JP2007209734A - 磁力によって自立する花器 - Google Patents

Abstract

【課題】本来ならば、花と水を入れた状態ではバランスを崩して自立しない、細長い筒状の花器を自立させる事を課題とする花器。
【手段】本来ならば、花と水を入れた状態ではバランスを崩して自立しない、細長い筒状の花器の下端部に磁石を埋め込む。このことにより、磁石の磁力によってスチール製の水平面上に、細長い筒状の花器を自立させることが可能となる。
【選択図】図１

Description

本発明は、細長い筒状の花器の下端部に磁石を埋め込み、磁力によってスチール製の面に、自立する花器に関するものである。

従来の花器は、水と花を入れた時の安定を保つためにベース部分を大きくする必要があり、ベース部分が大きくなっているものが主流である。また、ベース部分を大きくしない場合には全体を大きくするか、重量を重くしたものになっている。

しかしながら、ベースを大きくすると、スペースを大きく取る。かといって、全体を大きく、重量を重くしたのでは、持ち運びが難しくなってしまう。
そこで本発明は、上記の問題を解決し、花器を自立させることを課題とする。

上記の問題を解決するために、花と水を入れた状態では自立しない細長い筒状の花器の下端部に磁石を埋め込み、磁力によってスチール製の面上に自立する構成とする。

また上記細長い筒状の花器は一輪の花の茎が容易に入る必要最低限の筒の直径を有する。

本発明は、磁力によって花器を自立させるため、本来ならば花と水を入れた状態ではバランスを崩して自立しない、細長い筒状の花器を自立させることが可能となる。このことにより、形状のコンパクト化、重量の軽減が可能となり、スペースを大きく取らずに一輪挿しの花器を配することが出来る。

発明を実現するための最良の形態

以下、本発明品の実施の形態を説明する。
（イ）ステンレスなどの細長い筒（３）の下端部に、磁石（４）を埋め込む。
（ロ）ステンレスなどの細長い筒（３）の中程で、水止め（２）を設ける。
本発明は以上のような構成よりなる。

スチール製などの水平面（５）に、磁力によってステンレスなどの細長い筒（３）製の花器を自立させるため、本来ならば花（６）と水（１）を入れた状態ではバランスを崩してしまい自立しない、細長い筒状の花器を自立させることが可能となる。

このことで、花器の形状のコンパクト化、重量の軽減が可能となり、スペースを大きく取らずに一輪挿しの花器を配することが出来る為、スペースのない場所でも花を生けることが出来る。また、花器の重量が軽いため持ち運びも容易である。

本発明の垂直面の断面図である。 本発明の水平面の断面図である。

符号の説明

（１）水、（２）水止め、（３）細長い筒状のステンレス、（４）磁石、（５）スチール製の水平面、（６）花

Claims (1)

1. 細長い筒状の下端部に磁石を埋め込み、その磁力によってスチール製の面上に自立する花器。