンブロック載置部と蓄冷剤収容部とがヒンジと緊締手段により取り付けられていることを特徴とする請求項3記載のパラフィンブロック冷却具を内容とする。
本発明の請求項7は、パラフィンブロック載置部の表面、又は、蓄冷剤収容部内の容器又は袋内に充填された蓄冷剤の表面に金属板を配設したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のパラフィンブロック冷却具を内容とする。
本発明の請求項8は、容器又は袋内に充填された蓄冷剤の下部にクッション材が配設されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のパラフィンブロック冷却具を内容とする。
本発明の請求項9は、パラフィンブロック載置部にカバーが設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のパラフィンブロック冷却具を内容とする。
本発明の請求項10は、カバーの内側に容器又は袋内に充填された蓄冷剤が備えられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のパラフィンブロック冷却具を内容とする。
本発明の請求項11は、パラフィンブロック載置部が金属からなることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のパラフィンブロック冷却具を内容とする。
本発明の請求項12は、蓄冷剤収容部が樹脂からなることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のパラフィンブロック冷却具を内容とする。
本発明の請求項13は、カバーが樹脂からなることを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載のパラフィンブロック冷却具を内容とする。
本発明は、冷媒として、容器又は袋内に充填された蓄冷剤を使用したので取り扱いが簡単で、取り替えの際に零れて周囲を汚染するようなトラブルが防止される。また、パラフィンブロック載置部を蓄冷剤収容部の上面に着脱自在に取り付けた場合は、必要に応じ、例えば2個の蓄冷剤を準備することにより、一の蓄冷剤の冷却能力が低下した場合には、即座に他の蓄冷剤に取り替えることもできる。
また、パラフィンブロック載置部が、平板部の周辺に段差部を介して縁部を備え、蓄冷剤収容部が収容部の周辺に、前記パラフィンブロック載置部の段差部及び縁部と重合するように、段差部を介して縁部を備えることにより、段差部がパラフィンブロックをパラフィンブロック載置部内に保持し、また重合部を接着、融着したり、着脱自在に係止することができる。また、必要に応じ重合部にシール材を介装し、冷気の逸散を防ぐこともできる。
また、パラフィンブロック載置部を蓄冷剤収容部の上面に着脱自在に取付けることにより、上記蓄冷剤の取り替えを容易に行うことができる。
また、パラフィンブロック載置部と蓄冷剤収容部とを着脱自在に取り付けるには、両面粘着テープ、クランプやクリップ、ヒンジとクランプやクリップ等の緊締手段が、構造簡単で、取り扱いが容易である点で好ましい。
また、パラフィンブロック載置部の表面に、ステンレス等の金属板を配設することにより、過冷却をコントロールすることができ、また、蓄冷剤収容部内の蓄冷剤の表面に該金属板を配設することにより、蓄冷剤の表面の凹凸が生じた場合でも、該凹凸がパラフィンブロック載置部の凹凸として表れ、パラフィンブロックを載置し難くするというトラブルを防ぐことができる。
また、容器又は袋内に充填された蓄冷剤の下部にクッション材を配することにより、クッション材の弾発力により蓄冷剤をパラフィンブロック載置部(裏面)に押しつけ密着させることができるので、冷気の伝導効率が向上する。
また、パラフィンブロック載置部にカバーを設けることにより、冷気を該載置部内に封じ込めることができるので、冷気の逸散が防止される。
また、上記カバーの内側に容器又は袋内に充填された蓄冷剤を配設すると、パラフィンブロック載置部の冷却能力は一層向上する。
また、パラフィンブロック載置部を熱伝導性の良好な金属製とし、蓄冷剤収容部を熱伝導性の不良な樹脂製とすることにより、パラフィンブロックの冷却に関与しない蓄冷剤収容部の底面や側面からの冷気の逸散が防止されるので、冷気はパラフィンブロック載置部の冷却に向かうことになり、その結果、パラフィンブロック載置部の冷却効率が向上する。
また、上記したパラフィンブロック載置部のカバーも熱不良導体の樹脂製とすれば、カバーからの冷気の逸散が抑制され、冷気の利用効率が向上する。
本発明のパラフィンブロック冷却具は、平板状のパラフィンブロック載置部と、上面が開放された容器状の蓄冷剤収容部とからなり、前記パラフィンブロック載置部を前記蓄冷剤収容部の上面に取り付けるとともに、該蓄冷剤収容部に容器又は袋内に充填された蓄冷剤を収容したことを特徴とする。
尚、本発明において、パラフィンブロックとは、上記したカセットブロックの他に、包埋リングに、検体を包埋したパラフィンを付着させたもの等、基台に検体を包埋したパラフィンを付着させたものを包含する。
平板状のパラフィンブロック載置部は、パラフィンブロックのパラフィン部分が該載置面に接するように載置されるもので、ステンレス、銅、アルミ等の金属、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂、その他のいずれでもよいが、下部の蓄冷剤収容部からの冷気を良く伝える点で、熱の良導体である金属が好ましい。
容器状の蓄冷剤収容部は、容器又は袋内に充填された蓄冷剤を収容し、その冷気を上記パラフィンブロック載置部に伝えるもので、金属、樹脂等のいずれでもよいが、該蓄冷剤収容部からの冷気の逸散を防ぎ、冷気を効率的にパラフィンブロック載置部に伝える点で、熱の不良導体である上記したような合成樹脂が好ましい。
パラフィンブロック載置部は、蓄冷剤収容部の開放された上面に接着、融着等により取り付けてもよいが、蓄冷剤の取り替えを容易にするためには、着脱自在に取り付けるのが好ましい。着脱自在の取り付け方法は特に制限されないが、両面粘着テープ、クランプやクリップ、ヒンジとクランプやクリップ等の緊締手段を用いる方法が好ましく、なかでも両面粘着テープはシール材の役目も兼ね、パラフィンブロック載置部と蓄冷剤収容部との取り付け部の隙間を封じ、冷気の逸散を防止するので好ましい。クランプやクリップ、ヒンジとクランプやクリップを使用する場合は、シール材を介在させるのが好ましい。
上記のような取り付け方法で取り付けるには、パラフィンブロック載置部が、平板部の周辺に段差部を介して縁部を備え、蓄冷剤収容部が収容部の周辺に、前記パラフィンブロック載置部の段差部及び縁部と重合するように、段差部を介して縁部を備えた形状から構成されていることが好ましい。即ち、このような形状からなることにより、段差部がパラフィンブロックをパラフィンブロック載置部内に保持するための柵の役割をし、また、重合部の段差部の間又は縁部の間に、両面粘着テープを介装して着脱自在に取り付けたり、また、シール材を介装してクランプやクリップ、ヒンジとクランプやクリップ等で容易に挟み付けることにより着脱自在に取り付けることができる。また、接着剤で接着する場合には、重合部の段差部の間又は縁部の間に接着剤を塗布すればよい。
平板部はパラフィンブロックを載置するもので、その大きさは特に制限されないが、パラフィンブロック(カセットブロック、包埋リングブロック)が10〜30個程度載せることができる大きさが好ましい。段差部は余り高くなると載置部からパラフィンブロックを取り出す際に支障となるので5〜20mm程度の高さが好ましく、また縁部は両面粘着テープやシール材の介装性、クランプ、クリップや、ヒンジとクランプやクリップの装着性の点から5〜20mm程度の巾が好ましい。
蓄冷剤収容部に収容される容器又は袋内に充填される蓄冷剤としては、従来の蓄冷剤や保冷剤が用いられ、例えば、水、ブライン、メタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、硝酸/塩化アンモニウム、氷、ドライアイス等が挙げられ、これらを容器又は袋内に充填して使用される。容器の素材としてはステンレス等の金属の他、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル等の樹脂が挙げられ、また、袋の素材もこれらの樹脂からなるものが用いられる。更に、アイスノン(登録商標)も好適に用いることができる。
容器又は袋内に充填された蓄冷剤とパラフィンブロック載置部(の裏面)とは、伝熱効率の点からできるだけ密着しているのが好ましい。このためには、例えば、容器又は袋内に充填された蓄冷剤の下部にクッション材を配設して、クッション材の弾発力を利用して蓄冷剤を上方に押し上げパラフィンブロック載置部と密着させることが好ましい。このようなクッション剤としては、ポリウレタン、発泡ポリエチレン、ゴム、板バネ、コイルバネ等が挙げられるが、断熱性にも優れ、蓄冷剤収容部の底面からの冷気の逸散を防止する点でポリウレタン、発泡ポリエチレンやゴムが好ましい。
更に、パラフィンブロック載置部にカバーを設け、パラフィンブロック載置部内の冷気が外部に逸散しないようにすることは好ましい態様である。カバーは単なる載置型でもよいし、ヒンジにより開閉自在としてもよい。この場合、カバーも熱の不良導体である合成樹脂製とするのが好ましい。
本発明のパラフィンブロック冷却具は、通常、パラフィンブロック載置部に所定のパラフィンブロックを載置した状態で冷凍庫や冷蔵庫で冷却されるが、必要に応じ、パラフィンブロック冷却具のみを冷却した後、パラフィンブロックを載置することもできる。
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はかかる実施例のみに制限されないことは云うまでもない。
実施例1
本実施例のパラフィンブロック冷却具1は、図1、図2に示すように、パラフィンブロック載置部2と蓄冷剤収容部3とからなり、パラフィンブロック載置部2はステンレススチールからなり、平板部4とその周辺に段差部5を介して縁部6を備え、一方、蓄冷剤収容部3はポリプロピレンからなり、底面7と側面8とからなる上面が開放された容器状からなり、前記パラフィンブロック載置部2の段差部5と縁部6と重なり合う段差部9と縁部10とから構成されている。蓄冷剤収容部3には容器又は袋内に充填された蓄冷剤(アイスノン 登録商標)11が収容され、パラフィンブロック載置部2と蓄冷剤収容部3とは、縁部6と縁部10との間に介装された両面粘着テープ12により着脱自在に取り付けられている。
パラフィンブロック載置部2(平板部4)には、パラフィンブロック(図では、カセットブロック)13がパラフィン部13aを載置部2の方に向けて載置されている。
かくして、蓄冷剤収容部3の蓄冷剤11によりパラフィンブロック載置部2が冷却され、該載置部2を通じてパラフィンブロック13のパラフィン部13aが冷却され固形状に保持された状態で、ミクロトームでの薄切に供される。
蓄冷剤11の冷却能力が低下した場合は、パラフィンブロック載置部2を蓄冷剤収容部3より剥がし取り、該収容部3内の蓄冷剤11を別の蓄冷剤と取り替えた後、再びパラフィンブロック載置部2を蓄冷剤収容部3に取り付けることができる。
実施例2
本実施例のパラフィンブロック冷却具1は、図3に示すように、蓄冷剤11の下部にクッション材(ポリウレタン)14を配設するとともに、パラフィンブロック載置部2の縁部6と蓄冷剤収容部3の縁部10との間にシール材(ゴム)15を介装し、クリップ16で止着した他は実施例1と同様である。
本実施例のパラフィンブロック冷却具1は、図3に示すように、クッション材14がその弾発力により蓄冷剤11を上方に押し上げてパラフィンブロック載置部2に密着させるので蓄冷剤11の冷気のパラフィンブロック載置部2への伝達効率が良好で、また、縁部6、10間にシール材15が介装されているので、冷気の蓄冷剤収容部3からの逸散が防止される。更に、蓄冷剤11の冷却能力が低下した場合は、クリップ16を外して蓄冷剤11を容易に取り替えることができる。
実施例3
本実施例のパラフィンブロック冷却具1は、図4に示すように、クリップ16の代わりに、ヒンジ17とクリップ16を用いるとともに、更に、パラフィンブロック載置部2にヒンジ17によりポリプロピレン製のカバー18を設けた他は実施例2と同様である。
本実施例のパラフィンブロック冷却具1は、パラフィンブロック載置部2に合成樹脂製のカバー18を設けたのでパラフィンブロック載置部2の冷気を封じ込めて冷気の逸散を防ぎ、冷却効率を高め冷却時間を長くすることができる。
実施例4
本実施例のパラフィンブロック冷却具1は、図5に示すように、カバー18の内側に容器又は袋内に充填された蓄冷剤19を設けた他は実施例3と同様である。
本実施例では、蓄冷剤19はカバー18の内側にL字状及び逆T字状の支持部20により取り付けられており、パラフィンブロック載置部2に載置されたパラフィンブロック13を一層効率的に冷却することができる。この蓄冷剤19も冷却能力が低下した場合には容易に取り替えることができる。
実施例5
本実施例のパラフィンブロック冷却具1は、図6に示すように、パラフィンブロック載置部2の平板部4の表面に金属板(ステンレス等)9を配設した他は実施例1と同様である。
このように構成することにより、蓄冷剤11からの余分な冷気は金属板9に吸収され、パラフィンブロック13の過冷却が防止される。
実施例6
本実施例のパラフィンブロック冷却具1は、図7に示すように、蓄冷剤収容部3内の蓄冷剤11の表面に金属板(ステンレス等)9を配設した他は実施例1と同様である。
このように構成することにより、図示するように、蓄冷剤11の表面に凹凸11aが生じても、この凹凸11aがパラフィンブロック載置部2に表れパラフィンブロック13を載置し難くするというトラブルを該金属板9が防止する。
叙上のとおり、本発明によれば、冷却効率が高く、且つ冷媒の取り替えが容易なパラフィンブロック冷却具を提供することができる。
本発明の実施例を示す斜視図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の他の実施例を示す断面図である。 本発明の他の実施例を示す断面図である。 本発明の他の実施例を示す断面図である。 本発明の他の実施例を示す断面図である。 本発明の他の実施例を示す断面図である。 カセットブロックをミクロトームで薄切する状態を示す概略図である。
符号の説明
1 パラフィンブロック冷却具
2 パラフィンブロック載置部
3 蓄冷剤収容部
4 平板部
5、9 段差部
6、10 縁部
7 底面
8 側面
9 金属板
11、19 容器又は袋内に充填された蓄冷剤
11a 蓄冷剤の凹凸
12 両面粘着テープ
13 パラフィンブロック
13a パラフィン部
14 クッション材
15 シール材
16 グリップ
17 ヒンジ
18 カバー
20 支持部
21 検体
22 パラフィン
23 カセット
24 カセットブロック
25 ミクロトーム

Claims (13)

  1. 平板状のパラフィンブロック載置部と、上面が開放された容器状の蓄冷剤収容部とからなり、前記パラフィンブロック載置部を前記蓄冷剤収容部の上面に取り付けるとともに、該蓄冷剤収容部に容器又は袋内に充填された蓄冷剤を収容したことを特徴とするパラフィンブロック冷却具。
  2. パラフィンブロック載置部が、平板部の周辺に段差部を介して縁部を備え、蓄冷剤収容部が収容部の周辺に、前記パラフィンブロック載置部の段差部及び縁部と重合するように、段差部を介して縁部を備えたことを特徴とする請求項1記載のパラフィンブロック冷却具。
  3. パラフィンブロック載置部を蓄冷剤収容部の上面に着脱自在に取り付けてなることを特徴とする請求項1又は2記載のパラフィンブロック冷却具。
  4. パラフィンブロック載置部と蓄冷剤収容部とが両面粘着テープにより取り付けられていることを特徴とする請求項3記載のパラフィンブロック冷却具。
  5. パラフィンブロック載置部と蓄冷剤収容部とが緊締手段により取り付けられていることを特徴とする請求項3記載のパラフィンブロック冷却具。
  6. パラフィンブロック載置部と蓄冷剤収容部とがヒンジと緊締手段により取り付けられていることを特徴とする請求項3記載のパラフィンブロック冷却具。
  7. パラフィンブロック載置部の表面、又は、蓄冷剤収容部内の容器又は袋内に充填された蓄冷剤の表面に、金属板を配設したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のパラフィンブロック冷却具。
  8. 容器又は袋内に充填された蓄冷剤の下部にクッション材が配設されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のパラフィンブロック冷却具。
  9. パラフィンブロック載置部にカバーが設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のパラフィンブロック冷却具。
  10. カバーの内側に容器又は袋内に充填された蓄冷剤が備えられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のパラフィンブロック冷却具。
  11. パラフィンブロック載置部が金属からなることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のパラフィンブロック冷却具。
  12. 蓄冷剤収容部が樹脂からなることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のパラフィンブロック冷却具。
  13. カバーが樹脂からなることを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載のパラフィンブロック冷却具。
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