JP2007202400A - Motor parts of slot-less motor, and slot-less motor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はスロットレスモータのモータ部品及びスロットレスモータに関する。 The present invention relates to a motor component of a slotless motor and a slotless motor.
従来より、ロータまたはステータに形成された巻溝(スロット)にコイルを巻いた構成を有するモータと並んで、スロットを省略した構成を有するスロットレスモータが広く用いられている。 Conventionally, a slotless motor having a configuration in which a slot is omitted is widely used along with a motor having a configuration in which a coil is wound around a winding groove (slot) formed in a rotor or a stator.
ここで図18(a)(b)にそのような従来のスロットレスモータの要部の構成を示す。ただし図18(a)は模式的側面図、図18(b)は端面図である。両図に示すように、スロットレスモータ1800は、その周囲に永久磁石1810が設けられたロータ1820、ロータ1820を収納する実質上筒型のモータコイル1830、モータコイル1830を収納する実質上筒型のステータヨーク1840、およびこれら各部を収納する筐体部1850を備えている。なお、図示しないがロータ1820の端部は筐体部1850から外部に露出しており、回転力を外部へ伝達する。
18 (a) and 18 (b) show the configuration of the main part of such a conventional slotless motor. However, FIG. 18A is a schematic side view, and FIG. 18B is an end view. As shown in both figures, a
図示されているロータ1820は、モータコイル1830に収納されている軸の大部分が他の部分より細い形状を有しており、この細くなった部分に永久磁石1810が設けられている。永久磁石1810は、モータコイル1830を間に挟んでステータヨーク1840の内壁と対向するようになっている。
In the illustrated
次に図19〜図27を参照してモータコイル1830の構成を説明する。
Next, the configuration of the
はじめに、図19に示すように、第1絶縁導線1938、第2絶縁導線1940、及び第3絶縁導線1942をマンドレル1958に巻き付ける。
First, as shown in FIG. 19, the first
次に、図19および図20に示すように、第1絶縁導線1938は第1端1944及び第2端1946を有し、第2絶縁電線1940は第1端1948及び第2端1950を有し、第3絶縁導線1942は第1端1952及び第2端1954を有する。なお、マンドレル1958は軸線1960を中心として対称な形状である。
Next, as shown in FIGS. 19 and 20, the first insulated
次に、図20に示すように、第1、第2、及び第3の絶縁導線1938、1940、1942は、マンドレル1958の第1端部に図20に下向きの矢印で示す第1方向で同時に巻付けられ、第1コイルユニット1964、第2コイルユニット1966、及び第3コイルユニット1968をそれぞれ形成する。この巻付けプロセスは、マンドレル1958を回転させることによって、又は絶縁導線1938、1940、1942のそれぞれをマンドレル1958の周囲に機械的に導くことによって行うことができる。これにより、図20では、第1絶縁導線1938をマンドレル1958に時計廻り方向に巻付けて第1コイルユニット1964を形成する。第2絶縁導線1940もまた、マンドレル1958に時計廻り方向に巻付けられて第2コイルユニット1966を形成する。第3絶縁導線1942もまた第1及び第2のコイルユニット1964、1966の巻付けと同時に時計廻り方向に巻付けられ、第3コイルユニット1968を形成する。
Next, as shown in FIG. 20, the first, second, and third
各コイルユニット1964、1966、1968は、それぞれの絶縁導線1938、1
940、1942をマンドレル1958の周りに8回ないし12回巻付けることによって形成されている。第1、第2、及び第3のコイルユニット1964、1966、1968は、コイルの第1捲線群1962と呼ばれる構成を形成する。
Each
940, 1942 is formed by winding 8-12 times around a
コイルユニットからなる第1の群1962をひとたび巻付けると、絶縁導線1938、1940、1942をコイルユニット1964、1966、1968のうちの一つのコイルユニットの幅の約二倍の距離に亘ってマンドレル1958の軸線1960に関して軸線方向に移動させる。三つの絶縁導線1938、1940、1942のこれらの軸線方向移動を図1920にそれぞれ1970、1972、1974と示す。第1絶縁導線1938の第1移動1970は、図20に示すように絶縁導線1938を第3コイルユニット1968の最後の捲線の直ぐ隣に位置決めする。第2絶縁導線1940の第1移動1972は、第1導線1938の第1移動1970が終端するところからマンドレル1958に沿って更にほぼコイルユニット一つ分の幅だけ間隔を隔てられており、第3導線1942の第1移動1974は第2導線1940の第1移動1972が終端するところからマンドレルに沿って更にコイルユニット一つ分の幅だけ間隔を隔てられている。かくして、絶縁導線1938、1940、1942は、コイルユニットからなる第2の群1976を巻付けるように位置決めされる。
Once the first group of
コイルユニットからなる第2の群1976は、コイルユニットからなる第1の群1962の巻付け方向とは逆の第2方向で巻付けられる。図20に示す構成では、コイルユニットからなる第2の群1976は、上向きの矢印が示すように反時計周り方向に巻付けられる。コイルユニットからなる第2の群1976を巻付けるため、第1、第2、及び第3の絶縁導線1938、1940、1942をコイルユニットからなる第1の群62を巻付けるのに使用されたのと同じ回数だけ同時に反時計周り方向に巻付ける。その結果、第1絶縁導線1938は第4コイルユニット1978を形成し、第2絶縁導線1940は第5コイルユニット1980を形成し、第3絶縁導線1942は第6コイルユニット1982を形成する。コイルユニット1978、1980、1982をひとたび巻付けると、コイルユニットからなる第3の群1990について導線1938、1940、1942を位置決めするため、絶縁導線1938、1940、1942をコイルユニット二つ分の幅とほぼ等しい距離に亘って二度目の移動を行う。
The
かくして、第1絶縁導線1938は第2軸線方向調節1984をとり、第2絶縁導線1940は第2軸線方向調節1986をとり、第3絶縁導線1948は第2軸線方向調節1988をとる。コイルユニットからなる第3の群1990を巻付けるため、絶縁導線1938、1940、1942を、コイルユニットからなる第2の群1976の巻付け方向とは逆方向に、コイルユニットからなる第1の群1962の巻付け方向と同じ時計周り方向に巻付ける。図示の構成では、コイルユニットからなる第3の群1990を、図20に下向きの印が示すように時計周り方向に巻付ける。第1、第2、及び第3の絶縁導線1938、1940、1942は、第1及び第2のコイル群1962、1976の巻付け回数と同じ回数だけ同時に巻付けられる。その結果、第1絶縁導線1938は第7コイルユニット1992を形成し、第2絶縁導線1940は第8コイルユニット1994を形成し、第3絶縁導線1942は第9コイルユニット1996を形成する。
Thus, the first insulated
この時点で、絶縁導線1938、1940、1942を、二つのコイルユニット二つ分の幅とほぼ等しい距離だけ軸線方向に同時に移動させる。第1絶縁導線1938の第3軸線方向移動を図20に参照番号1998で示す。第2絶縁導線1940の第3軸線方向移動を参照番号19100で示し、絶縁導線1942の第3軸線方向移動を図20に参照番号19102で示す。絶縁導線1938、1940、1942をひとたびこのように位置決めした後、コイルユニットからなる第4の群19104を第2コイル群1976の巻付け方向と同じ方向に巻付ける。図20に示す構成では、これは反時計廻り方向巻付けであ
り、第1絶縁導線1938が第10コイルユニット19106を形成し、第2絶縁導線1940が第11コイルユニット19108を形成し、第3絶縁導線1942が第12コイルユニット1910を形成する。コイルからなる第4の群19104を巻付けた後、それぞれの導線1938、1940、1942の第2端1946、1950、1954を、界磁コイル1924の製作の後に、以下に詳細に説明するように、後に接続するため、形成済みの捲線組立体1936から延ばす。
At this point, the insulated conducting
次に、図21、図22及び図23に示すように、捲線組立体1936を六角形マンドレル1958から捲線組立体1936内のコイルの形状又はそれぞれの関係を変形させずに取り出すことができる構造が、形成済みの捲線組立体1936に貼り付けられている。好ましくは、固定構造は少なくとも二枚の接着テープのストリップ19114及び19118の形体をとり、これらのストリップは、捲線組立体1936の両外面に沿ってマンドレル1958の軸線に関して長手方向に貼り付けられる。図21に示すように、接着テープの第1ストリップ19114を組立体1936の一つの外面に沿って長手方向に貼り付ける。第2ストリップ19118は、捲線組立体1936の第1ストリップ19114を貼り付けた外面とは直径方向反対側の外面に貼り付けられる。この時点で捲線組立体1936をマンドレル1958から取り外す。
Next, as shown in FIGS. 21, 22, and 23, there is a structure in which the
捲線組立体1936をマンドレル1958から取り外した後、好ましくは、挿入体19122を図22及び図23でわかるように捲線組立体1936に挿入する。挿入体19122は、最も好ましくは、エポキシコーティングを備えた「B」段階可能なガラス繊維で形成されたストリップであり、好ましくは、六角形形状の捲線組立体1936の内周の頂点のうちの二つの頂点間の最大距離よりも僅かに小さい。
After removal of the
次に図24及び図25に示すように、内部に挿入体19122を備えた固定済みの捲線組立体1936を平らにして実質的に平らな二層ウェブ138を形成する。このウェブは、第1コイルユニット64が構成する軸線方向第1端19124及び第12コイルユニット19110が構成する軸線方向第2端19128を有する。図25に最もよく示してあるように、平らな二層ウェブ19138は、第1層19132及び第1層19132とは反対側の第2層19134を有する。挿入体19122が形成するコア19136は、第1及び第2の層19132、19134間に位置決めされている。
Next, as shown in FIGS. 24 and 25, the secured
図24でわかるように、平坦化工程は、前側の単層ウェブ部分19126がウェブ19138の軸線方向第2端19128側に形成され、後側の単層ウェブ部分19130がウェブ19138の軸線方向第1端19124側に形成される程度まで、ウェブ19138の第1層19132が第2層19134に対して軸線方向に対してずらされるように行われる。好ましくは、このずらしは、図24でわかるように、ウェブの軸線方向第2端19128の前側の単層ウェブ部分19126が、もっぱら、第4コイル群19104を構成するコイルユニット19106、19108、19110の軸線方向前側の周囲セグメント即ち脚部19106a、19108a、19110a(以下、前側脚部19106a、19108a、19110aと呼ぶ)から形成される程度に行われ、そのため、ウェブの軸線方向第1端19124の後側の単層ウェブ部分19130は、もっぱら、第1コイル群1962を構成するコイルユニット1964、1966、1968の軸線方向後側の周囲セグメント即ち脚部1964b、1966b、1968b(以下、後側脚部1964b、1966b、1968bと呼ぶ)から形成される。
As can be seen in FIG. 24, the planarization process includes a front single-
その結果、第1コイル群1962内の個々のコイルユニット1964、1966、1968の前側脚部1964a、1966a、1968aは、第1コイルユニット1964の前側脚部1964aが反対方向に巻付けた第4コイルユニット1978の後側脚部1978bと重なり、第2コイルユニット1966の前側脚部1966aが反対方向に巻付けた
第5コイルユニット1980の後側脚部1980bと重なり、第3コイルユニット1968の前側脚部1968aが反対方向に巻付けた第6コイルユニット1982の後側脚部1982bと重なる程度までずらされる。同様に、第2コイル群1976の第4、第5、及び第6コイルユニット1978、1980、1982の前側脚部1978a、1980a、1982aは、反対方向に巻付けた第7、第8、及び第9コイルユニット1992、1994、1996の後側脚部1992b、1994b、1996bとそれぞれ重なるようにずらされている。同様に、第7、第8、及び第9コイルユニット1992、1994、1996の前側脚部1992a、1994a、1996aは、反対方向に巻付けた第10、第11、及び第12コイルユニット19106、19108、19110の後側脚部19106b、19108b、19110bと重なるようにずらされている。同様に、図26に示す組立工程でわかるように、第10、第11、及び第12コイルユニット19106、19108、19110の前側脚部19106a、19108a、19110aは、ウェブ19138の第1及び第2端19124、19128を互いに接合するとき、反対方向に巻付けた第1、第2、及び第3コイルユニット1964、1966、1968の後側脚部1964b、1966b、1968bと最終的に重なるようにずらされている。
As a result, the
その結果、ウェブ19138の端19124、19128を互いに接合するようにすると、第1絶縁導線38を巻付けた前側脚部1964a、1978a、1992a、19106aの各々は、第1絶縁導線1938を巻付けた次の連続した反対方向に巻付けたコイルユニットの後側脚部1978b、1992b、19106b、1964bと重なる。第2絶縁導線1940を巻付けた前側脚部1966a、1980a、1994a、19108aの各々は、第2絶縁導線1940を巻付けた次の連続した反対方向に巻付けたコイルユニットの後側脚部1980b、1994b、19108b、1966bと重なる。同様に、第3絶縁導線1942を巻付けた前側脚部1968a、1982a、1996a、19110aの各々は、第3絶縁導線1942を巻付けた次の連続した反対方向に巻付けたコイルユニットの後側脚部1982b、1996b、19110b、1968bと重なる。これによって、重なったコイルユニットの脚部の電流は同じ方向に流れ、その結果、それぞれの作用に影響を及ぼさない互いに強め合う電磁界が得られる。これは、捲線に適用された特定の電線連結構成に関わらず起こるということに注目されたい。
As a result, when the ends 19124 and 19128 of the
さらに図26に示すように、平らなウェブ19138の軸線方向第2端19128にある前側の単層ウェブ部分19126が軸線方向第1端19124にある後側の単層ウェブ部分19130と重なるように、平らなウェブ19138をロール状にして端部と端部とを向き合わせる。その結果、円筒形形状を持つモータコイル1830がつくられる。ただし、図22に示すように、挿入体19122を角にして導線が折り返されるとき、余剰の厚みが生じ、実際には両端部の太さが中央部より太くなる。
Further, as shown in FIG. 26, the front single-
最後に図27に示すように、モータコイル1830を、ステータコア1840の内壁が構成する円筒形空間内に挿入する。
Finally, as shown in FIG. 27, the
以上の構成において、モータコイル1830の両端部1831は、モータコイルを構成する導線が、挿入体19122を角にして折り返されて構成されていることで厚みが増しているため、巻線の折り返しを持たない中央部1832に比べて外径が大きくなる。
In the above configuration, since both ends 1831 of the
また、ステータヨーク1840は、図28(a)に示す無方向性電磁鋼板1841を打ち抜いて成型した、図28(b)に示す環状のヨーク素材1842を、図28(c)に示すように、所望の数だけ板目を揃えて積層することにより作成している。
Further, the
以上のような構成を有するスロットレスモータは、モータコイル1830がロータ1820の回転周に沿ってに均一に配置されており、ロータ1820がいかなる位置にあって
も均一な磁気吸引力を受けるため、コギングが発生せず、トルクムラ、回転ムラ特性に悪影響を与えることがなく、スロットを有するモータに比べて高率であるという特徴を有する。
しかしながら、このような従来のスロットレスモータには、以下のような課題があった。既に説明したように、モータコイル1830の両端部1831は、導線の折り返し部分が重なりあうことで厚みが増しているため、導線の折り返しを持たない中央部1832に比べて外径が大きくなる。
However, such a conventional slotless motor has the following problems. As already described, both
したがって、モータコイル1830が挿入されるステータヨーク1840の内径は、両端部1831の外径以上にする必要があった。
Therefore, the inner diameter of the
この場合、図18(a)に示すように、モータコイルの中央部1832の外壁とステータヨーク1840の内壁との間には間隙1860が生じ、この間隙1860がモータの能率を低下させていた。なお、図18(b)にも間隙1860を斜線部により示した。
In this case, as shown in FIG. 18A, a
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、従来より小さい寸法で高能率のスロットレスモータを実現するスロットレスモータのモータ部品及びそれを用いたスロットレスモータを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and provides a motor component of a slotless motor and a slotless motor using the same, which realize a highly efficient slotless motor with a smaller size than conventional ones. With the goal.
上記の目的を達成するために、第1の本発明は、電磁鋼板、珪素鋼板又はアモルファス板のいずれかを材料とし、長手方向が圧延方向に沿っている平角線をエッジワイズ巻きしてコイル状に巻いた線材により構成された、スロットレスモータのステータヨークと、
少なくとも両端部の外径が中央部の外径よりも大きく、前記中央部が前記ステータヨークに挿入された筒状のモータコイルとを備え、
前記モータコイルの前記両端部の外径は、前記ステータヨークの内径よりも大きく、前記モータコイルの前記中央部の外径は、前記ステータヨークの内径以下であり、
前記両端部の内径と、前記中央部の内径とは等しい、スロットレスモータのモータ部品である。
In order to achieve the above object, the first aspect of the present invention uses a magnetic steel sheet, a silicon steel sheet, or an amorphous sheet as a material, and forms a coil by edgewise winding a rectangular wire whose longitudinal direction is along the rolling direction. A stator yoke of a slotless motor composed of a wire wound around
The outer diameter of at least both ends is larger than the outer diameter of the central portion, and the central portion includes a cylindrical motor coil inserted into the stator yoke,
The outer diameter of the both end portions of the motor coil is larger than the inner diameter of the stator yoke, and the outer diameter of the central portion of the motor coil is equal to or smaller than the inner diameter of the stator yoke,
It is a motor component of a slotless motor in which the inner diameter of the both end portions is equal to the inner diameter of the central portion.
又、第2の本発明は、第1の本発明のスロットレスモータのモータ部品と、
前記ステータヨークおよび前記モータコイルを収納する収納部とを備えたスロットレスモータである。
The second aspect of the present invention is a motor component of the slotless motor of the first aspect of the present invention;
A slotless motor including the stator yoke and a storage portion for storing the motor coil.
又、第3の本発明は、前記収納部の内壁の一部はその厚みが他の部分より薄くなっており、
前記モータコイルは、その厚みが他の部分より薄くなっている前記内壁の一部に前記ステータヨークが嵌合されることにより前記収納部内に固定されている、第2の本発明のスロットレスモータである。
In addition, according to the third aspect of the present invention, a part of the inner wall of the storage portion has a thickness that is thinner than other parts.
The slotless motor according to the second aspect of the present invention, wherein the motor coil is fixed in the housing portion by fitting the stator yoke to a part of the inner wall whose thickness is thinner than other parts. It is.
本発明によれば、例えば従来より小さい寸法で高能率のスロットレスモータを実現するスロットレスモータのモータ部品及びそれを用いたスロットレスモータを提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the motor component of a slotless motor which implement | achieves a highly efficient slotless motor with a dimension smaller than before, for example, and a slotless motor using the same can be provided.
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明を行う。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(実施の形態1)
図1(a)(b)は本発明の実施の形態1におけるモータ部品の構成を示す図である。ただし図1(a)はロータ方向における断面図、図1(b)は側面図である。
(Embodiment 1)
FIGS. 1A and 1B are diagrams showing the configuration of the motor component according to
図1(a)(b)に示すように、本発明のモータ部品100は、モータコイル110と、コイル状に巻かれた線材により構成され、モータコイル110に装着されたステータヨーク120とを備えている。
As shown in FIGS. 1A and 1B, the
ステータヨーク120の大まかな形は従来のステータヨーク1840と同様円筒形であるが、後述するように内径および外径の寸法が異なる。一方、モータコイル110は従来の筒状のモータコイルと同一の形状であって、互いの外径がそれぞれ異なる両端部111および中央部112を有し、両端部111の外径は中央部112のそれより大きい。
The rough shape of the
次に図2の側面図にステータヨーク120の構成を示す。図2に示すように、ステータヨーク120は、一本の平角線を、その端面同士が隣り合うように、かつ主面同士が当接する、エッジワイズ巻きにより円筒形コイル状に巻くことにより形成されており、図中破線に示す巻きの内周面がそのままヨークの内周面を形成している。また、平角線は、圧延方向を長手とする電磁鋼板から細長く切り出したものである。
Next, the configuration of the
このような構成を有する本実施の形態のモータ部品100を用いてスロットレスモータ
を作成すると、図3(a)(b)に示すような構成となる。ただし図3(a)は要部正面図、図3(b)は側面図である。
When a slotless motor is created using the
図3(a)(b)に示すように、スロットレスモータ200において、ステータヨーク120は、その内径が、モータコイル110の両端部111の外径より小さく、中央部112の外径と実質上同一である。したがって、ステータヨーク120の内周面とモータコイル110の中央部112の外周面とは実質上当接し、従来のスロットレスモータのような間隙は発生しない。これによりモータの能率を高く保つことができる。なお、図3において図18と同一部または相当部には同一符号を付し、詳細な説明は省略した。
As shown in FIGS. 3A and 3B, in the
さらに本実施の形態によれば以下の効果が得られる。すなわち、従来のステータヨークのヨーク素材1842に用いている鋼板は無方向性電磁鋼板であり、無方向性と称されているが、実際には完全な無方向性ではなく、圧延方向の磁化特性が直角方向の磁化特性に比較して優れている。この無方向性電磁鋼板を使用したヨーク素材の、板目をそろえて積層してステータヨークを作成した場合は、方向による磁化特性の違いから回転磁界が歪むことになる。
Furthermore, according to the present embodiment, the following effects can be obtained. That is, the steel plate used for the
これに対し、本実施の形態のステータヨーク120は、その線材は、圧延方向を長手とする電磁鋼板から細長く切り出したものであり、これをエッジワイズ巻きのコイル状に巻いて構成したものであって、その円周方向ではいずれの場所でも磁気特性が同じである。また、半径方向の磁気特性もいずれの場所でも同一となる。したがって、材料の鋼板の方向性に起因する場所による磁気特性のバラツキは解消され、良好な回転磁界の発生が期待できる。なお、上記の説明では、圧延方向を長手とする電磁鋼板から細長く切り出してなる平角線を線材としたが、必ずしも電磁鋼板を用いる必要はなく、アモルファスを材料として用いてもよい。また、断面形状も矩形でなく、丸、楕円、長円といった形状であってもよい。
On the other hand, in the
次に、本実施の形態のモータ部品100を用いたスロットレスモータの他の構成例を図4(a)(b)に示す。ただし図4(a)は要部正面図、図4(b)は側面図である。
Next, another configuration example of the slotless motor using the
図に示すように、モータ部品100の構成は図3(a)(b)に示す構成と同様であるが、モータ部品100を収納する筐体部210の内壁に、一部他の部分より薄い部分があり、ステータヨーク120の部分だけ薄くなっており、この薄くなった部分にステータヨーク120の外面が嵌合している。この嵌合によりモータコイル110も筐体部210内にて固定されている。
As shown in the figure, the configuration of the
このような構成としたことにより、モータ部品100の寸法が同一である場合、図3に示す構成例よりも筐体部210を小型化することができる利点を有する。
With such a configuration, when the dimensions of the
次にこのようなスロットレスモータの製造方法について説明を行う。ステータヨーク120の基礎となるヨーク素材と、モータコイル110の基礎となるモータコイル素材とを、モータ部品100の構成に組み立てて(なお、組み立て方法は後の実施の形態にて述べる)、これを筐体部210に相当する、一部の厚みが、他の部分より薄い厚みの内壁を有する収納体内に挿入する。このとき、ヨーク素材の外径は収納体の内径よりも若干小さく作成する。
Next, a method for manufacturing such a slotless motor will be described. The yoke material that is the basis of the
また、ヨーク素材と収納体内壁の厚みの薄い部分とが対向する位置に配置できるようにする。このとき収納体の外部からヨーク素材の位置は目視することは困難なので、予めヨーク素材の挿入位置を収納体内壁に合わせて設定しておくことが望ましい。 Further, the yoke material and the thin part of the inner wall of the storage body can be arranged at positions facing each other. At this time, since it is difficult to visually check the position of the yoke material from the outside of the storage body, it is desirable to set the insertion position of the yoke material according to the wall of the storage body in advance.
図5に示すように、ヨーク素材220と収納体250の内壁との位置合わせが完了したら、モータコイル素材230内に拡張器具を挿入し、この拡張器具の径を広げることにより、モータコイル素材230の径をヨーク素材220の径ごと拡大させる。
As shown in FIG. 5, when the alignment of the
これにより、収納体内壁の、厚みの薄い部分240にヨーク素材220の外壁が嵌合されて、モータコイル素材230およびヨーク素材220が収納体250内に固定される。
As a result, the outer wall of the
径が拡大したモータコイル素材230はモータコイル110として、また同様に径が拡大したヨーク素材220はステータヨーク120として完成する。すなわち、収納体250内でモータ部品100が完成されることになる。
The
ここで、拡張器具としては、図5および図6に示すように、両端に錐体261をくさび状に挿入した複数の棒部材262を用いた。棒部材262の両端には、錐体261に合わせた斜度が設けられており、図中矢印の方向に錐体261が挿入されると、錐体261の稜に沿って各棒部材が摺動して、互いの距離が離れることにより、モータコイル110の内径を押し広げるものである。
Here, as the expansion instrument, as shown in FIGS. 5 and 6, a plurality of
また、拡張器具としては、この他に、図7に示すように、例えばシリコンゴムのような伸縮自在の部材でできた、中空部271を有する筒状風船272を用いてもよい。図8に示すように、筒状風船272は一端から空気もしくは油を導入することにより、その径が拡大して、モータコイル110の内径を押し広げる。
In addition to this, as shown in FIG. 7, a
なお、複数の棒部材262および錐体261からなる拡張器具も、筒状風船272も、軸対象の形状を有するので形状の詳細は図示を省略した。
In addition, since the expansion device which consists of the some
(実施の形態2)
従来のステータヨークは図28(c)に示すように、積層された環状のヨーク素材1842から構成されており、鋼製のヨーク素材1842の外径、内径は、再加工しない限り変更することはできないため、ステータヨークの外径、内径も固定される。このため、図18(a)(b)に示すように、モータコイルをステータヨーク1840に挿入するためには、ステータヨークの内径が、どうしてもモータコイル1830の両端部1831の外径よりも大きくする必要があり、間隙1860が生じることを避けられなかった。
(Embodiment 2)
As shown in FIG. 28 (c), the conventional stator yoke is composed of laminated
これに対し、上述した本実施の形態1のステータヨーク120は、円筒形コイル状の線材から構成したことにより、ステータヨーク120の内径をモータコイル110の両端部111の外径より小さくしてもモータコイル110に挿入することができる。以下、本発明の実施の形態2として、本実施の形態1のステータヨーク120をモータコイル110に挿入するためのモータ部品の製造装置ならびに製造方法の説明を行う。
On the other hand, the
図9は、本実施の形態2のモータ部品の製造装置の構成を示す図である。図9に示すように、モータ部品の製造装置900において、モータコイル取り付け治具910はモータコイル110を保持する手段、ヨーク素材成形部920は、後述するヨーク素材940を成形する手段、支持体930はモータコイル取り付け治具910およびヨーク素材成形部920を所定の位置に固定させるための手段、台座980は支持体930を固定し、モータ部品の製造装置900を所望の場所に配置させる手段である。
FIG. 9 is a diagram illustrating a configuration of a motor component manufacturing apparatus according to the second embodiment. As shown in FIG. 9, in the motor
また、図10(a)に示すように、モータコイル取り付け治具910は、4本のスリットが設けられた回動軸911と、回動軸911を支持体930に固定する固定具912と、回動軸911が挿入された、ヨーク素材940の線材の端部941を固定する線材端部固定部913とを有している。なお、固定具912には、図示しない回転手段に接続され
た、回動軸911と同軸の一体構造を有する軸800と連結する孔810が開口されている。また、後述するように回動軸911はモータコイル110の内径よりも0.2〜0.4mm程度大きい程度の外径を有する。また、回動軸911の端部のスリットが設けられていない箇所に、線材端部固定部913が後述する固定ネジ913bにより固定されている。
10A, the motor
なお、図10(c)に、線材端部固定部913単体の構成を示す。線材端部固定部913は回動軸911を通過させる孔913aと孔913aの側面に設けられた固定ネジ913bと、線材を挿入する挿入スリット913cと、挿入スリット913cの幅を調整する固定ネジ913dとを備えている。
In addition, in FIG.10 (c), the structure of the wire end fixing |
また、ヨーク素材成形部920は、図9に示すように、回動軸911と平行をなすよう設けられたスプライン軸921と、スプライン軸921を摺動させるためのボール(図示せず)を内蔵すると共に支持体930に固定されたスプライン固定部922と、スプライン軸921の先端に設けられた、ヨーク素材940の外面を成形するヨーク素材成形本体923とを備えている。スプライン軸921はスプライン固定部922上を摺動するので、ヨーク素材成形部920はスプライン軸921の延伸方向に移動することができる。
Further, as shown in FIG. 9, the yoke
ここで図11(a)〜11(c)にヨーク素材成形本体923の構成を示す。ただし図11(a)は正面図、図11(b)は側面図、図11(c)は部分断面図である。
Here, FIGS. 11A to 11C show the configuration of the yoke material molding
各図に示すように、ヨーク素材成形本体923は、モータコイル110に装着されたヨーク素材940に挟み込むように接触する一対のはさみ部924a、924bと、はさみ部924a、924bを開閉可能に固定する固定腕925と、固定腕925とスプライン軸921とを接続する接続腕926とを備えている。
As shown in each figure, the yoke material molding
固定腕925は、はさみ部924a、924bを回転可能に固定する固定ピン927a、927bを有し、はさみ部924a、924bはそれぞれ固定ピン927a、927bを回転中心として回転することができる。
The fixed
また、はさみ部924a、924bはバネ928により結びつけられており、外力が加えられない限り、バネ928の復元力にて図11(a)に示すように閉じた状態を保持する。図11(b)に示すように、はさみ部924a、924bは、ヨーク素材940の外面に対応して内壁が彎曲しているので、閉じた状態ではヨーク素材940を収納可能な空隙が形成される。さらに図11(b)、11(c)にそれぞれ示すように、はさみ部924a、924bの、ヨーク素材940と接触する縁部には、例えばゴムや樹脂等の軟質素材で形成された接触部929が設けられている。
Further, the
なお、上記の構成において、モータコイル取り付け治具910は本発明に関連する発明の挿入手段に相当し、ヨーク素材成形部920および線材端部固定部913および回動軸911は本発明に関連する発明の調整手段に相当する。
In the above configuration, the motor
以上のような構成を有するモータ部品の製造装置900の動作を説明すると共に、これにより、本発明に関連する発明のモータ部品の製造方法の一実施の形態を説明する。
The operation of the motor
準備として、製造装置へのヨーク素材940およびモータコイル110の取り付けは次のように行う。支持体930にモータコイル取り付け治具910が装着されている状態で、モータコイル取り付け治具910にモータコイル110を取り付ける。すなわち、回動軸911にモータコイル110を挿入し、線材端部固定部913に当たるまで押し込む。回動軸911には4本のスリットが切られているため、モータコイル110が挿入される
と、回動軸911の内径は弾性力で僅かに小さくなり、その復元力でモータコイル110は回動軸911に固定される。
As a preparation, the
次に、モータコイル110にヨーク素材940を装着する。ここで図9に示すように、ヨーク素材940は、実施の形態1のステータヨーク120と比較すると、その外径、内径のいずれとも大きい。ヨーク素材の内径はモータコイル110の両端部111の外径よりも大きい。また、長さもステータヨーク120より短い。ただし線材の横幅で定まる壁面の厚さはステータヨーク120と同一寸法である。したがって、ヨーク素材940はモータコイルに相当の裕度をもって装着させることができる。
Next, the
さらにモータコイル110に装着したヨーク素材940の、線材端部固定部913寄りの縁部942の線材を一部ほどいて端部941とし、これを線材端部固定部913にて固定する。
Further, a part of the wire 94 at the
次に、ヨーク素材成形部920が装着された状態のスプライン軸921を移動させるとともに、はさみ部924a、924bの、接続腕926寄りの部分に図中白抜き矢印の方向の力を加えて、はさみ部924a、924bを開き、ヨーク素材940をはさみ部924a、924b内に収納し、接触部929がヨーク素材940の線材端部固定部913寄りの縁部942に達したら力を加えるのを止めて、バネ928の復元力ではさみ部924a、924bにて縁部942を挟み込む。このとき接触部929が縁部942と直接接触し、縁部942が加圧されるようにする。
Next, the
以上のセッティングが完了した後、図示しない外部動力により、回動軸911をヨーク素材940の線材の巻きの方向に回転させる。
After the above setting is completed, the
回動軸911の回転により、回動軸911に固定されたモータコイル110は回転し、これにつられてモータコイル110に挿入されたヨーク素材940も回転する。
The rotation of the
このとき、ヨーク素材940のコイル状の巻きを形成している各線材は、はさみ部924a、924bにて挟み込まれている縁部942に含まれている。さらに縁部942から伸びたヨーク素材940の端部941は線材端部固定部913により固定されている。
したがって、モータコイル110が回転すると、ヨーク素材940の線材は、その縁部942を固定端として、はさみ部924a、924bの接触部929に巻きの方向に沿って引っ張られ、ヨーク素材940は巻線の巻きの方向にねじられる。また、ヨーク素材940は、線材の巻きにより形成された螺旋状の溝を有し、この溝に接触部929が嵌り込むため、はさみ部924a、924bはヨーク素材940の回転に応じて溝に沿って移動する。
At this time, each wire forming the coiled winding of the
Therefore, when the
したがって、モータコイル110が回転すると、ヨーク素材成形本体923が、ヨーク素材940を線材の巻きが硬くなるように締め付けながら、ヨーク素材成形部920全体として、スプライン軸921ごとモータコイル110から遠ざかる方向に移動する。図11(c)の断面図にも示すように、以上の動作により、ヨーク素材940の、接触部929と接触した部分の内径、外径はともに縮小し、内径はモータコイル110の両端部の外径よりも小さく、かつ中心部の外径と実質上一致するようになる。一方、径が縮小した部分の長さは長くなる。
Therefore, when the
さらに、はさみ部924a、924bの接触部929がヨーク素材940のもう一方の端部に達するまで、モータコイル110を回転させ続ける。モータコイル110の回転を止めた段階で、ヨーク素材940の内径はモータコイル110の中心部の外径と実質上一致し、ヨーク素材940の内面はモータコイル110の外面と実質上当接する。すなわち
、ヨーク素材940の寸法は、完成時のステータヨーク120と一致する。この状態で、ヨーク素材940の外面を接着剤等により固定し、スプリングバック等の原因で線材の巻きが戻らない状態に保つことにより、ヨーク素材940をステータヨーク120として完成する。このとき、ヨーク素材940の線材の端部941は、所望の位置で切断するようにする。
Further, the
完成したステータヨーク120はモータコイル110の中央部112に挿入された状態であるから、ステータヨーク120の完成と同時に、実施の形態1のモータ部品100が得られることになる。
Since the completed
以上のように、本実施の形態によれば、コイル状に巻かれた線材であって、その内径がモータコイル110の両端部111の外径よりも大きいものをヨーク素材として用い、このヨーク素材をモータコイルの中心部に挿入した後、そのコイル状の巻きと同一方向にねじることにより、巻きを硬くなるように締め付けるとともにその長さを伸ばすことで、内径をモータコイルの両端部の外径より小さくする調整を行って、ヨーク素材をステータヨークと同一寸法に成型することにより、実施の形態1のモータ部品を容易に製造することができる。
As described above, according to the present embodiment, a wire wound in a coil shape and having an inner diameter larger than the outer diameter of both
なお、上記の説明においては、ヨーク素材成型本体923のはさみ部は一対であるとしたが、二対以上の構成としてもよい。また、3つ、5つからなるものでもよい。要するに、ヨーク素材940をその端部から所定の力で加圧できる構成であればよい。
In the above description, the pair of scissors of the yoke
また、上記の説明においては、ヨーク素材940の寸法は、モータコイル110の両端部111の外径よりも大きい内径を有するものとして説明を行ったが、本発明に関するヨーク素材は、ステータヨーク120と同一の寸法を有するものとしてもよい。この場合の製造装置を図12に示す。なお、図9〜図11と同一部または相当部には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。本構成においては、図9に示す構成とは異なり、ヨーク素材成型本体923には接続腕926を設けず、かつ外力により回転する構成を有する。なお、外力により回転するヨーク素材成型本体923は本発明に関連する発明の調整手段に相当する。
In the above description, the
動作は以下のようになる。すなわち、はさみ部924a、924bに、ステータヨーク120と同一寸法のヨーク素材950をはさみ込んだ後に、ヨーク素材成型本体923を、ヨーク素材950の線材の巻きの方向と逆方向に回転させる。ヨーク素材950の線材は、その端部951を固定端として、はさみ部924a、924bの接触部929に巻きの方向と逆方向に沿って引っ張られ、ヨーク素材950は巻線の巻きの方向と逆の方向にねじられる。
The operation is as follows. That is, after the
したがって、ヨーク素材950は、その線材の巻きが緩くなるように締め付けられ、ヨーク素材950の内径、外径はともに拡大し、一方、径が拡大した部分の長さは短くなる。
Therefore, the
次に、図12に示すように、ヨーク素材950の内径がモータコイル110の両端部111の外径よりも大きくなった時点でヨーク素材成形本体923の回転を停止させ、ヨーク素材950の内径を大きくした状態で一時固定し、その内部にモータコイル110を挿入する。
Next, as shown in FIG. 12, when the inner diameter of the
次に、ヨーク素材成形本体923を逆回転させ、ヨーク素材950を巻線の巻きの方向の方向にねじる。ヨーク素材950は、その線材の巻きが硬くなるように締め付けられ、ヨーク素材950の内径、外径、長さは成形前のステータヨークと同一寸法に復元され、実施の形態1のモータ部品が完成される。
Next, the yoke
なお、ヨーク素材成形本体923を逆回転させる代わりに、はさみ部924a、924bの保持を手動で解除するようにしてもよい。この場合、ヨーク素材950はスプリングバックを起こして、成形前の寸法に復元される。
Note that the holding of the
(実施の形態3)
次に、本実施の形態3として、本実施の形態1のステータヨーク120をモータコイル110に挿入するためのモータ部品の製造装置ならびに製造方法の他の例の説明を行う。
(Embodiment 3)
Next, as a third embodiment, another example of a motor component manufacturing apparatus and a manufacturing method for inserting the
図13は、本実施の形態3のモータ部品の製造装置の構成を示す図である。図13に示すように、モータ部品の製造装置1000において、モータコイル取り付け治具910はモータコイル110を保持する手段、ヨーク素材保持部960はヨーク素材950を保持する手段、支持体930はモータコイル取り付け治具910およびヨーク素材保持部960を所定の位置に固定させるための手段、台座980は支持体930を固定し、モータ部品の製造装置1000を所望の場所に配置させる手段である。
FIG. 13 is a diagram illustrating a configuration of a motor component manufacturing apparatus according to the third embodiment. As shown in FIG. 13, in the motor
また、モータコイル取り付け治具910の構成は、実施の形態2と同様であって、図10(a)に示すように、モータコイル取り付け治具910は、4本のスリットが設けられた回動軸911と、回動軸911を支持体930に固定する固定具912と、回動軸911が挿入された、ヨーク素材940の線材の端部941を固定する線材端部固定部913とを有している。なお、固定具912には、図示しない回転手段に接続された、回動軸911と同軸の一体構造を有する軸800と連結する孔810が開口されている。また、後述するように回動軸911はモータコイル110の内径よりも0.2〜0.4mm程度大きい程度の外径を有する。また、回動軸911の端部のスリットが設けられていない箇所に、線材端部固定部913が後述する固定ネジ913bにより固定されている。また、線材端部固定部913の構成も図10(c)に示す物と同一であり、詳細な説明は省略する。
Further, the configuration of the motor
また、図14に示すように、ヨーク素材保持部960は、回動軸911と平行をなすよう設けられたスプライン軸961と、スプライン軸961を摺動させるためのボールを内蔵する(図示せず)と共に支持体930に固定されたスプライン固定部962と、スプライン軸961の先端に設けられた、ヨーク素材を装着可能な円筒状のヨーク素材装着部963とを備えている。スプライン軸961はスプライン固定部962上を摺動するので、ヨーク素材装着部963はスプライン軸961の延伸方向に移動することができる。またヨーク素材装着部963の軸部分とモータコイル取り付け治具910の回動軸911とは実質上同一平面上で直交する位置関係となるよう配置されている。
As shown in FIG. 14, the yoke
なお、上記の構成において、支持体930、ヨーク素材保持部960およびモータコイル取り付け治具910は本発明に関連する発明の配置手段に相当し、線材端部固定部913および回動軸911は本発明に関連する発明の形成手段に相当する。
In the above configuration, the
以上のような構成を有するモータ部品の製造装置1000の動作を説明すると共に、これにより、本発明に関連する発明のモータ部品の製造方法の一実施の形態を説明する。
The operation of the motor
準備として、製造装置へのヨーク素材950およびモータコイル110の取り付けは次のように行う。ヨーク素材保持部960にヨーク素材950を取り付ける。すなわち、支持体930にモータコイル取り付け治具910およびヨーク素材保持部960が装着されている状態で、ヨーク素材保持部960のヨーク素材装着部963にヨーク素材950を装着する。このとき、図13には省略したが、装着されたヨーク素材950はヨーク素材装着部963から脱落しないように利用者が手で支えておく。
As a preparation, the
また、本実施の形態のヨーク素材950は、実施の形態2のヨーク素材940とは異なり、実施の形態1のステータヨークと同一の各部寸法を有する。
Further, unlike the
次に、モータコイル取り付け治具910にモータコイル110を取り付ける。すなわち、回動軸911にモータコイル110を挿入し、線材端部固定部913に当たるまで押し込む。回動軸911には4本のスリットが切られているため、モータコイル110が挿入されると、回動軸911の内径は弾性力で僅かに小さくなり、その復元力でモータコイル110は回動軸911に固定される。
Next, the
次に、スプライン軸961を移動させてモータコイル110の線材端部固定部913寄りの位置に配置するとともにヨーク素材950の端部の線材を一部ほどいて、予備巻きとして、線材の端部951を残しモータコイル110の中央部112を半周する程度巻き付ける。このとき予備巻きの方向はヨーク素材950の巻きの方向と同一方向となるようにする。巻き付けずに残った端部951は、線材端部固定部913にて固定する。なお、端部951を固定した時点で、ヨーク素材装着部963に装着されたヨーク素材950からは利用者は手を離してもよい。
Next, the
ここで図15(a)の正面図、(b)の側面図にヨーク素材950とモータコイル110との配置を模式的に示す。各図に示すように、ヨーク素材装着部963と回動軸911との位置関係に基づき、ヨーク素材950の端面とモータコイル110の端面とは、実質上同一面上で直交する配置を成している。
Here, the arrangement of the
以上のセッティングが完了した後、図示しない外部動力により、回動軸911を仮巻きの方向に回転させる。
After the above setting is completed, the
回動軸911の回転により、線材は仮巻きの状態から連続してモータコイル110に巻き取られる。モータコイル110に巻き取られる線材の源であるヨーク素材950はその巻きの方向に回転するが、ヨーク素材950はヨーク素材装着部963には固定されていないため、その軸部分に締め付けられることなく、自ら回転しながら線材を送り出す。図16に示すように、モータコイル110に巻き取られる線材の巻き数が増えるにつれて、ヨーク素材保持部960はスプライン軸961ごと図上右方向へ移動し、巻きはじめの位置から見たヨーク素材950からの線材の送り出し位置を変化させていく。
By the rotation of the
ここで図17(a)の正面図、(b)の側面図、(c)の上面図のそれぞれに、巻き取り作業中のヨーク素材950とモータコイル110との配置を模式的に示す。各図に示すように、ヨーク素材950の端面は、モータコイル110の端面との直交関係を保っているので、ヨーク素材950から解けた線材は、ヨーク素材950からモータコイル110への渡りの部分にて実質上90°ねじれてから、モータコイル110に巻き取られる。このねじれ変形は平角線の主面に直交する方向、つまり線材の巻きの方向と直交する面内にて生ずるため、平角線の主面上で生じているコイル状の巻きの塑性変形に対して影響を与えない。また、線材の巻きの方向はヨーク素材950側とモータコイル110側とで同一であり、線材は、平角線の面方向においても、ヨーク素材950作成時のコイル状の巻きの方向に逆らう応力は加えられていない。
Here, the arrangement of the
したがって、線材は、ヨーク素材950のコイル状の巻きを形作った塑性変形の形態を保ちながら中央部112の周囲に巻きとられることとなり、スプリングバック等を生じずに、ヨーク素材950の様態と同一のコイル状の巻きがモータコイル110上に再現されることになる。
Therefore, the wire is wound around the
最後に、巻き取りが完了した後の線材の固定は実施の形態2と同様にして行われ、ヨーク素材950がステータヨークとして完成されることにより、実施の形態1のモータ部品を得ることができる。なお、実施の形態2と同様、ヨーク素材950の線材の端部951は、所望の位置で切断するようにする。
Finally, fixing of the wire after completion of winding is performed in the same manner as in the second embodiment, and the motor material of the first embodiment can be obtained by completing the
以上のように、本実施の形態によれば、コイル状の巻きのヨーク素材950をその巻きの状態を実質的に保持したままモータコイルに巻き取らせることにより、実施の形態1のモータ部品を容易に作成することができる。特に本実施の形態の場合は、ヨーク素材950と完成後のステータヨーク120とを同一寸法にて作成することができるため、ステータヨーク完成時の寸法合わせの微調整等の手間が省け、作業効率が向上するという効果も得られる。
As described above, according to the present embodiment, the coiled winding
なお、上記の説明においては、ヨーク素材950の端面とモータコイル110の端面とは、実質上同一面上で直交する配置にて巻き取りを行うものとしたが、ヨーク素材950の端面とモータコイル110の端面の位置関係は、必ずしも直交する必要はない。ヨーク素材950から解けた線材が、ヨーク素材950からモータコイル110への渡りの部分にて、線材の巻きの方向と直交する面内にて所定角ねじれるよう変形してから、モータコイル110に巻き取られるような配置にすればよい。要するに、ヨーク素材950から解かれた線材が、平角線の主面上で生じているコイル状の巻きの塑性変形に対して影響を与えないような変形をした後に、モータコイル110に巻き取られるような配置であればよい。
In the above description, the end surface of the
さらに、平角線の主面上で生じているコイル状の巻きの塑性変形に対して影響を与えてもよければ、ヨーク素材950からモータコイル110への渡りの部分の線材を直線にのばした後に、モータコイル110に巻き取られるような配置にしてもよい。この場合、製造装置の配置手段の設計の自由度を高めることができる効果がある。
Further, if it is possible to affect the plastic deformation of the coiled winding occurring on the main surface of the flat wire, the wire material at the transition portion from the
なお、上記の各実施の形態においては、ステータヨーク120に用いる線材の形状は、平角線であるとしたが、本発明の線材は断面の形状によって限定されるものではない。丸線、角線等であってもよい。断面は丸、楕円、長円等であってもよい。また、線材の材質は電磁鋼板である鋼材としたが、珪素鋼板、アモルファス等であってもよい。
In each of the above embodiments, the shape of the wire used for the
また、上記の各実施の形態において、本発明はスロットレスモータのモータ部品及びスロットレスモータに関するものとして説明を行ったが、スロットレスモータは同一の構成においてロータの回転により電力を発生する発電機として用いることができる。したがって、本発明のスロットレスモータは、そのままスロットレス発電機として実施することができ、これもまた本発明に含まれる。また本発明のステータヨーク、モータ部品もそのままスロットレス発電機用のステータヨーク、モータ部品として実施でき、本発明に含まれるものである。 Further, in each of the above embodiments, the present invention has been described as relating to a motor component of a slotless motor and a slotless motor. However, the slotless motor is a generator that generates electric power by the rotation of the rotor in the same configuration. Can be used as Therefore, the slotless motor of the present invention can be implemented as a slotless generator as it is, and this is also included in the present invention. The stator yoke and motor parts of the present invention can also be implemented as they are as a stator yoke and motor parts for a slotless generator, and are included in the present invention.
本発明にかかるスロットレスモータのモータ部品及びスロットレスモータは、例えば従来より小さい寸法で高能率のスロットレスモータを実現する効果を有し、スロットレスモータのモータ部品およびスロットレスモータとして有用である。 The slotless motor component and the slotless motor according to the present invention have an effect of, for example, realizing a highly efficient slotless motor with a smaller size than the conventional one, and are useful as a slotless motor component and a slotless motor. .
100 モータ部品
110 モータコイル
111 両端部
112 中央部
120 ステータヨーク
DESCRIPTION OF
Claims (3)
少なくとも両端部の外径が中央部の外径よりも大きく、前記中央部が前記ステータヨークに挿入された筒状のモータコイルとを備え、
前記モータコイルの前記両端部の外径は、前記ステータヨークの内径よりも大きく、前記モータコイルの前記中央部の外径は、前記ステータヨークの内径以下であり、
前記両端部の内径と、前記中央部の内径とは等しい、スロットレスモータのモータ部品。 A stator yoke of a slotless motor, which is made of a wire rod wound in a coil shape by edgewise winding a flat wire whose longitudinal direction is in the rolling direction, using any one of an electromagnetic steel plate, a silicon steel plate, or an amorphous plate ,
The outer diameter of at least both ends is larger than the outer diameter of the central portion, and the central portion includes a cylindrical motor coil inserted into the stator yoke,
The outer diameter of the both end portions of the motor coil is larger than the inner diameter of the stator yoke, and the outer diameter of the central portion of the motor coil is equal to or smaller than the inner diameter of the stator yoke,
A motor component of a slotless motor in which an inner diameter of the both end portions is equal to an inner diameter of the central portion.
前記ステータヨークおよび前記モータコイルを収納する収納部とを備えたスロットレスモータ。 A motor component of the slotless motor according to claim 1;
A slotless motor comprising: a stator yoke and a storage portion for storing the motor coil.
前記モータコイルは、その厚みが他の部分より薄くなっている前記内壁の一部に前記ステータヨークが嵌合されることにより前記収納部内に固定されている、請求項2に記載のスロットレスモータ。 A part of the inner wall of the storage part is thinner than the other part,
The slotless motor according to claim 2, wherein the motor coil is fixed in the housing portion by fitting the stator yoke to a part of the inner wall whose thickness is thinner than that of the other part. .
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