JP2007209508A - シリンジ先端キャップ取り外し冶具 - Google Patents

シリンジ先端キャップ取り外し冶具 Download PDF

Info

Publication number
JP2007209508A
JP2007209508A JP2006032211A JP2006032211A JP2007209508A JP 2007209508 A JP2007209508 A JP 2007209508A JP 2006032211 A JP2006032211 A JP 2006032211A JP 2006032211 A JP2006032211 A JP 2006032211A JP 2007209508 A JP2007209508 A JP 2007209508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
plate
syringe
syringe tip
removal jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006032211A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5094021B2 (ja
Inventor
Hitoshi Amamiya
均 雨宮
Yasuhiro Muramatsu
康宏 村松
Takayuki Sugiyama
隆之 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
Priority to JP2006032211A priority Critical patent/JP5094021B2/ja
Publication of JP2007209508A publication Critical patent/JP2007209508A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5094021B2 publication Critical patent/JP5094021B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M2005/3103Leak prevention means for distal end of syringes, i.e. syringe end for mounting a needle
    • A61M2005/3104Caps for syringes without needle
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/32Needles; Details of needles pertaining to their connection with syringe or hub; Accessories for bringing the needle into, or holding the needle on, the body; Devices for protection of needles
    • A61M5/3202Devices for protection of the needle before use, e.g. caps
    • A61M5/3204Needle cap remover, i.e. devices to dislodge protection cover from needle or needle hub, e.g. deshielding devices

Landscapes

  • Devices For Opening Bottles Or Cans (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】プレフィルドシリンジのシリンジ先端に設けた注射針装着ノズルに被覆されるキャップを、簡便に取り外すことが可能となり、且つ取り外しにあたって、指先等がノズル先端部に触れることないシリンジ先端キャップ取り外し冶具の提供。
【解決手段】シリンジ先端部に設けた注射針装着ノズルに被覆されるキャップのフランジ部下部のキャップ胴部を挟持・挿入する挿入部を有するプレートからなるシリンジ先端キャップ取り外し冶具であり、プレートが平板状或いは湾曲状のプレートであってもよく、さらにプレートの端部に屈曲部を設け、また、プレートに、キャップのフランジ部を押さえるブリッジ部を設けることもできるシリンジ先端キャップ取り外し冶具。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリンジ先端に設けた注射針装着ノズルに被覆されるキャップを簡便に取り外すことを可能にする、シリンジ先端キャップ取り外し冶具に関する。
予め所定量の薬液を充填したプレフィルドシリンジにおいては、シリンジの先端部に設けた注射針装着ノズルにゴム栓等のキャップ、いわゆるティップキャップを被覆することにより、シリンジ内に充填された薬液を外部に液漏れしないように封印し、次いで薬液を充填したシリンジ全体を樹脂フィルムで無菌包装し、使用に供されている。
このプレフィルドシリンジを用いて薬液を投与する場合には、シリンジを包む樹脂フィルムからシリンジを取り出した後、注射針装着ノズルに被覆されているキャップを取り外し、ノズルに所定の注射針を装着し、注射投与しているが、一般に注射針装着ノズルに被覆されるキャップの取り外しが困難な場合が多い。
特に、ルアーロックアダプターを装着するルアーロック方式のノズルに被覆されるキャップを取り外す場合には、ルアーロックアダプター部分までも含めてキャップが被覆されていることから、簡単に指先でキャップを取り外すことができない問題がある。また、用量の小さなプレフィルドシリンジにあっては、ノズルに被覆されるキャップも必然的に小さなものとなり、取り外しにくく、それが特にルアーロック方式のノズルの場合には、キャップを強引に取り外すとノズル自体を根元から折ってしまう事態も発生していた。
さらにキャップの取り外しにあたって、キャップのフランジ部を指先で摘んで行ったとしても、ノズル先端部に指先が触れてしまうことがあり、雑菌の混入等の問題が生じ、衛生管理上好ましいものではない問題点がある。
したがって本発明は、上記の現状を鑑み、プレフィルドシリンジのシリンジ先端に設けた注射針装着ノズルに被覆されるキャップを、簡便に取り外すことが可能となり、且つ取り外しにあたって、指先等がノズル先端部に触れることないシリンジ先端キャップ取り外し冶具を提供することを課題とする。
かかる課題を解決するための本発明は、以下の基本的構成からなる。すなわち、
(1)シリンジ先端部に設けた注射針装着ノズルに被覆されるキャップのフランジ部下部のキャップ胴部を挟持・挿入する挿入部を有するプレートからなるシリンジ先端キャップ取り外し冶具;
である。
さらに本発明は、キャップの取り外しをより容易に行い得る態様として、
(2)取り外し時に応力を伝えるためのシリンジバレルへの接触部を設けたプレートからなるシリンジ先端キャップ取り外し冶具;
である。
また本発明は、具体的には、
(3)キャップ胴部を挟持・挿入する挿入部を有するプレートが平板状或いは湾曲状のプレートであるシリンジ先端キャップ取り外し冶具;
である。
さらに具体的には、本発明は、
(4)キャップ胴部を挟持・挿入する挿入部を有するプレートの他端を屈曲させたシリンジ先端キャップ取り外し冶具;
(5)キャップ胴部を挟持・挿入する挿入部を有するプレートに、キャップのフランジ部を押さえるブリッジ部を設けたものであるシリンジ先端キャップ取り外し冶具;
である。
より好ましい本発明は、
(6)シリンジ先端部に設けた注射針装着ノズルに被覆されるキャップが、ルアーロックアダプターを装着するルアーロック方式のノズルに被覆されるものであるシリンジ先端キャップ取り外し冶具;
である。
本発明が提供するシリンジ先端キャップ取り外し冶具は、キャップのフランジ部下部のキャップ胴部を挟持・挿入したプレートをキャップと一体的に動かすことにより、キャップ自体に取り外しのための応力を与え、それにより無理なくキャップを取り外すことが可能となる。
したがって、本発明が提供するシリンジ先端キャップ取り外し冶具を用いてキャップの取り外しを行う場合には、指先がノズル先端部に触れることないことから、極めて衛生的に取り扱うことができる利点を有している。
また本発明が提供するシリンジ先端キャップ取り外し冶具は、キャップ自体に取り外しのための応力を、いわゆる梃子の原理を応用しているものでもあり、キャップ胴部を挟持・挿入したプレートを、例えば親指等にて下方若しくは上方に動かすことで容易に取り外しが可能となる利点を有する。
したがって、特にルアーロックアダプターを装着するルアーロック方式のノズルに被覆されるキャップを取り外す場合にも、ルアーロックアダプター部分までも含めたキャップを簡単に取り外すことが可能となる利点を有している。
さらに、本発明が提供するシリンジ先端キャップ取り外し冶具は、用量の小さなプレフィルドシリンジのキャップを取り外す場合に、ノズル自体を根元から折ることなく簡便にキャップを取り外すことが可能となる。
さらにまた、単にプレートをキャップ胴部に挿入しただけでは、輸送時、使用時に冶具が外れ、脱落する恐れがあるが、プレートに、キャップのフランジ部を押さえるブリッジ部を設けることにより、冶具とキャップが分離しにくいものとなり、確実なシリンジ先端キャップの取り外しが可能となる。
本発明が提供するシリンジ先端キャップ取り外し冶具は、その基本的構成は、上記したように、シリンジ先端部に設けた注射針装着ノズルに被覆されるキャップのフランジ部下部のキャップ胴部を挟持・挿入する挿入部を有するプレートからなる。
この場合、キャップのフランジ部としては、通常のキャップにおけるフランジ部として構成されるものに加え、フランジ的な機能を発揮する態様のものも包含する。例えば、キャップ先端部の突縁部としてのフランジ部を設けないキャップであっても、キャップ上部に本発明のプレートが挿入・挟持されるための切り込み部を設けることも可能であり、かかる切り込み部の上方部分は、本発明にいうフランジ部を構成する。
以下に、本発明のこれらの詳細について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明が提供するシリンジ先端キャップ取り外し冶具の一実施例の斜視図である。
図中、1はシリンジ先端キャップ取り外し冶具(以下、取り外し冶具と記す)を示し、当該取り外し冶具1は、シリンジ先端部に設けた注射針装着ノズルに被覆されるキャップのフランジ部下部のキャップ胴部を挟持・挿入する挿入部10を有するプレートからなるものである。
この場合におけるプレートに設ける挿入部の大きさは、その挿入部で挟持・挿入するキャップ胴体の径の大きさに準じ決定され、したがって、プレート自体の大きさも該挿入部を取り囲むのに充分か大きさとして決定することができる。
さらに、該プレートの厚みも、キャップのフランジ部下部に挿入され、そのフランジ部の当接によってキャップを取り外すのに充分な厚みがあれば良く、おおよそ1〜3mm程度、好ましくは1〜2mm程度の厚みを有していればよい。
図2に、プレフィルドシリンジの先端部の注射針装着ノズルに被覆されたキャップに本発明の取り外し冶具を装着した状態を示した。
図2の(I)は、キャップのフランジ部下部のキャップ胴部に本発明の取り外し冶具を挟持・挿入した状態示した部分概略模式図であり、図2の(II)は、その状態をキャップの天面方向から見た概略模式図である。
すなわち、本発明の取り外し冶具1であるプレートは、プレフィルドシリンジ20の先端部の注射針装着ノズル21に被覆されたキャップ30のフランジ部31下部のキャップ胴部を、挿入部10(図中、図示せず)で挟持・挿入することにより、キャップ30に取り付けられている。
本発明の取り外し冶具1によりキャップを取り外す場合には、この状態で、キャップ30のフランジ部31下部のキャップ胴部を挟持・挿入した取り外し冶具1であるプレートとキャップ30と一体的に動かすことにより、キャップ自体に取り外しのための応力が効率良く与えられ、それにより無理なくキャップを取り外すことができるのである。
本発明の取り外し冶具1であるプレートが挟持・挿入されるキャップとしては、例えば図3に示す各種のキャップを挙げることができる。すなわち、図3の(I)に示すような通常のフランジ部31を有するキャップ30、或いは、図3の(II)に示すようなフランジ部を有さないキャップ30であって、その上部にプレートを挟持・挿入する切り込み部32を有するキャップ30等を挙げることができる。すなわち、図3の(II)に示したキャップ30であっても、本発明の取り外し冶具1であるプレートが切り込み部32に挟持・挿入され、その状態で、キャップ30とプレートを一体的に動かすことにより、キャップ自体に取り外しのための応力が与えられ、それにより無理なくキャップを取り外すことができるのである。したがって、この場合においては、キャップ30の切り込み部32の上部は、図3の(I)にいうフランジ部31としての機能を発揮することとなる。
また本発明においては、キャップの取り外しのための応力を、いわゆる梃子の原理を応用しているものでもある。そのような梃子の原理を応用した本発明の取り外し冶具1によるキャップ30の取り外しは、特にルアーロックアダプターを装着するルアーロック方式のノズルに被覆されるキャップを取り外す場合に顕著に現れる。すなわち、本発明の取り外し冶具は、キャップのフランジ部とルアーロックアダプターのシリンジロック部の隙間においてキャップ胴部を挟持するように取り外し冶具であるプレートが挿入されることから、例えば親指等により端部を上方、或いは下方へプレートを動かすことで、プレートの他方の端部がシリンジロック部へ当接し、その結果、梃子の原理が働き、容易にキャップを取り外すことが可能となる。
その状態である本発明の上記実施例に基づく取り外し冶具を装着したプレフィルドシリンジの先端部の要部概略拡大断面を図4として示した。
すなわち、ルアーロック方式のノズルに被覆されるキャップ30においては、キャップ30は、ルアーロックアダプター部分23までも含めてキャップが被覆され、本発明の取り外し冶具1であるプレートは、シリンジロック部22とキャップ30のフランジ部31の隙間においてキャップ30の胴部を挟持するように挿入されることとなる。したがって、プレート1の端部11を、例えば親指等により端部を上方(図中A方向)、或いは下方(図中B方向)へプレートを動かすことで、プレートの他方の端部12がシリンジロック部22へ当接し、その結果、梃子の原理が働き、容易にキャップを取り外すことが可能となる。
この梃子の原理によるキャップの取り外しを行うものとしては、ルアーロックアダプターを装着するルアーロック方式のノズルに被覆されるキャップの場合のみに限定されるものではない。
例えば、ルアーロック方式を有さないノズルに被覆されるキャップの場合には、取り外し時に応力を、梃子の原理として伝えるためのシリンジバレルへの接触部を設けたプレートを用いればよい。
かかる態様を図5に示した。図5は、そのような本発明の取り外し冶具であるプレートを、キャップに装着した状態を示した模式図である。なお、図中の符号は図2における符号と同一の意味を有する。
すなわち、この態様にあっては、本発明の取り外し冶具1であるプレートには、プレートの前方にシリンジバレルへの接触部18aと、後方にシリンジバレルへの接触部18bを設けており、プレート1の端部11を、例えば親指等により上方(図中A方向)、或いは下方(図中B方向)へ動かすことで、シリンジバレルへの接触部がシリンジ20へ当接している結果、梃子の原理が働き、容易にキャップを取り外すことが可能となる。
なお、このシリンジバレルへの接触部は、プレートの前方、或いは後方の一カ所に設けたものであってもよい。すなわち、プレートの前方にのみにシリンジバレルへの接触部18aを設けた場合には、プレート1の端部11を、親指等により上方(図中A方向)へ動かすことにより、また、プレートの後方にのみシリンジバレルへの接触部18bを設けた場合には、プレート1の端部11を、親指等により下方(図中B方向)へ動かすことにより、梃子の原理が働き、容易にキャップを取り外すことが可能となる。
上記した実施例における本発明の取り外し冶具1であるプレートは、キャップ胴部を挟持・挿入する挿入部を有する平板状のプレートであるが、該プレートは、湾曲状のプレートであってもよい。すなわち、キャップ胴部を挟持・挿入する挿入部を含め、当該部分が、湾曲状の形状を有していてもよい。更に、挿入部を有するプレートの他端を屈曲させた屈曲部15を設けたものであってもよい。この屈曲部15を有することにより、例えば親指等を屈曲部15に添え、端部を上方、或いは下方へプレートをより動かし易くすることが可能となる。
かかる実施例に基づく本発明の取り外し冶具1を図6および図7に示した。なお、図中における符号は、図1の符号と同一の意味を有する。
すなわち、図6は、本発明の取り外し冶具1が、キャップ胴部を挟持・挿入する挿入部10をふくめて湾曲状のプレートとして構成され、さらに挿入部10を有するプレート1の他端11を屈曲させた屈曲部15として構成したものである。
この湾曲状の曲げの程度は、キャップ30のフランジ部31株の胴部を挿入部10で教示すると共に、フランジ部を無理なく当接する程度の曲げであれば良く、更に端部に屈曲部15を設けたことにより、例えば親指で屈曲部を下方に押し下げるだけで、容易にキャップを取り外すことが可能となる。
また、図7は、本発明の取り外し冶具1が、キャップ胴部を挟持・挿入する挿入部10を含めて平板状のプレートに、さらにその他端11を屈曲させた屈曲部15として構成したものであり、キャップの取り外しの原理は図6に示した実施例の場合と同様である。
また、本発明の取り外し冶具1にあっては、単に取り外し冶具であるプレートをキャップ胴部に挿入しただけでは、輸送時、使用時に冶具が外れ、脱落する恐れがあることより、プレートに、キャップのフランジ部を押さえるブリッジ部を設け、取り外し冶具とキャップが分離しにくいものとすることができる。
この別の実施例に基づく本発明の取り外し冶具1の斜視図を図8として示した。なお、図中における符号は、図1の符号と同一の意味を有する。
すなわち、かかる別の実施例に基づく本発明の取り外し冶具1は、キャップ胴部を挟持・挿入する挿入部10を有し、該挿入部10で教示したキャップ30(図示せず)のフランジ部(図示せず)を押さえるブリッジ部16を設けたものである。
なお、このブリッジ部の大きさは、該ブリッジ部により押さえるキャップのフランジ部の大きさにより決定される。
この別の実施例による本発明の取り外し冶具1を、ルアーロック方式の注射針装着ノズルに被覆されたキャップに装着した状態を図9に示した。
図9の(I)は、キャップのフランジ部下部のキャップ胴部に本発明の取り外し冶具を挟持・挿入した状態示した部分概略模式図であり、図9の(II)は、その状態をキャップの天面方向から見た概略模式図である。
すなわち、本発明の取り外し冶具1はキャップ30の胴部を挟持するように挿入部10に挿入されるが、それと共に、キャップ30のフランジ部31をブリッジ部16で押さえる構成となっている。
このブリッジ部16によりキャップ30のフランジ部31を押さえることにより、輸送時、或いは使用時に冶具が外れ、脱落する恐れを回避することができる。
なお、本発明の取り外し冶具の形態は上記したものに限定されず、その目的を達成する限り種々の変形が可能であり、かかる変形も本発明の技術的範囲に包含されるものであることはいうまでもない。
本発明における取り外し冶具1の形成材料としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等の硬質プラスチック材料が挙げられ、医療用用具として使用が許容されているものであれば、特に限定されない。
また、キャップ30の形成材料としても、例えばブチルゴムやエラストマー等のゴム弾性材料であり、医療用用具として使用が許容され、従来からシリンジのキャップの形成材料として使用されているものであれば、特に限定されない。
本発明が提供する取り外し冶具1の取り付け方法としては、シリンジ充填組み立て後、最後にキャップ30に取り付けてもよく、またキャップ30に最初から取り付けた状態でシリンジ組み込む方法であってもよい。
また、キャップ30に取り付ける手間を考えた場合、キャップと取り外し冶具1とを一体成形(例えば、2色成形)、若しくはインサート成形により成形し、シリンジに取り付けることも可能である。
また、別形態として、本発明の取り外し冶具自体を、例えば指に取り付ける形態として構成し、キャップを取り外すようにすることも可能であり、かかる形態も本発明の取り外し冶具に包含される。
以上記載のように、本発明の取り外し冶具により、プレフィルドシリンジのシリンジ先端に設けた注射針装着ノズルに被覆されるキャップを簡便に取り外すことが可能となり、且つ取り外しにあたって、指先等がノズル先端部に触れることないことから、極めて衛生的であり、雑菌の混入等の問題がない点で、医療上の価値は多大なものである。
本発明のキャップ取り外し冶具の、一実施例を示した斜視図である。 本発明の実施例に基づく取り外し冶具をキャップに装着したシリンジの先端部の要部概略拡大断面である。 本発明のキャップ取り外し冶具を挟持・挿入するキャップを示した図である。 本発明の実施例に基づく取り外し冶具を装着したプレフィルドシリンジの先端部の要部概略拡大断面である。 本発明の別の実施例に基づく取り外し冶具を装着したシリンジの先端部の要部概略拡大断面である。 本発明のキャップ取り外し冶具の、別の実施例を示した斜視図である。 本発明のキャップ取り外し冶具の、別の実施例を示した斜視図である。 本発明のキャップ取り外し冶具の、別の実施例を示した斜視図である。 本発明の取り外し冶具を、ルアーロック方式の注射針装着ノズルに被覆されたキャップに装着した状態を示した図である。
符号の説明
1 取り外し冶具(プレート)
10 挿入部
15 屈曲部
16 ブリッジ部
18a、18b シリンジバレルへの接触部
20 シリンジ
21 注射針装着ノズル
22 シリンジロック部
30 キャップ
31 キャップフランジ部
32 切り込み部

Claims (6)

  1. シリンジ先端部に設けた注射針装着ノズルに被覆されるキャップのフランジ部下部のキャップ胴部を挟持・挿入する挿入部を有するプレートからなるシリンジ先端キャップ取り外し冶具。
  2. 取り外し時に応力を伝えるためのシリンジバレルへの接触部を設けたプレートからなる請求項1に記載のシリンジ先端キャップ取り外し冶具。
  3. キャップ胴部を挟持・挿入する挿入部を有するプレートが平板状或いは湾曲状のプレートである請求項1又は2に記載のシリンジ先端キャップ取り外し冶具。
  4. キャップ胴部を挟持・挿入する挿入部を有するプレートの他端を屈曲させた請求項1、2又は3に記載のシリンジ先端キャップ取り外し冶具。
  5. キャップ胴部を挟持・挿入する挿入部を有するプレートに、キャップのフランジ部を押さえるブリッジ部を設けたものである請求項1、2、3又は4に記載のシリンジ先端キャップ取り外し冶具。
  6. シリンジ先端部に設けた注射針装着ノズルに被覆されるキャップが、ルアーロックアダプターを装着するルアーロック方式のノズルに被覆されるものである請求項1〜5のいずれかに記載のシリンジ先端キャップ取り外し冶具。

JP2006032211A 2006-02-09 2006-02-09 シリンジ先端キャップ取り外し冶具 Expired - Fee Related JP5094021B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006032211A JP5094021B2 (ja) 2006-02-09 2006-02-09 シリンジ先端キャップ取り外し冶具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006032211A JP5094021B2 (ja) 2006-02-09 2006-02-09 シリンジ先端キャップ取り外し冶具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007209508A true JP2007209508A (ja) 2007-08-23
JP5094021B2 JP5094021B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=38488424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006032211A Expired - Fee Related JP5094021B2 (ja) 2006-02-09 2006-02-09 シリンジ先端キャップ取り外し冶具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5094021B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103373684A (zh) * 2012-04-17 2013-10-30 朴裕焕 容器盖开启件和形成有容器盖开启件的壳体
WO2015186792A1 (ja) * 2014-06-04 2015-12-10 大成化工株式会社 シリンジキャップ、針付シリンジ、及びプレフィルドシリンジ製剤
US10022504B2 (en) 2009-09-18 2018-07-17 Becton, Dickinson And Company Separable hub post of pen needle
KR20190128103A (ko) * 2018-05-07 2019-11-15 라용국 주사기용 캡 분리기

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5011960U (ja) * 1973-06-04 1975-02-06
JPS5240622Y2 (ja) * 1974-07-31 1977-09-13
JPH1191875A (ja) * 1997-09-19 1999-04-06 Shinko Chemical Co Ltd 薬液充填済みの注射筒の開栓器具

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5011960U (ja) * 1973-06-04 1975-02-06
JPS5240622Y2 (ja) * 1974-07-31 1977-09-13
JPH1191875A (ja) * 1997-09-19 1999-04-06 Shinko Chemical Co Ltd 薬液充填済みの注射筒の開栓器具

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10022504B2 (en) 2009-09-18 2018-07-17 Becton, Dickinson And Company Separable hub post of pen needle
CN103373684A (zh) * 2012-04-17 2013-10-30 朴裕焕 容器盖开启件和形成有容器盖开启件的壳体
WO2015186792A1 (ja) * 2014-06-04 2015-12-10 大成化工株式会社 シリンジキャップ、針付シリンジ、及びプレフィルドシリンジ製剤
JPWO2015186792A1 (ja) * 2014-06-04 2017-04-20 大成化工株式会社 シリンジキャップ、針付シリンジ、及びプレフィルドシリンジ製剤
US11839749B2 (en) 2014-06-04 2023-12-12 Taisei Kako Co., Ltd. Syringe cap, syringe with needle, and prefilled syringe formulation
KR20190128103A (ko) * 2018-05-07 2019-11-15 라용국 주사기용 캡 분리기
KR102192906B1 (ko) * 2018-05-07 2020-12-18 라용국 주사기용 캡 분리기

Also Published As

Publication number Publication date
JP5094021B2 (ja) 2012-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9233216B2 (en) Pen needle assembly for preventing under-torquing and over-torquing of pen needle
CA2714261C (en) Reversible cap for pen needle outer cover
JP2014526358A (ja) 薬剤送達デバイスのためのパッケージ
JP2018517485A (ja) 医療器具および医療器具の針での針刺し危害を阻止するための安全装置
JP2020032224A (ja) ペンニードルの外側カバーの概念
JP2004538099A (ja) 針アセンブリ用安全シールド
KR20140050039A (ko) 주사 장치와 함께 사용하기 위한 플랜지 연장기 및 조립 방법
JP2013524916A (ja) 安全針装置
JP5094021B2 (ja) シリンジ先端キャップ取り外し冶具
JP2013519415A (ja) 医療用針カバー装置
GB2469671A (en) Syringe sheath remover
JP7361695B2 (ja) 医療装置の包装
WO2012021561A2 (en) Injection simulation device and methods thereof
JP2008222270A (ja) オーバーキャップ及びオーバーキャップを装着した容器
JP2009022641A (ja) ノズルキャップ再装着阻止装置
JP6554019B2 (ja) 注射針着脱用補助具
US20160001012A1 (en) Syringe label and drug solution-filled syringe using the same
JP2000354627A (ja) 医療用注入針
JP2011139755A (ja) ペン型注射器の取付補助具および携帯用ケース
KR101575165B1 (ko) 안전캡이 포함되는 시술용 침.
JP3153404U (ja) 薬剤容器の開封具
KR20180003584U (ko) 프리필드 시린지용 어플리케이터
JP6305027B2 (ja) 注射器用補助具
JP2006180904A (ja) 注射針カバー
KR101733295B1 (ko) 주사바늘 제거장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110727

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111027

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111108

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20120316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120815

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120918

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees