JP2007219930A - シミュレーション方法およびプログラム - Google Patents

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Koji Matsuo
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Abstract

【課題】複数のチップを有するメモリについて、入出力特性に関してパラメータをユーザ側で設定可能なシミュレーション方法を提供する。
【解決手段】 入出力特性に関連する複数のパラメータから1つを選択するステップと、選択されたパラメータの複数の選択肢から必要な選択肢を設定するためのファイルに設けられた設定行に対して、該当する行を実行させないためのコメント記号で選択肢を設定するか、または、同じ選択肢に設定されるチップに共通の識別子である識別コードで選択肢を設定するかを決めるステップと、コメント記号で選択肢を設定する場合、複数の選択肢のうち必要な選択肢の設定行のコメント記号を削除してその設定行を有効にし、識別コードで選択肢を設定する場合、設定行に含まれる識別コードを必要な選択肢に設定するための情報に置換するステップと、その後、シミュレーションを実行するステップとを有する。
【選択図】図9

Description

本発明は、メモリチップの入出力特性に関するシミュレーション方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
集積回路のパッケージ電気特性およびI/O入出力特性をモデル化するIBIS(Input/Output Buffer Information Specification)モデルが国際規格化されている(EIA-656-A)。IBISは、米国規格協会/電子工業会で制定されているI/Oバッファの電気特性標準規格でシリコン系伝送線路シミュレータの標準モデルである(特許文献1参照)。
集積回路の一種であるDRAM(Dynamic Random Access Memory)分野では、ODT(On-Die Termination)機能付きメモリやドライバストレングス変更機能付きメモリ、およびそれらのメモリを搭載したメモリモジュールなどが製品化されている。
ODT機能付きメモリとは、データ入出力端子の入力回路部に、終端抵抗素子をもっているメモリである。DDR2タイプのSDRAMが代表製品である。この機能により、入力信号の反射を防ぐことができる。なお、以下では、この終端抵抗素子の抵抗値をODT値と称する。
ドライバストレングス変更機能付きメモリとは、データ入出力端子の出力回路部の、出力トラジスタのサイズを変更できるメモリである。DDR2タイプのSDRAMが代表製品である。この機能により、外部の負荷に相応しい出力回路を選択することができる。
次に、DIMM(Dual Inline Memory Module)の場合で、IBIS記述による入出力特性に関するシミュレーションについて説明する。以下では、ODT値をパラメータとする選択肢を、OFF、50Ω、75Ω、150Ωの4つとする。また、ドライバストレングスをパラメータとする選択肢は、フルパワー、フルパワーの1/2、フルパワーの1/4、フルパワーの1/8の4つとする。
図10はDIMMを模式的に示す外観斜視図である。図10に示すように、DIMM100には、実装基板101の表面側のUM00からUM08の9箇所と、裏面側のUM09からUM17の9箇所に積層チップとして積層DRAM102が設けられている。図10に示す積層DRAM102では、2つのチップが積層され、スタックパッケージ(PKG)に入っている。以下では、位置UM××における積層DRAM102の実装基板101に近い方である下側(Lower)チップを「UM××Lower」と表記し、下側チップ上に搭載された上側(Upper)チップを「UM××Upper」と表記する。
図11はDIMMのODT値設定例を示す模式図である。図11では、図10に示したDIMMを2枚設けたものである。
図11に示すように、Slot1およびSlot2の2枚のDIMM105、106と、この2枚のDIMMを制御するコントローラ107とがマザーボード108に装着されている。Slot1のDIMM105の位置UM00とUM09では、ODT値が全てOFFに設定されている。Slot2のDIMM106では、位置UM00のODT値は、下側チップがOFFに設定されており、上側チップが150Ωに設定されている。位置UM09のODT値は、下側チップがOFFに設定されており、上側チップが75Ωに設定されている。
このようにして、DIMMに搭載されたチップのそれぞれについて、ODT値を設定した上で、IBIS記述のシミュレーションを行っている。
また、DIMMに設けられた積層チップの従来のシミュレーションモデルについて簡単に説明する。図12は従来の積層チップのシミュレーションモデルを説明するための回路ブロック図である。図12に示すように、IBIS記述では、1つの外部端子に対して、1パッケージ、1チップとして定義されている。このようにして、複数のチップを有する積層チップに対して、入出力が1つとしてモデル化されている。
特開2003−141205号公報
従来のIBIS記述のモデルでは、ODT値やドライバストレングスなどのパラメータと、各パラメータの値とを予めプログラムに設定し、設定後のプログラムをユーザに提供していた。この場合、ユーザ側では、ODT値などのパラメータの選択を後ですることができなかった。そして、モデル提供側は、ODT機能付きメモリやドライバストレングス変更機能付きメモリを搭載したメモリモジュールをモデル化する場合、パラメータ毎にモデルファイルを用意する必要があった。
製品DDR2では、図10に示したDIMMのUM00とUM09を1ペアとすると、その部分でのODT値は、UM00の上側および下側とUM09の上側および下側の計4チップのそれぞれに対して4つの選択肢が考えられる。したがって、ODT値の組合せは全部で、4×4×4×4=256通りある。さらに、DIMM上には(UM00,UM09)、(UM01,UM10)、…、(UM08,UM17)と9ペア存在するので、ODT値の組合せは莫大な数となる。各UMについて選択可能なODT値の分だけモデルが存在し、ユーザの要望に対応するためには、準備するモデルが膨大な数となっていた。これは、ドライバストレングスの設定に関しても同様である。その結果、モデル提供側の労力が大きいし、ユーザ側も沢山のファイルの中から選ぶのが大変で使いにくい、あるいは、自分の使いたいODTの組み合わせモデルが提供されていない等の問題があった。
また、積層チップのIBIS記述では、図12で説明したように、1つの外部端子に対して1つの入出力として定義されている。しかし、図13の積層チップの断面模式図に示すように、外部端子123から上側チップ121と下側チップ122のそれぞれまでの配線の距離は異なる。図14は図13に示す積層チップの信号の流れを模式的に示す信号経路図である。図14(b)および(c)に示すように、チップ固有の信号の経路はチップ毎に異なっている。また、図14(a)に示すように、データ入出力およびクロック等の信号も、その経路がチップ毎に異なっている。このように、上下のチップで配線長の異なる積層チップの場合、従来のIBIS記述では、1つの外部端子と複数のチップとの間の信号経路を高精度に表現できないという問題があった。
本発明は上述したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、複数のチップを有するメモリについて、入出力特性に関してパラメータをユーザ側で設定可能なシミュレーション方法と、その方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のシミュレーション方法は、複数のチップを含むメモリモジュールの入出力特性に関するIBIS記述のシミュレーションを情報処理装置で行う方法であって、
前記入出力特性に関連する複数のパラメータから1つを選択するパラメータ選択ステップと、
選択されたパラメータの複数の選択肢から必要な選択肢を設定するためのファイルに設けられた設定行に対して、該当する行を実行させないための、行頭に記述されたコメント記号で選択肢を設定するか、または、同じ選択肢に設定されるチップに共通の識別子である識別コードで選択肢を設定するかを決める設定法決定ステップと、
前記設定法決定ステップで、前記コメント記号で選択肢を設定する場合、前記複数の選択肢のうち前記必要な選択肢の設定行の該コメント記号を削除して該設定行を有効にし、前記識別コードで選択肢を設定する場合、前記設定行に含まれる該識別コードを前記必要な選択肢に設定するための情報に置換する選択肢設定ステップと、
前記選択肢設定ステップの後、シミュレーションを実行するステップと、
を有するものである。
本発明では、複数のメモリチップの入出力特性に関して、パラメータおよびその選択肢の設定がしやすくなり、メモリチップ毎に、複数の選択肢に対応してシミュレーションモデルを従来のように準備する必要がない。
また、本発明のシミュレーション方法は、複数のチップが積層されたスタックパッケージの入出力特性に関するIBIS記述のシミュレーションを情報処理装置で行う方法であって、
外部に接続するための端子から前記複数のチップの各チップに接続される配線をEBDでモデル化するモデル化ステップと、
前記モデル化ステップの後、シミュレーションを実行するステップと、
を有するものである。
本発明では、複数の積層チップについて、外部端子から各チップまでの距離に対応した、入出力特性に関するシミュレーションを行うことが可能となる。
一方、上記目的を達成するための本発明のプログラムは、メモリモジュールの入出力特性に関するIBIS記述のシミュレーションをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記入出力特性に関連する複数のパラメータから1つを選択する指示が入力されると、該指示によりパラメータを決定するステップと、
決定されたパラメータの複数の選択肢から必要な選択肢を設定するためのファイルに設けられた設定行に対して、該当する行を実行させないための、行頭に記述されたコメント記号で選択肢を設定する旨の指示が入力され、前記複数の選択肢のうち前記必要な選択肢の設定行の該コメント記号を削除する指示が入力されると、該設定行の該コメント記号を削除して該設定行を有効にし、または、同じ選択肢に設定されるチップに共通の識別子である識別コードで選択肢を設定する旨の指示が入力され、前記設定行に含まれる該識別コードを前記必要な選択肢に設定するための情報が入力されると、該設定行に含まれる該識別コードを該必要な選択肢に設定するための情報に置換するステップと、
前記必要な選択肢を設定した後、シミュレーションを実行する旨の指示が入力されると、該シミュレーションを実行するステップと、
を有する処理を前記コンピュータに実行させるものである。
また、本発明のプログラムは、複数のチップが積層されたスタックパッケージの入出力特性に関するIBIS記述のシミュレーションをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
外部に接続するための端子から前記複数のチップの各チップに接続される配線についてEBDによる記述が入力されると、前記配線をEBDでモデル化するステップと、
前記配線をEBDでモデル化した後、シミュレーションを実行する旨の指示が入力されると、該シミュレーションを実行するステップと、
を有する処理を前記コンピュータに実行させるものである。
本発明によれば、複数のメモリチップを有する半導体装置の入出力特性に関するシミュレーションモデルの提供者の労力が軽減し、それを利用するユーザはシミュレーションモデルをより使いやすくなる。また、より高精度なシミュレーションを実行することが可能となる。
はじめに、本実施形態のシミュレーション方法を行うための情報処理装置の構成について説明する。図1は情報処理装置の一構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、情報処理装置10は、パーソナルコンピュータおよびワークステーション等のコンピュータであり、記憶部11と、表示部12と、シミュレーションの演算処理を行い、かつ各部を制御する制御部13と、ユーザが指示を入力するための操作部14とを有する構成である。記憶部11には、ハードディスク(HD)と、RAMなどの一時保存領域とが設けられている。シミュレーション用アプリケーションプログラム(以下、単にプログラムと称する)は予めHDに格納されている。また、入出力特性に関するパラメータの設定のためのファイルが予めHDに格納されている。このファイルはプログラム実行時にHDから読み出される。表示部12は、プログラムの記述内容、およびシミュレーション結果を表示する。制御部13は、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、プログラムを格納するためのメモリとを有する。操作部14は、キーボードおよびマウス等の入力機器である。
ユーザが操作部14を操作し、パラメータ設定のためのファイルを呼び出す指示を入力すると、制御部13は、記憶部11のHDに格納されたファイルを書き換え可能とするために一時保存領域にコピーし、その記述を表示部12に表示させる。続いて、ユーザが、操作部14を操作し、テキスト編集機能として一般的に備えられたテキストエディタを用いて所望のモデルに対応してファイルを編集すると、制御部13は、一時保存領域に格納されたファイルを入力指示にしたがって更新する。上記設定の後、ユーザがシミュレーション実行の指示を入力すると、制御部13は、HDに格納されたプログラムと一時保存領域に格納されたファイルとを読み出し、プログラム記述にしたがって演算処理を実行する。その後、シミュレーション結果を表示部12に表示させる。
この情報処理装置を用いた、本発明のシミュレーション方法についての実施例を説明する。なお、以下では、メモリをDRAMの場合とする。
本実施例は、スタックPKGのシミュレーション方法である。
図2は本実施例のシミュレーションモデルを説明するための図である。図2(a)はスタックPKGの構成例を示す模式図である。図2(a)に示すように、積層DRAM21は、2つのメモリチップが積層された構成である。2つのメモリチップのうち、外部端子23に近い方を下側チップ24とし、他方を上側チップ25とする。外部端子23から2つのチップに伸びる配線26は途中で2つの配線に分岐し、配線27が上側チップ25に接続され、配線28が下側チップ24に接続されている。外部端子23から配線26および配線27を経由して上側チップ25に至る第1の信号経路は、外部端子23から配線26および配線28を経由して下側チップ24に至る第2の信号経路よりも、その距離が長い。
図2(b)は、図2(a)に示したスタックPKGの構成において、外部端子と上下チップとの間の信号経路を表現した記述例であり、EBD(Electrical Board Description)記述で表現されている。EBDは、IBIS規格で基板レベル部品の特性を標準の書式で表現したものである。IBIS Ver3.0より規格化されている。EBDは、複数のチップが搭載されたメモリモジュールのIBIS記述に用いられており、チップ毎に外部端子からの配線長が考慮されている。図2(b)に示すように、外部端子23から2つのチップのそれぞれに至る第1の信号経路および第2の信号経路が[Path Description]記述で表現されている。
本実施例のシミュレーション方法を説明する。図3は本実施例のシミュレーション方法の手順を示すフローチャートである。外部端子から各チップに接続される配線をEBDでモデル化する(ステップ1001)。その後、シミュレーションを実行する(ステップ1002)。
本実施例では、積層DRAMの入出力特性に関するシミュレーションモデルをEBD記述している。そのため、1つの外部端子に接続された複数のチップを有するスタックPKGについて、外部端子から各チップまでの距離に対応した入出力特性に関するシミュレーションを行うことが可能となり、外部端子と各チップ間の信号経路をより高精度にモデル化することが可能となる。なお、このシミュレーションモデルは予めプログラムに記述していてもよく、設定のためのファイルを予め準備し、ファイルを編集して更新するようにしてもよい。
本実施例は、メモリモジュールのシミュレーション方法である。ここでは、複数のチップについて、外部とアクセスする際に一度にアクセスする単位であるRankにグループ化され、そのRankが「2」の場合の2Rank−DRAMモジュールの場合とする。
図4は本実施例のシミュレーションモデルを説明するための図である。図4(a)は2Rank−DRAMモジュールの一構成例を示す模式図である。図4(a)に示すように、モジュールのUM00に位置する積層DRAM31は、上側チップ32および下側チップ33を有している。上側チップ32は、ODT=75Ωに設定され、下側チップ33は、ODT=OFFに設定されている。
図4(b)は、図4(a)に示した積層DRAM部の入出力特性に関するパラメータ設定のためのファイル例である。EBD記述における[Reference Designator Map]記載部の例を示す。
各チップについて、ODT値の選択肢として、OFF、75Ω、および150Ωの中からいずれかを設定可能とするために、これらの選択肢の識別子となるIBISの選択肢ファイル名(***.ibs)とコンポーネント名(EDEAB_DIE*)が予め定義されている。これらは、所望の選択肢をその行に設定するための情報となる。
ODT=OFF:edeab_die01.ibs EDEAB_DIE01
ODT=75Ω:edeab_die02.ibs EDEAB_DIE02
ODT=150Ω:edeab_die03.ibs EDEAB_DIE03
そして、図4(b)に示す[Reference Designator Map]記載部には、UM00の上側チップ32と下側チップ33について、上記3つの選択肢に対応して、設定のための行が記述されている。例えば、UM00の上側チップ32のODTをOFFに設定するための行は、「|UM00Upper edeab_die01.ibs EDEAB_DIE01」である。行頭には、その行を実行させないためのコメント記号「|」が予め付されている。
図4(b)に示す記述では、上側チップ32をODT=75Ωに設定するための行は、「UM00Upper edeab_die02.ibs …」であり、行頭にコメント記号「|」が付されていない。これにより、ODT値=75Ωに設定するための行が有効となる。また、下側チップ33をODT=OFFに設定するための行は、「UM00Lower edeab_die01.ibs …」であり、行頭にコメント記号「|」が付されていない。この場合、ODT値=OFFに設定するための行が有効となる。このようにして、ODT値を設定するための行のコメント記号を削除することで、シミュレーション実行時にその行が有効となる。
本実施例では、各チップのODTの設定を、[Reference Designator Map]記載部で複数の選択肢のうち、選択する設定行の行頭のコメント記号「|」を削除することで行っている。チップ毎に必要なODT設定に対応して、設定行のコメント記号をユーザが削除することで、使用時には設定された選択肢が有効になり、所望のシミュレーションが可能になる。本実施例では、ODTの全ての組み合わせを実現できる自由度がある。
実施例2では、ユーザがテキストエディタを用いてファイルの記述を直接編集するものであるが、本実施例は、専用の設定画面でユーザがパラメータの選択肢を設定するものである。
図5は本実施例のシミュレーション方法を説明するための図である。図5には、パラメータ設定のための元のIBISファイル41と、表示部12に表示される組み合わせ選択画面42と、抽出後のIBISファイル43とが示されている。元のIBISファイル41に示すように、行頭にコメント記号が付された、ODT値の選択肢を設定するための選択肢設定行の直前の行に、コメント記号「|」と選択肢設定行を識別するための識別コードが記載されている。コメント記号とともに識別コードの記載された行を、呼び出し行と称する。以下に、その例を示す。
「|#001 Receiver ODT75Ω」
「|#010 Driver or Receiver off」
「#001」がUM00の上側チップ32のODT値を75Ωに設定するための識別コードであり、「#010」がUM00の下側チップ33のODT値をOFFに設定するための識別コードとなる。
ユーザがパラメータ設定のためのファイルを呼び出す旨の指示を入力すると、組み合わせ選択画面42が表示部12に表示される。ユーザが操作部14を操作して、積層DRAM31の上側チップ32および下側チップ33のODT設定の組み合わせを図5に示すように指定する。図5に示す組み合わせ選択画面42では、上側チップ32のODT値に75Ωが指定され、下側チップ33のODT値にOFFが指定されている。これにより、制御部13は、元のIBISファイル41で、指定された情報に対応する識別コード「#001」と「#010」のそれぞれが行頭のコメント記号の後に付された呼び出し行を抽出する。
続いて、制御部13は、「#001」と「#010」の識別コードを含む呼び出し行をそれぞれ見つけると、呼び出し行の後の選択肢設定行をそれぞれ有効にするために、その選択肢設定行のコメント記号を削除する。さらに、他のコメント記号の記載された行を削除する。これにより、抽出後のIBIS43が作成される。
なお、元のIBISファイル41のEBD記述から所望の選択肢設定行を抽出し、抽出後のIBISファイル43に示すEBD記述を作成するための専用のプログラムを予め記憶部11に格納しておく。この専用のプログラムには、組み合わせ選択画面42で表示される選択肢と識別コードとの対応表が組み込まれている。
本実施例では、チップのODT設定の際、ユーザがチップ毎に組み合わせ画面でODT値を指定すると、元のEBD記述から所望のODT値の設定行を抽出したEBD記述が作成される。そのため、ユーザがEBD記述に詳しくなくても所望のシミュレーションを実施することができる。
本実施例は、DIMM上のODT値の規則性に注目し、ODT値の切り替え制御を容易にしたものである。同じODT値に設定するチップをグループ化し、グループ毎に一括して所望のODT値に設定する。以下に、本実施例について詳しく説明する。
図6は本実施例におけるDIMMのODT値の設定例を示す模式図である。表面側のUM00〜UM08の下側チップと、裏面側のUM09〜UM17の下側チップを同じグループとする。また、表面側のUM00〜UM08の上側チップを1つのグループとし、裏面側のUM09〜UM17の上側チップを別のグループとする。このようにグループ化した上で、グループ単位で同じ選択肢に設定する。
具体的には、図6に示すように、表面側のUM00〜UM08の下側チップと裏面側のUM09〜UM17の下側チップのODT値を選択肢「OFF」に設定する。表面側のUM00〜UM08の上側チップのODT値を選択肢「75Ω」に設定する。裏面側のUM09〜UM17の上側チップのODT値を選択肢「150Ω」に設定する。なお、グループ化は、Rank単位であってもよい。
次に、図6に示したようにODT値を設定する場合のシミュレーション方法を説明する。ここでは、表面側のUM00〜UM08の上側チップのODT値を選択肢「75Ω」に設定する場合について取り上げる。図7は本実施例のシミュレーション方法を説明するための図である。
同じODT値に設定するチップの選択肢をグループ化し、グループ毎に異なる識別コードを予め付与する。図7に示すように、ODTの選択肢毎に異なる選択肢ファイル名61を予め定義する。各選択肢ファイル名61の定義は実施例2と同様である。そして、全組合せを記述した、元のIBISファイルとなるベースファイル63を予め準備する。これは、IBIS記述のファイルにおいて、グループ内の同じ選択肢の設定行に対して共通のコメント記号付き識別コードを行頭に記述したものである。図6で説明したように、UM00の積層DRAM51の上側チップ53とUM01の積層DRAM52の上側チップ52が同じODT値に設定されるグループである。表面側のUM00〜UM08の上側チップのODT設定のためのコメント記号付き識別コードは、以下の通りである。
ODT値OFF設定:「|#UOFF」
ODT値75Ω設定:「|#U75」
ODT値150Ω設定:「|#U150」
コメント記号「|」の後の「#…」が、表面側のUM00〜UM08の上側チップについての選択肢毎に異なる識別コードとなる。
図7に示すベースファイル63に対して、表面側のUM00〜UM08の上側チップのODT値を75Ωに設定する場合、テキストエディタにより「|#U75」を削除すると、表面側のUM00〜UM08の上側チップをODT=75Ωに設定するための選択肢設定行が有効になった設定ファイル65が作成される。
また、図7には示さないが、ベースファイル63の下側チップ58、59の選択肢設定行において、上側チップ53、54の識別コードの「U」を「L」にして、予め上側チップと同様にコメント付き識別コードを記載しておくものとする。この場合、上側チップ53、54のODT値を75Ω、下側チップ58、59のODT値をOFFに選択する場合は「|#U75」→「」、「|#LOFF」→「」といった置換を行えばよい。このようにして、一般的なテキストエディタに付属されている置換機能で、グループで一括してパラメータの選択肢を容易に設定できる。
なお、ベースファイル63および設定ファイル65は、全体の記述からその一部を抜粋したものである。
本実施例では、選択肢設定行の行頭のコメント記号付き識別コードによって同じODT設定となるチップに対する選択肢がグループ化されているので、必要な選択肢のコメント記号付き識別コードをテキストエディタの置換機能で削除することにより、チップのODT値をグループ単位で容易に設定でき、作業の効率がよくなる。
実施例4では、チップ単位で選択肢設定行が選択肢の数だけ設けられていた。本実施例では、各チップの選択肢設定行を1つだけ設け、その選択肢設定行における選択肢ファイル名を所望の選択肢ファイル名に置換するものである。以下に、本実施例のシミュレーション方法を説明する。ここでは、パラメータが同じ選択肢に設定されるチップを1つのグループにし、グループ単位で一括して所望の選択肢を設定する場合とする。
同じパラメータ設定となるチップ群に対して共通の識別コードを予め決める。ベースファイルの[Reference Designator Map]記載部における各チップの選択肢設定行に、選択肢ファイル名とコンポーネント名に上記識別コードを含ませたEBD記述を用意する。また、実施例2で説明した、コンポーネント名と選択肢ファイル名のテーブルを予め用意する。そして、パラメータの選択肢設定の際、上記識別コードを所望のODT設定に対応したものに置換する。以下に、具体例で説明する。
図8は本実施例のシミュレーション方法を説明するための図である。図8に、2Rank積層チップを搭載したDIMMの構成例を模式的に示す。ここでは、DIMMの表面(UM00〜08)と裏面(UM09〜17)の上側チップがRank1に属し、表面と裏面の下側チップがRank2に属するものとする。Rank1のうち表面と裏面で別のグループとし、Rank2の表面と裏面も別のグループとする。合計4つにグループ分けしている。グループ単位で共通の識別コードを以下に示す。
「_R1U」:(Rank1で、DIMMの表側の上側チップに対応)
「_R1BU」:(Rank1で、DIMMの裏側の上側チップに対応)
「_R2L」:(Rank2で、DIMMの表側の下側チップに対応)
「_R2BL」:(Rank2で、DIMMの裏側の下側チップに対応)
これらの識別コードがコードテーブル81に定義されている。
ユーザがテキストエディタを用いて、ベースファイル82における選択肢設定行の選択肢ファイル名およびコンポーネント名に識別コードで記述されたEBD記述を「01」、「02」および「03」のいずれかに置換する。「01」はODT=OFFに対応し、「02」はODT=75Ωに対応し、「03」はODT=150Ωに対応している。置換することにより、各チップのODT値が設定され、図83に示す設定ファイル83が作成される。
上記設定により、図8に示す積層DRAM84のUM00の上側チップ86および下側チップ87のそれぞれは、ODT値が75ΩとOFFにそれぞれ設定される。また、積層DRAM85のUM01の上側チップ88および下側チップ89のそれぞれは、ODT値が75ΩとOFFにそれぞれ設定される。
本実施例では、チップ毎に全ての選択肢の数に対応して選択肢設定行を[Reference Designator Map]記載部に予め用意しなくてよいので、ファイルの記述量を低減でき、ファイル容量が小さくなる。
本実施例は、実施例2から実施例5と同様にして、パラメータとしてODT値の代わりにドライバストレングス値を設定可能にするものである。ドライバストレングスの選択肢としては、フルパワー、フルパワーの1/2、フルパワーの1/4、フルパワーの1/8の4つある。ドライバストレングスの設定は、上述したODT値の設定例と同様にして行うことが可能である。そのため、ここでは、その詳細な説明を省略する。なお、選択肢の数は上記4つに限られない。
本実施例は、実施例1で説明したスタックPKGのシミュレーション方法に、実施例2から6のそれぞれを適用するものである。本実施例のシミュレーション方法は、実施例1に実施例2から6のそれぞれを行えばよいため、その詳細な説明を省略する。
本実施例では、スタックPKGのメモリチップについても、ODT値やドライバストレングス値を所望のモデルに対応して容易に設定することが可能となるとともに、スタックPKGを高精度にシミュレーションできる。
実施例2から実施例6を応用した、ODT値およびドライバストレングスのシミュレーション方法を説明する。図9はシミュレーション方法の手順を示すフローチャートである。
パラメータとしてODT値とドライバストレングス値のいずれかを選択する(ステップ201)。
複数の選択肢から必要な選択肢をコメント記号で設定するか、識別コードで設定するかを決める(ステップ202)。選択肢をコメント記号で設定する場合、必要な選択肢設定行の行頭に付されたコメント記号を個別に削除するか、コメント記号付き識別コードで一括して削除する(ステップ203)。コメント記号やコメント記号付き識別コードが削除されることで、その選択肢設定行が有効となる(実施例2、実施例4参照)。
また、ステップ202において、識別コードで設定する場合、選択肢設定行中の識別コードを選択肢ファイル名およびコンポーネント名に置換する(ステップ204)。これにより、選択肢設定行において、未定だった選択肢の情報が必要な選択肢の情報に置換される(実施例5参照)。その後、シミュレーションを実行する(ステップ205)。
なお、本実施例においても、実施例4で説明したように、識別コードの分類をRank単位で行ってもよい。また、実施例3で説明したように、選択肢設定のための画面を表示させるようにしてもよい。さらに、実施例1に本実施例を適用してもよい。
本実施例では、ODT機能やドライバストレングス機能を有するスタックPKG、または、ODT機能やドライバストレングス機能を有するDRAMが搭載されたDIMMについて、ユーザが情報処理装置10を操作し、所望のモデルに対応して上述のようにしてパラメータおよび選択肢を順に設定することで、シミュレーションを容易に実行できる。
本発明のシミュレーション方法では、積層チップのIBISモデルにおいて1つの外部端子と複数のチップとの間の経路をより実際に近い形でモデル化できる。また、メモリモジュール等のIBISモデルにおいて、上下段のチップ毎にODTの抵抗値やドライバストレングスなどのパラメータを容易に設定することができる。
なお、本発明のシミュレーション方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに適用してもよい。
本実施形態のシミュレーションを行うための情報処理装置の一構成例を示すブロック図である。 実施例1のシミュレーションモデルを説明するための図である。 実施例1のシミュレーション方法の手順を示すフローチャートである。 実施例2のシミュレーション方法を説明するための図である。 実施例3のシミュレーション方法を説明するための図である。 実施例4における、DIMMのODT値の設定例を示す模式図である。 実施例4のシミュレーション方法を説明するための図である。 実施例5のシミュレーション方法を説明するための図である。 実施例6のシミュレーション方法の手順を示すフローチャートである。 DIMMを模式的に示す外観斜視図である。 図10に示すDIMMのODT設定例を示す模式図である。 従来の積層チップのシミュレーションモデルを説明するための回路ブロック図である。 積層チップの断面模式図である。 図13に示す積層チップの信号経路を示す模式図である。
符号の説明
10 情報処理装置
11 記憶部
12 表示部
13 制御部
14 操作部

Claims (9)

  1. 複数のチップを含むメモリモジュールの入出力特性に関するIBIS記述のシミュレーションを情報処理装置で行う方法であって、
    前記入出力特性に関連する複数のパラメータから1つを選択するパラメータ選択ステップと、
    選択されたパラメータの複数の選択肢から必要な選択肢を設定するためのファイルに設けられた設定行に対して、該当する行を実行させないための、行頭に記述されたコメント記号で選択肢を設定するか、または、同じ選択肢に設定されるチップに共通の識別子である識別コードで選択肢を設定するかを決める設定法決定ステップと、
    前記設定法決定ステップで、前記コメント記号で選択肢を設定する場合、前記複数の選択肢のうち前記必要な選択肢の設定行の該コメント記号を削除して該設定行を有効にし、前記識別コードで選択肢を設定する場合、前記設定行に含まれる該識別コードを前記必要な選択肢に設定するための情報に置換する選択肢設定ステップと、
    前記選択肢設定ステップの後、シミュレーションを実行するステップと、
    を有するシミュレーション方法。
  2. 複数のチップが積層されたスタックパッケージの入出力特性に関するIBIS記述のシミュレーションを情報処理装置で行う方法であって、
    外部に接続するための端子から前記複数のチップの各チップに接続される配線をEBDでモデル化するモデル化ステップと、
    前記モデル化ステップの後、シミュレーションを実行するステップと、
    を有するシミュレーション方法。
  3. 前記モデル化ステップの後、前記入出力特性に関連する複数のパラメータから1つを選択するパラメータ選択ステップと、
    選択されたパラメータの複数の選択肢から必要な選択肢を設定するためのファイルに設けられた設定行に対して、該当する行を実行させないための、行頭に記述されたコメント記号で選択肢を設定するか、または、同じ選択肢に設定されるチップに共通の識別子である識別コードで選択肢を設定するかを決める設定法決定ステップと、
    前記設定法決定ステップで、前記コメント記号で選択肢を設定する場合、前記複数の選択肢のうち前記必要な選択肢の設定行の該コメント記号を削除して該設定行を有効にし、前記識別コードで選択肢を設定する場合、前記設定行に含まれる該識別コードを前記必要な選択肢に設定するための情報に置換する選択肢設定ステップと、
    前記選択肢設定ステップの後、シミュレーションを実行するステップと、
    を有する請求項2記載のシミュレーション方法。
  4. 前記コメント記号が行頭に記述された設定行において、該コメント記号に前記共通コードが付されたコメント記号付き共通コードが設けられ、
    前記設定法決定ステップで、前記コメント記号で選択肢を設定する場合、前記複数の選択肢のうち前記必要な選択肢の設定行の前記コメント記号付き共通コードを一括で削除して該設定行を有効にする、請求項1または3記載のシミュレーション方法。
  5. 前記複数のチップについて、外部とアクセスする際に一度にアクセスする単位であるRankにグループ化され、
    前記識別コードは該Rank毎に異なる、請求項1、3および4のいずれか1項記載のシミュレーション方法。
  6. 前記パラメータ選択ステップ後、前記設定法決定ステップの前に、
    前記複数の選択肢を画面に表示し、入力にしたがって前記必要な選択肢を設定するステップを有する請求項1、および3から5のいずれか1項記載のシミュレーション方法。
  7. 前記複数のパラメータが、ODTの抵抗値、またはドライバストレングス値を含む請求項1、および3から6のいずれか1項記載のシミュレーション方法。
  8. メモリモジュールの入出力特性に関するIBIS記述のシミュレーションをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記入出力特性に関連する複数のパラメータから1つを選択する指示が入力されると、該指示によりパラメータを決定するステップと、
    決定されたパラメータの複数の選択肢から必要な選択肢を設定するためのファイルに設けられた設定行に対して、該当する行を実行させないための、行頭に記述されたコメント記号で選択肢を設定する旨の指示が入力され、前記複数の選択肢のうち前記必要な選択肢の設定行の該コメント記号を削除する指示が入力されると、該設定行の該コメント記号を削除して該設定行を有効にし、または、同じ選択肢に設定されるチップに共通の識別子である識別コードで選択肢を設定する旨の指示が入力され、前記設定行に含まれる該識別コードを前記必要な選択肢に設定するための情報が入力されると、該設定行に含まれる該識別コードを該必要な選択肢に設定するための情報に置換するステップと、
    前記必要な選択肢を設定した後、シミュレーションを実行する旨の指示が入力されると、該シミュレーションを実行するステップと、
    を有する処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 複数のチップが積層されたスタックパッケージの入出力特性に関するIBIS記述のシミュレーションをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    外部に接続するための端子から前記複数のチップの各チップに接続される配線についてEBDによる記述が入力されると、前記配線をEBDでモデル化するステップと、
    前記配線をEBDでモデル化した後、シミュレーションを実行する旨の指示が入力されると、該シミュレーションを実行するステップと、
    を有する処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。

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