JP2007206976A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】文字認識の結果を用いた施設検索の精度を向上させた情報処理装置を提供する。
【解決手段】施設情報DB30は、施設に関する属性を有する複数の文字列からなる施設情報を保持しており、検索文字識別部26は、取り込んだ画像において認識した文字集合の中から、文字列の施設に関する属性を識別し得る複数の識別文字を特定し、取り込んだ画像において認識した文字集合の中から、複数の識別文字毎に、該識別文字に対応する施設に関する属性を有する検索文字列を取得し、施設情報検索部28は、これら複数の検索文字列に基づいて、施設情報DB30に保持された施設情報を構成する文字列を検索し、取り込んだ画像において認識した文字集合に対応する施設情報を取得する。
【選択図】図1

Description

本発明は、取り込んだ画像において認識した文字集合に基づいて施設検索のための情報処理を行うナビゲーション装置等の情報処理装置に関する。
ナビゲーション装置は、ユーザの操作によって入力される住所、電話番号、施設名称、郵便番号等の施設に関する情報を用いて施設検索を行い、当該検索によって特定された施設を目的地として設定する。この際、ユーザは、これらの住所等を記憶していれば、その記憶に頼って入力することができるが、記憶していない場合には、メモ等を参照しながら入力することになり、煩雑であった。
このような煩雑さを解消すべく、ナビゲーション装置に取り付けられたカメラや小型スキャナ、カメラ付き携帯電話等を用いて、メモ、名刺、雑誌等の情報記載媒体に記載された住所等の画像を取り込み、文字認識によりその住所等を認識して施設検索に用いる手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−100277号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された手法では、住所のみを用いた施設検索、施設名称のみを用いた施設検索等、施設に関する単一の情報のみを用いて施設検索を行っているため、施設を特定することが困難である可能性が高い。例えば、郵便番号のみを用いた施設検索では、施設を一意に特定することができない。また、住所のみを用いた施設検索、電話番号のみを用いた施設検索、施設名称のみを用いた施設検索では、文字認識が正しく行われた場合には施設を一意に特定することができるが、一部の文字が誤って認識されると、施設を特定することができない。
本発明の目的は、上述した問題を解決するものであり、文字認識の結果を用いた施設検索の精度を向上させた情報処理装置を提供するものである。
本発明は、取り込んだ画像において認識した文字集合に基づいて施設検索のための情報処理を行う情報処理装置であって、施設に関する属性を有する複数の文字列からなる施設情報を保持する施設情報保持手段と、前記取り込んだ画像において認識した文字集合の中から、文字列の属性を識別し得る複数の識別文字を特定する識別文字取得手段と、前記取り込んだ画像において認識した文字集合の中から、前記特定された複数の識別文字毎に、該識別文字に対応する属性を有する検索文字列を取得する検索文字列取得手段と、前記取得された複数の検索文字列に基づいて、前記施設情報保持手段に保持された施設情報を構成する文字列を検索し、前記取り込んだ画像において認識した文字集合に対応する施設情報を取得する施設情報検索手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、取り込んだ画像において認識した文字集合から、後に続く文字列の施設に関する属性が郵便番号であることを示すマーク文字である「〒」や、それを含む文字列の施設に関する属性が住所である可能性が高い文字である「県」等の複数の識別文字を取得し、更に取り込んだ画像において認識した文字集合から、それぞれの識別文字に対応する施設に関する属性を有する複数の文字列を検索文字列として用いて、予め保持されている施設に関する属性を有する複数の文字列からなる施設情報が検索されることにより、取り込んだ画像において認識した文字集合に対応する施設情報を取得することができる。すなわち、施設に関する属性を有する複数の検索文字列を用いて施設検索が行われるため、いずれかの検索文字列により施設情報を取得することができなくても、他の検索文字列によって一意に施設情報を取得することが可能であり、従来のように単一の文字列を用いた施設検索よりも精度を向上させることができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記施設情報検索手段が、前記検索文字列と同一の施設に関する属性を有し、且つ、前記検索文字列と完全一致又は部分一致する文字列を含む施設情報を取得するようにしてもよい。
この構成によれば、検索文字列と完全一致する文字列を含む施設情報のみならず、部分一致する文字列を含む施設情報についても検索結果として取得することができ、取り込んだ画像において認識した文字集合における一部の文字が誤って認識された場合においても、適切な施設検索が可能となる。
また、本発明の情報処理装置は、前記施設情報検索手段が、前記施設情報を構成する文字列のうち、検索対象件数が少ない文字列を優先的に検索対象とするようにしてもよい。
この構成によれば、検索対象件数が少ない文字列を優先的に検索対象として検索が行われることにより、絞込検索を効率的に行って、検索時間を短縮させることが可能となる。
また、本発明の情報処理装置は、前記検索文字列取得手段が、前記取り込んだ画像において認識した文字集合において、前記識別文字毎に予め定められた所定位置の文字列を前記検索文字列として取得するようにしてもよい。
この構成によれば、識別文字に対応する施設に関する属性を有する検索文字列をより適切に取得することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記施設情報保持手段が、前記施設に関する属性毎に設けられ、該属性を有する文字列からなるテーブルを有し、前記施設情報が、前記各テーブル内の文字列を関連付けて構成される。
本発明によれば、施設に関する属性を有する複数の検索文字列を用いて施設検索が行われるため、施設検索の精度を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明が適用されたナビゲーション装置の構成を示す図である。図1に示すナビゲーション装置100は、施設に関する属性である住所等の複数の文字列が記載された情報記載媒体である名刺200を撮影して画像を取り込み、その取り込んだ画像において認識した文字集合に基づいて施設情報の検索を行い、得られた施設情報に対応する施設を目的地とする経路探索を行うものである。
このナビゲーション装置100は、名刺200を撮影するカメラ10と、ナビゲーション装置100全体の制御を行うメインユニット20と、画像を表示するディスプレイ40と、音声を出力するスピーカ45と、ユーザによって操作される操作部50とにより構成される。これらのうち、メインユニット20は、CPUとメモリによって構成され、CPUが所定のプログラムを実行することによって実現されるものであり、文字認識部22、検索文字列取得部26、施設検索処理部28、施設情報データベース(DB)30、入力処理部31、経路探索部32、出力制御部33.音声合成制御部34及び画像表示制御部35により構成される。
以下、フローチャートを参照しつつ、ナビゲーション装置100の動作を説明する。図2は、ナビゲーション装置100による施設情報検索及び経路探索の動作を示すフローチャートである。
カメラ10は、施設に関する属性である住所等の複数の文字列が記載された情報記載媒体である名刺200を撮影して画像を取り込む(S101)。取り込まれた画像は、メインユニット20内の文字認識部22へ送られる。文字認識部22は、入力した画像を用いて公知の手法により文字認識処理を行い(S102)、認識した文字の集合を取得する(S103)。例えば、図3(a)に示す文字が記載された名刺200がカメラ10により撮影された場合、文字認識部22は、文字認識処理により、図3(b)に示すような文字集合を取得する。この文字集合は、一部の文字が誤って認識されている。取得された文字集合(認識文字集合)は、検索文字列取得部26へ送られる。
再び、図2に戻って説明する。検索文字列取得部26は、文字認識部22からの認識文字集合に含まれる所定の文字列を検索文字列として取得する処理を行う(S104)。検索文字列取得部26は、予め、認識文字集合に含まれる文字列の施設に関する属性(郵便番号、電話番号、住所)を識別し得る識別文字のリストを保持している。図5は、識別文字リストの一例を示す図である。図5に示す識別文字リストには、後に続く文字列が郵便番号であることを示すマーク文字である「〒」を郵便番号に対応する識別文字として、後に続く文字列が電話番号であることを示す「電」、「話」、「Tel」、「TEL」、「tel」を電話番号に対応する識別文字として、それを含む文字列が住所である可能性が高いことを示す「都」、「道」、「府」、「県」、「郡」、「市」を住所に対応する識別文字として、それぞれ含んでいる。
図4は、検索文字列取得部26による検索文字列取得処理の動作を示すフローチャートである。検索文字列取得部26は、この識別文字リストに基づいて、郵便番号に対応する識別文字「〒」を特定し、当該識別文字「〒」が認識文字集合に含まれているか否かを判定する(S111)。識別文字「〒」が含まれている場合には、検索文字列取得部26は、郵便番号を検索するための検索文字列である郵便番号レイアウトを認識文字集合から抽出する処理を行う(S112)。
図6は、郵便番号レイアウト抽出処理の動作を示すフローチャートである。検索文字列取得部26は、郵便番号に対応する識別文字「〒」が認識文字集合に含まれている場合、その認識文字集合における識別文字「〒」の位置を特定する(S121)。次に、検索文字列取得部26は、認識文字集合における識別文字「〒」以降の7+α個の文字を抽出し(S122)、その抽出した文字列を郵便番号レイアウトとして設定する(S123)。
例えば、認識文字集合が図3(b)に示すものである場合、検索文字列取得部26は、図7に示すように識別文字「〒」以降の10個の文字「971-8144福島」を抽出し、その文字列を郵便番号レイアウトとして設定する。なお、郵便番号は一般に7文字であるが、ハイフンが含まれることが多く、更には、誤認識された文字が含まれる可能性もあるため、ここでは10個の文字を抽出している。
再び、図3に戻って説明する。S111において、郵便番号に対応する識別文字「〒」が認識文字集合に含まれていないと判定した場合、あるいは、S112において、郵便番号レイアウトを抽出した場合、次に、検索文字列取得部26は、識別文字リストに基づいて、電話番号に対応する識別文字「電」、「話」、「Tel」、「TEL」、「tel」を特定し、これら電話番号に対応する識別文字のいずれかが認識文字集合に含まれているか否かを判定する(S113)。電話番号に対応する識別文字のいずれかが含まれている場合には、検索文字列取得部26は、電話番号を検索するための検索文字列である電話番号レイアウトを認識文字集合から抽出する処理を行う(S114)。
図8は、電話番号レイアウト抽出処理の動作を示すフローチャートである。検索文字列取得部26は、電話番号に対応する識別文字「電」、「話」、「Tel」、「TEL」、「tel」のいずれかが認識文字集合に含まれている場合、その認識文字集合における識別文字の位置を特定する(S131)。次に、検索文字列取得部26は、認識文字集合における識別文字以降の10+β個の文字を抽出し(S132)、その抽出した文字列を電話番号レイアウトとして設定する(S133)。
例えば、認識文字集合が図3(b)に示すものである場合、検索文字列取得部26は、図9に示すように、識別文字「Tel」以降の14個の文字「02怖-58-0000Fax」を抽出し、その文字列を電話番号レイアウトとして設定する。なお、電話番号は一般に10文字あるいは11文字であるが、ハイフンが含まれることが多く、更には、誤認識された文字が含まれる可能性もあるため、ここでは14個の文字を抽出している。
再び、図3に戻って説明する。S113において、電話番号に対応する識別文字「電」、「話」、「Tel」、「TEL」、「tel」のいずれも認識文字集合に含まれてないと判定した場合、あるいは、S114において、電話番号レイアウトを抽出した場合、次に、検索文字列取得部26は、識別文字リストに基づいて、住所に対応する識別文字「都」、「道」、「府」、「県」、「郡」、「市」のいずれかが認識文字集合に含まれているか否かを判定する(S115)。これら住所に対応する識別文字のいずれかが含まれている場合には、検索文字列取得部26は、住所を検索するための検索文字列である住所レイアウトを認識文字集合から抽出する処理を行う(S116)。
図10は、住所レイアウト抽出処理の動作を示すフローチャートである。検索文字列取得部26は、住所に対応する識別文字「都」、「道」、「府」、「県」、「郡」、「市」のいずれかが認識文字集合に含まれている場合、その認識文字集合における識別文字の位置を特定する(S141)。次に、検索文字列取得部26は、その認識文字集合に含まれる識別文字が「都」、「道」、「府」、「県」のいずれかであるか否かを判定する(S142)。認識文字集合に含まれる識別文字が「都」、「道」、「府」、「県」のいずれかである場合、検索文字列取得部26は、認識文字集合における識別文字からγ個の文字だけ手前の位置からδ個の文字を抽出し(S143)、その抽出した文字列を住所レイアウトとして設定する(S145)。
一方、認識文字集合に含まれる識別文字が「都」、「道」、「府」、「県」のいずれでもない場合、すなわち、認識文字集合に含まれる識別文字が「郡」、「市」のいずれかである場合、検索文字列取得部26は、認識文字集合における識別文字からε個の文字だけ手前の位置からζ個の文字を抽出し(S144)、その抽出した文字列を住所レイアウトとして設定する(S145)。
例えば、認識文字集合が図3(b)に示すものである場合、検索文字列取得部26は、図11に示すように、識別文字「県」から4個の文字だけ手前の位置から28個の文字「44福島県いわき市加島町レレTel02怖-58-0000」を抽出し、その文字列を住所レイアウトとして設定する。
再び、図3に戻って説明する。S115において、住所に対応する識別文字「都」、「道」、「府」、「県」、「郡」、「市」のいずれも認識文字集合に含まれていないと判定した場合、あるいは、S116において、住所レイアウトを抽出した場合、次に、検索文字列取得部26は、不特定レイアウト抽出処理を行う(S117)。
図12は、不特定レイアウト抽出処理の動作を示すフローチャートである。検索文字列取得部26は、認識文字集合のうち、上述した郵便番号レイアウト、電話番号レイアウト及び住所レイアウトのいずれにも含まれない文字列を抽出する(S151)。そして、検索文字列取得部26は、その抽出した文字列を不特定レイアウトとして設定する(S152)。
例えば、認識文字集合が図3(b)に示すものであり、郵便番号レイアウト、電話番号レイアウト及び住所レイアウトが図7、図9及び図11に示すものである場合、検索文字列取得部26は、図13に示すように、認識文字集合から郵便番号レイアウト、電話番号レイアウト及び住所レイアウトを除いた文字列を抽出し、その文字列を不特定レイアウトとして設定する。
再び、図2に戻って説明する。S104において、上述した処理によって検索文字列である郵便番号レイアウト、電話番号レイアウト、住所レイアウト及び不特定レイアウトのすべて、あるいは、一部が取得されると、これらが検索文字列取得部26から施設検索処理部28へ送られる。施設検索処理部28は、これら郵便番号レイアウト、電話番号レイアウト、住所レイアウト及び不特定レイアウトの全て、あるいは、一部を用いて、施設情報DB30に保持されている施設情報を検索し、識別文字集合に対応する施設情報を取得する処理を行う(S105)。
図14は、施設情報DB30の構成を示す図である。図14に示すように、施設情報DB30は、施設に関する属性毎に設けられたテーブル、具体的には、郵便番号の文字列からなる郵便番号テーブル、電話番号の文字列からなる電話番号テーブル、住所の文字列からなる住所テーブル、及び、施設名称の文字列からなる施設名称テーブルにより構成される。施設情報は、これら郵便番号テーブルにおけるいずれかの郵便番号文字列、電話番号テーブルにおけるいずれかの電話番号文字列、住所テーブルにおけるいずれかの住所文字列、及び、施設名称テーブルにおけるいずれかの施設名称文字列が対応付けられて構成される。なお、郵便番号文字列、電話番号文字列、住所文字列及び施設名称文字列の対応付けは必ずしも1対1ではなく、1対多、多対多の場合もある。
例えば、図14では、郵便番号文字列「971-8143」、「971-8144」、「971-8145」と、電話番号文字列「0246-36-AAAA」、「0246-28-BBBB」、「0246-58-0000」と、住所文字列「福島県いわき市加島町1-2-3」と、施設名称文字列「東京イタリア家具」とが対応付けられている。なお、各文字列に付加されている判定値については後述する。また、以下においては、郵便番号文字列、電話番号文字列及び住所文字列のうち、郵便番号文字列が最も件数が少ないものとする。
図15及び図16は、施設情報取得処理の動作を示すフローチャートである。施設検索処理部28は、郵便番号文字列、電話番号文字列及び住所文字列のうち、件数が最も少ない文字列である郵便番号文字列を検索対象文字列に設定する(S161)。
次に、施設検索処理部28は、検索文字列取得部26からの郵便番号レイアウトを取得したか否かを判定する(S162)。郵便番号レイアウトを取得した場合、施設検索処理部28は、その郵便番号レイアウトを用いて、施設情報DB30に保持された郵便番号文字列を検索し(S163)、郵便番号レイアウトと完全一致又は部分一致する郵便番号文字列のみに絞り込む(S164)。郵便番号レイアウトと完全一致又は部分一致する郵便番号文字列には1以上の判定値が付加される(図14参照)。この判定値は一致する文字数が多いほど大きな値となる。
S164において郵便番号文字列を絞り込んだ後、又は、S162において郵便番号レイアウトを取得していないと判定した後、施設情報検索部28は、電話番号文字列を検索対象文字列に設定する(S165)。
次に、施設検索処理部28は、検索文字列取得部26からの電話番号レイアウトを取得したか否かを判定する(S166)。電話番号レイアウトを取得した場合、施設検索処理部28は、その電話番号レイアウトを用いて、施設情報DB30に保持された電話番号文字列を検索し(S167)、電話番号レイアウトと完全一致又は部分一致する郵便番号文字列のみに絞り込む(S168)。ここで、S164における郵便番号文字列の絞り込みが行われた場合には、検索対象となる電話番号文字列は、その絞り込まれた後の郵便番号文字列、換言すれば、判定値が1以上の郵便番号文字列に対応付けられたもののみであり、一方、S164における郵便番号文字列の絞り込みが行われなかった場合には、検索対象となる電話番号文字列は、全件である。電話番号レイアウトと完全一致又は部分一致する電話番号文字列には1以上の判定値が付加される(図14参照)。この判定値は一致する文字数が多いほど大きな値となる。
S168において郵便番号文字列を絞り込んだ後、又は、S166において郵便番号レイアウトを取得していないと判定した後、図16の動作に移行し、施設情報検索部28は、検索対象の施設情報の件数が1件であるか否かを判定する(S169)。S168において絞り込まれた後の電話番号文字列が1件のみである場合には、その電話番号文字列を含む施設情報(検索対象の施設情報)は1件のみである。この場合、識別文字集合に対応する施設情報が得られたものとして、施設情報検索処理が終了する。
一方、検索対象の施設情報が複数件である場合、施設情報検索部28は、住所文字列を検索対象文字列に設定する(S170)。次に、施設検索処理部28は、検索文字列取得部26からの住所レイアウトを取得したか否かを判定する(S171)。住所レイアウトを取得した場合、施設検索処理部28は、その住所レイアウトを用いて、施設情報DB30に保持された住所文字列を検索し(S172)、住所レイアウトと完全一致又は部分一致する住所文字列のみに絞り込む(S173)。
ここで、S164における郵便番号文字列の絞り込み、及び、S168における電話番号文字列の絞り込みが行われた場合には、検索対象となる住所文字列は、これら絞り込まれた後の郵便番号文字列及び電話番号文字列に対応付けられたもののみである。また、S164における郵便番号文字列の絞り込みのみが行われた場合には、検索対象となる住所文字列は、その絞り込まれた後の郵便番号文字列に対応付けられたもののみであり、S168における電話番号文字列の絞り込みのみが行われた場合には、検索対象となる住所文字列は、その絞り込まれた後の電話番号文字列に対応付けられたもののみである。一方、S164における郵便番号文字列の絞り込み、及び、S168における電話番号文字列の絞り込みが行われなかった場合には、検索対象となる住所文字列は、全件である。住所レイアウトと完全一致又は部分一致する電話番号文字列には1以上の判定値が付加される(図14参照)。この判定値は一致する文字数が多いほど大きな値となる。
S173において住所文字列を絞り込んだ後、又は、S171において住所レイアウトを取得していないと判定した後、施設情報検索部28は、検索対象の施設情報の件数が1件であるか否かを判定する(S174)。S173において絞り込まれた後の住所文字列が1件のみである場合には、その住所文字列を含む施設情報(検索対象の施設情報)は1件のみである。この場合、識別文字集合に対応する施設情報が得られたものとして、施設情報検索処理が終了する。
一方、検索対象の施設情報が複数件である場合、施設情報検索部28は、検索文字列取得部26からの不特定レイアウトを取得したか否かを判定する(S175)。不特定レイアウトを取得した場合、施設検索処理部28は、その不特定レイアウトを用いて、施設情報DB30に保持された施設名称文字列を検索し、不特定レイアウトと完全一致又は部分一致する住所文字列を取得して施設情報検索処理を終了する(S176)。不特定レイアウトと完全一致又は部分一致する施設名称文字列には1以上の判定値が付加される(図14参照)。この判定値は一致する文字数が多いほど大きな値となる。一方、不特定レイアウトを取得していない場合には、施設検索処理部28は、そのまま施設情報検索処理を終了する。
上述した施設情報検索処理によって得られた、郵便番号文字列、電話番号文字列、住所文字列及び施設名称文字列を対応付けて構成される施設情報は、経路探索部32へ送られる。
再び、図2に戻って説明する。経路探索部32は、施設情報検索部28からの施設情報の件数、換言すれば、施設情報検索により得られた施設情報の件数が1件であるか否かを判定する(S106)。施設情報の件数が1件である場合には、経路探索部32は、その施設情報に対応する施設を目的地とする経路探索を行う(S109)。
一方、施設情報の件数が複数件である場合には、経路探索部32は、それら複数の施設情報を出力制御部33へ出力する。出力制御部33は、画像表示制御部35に対して施設情報の一覧の画像の描画を要求する。画像表示制御部35は、この要求に応じて施設情報の一覧の画像の描画し、ディスプレイ40に表示させる(S107)。その後、入力処理部31は、ユーザによる操作部50の操作によって、施設情報が選択されたか否かを判定する(S108)。施設情報が選択された場合には、入力処理部31は、経路探索部32に対して、その選択された施設情報に対応する施設を目的地とする経路探索を要求する。経路探索部32は、この要求に応じて、ユーザによって選択された施設情報に対応する施設を目的地とする経路探索を行う(S109)。
経路探索部32は、S109において経路探索を行った後、その結果を出力制御部33へ出力する。出力制御部33は、入力した経路探索結果に基づいて、画像表示制御部35に対して経路の画像の描画を要求するとともに、必要に応じて、音声合成制御部34に対して経路案内の音声出力を要求する。出力制御部33の要求に応じて、画像表示制御部35は、経路の画像を描画してディスプレイ40に表示させ、音声合成制御部34は、経路案内の音声をスピーカ45に出力させる。
このように、本実施形態におけるナビゲーション装置100は、取り込んだ画像において認識した文字集合(認識文字集合)から、後に続く文字列の施設に関する属性が郵便番号であることを示すマーク文字である「〒」や、それを含む文字列の施設に関する属性が住所である可能性が高い文字である「県」等の複数の識別文字を取得し、更に認識文字集合から、それぞれの識別文字に対応する施設に関する属性を有する複数の文字列を検索文字列(レイアウト)として用いて、施設情報を検索することにより、認識文字集合に対応する施設情報を取得することができる。すなわち、施設に関する属性を有する複数のレイアウトを用いて施設検索が行われるため、いずれかのレイアウトにより施設情報を取得することができなくても、他のレイアウトによって一意に施設情報を取得することが可能であり、従来のように単一の文字列を用いた施設検索よりも精度を向上させることができる。なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
以上、説明したように、本発明に係る情報処理装置は、施設に関する属性を有する複数の検索文字列を用いて施設検索が行われるため、施設検索の精度を向上させることができ、情報処理装置として有用である。
ナビゲーション装置の構成を示す図である。 施設情報検索及び経路探索の動作を示すフローチャートである。 撮影画像と認識文字集合との対応関係を示す図である。 検索文字列取得処理の動作を示すフローチャートである。 識別文字リストの一例を示す図である。 郵便番号レイアウト抽出処理の動作を示すフローチャートである。 郵便番号レイアウトの一例を示す図である。 電話番号レイアウト抽出処理の動作を示すフローチャートである。 電話番号レイアウトの一例を示す図である。 住所レイアウト抽出処理の動作を示すフローチャートである。 住所レイアウトの一例を示す図である。 不特定レイアウト抽出処理の動作を示すフローチャートである。 不特定レイアウトの一例を示す図である。 施設情報DBの構成を示す図である。 施設情報検索処理の動作を示す第1のフローチャートである。 施設情報検索処理の動作を示す第2のフローチャートである。
符号の説明
10 カメラ
20 メインユニット
22 文字認識部
26 検索文字列取得部
28 施設検索処理部
30 施設情報データベース(DB)
31 入力処理部
32 経路探索部
33 出力制御部
34 音声合成制御部
35 画像表示制御部
40 ディスプレイ
45 スピーカ
50 操作部
100 ナビゲーション装置
200 名刺

Claims (5)

  1. 取り込んだ画像において認識した文字集合に基づいて施設検索のための情報処理を行う情報処理装置であって、
    施設に関する属性を有する複数の文字列からなる施設情報を保持する施設情報保持手段と、
    前記取り込んだ画像において認識した文字集合の中から、文字列の施設に関する属性を識別し得る複数の識別文字を特定する識別文字特定手段と、
    前記取り込んだ画像において認識した文字集合の中から、前記特定された複数の識別文字毎に、該識別文字に対応する施設に関する属性を有する検索文字列を取得する検索文字列取得手段と、
    前記取得された複数の検索文字列に基づいて、前記施設情報保持手段に保持された施設情報を構成する文字列を検索し、前記取り込んだ画像において認識した文字集合に対応する施設情報を取得する施設情報検索手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記施設情報検索手段は、前記検索文字列と同一の施設に関する属性を有し、且つ、前記検索文字列と完全一致又は部分一致する文字列を含む施設情報を取得する前記検索文字列と完全一致又は部分一致する文字列を含む施設情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記施設情報検索手段は、前記施設情報を構成する文字列のうち、検索対象件数が少ない文字列を優先的に検索対象とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記検索文字列取得手段は、前記取り込んだ画像において認識した文字集合において、前記識別文字毎に予め定められた所定位置の文字列を前記検索文字列として取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記施設情報保持手段は、前記施設に関する属性毎に設けられ、該属性を有する文字列からなるテーブルを有し、
    前記施設情報は、前記各テーブル内の文字列を関連付けて構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置。
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