JP2007209034A - Ip端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】悪意の第3の侵入を未然に防止すると共に、本人であるかどうかの識別を容易に行うことができるIP端末装置を提供する。
【解決手段】告げ知らされた発信者番号を検出する発信者番号検出部9と、あらかじめ発信者番号を1以上登録する発信者番号登録部10とを有し、IP電話用の電話番号が割り付けられた回線に接続されたIP端末装置であって、発信者番号検出部9が検出した発信者番号と発信者番号登録部10に登録された発信者番号とが一致している場合には通信を行い、一致しない場合には通信を拒否する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パーソナルコンピュータ、ネットワークプリンタ、FAX等のIPアドレスを使用して音声通話、データ通信を行うIP端末装置に関する。
近年、xDSL、ケーブルインターネット等、IPネットワークへのブロードバンドアクセス網の普及を背景にしてIP電話サービスが開始されている。IP電話サービスとは、ネットワークの一部または全部においてIP(Internet Protocol)ネットワーク技術を利用して音声通話を行うサービスである。
図8を参照しながらIP電話機能を実現するネットワーク構成の一例を説明する。図8に示されるように、PC、IP電話機がFTTHに接続され、PC、VoIPアダプタ付きの電話機がADSL回線に接続され、電話回線に電話機が接続されている。
本発明と類似する技術を開示する特許文献として、以下に示す特許文献1に開示されたものが知られている。
特許文献1に開示された発明は、以下に示すものである。
ISDN網に接続し、着信応答前に発信番号通知により相手の電話番号の判別が可能な端末機器において、発呼者の「発番号」または「発サブアドレス」と、あらかじめ着信側となる装置に設定してある発呼者を識別するための「発呼者識別用番号」とを照合し、一致した場合に「発番号」又は「発サブアドレス」に対応した転送先用の電話番号へ、発呼者を識別し、振り分けて転送することを特徴としている。
特許文献2に開示された発明は、伝言メッセージを登録した相手先がその伝言メッセージの再確認や削除等のリモート操作を可能とする留守番電話装置を提供することを目的としている。
このため、特許文献2に開示された留守番電話システムは、不在時に通信回線を介して相手先から受信した伝言メッセージを記憶手段に記憶する留守番電話装置であって、伝言メッセージ毎に所定の識別情報を設定する識別情報設定手段と、識別情報設定手段により設定された識別情報を相手先に通知する通知手段と、受信して記憶手段に記憶する伝言メッセージと識別情報とを関連付ける所定の管理情報を設定する管理情報設定手段と、相手先から識別情報を指定した伝言メッセージの再生要求があると、当該識別情報と管理情報に基づいて当該識別情報に対応する伝言メッセージを記憶手段から読み出して相手先に送信する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
特開平2−260739号公報 特開平10−32633号公報
しかしながら、ネットワーク技術の発展によりIPネットワークに接続されるようになったことで悪意の第3者の侵入を受け入れてしまうという不具合が発生する。悪意の第三者の侵入を受け入れると、プログラムの破壊、消滅、秘密情報が盗まれるといった問題が発生することになる。例えばIP電話番号が割り付けられた回線に接続できる機器は、IP電話だけではないので、PC+IP電話が接続された場合、PCのハードディスクに入っているデータが盗まれる危険性がある。また、ルータ(ファイアウォール)によって特定のプロトコルをガードすることは可能となるが、最初にIP電話のプロトコルで通り抜け、その後別のプロトコルで端末に入り込むという危険性も考えられる。
また、遠隔地にいるユーザがIP端末装置に備えられた特定機能を使用する場合に、本人かどうかをIP端末装置側で識別しなければならない。本人かどうかを識別する方法として、識別用文字列を装置に予め登録しておき、入力された文字列が予め登録してある文字列に一致した場合に、本人であると判断し、その後の装置の特定の操作を許可する方法が挙げられる。しかしながら、このような方法では、識別用文字列を送信するための入力において入力ミスが起こることがあり、また、入力するための時間がかかる等操作性が損なわれていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、悪意の第3の侵入を未然に防止すると共に、本人であるかどうかの識別を容易に行うことができるIP端末装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために請求項1記載の発明は、告げ知らされた発信者番号を検出する発信者番号検出手段と、あらかじめ発信者番号を1以上登録する発信者番号登録手段とを有し、IP電話用の電話番号が割り付けられた回線に接続されたIP端末装置であって、発信者番号検出手段が検出した発信者番号と前記発信者番号登録手段に登録された発信者番号とが一致している場合には通信を行い、一致しない場合には通信を拒否することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、発信者番号登録手段は、電話帳手段に登録された電話番号の中から選択した電話番号を、発信者番号として登録したものであることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、発信者番号は、IP電話の電話番号であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3の何れか一項に記載の発明において、発信者番号検出手段が検出した発信者番号と前記発信者番号登録手段に登録された発信者番号とが一致している場合には、IP端末装置に備えられた特定機能を使用可能にすることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、特定機能は、通信相手先との間で情報データの送信または受信のうち少なくとも一方を行う機能であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4記載の発明において、特定機能は、通信相手先から音声情報を受信する機能であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項4記載の発明において、特定機能は、通信相手先との間でファクシミリ情報の送信または受信のうち少なくとも一方を行う機能であることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項4記載の発明において、特定機能は、通信相手先との間でHTMLファイル情報の送信または受信のうち少なくとも一方を行う機能であることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項4記載の発明において、特定機能は、通信相手先との間でデジタルの音楽情報の送信または受信のうち少なくとも一方を行う機能であることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項4記載の発明において、特定機能は、通信相手先との間で静止画情報の送信または受信のうち少なくとも一方を行う機能であることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項4記載の発明において、特定機能は、通信相手先との間で動画情報の送信または受信のうち少なくとも一方を行う機能であることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項4記載の発明において、特定機能は、通信相手先との間でソフトウェアまたはプログラムのうち少なくとも1つの送信または受信のうち少なくとも一方を行う機能であることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項4記載の発明において、特定機能は、通信相手先からデジタル化された音声情報を受信する機能であることを特徴とする。
本発明によれば、発信者番号検出手段が検出した発信者番号と前記発信者番号登録手段に登録された発信者番号とが一致している場合には通信を行い、一致しない場合には通信を拒否するIP端末装置を提供することが可能となる。
次に、添付図面を参照しながら本発明のIP端末装置に係る実施の形態を詳細に説明する。図1〜図7を参照すると本発明のIP端末装置に係る実施の形態が示されている。
まず、図1を参照しながら本実施形態の構成を説明する。図1に示されるように本実施形態のIP端末装置は、CPU(Central Prossesing Unit)2と、EPROM(Erasable and Programmable Read Only Memory)3と、記憶部4と、特定機能使用許諾部5と、特定機能使用禁止部6と、モデム部7と、通信部8と、発信者番号検出部9と、発信者番号登録部10と、発信者番号検査部11と、VoIP処理部12と、を有している。
CPU2は、システム全体あるいはIP端末装置全体を制御する。
EPROM3は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、この装置あるいはシステム全体を制御するためのファームウェア、システムの制御上記憶しておかなければならないデータ等が記憶されている。CPU2はEPROM3に書き込まれたプログラムに従って動作する。
記憶部4は、CPU2が動作する上で必要なワークエリアが形成され、CPU2によってデータの一時記憶装置として使用される。また、EPROM3への緩衝バッファとしての役割を果たすと共に、その他の装置に必要な情報を蓄積または記憶する。
特定機能使用許諾部5は、ネットワーク側から告げ知らされた発信者番号とあらかじめ登録してある発信者番号とが一致した場合に、本人であることを確認し、IP端末装置に備えられた特定の機能を使用可能にする。
特定機能使用禁止部6は、ネットワーク側から告げ知らされた発信者番号とあらかじめ登録してある発信者番号が一致しない場合に、通信を拒否する機能部である。
モデム部7は、IP端末装置内からのデジタル信号をアナログ信号に、通信回線のアナログ信号をデジタル信号に変換する。なお、本実施形態のIP端末装置をネットワークに接続する電気通信回線には、xDSL、光ケーブル、ISDN等、種々の回線を適用することができる。従って、モデム部もこの電気通信回線での通信を実現することができるモデムを適用する。
通信部8は、着信時の呼び出し信号の検出や、発信時の発呼信号の送出、または通信の送受信や通話等、通信に関する制御を行う。
発信者番号検出部9は、ネットワーク側(装置外部)から告げ知らされた発信者番号を検出して記憶する。
発信者番号登録部10は、図2に示されるように通信相手の名前、電話番号、電子メールアドレス等が記録されると共に、特定機能の使用を許可された電話番号を記録している。また、電話番号には、固定電話の電話番号以外に、携帯電話、IP電話等の電話番号が含まれる。この発信者番号登録部10は、電話番号を登録した電話帳とは別に設けるものであってもよいし、電話帳に登録した電話番号の中から選択した電話番号を、登録発信者番号として電話帳に登録するものであってもよい。
発信者番号検査部11は、回線側から告げ知らされた発信者番号と、あらかじめ登録してある発信者番号とが一致するか否かを検査する。
VoIP処理部12は、マイクから入力された音声データに所定の処理を施しパケット化して回線網に出力する。また、回線網から受信したパケットに所定の処理を施し音声データをスピーカに出力する。
ここで、図3を参照しながらVoIP処理部12の具体的な処理手順を説明する。
図3に示されるようにVoIP処理部12は、送信側には、PCM符号化部22、音声圧縮部23、パケット化部24の各部が設けられ、受信側には、パケット分解部25、音声伸長部26、PCM復号化部27の各部が設けられている。
マイク等により入力された音声は、A−D変換器21でデジタル信号に変換される。PCM符号化部22では、デジタル信号に変換された音声データをPCM符号化方式を用いて符号化する。音声圧縮部23では、PCM符号化された音声データを、G.729、G.7111、G.728等の圧縮方式を用いて圧縮する。圧縮した音声データは、パケット化部24にてパケットに分割され、回線網側に送信される。また、回線側より入力したパケットは、パケット分解部25で、パケットから分解される。分解されたデータは音声伸長部26で伸長処理を施しPCM復号化部27で復号される。復号化された音声データはD−A変換器28でアナログの音声に変換しスピーカ29に出力される。
次に、図4を参照しながら、音声データを載せるパケットの構成を説明する。図4に示されるようにパケットの構成は、4ビットのバージョン情報、4ビットのインターネットヘッダ長情報、8ビットのサービスタイプ情報、16ビットのトータル長情報、16ビットの識別子、3ビットのフラグ情報、13ビットのフラグメント・オフセット情報、8ビットの生存時間情報、8ビットのプロトコルタイプ情報、16ビットのヘッダチェックサム情報、32ビットの送信元アドレス、32ビットの宛先アドレス、オプション、パディング、データ領域からなり、データを載せる何れかの領域に通信相手先の電話番号情報が載せられている。なお、電話番号情報はデータ領域に載せるのが通常であるが、これに限定されるものではない。
次に、図5を参照しながらIPネットワークを介した音声通信について説明する。
例えば、図5に示された固定電話機からIPネットワーク上のIP電話端末のIP電話番号が入力されると、ゲートウェイ装置30は入力されたIP電話番号に対応するIPアドレスを取得するためENUM(Telephone Number Mapping)対応のDNS(Domain Name System)サーバ40に問い合わせを行う。ENUM対応のDNSサーバ40は、電話番号から対応するSIPサーバ50のアドレス及びポート番号と、IPアドレスをゲートウェイ装置30に通知する。ゲートウェイ装置30は、取得したアドレスを用いてSIPサーバ50に接続要求を行なうことで、所望のIP端末装置1との通話が実現する。
IPネットワークに接続された機器にIP電話番号が割り付けられ、各機器はこのIP電話番号を用いて接続要求を行い音声通話を行う環境下において、本実施形態のIP端末装置1は接続要求を受け付けると、接続要求のあった機器の発信者番号を検出し、この検出した発信者番号が予め登録された発信者番号であるか否かを確認する。検出した発信者番号が予め登録された発信者番号であった場合には接続要求を受け付け、またIP端末装置に備えられた特定機能を使用可能にする。また、検出した発信者番号が予め登録された発信者番号ではなかった場合には接続要求を拒否する。このようにして本実施形態のIP端末装置は、ネットワークからの悪意のある接続要求を排除し、プログラムの破壊、消滅、秘密情報が盗まれるといった問題を解決することができる。
また、あらかじめ登録された発信者番号からの接続要求に対しては、直ちにこの接続要求を受け付け、またIP端末装置に備えられた特定機能を使用可能にする。IP端末装置に備えられた特定機能としては、音声情報、ファクシミリ情報、HTMLファイル情報、デジタル音楽情報、静止画、動画像、ソフトウェアまたはプログラム、デジタル化された音声情報等を通信相手先と送信、または/および受信する機能が挙げられる。このような特定機能を使用可能にすることで、ユーザは離れた場所からIP端末装置を遠隔操作することが可能となり、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
また、回線からの接続要求を受け付けると、IP端末装置側で自動的に接続要求のあった機器の発信者番号を検出して予め登録された発信者番号と比較を行なうことにより、遠隔地にいるユーザは特定機能を使用するために機器の識別情報を入力する手間、及び誤った識別情報を入力してしまうといった不具合の発生を防止することができる。
ここで、図5に示されるSIPサーバ50とIP端末装置1との通信シーケンスを図6を参照しながら説明する。
まず、通常の受信の場合、SIPサーバ50から接続を要求するコネクト信号が送られると、このコネクト信号から接続要求を出した相手機の発信者番号(固定電話番号、携帯電話番号、IPアドレス、IP電話番号等が挙げられる)を検出し、発信者番号登録部9に登録してある発信者番号と比較する。相手機の発信者番号が発信者番号登録部9に登録された番号であることを認識すると、IP端末装置1はACK信号をSIPサーバ50側に送り返す。ACK信号を受信したSIPサーバ50は、続いて呼び出し信号を送信しIP端末装置1から通信準備ができたことを示す通信レディ信号を受信する。
次に、アクセスのあった相手のIP電話番号により通信を拒否する場合を説明する。
この場合も、SIPサーバ50から接続を要求するコネクト信号が送られると、このコネクト信号から接続要求を出した相手機の発信者番号(固定電話番号、携帯電話番号、IPアドレス、IP電話番号等が挙げられる)を検出し、発信者番号登録部9に登録してある発信者番号と比較する。相手機の発信者番号が発信者番号登録部9に登録された番号であることを認識すると、IP端末装置1は通信を拒否するNACK信号をSIPサーバ50に送信し当該相手機との通信を打ち切る。
次に、図7に示されたフローチャートを参照しながらIP端末装置の動作手順を説明する。
着呼を受け付けると(ステップS1/YES)、IP端末装置1は発信者番号検出部9により接続要求のあった相手先の発信者番号を検出する(ステップS2)。次に、検出した発信者番号が発信者番号登録部10にあらかじめ登録されている発信者番号と一致するか否かを発信者番号検査部11で検査する(ステップS3)。
発信者番号検査部11による検査の結果、接続要求のあった相手先の発信者番号が発信者番号登録部10に登録されていなかった場合には(ステップS3/NO)、特定機能使用禁止部6により特定機能の使用を禁止すると共に、当該相手機との通信を打ち切る(ステップS5)。
また、発信者番号検査部11による検査の結果、接続要求のあった相手先の発信者番号が発信者番号登録部10に登録されていた場合には(ステップS3/YES)、接続要求のあった相手機との回線を接続すると共に、特定機能使用許諾部5により特定機能の使用を許可する(ステップS4)。なお、特定機能には、音声情報、ファクシミリ情報、HTMLファイル情報、デジタル音楽情報、静止画、動画像、ソフトウェアまたはプログラム、デジタル化された音声情報等を通信相手先と送信、または/および受信する機能が挙げられる。
このように本実施形態は、発信者番号検出部9が検出した発信者番号と発信者番号登録部10に登録された発信者番号とが一致している場合には通信を行うことにより、予め登録された特定の相手との通信ができる。また、検出した発信者番号が予め登録された発信者番号ではなかった場合には接続要求を拒否する。このようにして本実施形態のIP端末装置は、ネットワークからの悪意のある接続要求を排除し、プログラムの破壊、消滅、秘密情報が盗まれるといった問題を解決することができる。
また、あらかじめ登録された発信者番号からの接続要求に対しては、直ちにこの接続要求を受け付け、またIP端末装置に備えられた特定機能を使用可能にする。特定機能を使用可能にすることで、ユーザは離れた場所からIP端末装置を遠隔操作することが可能となり、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
また、回線からの接続要求を受け付けると、IP端末装置側で自動的に接続要求のあった機器の発信者番号を検出して予め登録された発信者番号と比較を行なうことにより、遠隔地にいるユーザは特定機能を使用するために機器の識別情報を入力する手間、及び誤った識別情報を入力してしまうといった不具合の発生を防止することができる。
なお、上述した実施形態は本発明の好適な実施の形態である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。例えば、上述した実施形態ではIP電話のプロトコル方式としてSIPを用いた説明を行ったが、IP電話のプロトコルはこれに限定されるものではなく、例えば、H.323,MGCP(Media Gateway Control protocol),Megaco(Media Gateway Control)等であってもよい。MGCPはRFC2705、SIPはRFC3261、MegacoはRFC3015の標準に記載されている。
以上の説明より明らかなように本発明は、発信者番号検出手段が検出した発信者番号と発信者番号登録手段に登録された発信者番号とが一致している場合には通信を行うことにより、予め登録された特定の相手との通信ができる。また、検出した発信者番号が予め登録された発信者番号ではなかった場合には接続要求を拒否する。このようにして本実施形態のIP端末装置は、ネットワークからの悪意のある接続要求を排除し、プログラムの破壊、消滅、秘密情報が盗まれるといった問題を解決することができる。
また、あらかじめ登録された発信者番号からの接続要求に対しては、直ちにこの接続要求を受け付け、またIP端末装置に備えられた特定機能を使用可能にする。特定機能を使用可能にすることで、ユーザは離れた場所からIP端末装置を遠隔操作することが可能となり、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
また、回線から接続要求を受け付けると、IP端末装置側で自動的に接続要求のあった機器の発信者番号を検出して予め登録された発信者番号と比較を行うことにより、遠隔地にいるユーザは特定機能を使用するために機器の識別情報を入力する手間、及び誤った識別情報を入力してしまうといった不具合の発生を防止することができる。
また、発信者番号が一致した場合には、特定の機能とそれ以外の機能を使用することができ、一致しない場合であっても、使用が禁止されている機能以外の機能を使用することができる。
本発明に係る実施形態の構成を示すブロック図である。 発信者番号登録部の構成を示す図である。 VoIP処理部の構成を示すブロック図である。 パケットの構成を示す図である。 IPアドレスを利用した音声通信を説明するための図である。 SIPサーバとの通信プロトコルを示す図である。 動作手順を示すフローチャートである。 IPアドレスを利用した音声通信を説明するための図である。
符号の説明
1 IP端末装置
2 CPU
3 EPROM
4 記憶部
5 特定機能使用許諾部
6 特定機能使用禁止部
7 モデム部
8 通信部
9 発信者番号検出部
10 発信者番号登録部
11 発信者番号検査部
12 VoIP処理部

Claims (13)

  1. 告げ知らされた発信者番号を検出する発信者番号検出手段と、あらかじめ発信者番号を1以上登録する発信者番号登録手段とを有し、IP電話用の電話番号が割り付けられた回線に接続されたIP端末装置であって、
    前記発信者番号検出手段が検出した発信者番号と前記発信者番号登録手段に登録された発信者番号とが一致している場合には通信を行い、一致しない場合には通信を拒否することを特徴とするIP端末装置。
  2. 前記発信者番号登録手段は、
    電話帳手段に登録された電話番号の中から選択した電話番号を、発信者番号として登録したものであることを特徴とする請求項1記載のIP端末装置。
  3. 前記発信者番号は、IP電話の電話番号であることを特徴とする請求項1または2記載のIP端末装置。
  4. 前記発信者番号検出手段が検出した発信者番号と前記発信者番号登録手段に登録された発信者番号とが一致している場合には、IP端末装置に備えられた特定機能を使用可能にすることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のIP端末装置。
  5. 前記特定機能は、通信相手先との間で情報データの送信または受信のうち少なくとも一方を行う機能であることを特徴とする請求項4記載のIP端末装置。
  6. 前記特定機能は、通信相手先から音声情報を受信する機能であることを特徴とする請求項4記載のIP端末装置。
  7. 前記特定機能は、通信相手先との間でファクシミリ情報の送信または受信のうち少なくとも一方を行う機能であることを特徴とする請求項4記載のIP端末装置。
  8. 前記特定機能は、通信相手先との間でHTMLファイル情報の送信または受信のうち少なくとも一方を行う機能であることを特徴とする請求項4記載のIP端末装置。
  9. 前記特定機能は、通信相手先との間でデジタルの音楽情報の送信または受信のうち少なくとも一方を行う機能であることを特徴とする請求項4記載のIP端末装置。
  10. 前記特定機能は、通信相手先との間で静止画情報の送信または受信のうち少なくとも一方を行う機能であることを特徴とする請求項4記載のIP端末装置。
  11. 前記特定機能は、通信相手先との間で動画情報の送信または受信のうち少なくとも一方を行う機能であることを特徴とする請求項4記載のIP端末装置。
  12. 前記特定機能は、通信相手先との間でソフトウェアまたはプログラムのうち少なくとも1つの送信または受信のうち少なくとも一方を行う機能であることを特徴とする請求項4記載のIP端末装置。
  13. 前記特定機能は、通信相手先からデジタル化された音声情報を受信する機能であることを特徴とする請求項4記載のIP端末装置。
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