JP2007195726A - 眼底検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 観察用及び分光用の光束の光量を減衰させずに、それぞれの観察及び分光が確実に行える眼底検査装置を提供する。
【解決手段】 眼底13の観察部位Aから反射された観察用の第1の光束aと、観察部位Aの近傍の分光部位Bから反射された第2の光束bを、それぞれ別個に取り出すため、それぞれの光束a、bが減衰しない。また、第1の光束aと第2の光束bとは近軸状態で観察結像光学系6を通過するものでありながら、スリット35を有する光束分離ミラー9により、スリット35を通過する第2の光束bと、スリット35以外の部分で反射される第1の光束aとに分離することができるため、観察用の2次元画像撮影装置10及び分光用の2次元スペクトル撮影装置11でそれぞれを受光することができる。各光束a、bが減衰していないため、2次元画像撮影装置10及び2次元スペクトル撮影装置11での検出精度が向上し、確実な検査を行うことができる。
【選択図】 図3
【解決手段】 眼底13の観察部位Aから反射された観察用の第1の光束aと、観察部位Aの近傍の分光部位Bから反射された第2の光束bを、それぞれ別個に取り出すため、それぞれの光束a、bが減衰しない。また、第1の光束aと第2の光束bとは近軸状態で観察結像光学系6を通過するものでありながら、スリット35を有する光束分離ミラー9により、スリット35を通過する第2の光束bと、スリット35以外の部分で反射される第1の光束aとに分離することができるため、観察用の2次元画像撮影装置10及び分光用の2次元スペクトル撮影装置11でそれぞれを受光することができる。各光束a、bが減衰していないため、2次元画像撮影装置10及び2次元スペクトル撮影装置11での検出精度が向上し、確実な検査を行うことができる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、眼底検査装置に関するものである。
眼底の検査として、従来より光学系で眼底像を結像し、その眼底像を2次元画像撮影装置で撮影して得られた眼底の画像から病変を検出することが行われているが、最近では、眼底からの反射光を分光して、得られたスペクトルデータを解析することで、より詳しい病変の検出が行われ始めている。分光用の光束は、観察用の光学系の途中からビームスプリッタ等により分岐して得られる。そして、分岐した光束を分光素子により分光して2次元スペクトル撮影装置に結像し、その分光像を解析している(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような従来の技術にあっては、分光用の光束を、観察用の光束から分岐して得るため、観察用及び分光用のそれぞれの光束が減衰する。従って、観察用及び分光用の2次元撮影装置での検出精度も、その分、低下する問題点があった。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、観察用及び分光用の光束の光量を減衰させずに、それぞれの観察及び分光が確実に行える眼底検査装置を提供するものである。
請求項1記載の発明は、被検眼の眼底を照明する照明光学系と、眼底の観察部位から反射された第1の光束により眼底を結像する観察結像光学系と、観察結像光学系で結像された眼底像を撮影する2次元画像撮影装置と、眼底の観察部位の近傍の分光部位から反射され且つ前記観察結像光学を第1の光束と近軸状態で通過した第2の光束を分光してスペクトルを結像する分光結像光学系と、分光結像光学系で結像されたスペクトルを撮影する2次元スペクトル撮影装置と、眼底の観測部位と共役の位置に第2の光束を通過させるスリットを有し且つスリット以外の部分で第1の光束を反射して第2光束から分離させる光束分離ミラーとを備えていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、光束分離ミラーで反射された第1の光束を検出して観察結像光学系の焦点を眼底の観察部位に合わせるオートフォーカス機構を備えていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、オートフォーカス機構が、光束分離ミラーで反射された第1の光束により眼底を再結像する再結像光学系と、再結像光学系で第1の光束の半分を遮光するナイフエッジと、第1の光束の光軸を挟んで近接位置で対向するように設定され且つナイフエッジで遮光されなかった第1の光束を検出する二分割センサーと、二分割センサーの受光量を比較してフォーカス誤差方向を検出して信号を出力する判断部と、判断部からの信号に応じて観察結合光学系の第1の光束を眼底の観察部位へ自動的に焦点位置合わせする焦点位置合わせ機構とから構成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、2次元画像撮影装置で撮影された画像を画面に表示する表示装置を有し、該画面の画面素子内に二分割センサーが設定されており、該二分割センサーの出力から受光量を比較して判断部よりフォーカス誤差方向に関する信号を出力することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、光束分離ミラーと、分光結像光学系と、2次元スペクトル撮影装置が、一体的に、スリットの長手方向と直交する方向へ走査自在であることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、眼底の観察部位から反射された観察用の第1の光束と、観察部位の近傍の分光部位から反射された第2の光束を、それぞれ別個に取り出すため、それぞれの光束が減衰しない。また、第1の光束と第2の光束とは近軸状態で観察結像光学を通過するものでありながら、スリットを有する光束分離ミラーにより、スリットを通過する第2の光束と、スリット以外の部分で反射される第1の光束とに分離することができるため、観察用及び分光用の2次元撮影装置でそれぞれを受光することができる。各光束が減衰していないため、各2次元撮影装置での検出精度が向上し、確実な検査を行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、オートフォーカス機構で観察結像光学系の焦点を眼底の観察部位に合わせるため、眼底の鮮明な観察及び精密な分光を行うことができる。第1の光束も第2の光束も近軸状態で観察結像光学系を通過するため、両方にオートフォーカスがかかる。観察部位と分光部位は異なっているが互いに近傍のため、フォーカス誤差が小さく問題とならない。また、オートフォーカスには、専用の光束を使用するのではなく、光束分離ミラーで反射された観察用の第1の光束自体を使用するため、内部の光学機構が複雑にならずに済む。
請求項3記載の発明によれば、オートフォーカス機構が第1の光束の半分を遮光するナイフエッジ方式を採用しているため、構造が簡単で、フォーカス是正方向の検出が速い。
請求項4記載の発明によれば、2次元画像撮影装置で撮影された画像を表示する表示装置における画面の画面素子内に二分割センサーを設定し、その二分割センサーの出力から受光量を比較してフォーカス是正方向を判断するため、別部品としての二分割センサーが不要となり、部品点数の低減を図ることができる。
請求項5記載の発明によれば、光束分離ミラーと、分光結像光学系と、2次元スペクトル撮影装置を、一体的に、スリットの長手方向と直交する方向へ走査させることができるため、分光部位を変化させて、異なった位置での分光スペクトルテータを取得することができる。
本発明は、観察用及び分光用の光束の光量を減衰させずに、それぞれの観察及び分光が確実に行える眼底検査装置を提供するという目的を、被検眼の眼底を照明する照明光学系と、眼底の観察部位から反射された第1の光束により眼底を結像する観察結像光学系と、観察結像光学系で結像された眼底像を撮影する2次元画像撮影装置と、眼底の観察部位の近傍の分光部位から反射され且つ前記観察結像光学を第1の光束と近軸状態で通過した第2の光束を分光してスペクトルを結像する分光結像光学系と、分光結像光学系で結像されたスペクトルを撮影する2次元スペクトル撮影装置と、眼底の観測部位と共役の位置に第2の光束を通過させるスリットを有し且つスリット以外の部分で第1の光束を反射して第2光束から分離させる光束分離ミラーとを備えたことで、実現した。以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜図6は、本発明の一実施例を示す図である。この実施例の眼底検査装置は、ベース部1と、本体部2と、走査部3とから構成されている。本体部2は、移動機構4により、アライアンスのために、ベース部1に対して、前後X、左右Y、上下Zに移動することができる。走査部3は、本体部2に対して前後Xに移動することができる。
本体部2の内部には照明光学系5と観察結像光学系6が内蔵され、走査部3の内部には再結像光学系7と分光結像光学系8と光束分離ミラー9が内蔵されている。走査部3の上面には2次元画像撮影装置10と2次元スペクトル撮影装置11も設置されている。
照明光学系5は、被検眼12の眼底13を照明するためのもので、光源14と、コンデンサーレンズ16、コリメータレンズ17、フィルター18、イルミネータレンズ19、リングミラー20、対物レンズ21とから構成されている。光源14はハロゲンランプで、予備光源15も装備されている。フィルター18は、可視光をカットして、700nm〜1000nmの赤外光を透過するものである。フィルター18は出し入れ自在で、外して可視光を透過することもできる。可視光を使用する場合は、縮瞳してしまうので、瞳孔を開くための薬物投与が行われる。イルミネータレンズ19は、後述する焦点位置合わせ機構22により上下動するようになっている。リングミラー20からの光は、瞳23で結像した後に眼底13を広範囲に照らす。
被検眼12の瞳23から内部に入光した赤外光は、眼底13の観察部位Aで反射された後、第1の光束aとなって再度対物レンズ21を通過し、リングミラー20の内側を通過して、観察結像光学系6に入る。
観察結像光学系6は、観察用(及び撮像用)の画像を得るためのもので、対物レンズ21、フォーカスレンズ24、結像レンズ25、可動ミラー26、接眼レンズ27とから構成される。可動ミラー26は観察結像光学系6の光軸28に対して45°で交差して第1の光束aを上方へ向けて直角に反射する状態と、光軸28から外れて真っ直ぐに通過させる2つの状態が得られる。光軸28から外れる場合は、フィルター18も外して、照明光学系5の光として可視光を使用した場合で、接眼部29へ導いて目視で観察する場合である。
フォーカスレンズ24は焦点位置合わせ機構22により光軸28の方向へ移動制御される。焦点位置合わせ機構22は、具体的には、モータ30により回転するシャフトネジ31に、フォーカスレンズ24を支持するブラケット32が螺合され、該ブラケット32に設けられた傾斜面33には、イルミネータレンズ19を支持するローラーバー34が当接している。モータ34は入力された信号に応じて正転及び逆転方向に回転し、フォーカスレンズ24を光軸28に沿ったフォーカス方向に移動させると共に、イルミネータレンズ19を連動して上下動させる。イルミネータレンズ19はフォーカスレンズ24と連動して対物レンズ21に接近・離反し、フォーカスレンズ24によるフォーカス調整をしても、照明状態が一定になるように維持される。
観察結像光学系6の可動ミラー26で直角に反射された第1の光束aは、本体部2から走査部3へ入り込み、走査部3内で同じく45°の角度で設置された光束分離ミラー9により後方へ反射される。第1の光束aは眼底13における観察部位Aとの共役位置Fでいったん結合し、その後に光束分離ミラー9により後方へ反射される。光束分離ミラー9の共役位置Fに相当する部分には左右方向に長いスリット35が形成されている。
このスリット35には、眼底13における観察部位Aの近傍の分光部位Bで反射された第2の光束bが、第1の光束aと近軸状態で観察結像光学系6を通過した後、第1の光束aと同様に可動ミラー26により上方へ反射されて通過する。観察部位Aと分光部位Bとは、図3では離れた状態で図示されているが、実際は非常に近接した状態で、殆ど同様の共役位置Fを共有する。従って、第2の光束bは結合した状態でスリット35を通過する。
スリット35を通過した第2の光束bは分光結像光学系8に入る。分光結像光学系8は、コリメータレンズ36と、ミラー37と、グレーティング38と、スペクトル結合レンズ39とから構成されている。従って、スリット35に対する分光部位Bの中の1ラインの像がスリット35の長手方向と直交する方向に分光される。分光されたスペクトルは2次元スペクトル撮影装置11に結像して撮影される。2次元スペクトル撮影装置11で撮影された分光スペクトルを解析することにより、眼底13の画像から判別できない種々の病変を検出することが可能となる。
一方、光束分離ミラー9で反射された第1の光束aは、オートフォーカス機構40の一部を構成する再結像光学系7に入る。再結像光学系7は、コリメータレンズ41と、ミラー42と、結像レンズ43とから構成されている。また、結像レンズ43の後段には、再結像光学系7での第1の光束aをその光軸44から半分に遮光するナイフエッジ45が設けられている。ナイフエッジ45で遮光されなかった第1の光束aは、2次元スペクトル撮影装置11の撮像素子(CCD)46に結像して、眼底13の像を撮影することができる。撮像素子46は赤外光に感度を有するもので、撮影された画像は表示装置47の画面48に表示される。
表示装置47の画面48には眼底13の像が表示され、その画面48の中には、スリット35が映し出される。このスリット35は眼底13の分光部位Bに対応しているため、表示装置47の画面48中で、どの部分が分光用の第2の光束bを取り出している分光部位Bであるかどうかをリアルタイムで知ることができる。
観察部位Aと分光部位Bは前述のように実際は非常に近接した位置関係にあるため、画面48中に現れるスリット35の内部に、観察部位Aの中心を現す第1の光束aの光軸44が存在する(図6参照)。この光軸44は、厳密には画面48に現るスリット35の中心にはなく、僅かに変位しているが、便宜上スリット35の中心に図示する。
そして、この画面48中には、光軸44の位置を挟んだ状態で対応する一対の二分割センサー49、50が設定されている。この二分割センサー49、50は、画面48を構成する素子の領域を選定して電気的にセンサーとしての機能を持たせたもので、画像処理の一種である。
すなわち、図6のように、ナイフエッジ45で遮光されなかった第1の光束aの焦点が合っている状態(B)では、2つの二分割センサー49、50における出力(撮像素子46での受光量)は、どちらも等しく差が生じないが、焦点が合っていない場合には、一方の二分割センサー49側の出力が他方に比べて大きくなり(A)、また逆の場合は他方の二分割センサー50側の出力が一方に比べて大きくなる(C)。
二分割センサー49、50の出力の比較は判断部51においてなされ、焦点が合っていない状態を検出することができると共に、フォーカスをどちら側に是正すれば良いかも同時に検出することができる。判断部51で光軸44を挟んだ両側の出力を比較するので、図6における(B)の両方、(A)、(B)の出力が低い方も、出力が全くゼロである必要はない。判断部51からは前述の焦点位置合わせ機構22に信号が出力され、焦点位置合わせ機構22は焦点を合わせる方向に観察結像光学系6のフォーカスレンズ24を移動させる。この実施例では、再結像光学系7と、ナイフエッジ45と、二分割センサー49、50と、判断部51と、焦点位置合わせ機構22とからオートフォーカス機構40が構成される。
この実施例によれば、以上説明したように、眼底13の観察部位Aから反射された観察用の第1の光束aと、観察部位Aの近傍の分光部位Bから反射された第2の光束bを、それぞれ別個に取り出すため、それぞれの光束a、bが減衰しない。また、第1の光束aと第2の光束bとは近軸状態で観察結像光学系6を通過するものでありながら、スリット35を有する光束分離ミラー9により、スリット35を通過する第2の光束bと、スリット35以外の部分で反射される第1の光束aとに分離することができるため、観察用の2次元画像撮影装置10及び分光用の2次元スペクトル撮影装置11でそれぞれを受光することができる。各光束a、bが減衰していないため、2次元画像撮影装置10及び2次元スペクトル撮影装置11での検出精度が向上し、確実な検査を行うことができる。
また、オートフォーカス機構40で観察結像光学系6の焦点を眼底13の観察部位Aに合わせるため、眼底13の鮮明な観察及び精密な分光を行うことができる。第1の光束aも第2の光束bも近軸状態で観察結像光学系6を通過するため、両方にオートフォーカスがかかる。観察部位Aと分光部位Bは異なっているが互いに近傍のため、フォーカス誤差が小さく問題とならない。あた、オートフォーカスは、専用の光束を使用するのではなく、光束分離ミラー9で反射された観察用の第1の光束a自体を使用するため、内部の光学機構が複雑にならずに済む。
更に、オートフォーカス機構40が第1の光束aの半分を遮光するナイフエッジ方式を採用しているため、構造が簡単で、フォーカス是正方向の検出が速い。
加えて、2次元画像撮影装置10で撮影された画像を表示する表示装置47には、その画面48の画面素子内に二分割センサー49、50が設定され、その二分割センサー49、50の出力から受光量を比較してフォーカス是正方向を判断するため、別部品としての二分割センサーが不要となり、部品点数の低減を図ることができる。
そして、走査部3全体を前後方向に走査することにより、光束分離ミラー9と、分光結像光学系8と、2次元スペクトル撮影装置11を、一体的に前後方向(すなわち、スリット35の長手方向と直交する方向)へ走査させることができるため、分光部位を変化させて、異なった位置での分光スペクトルテータを取得することができる。
以上の実施例では、表示装置47の画面48中に二分割センサー49、50を設定する例を示したが、通常の半導体位置検出素子(PSD)を二分割センサーとして光学系内に組み込んで使用しても良い。
5 照明光学系
6 観察結像光学系
7 再結像光学系
8 分光結像光学系
9 光束分離ミラー
10 2次元画像撮影装置
11 2次元スペクトル撮影装置
12 被検眼
13 眼底
14 光源
18 フィルター
21 対物レンズ
22 焦点位置合わせ機構
23 瞳
24 フォーカスレンズ
26 可動ミラー
35 スリット
40 オートフォーカス機構
45 ナイフエッジ
47 表示装置
48 画面
49、50 二分割センサー
51 判断部
A 観察部位
B 分光部位
a 第1の光束
b 第2の光束
F 共役位置
6 観察結像光学系
7 再結像光学系
8 分光結像光学系
9 光束分離ミラー
10 2次元画像撮影装置
11 2次元スペクトル撮影装置
12 被検眼
13 眼底
14 光源
18 フィルター
21 対物レンズ
22 焦点位置合わせ機構
23 瞳
24 フォーカスレンズ
26 可動ミラー
35 スリット
40 オートフォーカス機構
45 ナイフエッジ
47 表示装置
48 画面
49、50 二分割センサー
51 判断部
A 観察部位
B 分光部位
a 第1の光束
b 第2の光束
F 共役位置
Claims (5)
- 被検眼の眼底を照明する照明光学系と、眼底の観察部位から反射された第1の光束により眼底を結像する観察結像光学系と、観察結像光学系で結像された眼底像を撮影する2次元画像撮影装置と、眼底の観察部位の近傍の分光部位から反射され且つ前記観察結像光学を第1の光束と近軸状態で通過した第2の光束を分光してスペクトルを結像する分光結像光学系と、分光結像光学系で結像されたスペクトルを撮影する2次元スペクトル撮影装置と、眼底の観測部位と共役の位置に第2の光束を通過させるスリットを有し且つスリット以外の部分で第1の光束を反射して第2光束から分離させる光束分離ミラーとを備えていることを特徴とする眼底検査装置。
- 請求項1記載の眼底検査装置であって、
光束分離ミラーで反射された第1の光束を検出して観察結像光学系の焦点を眼底の観察部位に合わせるオートフォーカス機構を備えていることを特徴とする眼底検査装置。 - 請求項2記載の眼底検査装置であって、
オートフォーカス機構が、光束分離ミラーで反射された第1の光束により眼底を再結像する再結像光学系と、再結像光学系で第1の光束の半分を遮光するナイフエッジと、第1の光束の光軸を挟んで近接位置で対向するように設定され且つナイフエッジで遮光されなかった第1の光束を検出する二分割センサーと、二分割センサーの受光量を比較してフォーカス誤差方向を検出して信号を出力する判断部と、判断部からの信号に応じて観察結合光学系の第1の光束を眼底の観察部位へ自動的に焦点位置合わせする焦点位置合わせ機構とから構成されていることを特徴とする眼底検査装置。 - 請求項3記載の眼底検査装置であって、
2次元画像撮影装置で撮影された画像を画面に表示する表示装置を有し、該画面の画面素子内に二分割センサーが設定されており、該二分割センサーの出力から受光量を比較して判断部よりフォーカス誤差方向に関する信号を出力することを特徴とする眼底検査装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の眼底検査装置であって、
光束分離ミラーと、分光結像光学系と、2次元スペクトル撮影装置が、一体的に、スリットの長手方向と直交する方向へ走査自在であることを特徴とする眼底検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006017727A JP2007195726A (ja) | 2006-01-26 | 2006-01-26 | 眼底検査装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012098050A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Mitaka Koki Co Ltd | モニター可能な分光計測装置 |
CN104434028A (zh) * | 2014-11-15 | 2015-03-25 | 中国科学院光电技术研究所 | 角膜弹性成像与眼前节结构成像相结合的系统与方法 |
JP2018196823A (ja) * | 2018-09-25 | 2018-12-13 | 株式会社トプコン | 眼科装置 |
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2006
- 2006-01-26 JP JP2006017727A patent/JP2007195726A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012098050A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Mitaka Koki Co Ltd | モニター可能な分光計測装置 |
CN104434028A (zh) * | 2014-11-15 | 2015-03-25 | 中国科学院光电技术研究所 | 角膜弹性成像与眼前节结构成像相结合的系统与方法 |
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