JP2007211760A - 排熱回収機能を備える流動層式排気ガス浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディーゼルエンジンなどの排気ガス中の微粒子(PM)を除去(浄化)しながら、同時に浄化し終えた排気ガスが保有する排熱を効率よく回収する機能を併せ持つ排気ガス浄化装置を提供する。
【解決手段】排気ガス中の微粒子(PM)を濾し取る不燃性粒子状物質(流動層)2bと、この不燃性粒子状物質2bに排気ガスを分散して流入させる分散板2aと、浄化し終えた排気ガスが保有する排熱を回収する排熱回収コイル群3aから排気ガス浄化装置を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、陸用ディーゼルエンジン、舶用ディーゼルエンジン、ガスタービン、ボイラー、燃焼炉などの燃焼装置から排出される排気ガス中の固形炭素(煤)、SOF、サルフェートのような微粒子(PM)を流動層で除去(浄化)すると共に、この浄化後の排気ガスが保有する排熱の回収機能も併せ持つ排気ガス浄化装置に関するものである。
一般に、ディーゼルエンジンやボイラーの排気ガス中の微粒子(PM)の除去(浄化)は、金属製フィルターやセラミック製フィルターなどから構成されるフィルター式浄化装置で濾し取る方法が知られている。また、この方式以外の微粒子(PM)の浄化装置として、浄化しようとする排気ガス自体の圧力で流動する不燃性粒子状物質に多数の孔を有する分散板から排気ガスを流入させて濾し取る流動層式排気ガス浄化装置も開示されている。
特開2003−320211 など
一方、ディーゼルエンジンやガスタービンなどでは、排気ガスの浄化と同時に排気ガス中の排熱を回収して有効利用することも重要になっており、排ガス浄化装置とは別個に排熱回収装置が設けられることが多い。
例えば、産業・民生分野では、A重油や都市ガスなど排気ガス中の微粒子(PM)が少ない良質な燃料を使用する自家発電用ディーゼルエンジンを対象に、排気ガス浄化装置やこの排ガス浄化装置とは別に設ける排熱回収装置に排気ガスを転送して蒸気や温水として回収する方法が工場やビルなどの熱電併給システム(コジェネシステム)として実用されている。そして、この排熱回収装置を使用すれば、供給する燃料が保有する全熱量の約35〜40パーセントを電気エネルギーに変換後、更にエンジンの排気ガスや冷却水が保有する排熱の約30〜40パーセントを回収できるので、全体では約65〜80パーセントの高効率が得られることが知られている。しかし、これらの排気ガス浄化装置や排熱回収装置は、排気ガス中の微粒子(PM)の発生が多いC重油など低質重油を使用するディーゼルエンジンなどには使用できない。
一方、船舶分野では、推進用の概ね出力数万KW以上のディーゼルエンジンなどでは、この排気ガスを全く浄化しないまま排気ガスボイラーに転送して、0.7〜1Mpa程度の蒸気として回収して船内発電用蒸気タービンや推進軸加勢用蒸気タービンや船内雑用蒸気系統に供給して有効利用している。しかし、船内発電用ディーゼルエンジンなど推進用ディーゼルエンジンに比べて規模の小さいエンジンでは、排気ガス浄化装置も排熱回収装置も全く設けられていないのが現状である。
そして近年は、特に外航船舶では推進用ディーゼルエンジンはもとより船内発電用ディーゼルエンジンにも排気ガス中の微粒子(PM)の発生量が多いC重油など安価な低質重油の使用が進められ、本船が港内停泊中に船内発電用ディーゼルエンジンなどから排出する微粒子(PM)が港湾近隣の住民に与える健康被害の問題が懸念されている。また、従来に増して排熱回収装置伝熱面の微粒子(PM)による汚損防止や排気ガス流路の閉塞防止などの対策が重要になっている。
また、上記のように微粒子(PM)の発生が多い低質重油の使用が進む一方で、昨今の原油高騰による経済面、並びにCO排出量削減の環境面で排気ガスの保有する排熱を回収して有効利用することはますます重要になってきており、排気ガス浄化機能に加えて排熱回収機能も備え、また、設置スペースが少なく且つ導入コストも安価な排熱回収機能つき排気ガス浄化装置の必要性が増している。
しかしながら、排気ガス中に含まれる微粒子(PM)量が多いC重油などの低質重油を燃料に使用する船内発電用エンジンなどでは、排気ガスを浄化する装置とその排気ガス中の排熱を回収する装置をそれぞれ個別に設けることは導入費用対効果面で実現が難しく、推進用ディーゼルエンジンに比べて装置規模の小さい船内発電用ディーゼルエンジンなどの排熱は、全て大気中に無駄に捨てられているのが現状であり省エネルギー面や環境面に問題があった。
また、船内発電用ディーゼルエンジンでは、限られた船内スペースにおいて排気ガス浄化装置と排熱回収装置をそれぞれ個別に設けることはその設置スペースの確保が難しいという問題があった。特にこれらの設備の導入が全く考慮されていない既に就航している船舶(既存船)に排気ガス浄化装置や排熱回収装置を追加的に設ける場合には、本船エンジンルームにおけるこれらの設備の設置に必要な床面スペースの制約より、従来型の排気ガス浄化装置や排熱回収装置を個別に設置することは事実上不可能であるという問題があった。
また、仮に排気ガス浄化装置と排熱回収装置を個別に設けることにしても、排気ガス中に含まれる微粒子(PM)量が多いC重油などの低質重油を燃料とする船内発電用ディーゼルエンジンなどの中型および小型ディーゼルエンジンに採用する適当な排ガス浄化装置や排熱回収装置が実用化されていないという問題があった。
そこで、本発明は、ディーゼルエンジンなどから排出される排気ガス中の微粒子(PM)を、排気ガス自体の圧力で流動させる不燃性粒子状物質で構成される流動層に、多数の孔を有する分散板より排気ガスを流入させて濾し取り、その浄化された排気ガスをこの流動層の下流に隣接して設けた排熱回収コイルを通過させることにより、排気ガスを連続して浄化すると同時に排熱回収コイルが排気ガス中の微粒子(PM)で汚損されるのを防止しながら、連続して排熱を回収できる機能を備える排気ガス浄化装置を構成するものである。
本発明は、ディーゼルエンジンやボイラーなどに低質重油など排気ガス中の微粒子(PM)の発生量が多い燃料を使用した場合でも、排気ガス中の微粒子(PM)をこの排気ガス処理装置で濾し取った後に浄化した排気ガス中の排熱を回収できることより、伝熱面が排気ガス中の微粒子(PM)により汚損されるのを防止できるので排熱回収コイルの伝熱効率が高く、また、その結果排熱回収コイル表面の清掃などの整備に要する労力や費用も節減できる。また、従来、それぞれ個別に設ける必要があった排気ガス浄化装置と排熱回収装置を共通の筐体内に合体して設けているため、排気ガス管系を簡素化でき設置面積や装置寸法を小さく抑えることができると同時に製作費の低減が図れる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づき説明する。
図1に排熱回収機能を備える流動層式排ガス浄化装置を示すように、基体1の下部には、ディーゼルエンジン5から浄化しようとする排気ガスを基体1の内部に導く排気ガス入口ダクト1aと排ガス入口流路1bが設けられている。
一方、基体1の上部には、排気ガス中の微粒子(PM)を付着させて除去するための不燃性粒子状物質2bが分散板2aの上にある広さと厚さをもって充填されている。また、不燃性粒子状物質2bが充填されている基体1の上部は、微粒子(PM)を除去し終えた排気ガスを排気ガス出口ダクト1dに導く排ガス出口流路1cが設けられている。
また、基体1には、排気ガス入口流路1bに流入してくる排気ガスを分散板2aや不燃性粒子状物質2bを通過させることなく、直接排気ガス出口ダクト1dに逃がすためのバイパスダンパー4が1個以上設けられている。このバイパスダンパー4に代えてバイパスバルブを1個以上設けてもよい。
そして、前記バイパスダンパー4を開閉するためのダンパー駆動装置4aと、このダンパー駆動装置4aに駆動用圧縮空気を供給する圧縮空気配管4cが配管されている。この駆動用圧縮空気は圧縮空気切替装置4bを経由して前記ダンパー駆動装置4aに供給されるよう配管されている。駆動力や信号伝達には圧縮空気に代えて電気や油圧を使用した装置としてもよい。
基体1には、排気ガス差圧検知装置6が設置されており、差圧計測用高圧導管6aが前記排気ガス入口流路1bに、同様に差圧検出用低圧導管6bが排気ガス出口流路1cに接続されている。また、図1では記載を省略してあるが、この差圧計測用導管系統には排気ガス中の凝縮水分を除去するドレインセパレーターや圧力を計測するマノメーターを設けてもよい。
そして、前記排気ガス差圧検知装置6で発生した排気ガスの圧力信号は、信号線6cによりダンパー制御盤7に伝達され、圧縮空気切替装置4bを制御してバイパスダンパー4を全閉から全開の範囲の適当な開度に調整する。
また、基体1には、排熱回収器3が設けられており、不燃性粒子状物質2bを通過した排気ガスは排熱回収コイル群3aの外周を流れる。一方、排熱回収コイル群3aの内部には排熱を回収するための熱媒体として水が流れている。そして、排熱回収器3の水入口3bから排熱回収コイル群3a内部を流れた水は排気ガスと熱交換を行い水出口3cより排熱回収器3の外部に取り出される。
排熱回収コイル群3aは、ここを通過する排気ガス温度(通常400〜600℃以上)に耐える材質、例えばステンレススチール等を用いることが望ましい。また、この排熱回収コイル群3aの配列は、図1では各コイルが千鳥状に配列されているが各コイルを直線的に配列してもよい。また、排熱回収コイル群3aの表面にはその伝熱面積を増加させるための伝熱フィン3dを設けてもよい。そして、排熱回収コイル群3aは数本を連結した直列接続にしてもよいし、数本の排熱回収コイルを水入口側と水出口側に設ける集合管(ヘッダー)にバンク分けして並列接続としてもよい。前記いずれの場合でも、この排熱回収コイル群3aの外周には浄化された排気ガスが流れるので、従来のように排熱回収コイル群3aの外周が排気ガス中の微粒子(PM)で汚損される度合いが少なく、排熱回収コイル群3aの配列ピッチや伝熱フィン3dの相互間隔を狭くできるので排熱回収器3を小型化できる。
図1および図2は、基体1をディーゼルエンジンなどが設置されている機械室天井9より吊下げステイ8で吊下げて設置する方法を示している。この吊下げステイ8の本数や固定位置や形状は基体1を設置する現場の状況に合わせて変更する。また、基体1に設けられている吊下げステイ台座8a〜8dと釣下げステイ8の連結部、および、吊下げステイ8と機械室天井9の連結部は、スプリングコイルやスプリング皿を介して基体1などの熱膨張を吸収する方式(図では省略)とすることが望ましい。
図1において、ディーゼルエンジン5の排気ガスは、排気管5aより排気ガス浄化装置の排気ガス入口ダクト1aを経由して排気ガス入口流路1bに入り分散板2aに設けられている多数の小孔より不燃性粒子状物質2bに送られる。この時に排気ガス中の微粒子(PM)は、分散板2aに設けられた多数の小孔やその付近に付着や堆積する。そして、この分散板2aに付着や堆積したこの微粒子(PM)は排気ガス自体の温度で自然着火し燃焼・除去される。
前記行程に次いで、分散板2aから不燃性粒子状物質2bに送り込まれた排気ガスは、不燃性粒子状物質2bを排気ガス自体の圧力で流動させながらこの不燃性粒子状物質2bの内部を流れ、排気ガス中の微粒子(PM)はこの不燃性粒子状物質2bに付着することにより浄化される。そして、この不燃性粒子状物質2bに付着や堆積したこの微粒子(PM)は、排気ガス自体の温度で自然着火し燃焼・除去される。
前記工程で微粒子(PM)が除去された排気ガスは、この下流側に隣接して設けられた排熱回収器3に送られて、水入口3bから排熱回収コイル群3aの内側に送り込まれた水と熱交換する。そして、排熱回収コイル群3aを流れることにより加熱された水は、水出口3cから外部に取り出され外部熱需要先でその熱を放出する。また、水入口3bからは温度の低い水が再び排熱回収コイル群3aに送り込まれる。
C重油のような低質重油をディーゼルエンジンなどに使用する場合は、燃料中の硫黄分が燃焼して亜硫酸ガスになり、この亜硫酸ガスが露点温度以下になると燃焼ガス中の水分と結合して硫酸を生成し基体1などの金属部分を腐食させる。この対策としては、図3に示すように排熱回収器3の出口周辺の排気ガス温度を検知して、亜硫酸ガスが露点温度(一般に160℃程度)以下に冷却されないように、排熱回収コイル群3a内部を流れる水量を適宜調整する温度調整弁3eを設けることが望ましい。
バイパスダンパー4は、通常の運転時には完全に閉じられていて、このバイパスダンパー4を通して排気ガス入口流路1bから排気ガス出口ダクト1d側に排気ガスは流れることはない。しかし、ディーゼルエンジン5の起動時や負荷の急上昇などで、瞬時に大量の排気ガスが排気ガス入口ダクト1aに流れ込み排気ガス入口流路1b内の排気ガス圧力が上昇した場合は、排ガス差圧検知装置6からの信号がダンパー制御盤7に伝達され圧縮空気切替装置4bやダンパー駆動装置4aの作動により、バイパスダンパー4が必要な開度まで開けられ排気ガス入口流路1b内の排気ガス圧力を降下させる。また、バイパスダンパー4が全開となっても、何らかの事由で排気ガス入口流路1b内の排気ガス圧力が上昇限度(一般には7Kpa)を越えて異常上昇した場合には、排気ガス差圧検知装置6の信号によりディーゼルエンジン5を停止し排気ガスの基体1への流入を遮断する。
不燃性粒子状物質2bを通過して微粒子(PM)が除去され、その後排熱回収器3で排熱を回収された排気ガスは、排気ガス出口ダクト1dより煙道10aを経由して煙突10より大気中に放出される。
図1では記載を省略してあるが、基体1の必要な箇所には、基体1や分散板2aや不燃性粒子状物質2bやその他各流路の圧力や温度を計測するセンサーを必要数設けてもよい。
本は発明の他の実施形態を説明する。
図4に示す排気ガス浄化装置の部分は、図1に示す排気ガス浄化装置に油焚きバーナー11を設けて排気ガス温度を高め、排気ガス中から除去した微粒子(PM)の燃焼・除去を促進する方法を示す。この油焚きバーナー11以外の装置構成や機能は図1に示す排気ガス浄化装置の場合と同じである。また、図は省略してあるが、この油焚きバーナーに代えて、ガス焚きバーナーや電気ヒータや電気プラズマ発生装置も使用してもよい。
また、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、基体1やその他の部品の形状や配置位置など、適宜設計変更できるものである。また、浄化しようとする排気ガスを排出する設備としては、図1に示すデイーセルエンジン以外にもボイラーやガスタービンやガスエンジンや燃焼路などの排ガス浄化装置としても使用できるものである。
本発明の第1形態による排気ガス浄化装置の断面構成説明図と配管系説明図である。 本発明の第1形態である排気ガス浄化装置の上面外観説明図である。 本発明の第1形態である排気ガス浄化装置の排気ガス温度調整のための配管系説明図である。 本発明の第2形態である油焚きバーナー付近を示す説明図である。
符号の説明
1 基体
1a 排気ガス入口ダクト
1b 排気ガス入口流路
1c 排気ガス出口流路
1d 排気ガス出口ダクト
2a 分散板
2b 不燃性粒子状物質
3 排熱回収器
3a 排熱回収コイル群
3b 水入口
3c 水出口
3d 伝熱フィン
3e 温度調整弁
4 バイパスダンパー
4a ダンパー駆動装置
4b 圧縮空気切替装置
4c 圧縮空気配管
5 ディーゼルエンジン
5a 排気管
6 排気ガス差圧検知装置
6a 差圧計測用高圧導管
6b 差圧計測用低圧導管
6c 信号線
7 ダンパー制御装置
8 吊下げステイ
8a 吊下げステイ台座a
8b 吊下げステイ台座b
8c 吊下げステイ台座c
8d 吊下げステイ台座d
9 機械室天井
10 煙突
10a 煙道
11 油焚きバーナー

Claims (4)

  1. ディーゼルエンジンやボイラーなどから排出される排気ガス中の微粒子(PM)を、排気ガス自体の圧力で流動させる不燃性粒子状物質で構成される流動層に、排気ガスを分散して送り込むための分散板により排気ガスを流入させて濾し取った後、排気ガスが保有する排熱をこの流動層の下流に隣接して設けた排熱回収コイルで回収することを特徴とする排気ガス浄化装置。
  2. 前記分散板や不燃性粒子状物質が、排気ガス中から除去した微粒子(PM)の付着や堆積により詰まることにより排気ガス通過面積が想定値以下に減少した場合や、何らかの事由により排気ガス流量が想定値以上に増加して浄化前の排気ガス入口圧力が一定圧力以上に上昇した場合には、この排気ガス圧力を検知して浄化前の排気ガスを分散板や不燃性粒子状物質や排熱回収コイルに流入させないように、自動的にバイパスして大気に放出することを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化装置。
  3. 前記分散板や不燃性粒子状物質が、排気ガス中から除去した微粒子(PM)の付着や堆積により詰まることにより排気ガス通過面積が減少して、浄化前の排気ガス入口圧力が一定値以上に上昇した場合には、この排気ガス入口圧力を検知して浄化前の排気ガスを分散板や不燃性粒子状物質や排熱回収コイルに流入させないよう自動的に排気ガスの流入を遮断することを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化装置。
  4. 前記排熱回収コイルにおける排熱回収量とこの排熱の需要先における排熱消費量との需給バランスが変化し排熱回収コイルからの排熱回収が不要になった場合に、排気ガスを排熱回収コイルに流入させないようバイパスして大気に放出することを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014042159A1 (ja) * 2012-09-11 2014-03-20 トヨタ自動車 株式会社 熱電発電装置
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