JP2007203354A - Rotating type squeeze pin ascending/descending system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、金型の型寿命を延ばすことのできる回転式スクイズピン昇降方式に関するものである。 The present invention relates to a rotary squeeze pin lifting / lowering system that can extend the mold life of a mold.
高圧鋳造においては、鋳造後、半溶融状態でスクイズピンを湯口部に降下させ、鋳造各部に圧力を与えると共に湯口部の残留凝固部を切断する。切断後、スクイズピンの引抜時(上昇時)には、鋳造製品の中心にある円柱状の穴は凝固されているので、大きな摩擦抵抗が生じ、上下金型へ大きな応力が掛かる。この動作は鋳造毎に起こるので、繰り返し金型に応力が掛かることになる。金型の型寿命を延ばすにはスクイズピン昇降時の摩擦抵抗を極力小さくすることが望まれている。 In high-pressure casting, after casting, the squeeze pin is lowered to the gate in a semi-molten state to apply pressure to each part of the casting and cut the remaining solidified portion of the gate. After cutting, when the squeeze pin is pulled out (ascended), the cylindrical hole at the center of the cast product is solidified, so that a large frictional resistance is generated and a large stress is applied to the upper and lower molds. Since this operation occurs every casting, stress is repeatedly applied to the mold. In order to extend the mold life of the mold, it is desired to reduce the frictional resistance when raising and lowering the squeeze pin as much as possible.
特許文献1に記載されているように、ダイカストマシンにおいて、金型キャビティ内に充填された溶湯を局部的に加圧するスクイズピンの移動ストロークを正確に制御するダイカストマシンにおけるスクイズピンの制御システムという発明も公開されている。
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、スクイズピンの移動ストロークを正確に制御するだけであり、金型の型寿命を延ばすことができる訳ではない。
However, the invention described in
そこで、本発明は、金型の型寿命を延ばすことのできる回転式スクイズピン昇降方式を提供することを目的とするものである。 Then, this invention aims at providing the rotary squeeze pin raising / lowering system which can prolong the mold | die lifetime of a metal mold | die.
本発明は、上記の課題を解決するために、高圧鋳造において、金型1b、1cに鋳造製品1dの原料であるアルミニウムを注湯1eし、前記鋳造製品1dが半溶融状態のときにスクイズピン1aを下降させて加圧するとともに鋳造面を切断し、前記スクイズピン1aを昇降させる際に軸回転機構を導入することにより摩擦抵抗9hを低下させることを特徴とする回転式スクイズピン昇降方式の構成とした。 In order to solve the above-described problems, the present invention provides a method for pouring aluminum 1e, which is a raw material of a cast product 1d, into dies 1b and 1c in high-pressure casting, and when the cast product 1d is in a semi-molten state, a squeeze pin. The rotary squeeze pin lifting / lowering system is characterized in that the frictional resistance 9h is lowered by introducing a shaft rotating mechanism when the squeeze pin 1a is moved up and down by lowering and pressurizing 1a and cutting the casting surface. It was.
スクイズピン昇降時の摩擦抵抗応力を実験室的に調査するため、引張試験装置において昇降時に回転機構を取り入れることにより、摩擦抵抗が約半減した結果が得られた。これを実際操業スクイズピンに採用することにより、昇降時の摩擦抵抗が半減することから、金型への応力負担が少なくなり、金型の寿命が伸ばすことができる。 In order to investigate the frictional resistance stress when raising and lowering the squeeze pin in the laboratory, the result that the frictional resistance was reduced by about half was obtained by incorporating a rotating mechanism when raising and lowering the tensile tester. By adopting this for an actual operation squeeze pin, the frictional resistance during elevation is halved, so the stress burden on the mold is reduced and the life of the mold can be extended.
本発明は、金型の型寿命を延ばすという目的を、高圧鋳造において、金型に鋳造製品の原料であるアルミニウムを注湯し、前記鋳造製品が半溶融状態のときにスクイズピンを下降させて加圧するとともに鋳造面を切断し、前記スクイズピンを昇降させる際に軸回転機構を導入することにより摩擦抵抗を低下させることを特徴とする回転式スクイズピン昇降方式により実現した。 The object of the present invention is to extend the mold life of the mold by pouring aluminum, which is a raw material of the cast product, into the mold in high pressure casting, and lowering the squeeze pin when the cast product is in a semi-molten state. This was realized by a rotary squeeze pin raising / lowering system characterized by reducing frictional resistance by introducing a shaft rotation mechanism when pressurizing and cutting the cast surface and raising and lowering the squeeze pin.
以下に、添付図面に基づいて、本発明である回転式スクイズピン昇降方式について詳細に説明する。図1は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を導入した高圧鋳造時のスクイズピン昇降機構1を示す断面図である。
Below, based on an accompanying drawing, the rotary squeeze pin raising / lowering system which is this invention is demonstrated in detail. FIG. 1 is a cross-sectional view showing a squeeze pin raising /
高圧鋳造時のスクイズピン昇降機構1は、スクイズピン1aの昇降時の抵抗を少なくするために、軸回転機構を導入したものである。
The squeeze pin raising /
高圧鋳造では、上金型1bと下金型1cを合わせ、上金型1bと下金型1cの間にある隙間に、鋳造製品1dの原料である溶融されたアルミニウムを注湯する。尚、アルミニウムは、注湯方向1eから注入される。 In high pressure casting, the upper mold 1b and the lower mold 1c are combined, and molten aluminum that is a raw material of the cast product 1d is poured into a gap between the upper mold 1b and the lower mold 1c. Aluminum is poured from the pouring direction 1e.
アルミニウム注湯後、半溶融状態の鋳造製品1dにスクイズピン1aをスクイズピン位置1fまで下降させ、鋳造製品1dに圧力を加える。また、加圧と同時に、鋳造面を切断し、その後にスクイズピン1aを上昇させる。 After pouring aluminum, the squeeze pin 1a is lowered to the squeeze pin position 1f in the semi-molten cast product 1d, and pressure is applied to the cast product 1d. At the same time as pressing, the cast surface is cut, and then the squeeze pin 1a is raised.
図2から図15において、高圧鋳造時のスクイズピン昇降機構1を導入することによりスクイズピン1aの昇降時の抵抗が少なくなることを、軸回転機構を導入した引張試験装置2を使用して実験することで示す。
In FIGS. 2 to 15, an experiment using a tensile test apparatus 2 having an axis rotation mechanism is performed to reduce the resistance when the squeeze pin 1 a is raised and lowered by introducing the squeeze pin raising and lowering
図2は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を模擬した軸回転機構付き引張試験装置2の全体を示す図である。 FIG. 2 is a diagram showing the entire tensile test apparatus 2 with a shaft rotation mechanism that simulates the rotary squeeze pin lifting / lowering system according to the present invention.
軸回転機構を導入した引張試験装置2は、スクイズピン昇降時の摩擦抵抗応力を実験室的に調査するための装置であり、軸回転摩擦抵抗発生部2a、回転速度制御装置3、自在接続器4、高さ調節用ジャッキ5、引張試験装置昇降部10、引張試験装置上部架台18及び荷重検知器19等からなる。
The tensile test device 2 having a shaft rotation mechanism is a device for laboratory investigation of the frictional resistance stress when raising and lowering the squeeze pin, and includes a shaft rotation
尚、軸回転摩擦抵抗発生部2aについては、図3から図13において詳細に説明する。また、回転速度制御装置3については、図14及び図15において詳細に説明する。
The shaft rotation
自在接続器(ユニバーサルジョイント)4は、軸回転摩擦抵抗発生部2aを荷重検知器19に接続するために設けた端子である。尚、ピン穴4aは、荷重検知器19を固定するためのものである。
The universal connector (universal joint) 4 is a terminal provided for connecting the shaft rotation frictional
高さ調節用ジャッキ5は、軸回転摩擦抵抗発生部2aの高さを調節する器具である。軸回転摩擦抵抗発生部2aと回転速度制御装置3の接続が適正となるように調整することができる。
The
引張試験装置上部架台18は、軸回転摩擦抵抗発生部2aの上部を支える台である。貫通孔に自在接続器4を通し、引張試験装置上部架台18の上に置いた荷重検知器19に接続する。
The tensile test apparatus
荷重検知器(ロードセル)19は、自在接続器4に接続され、軸回転摩擦抵抗発生部2aの昇降及び回転による摩擦抵抗9hを検知する。尚、荷重検知器19には、歪ゲージ式センサ等が使用される。
The load detector (load cell) 19 is connected to the
また、荷重検知器19で検出した試験結果は、記録計等に送られる。試験結果は、応力−歪み曲線等に編集して出力することができる。尚、試験結果については、図16及び図17において詳細に説明する。
The test result detected by the
図3は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を模擬した軸回転機構付き引張試験装置2の軸回転摩擦抵抗発生部2aを示す図である。
FIG. 3 is a diagram showing the shaft rotation frictional
軸回転摩擦抵抗発生部2aは、スライドベアリング部6、長尺ロッド7、差込部8、及び摩擦抵抗発生部9等からなり、長尺ロッド7と摩擦抵抗発生部9の間に摩擦抵抗9hが生じる。
The shaft rotation frictional
スライドベアリング部6は、自在接続器4が設置される場所であり、長尺ロッド7の上部に設けられ、摩擦抵抗発生部9における摩擦抵抗9hの損失を軽減することができる。尚、スライドベアリング部6については、図4から図8において詳細に説明する。
The slide bearing
長尺ロッド7は、スクイズピン1aに相当する棒状の部材であり、生じた摩擦抵抗9hを荷重検知器19に伝達することができる。尚、長尺ロッド7については、図9において詳細に説明する。
The
差込部8は、軸回転摩擦抵抗発生部2aを回転速度制御装置3に接続する場所であり、留具7fにより長尺ロッド7の下部に取り付けられる。尚、差込部8については、図10において詳細に説明する。
The
摩擦抵抗発生部9は、長尺ロッド7との間に摩擦抵抗9hを発生させるための部材であり、引張試験装置昇降部10の下に取り付けられる。尚、摩擦抵抗発生部9については、図11から図13において詳細に説明する。
The frictional resistance generating unit 9 is a member for generating a frictional resistance 9 h between the
引張試験装置昇降部(クロスヘッド)10は、長尺ロッド7と摩擦抵抗発生部9の間に摩擦抵抗9hを発生させるために、摩擦抵抗発生部9を上下に移動させる昇降台である。中央の貫通孔10aに長尺ロッド7が通される。
The tensile test apparatus lifting / lowering unit (crosshead) 10 is a lifting platform that moves the frictional resistance generating unit 9 up and down in order to generate a frictional resistance 9 h between the
図4は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を模擬した軸回転摩擦抵抗発生部2aのスライドベアリング部6を示す図である。
FIG. 4 is a view showing the
スライドベアリング部6は、枠部材12、軸部材13、U字部材14及び固定部材15等からなる。尚、枠部材12については図5において、軸部材13については図6において、U字部材14については図7において、固定部材15については図8において詳細に説明する。
The slide bearing
枠部材12は、中央が貫通する円柱状の部材であり、内部にベアリング6a及び芯ぶれ対策材6bを有する。また、軸部材13は、棒状の部材であり、上端には自在接続器4が取り付けられる。
The
枠部材12の下側から軸部材13を通して上方に出し、留具6cを軸部材13の上側から通して締める。尚、軸部材13には、長尺ロッド7から回転等の応力が伝達されるが、枠部材12との間に設けられたベアリング6aにより支えられる。
From the lower side of the
また、枠部材12の内周面と、軸部材13及び長尺ロッド7との間に、回転等の応力が正確に伝達されるように芯ぶれ対策材6bが入れられ、摩擦抵抗9hの損失を軽減することができる。
Further, the
U字部材14及び固定部材15は、長尺ロッド7を枠部材12に取り付けるための部材であり、U字部材14の内側に長尺ロッド7を通して固定部材15で空きを閉じる。尚、ネジ6eで固定部材15をU字部材14に留め、ネジ6dでU字部材14を枠部材12に留める。
The U-shaped
図5は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を模擬したスライドベアリング部6の枠部材12を示す図である。尚、上段が断面図12aであり、下段が底面図12bである。
FIG. 5 is a view showing the
枠部材12は円筒状であり、内部に底面の空いた中空部12eを有する。上面には中空部12eより径の小さい孔12cが空けられ、上下に貫通する。また、底面には、U字部材14と連結させるためのネジ孔12dが2つ空けられる。
The
図6は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を模擬したスライドベアリング部6の軸部材13を示す図である。尚、上段が平面図13aであり、下段が正面図13bである。
FIG. 6 is a view showing the
軸部材13は、円柱状であり、下部には径を広くしたストッパー13cを有する。軸部材13を枠部材12の孔12cに通した際に、ストッパー13cが枠部材12の上面に引っ掛かる。
The
図7は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を模擬したスライドベアリング部6のU字部材14を示す図である。尚、上段左側が断面図14aであり、上段右側が側面図14bであり、下段が底面図14cである。
FIG. 7 is a view showing the
U字部材14は、U字型の形状であり、底面には枠部材12と連結させるための貫通するネジ孔14dが2つ空けられ、側面には固定部材15と連結させるためのネジ孔14eが両端にそれぞれ1つずつ空けられる。
The
図8は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を模擬したスライドベアリング部6の固定部材15を示す図である。尚、左側が側面図15aであり、右側が正面図15bである。
FIG. 8 is a view showing the fixing
固定部材15は、直方体状であり、側面にはU字部材14と連結させるための貫通するネジ孔15cが2つ設けられる。
The fixing
図9は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を模擬した軸回転機構付き引張試験装置2の長尺ロッド7を示す図である。尚、上段が断面図7aであり、下段が底面図7bである。
FIG. 9 is a view showing the
長尺ロッド7は、長い棒状であり、上部にはスライドベアリング部6に掛けるための窪み7cが設けられ、下部の先端7dは、左右が削られ細くなる。また、先端7dには、差込部8と連結するための孔7eが空けられる。
The
図10は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を模擬した軸回転機構付き引張試験装置2の差込部8を示す図である。尚、上段が平面図8aであり、下段左側が断面図8bであり、下段右側が側面図8cである。
FIG. 10 is a view showing the
差込部8は、略円柱状であり、上側の受部8dは二叉となっており、間に長尺ロッド7の先端7dを嵌め込む。また、受部8dには、両側に長尺ロッド7の先端7dと連結するための孔8eが空けられる。
The
図11は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を模擬した軸回転機構付き引張試験装置2の摩擦抵抗発生部9を示す図である。尚、上段が正面図9aであり、下段が底面図9bである。
FIG. 11 is a diagram showing the frictional resistance generator 9 of the tensile test apparatus 2 with a shaft rotation mechanism that simulates the rotary squeeze pin lifting / lowering system according to the present invention. The upper part is a front view 9a, and the lower part is a
摩擦抵抗発生部9は、上板9c、前板16及び後板17等からなる。尚、前板16については図12において、後板17については図13において詳細に説明する。
The frictional resistance generator 9 includes an
上板9cは、摩擦抵抗発生部9を引張試験装置昇降部10に取り付けるための板であり、中央に長尺ロッド7を通すための貫通孔9dが空く。下側には前板16及び後板17が取り付けられる。
The
尚、引張試験装置昇降部10と上板9cとはネジ9eで連結され、上板9cと後板17とはネジ9fで連結され、前板16と後板17とはネジ9gで連結される。
The tensile test apparatus lifting / lowering
図12は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を模擬した摩擦抵抗発生部9の前板16を示す図である。尚、上段が正面図16aであり、下段が底面図16bである。
FIG. 12 is a view showing the
前板16は、直方体状の板であり、正面側には長尺ロッド7が通る半円状の窪み16cを有する。正面には後板17と連結するための貫通するネジ孔16dが2つ空けられる。
The
図13は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を模擬した摩擦抵抗発生部9の後板17を示す図である。尚、上段が正面図17aであり、下段が底面図17bである。
FIG. 13 is a view showing the
後板17は、前板16よりも大きい直方体状であり、背面側には長尺ロッド7が通る半円状の窪み17cを有する。正面には前板16と連結するためのネジ孔17dが2つ空けられ、底面には上板9cと連結するための貫通するネジ孔17eが2つ空けられる。
The
尚、前板16の窪み16cと後板17の窪み17cとを合わせることで円形状の孔となるが、孔の内周面を鋳造製品1dと同じ材質にし、長尺ロッド7と密着させることで、孔に通した長尺ロッド7を上下に移動させることにより、長尺ロッド7との間で摩擦抵抗9hが生じる。
The
図14は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を模擬した軸回転機構付き引張試験装置2の回転速度制御装置3を示す図である。回転速度制御装置3は、枠体3a、土台3b及びモーター11等からなる。尚、モーター11については、図15において詳細に説明する。
FIG. 14 is a diagram showing a rotation
モーター11は、回転力を発生する電動機であり、ネジ3cにより枠体3aに固定される。また、枠体3aの下側には、高さ調節用ジャッキ5の上に載せるための土台3bが設けられる。
The
図15は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を模擬した回転速度制御装置3のモーター11を示す図である。モーター11は、本体11a、上接続部11b及び下接続部11c等からなる。尚、符号11eは、ネジである。
FIG. 15 is a diagram showing the
本体11aは回転力を発生する機構を有し、回転軸と繋がった下接続部11cを回転させる。また、上接続部11bの中央に空いた差込孔11dには、差込部8が挿入される。上接続部11bと下接続部11cを噛み合わせて連結することにより、本体11aで発生した回転力を差込部8に伝達することができる。
The
図16は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を模擬した軸回転機構付き引張試験装置2による試験結果を示すグラフ20である。
FIG. 16 is a
まず各所の遊び等がなくなり一定応力に落ち着くまで引張試験装置昇降部10を移動させる単軸引張試験20aを行い、単軸引張応力が一定値に落ち着いたら回転速度制御装置3で長尺ロッド7を回転させる軸回転導入引張試験20bを行う。
First, a uniaxial
尚、単軸引張試験20a及び軸回転導入引張試験20bは、引張試験装置昇降部10の移動速度を毎分5mm、長尺ロッド7の軸回転速度を毎分30回の条件で行った。
In addition, the uniaxial
グラフ20に示すように、単軸引張試験20aにおいて、応力がほぼ一定(21.2kg/mm2 )となったときに、軸回転導入引張試験20bを導入すると、応力が急激に低下した(平均応力8.5kg/mm2 )
As shown in the
図17は、本発明である回転式スクイズピン昇降方式を模擬した軸回転機構付き引張試験装置2による試験結果を示す表21である。 FIG. 17 is a table 21 showing test results obtained by the tensile test apparatus 2 with a shaft rotation mechanism simulating the rotary squeeze pin lifting / lowering system according to the present invention.
表21は、引張試験装置昇降部(クロスヘッド)10の移動速度及び長尺ロッド7の軸回転速度の条件を変えたときの、単軸引張応力、軸回転時平均応力及び摩擦応力低下率を示したものである。
Table 21 shows the uniaxial tensile stress, the average stress during axial rotation, and the rate of decrease in frictional stress when the conditions of the moving speed of the lifting and lowering unit (crosshead) 10 and the axial rotational speed of the
クロスヘッド速度が5mm/分、軸回転速度が30回/分の場合(図16)、単軸引張応力は21.2kg/mm2 で、軸回転時平均応力は8.5kg/mm2 となり、摩擦応力低下率は59.9%である。 Crosshead speed of 5 mm / min, when the shaft rotation speed is 30 times / min (FIG. 16), uniaxial tensile stress at 21.2 kg / mm 2, mean stress during shaft rotation 8.5 kg / mm 2, and the The rate of decrease in frictional stress is 59.9%.
クロスヘッド速度が20mm/分、軸回転速度が15回/分の場合、単軸引張応力は14.0kg/mm2 で、軸回転時平均応力は2.25kg/mm2 となり、摩擦応力低下率は83.4%である。 When the crosshead speed is 20 mm / min and the shaft rotation speed is 15 times / min, the uniaxial tensile stress is 14.0 kg / mm 2 and the average stress during shaft rotation is 2.25 kg / mm 2 . Is 83.4%.
クロスヘッド速度が20mm/分、軸回転速度が30回/分の場合、単軸引張応力は12.25kg/mm2 で、軸回転時平均応力は2.25kg/mm2 となり、摩擦応力低下率は81.6%である。 When the crosshead speed is 20 mm / min and the shaft rotation speed is 30 times / min, the uniaxial tensile stress is 12.25 kg / mm 2 , the average stress during shaft rotation is 2.25 kg / mm 2 , and the friction stress reduction rate Is 81.6%.
クロスヘッド速度が50mm/分、軸回転速度が15回/分の場合、単軸引張応力は14.0kg/mm2 で、軸回転時平均応力は4.0kg/mm2 となり、摩擦応力低下率は71.4%である。 Crosshead speed of 50 mm / min, when the shaft rotation speed is 15 times / min, in uniaxial tensile stress 14.0 kg / mm 2, during shaft rotation mean stress is 4.0 kg / mm 2, and the friction stress decrease ratio Is 71.4%.
クロスヘッド速度が50mm/分、軸回転速度が30回/分の場合、単軸引張応力は14.0kg/mm2 で、軸回転時平均応力は3.0kg/mm2 となり、摩擦応力低下率は78.6%である。 When the crosshead speed is 50 mm / min and the shaft rotation speed is 30 times / min, the uniaxial tensile stress is 14.0 kg / mm 2 , the average stress during shaft rotation is 3.0 kg / mm 2 , and the friction stress reduction rate Is 78.6%.
以上のように、単軸引張応力に軸回転を導入すると、摩擦抵抗が急激に低下することは明白であり、クロスヘッド速度が5〜50kg/mm2 、軸回転速度が15〜30回/分の条件では、摩擦抵抗が約60%以上低下する。 As described above, when axial rotation is introduced into uniaxial tensile stress, it is clear that the frictional resistance decreases sharply, the crosshead speed is 5 to 50 kg / mm 2 , and the axial rotation speed is 15 to 30 times / minute. Under the conditions, the frictional resistance is reduced by about 60% or more.
1 高圧鋳造時のスクイズピン昇降機構
1a スクイズピン
1b 上金型
1c 下金型
1d 鋳造製品
1e 注湯方向
1f スクイズピン位置
2 軸回転機構を導入した引張試験装置
2a 軸回転摩擦抵抗発生部
3 回転速度制御装置
3a 枠体
3b 土台
3c ネジ
4 自在接続器
4a ピン穴
5 高さ調節用ジャッキ
6 スライドベアリング部
6a ベアリング
6b 芯ぶれ対策材
6c 留具
6d ネジ
6e ネジ
7 長尺ロッド
7a 断面図
7b 底面図
7c 窪み
7d 先端
7e 孔
7f 留具
8 差込部
8a 平面図
8b 断面図
8c 側面図
8d 受部
8e 孔
9 摩擦抵抗発生部
9a 正面図
9b 底面図
9c 上板
9d 貫通孔
9e ネジ
9f ネジ
9g ネジ
9h 摩擦抵抗
10 引張試験装置昇降部
10a 貫通孔
11 モーター
11a 本体
11b 上接続部
11c 下接続部
11d 差込孔
11e ネジ
12 枠部材
12a 断面図
12b 底面図
12c 孔
12d ネジ孔
12e 中空部
13 軸部材
13a 平面図
13b 正面図
13c ストッパー
14 U字部材
14a 断面図
14b 側面図
14c 底面図
14d ネジ孔
14e ネジ孔
15 固定部材
15a 側面図
15b 正面図
15c ネジ孔
16 前板
16a 正面図
16b 底面図
16c 窪み
16d ネジ孔
17 後板
17a 正面図
17b 底面図
17c 窪み
17d ネジ孔
17e ネジ孔
18 引張試験装置上部架台
19 荷重検知器
20 グラフ
20a 単軸引張試験
20b 軸回転導入引張試験
21 表
DESCRIPTION OF
Claims (1)
In high pressure casting, aluminum, which is a raw material of a cast product, is poured into a mold, and when the cast product is in a semi-molten state, the squeeze pin is lowered and pressurized, the cast surface is cut, and the squeeze pin is raised and lowered A rotary squeeze pin lifting system characterized by lowering frictional resistance by introducing a shaft rotation mechanism.
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JP (1) | JP2007203354A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112974770A (en) * | 2021-02-08 | 2021-06-18 | 北京工业大学 | High-strength aluminum alloy and extrusion casting preparation method |
CN114871408A (en) * | 2022-05-05 | 2022-08-09 | 南京泉峰汽车精密技术股份有限公司 | Center feeding die-casting die suitable for large-size parts |
-
2006
- 2006-02-03 JP JP2006027075A patent/JP2007203354A/en active Pending
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