JP2007213873A - 蓄電池 - Google Patents

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Takashi Hasegawa
長谷川  隆
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Abstract

【課題】通気性の確保とこの部位からの雨水や泥水等の浸入防止を、容易かつ安価に両立することのできる蓄電池を提供する。
【解決手段】蓄電池1の注液栓1c列の周囲の蓋板1b上面に、これら注液栓1c列の上方を覆う短冊状のフィルム部材2の長辺側の縁部2a,2a’を、接着剤3を用いて注液栓1c列に沿って固定するとともに、このフィルム部材2の幅方向中央部と蓋板1b上面との間に、フィルム部材2の一方の短辺側縁部2bから他方の短辺側縁部2b’にまで連続する空間(隙間S)を形成する。このフィルム部材2は、注液栓1c列の上部は覆うものの、その排気孔の真上は接着されておらず、電槽1a内で発生するガス等が十分に通ることのできる排気通路が確保される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電槽を密閉する電池蓋の上面に、電槽内で発生するガスを排出するための排気孔や排気部等の開口が設けられた蓄電池に関する。
自動車等の車両に搭載される鉛蓄電池には、電槽内で発生する水素ガス等を排出し、この電槽内の圧力を調整するために、注液時に脱着する液栓にガス抜き穴(排気孔など)が設けられているものが多い。
しかしながら、このようなガス抜き穴を有する蓄電池には、車両走行中の振動や温度上昇等により、このガス抜き穴から電槽内のバッテリ液が漏出してしまうという問題があった。そこで、このバッテリ液の漏出を防止すべく、電池の上面に、液栓の上方とその周囲を覆う樹脂製のガス透過膜や多孔質シートを配設する考案がなされている(例えば、特許文献1〜2等を参照。)。
実開昭61−124959号公報 実開昭61−120171号公報
ところで、このような蓄電池の排気孔は、通常、電槽を密閉する蓋部の上面に向けて開口するように形成されているのであるが、雨水等が液栓部に直接かかった際には、水がこの排気孔から電池内部に浸入(侵入)してしまう場合があった。また、泥・泥水や土が液栓部に付着した場合も、これら泥等により排気孔が塞がれてしまう恐れがある。
なお、この問題は、電池上面に注液口が設けられた液式の鉛蓄電池ばかりではなく、その他の領域に排気口等の開口が設けられた密閉式(制御弁式)の鉛蓄電池など、電池上面に排気部を有する蓄電池に共通の問題である。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、排気部の通気性の確保とこの部位からの雨水や泥水等の浸入防止を、容易かつ安価に両立することのできる蓄電池を提供することを目的としている。
本発明は、蓄電池上面のガス抜き穴とその周辺を、雨水や泥等の浸入を防ぐフィルム状の部材で覆うとともに、このフィルム部材を、ガス抜き穴の直上を除く領域に接着することにより、ガス抜き穴からフィルム部材の外へ至る排気通路を確保しようとするものである。
すなわち、前記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電池の上面に電槽内で発生するガスを排出する排気部が設けられた蓄電池であって、この排気部の周囲の電池上面に、該排気部の上方を覆うフィルム部材が固定されているとともに、このフィルム部材と前記電池上面との間に、少なくとも周囲の一方に向かって前記排気部を外部に連通させる隙間が形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、電池の上面に設けられた排気部の周囲に、該排気部を覆うフィルム部材を接着することにより、この排気部周りに雨水や泥等が直接かかるのが防止される。また、このフィルム部材は、排気部の上部は覆うものの、その開口の真上は接着されておらず、電槽内で発生するガス等が十分に通ることのできる通路が確保される。従って、本発明の蓄電池は、排気部の防水と通気性の維持を同時に達成することができる。
なお、本発明に用いられるフィルム部材の材料および形状は、特に限定されるものではない。例えば樹脂フィルム,油紙やアルミなどの金属フォイル等、非透水性を有する材料で構成すれば良く、またその形状も、膜状あるいは板状など、排気部の形状に合わせて適宜選択すれば良い。
また、本発明に用いられるフィルム部材を電池上面に固定する方法も、特に限定されるものではなく、電池上面の状態に合わせて、接着やその他の手段を適宜選択することができる。また、フィルム部材の縁部に予め接着剤を塗布したラベル状としても良い。
以下、図面を参照しつつこの発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態における蓄電池の構成を示す外観斜視図である。
この実施形態における蓄電池1の本体は、従来公知の鉛蓄電池と同様のものであり、略方形状に形成された樹脂製の電槽1aの上端開口部に、樹脂製の蓋板1bを熱溶着したものである。蓋板1bの上面には、電槽1aに補給するための複数の注液栓1c,1c,・・・が設けられており、この蓋板1bの上面からは、正負極の端子1d,1dが上方に突出している。また、図示は省略しているが、これら注液栓1cの個々には、電槽1a内部に連通して電槽1a内の圧力を調整する排気孔が形成されている。
本発明の第1実施形態における蓄電池の特徴は、図1のように、注液栓1c列の周囲の蓋板1b上面に、これら注液栓1c列の上方を覆う短冊状のフィルム部材2の長辺側の縁部2a,2a’が、注液栓1c列に沿って接着剤3で固定されている点である。また、この短冊状フィルム部材2の幅方向中央部と蓋板1b上面との間には、フィルム部材2の一方の短辺側縁部2bから他方の短辺側縁部2b’にまで連続する空間(隙間S)が形成されている。なお、描画の都合上、このフィルム部材2と蓋板1bとの間の隙間は、実際の製品における隙間より誇張して描かれている。
本実施形態で用いられる短冊状フィルム部材2は、例えば、非透水性の樹脂からなる薄板(薄膜)状であり、その長辺側縁部2a,2a’に、所定の幅で予め接着剤3が塗布されたラベル様である。そのため、このフィルム部材2を蓄電池1上面に貼り付ける際は、特別な作業を必要とせず、素早く貼り付けることが可能で、貼付工程の機械化(自動化)も比較的容易に行なうことができるというメリットがある。
以上の構成により、この実施形態の蓄電池1は、これら排気孔を有する注液栓1c周りに、車両の走行等に起因する雨水や泥等が直接かかるのが防止される。また、このフィルム部材2は、注液栓1c列の上部は覆うものの、その排気孔の真上は接着されておらず、電槽1a内で発生するガス等が十分に通ることのできる排気通路が確保される。従って、本実施形態における蓄電池は、排気孔部位の防水と通気性の維持を、容易にかつ最小限のコストアップで実現することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図2は、本発明の第2実施形態における蓄電池の構成を示す外観斜視図である。この第2実施形態における蓄電池1も、基本的な構成は第1実施形態における鉛蓄電池と同様である。
第2実施形態における蓄電池が、前述の第1実施形態と異なる点は、フィルム部材2と蓋板1b上面との間に、ゴムからなる棒状部材4,4,4が介在配置されている点である。この棒状部材4は、図2のように、フィルム部材2の長手方向両端となる短辺側縁部2b,2b’近傍とその長手方向の略中間位置に配置されており、蓋板1bとの間に空間(隙間)を形成するフィルム部材2の幅方向中央部に「張り」を与えている。
以上の構成によっても、フィルム部材2の一方の短辺側縁部2bから他方の短辺側縁部2b’にまで連続する空間(隙間)が形成され、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、これら棒状部材4が、フィル部材2の潰れを防ぐリブとして機能するため、輸送や設置作業中にフィルム上面からの荷重を受けた場合でも、フィルム部材2と蓋板1b上面との間の空間をより確実に維持することが可能になる。
なお、これら棒状部材4を形成する素材は特に限定されたものではなく、例えばゴムまたは軟質の樹脂等、適度な弾性を有する材料で構成すれば良い。また、その断面形状も、角柱状、円柱状または半円状など、配置する部位の形状に合わせて適宜選択すれば良く、棒状部材4自身に、通気性を向上させる穴や切り欠き等を設けるか、あるいは、棒状部材4そのものを多孔質として通気性を持たせても良い。
また、棒状部材4を配置する位置も、排気孔等の開口の真上を除く領域を適宜選択すれば良く、この棒状部材4自身を電池上面に直接接着するか、あるいは、電池蓋の一部形状として、この蓄電池に一体に形成しても良い。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図3は、本発明の第3実施形態における蓄電池の構成を示す外観斜視図である。この第3実施形態における蓄電池1も、基本的な構成は第1・2実施形態における鉛蓄電池と同様であるが、この蓄電池は密閉式(制御弁式)の鉛蓄電池であるため、蓋板1bの上面には、第1・2実施形態における注液栓1cに代わり、排気孔1f,1fを有する上蓋1eが配置されている。
第3実施形態における蓄電池の特徴は、フィルム部材2に覆われる蓋板1bの上面領域に、前記排気孔1f,1fを外部に連通させる縦横の溝1g,1g,・・・が形成されている点である。
以上の構成によって、この蓄電池は、フィルム部材2が上方からの荷重等によって押しつぶされた(すなわち、フィルム部材2が蓋板1bに密着した)状態でも、排気孔1fから外部に通じる空間(隙間)が維持され、第1・第2実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、これら溝1gの形状およびパターンも特に限定されたものではなく、排気孔1f等の配置により適宜変更することができる。また、この溝1gに加え、第2実施形態における棒状部材4を併用しても良い。
また、これら実施形態においては、自動車用の鉛蓄電池を例について説明したが、蓄電池は自動車用に限られたものではなく、その外観形状も特に限定されない。また、電池上面に注液口が設けられた液式の鉛蓄電池や、その他の領域に排気口等の開口が設けられた密閉式(制御弁式)の鉛蓄電池ばかりではなく、本発明は、電池上面に排気部を有する蓄電池に広く適用でき得ることは勿論である。
本発明の第1実施形態における蓄電池の構成を示す外観斜視図である。 本発明の第2実施形態における蓄電池の構成を示す外観斜視図である。 本発明の第2実施形態における蓄電池の構成を示す外観斜視図である。
符号の説明
1 蓄電池
1a 電槽 1b 蓋板 1c 注液栓 1d 端子
1e 上蓋 1f 排気孔 1g 溝
2 フィルム部材
2a,2a’ 長辺側縁部 2b,2b’ 短辺側縁部
3 接着剤
4 棒状部材
S 隙間

Claims (1)

  1. 電池の上面に電槽内で発生するガスを排出する排気部が設けられた蓄電池であって、
    この排気部の周囲の電池上面に、該排気部の上方を覆うフィルム部材が固定されているとともに、このフィルム部材と前記電池上面との間に、少なくとも周囲の一方に向かって前記排気部を外部に連通させる隙間が形成されていることを特徴とする蓄電池。
JP2006030302A 2006-02-07 2006-02-07 蓄電池 Pending JP2007213873A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008071693A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 鉛蓄電池
CN106784489A (zh) * 2017-01-20 2017-05-31 江门市大长江集团有限公司 电池盒、电芯安装组件及电池包
WO2020196267A1 (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 三洋電機株式会社 電池パック
WO2020226303A1 (ko) * 2019-05-03 2020-11-12 주식회사 엘지화학 위험감지 전지 셀

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