JP2007200054A - 端末装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】 端末装置の処理部の電源電圧とその供給範囲を切り替える。
【解決手段】 電源電圧を供給する電源ボードを接続するコネクタと、電源ボードからの電源電圧によって動作する複数の処理部を有し、互いに異なる回路構成を有する電源ボードがコネクタに接続されることによって、電源の供給される処理部、及び、該供給される電源電圧レベルを切り替える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、端末装置に供給される電源の供給範囲とその電源電圧レベルの制御に関するものである。
所定の情報をセンサネット端末で検出し、基地局との間でデータ通信を行うセンサネットシステムがある(例えば、非特許文献1参照)。センサネット端末は、センサ、データ通信を行う通信回路を内蔵したマイコン、タイマなどで構成されている。また、センサネット端末はこれらの部品に電源を供給するためのバッテリも搭載している。非特許文献1のセンサネット端末は、搭載されている全ての部品が同一の電源電圧で動作するため、バッテリは1種類のみ搭載されている。
一方で、システムボードとインタフェースボードとで構成される装置において、インタフェースボードを差し替えることによりROMの制御信号電圧を変更する技術がある(例えば、特許文献1参照)。システムボードとインタフェースボードとはコネクタを介して接続される。インタフェースボードは信号線が接地電位に接続されたボードと、信号線が開放されたボードとが用意されている。システムボードにはCPUとROMとが搭載されており、インタフェースボードを差し替えてROMの制御信号電圧を変更することによって、ROMの読み出し位置を制御している。
前木(A. Maeki)他著、「Low power protocol with intermittent communication for sensor network systems」、Proceedings of International Technical Conference on Circuits/Systems, Computers and Communications (ITC-CSCC)2005)
特開平9−244879号公報
センサネット端末には、端末として動作させるモード、端末を動作させるためのプログラムをマイコンに書き込むモード、デバッグ用のモードなどのいくつかの動作モードを持っている。従来の例えば非特許文献1記載のセンサネット端末においては、全ての動作モードは同一の電源で動作していた。
しかしながら、センサネット端末を低電力化するために、電源電圧を今より低下させて端末を動作させることが望まれ、動作モードに応じて電源電圧を変更することが求められる。なぜなら、端末を動作させるモードは低電圧で動作させることは可能であるが、マイコンに内蔵の不揮発メモリに端末動作プログラムを書き込む際には従来通りの高電圧が必要であるため、電源電圧を従来の電圧から低下させることは不可能であるからである。更に、通常センサはセンサ毎に動作電圧が異なるが、センサネット端末はシステムによって使用するセンサが異なるため、システムによっても電源電圧を変更する必要が生じる。また、センサネット端末には、例えばプログラム書き込み時のセンサのように、動作モードによって電源を供給する必要のない部品があるため、電源を選択的に供給し、消費電力を削減することも求められる。
又、インタフェースボードを差し替えることによりシステムボード上の信号電圧を変更できる技術があるが、本技術では、端末に要求されている動作モードによって電源を複数の電圧を変更すること、またその電源を端末構成部品に選択的に供給することはできない。なぜなら、システムボードに電源が搭載されているためシステムボード上の部品の電源電圧は共通であり、またインタフェースボードの差し替えでは電源電圧か接地電位かのどちらかしか電源として使用できないからである。
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、端末装置の動作モードに応じて、電源ボードを差し替えるだけで、電源ボードから端末装置に搭載された部品へ供給される電源電圧とその供給範囲を変更できる端末装置を提供するものである。
本願で開示する代表的な発明は以下の通りである。
電源電圧を供給する電源ボードを接続するコネクタと、電源ボードからの電源電圧によって動作する複数の処理部を有し、互いに異なる回路構成を有する電源ボードが上記コネクタに接続されることによって、上記電源の供給される処理部、及び、該供給される電源電圧レベルが切り替わる端末装置。
本発明によると、電源ボードを差し替えることにより、電源ボードからの電源が供給される端末装置の処理部と、その供給される電源電圧レベルとを切り替えることができる。更には、誤った電源ボードを接続した際の処理部の破壊を防止できる。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施例を示す図である。まず、センサネットシステムを説明する。センサネットシステムは、センサ、マイコン、無線、電源などを備えた無数の小型なセンサネット端末が、センサを利用して人や環境などの状況を計測し、自律的にネットワークを構成するものである。実施例1におけるセンサネットシステムは、図1に示されるように、少なくとも一つのセンサネット端末(SNN)100(100a、100b、100c、100d、・・・)と、複数の基地局(ACP)200(200a、200b、200c、・・・)と、サーバ(SVR)300と、ネットワーク301とから構成される。尚、本明細書においては、参照符号の添え字a、b、c、dは、同じ構成要素であることを示し、添え字を省略する場合は、その同一構成要素を指すものとする。複数の基地局(ACP)200は、ネットワーク301を形成し、そのネットワーク301にサーバ300が接続される。センサネット端末(SNN)100は、取得または生成したデータを基地局(ACP)200へ送信する。基地局(ACP)200はセンサネット端末(SNN)100の送信データを受信し、その受信データをネットワーク301経由でサーバ(SVR)300へ送付する。サーバ(SVR)300は基地局(ACP)200からのデータの処理、管理を行う。センサネット端末(SNN)100の構成は後述するが、基地局(ACP)200はセンサネット端末(SNN)100と同様のハード構成を用いてもよい。
続いて、センサネット端末(SNN)100の構成について説明する。図1に示されるように、本発明の端末装置1aは、コネクタ3と複数の処理部を備える。本実施例では複数の処理部として、マイコン4a、通信制御部5、センサ6の3個の処理部を備える端末装置について説明する。尚、本実施例において、通信制御部は通信LSIを用いて実現することとする。コネクタ3はA、B、C、Dの4端子で構成される。マイコン4a、通信LSI5、センサ6の電源VDDM、VDDL、VDDSはそれぞれ別々の電源線でコネクタ3のA、B、C端子に接続される。更に、コネクタ3のD端子には端末装置1aの接地電位が接続される。マイコン4aから通信LSI5、センサ6へはそれぞれ信号SGL、SGSが接続される。
電源ボード2a、2b、2cはそれぞれコネクタ8a、8b、8cと定電圧源7a、7b、7cとを備える。定電圧源7a、7b、7cはそれぞれ異なる電圧を出力するが、同じ電圧でもよい。本実施例では、定電圧源7a、7b、7cはそれぞれ3V、2.5V、1.8Vとする。コネクタ8a、8b、8cはコネクタ3と同様にA、B、C、Dの4つの端子で構成され、コネクタ3と対になるコネクタである。コネクタ8a、8b、8cのD端子は電源ボード2a、2b、2cの接地電位に接続される。また、残りのA、B、C端子の接続先は電源ボード2a、2b、2cによって異なるが、図1に示すようにそれぞれ定電圧源7a、7b、7cに接続されるかあるいはどこにも接続されないという構成である。
コネクタ3はコネクタ8a、8b、8cの内それぞれ1つとだけ接続される。従って、端末装置1aと同時に接続できる電源ボード2a、2b、2cは1つだけである。コネクタ3のA、B、C、D端子はそれぞれコネクタ8a、8b、8cの端子A、B、C、Dにそれぞれ1対1に接続される。
電源ボード2a、2b、2cは端末装置の各動作モードに対応した電源ボードであり、動作モード毎に電源ボードを差し替えることで、電源ボード2a、2b、2cの電源が供給される端末装置1aの処理部と、その供給される電源電圧レベルとを切り替えることができる。本実施例での動作モードは、プログラム書き込みモード、基地局モード、センサネット端末モードの3モードである。プログラム書き込みモードは、マイコン4aに内蔵の不揮発メモリにプログラムを書き込むためのモードである。従って、プログラム書き込みモードは、端末装置1aの処理部の内、マイコン4aだけに電源が供給されればよく、必要な電源電圧は3Vである。基地局モードは、図1に示す基地局(ACP)200として動作させるときのモードである。基地局モードは、センサネット端末から送信されるデータを受信し、ネットワークへ接続するモードであるから、センサを動作させる必要はない。従って、端末装置1aの処理部の内、マイコン4aと通信LSI5に電源が必要であり、その電圧は2.5Vである。センサネット端末モードは、情報を検出し、そのデータを基地局へ送信するセンサネット端末として動作するモードである。従って、端末装置1aの処理部の全てに電源が必要であり、その電圧は1.8Vである。
次に、端末装置1aに電源ボード2a、2b、2cを接続したときに処理部に供給される電源電圧についてそれぞれ説明する。電源ボード2aを端末装置1aに接続した場合は、定電圧源7aからコネクタ3及び8aのA端子を介してマイコン4aに電源電圧3Vが供給される。コネクタ8aのB、C端子には定電圧源7aが接続されていないため、通信LSI5、センサ6には電源が供給されない。電源ボード2bを端末装置1aに接続した場合、定電圧源7bからコネクタ3及び8bのA、B端子を介してマイコン4aと通信LSI5に電源電圧2.5Vが供給される。コネクタ8aのC端子には定電圧源7bが接続されていないため、センサ6には電源が供給されない。電源ボード2cを端末装置1aに接続した場合、定電圧源7cからコネクタ3及び8cのA、B、C端子を介してマイコン4a、通信LSI5、センサ6に電源電圧1.8Vが供給される。
このようにセンサネット端末(SNN)100及び基地局(ACP)200は、動作モードによって複数の電源を端末装置1aへ選択的に供給する必要があるが、本実施例による構成では複数の電源ボード2a、2b、2cを用意し、それを差し替えることにより電源を切り替える。そのため、従来の技術のように電源ボードに複数の電源を実装する必要がなくなり、電源ボード2a、2b、2cは単一電源の電源ボードと同じ面積で実現できる。従って、本発明のセンサネット端末(SNN)100は、単一電源の場合と同様の寸法で複数の電源を端末装置1aへ選択的に供給することができる。また、図1に示す端末構成1aで端末を設計すると、その電源ボードを差し替えることにより、同じ端末をセンサネット端末(SNN)100としても基地局(ACP)200としても動作させることができ、センサネット端末(SNN)100と基地局(ACP)200とを兼用できる。
小型化のため、センサネット端末(SNN)100及び基地局(ACP)200は図2に示すように、端末装置1と電源ボード2とをコネクタ3とコネクタ8とを介して積層配置する。これまでの技術では、電源ボードには各動作モードに応じた複数の電源を用意しなければならなかったが、本実施例における電源ボード2の構成を用いると電源ボード2には単一電源を用意すればよく、その面積を削減できる。従って、端末装置1と同等の面積で電源ボード2を設計することができるので、端末装置1と電源ボード2を積層配置でき、小型化が可能となる。図2に示すように、端末装置1にはコネクタ3、マイコン4、通信LSI5、センサ6、その他の部品が端末装置1の基板の両面に搭載されている。また、電源ボード2にはコネクタ8と、定電圧源7として電池31、レギュレータ32と、その他の部品とが電源ボード2の両面に搭載されている。但し、端末装置1と電源ボード2内の部品の配置については図2の限りではない。このように、端末装置1と電源ボード2とを積層配置することで、センサネット端末(SNN)100及び基地局(ACP)200の底面積を増大させることなく部品の実装面積を増加さており、センサネット端末(SNN)100及び基地局(ACP)200の更なる小型化を実現している。特に、センサネットでは大量のセンサネット端末(SNN)100を人や物など、あらゆる場所に設置することが要求される。センサネット端末(SNN)100の設置を容易にするためには、それが可能な限り小型であることが望ましく、本願構成を採用することによりその設置面積低減を図ることが可能となる。
以上のように、端末装置1aに電源ボード2a、2b、2cをコネクタ3と8a、8b、8cを介して接続することにより、電源ボード2a、2b、2cからの電源が供給される端末装置1aの処理部と、その供給される電源電圧レベルとを切り替えることができる。よって、センサセット端末(SNN)100と基地局(ACP)200とを同じハード構成で実現でき、電源ボード2a、2b、2cの差し替えによって、センサセット端末(SNN)100と基地局(ACP)200とに切り替えることができる。更には、供給電源の切り替えに電源ボードの切り替えという動作を要求することで、装置構成を増加させることなく、電圧レベルを間違った処理部に供給することを防止することが可能となる。
本発明の第2の実施例は、図1のセンサネット端末(SNN)100と基地局(ACP)200の構成に関する。図1に示す第1の実施例と同様の構成部分については同じ番号を付し、説明は省略する。
図3は本発明の第2の実施例におけるセンサネット端末(SNN)100及び基地局(ACP)200の構成を示す図である。図3に示されるように、本発明の端末装置1bのマイコン4bには電源電圧判定手段10が設けられている点が特徴である。電圧判定手段10はコネクタ3のB、C端子にそれぞれ接続されたマイコン4bのデジタル入力端子VDET0、VDET1で構成される。VDET0、VDET1は、それぞれ通信LSIとセンサの電源VDDL、VDDSに接続されている。VDET0、VDET1はデジタル入力端子であるから、マイコン4bは両端子を参照することにより、VDDL、VDDSの電圧を論理レベルとして知ることができる。
ここで、あらかじめ電源ボード2a、2b、2cの構成は分かっている。それぞれの電源ボードを端末装置10のコネクタ3に接続した場合、電源電圧判定手段10のVDET0とVDET1の論理レベルは図4に示すようになる。すなわち、プログラム書き込みモードに対応した電源ボード2aを端末装置10に接続した時は、コネクタ3のB、C端子は定電圧源7aに接続されていないので、VDET0、VDET1は共にlowとなる。基地局モードに対応した電源ボード2bを端末装置10に接続した時は、コネクタ3のB端子は定電圧源7bに接続されてC端子は定電圧源7bに接続されていないので、VDET0=high、VDET1=lowとなる。センサネット端末モードに対応した電源ボード2cを端末装置10に接続した時は、コネクタ3のB、C端子は定電圧源7cに接続されているので、VDET0、VDET1は共にhighとなる。
従って、電源電圧判定手段10のVDET0、VDET1の論理レベルを調査し、図4のどの状態と合致するかを判定することにより、マイコン4bは簡単に電源電圧とその供給範囲を知ることができる。
マイコン4bの動作プログラムには、図4の電源ボード2a、2b、2cと電源電圧判定手段10の論理レベルの対応付けがなされており、もし動作モードに対して誤った電源ボードが端末装置1bに差し込まれていた場合は、マイコン4bから高電圧の信号が他の処理部に入力されて他の処理部が破壊されるのを防止するために、マイコン4bから通信LSI5、及びセンサ6に接続されている信号SGL、SGSをlowレベルに固定した状態で、マイコンの動作を停止する。
以上のように、端末装置1bに電源ボード2a、2b、2cをコネクタ3と8a、8b、8cを介して接続することにより、電源ボード2a、2b、2cからの電源が供給される端末装置1bの処理部と、その供給される電源電圧レベルとを切り替えることができる。よって、センサセット端末(SNN)100と基地局(ACP)200とを同じハード構成で実現でき、電源ボード2a、2b、2cの差し替えによって、センサセット端末(SNN)100と基地局(ACP)200とに切り替えることができる。又、供給電源の切り替えに電源ボードの切り替えを要求し、電源電圧判定手段10を用いることで、装置構成を増加させることなく、処理部に供給されている電源電圧と電源の供給範囲を知ることができ、電圧レベルを間違った処理部に供給することを防止することが可能となる。
本発明の第3の実施例はセンサネット端末(SNN)100に関する。その他、第1の実施例と同様の構成については説明を省略する。
図5は本発明の第3の実施例を示す図である。図5に示されるように、本発明の端末装置11aは、コネクタ13、レギュレータ17、電源スイッチ18、複数の処理部を備える。本実施例では複数の処理部として、マイコン15、通信LSI16の2つの処理部を備える端末装置について説明するが、2つに限るものではない。マイコン15から通信LSI16には信号SGLが接続されている。コネクタ13はA、B、C、Dの4端子で構成される。マイコン15の電源線VDDMはコネクタ13のA端子に接続される。通信LSI16の電源線VDDLは、電源スイッチ18を介してコネクタ13のB端子とレギュレータ17の出力端子に接続される。レギュレータ17は、コネクタ13のC端子と電源スイッチ18との間に挿入される。コネクタ13のD端子には端末装置11aの接地電位が接続される。電源スイッチ18は通信LSIの電源の制御をマイコン15のCNTS端子の制御によって行うものであり、CNTS=lowならば通信LSI16に電源が供給され、CNTS=highならば通信LSI16の電源は遮断される。
電源ボード12a、12bはそれぞれコネクタ9a、9bと定電圧源14a、14bとを備える。定電圧源14a、14bの例として、3Vを出力する定電圧源を用いる。コネクタ9a、9bはコネクタ13と同様にA、B、C、Dの4つの端子で構成される。コネクタ9a、9bのD端子は電源ボード12a、12bの接地電位に接続される。また、残りのA、B、C端子の接続先は電源ボード12a、12bによって異なる。図5に示すように、電源ボード12aではA端子とB端子が短絡されており、C端子は定電圧源14aに接続されている。電源ボード12bでは、A端子が定電圧源14bに接続され、B端子とC端子は開放されている。
コネクタ13はコネクタ9a、9bの内それぞれ1つとだけ接続される。従って、端末装置11aと同時に接続できる電源ボード12a、12bは1つだけである。コネクタ13のA、B、C、D端子はそれぞれコネクタ9a、9bのA、B、C、D端子にそれぞれ1対1に接続される。
図6にセンサネット端末(SNN)100の構成を示す。図6に示すように、端末装置11にはコネクタ13、マイコン15、通信LSI16、レギュレータ17、電源スイッチ18、その他の部品が端末装置11の基板の両面に搭載されている。また、電源ボード12にはコネクタ9と、定電圧源14として電池33、レギュレータ34と、その他の部品とが電源ボード12の両面に搭載されている。コネクタ13とコネクタ9を接続すると、図6に示すように電源ボード12と端末装置11は積層配置される。本実施例の構成で端末を設計すると電源ボードに複数電源を用意する必要がなくなるため、端末装置11と同等の面積で電源ボード12を設計できる。よって、端末装置11と電源ボード12を積層配置でき、小型化が可能となる。
電源ボード12a、12bは端末装置の各動作モードに対応した電源ボードである。動作モード毎に電源ボードを差し替えることで、電源ボード12a、12bの定電圧源14a、14bの電源が端末装置11aの処理部に供給されるか、又は、レギュレータ17を介した電源が端末装置11aの処理部に供給されるかを切り替えることができる。本実施例での動作モードは、プログラム書き込みモード、センサネット端末モードの2モードである。電源ボード12a、12bはそれぞれプログラム書き込みモード、センサネット端末モード用の電源ボードである。プログラム書き込みモードは、マイコン15に内蔵の不揮発メモリにプログラムを書き込むためのモードである。従って、プログラム書き込みモードは、端末装置11aの処理部の内、マイコン15だけに電源が供給されればよく、プログラム書き込みに必要な電圧は3Vである。センサネット端末モードは、情報を検出し、そのデータを基地局へ送信するセンサネット端末として動作するモードである。従って、端末装置11aの処理部の全てに電源が必要である。低電力化を図るため、センサネット端末モードの動作電圧は1.8Vである。
次に、端末装置11aに電源ボード12a、12bを接続したときの処理部の電圧をそれぞれ説明する。電源ボード12aを端末装置11aに接続した場合は、定電圧源14aからコネクタ13及び9aのA端子を介してマイコン15に電源電圧3Vが供給される。コネクタ9aのB端子、C端子には定電圧源14aが接続されていないため、通信LSI16には電源が供給されない。電源ボード12aを用いた場合は、電源ボード12aから電源が処理部に供給され、端末装置11a内のレギュレータ17の出力電圧は処理部に供給されない。電源ボード12bを端末装置11aに接続した場合、定電圧源14bからコネクタ13及び9bのC端子を介してレギュレータ17に電源電圧3Vが供給される。レギュレータ17は3Vの電源が供給されると1.8Vの電圧をコネクタ13のB端子に出力すると同時に、電源スイッチ18を介して通信LSI16に電源VDDLとして出力する。電源ボード14b内でコネクタ9bのA端子とB端子は接続されているため、コネクタ13のB端子に出力された1.8Vの電源は電源ボード12bを経由してそのままコネクタ13のA端子にも出力される。そして、コネクタ13のA端子の電圧はマイコン15の電源VDDMとして与えられる。よって、電源ボード12bを用いるとマイコン15と通信LSI16には電源電圧1.8Vが与えられる。
以上のように、端末装置11aに本実施例における構成を有する電源ボード12a、12bをコネクタ13とコネクタ9a、9bを介して接続することにより、電源ボード12a、12bから供給される電源が、定電圧源14a、14bからかあるいはレギュレータ17を経由するかを切り替えることができるので、端末装置11aの処理部に供給される電源の範囲とその電源電圧レベルとを切り替えることができる。又、供給電源の切り替えに電源ボードの切り替えを要求することで、装置構成を増加させることなく、電圧レベルを間違った処理部に供給することを防止することが可能となる。
本発明の第4の実施例は、第3の実施例の構成に電源電圧判定手段20を付加した点が特徴である。第3の実施例と同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。
図7は本発明の第4の実施例におけるセンサネット端末の構成を示す図である。電圧判定手段20はマイコン15のCNTS端子と、CNTS端子とコネクタ13のB端子との間に挿入された抵抗とで構成される。CNTS端子は抵抗を介して通信LSI16の電源線VDDLに接続されており、その電圧をCNTS端子の論理レベルとして知ることが可能である。CNTS端子とコネクタ13のB端子との間に抵抗を挿入しているのは、電源電圧を判定するためのマイコン端子と電源スイッチ18の制御信号端子を共通にするためである。つまり、電源電圧判定時にはCNTS端子を入力端子に設定し、電源スイッチ制御時は出力端子に設定を切り替えるのであるが、CNTS端子を出力に設定した場合に、レギュレータ17の出力とCNTS端子の出力が競合するのを回避するため、抵抗を挿入している。
ここで、あらかじめ電源ボード12a、12bの構成は分かっている。従って、それぞれの電源ボードを端末装置11bのコネクタ13に接続した場合、電源電圧判定手段20のCNTSの論理レベルは図8に示すようになる。
すなわち、プログラム書き込みモードに対応した電源ボード12aを端末装置11bに接続した時は、コネクタ13のB端子とレギュレータ17の電源であるC端子は定電圧源14aに接続されていないので、CNTSはlowとなる。一方、センサネット端末モードに対応した電源ボード12bを端末装置11bに接続した時は、コネクタ13のC端子は定電圧源14bに接続されるので、レギュレータ17は1.8Vを出力し、それがCNTS端子に入力される。このときマイコン15の電源には1.8Vが入力されているから、CNTSの論理レベルはhighと判断されることとなる。
このように、電源電圧判定手段20のCNTSの論理レベルを調査し、図8のどの状態と合致するかを判定することにより、マイコン15は簡単に電源電圧とその供給範囲を知ることができる。
マイコン15の動作プログラムには、図7の電源ボード12a、12bと電源電圧判定手段20の論理レベルの対応付けがなされており、もし動作モードに対して誤った電源ボードが端末装置11bに差し込まれていた場合、マイコン15から高電圧の信号が他の処理部に入力されて他の処理部が破壊されるのを防止するために、マイコン15から通信LSI16に接続されている信号SGLをlowレベルに固定した状態で、マイコンの動作を停止する。
このように、電源電圧判定手段20を用いることで、装置構成を増加させることなく、処理部に供給されている電源電圧と電源の供給範囲を知ることができ、電圧レベルを間違った処理部に供給することを防止することが可能となる。
本発明の実施例1の構成を示したブロック図。 本発明の実施例1におけるセンサネット端末及び基地局の構成図。 本発明の実施例2の構成を示したブロック図。 本発明の実施例2における電圧検出手段の論理レベルを示した図。 本発明の実施例3の構成を示したブロック図。 本発明の実施例3におけるセンサネット端末及び基地局の構成図。 本発明の実施例4の構成を示したブロック図。 本発明の実施例4における電圧検出手段の論理レベルを示した図。
符号の説明
1、1a、1b、11、11a、11b 端末装置
2、2a、2b、2c、12、12a、12b 電源ボード
3、8、8a、8b、8c、9、9a、9b、13 コネクタ
4、4a、4b、15 マイコン
5、16 通信LSI
6 センサ
7a、7b、7c、14a、14b 定電圧源
10、20 電源電圧判定手段
17、32、34 レギュレータ
18 電源スイッチ
31、33 電池
100、100a、100b、100c、100d センサネット端末
200、200a、200b、200c 基地局
300 サーバ
301 ネットワーク。

Claims (10)

  1. 電源電圧を供給する電源ボードを接続するコネクタと、
    上記電源ボードからの電源電圧によって動作する複数の処理部を有し、
    互いに異なる回路構成を有する電源ボードが上記コネクタに接続されることによって、上記電源の供給される処理部、及び、該供給される電源電圧レベルが切り替わることを特徴とする端末装置。
  2. 上記電源ボードは上記コネクタを介して上記端末装置と積層配置されることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 上記処理部は、制御部と通信制御部とを含み、更に上記端末装置はレギュレータを備え、上記接続される電源ボードによって、上記レギュレータを介した電源電圧を上記制御部と通信制御部に供給するか、上記レギュレータを介さない電源電圧を上記制御部に供給するかが変更されることを特徴とする請求項1または2に記載の端末装置。
  4. 上記制御部は、上記通信制御部への入力線の電圧レベルを検知し、該電圧レベルがHighなら通常動作を行い、該電圧レベルがLowならプログラム書き込みを行うことを特徴とする請求項3記載の端末装置。
  5. 1の上記電源ボードは定電圧源を備え、上記コネクタを介して上記制御部への入力線に接続され、該制御部に該定電圧源の電圧レベル供給するものであることを特徴とする請求項3又は4に記載の端末装置。
  6. 1の上記電源ボードは定電圧源を備え、上記コネクタを介して上記レギュレータへの入力線に接続され、上記レギュレータからの出力線の入力を受け、更に該入力を上記制御部への入力線接続することで、上記制御部と通信LSIとに上記定電圧源より低い電源電圧レベルを供給するものであることを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の端末装置。
  7. 上記処理部は、マイコンと通信制御部とセンサとを含み、
    上記コネクタに接続される電源ボードの変更によって、上記マイコンのみ、上記マイコンと上記通信制御部、上記マイコンと上記通信制御部と上記センサとに電源電圧を供給するモードが切り替わることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  8. 上記マイコンは、上記通信制御部と上記センサへの電源電圧判定手段を有し、
    上記電源が供給のモードを判定し、該電源供給のモードが該マイコンの動作モードと異なる場合にその動作を停止することを特徴とする請求項7記載の端末装置。
  9. 供給される電源電圧によって動作する制御部と他の処理部とを備え、
    上記制御部は、上記他の処理部への入力線の電圧レベルを検知し、該電圧レベルがHighなら通常動作を行い、該電圧レベルがLowならプログラム書き込みを行うことを特徴とする端末装置。
  10. 少なくとも2種類の電源ボードと該それぞれの電源ボードと1のコネクタを介して接続される本体端末からなる装置であって、
    上記本体端末は複数の処理部を有し、
    上記少なくとも2種類の電源ボードは内蔵する電源と上記コネクタ間の配線が異なり、上記コネクタに上記少なくとも2種類の電源ボードの何れを接続するかによって、上記複数の処理部に対して選択的に、かつ、異なる電源電圧レベルが供給されることを特徴とする端末装置。
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