JP2007208352A - ブロードバンドアクセスサーバの負荷分散方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザー端末からBAS向きに送信されたフレームを、スイッチにて判別を行い、BASの負荷分散を実現する。
【解決手段】負荷分散機能を有したスイッチをユーザー端末と複数BASの間に設置して、スイッチがユーザー端末からの接続要求を各BASへ均等、または設定比率に応じて負荷分散を行うことである。ユーザー端末と少なくとも1つ以上のブロードバンドアクセスサーバ(以下、BASと略す)の間に設置されたスイッチにて、ユーザー端末からBAS向きに送られてくるフレームの内容を判別し、フレーム内容がブロードキャストフレームかつ接続要求と判断された場合は設定されているポリシーに応じて選択されたBASのみに接続要求フレームを転送することで、各BASの接続ユーザー数の負荷分散を実現する方法。
【選択図】 図8
【解決手段】負荷分散機能を有したスイッチをユーザー端末と複数BASの間に設置して、スイッチがユーザー端末からの接続要求を各BASへ均等、または設定比率に応じて負荷分散を行うことである。ユーザー端末と少なくとも1つ以上のブロードバンドアクセスサーバ(以下、BASと略す)の間に設置されたスイッチにて、ユーザー端末からBAS向きに送られてくるフレームの内容を判別し、フレーム内容がブロードキャストフレームかつ接続要求と判断された場合は設定されているポリシーに応じて選択されたBASのみに接続要求フレームを転送することで、各BASの接続ユーザー数の負荷分散を実現する方法。
【選択図】 図8
Description
本発明は、端末から送信されてきた接続要求を複数のブロードバンドアクセスサーバ(以下BASと略す)に振り分ける仕組みを持ち、かつ接続されている全BASを監視する仕組みを持ったスイッチを使用してBASの負荷分散を図る方法に関するものである。
現在、回線事業者がBASを使用して契約ユーザーにインターネット環境を提供するサービスが一般的に行われている。ユーザー端末がBASに接続する方式はPPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet)(Ethernetは登録商標)接続方式とDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)接続方式を用いるのが主流である。
契約ユーザー数が増加し、回線事業者側で設計したBAS1台あたりの収容ユーザー数に近づきBASの負荷が増大してきた場合、いずれの方式も複数のBASを設置することでBASの負荷分散を図ることは可能である。複数BASを設置した環境では、ユーザー端末は、自身からBASへブロードキャスト送信した接続要求に対して一番初めに応答を受けたBASへ接続する。場合によっては複数のユーザー端末が同じBASに接続され、ユーザー接続数が特定のBASに偏る状況になることがある。現状では負荷分散するために制御する方法がないため、このような状況が起こり得る。
また、特定のBASに多数のユーザーが接続すると、そのBASで障害が発生した場合は影響を受けるユーザー数が多くなる。
また、特定のBASに多数のユーザーが接続すると、そのBASで障害が発生した場合は影響を受けるユーザー数が多くなる。
現状、複数のBASを設置した場合でも特定のBASにユーザー接続が偏り負荷分散ができなく1装置当たりの負荷の偏りが発生する問題があった。すなわち、回線事業者の機器の有効利用できない点と、特定のBASに多数のユーザーが接続し、かつそのBASに障害が発生した場合は、障害範囲が広くなり、ユーザーに対してのインタネットサービスに影響がでる点にある。
本発明は、斯かる点に鑑み、負荷分散機能を有したスイッチをユーザー端末と複数BASの間に設置して、スイッチがユーザー端末からの接続要求を各BASへ均等、または設定比率に応じて負荷分散を図ることである。
契約ユーザーへのインターネット環境の提供サービスはサービス内容を変えることなく従来どおり提供可能であること、複数BASへユーザー接続を分散するため、各BASの処理負荷を分散することができること、複数BASへユーザー接続を分散するため、BAS単体故障が発生して使用不能になった際のユーザー影響範囲を狭められること、スイッチを導入するだけでユーザー接続の負荷分散を行えるため、契約ユーザー数増加に伴うBASの増設が容易に行えることにある。
複数BASへユーザー接続を分散するため、各BASの処理負荷を分散することができる点。
既存のサービスの問題点と、本発明を導入した場合の効果について図を用いて説明する。
図1は、既存の装置にてユーザー端末へインターネット環境を提供するため、ユーザー端末101とBAS103、104間のネットワークで接続処理をやりとりする図である。図2は、図1の各装置間の動作シーケンスを示す図である。同図において、ユーザー端末101からブロードキャスト送信された接続要求フレーム105を受信したスイッチ102は、それを受信したポートを除いたすべてのポート数分フレームのコピーを作成し、それぞれのポートからコピーしたフレーム105を各ブロードバンドアクセスサーバ103,104にブロードキャスト送信する。接続要求フレーム105を受信したBAS103はユーザー端末101宛てに接続応答フレーム106を送信する。同じく、接続要求フレーム105を受信した各BAS104はそれぞれユーザー端末101宛てに接続応答フレーム107を送信する。スイッチ102は受信した接続応答フレーム106、107をユーザー端末101に転送する。ユーザー端末101は接続応答フレーム106、107を受信する。ユーザー端末101は受信した順番にフレームを処理するため、仮に接続応答フレーム106を先に受信したとした場合、ユーザー端末101はBAS103宛てのみに次の接続要求フレーム108を送信する。
図3は、図1において、ユーザー端末101がBAS103に論理的に接続(202)し、ユーザー端末101の接続シーケンスと同様に複数のユーザー端末201もBAS103に論理的に接続(203)し、BAS103と各BAS104のユーザー接続数を比較した場合、ユーザー接続数がBAS103に偏っている状態を表している。
図4は前述したスイッチ102の内部でユーザー端末101から接続要求フレーム105を受信した際の動作を示した図である。ユーザー端末101からブロードキャスト送信された接続要求フレーム105はスイッチ102の内部の各処理部で次のように処理される。すなわち、フレーム受信部301で受信したフレーム105はフレーム判別部302に転送される。転送されたフレーム105は宛先MACアドレスがブロードキャストアドレスに一致すると、フレーム判別部302は判断処理を実行し、フレーム105をフレーム制御部303に転送する。転送されたフレーム105はフレーム制御部303にてフレーム送信部304、305の数分(図においてはn個分)コピーされ、各フレーム送信部304、305に1フレームずつ転送する。フレーム105を受信したフレーム送信部304は接続されているBAS103にフレーム105を転送し、フレーム105を受信した各フレーム送信部305は接続されている各BAS104にそれぞれフレーム105を転送する。
図5は、本発明を適用したスイッチ401を導入し、ユーザー端末101へインターネット環境を提供するため、ユーザー端101とBAS103、104間のネットワークで接続処理をやりとりする図である。図6は、図5の動作シーケンスを示す図である。
ユーザー端末101からブロードキャスト送信された接続要求フレーム105を受信したスイッチ401は、受信したフレーム105の規定条件、つまりユーザー端末からブロードバンドアクセスサーバ向きに送られてくるフレームから抽出した宛先MACアドレス、タイプフィールド値、宛先IPアドレスを、そのフレームが接続要求フレームであるか否かを判定する条件を抽出し、ユーザー端末からブロードバンドアクセスサーバ向きに送られてくるフレームの宛先MACアドレスとタイプフィールド値を抽出し、そのフレームの宛先MACアドレスがブロードキャストアドレスと一致し、かつタイプフィールド値が接続要求を表すプロトコル番号と一致する場合、これを接続要求フレームであると判断またはユーザー端末からブロードバンドアクセスサーバ向きに送られてくるフレームの宛先MACアドレス、タイプフィールド値、宛先IPアドレスを抽出し、そのフレームの宛先MACアドレスがブロードキャストアドレスと一致し、かつタイプフィールド値が接続要求に使用されるプロトコル番号と一致し、かつ宛先IPアドレスがブロードキャストアドレスと一致する場合、これを接続要求フレームであると判断し、該判断結果がブロードキャストフレームかつ接続要求と判別されると、スイッチ401は接続要求と判定されたフレームをスイッチの管理者が構成変更可能な設定に基づき、少なくとも1つ以上のブロードバンドアクセスサーバから選択された特定のブロードバンドアクセスサーバのみに転送する。
図6において、接続要求フレーム105を受信したBAS103はユーザー端末101宛てに接続応答フレーム106をユニキャスト送信する。スイッチ401はBAS103から受信した接続応答フレーム106をユーザー端末101に転送する。ユーザー端末101はスイッチ401から接続応答フレーム106を受信する。ユーザー端末101はBAS103宛てに次の接続要求フレーム108をユニキャスト送信する。接続要求フレーム108を受信したスイッチ401は、BAS103に接続要求フレーム108を転送する。
図7は、図5によりユーザー端末101がBAS103に論理的に接続(501)し、複数のユーザー端末201がスイッチ401の上述したポリシー(ここでは各BASに均等に分散に設定しているとする)に基づき、各BAS104に分散して論理的に接続(502)し、BAS103と各BAS104のユーザー接続数を比較した場合、ユーザー接続数が分散されている状態を表している。
図8により、図5と図7におけるスイッチ401の内部処理について詳述する。ユーザー端末101からブロードキャスト送信されたの接続要求フレーム105はスイッチ401の内部の各処理部で次のように処理される。
すなわち、フレーム受信部301で受信したフレーム105はフレーム判別部601に転送される。転送されたフレーム105はフレーム判別部601にて上述した条件、つまりユーザー端末からブロードバンドアクセスサーバ向きに送られてくるフレームから抽出した宛先MACアドレス、タイプフィールド値、宛先IPアドレスを、そのフレームが接続要求フレームであるか否かを判定する条件を抽出し、上述した内容を確認、つまりユーザー端末からブロードバンドアクセスサーバ向きに送られてくるフレームの宛先MACアドレスとタイプフィールド値を抽出し、そのフレームの宛先MACアドレスがブロードキャストアドレスと一致し、かつタイプフィールド値が接続要求を表すプロトコル番号と一致する場合、これを接続要求フレームであると判断とユーザー端末からブロードバンドアクセスサーバ向きに送られてくるフレームの宛先MACアドレス、タイプフィールド値、宛先IPアドレスを抽出し、そのフレームの宛先MACアドレスがブロードキャストアドレスと一致し、かつタイプフィールド値が接続要求に使用されるプロトコル番号と一致し、かつ宛先IPアドレスがブロードキャストアドレスと一致する場合、これを接続要求フレームであると判断する。確認/判断結果より、フレーム105を接続要求フレーム、かつ宛先MACアドレスがブロードキャストアドレスに一致するとフレーム判別部601は判断処理を実行し、フレーム105をフレーム制御部602に転送する。転送されたフレームはフレーム制御部602にて上述したポリシーに基づき選択したフレーム送信部304へフレーム105を転送する。
つまり接続要求と判定されたフレームをスイッチの管理者が構成変更可能な設定に基づき、少なくとも1つ以上のブロードバンドアクセスサーバから選択された特定のブロードバンドアクセスサーバのみに転送する。フレーム105を受信したフレーム送信部304は接続されているBAS103にフレーム105を転送する。なお、回線状態監視部901は各回線のリンク状態を監視しており、詳細は図12で説明する。
図9は、スイッチ401の内部にてユーザー接続が各BASに分散される流れを表している。ユーザー端末201から図8の次に受信した接続要求フレーム603が、フレーム制御部602に設定された均等に分散するポリシーに基づきフレーム送信部604が選択され、これにのみ接続要求フレーム603が転送される。以下同様に、接続要求フレームを受信する度にフレーム制御部602により次のフレーム送信部が順番に選択される。この図ではn番目の接続要求フレーム605はフレーム送信部606が選択される。よってユーザー接続が各BASに分散されるようになる。フレーム送信部606の次は戻ってフレーム送信部304が選択されるものとする。
すなわち、フレーム受信部301で受信したフレーム105はフレーム判別部601に転送される。転送されたフレーム105はフレーム判別部601にて上述した条件、つまりユーザー端末からブロードバンドアクセスサーバ向きに送られてくるフレームから抽出した宛先MACアドレス、タイプフィールド値、宛先IPアドレスを、そのフレームが接続要求フレームであるか否かを判定する条件を抽出し、上述した内容を確認、つまりユーザー端末からブロードバンドアクセスサーバ向きに送られてくるフレームの宛先MACアドレスとタイプフィールド値を抽出し、そのフレームの宛先MACアドレスがブロードキャストアドレスと一致し、かつタイプフィールド値が接続要求を表すプロトコル番号と一致する場合、これを接続要求フレームであると判断とユーザー端末からブロードバンドアクセスサーバ向きに送られてくるフレームの宛先MACアドレス、タイプフィールド値、宛先IPアドレスを抽出し、そのフレームの宛先MACアドレスがブロードキャストアドレスと一致し、かつタイプフィールド値が接続要求に使用されるプロトコル番号と一致し、かつ宛先IPアドレスがブロードキャストアドレスと一致する場合、これを接続要求フレームであると判断する。確認/判断結果より、フレーム105を接続要求フレーム、かつ宛先MACアドレスがブロードキャストアドレスに一致するとフレーム判別部601は判断処理を実行し、フレーム105をフレーム制御部602に転送する。転送されたフレームはフレーム制御部602にて上述したポリシーに基づき選択したフレーム送信部304へフレーム105を転送する。
つまり接続要求と判定されたフレームをスイッチの管理者が構成変更可能な設定に基づき、少なくとも1つ以上のブロードバンドアクセスサーバから選択された特定のブロードバンドアクセスサーバのみに転送する。フレーム105を受信したフレーム送信部304は接続されているBAS103にフレーム105を転送する。なお、回線状態監視部901は各回線のリンク状態を監視しており、詳細は図12で説明する。
図9は、スイッチ401の内部にてユーザー接続が各BASに分散される流れを表している。ユーザー端末201から図8の次に受信した接続要求フレーム603が、フレーム制御部602に設定された均等に分散するポリシーに基づきフレーム送信部604が選択され、これにのみ接続要求フレーム603が転送される。以下同様に、接続要求フレームを受信する度にフレーム制御部602により次のフレーム送信部が順番に選択される。この図ではn番目の接続要求フレーム605はフレーム送信部606が選択される。よってユーザー接続が各BASに分散されるようになる。フレーム送信部606の次は戻ってフレーム送信部304が選択されるものとする。
図10は、既存のスイッチ102のフレーム判別部302とフレーム制御部303にて行われる処理のフローチャートである。フレーム判別部302は、ブロードキャストフレームを受信(ステップ701)したか否かを判断し、受信(Yes)した場合にはフレームをフレーム制御部303へ転送(ステップ702)し、フレーム制御部303はフレーム送信部の数、フレームのコピーを作成(ステップ703)し、全フレーム送信部へフレームのコピーを転送する。否のときにはフレームをフレーム制御部303へ転送(ステップ705)し、フレーム制御部303は宛先MACアドレス情報を持つフレーム送信部へフレームを転送(ステップ706)する。ここで、VLAN(Virtual LAN)タグはフレーム受信部301にて処理されているものとする。
図11は、本発明を適用したスイッチ401のフレーム判別部601とフレーム制御部602にて行われる処理のフローチャートである。フレーム判別部601はブロードキャストフレームを受信した場合(ステップ701のYes)、プロトコルタイプフィールド値(以下、Typeと略す)宛先IPアドレスを抽出(ステップ801)する。受信しない場合にはフレーム制御部へフレームを転送(ステップ707)する。ステップ802にて、TypeがPADI(Ox8863)と一致(ステップ802)すると、又はTypeがIPv4(Ox0800)と一致(ステップ803)し、更にIPアドレスがブロードキャストアドレスと一致(ステップ805)すると、フレーム制御部へフレームを転送ステップ806)する。ステップ803にて不一致の場合には、TypeがIPv6(Ox86dd)と一致(ステップ804)のとき、宛先IPアドレスがプロ−ドキャストアドレスと一致する否か判断(ステップ805)する。共に不一致の場合にはフレーム制御部へフレームを転送(ステップ702)する。制御フレーム制御部403は宛先MACアドレス情報を持つフレーム送信部へフレームを転送(ステップ706)し、フレーム制御部602はポリシーに基づいて選択されたフレーム送信部へフレームを転送(ステップ807)し、フレーム制御部303はフレーム送信部の数、フレームのコピーを作成(ステップ703)し、全フレーム送信部へフレームのコピーを転送ステップ704)する。ここで、図9と同様にVLANタグはフレーム受信部301にて処理されているものとする。
図12は、本発明を適用したスイッチ401にて行われる監視処理のフローチャートである。すなわち、スイッチが接続されている全ブロードバンドアクセスサーバの生存確認を行い、各ブロードバンドアクセスサーバの異常を検知すると、そのブロードバンドアクセスサーバに接続されているポートの閉塞を行い、閉塞されたブロードバンドアクセスサーバの復旧を検知すると、そのブロードバンドアクセスサーバに接続されているポートの閉塞解除を行うフローチャートである。ただし各BASはそれぞれスイッチ401に物理的に直接接続されているものとする。スイッチ401の回線状態監視部901は常に各回線のリンクアップ/リンクダウン状況を監視しており、回線のリンクダウンを検出すると、フレーム制御部602へ回線リンクダウンを通知(ステップ904)し、フレーム制御部602はその回線を閉塞(ステップ904)する。回線状態監視部901は回線のリンクアップを検出すると、フレーム制御部602へ回線リンクアップを通知(ステップ909)し、フレーム制御部602はその回線の閉塞を解除(ステップ909)する。
図12は、本発明を適用したスイッチ401にて行われる監視処理のフローチャートである。すなわち、スイッチが接続されている全ブロードバンドアクセスサーバの生存確認を行い、各ブロードバンドアクセスサーバの異常を検知すると、そのブロードバンドアクセスサーバに接続されているポートの閉塞を行い、閉塞されたブロードバンドアクセスサーバの復旧を検知すると、そのブロードバンドアクセスサーバに接続されているポートの閉塞解除を行うフローチャートである。ただし各BASはそれぞれスイッチ401に物理的に直接接続されているものとする。スイッチ401の回線状態監視部901は常に各回線のリンクアップ/リンクダウン状況を監視しており、回線のリンクダウンを検出すると、フレーム制御部602へ回線リンクダウンを通知(ステップ904)し、フレーム制御部602はその回線を閉塞(ステップ904)する。回線状態監視部901は回線のリンクアップを検出すると、フレーム制御部602へ回線リンクアップを通知(ステップ909)し、フレーム制御部602はその回線の閉塞を解除(ステップ909)する。
負荷分散機能を有したスイッチを設置することで、ユーザー接続を複数BASへ分散することが可能であり、BASにおける処理の負荷分散を実現できる。
101:ユーザー端末
102:既存のスイッチ
103:BAS#1
104:BAS#2〜BAS#N
105:ユーザー端末からブロードキャスト送信された接続要求フレーム
106:BAS#1からユーザー端末宛てにユニキャスト送信された接続応答フレーム
107:BAS#2からユーザー端末宛てにユニキャスト送信された接続応答フレーム
108:ユーザー端末からBAS#1宛てにユニキャスト送信された接続要求フレーム
201:複数のユーザー端末
202:ユーザー端末がBAS#1に論理的に接続している状態
203:複数のユーザー端末がBAS#1に論理的に接続している状態
301:既存のスイッチのフレーム受信部
302:既存のスイッチのフレーム判別部
303:既存のスイッチのフレーム制御部
304:既存のスイッチのフレーム転送部#1
305:既存のスイッチのフレーム転送部#2〜フレーム転送部#n
401:本発明を適用したスイッチ
501:ユーザー端末がBAS#1に論理的に接続している状態
502:複数のユーザー端末がBAS#2〜BAS#nにそれぞれ論理的に接続されている状態
601:本発明を適用したスイッチのフレーム判別部
602:発明を適用したスイッチのフレーム制御部
603:ユーザー端末側から受信した2番目の接続要求フレーム
604:スイッチのフレーム送信部#2
605:ユーザー端末側から受信したn番目の接続要求フレーム
606:スイッチのフレーム送信部#n
701:フレームの判断処理
702:ブロードキャストフレームのフレーム制御部への転送処理
703:ブロードキャストフレームのコピー処理
704:ブロードキャストフレームのフレーム送信部への転送処理
705:ユニキャストフレームのフレーム制御部への転送処理
706:ユニキャストフレームのフレーム送信部への転送処理
801:ブロードキャストフレームからのプロトコルタイプフィールド値と宛先IPアドレス抽出処理
802:抽出したプロトコルタイプフィールド値の判別処理
803:抽出したプロトコルタイプフィールド値の判別処理
804:抽出したプロトコルタイプフィールド値の判別処理
805:抽出した宛先IPアドレスの判別処理
806:フレームのフレーム制御部への転送処理
807:フレームのフレーム送信部への転送処理
901:回線状態監視部
902:回線リンクダウン検出待機処理
903:回線リンクダウン検出判別処理
904:回線リンクダウン通知処理
905:回線閉塞処理
906:回線リンクアップ検出待機処理
907:回線リンクアップ検出判別処理
908:回線リンクアップ通知処理
909:回線閉塞解除処理
102:既存のスイッチ
103:BAS#1
104:BAS#2〜BAS#N
105:ユーザー端末からブロードキャスト送信された接続要求フレーム
106:BAS#1からユーザー端末宛てにユニキャスト送信された接続応答フレーム
107:BAS#2からユーザー端末宛てにユニキャスト送信された接続応答フレーム
108:ユーザー端末からBAS#1宛てにユニキャスト送信された接続要求フレーム
201:複数のユーザー端末
202:ユーザー端末がBAS#1に論理的に接続している状態
203:複数のユーザー端末がBAS#1に論理的に接続している状態
301:既存のスイッチのフレーム受信部
302:既存のスイッチのフレーム判別部
303:既存のスイッチのフレーム制御部
304:既存のスイッチのフレーム転送部#1
305:既存のスイッチのフレーム転送部#2〜フレーム転送部#n
401:本発明を適用したスイッチ
501:ユーザー端末がBAS#1に論理的に接続している状態
502:複数のユーザー端末がBAS#2〜BAS#nにそれぞれ論理的に接続されている状態
601:本発明を適用したスイッチのフレーム判別部
602:発明を適用したスイッチのフレーム制御部
603:ユーザー端末側から受信した2番目の接続要求フレーム
604:スイッチのフレーム送信部#2
605:ユーザー端末側から受信したn番目の接続要求フレーム
606:スイッチのフレーム送信部#n
701:フレームの判断処理
702:ブロードキャストフレームのフレーム制御部への転送処理
703:ブロードキャストフレームのコピー処理
704:ブロードキャストフレームのフレーム送信部への転送処理
705:ユニキャストフレームのフレーム制御部への転送処理
706:ユニキャストフレームのフレーム送信部への転送処理
801:ブロードキャストフレームからのプロトコルタイプフィールド値と宛先IPアドレス抽出処理
802:抽出したプロトコルタイプフィールド値の判別処理
803:抽出したプロトコルタイプフィールド値の判別処理
804:抽出したプロトコルタイプフィールド値の判別処理
805:抽出した宛先IPアドレスの判別処理
806:フレームのフレーム制御部への転送処理
807:フレームのフレーム送信部への転送処理
901:回線状態監視部
902:回線リンクダウン検出待機処理
903:回線リンクダウン検出判別処理
904:回線リンクダウン通知処理
905:回線閉塞処理
906:回線リンクアップ検出待機処理
907:回線リンクアップ検出判別処理
908:回線リンクアップ通知処理
909:回線閉塞解除処理
Claims (6)
- ユーザー端末と少なくとも1つ以上のブロードバンドアクセスサーバの間に設置されたスイッチにて、ユーザー端末からブロードバンドアクセスサーバ向きに送られてくるフレームの内容を判別し、フレーム内容がブロードキャストフレームかつ接続要求と判断された場合は設定されているポリシーに応じて選択されたブロードバンドアクセスサーバのみに接続要求フレームを転送し、各ブロードバンドアクセスサーバの接続ユーザー数の負荷分散を実現するブロードバンドアクセスサーバの負荷分散方法。
- 請求項1において、ユーザー端末からブロードバンドアクセスサーバ向きに送られてくるフレームから抽出した宛先MACアドレス、タイプフィールド値、宛先IPアドレスを、そのフレームが接続要求フレームであるか否かを判定する条件とするブロードバンドアクセスサーバの負荷分散方法。
- 請求項1において、ユーザー端末からブロードバンドアクセスサーバ向きに送られてくるフレームの宛先MACアドレスとタイプフィールド値を抽出し、そのフレームの宛先MACアドレスがブロードキャストアドレスと一致し、かつタイプフィールド値が接続要求を表すプロトコル番号と一致する場合、これを接続要求フレームであると判断することを特徴とするブロードバンドアクセスサーバの負荷分散方法。
- 請求項1において、ユーザー端末からブロードバンドアクセスサーバ向きに送られてくるフレームの宛先MACアドレス、タイプフィールド値、宛先IPアドレスを抽出し、そのフレームの宛先MACアドレスがブロードキャストアドレスと一致し、かつタイプフィールド値が接続要求に使用されるプロトコル番号と一致し、かつ宛先IPアドレスがブロードキャストアドレスと一致する場合、これを接続要求フレームであると判断することを特徴とするブロードバンドアクセスサーバの負荷分散方法。
- 請求項1において、接続要求と判定されたフレームをスイッチの管理者が構成変更可能な設定に基づき、少なくとも1つ以上のブロードバンドアクセスサーバから選択された特定のブロードバンドアクセスサーバのみに転送するブロードバンドアクセスサーバの負荷分散方法。
- 請求項1において、スイッチが接続されている全ブロードバンドアクセスサーバの生存確認を行い、各ブロードバンドアクセスサーバの異常を検知するとそのブロードバンドアクセスサーバに接続されているポートの閉塞を行い、閉塞されたブロードバンドアクセスサーバの復旧を検知するとそのブロードバンドアクセスサーバに接続されているポートの閉塞解除を行うブロードバンドアクセスサーバの負荷分散方法。
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