JP2007214638A - 同時双方向回路、該回路を備えた大規模集積回路並びに信号同時伝送方法 - Google Patents

同時双方向回路、該回路を備えた大規模集積回路並びに信号同時伝送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】2つの情報処理装置や大規模集積回路などの間で信号の送信及び受信を同一の伝送線路を介して同時にかつ双方向に行う場合の誤り発生時の解析性を向上させた同時双方向回路を提供する。
【解決手段】Vrefレベル検出回路46により、受信データeの復元に用いられた基準値が高レベル基準値VrefHか低レベル基準値VrefLかが検出され、エラー検出回路42で受信データjの誤りが検出されたとき、Vrefレベル検出回路46からの基準値レベル情報m,nに基づいて、受信データeの復元に用いられた基準値が高レベル基準値VrefHか低レベル基準値VrefLであるかが把握されるので、オシロスコープなどの測定装置を使用することなく、同受信データjの誤りが検出されたときの解析が円滑に行われる。
【選択図】図1

Description

この発明は、同時双方向回路、該回路を備えた大規模集積回路並びに信号同時伝送方法に係り、たとえば、2つの情報処理装置の間や、情報処理機能を有する2つの大規模集積回路などの間で、信号の送信及び受信を同一の伝送線路を介して同時にかつ双方向に行う場合に用いて好適な同時双方向回路、該回路を備えた大規模集積回路並びに信号同時伝送方法に関する。
近年、2つのLSI(Large Scale Integrated circuit、大規模集積回路)間などのデータ転送の転送速度の向上のために、パラレルデータ転送を用いる場合には、動作周波数の高速化に加え、データビット数が増加する傾向にあるが、従来から行われている単方向のパラレルデータ転送では、1ビットにつき送信及び受信で独立した信号線を設ける必要があり、LSIのパッケージのピン数が膨大になる。パッケージのピン数が増加すると、LSIテスタによるテストが困難となり、パッケージの寸法もピン数の増加に伴って大きくなり、歩留まりやコスト面で不利になるという問題点がある。このため、2つのLSIなどの間で伝送線路を介して双方向のパラレルデータ伝送を同時に行う同時双方向回路が提案されている。
図4は、この種の同時双方向回路を備えたLSIの要部の電気的構成を示すブロック図である。
このLSI1は、同図に示すように、内部論理回路11と、エラー検出回路12と、送信回路13と、受信回路14と、同期化回路15とから構成されている。これらのエラー検出回路12、送信回路13、受信回路14及び同期化回路15により、同時双方向回路が構成され、内部論理回路11は、この同時双方向回路を介して相手側のLSIなどとの間で相互にデータを送受信して所定の処理を行う。
図5は、図4中の送信回路13、受信回路14及び同期化回路15の内部の電気的構成と共に、LSI1が伝送線路3,4を介して相手側のLSI2に接続されている状態を示す図である。
送信回路13は、FF(フリップフロップ)21と、出力バッファ22と、FF23と、出力バッファ24とから構成されている。FF21は、内部論理回路11からの送信データaを、同内部論理回路11の動作と同期したクロックCLKのタイミングで取り込んで送信データd1として出力バッファ22へ出力する。出力バッファ22は、FF21からの送信データd1を、送信データbとして伝送線路3を介してLSI2に送出する。FF23は、クロックCLKの周波数を1/2に分周して送信データd2として出力バッファ24へ出力する。出力バッファ24は、FF23からの送信データd2をストローブ信号cとして伝送線路4を介してLSI2に送出する。
受信回路14は、入力バッファ31,32と、DLL(Delay Locked Loop )33とから構成されている。入力バッファ31は、コンパレータ31a,31bと、セレクタ31cとから構成されている。コンパレータ31aは、伝送線路3上の送信データbとLSI2からの受信データeとの合成データpを送信データd1の論理レベルに対応する高レベル基準値VrefHを用いてサンプリングする。この合成データpは、送信データbと受信データeとの合成により、最高データレベル(“H”)、最低データレベル(“L”)及び中間データレベル(“M”)を有している。コンパレータ31bは、合成データpを送信データd1の論理レベルに対応する低レベル基準値VrefLを用いてサンプリングする。セレクタ31cは、送信データd1が高レベル(“H”)のとき、コンパレータ31aの出力信号を選択する一方、同送信データd1が低レベル(“L”)のとき、コンパレータ31bの出力信号を選択することにより、受信データeを復元して受信データfとして出力する。
入力バッファ32は、コンパレータ32a,32bと、セレクタ32cとから構成されている。コンパレータ32aは、伝送線路4上のストローブ信号cとLSI2からのストローブ信号gとの合成信号qを送信データd2の論理レベルに対応する高レベル基準値VrefHを用いてサンプリングする。コンパレータ32bは、合成信号qを送信データd2の論理レベルに対応する低レベル基準値VrefLを用いてサンプリングする。セレクタ32cは、送信データd2が“H”のとき、コンパレータ32aの出力信号を選択する一方、同送信データd2が“L”のとき、コンパレータ32bの出力信号を選択することにより、ストローブ信号gを復元する。DLL33は、遅延素子による同期ループで構成され、セレクタ32cで復元されたストローブ信号gを、受信データfと所定の位相関係を保つように位相調整してストローブ信号hとして出力する。
同期化回路15は、たとえばFIFO(First In First Out)で構成され、受信データfをストローブ信号hのタイミングで書き込み、この後、クロックCLKのタイミングで受信データjとして読み出してエラー検出回路12へ送出する。エラー検出回路12は、受信データjの誤りを検出及び訂正して内部論理回路11へ送出し、同内部論理回路11は所定の処理を行う。また、LSI2もLSI1と同様の構成になっている。
この同時双方向回路では、内部論理回路11とLSI2(相手側)の図示しない内部論理回路との間で、1ビットのデータにつき1本の伝送線路を介して双方向のデータ伝送が同時に行われるので、LSI1,2のピン数が低減されると共に、大量のデータが低レイテンシ(latency、待ち時間)で転送される。
上記の同時双方向回路の他、従来、この種の技術としては、たとえば、次のような文献に記載されたものがある。
特許文献1に記載された同時双方向送受信装置では、自局から送信した信号が他局に到着するまでの時間を可変する可変遅延回路が設けられ、各端局からの送信信号のエッジ部同士が衝突する状態と衝突しない状態とが作り出される。そして、自局に到着した信号の信号確定時間幅内にクロック信号を同期させることにより、送信信号のエッジ部同士が衝突することに起因する受信回路の遅延時間変動の影響を受けずに、高速かつ正確に信号転送が行われる。
特許文献2に記載されたデータ伝送システムでは、同時双方向インタフェースを構成する入力回路が、使用する参照電圧の数だけ用意され、各入力回路には固定された参照電圧がそれぞれ与えられる。そして、レベルの高い参照電圧が与えられる入力回路には、nチャネル型MOSFETを差動素子とする差動増幅回路が用いられ、レベルの低い参照電圧が与えられる入力回路には、pチャネル型MOSFETを差動素子とする差動増幅回路が用いられ、自身の出力データに応じて2つの差動増幅回路の出力をセレクタで切り替えることにより、受信データが得られる。このため、同時双方向インタフェースを有する半導体集積回路の電源電圧が低電圧化されても、正確に受信データが判別される。
特許文献3に記載された同時双方向インタフェース回路では、データの送受信を行う2つのLSI1及びLSI2の間の伝送線路の配線長が、送受信波形のエッジが重ならないような位相になるように設定されている。そして、受信回路で受信される波形は、送信波形と受信波形の合成波形であり、同受信回路において、この合成波形から送信波形が除去され、所望の信号が得られる。合成波形からの送信波形の除去は、2種類の基準電位を送信波形に応じて切り替えることで実現される。
特開2002−314515号公報(要約書、図1) 特開2003−229917号公報(要約書、図1) 特開2005−012598号公報(要約書、図1)
しかしながら、上記従来の同時双方向回路では、次のような問題点があった。
すなわち、図5の同時双方向回路では、送信データbと受信データeとの合成データpは、“H”,“L”,“M”の3値を有しているが、入力バッファ31により高レベル基準値VrefH及び低レベル基準値VrefLを用いてサンプリングされ、“L”及び“H”の2値に変換される。この場合、送信データd1の論理レベルに基づいてコンパレータ31a,31bの出力信号が選択される構成となっているため、エラー検出回路12により受信データjの誤りが検出されても、同受信データjのみでは、高レベル基準値VrefH及び低レベル基準値VrefLのいずれが用いられた場合の誤りなのかが判別されない。このため、エラー検出回路12における受信データjの誤り発生時の解析性、すなわち誤り訂正を高精度で行う機能が不十分になるという問題点がある。
特に、同時双方向回路では、上記のように、合成データpが3値を有しているため、同合成データpの伝送波形のアイの高さが、通常のシングルエンド単方向伝送の半分であること、また、近年の動作周波数の増大、及び電源電圧の低電圧化により、ノイズや反射、データパタンの変化などの影響を受けやすくなり、動作マージンが非常に少なくなってきていることから、基準値(高レベル基準値VrefH及び低レベル基準値VrefL)の電圧レベルの高精度の設定、及び誤り訂正を高精度で行う解析性が重要である。
また、特許文献1に記載された同時双方向送受信装置は、送受信波形が同タイミングにならないように構成されているものであり、上記の問題点は、改善されない。また、特許文献2に記載されたデータ伝送システムは、半導体集積回路の電源電圧が低電圧化された場合に対応するものであり、上記の問題点を改善するものではない。
また、特許文献3に記載された同時双方向インタフェース回路では、伝送線路の配線長が、送受信波形のエッジが重ならないような位相になるように設定されているものであり、上記の問題点を改善するものではない。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、2つの情報処理装置などの間で同一の伝送線路を介して双方向のデータ伝送を同時に行う場合の誤り発生時の解析性を向上させた同時双方向回路、同回路を備えた大規模集積回路並びに信号同時伝送方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、第1の論理回路と第2の論理回路との間で伝送線路を介して双方向のパラレルデータ伝送を同時に行うための同時双方向回路に係り、前記第1(又は第2)の論理回路からの送信データを前記伝送線路を介して前記第2(又は第1)の論理回路に送信する送信回路と、前記伝送線路上の前記第1(又は第2)の論理回路からの送信データと前記第2(又は第1)の論理回路からの受信データとの合成データを前記送信データの論理レベルに対応する高レベル基準値又は低レベル基準値を用いてサンプリングすることにより、前記第2(又は第1)の論理回路からの前記受信データを復元する受信回路とを備え、該受信回路で前記受信データの復元に用いられた基準値が前記高レベル基準値か低レベル基準値かを表す基準値レベル情報を検出する基準値レベル検出回路と、前記受信回路で復元された前記受信データに対して、前記基準値レベル情報に基づいて誤りを訂正して前記第1(又は第2)の論理回路へ送出する誤り訂正回路とが設けられていることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の同時双方向回路に係り、前記合成データは、最高データレベル、最低データレベル及び中間データレベルを有し、前記高レベル基準値は、前記最高データレベルと前記中間データレベルとの間に設定され、前記低レベル基準値は、前記中間データレベルと前記最低データレベルとの間に設定されていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の同時双方向回路に係り、前記基準値レベル検出回路は、前記基準値レベル情報を、前記受信回路で復元された前記受信データと同一のレイテンシで前記誤り訂正回路へ送出する同期送出回路が設けられていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1、2又は3記載の同時双方向回路に係り、前記受信回路は、記合成データを前記高レベル基準値及び低レベル基準値を用いてサンプリングして2種類の受信データを生成し、前記送信データの論理レベルに基づいて選択して前記第2(又は第1)の論理回路からの前記受信データを復元する構成とされていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1、2又は3記載の同時双方向回路に係り、前記受信回路は、前記高レベル基準値又は低レベル基準値を前記送信データの論理レベルに基づいて選択し、選択された基準値を用いて前記合成データをサンプリングすることにより、前記受信データを復元する構成とされていることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、大規模集積回路に係り、請求項1乃至5のいずれか一に記載の同時双方向回路と論理回路とを備えてなることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、第1の論理回路と第2の論理回路との間で伝送線路を介して双方向のパラレルデータ伝送を同時に行うための信号同時伝送方法に係り、前記第1(又は第2)の論理回路からの送信データを前記伝送線路を介して前記第2(又は第1)の論理回路に送信する送信処理と、前記伝送線路上の前記第1(又は第2)の論理回路からの送信データと前記第2(又は第1)の論理回路からの受信データとの合成データを前記送信データの論理レベルに対応する高レベル基準値又は低レベル基準値を用いてサンプリングすることにより、前記第2(又は第1)の論理回路からの前記受信データを復元する受信処理と、該受信処理で前記受信データの復元に用いられた基準値が前記高レベル基準値か低レベル基準値かを表す基準値レベル情報を検出する基準値レベル検出処理と、前記受信処理で復元された前記受信データに対して、前記基準値レベル情報に基づいて誤りを訂正して前記第1(又は第2)の論理回路へ送出する誤り訂正処理とを行うことを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の信号同時伝送方法に係り、前記合成データは、最高データレベル、最低データレベル及び中間データレベルを有し、前記高レベル基準値は、前記最高データレベルと前記中間データレベルとの間に設定され、前記低レベル基準値は、前記中間データレベルと前記最低データレベルとの間に設定されていることを特徴としている。
この発明の構成によれば、基準値レベル検出回路により、受信データの復元に用いられた基準値が高レベル基準値か低レベル基準値かが検出され、誤り訂正回路で受信データの誤りが検出されたとき、基準値レベル検出回路からの基準値レベル情報に基づいて、受信データの復元に用いられた基準値が高レベル基準値か低レベル基準値であるかが把握されるので、オシロスコープなどの測定装置を使用することなく、同受信データの誤りが検出されたときの解析を円滑に行うことができ、誤り訂正を高精度で行うことができる。
受信データの復元に用いられた基準値が高レベル基準値か低レベル基準値かを表す基準値レベル情報を検出し、誤り訂正回路へ送出する同時双方向回路、同回路を備えた大規模集積回路並びに信号同時伝送方法を提供する。
図1は、この発明の一実施例である同時双方向回路を備えたLSIの要部の電気的構成を示すブロック図である。
この例のLSI40は、同図に示すように、内部論理回路41と、エラー検出回路42と、送信回路43と、受信回路44と、同期化回路45と、Vrefレベル検出回路46とから構成されている。これらのエラー検出回路42、送信回路43、受信回路44、同期化回路45及びVrefレベル検出回路46により、同時双方向回路が構成され、内部論理回路41は、この同時双方向回路を介して相手側のLSIなどとの間で相互にパラレルデータを送受信して所定の処理を行う。
図2は、図1中の送信回路43、受信回路44、同期化回路45及びVrefレベル検出回路46の内部の電気的構成を示す回路図である。
送信回路43は、FF(フリップフロップ)51と、出力バッファ52と、FF53と、出力バッファ54とから構成されている。FF51は、内部論理回路41からの送信データaを、同内部論理回路41の動作と同期したクロックCLKのタイミングで取り込んで送信データd1として出力バッファ52へ出力する。出力バッファ52は、FF51からの送信データd1を、送信データbとして図示しない伝送線路を介して相手側のLSIに送出する。FF53は、クロックCLKの周波数を1/2に分周して送信データd2として出力バッファ54へ出力する。出力バッファ54は、FF53からの送信データd2をストローブ信号cとして図示しない伝送線路を介して相手側のLSIに送出する。
受信回路44は、入力バッファ61,62と、DLL(Delay Locked Loop )63とから構成されている。入力バッファ61は、コンパレータ61a,61bと、セレクタ61cとから構成されている。コンパレータ61aは、図示しない伝送線路上の送信データbと相手側のLSIからの受信データeとの合成データpを送信データd1の論理レベルに対応する高レベル基準値VrefHを用いてサンプリングする。この合成データpは、送信データbと受信データeとの合成により、最高データレベル(“H”)、最低データレベル(“L”)及び中間データレベル(“M”)を有している。また、高レベル基準値VrefHは、最高データレベル(“H”)と中間データレベル(“M”)との間(すなわち、“H”の3/4の電位)に設定されている。また、この実施例では、送信データbの波形と受信データeの波形とは、それぞれの立上がりエッジ及び立下がりエッジが重ならないことが前提となっている。コンパレータ61bは、合成データpを送信データd1の論理レベルに対応する低レベル基準値VrefLを用いてサンプリングする。低レベル基準値VrefLは、中間データレベル(“M”)と最低データレベル(“L”)との間(すなわち、“H”の1/4の電位)に設定されている。セレクタ61cは、送信データd1が高レベル(“H”)のとき、コンパレータ61aの出力信号を選択する一方、同送信データd1が低レベル(“L”)のとき、コンパレータ61bの出力信号を選択することにより、受信データeを復元して受信データfとして出力する。
入力バッファ62は、コンパレータ62a,62bと、セレクタ62cとから構成されている。コンパレータ62aは、図示しない伝送線路上のストローブ信号cと相手側のLSIからのストローブ信号gとの合成信号qを送信データd2の論理レベルに対応する高レベル基準値VrefHを用いてサンプリングする。コンパレータ62bは、合成信号qを送信データd2の論理レベルに対応する低レベル基準値VrefLを用いてサンプリングする。セレクタ62cは、送信データd2が“H”のとき、コンパレータ62aの出力信号を選択する一方、同送信データd2が“L”のとき、コンパレータ62bの出力信号を選択することにより、ストローブ信号gを復元する。DLL63は、遅延素子による同期ループで構成され、セレクタ62cで復元されたストローブ信号gを、受信データfと所定の位相関係を保つように位相調整してストローブ信号hとして出力する。
同期化回路45は、たとえばFIFO(First In First Out)で構成され、受信データfをストローブ信号hのタイミングで書き込み、この後、クロックCLKのタイミングで受信データjとして読み出してエラー検出回路42へ送出する。
Vrefレベル検出回路46は、FF71,72と、FIFO73,74とから構成されている。FF71は、入力バッファ61からの受信データfの立上がりエッジで送信データd1を取り込んでデータu1として出力する。FF72は、受信データfの立下がりエッジで送信データd1を取り込んでデータu2として出力する。FIFO73は、データu1をストローブ信号hのタイミングで書き込み、この後、クロックCLKのタイミングで基準値レベル情報mとして読み出してエラー検出回路42へ送出する。この基準値レベル情報mは、受信データeの復元に用いられた基準値が高レベル基準値VrefHであることを表す。FIFO74は、データu2をストローブ信号hのタイミングで書き込み、この後、クロックCLKのタイミングで基準値レベル情報nとして読み出してエラー検出回路42へ送出する。この基準値レベル情報nは、受信データeの復元に用いられた基準値が低レベル基準値VrefLであることを表す。
これらのFIFO73,74により、基準値レベル情報m,nを、復元された受信データfと同一のレイテンシでエラー検出回路42へ送出する同期送出回路が構成されている。エラー検出回路42は、Vrefレベル検出回路46からの基準値レベル情報m,nに基づいて受信データjの誤りを検出及び訂正して内部論理回路41へ送出し、同内部論理回路41は所定の処理を行う。また、相手側のLSIもLSI40と同様の構成になっている。
図3は、図1の同時双方向回路の動作を説明する波形図である。
この図を参照して、この例の同時双方向回路に用いられる信号同時伝送方法の処理内容について説明する。
この同時双方向回路では、内部論理回路41からの送信データaが伝送線路を介して相手側のLSIの内部論理回路に送信され(送信処理)、同伝送線路上の送信データbと相手側のLSIの内部論理回路からの受信データeとの合成データpが送信データaの論理レベルに対応する高レベル基準値VrefH又は低レベル基準値VrefLを用いてサンプリングされることにより、相手側のLSIの内部論理回路からの受信データeが復元される(受信処理)。Vrefレベル検出回路46により、受信回路44で受信データeの復元に用いられた基準値が高レベル基準値VrefHか低レベル基準値VrefLかを表す基準値レベル情報m,nが検出され(基準値レベル検出処理)、同受信回路44で復元された受信データfに対して、基準値レベル情報m,nに基づいて誤りが訂正されて論理回路41へ送出される(誤り訂正処理)。
すなわち、この同時双方向回路では、同図3に示すように、送信データbと受信データeとの合成データpが入力バッファ61で受信され、同合成データpの信号レベルは、“H”、“L”及び“M”の3値となる。すなわち、送信データbが“L”のとき、受信データeが“L”であれば、合成データpが“L”となり、受信データeが“H”であれば、合成データpが“M”となる。また、送信データbが“H”のとき、受信データeが“L”であれば、合成データpが“M”となり、受信データeが“H”であれば、合成データpが“H”となる。従って、送信データd1の論理レベルに合わせて、セレクタ61cにより、コンパレータ61aの出力信号又はコンパレータ61bの出力信号が選択されることにより、受信データfが取り出される。これにより、同一の伝送線路を介して同時にかつ双方向に信号の送信及び受信が行われる。受信データfは、ストローブ信号hのタイミングで同期化回路45に書き込まれ、この後、クロックCLKのタイミングで受信データjとして読み出されてエラー検出回路42へ送出される。
Vrefレベル検出回路46では、入力バッファ61からの受信データfの立上がりエッジでFF71に送信データd1が取り込まれてデータu1として出力される。また、受信データfの立下がりエッジでFF72に送信データd1が取り込まれてデータu2として出力される。ここで、入力バッファ61のセレクタ61cによるコンパレータ61a,61bの出力信号の選択は、送信データd1の“H”/“L”に応じて行われるため、FF71,72に取り込まれた同送信データd1は、同入力バッファ61で合成データpをサンプリングしたときの基準値(高レベル基準値VrefH、又は低レベル基準値VrefL)と等価である。
FF71から出力されたデータu1は、ストローブ信号hのタイミングでFIFO73に書き込まれ、この後、クロックCLKのタイミングで基準値レベル情報mとして読み出されてエラー検出回路42へ送出される。また、FF72から出力されたデータu2は、ストローブ信号hのタイミングでFIFO74に書き込まれ、この後、クロックCLKのタイミングで基準値レベル情報nとして読み出されてエラー検出回路42へ送出される。
同期化回路45から送出された受信データjは、Vrefレベル検出回路46からの基準値レベル情報m,nと共に、エラー検出回路42で冗長ビットから期待値が割り出されて訂正が行われ、内部論理回路41へ送出される。この場合、エラー検出回路42では、受信データjが“L”から“H”へ遷移したときに誤りが発生した場合、基準値レベル情報mに基づいて訂正が行われ、同受信データjが“H”から“L”へ遷移したときに誤りが発生した場合、基準値レベル情報nに基づいて訂正が行われる。この後、内部論理回路41では、誤りが訂正された受信データjに基づいて所定の処理が行われる。
以上のように、この実施例では、Vrefレベル検出回路46により、受信データeの復元に用いられた基準値が高レベル基準値VrefHか低レベル基準値VrefLかが検出され、エラー検出回路42で受信データjの誤りが検出されたとき、Vrefレベル検出回路46からの基準値レベル情報m,nに基づいて、受信データeの復元に用いられた基準値が高レベル基準値VrefHか低レベル基準値VrefLであるかが把握されるので、オシロスコープなどの測定装置を使用することなく、同受信データjの誤りが検出されたときの解析が円滑に行われ、誤り訂正が高精度で行われる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成は同実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても、この発明に含まれる。
たとえば、Vrefレベル検出回路46は、図2の構成に限らず、基準値レベル情報m,nが受信データjと同様にクロックCLKのタイミングでエラー検出回路42へ送出される構成になっていれば、任意の構成で良い。また、Vrefレベル検出回路46のFF71,72は、受信データfの立上がり立下りの両エッジで送信データd1を取り込む1つのFFで構成しても良い。また、入力バッファ61,62は、送信データd1の論理レベルに基づいて高レベル基準値VrefH又は低レベル基準値VrefLを選択するセレクタと、この選択された基準値を用いて合成データpをサンプリングして受信データfを復元するコンパレータとで構成しても良い(請求項5に対応)。
また、高レベル基準値VrefH及び低レベル基準値VrefLの電圧レベルと、DLL63により調整されたストローブ信号hの位相とを可変することにより、相手側のLSIからの受信データeに対するストローブ信号gの位相関係を変えながら、3値(“L”,“M”,“H”)それぞれのエラーレートを記録するようにしても良い。これにより、受信データjのアイパターンが3値で再現され、LSIなどを動作させながら安定動作条件を求めることができる。
この発明は、2つの情報処理装置や情報処理機能を有する2つの大規模集積回路などにおいて、双方に含まれる各論理回路の間で双方向のデータ伝送を同時に行う場合全般に適用できる。
この発明の一実施例である同時双方向回路を備えたLSIの要部の電気的構成を示すブロック図である。 図1中の送信回路43、受信回路44、同期化回路45及びVrefレベル検出回路46の内部の電気的構成を示す回路図である。 図1の同時双方向回路の動作を説明する波形図である。 従来の同時双方向回路を備えたLSIの要部の電気的構成を示すブロック図である。 図4中の送信回路13、受信回路14及び同期化回路15の内部の電気的構成と共に、LSI1が伝送線路3,4を介して相手側のLSI2に接続されている状態を示す図である。
符号の説明
40 LSI(大規模集積回路)
41 内部論理回路(第1又は第2の論理回路)
42 エラー検出回路(誤り訂正回路、同時双方向回路の一部)
43 送信回路
44 受信回路
45 同期化回路
46 Vrefレベル検出回路(基準値レベル検出回路)
51,53 FF(フリップフロップ、送信回路43の一部)
52,54 出力バッファ(送信回路43の一部)
61,62 入力バッファ(受信回路44の一部)
61a,61b コンパレータ(入力バッファ61の一部)
61c セレクタ(入力バッファ61の一部)
62a,62b コンパレータ(入力バッファ62の一部)
62c セレクタ(入力バッファ62の一部)
63 DLL(Delay Locked Loop 、受信回路44の一部)
71,72 FF(フリップフロップ、基準値レベル検出回路の一部)
73,74 FIFO(同期送出回路、基準値レベル検出回路の一部)

Claims (8)

  1. 第1の論理回路と第2の論理回路との間で伝送線路を介して双方向のパラレルデータ伝送を同時に行うための同時双方向回路であって、
    前記第1(又は第2)の論理回路からの送信データを前記伝送線路を介して前記第2(又は第1)の論理回路に送信する送信回路と、
    前記伝送線路上の前記第1(又は第2)の論理回路からの送信データと前記第2(又は第1)の論理回路からの受信データとの合成データを前記送信データの論理レベルに対応する高レベル基準値又は低レベル基準値を用いてサンプリングすることにより、前記第2(又は第1)の論理回路からの前記受信データを復元する受信回路とを備え、
    該受信回路で前記受信データの復元に用いられた基準値が前記高レベル基準値か低レベル基準値かを表す基準値レベル情報を検出する基準値レベル検出回路と、
    前記受信回路で復元された前記受信データに対して、前記基準値レベル情報に基づいて誤りを訂正して前記第1(又は第2)の論理回路へ送出する誤り訂正回路とが設けられていることを特徴とする同時双方向回路。
  2. 前記合成データは、
    最高データレベル、最低データレベル及び中間データレベルを有し、
    前記高レベル基準値は、
    前記最高データレベルと前記中間データレベルとの間に設定され、
    前記低レベル基準値は、
    前記中間データレベルと前記最低データレベルとの間に設定されていることを特徴とする請求項1記載の同時双方向回路。
  3. 前記基準値レベル検出回路は、
    前記基準値レベル情報を、前記受信回路で復元された前記受信データと同一のレイテンシで前記誤り訂正回路へ送出する同期送出回路が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の同時双方向回路。
  4. 前記受信回路は、
    前記合成データを前記高レベル基準値及び低レベル基準値を用いてサンプリングして2種類の受信データを生成し、前記送信データの論理レベルに基づいて選択して前記第2(又は第1)の論理回路からの前記受信データを復元する構成とされていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の同時双方向回路。
  5. 前記受信回路は、
    前記高レベル基準値又は低レベル基準値を前記送信データの論理レベルに基づいて選択し、選択された基準値を用いて前記合成データをサンプリングすることにより、前記受信データを復元する構成とされていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の同時双方向回路。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一に記載の同時双方向回路と論理回路とを備えてなることを特徴とする大規模集積回路。
  7. 第1の論理回路と第2の論理回路との間で伝送線路を介して双方向のパラレルデータ伝送を同時に行うための信号同時伝送方法であって、
    前記第1(又は第2)の論理回路からの送信データを前記伝送線路を介して前記第2(又は第1)の論理回路に送信する送信処理と、
    前記伝送線路上の前記第1(又は第2)の論理回路からの送信データと前記第2(又は第1)の論理回路からの受信データとの合成データを前記送信データの論理レベルに対応する高レベル基準値又は低レベル基準値を用いてサンプリングすることにより、前記第2(又は第1)の論理回路からの前記受信データを復元する受信処理と、
    該受信処理で前記受信データの復元に用いられた基準値が前記高レベル基準値か低レベル基準値かを表す基準値レベル情報を検出する基準値レベル検出処理と、
    前記受信処理で復元された前記受信データに対して、前記基準値レベル情報に基づいて誤りを訂正して前記第1(又は第2)の論理回路へ送出する誤り訂正処理とを行うことを特徴とする信号同時伝送方法。
  8. 前記合成データは、
    最高データレベル、最低データレベル及び中間データレベルを有し、
    前記高レベル基準値は、
    前記最高データレベルと前記中間データレベルとの間に設定され、
    前記低レベル基準値は、
    前記中間データレベルと前記最低データレベルとの間に設定されていることを特徴とする請求項7記載の信号同時伝送方法。
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