JP2007200268A - インターネットによるトータルリーガルライブラリエイドシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 インターネット3に接続されされたインターネットサーバ4が、インターネット3を介してアクセスしてきたユーザー端末2に対しファイルを送信して、法律書式の自動選択や、法律文書の自動作成を行わせる。ユーザー端末2から送信された相談申込のデータが、ライブラリサーバ5の保存部に保存される。管理用コンピュータ8が見積書作成プログラムを実行して見積書を作成し、インターネットサーバ4がユーザー端末2に送信する。
【選択図】 図1
Description
インターネットに接続され、インターネットを介してアクセスしてきたユーザー端末に対しファイルを送信して当該ユーザー端末に表示させる送信サーバと、
各種ファイルを保存した保存部とを備えており、
保存部は、
各種の法律書式をそれぞれ記録した更新可能な多数の書式ファイルと、
階層構造を成す多数の書式選択質問をユーザー端末に順次表示するよう各書式選択質問について付与された書式選択質問用オブジェクトと
を保存しており、
各書式選択質問用オブジェクトは、ユーザー端末における操作に従ってその次の下層の書式選択質問をユーザー端末に表示するよう構成されているとともに、最下層の書式選択質問用オブジェクトは、ユーザー端末における操作に従い、当該質問への返答に相当する法律書式の書式ファイルを保存部から読み出してユーザー端末に送信するものであり、
前記保存部には、ユーザー端末における法律書式への情報入力に従って法律文書を自動作成する自動作成用オブジェクトが保存されており、
自動作成用オブジェクトは、法律書式に当てはめて法律文書を完成させる情報の入力欄を含み、入力欄に入力された情報を当該法律書式の書式ファイルの所定箇所に組み込んで書式ファイルを更新するプログラムを実行可能なものであり、更新した書式ファイルを、当該ユーザー端末が備える保存部に保存可能とするものとなっており、
前記自動作成用オブジェクトをユーザー端末に対し送信サーバに送信させるための送信用のオブジェクトが保存部に保存されており、この送信用のオブジェクトは、前記最下層の書式選択質問用オブジェクトとともにユーザー端末に送信されるものであるか、又は前記書式ファイルとともにユーザー端末に送信されるものであるという構成を有する。
上記課題を解決するため、本願の請求項3記載の発明は、インターネットを利用して法律文書を作成させるトータルリーガルライブラリエイドシステムであって、
インターネットに接続され、インターネットを介してアクセスしてきたユーザー端末に対しデータを送信して当該ユーザー端末に表示させる送信サーバと、
各種ファイルを保存した保存部とを備えており、
保存部は、
各種の法律書式をそれぞれ記録した更新可能な多数の書式ファイルと、
階層構造を成す多数の書式選択質問をユーザー端末に表示するよう各書式選択質問について付与された書式選択質問用オブジェクトと
を保存しており、
各書式選択質問用オブジェクトは、ユーザー端末における操作に従ってその次の下層の書式選択質問用オブジェクトをユーザー端末に表示するよう構成されているとともに、最下層の書式選択質問用オブジェクトは、ユーザー端末における操作に従い、当該質問への返答に相当する法律書式の書式ファイルを保存部から読み出しユーザー端末に対して送信サーバに送信させるものであり、
保存部には、文書作成について相談を申し込むための文書作成相談用オブジェクトが保存されており、
前記最下層の書式選択質問用オブジェクトは、ユーザー端末における操作に従って書式ファイルをユーザー端末に送信した際、その書式ファイルを特定する情報である書式IDを保存部に保存するようになっており、
前記文書作成相談用オブジェクトは、選択された法律書式を使用した文書作成についての相談内容を入力する相談申込フォームのファイルを含んでおり、文書作成相談用オブジェクトの送信要求がユーザー端末からあった際、当該ユーザー端末に送信した書式ファイルの書式IDを前記保存部から読み出して相談申込フォームに組み込んでユーザー端末に送信するものとなっているという構成を有する。
上記課題を解決するため、本願の請求項7記載の発明は、インターネットを利用して法律文書を作成させるトータルリーガルライブラリエイドシステムであって、
インターネットに接続され、インターネットを介してアクセスしてきたユーザー端末に対しデータを送信して当該ユーザー端末に表示させる送信サーバと、
各種ファイルを保存した保存部とを備えており、
保存部は、
各種の法律書式をそれぞれ記録した更新可能な多数の書式ファイルと、
記録された多数の書式ファイルの中からユーザーに任意の書式ファイルを選択させる書式選択用オブジェクトと、
ユーザー端末における法律書式への情報入力に従って法律文書を自動作成する自動作成用オブジェクトと
が保存されており、
自動作成用オブジェクトは、法律書式に当てはめて法律文書を完成させる情報の入力欄を含み、入力欄に入力された情報を当該法律書式の書式ファイルの所定箇所に組み込んで書式ファイルを更新するプログラムを実行可能なものであり、更新した書式ファイルを、当該ユーザー端末が備える保存部に保存可能とするものとなっており、
さらに、
自動作成用オブジェクトにより自動作成した法律文書である自動作成文書について弁護士に相談した際の費用の見積書を作成する見積書作成用コンピュータが設けられており、
見積書作成用コンピュータには、見積書作成プログラムがインストールされており、
保存部には、
ユーザー端末から見積書作成を依頼する旨を送信させるオブジェクトである見積書作成依頼用オブジェクトと、
相談に対応して弁護士が法律サービスを提供する際に要すると予想される時間数を入力する時間数入力欄を有する時間入力用フォームファイルと、
弁護士費用の時間単価の情報と、
自動作成文書について弁護士に相談した際の費用の見積書のフォームファイルと
が保存されており、
前記見積書作成プログラムは、
時間入力用フォームファイルを見積書作成用コンピュータ上に表示するフォーム表示モジュールと、
時間入力用フォームの時間数入力欄に入力された時間数と保存部に保存された時間単価とを掛け合わせる演算を行って見積もり金額を算出する算出モジュールと、
算出された見積もり金額を保存部から読み出された見積書のフォームファイルにはめ込んで見積書を作成させる見積書作成モジュールと、
ユーザー端末に対し、作成した見積書を送信する送信モジュールと
を有するものであり、
さらに、
前記見積書作成依頼用オブジェクトは、前記自動作成用オブジェクトにより更新された書式ファイルである更新ファイルを併せてユーザー端末に送信させるものであるか、更新ファイルの保存場所に関する情報を併せて送信するものであり、
前記見積書作成プログラムは、送信された更新ファイル又は更新ファイルの保存場所に関する情報に従い、更新ファイルの内容を見積書作成用コンピュータ上で表示可能とするものとなっているという構成を有する。
上記課題を解決するため、本願の請求項8記載の発明は、インターネットを利用して法律文書を作成させるトータルリーガルライブラリエイドシステムであって、
インターネットに接続され、インターネットを介してアクセスしてきたユーザー端末に対しファイルを送信して当該ユーザー端末に表示させる送信サーバと、
各種ファイルを保存した保存部とを備えており、
保存部は、
各種の法律書式をそれぞれ記録した更新可能な多数の書式ファイルと、
階層構造を成す多数の書式選択質問をユーザー端末に順次表示するよう各書式選択質問について付与された書式選択質問用オブジェクトと
を保存しており、
書式選択質問用オブジェクトは、ユーザー端末における操作に従ってその次の下層の書式選択質問をユーザー端末に表示するよう構成されているとともに、最下層の書式選択質問用オブジェクトは、ユーザー端末における操作に従い、当該質問への返答に相当する法律書式の書式ファイルを保存部から読み出してユーザー端末に対して送信サーバに送信させるものであり、
保存部には、ユーザーによる法律書式への情報入力に従って法律文書を自動作成する自動作成用オブジェクトが保存されおり、
自動作成用オブジェクトは、法律書式に当てはめて法律文書を完成させる情報の入力欄を含み、入力欄に入力された情報を当該法律書式の書式ファイルの所定箇所に組み込んで書式ファイルを更新するプログラムを実行可能なものであり、更新した書式ファイルを、当該ユーザー端末が備える保存部に保存可能とするものとなっており、
さらに、
自動作成用オブジェクトにより自動作成した法律文書である自動作成文書について弁護士に相談した際の費用の見積書を作成する見積書作成用コンピュータが設けられており、
見積書作成用コンピュータには、見積書作成プログラムがインストールされており、
保存部には、
ユーザー端末から見積書作成を依頼する旨を送信させるオブジェクトである見積書作成依頼用オブジェクトと、
相談に対応して弁護士が法律サービスを提供する際に要すると予想される時間数を入力する時間数入力欄を有する時間入力用フォームファイルと、
弁護士費用の時間単価の情報と、
自動作成文書について弁護士に相談した際の費用の見積書のフォームファイルと
が保存されており、
前記見積書作成プログラムは、
時間入力用フォームファイルを見積書作成用コンピュータ上に表示するフォーム表示モジュールと、
時間入力用フォームの時間数入力欄に入力された時間数と保存部に保存された時間単価とを掛け合わせる演算を行って見積もり金額を算出する算出モジュールと、
算出された見積もり金額を保存部から読み出された見積書のフォームファイルにはめ込んで見積書を作成させる見積書作成モジュールと、
ユーザー端末に対し、作成した見積書を送信する送信モジュールと
を有するものであり、
さらに、
前記見積書作成依頼用オブジェクトは、前記自動作成用オブジェクトにより更新された書式ファイルである更新ファイルを併せてユーザー端末に送信させるものであるか、更新ファイルの保存場所に関する情報を併せて送信するものであり、
前記見積書作成プログラムは、送信された更新ファイル又は更新ファイルの保存場所に関する情報に従い、更新ファイルの内容を見積書作成用コンピュータ上で表示可能とするものとなっているという構成を有する。
尚、「インターネットによるトータルリーガルライブラリエイドシステム」における「インターネット」は、通常よりも広い意味であり、ネットワーク全般を意味する。また、「トータルリーガルライブラリエイドシステム」とは、法律書式の利用を支援するシステムという程度の意味である。
まず、請求項1乃至6の各発明に対応した第一の実施形態について説明する。
実施形態のトータルリーガルライブラリエイドシステム(以下、単にシステム)は、インターネットを利用して法律書式や法律情報を提供する際に使用されるシステムである。図1は、本願発明の実施形態に係るシステムの概略構成を示す図である。図1に示すシステムは、インターネット1につながったコンピュータ群3〜8によって構成されている。ここでの「インターネット」は、上記よりも狭い通常の意味(The Internet)であり、TCP/IPで接続される公衆ネットワークを指している。
コンピュータ群3〜8のうちの一つは、アクセスが会員(利用者登録が済んだ者)からのものであると判断した場合にアクセスを許可する認証サーバ3となっている。
コンピュータ群3〜8のうちの別の一つは、インターネットサーバ4となっている。インターネットサーバ4は、マイクロソフト社のInternet Information Server(IIS)のようなインターネットサーバソフトウェアがインストールされたコンピュータであり、インターネット1を介してアクセスしてきたユーザー端末2にデータを送信する送信サーバとして機能するようになっている。インターネットサーバ4は、具体的には、HTMLファイルを送信して表示するWWWサーバの機能と、ユーザー端末2にファイルをダウンロードさせるFTPサーバの機能とを実現できるものとなっている。
図2に示すように、トップページは、アクセスを許可するための認証を行う認証ページに兼用されている。即ち、トップページには、会員IDの入力欄32と、パスワードの入力欄33が設けられている。
インターネットサーバ4のハードディスクには、利用者登録用ファイルが保存されており、利用者登録用のCGIプログラムがインストールされている。利用者登録用ファイルは、氏名、住所、電子メールアドレス等の個人情報の入力欄や、利用料の支払いを行うクレジットカードの会社名やカード番号等の入力欄を有している。利用者登録用ファイルには送信コマンドが設けられており、各入力欄を正しく入力して送信コマンドをクリックすると、利用者登録用のCGIプログラムが起動し、利用者登録の承認と会員マスタファイル31へのレコードの追加が行われるようになっている。利用者登録が行われると、会員IDとパスワードが発行され、電子メールにより利用者に通知されるようになっている。
認証CGI−Pは、送信された会員ID及びパスワードのデータを認証サーバ3に送り、認証サーバ3に保存されたデータであるか照合させる。認証サーバ3は、ハードディスクに保存された会員マスタファイル31を検索し、会員ID及びパスワードが一致するレコードがあるかどうか判断し、一致するレコードがあれば、アクセスを許可してよい旨のデータをCGI43に返す。インターネットサーバ4のハードディスクには、会員専用サイトのトップページ用のHTMLファイル(以下、会員トップ)が保存されている。このデータが返されると、認証CGI−Pは、会員トップのHTMLファイルを、アクセスしてきたユーザー端末2に送って表示するようになっている。
図3及び図4に示すように、会員トップページは、左端に区分されたフレーム301を有し、ここには、本システムで会員に対し提供されるサービスを選択するためのコマンドボタンが並べて設けられている(以下、このフレームをメニューバーと呼ぶ)。メニューバー310は、このウェッブサイトにアクセスしている際、常時ユーザー端末2に表示されるようになっている。
図3及び図4に示すように、本実施形態では、大きく分けて、「基本リーガルサービス」と「オプションリーガルサービス」が提供されるようになっている。そして、図3に示すように、「基本リーガルサービス」では、「書式・文例検索」のサービスと、「法律文書作成ガイド検索」のサービスと、「マニュアル検索」のサービスと、「各種税額等簡易計算ソフト検索」のサービスが提供されるようになっている。
「書式・文例検索」のサービスは、利用者登録したユーザーに対し、法律書式(以下に単に書式と呼ぶ場合がある)を提供するサービスであり、多数の書式の中から任意の書式を選ばせて利用させるサービスである。具体的に説明すると、本実施形態のシステムは、各種ファイルを保存した保存部を備えており、保存部には、更新可能な多数の種類の法律書式をそれぞれ記録した多数の書式ファイルが保存されている。
インターネットサーバ4のハードディスクには、書式の目次を表示するページ(以下、書式目次ページ)を表示するためのHTMLファイル(以下、書式目次ファイル)が保存されている。図3に示す書式目次検索ボタン36がクリックされると、書式目次ファイルがユーザー端末2に送信されて書式目次ページが表示されるようになっている。
尚、ユーザー端末2に送信されて表示される書式ファイルは、自由に更新が可能なものとなっている。書式ファイルの形式としては、マイクロソフト社のワード文書のようなポピュラーなものとすることが好ましい。または、テンプレート形式のように、利用者の側で入力する必要がある欄のみが変更可能であり、その他の様式等は変更できない形式としてもよい。尚、書式ファイルがユーザー端末2に送信されて表示される際、書式IDの情報が併せてユーザー端末2に送信されるようになっている。書式IDは、書式ファイルに埋め込んで表示するようにしてもよいし、書式検索の結果をリスト表示する際に併せて表示するようにしてもよい。
本実施形態のシステムの大きな特徴点の一つは、ユーザーに対しQ&A方式により任意の法律書式を選択させることができるようになっている点である。即ち、Q&A方式により任意の法律書式を選択させる書式選択サーバが設けられている。書式選択サーバとしては、インターネットサーバ4が兼用されている。
尚、ジャンルを予め選択せずにQ&Aのみで書式を選択させることも可能である。図7に、「どの契約書式に該当するかわからない場合は・・・・」と題されたコマンドボタンがあるが、このコマンドボタンは、ジャンルを選択せずに書式を選択させる場合に使用されるものとなっている。
図3に示すように、メニューバー310内には、「契約書式自動検索」と表記されたコマンドボタン(以下、自動選択ボタン)311が設けられている。この場合の自動選択とは、Q&Aを繰り返すことにより、ユーザーが所望の契約書式にたどり着くという意味である。一方、インターネットサーバ4の保存部には、ジャンルを選択させる書式ジャンル選択用オブジェクトが保存されている。このオブジェクトは、一つのHTMLファイルであり、書式ジャンル選択ページを表示するものとなっている。
図7に示すように、書式ジャンル選択ページには、「売買契約」、「賃貸契約」、「使用貸借契約」、・・・という表示がされている。これらの部分は、コマンドボタン312になっており、表示されたジャンルの契約書式を選択させるQ&Aを表示するためのコマンドが埋め込まれている。以下、このコマンドをジャンル選択ボタンと呼ぶ。
インターネットサーバ4の保存部には、契約書式を選択させるための質問をユーザー端末2に表示するオブジェクト(以下、書式選択質問用オブジェクト)が保存されている。この書式選択質問用オブジェクトは、本実施形態では、質問が組み込まれたHTMLファイルになっており、質問を含んだ一つのウェッブページを表示するものとなっている。このウェッブページを、以下、質問ページと呼ぶ。本実施形態では、以下に説明するように、多数の質問が階層構造を持って設けられている。従って、書式選択質問用オブジェクトも、階層構造を成して多数設けられ、保存部に保存されている。
図8に示すように、この質問ページでは、「売買契約ですか」という質問と、「売買契約至るまでの約束に関する書式ですか」との質問が表示されるようになっている。各表示部分は、次の下層の質問を表示するためのコマンドボタン(以下、下層質問表示ボタン)313となっている。
図10は、図8及び図9に一例を示した「売買契約」のジャンルの質問の階層構造の一部を示す概略図である。図10に示すように、最下層の質問に対応して、書式IDが付与されている。図8や図9では示されていないが、最下層の質問を表示する質問ページでは、質問の部分はコマンドボタンになっておらず、その代わりに「ダウンロード」のコマンドボタンが設けられている。例えば、「買主が買い受ける意思を表明する場合ですか。」という質問を表示する質問ページでは、その表示は単なるテキスト表示となっており、その横に「ダウンロード」のコマンドボタンが設けられている。ダウンロードのコマンドボタンがクリックされると、書式IDが1−1−1−1である、「買い受け申込書」の書式ファイルがユーザー端末2に送信されるようになっている。
インターネットサーバ4の保存部には、法律書式の各々について自動作成用オブジェクトが保存されている。自動作成用オブジェクトは、ユーザー端末2からの操作により保存部から読み出され、インターネットサーバ4によりユーザー端末2に送信されるようになっている。
インターネットサーバ4の保存部には、自動作成用オブジェクトを読み出して送信させるためのオブジェクト(以下、送信用オブジェクト)が保存されている。この送信用オブジェクトは、一つの法律書式が特定された際、ユーザー端末2が操作することが可能となっている。即ち、送信用オブジェクトは、上述した最下層の質問を表示する質問ページに組み込まれてインターネットサーバ4から送信されるようになっている。尚、書式の自動選択に自動作成を組み合わせる場合の他、前述した「目次検索」や「事項検索」で書式ファイルを特定して自動作成を行うようにしても良い。この場合、それらで書式をダウンロードさせるコマンドボタンに並べて送信用オブジェクトが設けられる。
尚、「ダウンロード」のコマンドボタン314が、前述した書式ファイルをユーザー端末2に送信するコマンドボタンである。この例からわかるように、最下層の書式選択質問用オブジェクトは、テキスト表示(データ)とコマンドボタン314とから成っている。図8や図9に示す書式選択質問用オブジェクトでもこのような構成を採用してもよく、例えば、質問文をテキスト表示にしておき、それに組み合わせて、「Yes」と題されたコマンドボタンを設けてもよい。
図12に示すように、自動作成用オブジェクトは、法律書式に当てはめて法律文書を完成させる情報の入力欄と、ファイル更新を指示する更新指示用オブジェクトとを有する。この例では、貸主の情報入力欄、借主の情報入力欄、弁済方法の変更に関する情報入力欄(不図示)が設けられており、最下欄に、「文書作成」のコマンドボタン316が設けられている。このコマンドボタン316は、更新指示用オブジェクトに相当するものである。
次に、「各種税額等簡易計算ソフト検索」のサービスについて説明する。このサービスは、相続税、所得税、法人税といった各種税額等について計算するための簡易なソフトウェア(以下、簡易計算ソフト)をサイト上で提供し、ユーザーの便宜を図るものである。ライブラリサーバ5には、簡易計算ソフトのファイル(以下、計算ソフトファイル)503が多数保存されている。
「法律・税務相談システム」のサービスは、法律や税務に関する相談をネットワークを利用して受け付けるサービスである。特に、本実施形態では、法律文書作成に関する相談を受け付けるものとなっている。
本実施形態のシステムは、管理用コンピュータ8を備えている。この管理用コンピュータ8は、見積書作成用コンピュータとしても使用されるようになっている。管理用コンピュータ8は、図1に示すように、イントラネット303上に設けられており、ストレージサーバ7にアクセスすることが可能となっている。管理用コンピュータ8には、見積書作成プログラムがインストールされている。
また、インターネットサーバ4の保存部には、見積書のフォームファイルと、見積書作成依頼用オブジェクトが保存されている。見積書作成依頼用オブジェクトは、ユーザー端末2から見積書の作成依頼を送信させるためのオブジェクトである。本実施形態では、上述した相談申込がされた場合、一律に見積書を作成して送信するようになっており、本システムの利用方法を解説したウェッブページはその旨が表示するようになっている。従って、図13における確認ボタン67(相談申込を行うボタン)が、見積書作成依頼用オブジェクトとなっている。
相談管理プログラムは、相談DBF61にアクセスし、すべてのレコード(又は任意の条件で選んだレコード)をリスト表示できるようになっている。このリスト表示には、任意のレコード(相談)について見積書作成プログラムを起動できるようになっている。見積書作成プログラムが起動すると、最初に表示モジュールが実行され、相談DBF61の当該レコードの各フィールドのデータを時間入力用フォームファイルにはめ込み、図14に示すように表示するようになっている。
図14に示すように、時間入力用フォームには、「登録」のボタン83と、「送信」のボタン84とが設けられている。「登録」のボタン83には、ストレージサーバ6の相談DBF61のレコードを更新するプログラムが記述されている。相談DBF61には、「見積金額」のフィールがあり、このボタンがクリックされると、相談DBFの当該レコードの「見積金額」のフィールドに、算出した金額の数値を入力し、レコードを更新するようプログラミングされている。
尚、管理用コンピュータ8を操作して時間入力欄81への入力を行う者は、所要時間が予想できる者であるので、弁護士の場合が多いが、弁護士でなくともそのような予想ができる者が入力する場合もある。
本実施形態のシステムの別の大きな特徴点は、見積書を受信したユーザーが、相談の正式な申込をインターネットを介して行えるようになっている点である。即ち、システムが備える保存部(例えばインターネットサーバ4の保存部)には、相談正式申込用オブジェクトが保存されている。
図15は、見積書作成プログラムにより作成された見積書の一例を示す概略図である。図15に示すように、見積書には、宛名、件名、金額等の情報が表示されるようになっている。そして、見積書の最下欄には、「承諾する」のボタン(以下、承諾ボタン)85が設けられている。この承諾ボタン85が、相談正式申込用オブジェクトに相当している。
一方、イントラネット303上には、法律相談業務を担当する弁護士が操作する端末(以下、担当者端末)が担当者毎に設けられている。担当者端末7は、ストレージサーバ6に対してアクセスすることが許されており、本システムを運営する法律事務所に所属する弁護士(又はその秘書など)が、トリガーメールを受け取ったことによりアクセスすることが想定されている。相談を担当する弁護士は、定期的に担当者端末を操作してストレージサーバ6にアクセスし、各相談に関する情報を取得し、検討する。そして、相談をしてきた利用者に対し、相談内容に対する回答を電子メールや電話等により伝え、相談サービスを提供する。
次に、図4に戻り、「法令、判例、文献」のサービスについて説明する。このサービスは、図4に示すように、「法令、判例、文献ネット検索システム」のサービスと、「法令、判例、文献調査サービスシステム」に分かれている。
また、自動作成が行えるので、さらに容易に法律文書が作成できるようになっている。また、時間数の入力だけで自動的に見積書が作成されてユーザー端末に送信されるので、法律事務所の省力化に役立つ。また、見積書に相談正式申込用オブジェクトがあるので、ユーザーにとって相談の正式依頼が容易である。また、書式選択のプログラムの結果取得した書式IDが相談フォームに自動入力されるようにすると、ユーザーにおいて書式IDの入力の手間がかからず、好適である。
尚、法令、判例、文献の検索サービスにつき、本実施形態では、外部のサーバ101,102,103にリンクさせて利用させる構成としたが、本システム内にサーバを設けるようにしてもよい。即ち、「書式・文例検索」のサービスを提供するためのライブラリサーバ5と同様に、各種法令の内容をデータベース化したサーバを設け、目次検索や事項検索が行える構成とする。「判例」や「文献」のサービスについても同様である。
また、上記説明では、各サーバ3〜6は、それぞれ別途のものとして説明されたが、二以上のサーバの機能を兼用するよう一つのサーバを構築することもあり、一つの統合型のサーバですべての機能を実現することも可能である。
上述した本実施形態の説明において、各種ファイルやオブジェクトが保存されている保存部は、上述した場所にあるものでなくともよい。システムがアクセスしてファイルやオブジェクトを読み出せるものであれば、どこでも良い。例えば、見積書作成プログラム(のファイル)の保存場所は、管理用コンピュータ8の保存部でなく、インターネットサーバ4の保存部でもよく、ストレージサーバ6の保存部でも良い。
第二の実施形態のシステムは、見積書作成に関する部分が第一の実施形態と異なっている。まず、第二の実施形態では、見積書作成依頼用オブジェクトの構成が若干異なっている。図示はしていないが、本実施形態においても、会員トップには、文書作成相談ボタンが設けられている。文書作成相談ボタンには、文書作成相談フォームをインターネットサーバ4に送信させるようリンクが設定されている。インターネットサーバ4の保存部に保存された文書相談フォームのファイルや送信のためのプログラム等が、見積書作成依頼用オブジェクトを構成している。
また、図16において、「ダウンロード書式」のコマンドボタンがクリックされると、図17に示す対象選択ページが表示されるようになっている。図17に示す対象選択ページは、ダウンロードした法律書式の中から対象文書を選択するためのページ(以下、第二選択ページ)である。第二選択ページには、図17に示すように、そのユーザー端末2に対してダウンロードされた法律書式のリストが表示されるようになっている。図17に示すように、リストは、書式IDと書式名称とを含んでいる。
サーバ側で行う場合、書式ファイルのダウンロード送信を行うたびに、送信した書式ファイルの書式ID、書式名称、当該送信に際して認証したユーザーID等の情報をデータベース化して保存部に保存するよう構成されている。より具体的には、前述した図10の「ダウンロード」のコマンドボタンがクリックされた際に起動する書式ファイル送信用のCGIプログラムが、上記各書式情報とユーザーIDとから成る新たなレコードを、ライブラリサーバ6の保存部に保存されたデータベースファイルに追加するよう構成されている。
図19に示す文書作成相談フォームは図13に示すものとほぼ同様であるが、書式名称の欄68が追加されている。図17において、リスト中の任意の行が選択されると、図19に示す文書作成相談フォームがユーザー端末2に表示されるようになっている。即ち、リストの各行には、文書作成相談フォームをインターネットサーバ4に送信させるCGIプログラムの起動コマンドが埋め込まれるようになっている。このCGIプログラムは、選択された行の法律書式の書式IDや書式名称を文書作成相談フォームにくみ込んでユーザー端末2に表示するよう構成されている。
本実施形態のシステムは、自動作成した文書について相談を行う際に好適な構成を提供している。図16に示す「自動作成文書」のコマンドボタンには、自動作成した文書から相談対象文書を選択させるページ(以下、第三選択ページ)を表示するCGIプログラムの起動コマンドが埋め込まれている。
図18に示す第三選択ページは、リスト中から任意の一つの更新ファイル(自動作成文書)を選んで法律相談の対象として情報送信できるよう構成されている。例えば、リストの各行がコマンドボタンとなっており、それがクリックされると、その自動作成文書の相談の申込が送信できるようプログラミングされる。この他、チェックボックスやラジオボタンなどのコントロールにより一つの更新ファイルを選択させても良い。いずれにしても、リストの各行には、当該業の自動作成文書について相談を申し込む相談フォームを表示するCGIプログラム(以下、自動作成文書相談フォーム表示CGI−P)の起動コマンドが設けられている。
図21に示す場合の他、更新ファイルを表示するコマンドボタンを時間入力用フォームに設けても良い。このコマンドボタンは、「相談対象文書表示」のような表記とし、同様に、ストレージサーバ6の所定のパスから更新ファイルを取得して貼り付けるプログラムの起動コマンドが埋め込まれる。
また、各サーバ3〜6については、二以上のサーバの機能を兼用するよう一つのサーバを構築することもあり、一つの統合型のサーバですべての機能を実現することも可能である。上述した本実施形態の説明において、各種ファイルやオブジェクトが保存されている保存部は、上述した場所にあるものでなくともよい。システムがアクセスしてファイルやオブジェクトを読み出せるものであれば、どこでも良い。
2 ユーザー端末
3 認証サーバ
4 インターネットサーバ
5 ライブラリサーバ
6 ストレージサーバ
7 担当者端末
Claims (10)
- インターネットを利用して法律文書を作成させるトータルリーガルライブラリエイドシステムであって、
インターネットに接続され、インターネットを介してアクセスしてきたユーザー端末に対しファイルを送信して当該ユーザー端末に表示させる送信サーバと、
各種ファイルを保存した保存部とを備えており、
保存部は、
各種の法律書式をそれぞれ記録した更新可能な多数の書式ファイルと、
階層構造を成す多数の書式選択質問をユーザー端末に順次表示するよう各書式選択質問について付与された書式選択質問用オブジェクトと
を保存しており、
各書式選択質問用オブジェクトは、ユーザー端末における操作に従ってその次の下層の書式選択質問をユーザー端末に表示するよう構成されているとともに、最下層の書式選択質問用オブジェクトは、ユーザー端末における操作に従い、当該質問への返答に相当する法律書式の書式ファイルを保存部から読み出してユーザー端末に送信するものであり、
前記保存部には、ユーザー端末における法律書式への情報入力に従って法律文書を自動作成する自動作成用オブジェクトが保存されており、
自動作成用オブジェクトは、法律書式に当てはめて法律文書を完成させる情報の入力欄を含み、入力欄に入力された情報を当該法律書式の書式ファイルの所定箇所に組み込んで書式ファイルを更新するプログラムを実行可能なものであり、更新した書式ファイルを、当該ユーザー端末が備える保存部に保存可能とするものとなっており、
前記自動作成用オブジェクトをユーザー端末に対し送信サーバに送信させるための送信用のオブジェクトが保存部に保存されており、この送信用のオブジェクトは、前記最下層の書式選択質問用オブジェクトとともにユーザー端末に送信されるものであるか、又は前記書式ファイルとともにユーザー端末に送信されるものであることを特徴とするインターネットによるトータルリーガルライブラリエイドシステム。 - 前記保存部には、法律書式のジャンルを選択させる書式ジャンル選択用オブジェクトが保存されており、
前記最上位の書式選択質問用オブジェクトは、書式ジャンル毎に設けられており、
書式ジャンル選択用オブジェクトは、前記ユーザー端末における操作により選択されたジャンルにおける最上位の書式選択質問用オブジェクトをユーザー端末に対して送信サーバに送信させるものとなっていることを特徴とする請求項1記載のインターネットによるトータルリーガルライブラリエイドシステム。 - インターネットを利用して法律文書を作成させるトータルリーガルライブラリエイドシステムであって、
インターネットに接続され、インターネットを介してアクセスしてきたユーザー端末に対しデータを送信して当該ユーザー端末に表示させる送信サーバと、
各種ファイルを保存した保存部とを備えており、
保存部は、
各種の法律書式をそれぞれ記録した更新可能な多数の書式ファイルと、
階層構造を成す多数の書式選択質問をユーザー端末に表示するよう各書式選択質問について付与された書式選択質問用オブジェクトと
を保存しており、
各書式選択質問用オブジェクトは、ユーザー端末における操作に従ってその次の下層の書式選択質問用オブジェクトをユーザー端末に表示するよう構成されているとともに、最下層の書式選択質問用オブジェクトは、ユーザー端末における操作に従い、当該質問への返答に相当する法律書式の書式ファイルを保存部から読み出しユーザー端末に対して送信サーバに送信させるものであり、
保存部には、文書作成について相談を申し込むための文書作成相談用オブジェクトが保存されており、
前記最下層の書式選択質問用オブジェクトは、ユーザー端末における操作に従って書式ファイルをユーザー端末に送信した際、その書式ファイルを特定する情報である書式IDを保存部に保存するようになっており、
前記文書作成相談用オブジェクトは、選択された法律書式を使用した文書作成についての相談内容を入力する相談申込フォームのファイルを含んでおり、文書作成相談用オブジェクトの送信要求がユーザー端末からあった際、当該ユーザー端末に送信した書式ファイルの書式IDを前記保存部から読み出して相談申込フォームに組み込んでユーザー端末に送信するものとなっていることを特徴とするインターネットによるトータルリーガルライブラリエイドシステム。 - 選択された法律書式を使用した文書作成について相談した際の費用の見積書を作成する見積書作成用コンピュータが設けられており、
前記文書作成相談用オブジェクトは、見積書の作成を依頼するオブジェクトとなっており、
見積書作成用コンピュータには、見積書作成プログラムがインストールされており、
前記保存部には、
相談に対応して弁護士が法律サービスを提供する際に要すると予想される時間数を入力する時間数入力欄を有する時間入力用フォームファイルと、
弁護士費用の時間単価の情報と、
文書作成について弁護士に相談した際の費用の見積書のフォームファイルと
が保存されており、
前記見積書作成プログラムは、
時間入力用フォームファイルを見積書作成用コンピュータ上に表示するフォーム表示モジュールと、
時間入力用フォームの時間数入力欄に入力された時間数と保存部に保存された時間単価とを掛け合わせる演算を行って見積もり金額を算出する算出モジュールと、
算出された見積もり金額を保存部から読み出された見積書のフォームファイルにはめ込んで見積書を作成させる見積書作成モジュールと、
ユーザー端末に対し、作成した見積書を前記送信サーバに送信させる送信モジュールと
を有するものであることを特徴とする請求項3記載のインターネットによるトータルリーガルライブラリエイドシステム。 - 前記保存部には、相談正式申込用オブジェクトが保存されており、
相談正式申込用オブジェクトは、前記見積書の送信時又はその後に前記送信サーバから送信されてユーザー端末に表示されるものであって、送信された見積書の内容を承諾し相談を正式に依頼する旨をユーザー端末から送信させるものであることを特徴とする請求項4記載のインターネットによるトータルリーガルライブラリエイドシステム。 - 前記相談正式申込用オブジェクトは、前記見積書にはめ込まれてユーザー端末に送信されて表示されるものであることを特徴とする請求項4記載のインターネットによるトータルリーガルライブラリエイドシステム。
- インターネットを利用して法律文書を作成させるトータルリーガルライブラリエイドシステムであって、
インターネットに接続され、インターネットを介してアクセスしてきたユーザー端末に対しデータを送信して当該ユーザー端末に表示させる送信サーバと、
各種ファイルを保存した保存部とを備えており、
保存部は、
各種の法律書式をそれぞれ記録した更新可能な多数の書式ファイルと、
記録された多数の書式ファイルの中からユーザーに任意の書式ファイルを選択させる書式選択用オブジェクトと、
ユーザー端末における法律書式への情報入力に従って法律文書を自動作成する自動作成用オブジェクトと
が保存されており、
自動作成用オブジェクトは、法律書式に当てはめて法律文書を完成させる情報の入力欄を含み、入力欄に入力された情報を当該法律書式の書式ファイルの所定箇所に組み込んで書式ファイルを更新するプログラムを実行可能なものであり、更新した書式ファイルを、当該ユーザー端末が備える保存部に保存可能とするものとなっており、
さらに、
自動作成用オブジェクトにより自動作成した法律文書である自動作成文書について弁護士に相談した際の費用の見積書を作成する見積書作成用コンピュータが設けられており、
見積書作成用コンピュータには、見積書作成プログラムがインストールされており、
保存部には、
ユーザー端末から見積書作成を依頼する旨を送信させるオブジェクトである見積書作成依頼用オブジェクトと、
相談に対応して弁護士が法律サービスを提供する際に要すると予想される時間数を入力する時間数入力欄を有する時間入力用フォームファイルと、
弁護士費用の時間単価の情報と、
自動作成文書について弁護士に相談した際の費用の見積書のフォームファイルと
が保存されており、
前記見積書作成プログラムは、
時間入力用フォームファイルを見積書作成用コンピュータ上に表示するフォーム表示モジュールと、
時間入力用フォームの時間数入力欄に入力された時間数と保存部に保存された時間単価とを掛け合わせる演算を行って見積もり金額を算出する算出モジュールと、
算出された見積もり金額を保存部から読み出された見積書のフォームファイルにはめ込んで見積書を作成させる見積書作成モジュールと、
ユーザー端末に対し、作成した見積書を送信する送信モジュールと
を有するものであり、
さらに、
前記見積書作成依頼用オブジェクトは、前記自動作成用オブジェクトにより更新された書式ファイルである更新ファイルを併せてユーザー端末に送信させるものであるか、更新ファイルの保存場所に関する情報を併せて送信するものであり、
前記見積書作成プログラムは、送信された更新ファイル又は更新ファイルの保存場所に関する情報に従い、更新ファイルの内容を見積書作成用コンピュータ上で表示可能とするものとなっていることを特徴とするインターネットによるトータルリーガルライブラリエイドシステム。 - インターネットを利用して法律文書を作成させるトータルリーガルライブラリエイドシステムであって、
インターネットに接続され、インターネットを介してアクセスしてきたユーザー端末に対しファイルを送信して当該ユーザー端末に表示させる送信サーバと、
各種ファイルを保存した保存部とを備えており、
保存部は、
各種の法律書式をそれぞれ記録した更新可能な多数の書式ファイルと、
階層構造を成す多数の書式選択質問をユーザー端末に順次表示するよう各書式選択質問について付与された書式選択質問用オブジェクトと
を保存しており、
書式選択質問用オブジェクトは、ユーザー端末における操作に従ってその次の下層の書式選択質問をユーザー端末に表示するよう構成されているとともに、最下層の書式選択質問用オブジェクトは、ユーザー端末における操作に従い、当該質問への返答に相当する法律書式の書式ファイルを保存部から読み出してユーザー端末に対して送信サーバに送信させるものであり、
保存部には、ユーザーによる法律書式への情報入力に従って法律文書を自動作成する自動作成用オブジェクトが保存されおり、
自動作成用オブジェクトは、法律書式に当てはめて法律文書を完成させる情報の入力欄を含み、入力欄に入力された情報を当該法律書式の書式ファイルの所定箇所に組み込んで書式ファイルを更新するプログラムを実行可能なものであり、更新した書式ファイルを、当該ユーザー端末が備える保存部に保存可能とするものとなっており、
さらに、
自動作成用オブジェクトにより自動作成した法律文書である自動作成文書について弁護士に相談した際の費用の見積書を作成する見積書作成用コンピュータが設けられており、
見積書作成用コンピュータには、見積書作成プログラムがインストールされており、
保存部には、
ユーザー端末から見積書作成を依頼する旨を送信させるオブジェクトである見積書作成依頼用オブジェクトと、
相談に対応して弁護士が法律サービスを提供する際に要すると予想される時間数を入力する時間数入力欄を有する時間入力用フォームファイルと、
弁護士費用の時間単価の情報と、
自動作成文書について弁護士に相談した際の費用の見積書のフォームファイルと
が保存されており、
前記見積書作成プログラムは、
時間入力用フォームファイルを見積書作成用コンピュータ上に表示するフォーム表示モジュールと、
時間入力用フォームの時間数入力欄に入力された時間数と保存部に保存された時間単価とを掛け合わせる演算を行って見積もり金額を算出する算出モジュールと、
算出された見積もり金額を保存部から読み出された見積書のフォームファイルにはめ込んで見積書を作成させる見積書作成モジュールと、
ユーザー端末に対し、作成した見積書を送信する送信モジュールと
を有するものであり、
さらに、
前記見積書作成依頼用オブジェクトは、前記自動作成用オブジェクトにより更新された書式ファイルである更新ファイルを併せてユーザー端末に送信させるものであるか、更新ファイルの保存場所に関する情報を併せて送信するものであり、
前記見積書作成プログラムは、送信された更新ファイル又は更新ファイルの保存場所に関する情報に従い、更新ファイルの内容を見積書作成用コンピュータ上で表示可能とするものとなっていることを特徴とするインターネットによるトータルリーガルライブラリエイドシステム。 - 前記保存部には、相談正式申込用オブジェクトが保存されており、
相談正式申込用オブジェクトは、前記見積書の送信時又はその後に前記送信サーバから送信されてユーザー端末に表示されるものであって、送信された見積書の内容を承諾し相談を正式に依頼する旨をユーザー端末から送信させるものであることを特徴とする請求項7又は8記載のインターネットによるトータルリーガルライブラリエイドシステム。 - 前記相談正式申込用オブジェクトは、前記見積書にはめ込まれてユーザー端末に送信されて表示されるものであることを特徴とする請求項7又は8記載のインターネットによるトータルリーガルライブラリエイドシステム。
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