JP2007211857A - Electromagnetic spool valve - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ソレノイドコイルへの通電により発生する磁気吸引力を駆動力として、スプールを変位させ流体流路の切替等を行う電磁スプール弁に関する。 The present invention relates to an electromagnetic spool valve that switches a fluid flow path by displacing a spool using a magnetic attraction force generated by energization of a solenoid coil as a driving force.
〔従来の技術〕
従来から、自動変速機における油圧回路の切り替えや、バルブ可変タイミング装置における油圧の供給等に電磁スプール弁が採用されている。
[Conventional technology]
Conventionally, an electromagnetic spool valve has been employed for switching a hydraulic circuit in an automatic transmission, supplying hydraulic pressure in a variable valve timing device, and the like.
従来の電磁スプール弁100は、例えば図3に示すように、軸方向に変位するスプール101と、スプール101を軸方向に摺動自在に収容するスリーブ102と、スプール101およびスリーブ102の軸方向一方側に配置され、通電を受けて磁気吸引力を発生するソレノイドコイル103と、ソレノイドコイル103の内周側に配置され、磁気吸引力により軸方向他方側に変位し、ロッド104を介してスプール101を変位させるプランジャ105と、ソレノイドコイル103の軸方向他方側および内周側に配置されて磁束を通すとともに、プランジャ105を軸方向に摺動自在に収容するコアステータ106と、ソレノイドコイル103の軸方向一方側および外周側に配置されて磁束を通すヨーク107とを備える。
For example, as shown in FIG. 3, a conventional
ここで、コアステータ106の軸方向一方部分108は、筒状に設けられて軸方向一方側に開口しヨーク107の一端部分により覆われている。そして、この軸方向一方部分108の内周側にプランジャ105が摺接して収容され、プランジャ105の軸方向一方側および軸方向他方側に、それぞれプランジャ一方側内部空間109、プランジャ他方側内部空間110が形成される。また、コアステータ106の軸方向他方部分111は、ロッド104の軸受けをなし、スリーブ102の内部に形成されるスリーブ側内部空間112とプランジャ他方側内部空間110との間を区画する。
Here, one
そして、ロッド104やプランジャ105の移動に伴いプランジャ一方側内部空間109やプランジャ他方側内部空間110に気体を円滑に流出入させるため、内部呼吸路113、内外呼吸路114が設けられている。
An
内部呼吸路113は、コアステータ106の内部で気体を流出入させるものであり、プランジャ105を貫通するように設けられている。すなわち、内部呼吸路113は、コアステータ106の内部に形成されるプランジャ一方側内部空間109と、同じくコアステータ106の内部に形成されるプランジャ他方側内部空間110との間で気体を流出入させる。
The
内外呼吸路114は、コアステータ106の内部とコアステータ106の外部とで気体を流出入させるものであり、軸方向他方部分111を貫通するように設けられている。すなわち、内外呼吸路114は、コアステータ106の内部に形成されるプランジャ他方側内部空間110と、コアステータ106の外部に形成されるスリーブ側内部空間112との間で気体を流出入させる。
The inside /
この内外呼吸路114は、プランジャ一方側内部空間109とプランジャ他方側内部空間110とを合わせたコアステータ106の全内部空間を円滑に拡縮させる機能を果たしている。すなわち、プランジャ105が移動して、ロッド104のプランジャ他方側内部空間110への進入量が増減すると、コアステータ106の全内部空間は、ロッド104の進入量の増減に応じて拡縮する。そこで、内外呼吸路114は、ロッド104の進入量の増減に応じて、プランジャ他方側内部空間110とスリーブ側内部空間112との間で気体を流出入させ、コアステータ106の全内部空間を円滑に拡縮させる。
The inside /
ところで、内外呼吸路114は、磁束を通すためのコアステータ106を貫通して設けられるため、内外呼吸路114の径は、できるだけ小さいほうが好ましい。しかし、径が小さいほど、内外呼吸路114を貫通させる作業は煩雑になりコストが高くなる。
By the way, since the inner /
そこで、軸方向他方部分111の内、内周側の部分であってロッド104の軸受けをなす部分を第2コア部材として別体とし、この第2コア部材を、筒状に設けた第1コア部材の内周側に嵌着することでコアステータ106を構成する技術が考えられている(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、第2コア部材の外周面、または第1コア部材の内周面に溝等を設けることで、内外呼吸路114を形成することができる。そして、部材の外周面や内周面に溝等を設ける作業は、部材を貫通して呼吸路を設ける作業よりも簡便であるため、コストも低くなる。
Therefore, a portion of the other
〔従来技術の不具合〕
しかし、スリーブ側内部空間112には、オイルが流動する内部流動部115から、オイルがリークしており、このオイルには鉄粉等の異物が含まれている。そして、この異物を含んだオイルが、内外呼吸路114を経由してプランジャ105まで到達し、プランジャ105の摺動を阻害する虞がある。
However, in the sleeve side
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、内外呼吸路を設ける作業を低コストに維持しながら、異物を含んだオイル等の流体が内外呼吸路を経由してプランジャに到達し、プランジャの摺動を阻害する虞を低減することにある。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and its purpose is to maintain a work for providing an internal / external breathing path at a low cost, while fluids such as oil containing foreign substances pass through the internal / external breathing path. It is to reduce the possibility of reaching the plunger via and obstructing the sliding of the plunger.
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の電磁スプール弁は、軸方向に変位するスプールと、スプールの軸方向一方側に配置され、通電を受けて磁気吸引力を発生するソレノイドコイルと、ソレノイドコイルの内周側に配置され、磁気吸引力により軸方向他方側に変位してスプールを変位させるプランジャと、ソレノイドコイルの軸方向他方側および内周側に配置されて磁束を通すとともに、プランジャを軸方向に摺動自在に収容するコアステータとを備える。
[Means of Claim 1]
The electromagnetic spool valve according to
そして、コアステータは、環状に設けられ、ソレノイドコイルの軸方向他方側に配置されて磁束を通す第1コアステータと、ソレノイドコイルおよび第1コアステータの内周側に配置されて磁束を通すとともに、軸方向一方部分にてプランジャを摺動自在に収容する第2コアステータとからなる。
さらに、第2コアステータの外周面の一部は、第2コアステータの外周側に配置される部材の内周面の一部とともに、第2コアステータの軸方向一方側と第2コアステータの軸方向他方側との間で気体を流出入させる呼吸路を形成する。
The core stator is provided in an annular shape, and is disposed on the other axial side of the solenoid coil so as to pass the magnetic flux. The core stator is disposed on the inner peripheral side of the solenoid coil and the first core stator so as to pass the magnetic flux. It consists of the 2nd core stator which accommodates a plunger slidably in one part.
Further, a part of the outer peripheral surface of the second core stator, together with a part of the inner peripheral surface of the member disposed on the outer peripheral side of the second core stator, is one side in the axial direction of the second core stator and the other side in the axial direction of the second core stator. A breathing path is formed to allow gas to flow in and out.
ここで、第2コアステータの軸方向一方側には、プランジャ一方側内部空間が形成され、第2コアステータの軸方向他方側には、スリーブ側内部空間が形成される。このため、本発明の呼吸路は、内外呼吸路の機能を果たすことができる。そして、本発明の呼吸路が内外呼吸路として機能すると、異物を含んだオイル等の流体がプランジャに到達するのに要する距離は、従来の内外呼吸路よりも長くなる。すなわち、従来の内外呼吸路は、スリーブ側内部空間とプランジャ他方側内部空間とを連通するのに対し、本発明の呼吸路による内外呼吸路は、スリーブ側内部空間とプランジャ一方側内部空間とを連通するからである。 Here, a plunger one-side internal space is formed on one axial side of the second core stator, and a sleeve-side internal space is formed on the other axial side of the second core stator. For this reason, the respiratory tract of the present invention can fulfill the function of the internal and external respiratory tract. When the breathing path of the present invention functions as an inside / outside breathing path, the distance required for a fluid such as oil containing a foreign substance to reach the plunger becomes longer than the conventional inside / outside breathing path. That is, the conventional internal / external breathing path communicates the sleeve side internal space and the plunger other side internal space, whereas the internal / external breathing path according to the present invention includes the sleeve side internal space and the plunger one side internal space. It is because it communicates.
また、本発明の呼吸路の軸方向他方側の部分は、第1コアステータと第2コアステータとで形成される。このため、第1コアステータと第2コアステータとの間で磁束が受け渡されることで、鉄系の異物が捕獲されやすくなる。 Moreover, the axial direction other side part of the respiratory path of this invention is formed with a 1st core stator and a 2nd core stator. For this reason, it is easy for iron-based foreign substances to be captured by passing the magnetic flux between the first core stator and the second core stator.
このように、異物を含んだオイル等の流体がプランジャに到達するのに要する距離が長くなること、および本発明の呼吸路の軸方向他方側の部分で鉄系の異物が捕獲されやすくなることにより、異物が内外呼吸路を経由してプランジャに到達し、プランジャの摺動を阻害する虞を低減することができる。 As described above, the distance required for a fluid such as oil containing foreign matter to reach the plunger is increased, and iron-based foreign matters are easily captured at the other axial portion of the respiratory path of the present invention. Thus, it is possible to reduce the possibility that the foreign substance reaches the plunger via the inside / outside breathing path and inhibits the sliding of the plunger.
さらに、本発明の呼吸路は、第2コアステータの外周面の一部、および第2コアステータの外周側に配置される部材の内周面の一部により形成されるため、部材を貫通して設ける必要がない。このため、本発明の呼吸路を設ける作業は簡便であり低コストである。 Furthermore, since the respiratory path of the present invention is formed by a part of the outer peripheral surface of the second core stator and a part of the inner peripheral surface of the member disposed on the outer peripheral side of the second core stator, the breathing path is provided through the member. There is no need. For this reason, the operation | work which provides the respiratory path of this invention is simple and low-cost.
したがって、内外呼吸路を設ける作業を低コストに維持しながら、異物を含んだオイル等の流体が内外呼吸路を経由してプランジャに到達し、プランジャの摺動を阻害する虞を低減することができる。 Therefore, it is possible to reduce the possibility that fluids such as oil containing foreign substances reach the plunger via the internal / external breathing path and obstruct the sliding of the plunger while maintaining the work of providing the internal / external breathing path at low cost. it can.
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載の電磁スプール弁は、ソレノイドコイルの軸方向一方側および外周側に配置されて磁束を通すヨークを備える。
これにより、本発明の呼吸路の軸方向一方側の部分は、ヨークと第2コアステータとで形成される。このため、ヨークと第2コアステータとの間で磁束が受け渡されることで、鉄系の異物が、さらに捕獲されやすくなる。この結果、異物が内外呼吸路を経由してプランジャに到達しプランジャの摺動を阻害する虞を、さらに低減することができる。
[Means of claim 2]
According to a second aspect of the present invention, the electromagnetic spool valve includes a yoke that is disposed on one side and the outer peripheral side of the solenoid coil in the axial direction and allows the magnetic flux to pass therethrough.
Thereby, the axial direction one side part of the respiratory path of this invention is formed with a yoke and a 2nd core stator. For this reason, when the magnetic flux is transferred between the yoke and the second core stator, iron-based foreign matters are more easily captured. As a result, it is possible to further reduce the possibility that the foreign matter reaches the plunger via the inside / outside breathing path and obstructs the sliding of the plunger.
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載の電磁スプール弁によれば、呼吸路は、第2コアステータの外周部の一部を軸方向にカットすることで設けられる外周面により形成される。
この手段は、本発明の呼吸路を形成する一方法を示すものである。
[Means of claim 3]
According to the electromagnetic spool valve of the third aspect, the breathing path is formed by the outer peripheral surface provided by cutting a part of the outer peripheral portion of the second core stator in the axial direction.
This means represents one method of forming the respiratory tract of the present invention.
〔請求項4の手段〕
請求項4に記載の電磁スプール弁によれば、第2コアステータの軸方向一方部分の外周側に磁性材からなる環状体が配置されている。
この環状体は、ヨークの軸方向一方部分の軸方向厚みを減らしヨークのプレス成形を可能にしたり、ヨークの軸方向一方部分とコアステータとの間に生じる隙間を埋めて磁気効率を上げたりするために配置される(ヨークは、他端部分がかしめ固定されるため、軸方向一方部分は自由度が高く隙間が生じやすい)。
そして、この環状体を配置することで、本発明の呼吸路はさらに迷路状になるため、異物が呼吸路で捕獲される確率が高まる。
[Means of claim 4]
According to the electromagnetic spool valve of the fourth aspect, the annular body made of the magnetic material is disposed on the outer peripheral side of the one axial portion of the second core stator.
This annular body reduces the axial thickness of one part of the yoke in the axial direction and enables press molding of the yoke, or fills the gap formed between the one part of the yoke in the axial direction and the core stator to increase the magnetic efficiency. (Because the other end portion of the yoke is caulked and fixed, one portion in the axial direction has a high degree of freedom and a gap is likely to occur.)
And by arrange | positioning this annular body, since the respiratory tract of this invention becomes a maze shape further, the probability that a foreign material will be captured by a respiratory tract increases.
最良の形態1の電磁スプール弁は、軸方向に変位するスプールと、スプールの軸方向一方側に配置され、通電を受けて磁気吸引力を発生するソレノイドコイルと、ソレノイドコイルの内周側に配置され、磁気吸引力により軸方向他方側に変位してスプールを変位させるプランジャと、ソレノイドコイルの軸方向他方側および内周側に配置されて磁束を通すとともに、プランジャを軸方向に摺動自在に収容するコアステータと、ソレノイドコイルの軸方向一方側および外周側に配置されて磁束を通すヨークとを備える。
The electromagnetic spool valve of the
そして、コアステータは、環状に設けられ、ソレノイドコイルの軸方向他方側に配置されて磁束を通す第1コアステータと、ソレノイドコイルおよび第1コアステータの内周側に配置されて磁束を通すとともに、軸方向一方部分にてプランジャを摺動自在に収容する第2コアステータとからなる。
さらに、第2コアステータの外周面の一部は、第2コアステータの外周側に配置される部材の内周面の一部とともに、第2コアステータの軸方向一方側と第2コアステータの軸方向他方側との間で気体を流出入させる呼吸路を形成する。
The core stator is provided in an annular shape, and is disposed on the other axial side of the solenoid coil so as to pass the magnetic flux. The core stator is disposed on the inner peripheral side of the solenoid coil and the first core stator so as to pass the magnetic flux. It consists of the 2nd core stator which accommodates a plunger slidably in one part.
Further, a part of the outer peripheral surface of the second core stator, together with a part of the inner peripheral surface of the member disposed on the outer peripheral side of the second core stator, is one side in the axial direction of the second core stator and the other side in the axial direction of the second core stator. A breathing path is formed to allow gas to flow in and out.
また、呼吸路は、第2コアステータの外周部の一部を軸方向にカットすることで設けられる外周面により形成される。 The breathing path is formed by an outer peripheral surface provided by cutting a part of the outer peripheral portion of the second core stator in the axial direction.
最良の形態2の電磁スプール弁によれば、第2コアステータの軸方向一方部分の外周側に磁性材からなる環状体が配置されている。
According to the electromagnetic spool valve of the
〔実施例1の構成〕
実施例1の電磁スプール弁1の構成を、図1を用いて説明する。
電磁スプール弁1は、図1に示すように、軸方向に変位して流体流路(図示せず)を切り替えるスプール2と、スプール2を軸方向に摺動自在に収容するスリーブ3と、スプール2の軸方向一方側に配置され、通電を受けて磁気吸引力を発生するソレノイドコイル4と、ソレノイドコイル4の軸方向一方側および外周側に配置されて磁束を通すヨーク5と、ソレノイドコイル4の内周側に配置され、磁気吸引力により軸方向他方側に変位し、ロッド6を介してスプール2を変位させるプランジャ7と、ソレノイドコイル4の軸方向他方側および内周側に配置されて磁束を通すとともに、プランジャ7を軸方向に摺動自在に収容するコアステータ8とを備える。
[Configuration of Example 1]
The configuration of the
As shown in FIG. 1, the
なお、この電磁スプール弁1は、各所にOリング9が装着されて、コアステータ8の内部に形成される空間(後記するプランジャ一方側内部空間13およびプランジャ他方側内部空間14)やコアステータ8の外部に形成される空間(後記するスリーブ側内部空間15)の気密性、およびスリーブ3とスプール2とで形成されオイル等の流体が流動する内部流動部16の液密性が保持されている。
The
スプール2は、スリーブ3と摺接する複数の大径部18〜20が軸方向一方側に向かって順次に設けられ、スリーブ3とともにオイル等の流体が流動する内部流動部16を形成する。スプール2の軸方向他端には復元バネ21が装着され、スプール2は、常時、復元バネ21により軸方向一方側に付勢されている。また、スプール2の軸方向一端にはロッド6の他端が当接し、ロッド6を介して、スプール2からプランジャ7に復元バネ21による付勢力が伝達され、プランジャ7からスプール2に磁気吸引力が伝達される。
The
スリーブ3には、内部流動部16と外部の流体流路とを連通する複数の開口部22が設けられている。そして、スプール2の変位に伴い大径部18〜20が開口部22を開閉することで、流体流路が切り替えられる。また、最も軸方向一方側に設けられた大径部20により、内部流動部16は封鎖され、大径部20の軸方向一方側には、スリーブ3の内部空間(スリーブ側内部空間15)が形成されている。
The sleeve 3 is provided with a plurality of
なお、このスリーブ側内部空間15は、別途、設けられた開口部(図示せず)により、常時、大気開放されている。また、スリーブ側内部空間15には、内部流動部16からオイル等の流体が異物を含んでリークする。
The sleeve-side
ソレノイドコイル4は、電源(図示せず)から給電を受けるための端子25等とともに樹脂モールドされ、略円筒状の樹脂部26に内蔵されている。
The solenoid coil 4 is resin-molded together with a terminal 25 for receiving power from a power source (not shown) and is built in a substantially
ヨーク5は、軸方向他方側に開口する筒状体をなす。そして、ヨーク5の軸方向一方部分は、軸方向および径方向にそれぞれ所定の厚みを有するように段状に設けられ、段部28をなす。そして、段部28に樹脂部26が配置され、さらに樹脂部26の他方側に、後記する第1コアステータ30およびスリーブ3の一端部分が配置されている。そして、この状態でヨーク5の他端部分がスリーブ3の一端部分にかしめられ、これにより、電磁スプール弁1は、一体として構成される。
The
プランジャ7は、円柱状に設けられ、コアステータ8に摺動自在に収容されている。また、プランジャ7の他端面にはロッド6の一端が当接している。そして、ソレノイドコイル4に通電が行われ磁気吸引力が発生すると、プランジャ7は、軸方向他方側に変位するとともに、ロッド6を介してスプール2を軸方向他方側に変位させる。また、ソレノイドコイル4への通電が停止され磁気吸引力が消滅すると、プランジャ7は、ロッド6を介してスプール2から復元バネ21の付勢力を受けて軸方向一方側に変位する。
The
コアステータ8は、環状に設けられ、ソレノイドコイル4の軸方向他方側に配置されて磁束を通す第1コアステータ30と、ソレノイドコイル4および第1コアステータ30の内周側に配置されて磁束を通すとともに、プランジャ7を摺動自在に収容する第2コアステータ31とからなる。
The
第1コアステータ30は、軸方向においてスリーブ3の一端部分と樹脂部26の他端部分とにより挟まれ、径方向においてヨーク5と第2コアステータ31とにより挟まれて配置されている。そして、第1コアステータ30は、ソレノイドコイル4の軸方向他方側において、ヨーク5および第2コアステータ31との間で、それぞれ磁束を受け渡す。また、第1コアステータ30は、外気に曝されるため防錆処理が施される。
The
第2コアステータ31は、プランジャ7を摺動自在に収容する軸方向一方部分33と、ロッド6を軸受けする軸方向他方部分34とからなる。また、第2コアステータ31は、ロッド6やプランジャ7に摺接されるためガス軟窒化処理等の表面硬化処理が施される。
The
軸方向一方部分33は、筒状に設けられ、軸方向一方側がヨーク5の一端部分36により覆われている。そして、この軸方向一方部分33の内周側にプランジャ7が摺接して収容され、プランジャ7の軸方向一方側および軸方向他方側に、それぞれプランジャ一方側内部空間13、プランジャ他方側内部空間14が形成される。また、軸方向一方部分33は、ヨーク5の段部28との間で磁束を受け渡す。
The one
軸方向他方部分34は、ロッド6の軸受けをなすとともに、スリーブ側内部空間15とプランジャ他方側内部空間14との間を区画する。軸方向他方部分34は、第1コアステータ30との間で磁束を受け渡す。
The other
また、電磁スプール弁1では、ロッド6やプランジャ7の移動に伴いプランジャ一方側内部空間13やプランジャ他方側内部空間14に気体を円滑に流出入させるため、内部呼吸路38、内外呼吸路39が設けられている。
Further, in the
内部呼吸路38は、コアステータ8の内部で気体を流出入させるものであり、プランジャ7を貫通するように設けられている。すなわち、内部呼吸路38は、コアステータ8の内部に形成されるプランジャ一方側内部空間13と、同じくコアステータ8の内部に形成されるプランジャ他方側内部空間14との間で気体を流出入させる。
The
内外呼吸路39は、コアステータ8の内部とコアステータ8の外部とで気体を流出入させるものであり、第2コアステータ31の外周面の一部と第2コアステータ31の外周側に配置される部材の内周面の一部とで形成される。すなわち、図1(b)に示すように、第2コアステータ31の外周部の一部は、軸方向にカットされて平坦な外周面(平坦面40と呼ぶ)をなす。そして、この平坦面40が、第2コアステータ31の外周側に配置される部材の内周面の一部とともに内外呼吸路39を形成する。
The inside /
なお、第2コアステータ31の外周側に配置され第2コアステータ31とともに内外呼吸路39を形成する部材とは、第1コアステータ30、樹脂部26、およびヨーク5の段部28である。
The members arranged on the outer peripheral side of the
そして、内外呼吸路39は、コアステータ8の内部に形成されるプランジャ一方側内部空間13と、コアステータ8の外部に形成されるスリーブ側内部空間15との間で気体を流出入させる。
The inside /
この内外呼吸路39は、プランジャ一方側内部空間13とプランジャ他方側内部空間14とを合わせたコアステータ8の全内部空間(以下、全内部空間と呼ぶ)を円滑に拡縮させる機能を果たしている。すなわち、プランジャ7が移動して、ロッド6のプランジャ他方側内部空間14への進入量(以下、ロッド6の進入量と呼ぶ)が増減すると、全内部空間は、ロッド6の進入量の増減に応じて拡縮する。そこで、内外呼吸路39は、ロッド6の進入量の増減に応じて、プランジャ一方側内部空間13とスリーブ側内部空間15との間で気体を流出入させ、全内部空間を円滑に拡縮させる。
The inside /
〔実施例1の作用〕
実施例1の電磁スプール弁1の作用を、図1を用いて説明する。
ソレノイドコイル4に通電が行われると、プランジャ7が軸方向他方側に変位するので、プランジャ一方側内部空間13の容積が増加し、プランジャ他方側内部空間14の容積が減少する。同時に、ロッド6が軸方向他方側に変位してロッド6の進入量が減少するので、全内部空間の容積が増加する。
[Operation of Example 1]
The operation of the
When the solenoid coil 4 is energized, the
このため、内部呼吸路38を経由して、プランジャ他方側内部空間14からプランジャ一方側内部空間13に気体が流れるとともに、内外呼吸路39を経由して、スリーブ側内部空間15からプランジャ一方側内部空間13に気体が流れる。この結果、プランジャ一方側内部空間13の容積は、プランジャ他方側内部空間14からの流入量と、スリーブ側内部空間15からの流入量との合計だけ増加する。
For this reason, gas flows from the plunger other side
また、ソレノイドコイル4への通電が停止されると、プランジャ7が軸方向一方側に変位するので、プランジャ他方側内部空間14の容積が増加し、プランジャ一方側内部空間13の容積が減少する。同時に、ロッド6が軸方向一方側に変位してロッド6の進入量が増加するので、全内部空間の容積が減少する。
Further, when the energization of the solenoid coil 4 is stopped, the
このため、内部呼吸路38を経由して、プランジャ一方側内部空間13からプランジャ他方側内部空間14に気体が流れるとともに、内外呼吸路39を経由して、プランジャ一方側内部空間13からスリーブ側内部空間15に気体が流れる。この結果、プランジャ一方側内部空間13の容積は、プランジャ他方側内部空間14への流出量と、スリーブ側内部空間15への流出量との合計だけ減少する。
For this reason, gas flows from the plunger one side
〔実施例1の効果〕
実施例1の電磁スプール弁1によれば、コアステータ8は、環状に設けられ、ソレノイドコイル4の軸方向他方側に配置されて磁束を通す第1コアステータ30と、ソレノイドコイル4および第1コアステータ30の内周側に配置されて磁束を通すとともに、軸方向一方部分33にてプランジャ7を摺動自在に収容する第2コアステータ31とからなる。また、第2コアステータ31の外周部の一部は、軸方向にカットされて平坦面40をなす。そして、平坦面40は、第1コアステータ30、樹脂部26、およびヨーク5の段部28の内周面の一部とともに、プランジャ一方側内部空間13とスリーブ側内部空間15との間で気体を流出入させる内外呼吸路39を形成する。
[Effect of Example 1]
According to the
これにより、内外呼吸路39は、従来のように、プランジャ他方側内部空間14とスリーブ側内部空間15との間で気体を流出入させる場合よりも長くなる。このため、異物を含んだオイル等の流体がプランジャ7に到達するのに要する距離は、従来よりも長くなる。また、内外呼吸路39の軸方向他方側の部分は、第1コアステータ30の内周面と第2コアステータ31の平坦面40とで形成される。このため、第1コアステータ30と第2コアステータ31との間で磁束が受け渡されることで、鉄系の異物が捕獲されやすくなる。
Thereby, the inside /
このように、異物を含んだオイル等の流体がプランジャ7に到達するのに要する距離が長くなること、および内外呼吸路39の軸方向他方側の部分で鉄系の異物が捕獲されやすくなることにより、異物が内外呼吸路39を経由してプランジャ7に到達し、プランジャ7の摺動を阻害する虞を低減することができる。
Thus, the distance required for a fluid such as oil containing foreign matter to reach the
さらに、内外呼吸路39は、第2コアステータ31の外周面の一部である平坦面40と、第1コアステータ30、樹脂部26、およびヨーク5の段部28の内周面の一部とで形成されるため、例えば、第2コアステータ31の軸方向他方部分34を貫通して設ける必要がない。このため、内外呼吸路39を設ける作業は簡便であり低コストである。
Further, the inside /
したがって、内外呼吸路39を設ける作業を低コストに維持しながら、異物を含んだオイル等の流体が内外呼吸路39を経由してプランジャ7に到達し、プランジャ7の摺動を阻害する虞を低減することができる。
Therefore, there is a possibility that fluid such as oil containing foreign matter may reach the
また、電磁スプール弁1は、ソレノイドコイル4の軸方向一方側および外周側に配置されて磁束を通すヨーク5を備える。
これにより、内外呼吸路39の軸方向一方側の部分は、ヨーク5の段部28と第2コアステータ31とで形成される。このため、段部28と第2コアステータ31との間で磁束が受け渡されることで、鉄系の異物が、さらに捕獲されやすくなる。この結果、異物が内外呼吸路39を経由してプランジャ7に到達しプランジャ7の摺動を阻害する虞を、さらに低減することができる。
The
As a result, the axially one side portion of the inner /
実施例2の電磁スプール弁1によれば、図2に示すように、軸方向一方部分33の外周側に磁性材からなる環状体(リングコア44と呼ぶ)が配置されている。リングコア44は、段部28の軸方向厚みを減らしヨーク5のプレス成形を可能にしたり、段部28と軸方向一方部分33との間に生じる隙間を埋めて磁気効率を上げたりするために配置される。
そして、リングコア44を配置することで、内外呼吸路39はさらに迷路状になるため、異物が内外呼吸路39で捕獲される確率が高まる。
According to the
By arranging the
〔変形例〕
本実施例の内外呼吸路39は、第2コアステータ31の外周面を加工することで設けられているが、第2コアステータ31の外周側に配置される部材(つまり、第1コアステータ30、樹脂部26、およびヨーク5の段部28)の内周面を加工することで設けてもよい。
また、本実施例の内外呼吸路39は、第2コアステータ31の外周部の一部を軸方向にカットし平坦面40を設けることで形成されていたが、V字状等に溝を設けることで形成してもよい。
[Modification]
The inner /
The inner /
1 電磁スプール弁
2 スプール
4 ソレノイドコイル
5 ヨーク
7 プランジャ
8 コアステータ
26 樹脂部(第2コアステータの外周側に配置される部材)
28 段部(第2コアステータの外周側に配置される部材)
30 第1コアステータ(第2コアステータの外周側に配置される部材)
31 第2コアステータ
33 軸方向一方部分
39 内外呼吸路(呼吸路)
40 平坦面(第2コアステータの外周面の一部)
44 リングコア(環状体)
DESCRIPTION OF
28 steps (members arranged on the outer peripheral side of the second core stator)
30 1st core stator (member arrange | positioned on the outer peripheral side of a 2nd core stator)
31
40 Flat surface (a part of the outer peripheral surface of the second core stator)
44 Ring core (annular)
Claims (4)
このスプールの軸方向一方側に配置され、通電を受けて磁気吸引力を発生するソレノイドコイルと、
このソレノイドコイルの内周側に配置され、磁気吸引力により軸方向他方側に変位して前記スプールを変位させるプランジャと、
前記ソレノイドコイルの軸方向他方側および内周側に配置されて磁束を通すとともに、前記プランジャを軸方向に摺動自在に収容するコアステータと
を備えた電磁スプール弁において、
前記コアステータは、
環状に設けられ、前記ソレノイドコイルの軸方向他方側に配置されて磁束を通す第1コアステータと、
前記ソレノイドコイルおよび前記第1コアステータの内周側に配置されて磁束を通すとともに、軸方向一方部分にて前記プランジャを収容する第2コアステータとからなり、
前記第2コアステータの外周面の一部は、前記第2コアステータの外周側に配置される部材の内周面の一部とともに、前記第2コアステータの軸方向一方側と前記第2コアステータの軸方向他方側との間で気体を流出入させる呼吸路を形成することを特徴とする電磁スプール弁。 A spool that is displaced in the axial direction;
A solenoid coil that is arranged on one side of the spool in the axial direction and receives a current to generate a magnetic attractive force;
A plunger that is disposed on the inner peripheral side of the solenoid coil, and that displaces the spool by displacing to the other side in the axial direction by a magnetic attractive force;
An electromagnetic spool valve including a core stator that is disposed on the other axial side and the inner circumferential side of the solenoid coil to pass magnetic flux and slidably accommodates the plunger in the axial direction.
The core stator is
A first core stator that is provided in an annular shape and is disposed on the other axial side of the solenoid coil to pass magnetic flux;
The solenoid coil and the first core stator are arranged on the inner peripheral side and pass the magnetic flux, and the second core stator that houses the plunger in one axial portion,
A part of the outer peripheral surface of the second core stator, together with a part of the inner peripheral surface of a member disposed on the outer peripheral side of the second core stator, is one side in the axial direction of the second core stator and the axial direction of the second core stator. An electromagnetic spool valve characterized by forming a breathing path through which gas flows in and out of the other side.
前記ソレノイドコイルの軸方向一方側および外周側に配置されて磁束を通すヨークを備える電磁スプール弁。 The electromagnetic spool valve according to claim 1, wherein
An electromagnetic spool valve comprising a yoke that is arranged on one axial side and the outer circumferential side of the solenoid coil and allows magnetic flux to pass therethrough.
前記呼吸路は、前記第2コアステータの外周部の一部を軸方向にカットすることで設けられる外周面により形成されることを特徴とする電磁スプール弁。 The electromagnetic spool valve according to claim 1 or 2,
The electromagnetic spool valve, wherein the breathing path is formed by an outer peripheral surface provided by cutting a part of the outer peripheral portion of the second core stator in the axial direction.
前記第2コアステータの軸方向一方部分の外周側に磁性材からなる環状体が配置されていることを特徴とする電磁スプール弁。 The electromagnetic spool valve according to claim 2,
An electromagnetic spool valve, wherein an annular body made of a magnetic material is disposed on an outer peripheral side of one axial portion of the second core stator.
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