JP2007199507A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】調光信号が不安定になった場合でもリセット動作を必要とせずに再起動させる。
【解決手段】本発明の液晶表示装置1は、出力保護回路43が動作する前に、PWM検出回路45がPWM信号の不安定を検出してオンオフ回路41をオフにする。その後、PWM検出回路45はPWM信号が安定した後、オンオフ回路41をオンにする。その結果、出力保護回路43がシャットダウンしないのでリセット動作を必要とせずPWM検出回路45により再起動させることができる。
【選択図】図2
【解決手段】本発明の液晶表示装置1は、出力保護回路43が動作する前に、PWM検出回路45がPWM信号の不安定を検出してオンオフ回路41をオフにする。その後、PWM検出回路45はPWM信号が安定した後、オンオフ回路41をオンにする。その結果、出力保護回路43がシャットダウンしないのでリセット動作を必要とせずPWM検出回路45により再起動させることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像を表示するためにOCB(Optically Compensated Birefringence)液晶表示素子等の液晶表示パネルを用いる液晶表示装置に関する。
液晶表示装置に代表される平面表示装置は、コンピュータ、カーナビゲーションシステム、あるいはテレビ受信機等の表示装置として広く利用されている。
液晶表示装置は、一般に複数の液晶画素のマトリクスアレイを含む液晶表示パネル、およびこの表示パネルを制御する制御部を有する。液晶表示パネルはアレイ基板および対向基板間に液晶層を挟持した構造である。そして、液晶表示パネルの下部には、アレイ基板側から光を照射するバックライト装置が配設される。
従来の液晶表示装置では、バックライトの光源として冷陰極管(CCFL)が使用されている。ここに使用される冷陰極管は、PWM信号が入力される調光回路によりインバータを介して調光されている。その際、インバータ2次側のオープン時などに安全装置として回路をシャットダウンさせる出力保護回路が設けられている。(例えば、特許文献1を参照)
特開2004−47466号公報
しかしながら従来のインバータ回路は、出力異常が生じた場合に安全対策のため、保護回路により同回路を停止させるものが殆どである。従って静電気等の影響で調光信号が不安定になった場合でも、上記保護回路が動作していまい、再復帰には保護回路のリセット操作が必要になっていた。
この発明の目的は、調光信号が不安定になった場合でもリセット動作を必要とせずに再起動させることのできる液晶表示装置を提供することである。
本発明によれば、バックライトと、このバックライトを駆動するための出力回路と、入力されるPWM信号に応じて前記バックライトを調光するべくこの出力回路を制御する調光回路と、前記出力回路の出力異常を保護するための出力保護回路と、前記調光回路とは別に前記PWM信号を検出する検出回路とを有することを特徴とする液晶表示装置が提供される。
本発明の液晶表示装置によれば、調光信号が不安定になった場合でもリセット動作を必要とせずPWM検出回路により再起動させることが可能となる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明になる液晶表示装置の一実施形態の構成を示すものである。この液晶表示装置1は、バックライト2を背面に配置し、透過型の液晶表示パネル3を有している。液晶表示パネル3は、図示しない複数のゲート配線と複数のソース配線とを有し、それぞれゲートドライバ5、ソースドライバ6に接続されている。制御部10は、液晶表示パネル3を駆動制御する駆動制御部7と対向制御部8、バックライト駆動制御部4を介してバックライト2を制御するPWM制御部9、及びバックライト2のオン,オフを制御するオンオフ制御部11とから構成されている。
なお、バックライト2は、ブリンキングバックライトとして複数のCCFLを有する直下型バックライトを用いている。
また、液晶表示パネル3は、黒挿入駆動型液晶表示素子として応答特性に優れたOCB型液晶表示素子を用いている。
制御部10の駆動制御部7は、ゲートドライバ5とソースドライバ6とに制御信号を出力して液晶表示パネル3を制御し、さらにPWM制御部9に制御信号を出力する。PWM制御部9は、この制御信号に同期してバックライト2を駆動するPWM信号をバックライト駆動制御部4に出力する。さらに、オンオフ制御部11は、バックライト駆動制御部4にオンオフ信号を出力する。
図2は、本発明の一実施形態に係るバックライト駆動制御部4の構成を示すものである。バックライト駆動制御部4は、オンオフ回路41、調光回路42、出力保護回路43、DC−AC変換回路としてのインバータ44、及びPWM検出回路45とから構成されている。
オンオフ回路41は、オンオフ制御部11からのオンオフ信号に応じて図示しないメイン電源をオン,オフする。
調光回路42は、PWM制御部9からのPWM信号に応じてバックライト2を構成するCCFLを調光する。
出力保護回路43は、2次側のオープン時などに安全装置としてインバータ44をシャットダウンさせる。再起動にはオンオフ回路41による出力保護回路43の回路電源リセット動作が必要である。
インバータ44は、DC−AC変換回路としてバックライト2の複数の冷陰極管(CCFL)を点灯する。
PWM検出回路45は、本実施形態のために設けられた回路であって、PWM信号入力ラインに検出回路が設置され、PWM信号が不安定(Low)になった場合にオンオフ回路41をオフにさせ、PWM信号が安定した後にオンさせる。
図3は、出力保護回路43の構成例を示すもので、コンパレータで構成されている。図に示すように定常状態では、出力回路(インバータ44)よりコンパレータのレベルに合わせた信号が入力Bに入り、コンパレータの入力Aには一定の信号が入っており、コンパレータはこの入力差により出力を決定する。
通常時、入力Bには、あるプラスレベルの信号が入り出力はプラスレベルに保たれ(オン信号)、調光回路42は動作状態となっている。
異常時、この入力Bのレベルがダウンし、出力はマイナス(GNDレベル)になり(オフ信号)、調光回路42は非動作状態となる。一旦、出力がGNDレベルになると復帰には電源の再投入が必要になる。この結果、電源再投入後でないと調光回路42を動作状態にすることができない。
図4は、PWM検出回路45の構成例を示すものである。例えば、入力信号(A)としてPWM信号が入力された際、PWM検出回路45は、入力されたPWM信号を調光回路42に出力し、他方、積分回路で構成されたPWM検出回路45の出力として出力信号(B)をオンオフ回路41に出力する。
次に、本発明の一実施形態に係る実施例の動作を説明する。
まず、本実施例の設定条件を下記に示す。
PWM検出回路45の構成:積分回路(R=30kΩ、C=1μF)
入力信号:PWM(50Hz、Duty50%、5Vp−p)
出力保護回路43の設定:1.0sec動作(2次側起動時)、0.2sec動作(PWM入力)
オンオフ回路41の設定:オン/オフ閾値Vth=1.0V
このような構成において、実施例としてのシミュレーションの設定条件と入力条件を下記に示す。
入力信号:PWM(50Hz、Duty50%、5Vp−p)
出力保護回路43の設定:1.0sec動作(2次側起動時)、0.2sec動作(PWM入力)
オンオフ回路41の設定:オン/オフ閾値Vth=1.0V
このような構成において、実施例としてのシミュレーションの設定条件と入力条件を下記に示す。
設定条件
積分回路の下記計算式によるシミュレーション
PWM(Hi):Vo=VINI+Vp(1−EXP(−t/CR))
PWM(Low):Vo=VINI−VINI(1−EXP(−t/CR))
Vo:出力電圧
VINI:初期電圧
Vp:PWM振幅
C:1μF
R:30kΩ
図5は、図4に示す入力信号(A)のシミュレーション(入力条件)を示すもので、上述したPWM信号を50T入力後、PWM信号が不安定になった場合を想定して10T(0.2sec)オフさせた後、5Tオンにする。
積分回路の下記計算式によるシミュレーション
PWM(Hi):Vo=VINI+Vp(1−EXP(−t/CR))
PWM(Low):Vo=VINI−VINI(1−EXP(−t/CR))
Vo:出力電圧
VINI:初期電圧
Vp:PWM振幅
C:1μF
R:30kΩ
図5は、図4に示す入力信号(A)のシミュレーション(入力条件)を示すもので、上述したPWM信号を50T入力後、PWM信号が不安定になった場合を想定して10T(0.2sec)オフさせた後、5Tオンにする。
図6は、上記入力条件に対応した本発明の図4に示す出力信号(B)を示すもので、出力保護回路43が動作する前に、PWM検出回路45がPWM信号の不安定を検出(閾値Vth=1.0V)してオンオフ回路41をオフにする。その後、PWM検出回路45は、PWM信号が安定した後、オンオフ回路41をオンにする。
その結果、出力保護回路43がシャットダウンしないので、リセット動作を必要とせずPWM検出回路45により再起動させることができる。
バックライト駆動制御部には、PWM検出回路が設けられていない場合を考えると、インバータ2次側のオープン時に出力保護回路を1秒(起動時)で動作させるように設定した回路の場合、2次側電流の大きさの違いからPWM信号が不安定(Low)になった時には、約0.2秒程でシャットダウンする。
例えば、静電イミュニティー試験などで調光信号であるPWM信号が不安定(Low)になった場合、調光回路はインバータ出力をLowにする。その結果、インバータ2次側が安全にも関わらず出力保護回路は回路をシャットダウンさせる。
図7は、入力信号(A)のシミュレーション(出力安定後)を示すものである。
図8は、図7の入力信号(A)に対応した本発明の出力信号(B)を示すもので、PWM検出回路45がPWM信号の不安定を検出(閾値Vth=1.0V)することはない。
図9は、上記シミュレーション(出力安定後)の実波形を示すものである。この設定条件は、PWM検出回路45が積分回路(R=30kΩ、C=1μF)で、入力信号がPWM(50Hz、Duty50%、5Vp−p)である。
以上説明したように上記発明の実施の形態によれば、出力保護回路とは別に調光信号を検出する検出回路を設け、この検出回路が、一定期間調光信号が不安定になった場合にメイン電源に接続されているオンオフ回路をオフにし、その後、調光信号が安定してオンオフ回路をオンにする。それによって外部からの動作を必要とせずに回路を再起動させることができる。
1…液晶表示装置、2…バックライト、3…液晶表示パネル、4…バックライト駆動制御部、5…ゲートドライバ、6…ソースドライバ、7…駆動制御部、8…対向制御部、9…PWM制御部、10…制御部、11…オンオフ制御部、41…オンオフ回路、42…調光回路、43…出力保護回路、44…インバータ、45…PWM検出回路。
Claims (4)
- バックライトと、このバックライトを駆動するための出力回路と、入力されるPWM信号に応じて前記バックライトを調光するべくこの出力回路を制御する調光回路と、前記出力回路の出力異常を保護するための出力保護回路と、前記調光回路とは別に前記PWM信号を検出する検出回路とを有することを特徴とする液晶表示装置。
- 前記検出回路は、前記PWM信号が不安定になった際の前記出力保護回路の誤動作を防止することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記検出回路が、不安定な前記PWM信号を検出した際、前記出力保護回路が動作する前に前記調光回路と前記出力保護回路とに供給される電源をオフにし、前記PWM信号が安定した際、前記調光回路と前記出力保護回路とに供給される電源をオンにすることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記検出回路は、積分回路で構成されることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006019196A JP2007199507A (ja) | 2006-01-27 | 2006-01-27 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006019196A JP2007199507A (ja) | 2006-01-27 | 2006-01-27 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007199507A true JP2007199507A (ja) | 2007-08-09 |
Family
ID=38454167
Family Applications (1)
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JP2006019196A Pending JP2007199507A (ja) | 2006-01-27 | 2006-01-27 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007199507A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102355815A (zh) * | 2009-03-18 | 2012-02-15 | 亚德里恩·里韦拉 | 用于有害动物电死装置的低成本一次性容器 |
-
2006
- 2006-01-27 JP JP2006019196A patent/JP2007199507A/ja active Pending
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