JP2007193719A - 情報処理装置および表示言語設定方法 - Google Patents

情報処理装置および表示言語設定方法 Download PDF

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晃 藤原
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Abstract

【課題】位置情報から表示言語を自動的に設定することで、全世界共通の情報処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、位置検出手段1と、位置情報に基づいて表示に使用する言語を判定する表示言語判定手段2と、判定された言語を設定する表示言語設定手段3を備え、位置情報をもとに表示言語を自動的に設定することで、出荷前に仕向け地別に表示言語をあらかじめカスタマイズしておく必要がなくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、位置情報をもとに表示言語を変える情報処理装置に関する。
最近ではデジタル家電の普及に伴い、コンピュータに限らずテレビ、DVDプレーヤー、携帯電話など、さまざまな製品がテキストによる情報の表示を行っている。これら製品は世界中に販売され、地域ごとに異なる言語で情報を表示している。
GPSなどの位置情報検出手段を用いて機器の地域ごとに設定を変更する技術は従来から存在している。たとえば、特許文献1では、現在位置を検出し、機器の置かれている国の電波法に則った無線通信を行う装置が発明されている。この技術はある国で購入した無線通信機器を他の国に持ち込んで使用する場合に、ユーザーが国ごとに設定を変える必要がないという利点がある。また、特許文献2では、位置情報に基づいてDVD再生装置の地域情報を変更する装置が発明されている。この技術は、DVD再生装置をある地域から別の地域に移動した際に自動的に地域情報を変更するという利点がある。
特許第3563382号公報 特許第3268638号公報
テキストによる出力を行う情報処理装置は、出荷される地域に応じて表示される言語があらかじめ決まっていることが多い。このため、同じ機能を持つ装置であっても、出荷される地域ごとに表示言語を変えた異なる機種となるため、出荷される地域が多ければ開発、製造、販売にかかるコストが増加する。
使用中にユーザーが手動で表示言語を変更できる情報処理装置も存在する。たとえば、パーソナルコンピュータ(以下PC)のオペレーティングシステム(以下OS)には、複数の表示言語を内部に用意しておき、ユーザーが使用中に表示言語を選択できるものもある。しかし、装置を初めて使用する時は出荷時に設定された言語(英語であることが多い)で表示されるため、その言語をユーザーが理解できない場合には操作できず、表示言語を変更することも出来ないという問題がある。
また、複数の公用語が使用される地域もあり、その地域ではユーザーに合わせた言語で表示する必要がある。
特許文献1と特許文献2のように無線通信方式やDVD再生の設定は、装置が移動すれば、その地域にあわせて装置の設定を変更する必要がある。しかし、情報処理装置の表示言語は使用者の母国語に合わせるので使用者が装置を持ち運んでも表示言語は変化しないように一度設定した言語を記憶しておく必要がある。たとえばノート型PCの場合、日本で購入したノートPCをアメリカに持ち込んだときに表示言語が英語に変化してはいけない。また、無線通信方式やDVDの再生の設定は地域によって1つの方式に限定されているが、表示言語は複数の公用語が使用される地域についても考慮する必要がある。
本発明は、装置の使用開始時に位置情報を元に地域に応じた表示言語を自動的に設定する、あるいは地域で使用されている複数の表示言語を選択できるようにすることで、全世界で共通の情報処理装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決する情報処理装置は、
位置を検出する位置検出手段と、
位置検出手段で検出された位置に基づいて言語を判定する表示言語判定手段と、
表示言語判定手段で判定された言語を記憶する表示言語記憶手段と、
表示言語記憶手段に記憶されている言語を表示に使用するように設定する表示言語設定手段とを備え、
位置によって表示言語が自動的に設定されることで全世界に共通の装置となる。
また、位置を検出する位置検出手段と、
位置検出手段で検出された位置に基づいて言語を判定する表示言語判定手段と、
表示言語判定手段で判定された複数の言語から表示に使用する言語を選択する表示言語選択手段と、
表示言語選択手段で選択された言語を記憶する表示言語記憶手段と、
表示言語記憶手段に記憶されている言語を表示に使用するように設定する表示言語設定手段とを備え、
装置の位置によって選択できる表示言語が絞り込まれることで、複数の言語が使用される地域にも考慮した全世界共通の情報処理装置となる。
さらに、表示言語選択手段の説明文や選択肢を、表示言語判定手段で判定された複数の言語で表示することで、複数の言語が使用される地域のユーザーに操作が理解しやすくなる。
さらに、表示言語判定手段を用いた表示言語の判定を行わないようにする表示言語判定無効化手段を備え、
表示言語選択手段は、表示言語の判定を行わない場合には装置の持つすべての表示言語を選択できるようにすることで、
地域で使用されている言語と異なる言語を使用する旅行者や移住者が自由に表示言語を選択できるようになる。
さらに、位置検出手段が位置の検出に失敗した場合、表示言語選択手段は表示可能なすべての言語を選択できるようにすることで、位置検出失敗時でも表示言語を設定することができるようになる。
さらに、表示言語判定手段が表示言語の判定に失敗した場合、表示言語選択手段は表示可能なすべての言語を選択できるようにすることで、表示言語判定失敗時でも表示言語を設定することができるようになる。
さらに、表示言語記憶手段に記憶された表示言語を削除する表示言語記憶削除手段を備え、
表示言語記憶削除手段で記憶を削除することで、表示言語の設定をやり直すことができるようにすることで、
この装置のユーザーが変化するときに、新しいユーザーの使用する表示言語に再設定することができる。
本発明の情報処理装置は、全世界で共通の装置となることにより、工場出荷段階で装置の仕向け地に応じて表示言語をカスタマイズする必要がなく工数を削減でき、仕向け地ごとに異なる情報処理装置を開発するコストも削減でき、ある地域で売れ残った製品を別の地域で販売して在庫も削減できる。
以下、本発明を実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態にかかる情報処理装置の概念的な構成を示す図である。
図1において、
1は装置の現在位置を検出する位置検出手段、2は現在装置の置かれている地域で表示すべき言語を判定する表示言語判定手段、7は表示言語判定手段2で判定された言語を記憶しておく表示言語記憶手段、4は複数の言語のフォントや文章などの情報を格納した表示言語格納手段、3は表示言語格納手段4から表示すべき情報を読み出して設定する表示言語設定手段、5は全体の処理を行う処理部、6は処理部5の処理結果を設定された言語で出力する表示手段である。
図2は本発明の第1の実施の形態にかかる日本、米国、英国、ドイツを対象とした情報処理装置をドイツで使用した場合を示す図である。本情報処理装置は、変更したデータを保存するかどうかを質問する画面を表示する機能を持つ。
本実施の形態における情報処理装置は、位置検出手段1としてGPS(Global Positioning System)受信装置200を利用する。GPS受信装置200は、複数の人工衛星からの電波を受信し、その差異を計測することで現在位置を検出することができる。表示言語判定手段2は表示言語判定表202を利用する。表示言語判定表202は地域203の列と言語204の列で構成され、日本、米国、英国、ドイツに対応する言語が記憶されている。表示言語記憶手段7は表示言語判定手段2で判定された言語を表示言語205として記憶する。表示言語格納手段4は、表示言語情報206を格納する。表示言語情報206は言語207、フォント208、肯定の返答209、否定の返答210、変更保存の質問211の列で構成され、日本語、英語、ドイツ語の情報が格納されている。処理部5は、表示手段6に変更保存質問画面216を表示させる。
本装置をドイツで使用した場合、GPS受信装置200により、現在地201がドイツであることが検出される。表示言語判定手段2は、現在地201と表示言語判定表202から表示言語はドイツ語であると判定する。表示言語記憶手段7は、表示言語判定手段2で判定されたドイツ語を表示言語205として記憶する。表示言語設定手段3は、表示言語205がドイツ語なので、表示言語情報206からドイツ語の情報を取得し、処理部5のフォント212、肯定の返答213、否定の返答214、変更保存の質問215にドイツ語に対応する情報を設定する。処理部5は、設定されたフォント212、肯定の返答213、否定の返答214、変更保存の質問216を利用して、変更保存質問画面216を作成し、表示手段6にドイツ語で出力する。
図3は本発明の第1の実施の形態で、位置情報から自動的に表示言語を設定する処理を示すフローチャートである。図3において、位置情報検出手順P1で現在地の情報を取得する。次に表示言語判定手順P2で現在地に対応する言語を取得し、表示言語記憶手順P3で記憶域に格納する。言語情報取得手順P4で言語に対応する言語情報を取得する。最後に表示言語設定手順P5で取得した言語情報を設定する。
位置検出手段1としては、無線ネットワークを利用する方法もある。たとえば、無線LAN(Local Area Network)の複数のアクセスポイントの電波強度の差から位置を検出する方法も考えられる。また、ネットワークを通じてサーバーから位置情報を取得することも考えられる。
表示言語判定手段2としては、あらかじめ地域と表示言語の対応表を内部に保持しておく方法だけでなく、取得された位置に対応する言語を通信手段を経由してサーバーに問い合わせるという方法も考えられる。
表示言語格納手段4としては、表示言語情報を装置内に保持するのではなく、通信手段を介してサーバーから取得する方法も考えられる。
本発明の第1の実施の形態の具体的な実施例として、テレビにも利用することができる。テレビのチャンネル表示、電子番組表のフォント、設定画面における表示で使用される文字列などを表示言語情報206に格納しておけば、位置に応じて表示を変えることができる。
このように装置の位置に応じて自動的に表示言語を変化させることで、工場出荷段階で装置の仕向け地に応じて表示言語をカスタマイズする必要がなく工数を削減でき、仕向け地ごとに異なる情報処理装置を開発するコストも削減でき、ある地域で売れ残った製品を別の地域で販売して在庫も削減でき、言語の異なる複数の地域へ販売する情報処理装置に有効である。
(実施の形態2)
図4は本発明の第2の実施の形態にかかる情報処理装置の概念的な構成を示す図である。
図4において、1は装置の現在位置を検出する位置検出手段、2は現在装置の置かれている地域で表示すべき言語を判定する表示言語判定手段、7は表示言語判定手段2で判定された言語を記憶しておく表示言語記憶手段、4は複数の言語のフォントや文章などの情報を格納した表示言語格納手段、3は表示言語格納手段4から表示すべき情報を読み出して設定する表示言語設定手段、5は全体の処理を行う処理部、6は処理部5の処理結果を設定された言語で出力する表示手段、8は複数の言語から表示言語を選択する表示言語選択手段、9は表示言語を選択するための入力手段である。
図5は本発明の第2の実施の形態にかかる日本、米国、香港を対象とした情報処理装置を香港で使用し、中国語簡体字を表示言語として選択した場合を示す図である。本情報処理装置は、変更したデータを保存するかどうかを質問する画面を表示する機能を持つ。
香港では、香港では英語、北京語(中国語簡体字)、広東語(中国語繁体字)が使用されている。そのため、香港で使用される場合はこの3つの言語から1つを選択する必要がある。
本実施の形態における情報処理装置は、位置検出手段1としてGPS受信装置500を利用する。表示言語判定手段2は表示言語判定表502を利用する。表示言語判定表502は地域503の列と言語504の列で構成され、日本、米国、香港に対応する言語が記憶されている。表示言語記憶手段7は表示言語選択手段8で判定された言語を表示言語505として記憶する。表示言語格納手段4は、表示言語情報506を格納する。表示言語情報506は言語507、フォント508、肯定の返答509、否定の返答510、変更保存の質問511の列で構成され、日本語、英語、中国語簡体字、中国語繁体字の情報が格納されている。処理部5は、表示手段6に変更保存質問画面516を表示させる。
本装置を香港で使用した場合、GPS受信装置500により、現在地501が香港であることが検出される。表示言語判定手段2は、現在地501と表示言語判定表502から表示言語は英語、中国語簡体字、中国語繁体字のいずれかであると判定する。表示言語選択手段8は、英語、中国語簡体字、中国語繁体字の中から1つの言語を選択する表示言語選択画面を表示する。
図6は表示言語選択画面を示す。表示言語選択画面600は、説明文601、選択肢602、決定ボタン603で構成され、入力手段9を用いて選択する。表示言語記憶手段7は、表示言語選択手段8で選択された言語を表示言語505として記憶する。表示言語設定手段3は、表示言語505が中国語簡体字なので、表示言語情報506から中国語簡体字の情報を取得し、処理部5のフォント512、肯定の返答513、否定の返答514、変更保存の質問515に中国語簡体字に対応する情報を設定する。処理部5は、設定されたフォント512、肯定の返答513、否定の返答514、変更保存の質問516を利用して、変更保存質問画面516を作成し、表示手段6に中国語簡体字で出力する。
香港では英語、中国語簡体字、中国語繁体字の3つの言語が使用されているため、表示言語選択手段8で選択する段階ではユーザーの使用する言語は不明である。そこで、図6に示すように表示言語選択画面600の説明文601、選択肢602、決定ボタン603は英語、中国語簡体字、中国語繁体字で併記しておくと、どの言語を使用するユーザーでも操作することができる。
位置検出手段1は位置の検出に失敗することがある。たとえばGPSでは、衛星からの電波の届かない地下、屋内などでは位置の検出に失敗する。位置検出手段1が位置の検出に失敗した場合は、表示言語選択手段8では装置の持つすべての表示言語から選択できるようにしておく。
図7は装置の持つすべての表示言語から選択する場合の表示言語選択画面を示す。図7に示すように、表示言語選択画面700の説明文701、選択肢702、決定ボタン703は、日本語、英語、中国語簡体字、中国語繁体字で併記しておくと、どの言語を使用するユーザーでも操作することができる。
また、位置によって言語を対応させることが困難な場合も、表示言語選択手段8で装置の持つすべての表示言語から選択できるようにする。たとえば海洋上では、位置と言語を対応させることが困難である。
図8は本発明の実施の形態2における表示言語を設定する処理を示すフローチャートである。図8において、位置検出手順P1で現在地を取得する。P801で現在地取得の成否を調べ、成功なら表示言語判定手順P2で現在地に対応する言語の数と言語の配列を取得する。P802で言語の取得に成功したかどうかを調べ、成功ならP804へ進む。P801およびP802で失敗していれば、P803で装置の持つすべての言語を対応する言語として取得し、P804へ進む。P804で対応する言語が複数かどうかを調べ、複数なら表示言語選択手順P6で言語選択画面を表示してユーザーに一つの表示言語を選択させ、表示言語記憶手順P3で記憶域に格納する。P804で対応する言語が1つなら、その言語を表示言語とし、記憶域に格納する。言語情報取得手段P4で表示言語に対応する言語情報を取得し、表示言語設定手順P5で言語情報を設定する。
(実施の形態3)
図9は実施の形態3の構成を示す図である。この装置は、実施の形態2に加えて、表示言語の位置によって表示言語を判定する手段を無効にする表示言語判定無効化手段10を持つ。これにより、ユーザーの使用したい言語と表示言語設定時の地域に対応する表示言語が異なる場合には、位置による表示言語の判定を無効にすることができる。ユーザーは表示言語選択手段8で、装置のもつすべての表示言語から、使用したい表示言語を選択する。
図10は、ユーザーが異なる言語の地域で装置を購入した場合を示す。地域1では表示言語1が、地域2では表示言語2が対応しているとする。地域1に生まれ表示言語1を使用するユーザーが、地域2を旅行中に装置を購入し、地域2内で装置の表示言語を設定しようとした場合を考える。このとき位置検出手段1と表示言語判定手段2により、表示言語2が判定されてしまう。ユーザーはこれを避けるため、表示言語判定無効化手段10で表示言語の判定を無効にし、表示言語選択手段8で装置の持つすべての表示言語を選択できるようにする。これにより、ユーザーは表示言語選択手段8から表示言語2を選択し、設定することが出来るようになる。
表示言語判定無効化手段10としては、情報処理装置にスイッチをつけておき、その状態を検出することで実現することが考えられる。また、表示言語判定を無効にするかどうかを入力するように文章を表示するという方法も考えられる。表示言語判定を無効にするかどうかを文章で尋ねる場合には、情報処理装置の表示可能なすべての言語で表示すると、どの言語を使用するユーザーでも理解することが可能になる。
図11は本発明の実施の形態3における表示言語を設定する処理を示すフローチャートである。図11において、表示言語判定無効化手順P7で表示言語判定が無効に設定されているかどうかを取得し、P1101で判定する。表示言語判定が無効でなければ位置検出手順P1で現在地を取得する。P1102で現在地取得の成否を調べ、成功なら表示言語判定手順P2で現在地に対応する言語の数と言語の配列を取得する。P1103で言語の取得に成功したかどうかを調べ、成功ならP1105へ進む。P1101で表示言語判定無効の場合、またはP1102で失敗の場合、またはP1103で失敗の場合は、P1104で装置の持つすべての言語を対応する言語として取得し、P1105へ進む。P1105で対応する言語が複数かどうかを調べ、複数なら表示言語選択手順P6で言語選択画面を表示してユーザーに一つの表示言語を選択させ、表示言語記憶手順P3で記憶域に格納する。P1105で対応する言語が1つなら、P1106でその言語を表示言語とし、表示言語記憶手順P3で記憶域に格納する。言語情報取得手順P4で表示言語に対応する言語情報を取得し、表示言語設定手順P5で言語情報を設定する。
(実施の形態4)
図12は実施の形態4の構成を示す図である。この装置は、実施の形態2に加えて、表示言語記憶手段7に記憶される表示言語を削除する表示言語記憶削除手段11を持つ。これにより、表示言語の記憶を一度削除し、位置情報から表示言語を再設定することができる。
具体的な実施例として、ノート型のPCのOSの表示言語の設定に利用することができる。ノート型のPCは持ち運びが可能であるため、出張や旅行でさまざまな地域に持ち運ばれる。しかし、表示言語は利用者に合わせる必要があるため、自国で表示言語を設定した後で異なる言語の地域に出張や旅行に言った場合に表示言語が変わってしまうと利用者に不便である。そこで、位置検出手段1が位置を検出するたびに毎回表示言語を記憶するのではなく、装置を初めて使用した時にのみ位置情報から自動的に表示言語を表示言語記憶手段7に記憶し、以後の使用では表示言語記憶手段7に記憶された表示言語で表示されるようにすれば便利になる。
図13はノート型PCを異なる言語を使用するユーザーに譲渡した場合を示す。元の所有者ユーザー1は、地域1で初回起動時に言語1を設定したとする。表示言語は記憶されるため、2回目以降の起動では装置の位置にかかわらず言語1で表示される。装置が譲渡され、譲渡先のユーザー2の地域2に移動した場合にも、表示言語は言語1のままである。そこで、ユーザー2は表示言語記憶削除手段11で表示言語を削除し、位置検出手段1と表示言語判定手段2で言語を再度判定することで表示言語を2に再設定することが可能になる。
図14は本発明の実施の形態4における表示言語を設定する処理を示すフローチャートである。図14において、P1401で記憶域を削除するように設定されているかどうか調べ、削除する設定なら表示言語記憶削除手順P8で記憶域の内容を削除してからP1402に進む。P1402で記憶域に言語が格納されているかどうか調べ、既に格納されていれば言語情報取得手順P4へ進む。記憶域に言語が格納されていなければ、位置検出手順P1で現在地を取得する。P1403で現在地の取得に成功したかどうかを調べ、成功なら表示言語判定手順P2で現在地に対応する言語の数と言語の配列を取得する。P1404で言語の取得に成功したかどうかを調べ、成功ならP1406へ進む。P1403で失敗の場合、またはP1404で失敗の場合は、P1405で装置の持つすべての言語を対応する言語として取得し、P1406へ進む。P1406で対応する言語が複数かどうかを調べ、複数なら表示言語選択手順P6で言語選択画面を表示してユーザーに一つの表示言語を選択させ、表示言語記憶手順P3で記憶域に格納する。P1406で対応する言語が1つなら、P1407でその言語を表示言語とし、表示言語記憶手順P3で記憶域に格納する。言語情報取得手順P4で表示言語に対応する言語情報を取得し、表示言語設定手順P5で言語情報を設定する。
本発明にかかる情報処理装置は、全世界で共通の装置となることにより、工場出荷段階で装置の仕向け地に応じて表示言語をカスタマイズする必要がなく工数を削減でき、仕向け地ごとに異なる情報処理装置を開発するコストも削減でき、ある地域で売れ残った製品を別の地域で販売して在庫も削減でき、同一の機能であるが地域に応じて異なる言語で表示するような情報処理装置で有用である。
本発明の実施の形態1の構成図 日本、米国、英国、ドイツを対象とした情報処理装置を示す図 本発明の実施の形態1の処理を表すフローチャート 本発明の実施の形態2の構成図 日本、米国、香港を対象とした情報処理装置を示す図 表示言語選択画面(英語、中国語簡体字、中国語繁体字)を示す図 表示言語選択画面(英語、日本語、中国語簡体字、中国語繁体字)を示す図 本発明の実施の形態2の処理を表すフローチャート 本発明の実施の形態3の構成図 異なる言語の旅行先で情報処理装置を購入した場合の図 本発明の実施の形態3の処理を表すフローチャート 本発明の実施の形態4の構成図 異なる言語の地域のユーザーに情報処理装置を譲渡した場合の図 本発明の実施の形態4の処理を表すフローチャート
符号の説明
1 位置検出手段
2 表示言語判定手段
3 表示言語設定手段
4 表示言語格納手段
5 処理部
6 表示手段
7 表示言語記憶手段
8 表示言語選択手段
9 入力手段
10 表示言語判定無効化手段
11 表示言語記憶削除手段
200 GPS受信装置
201 現在地
202 表示言語判定表
203 地域列
204 言語列
205 表示言語
206 表示言語情報
207 言語列
208 フォント列
209 肯定の返答列
210 否定の返答列
211 変更保存の質問列
212 設定されたフォント
213 設定された肯定の返答
214 設定された否定の返答
215 設定された変更保存の質問
216 変更保存質問画面
500 GPS受信装置
501 現在地
502 表示言語判定表
503 地域列
504 言語列
505 表示言語
506 表示言語情報
507 言語列
508 フォント列
509 肯定の返答列
510 否定の返答列
511 変更保存の質問列
512 設定されたフォント
513 設定された肯定の返答
514 設定された否定の返答
515 設定された変更保存の質問
516 変更保存質問画面
600 表示言語選択画面
601 説明文
602 選択肢
603 決定ボタン
700 表示言語選択画面
701 説明文
702 選択肢
703 決定ボタン
P1 位置検出手順
P2 表示言語判定手順
P3 表示言語記憶手順
P4 言語情報取得手順
P5 表示言語設定手順
P6 表示言語選択手順
P7 表示言語判定無効化手順
P8 表示言語記憶削除手順
P801 現在地取得成功の判定処理
P802 言語取得成功の判定処理
P803 現在地または言語取得失敗時の処理
P804 取得した言語数の判定処理
P805 取得言語が複数でない場合の処理
P1101 表示言語判定無効の判定処理
P1102 現在地取得成功の判定処理
P1103 言語取得成功の判定処理
P1104 表示言語判定無効時または現在地取得失敗時または言語取得失敗時の処理
P1105 取得した言語数の判定処理
P1106 取得言語が複数でない場合の処理
P1401 記憶域削除の判定
P1402 記憶域に言語が格納されているかどうかの判定処理
P1403 現在地取得成功の判定処理
P1404 言語取得成功の判定処理
P1405 現在地取得失敗時または言語取得失敗時の処理
P1406 取得した言語数の判定処理
P1407 取得言語が複数でない場合の処理

Claims (21)

  1. 位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段で検出された位置に基づいて言語を判定する表示言語判定手段と、
    前記表示言語判定手段で判定された言語を記憶する表示言語記憶手段と、
    前記表示言語記憶手段に記憶されている言語を表示に使用するように設定する表示言語設定手段とを備え、
    位置によって表示言語が自動的に設定されることを特徴とする情報処理装置。
  2. 位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段で検出された位置に基づいて言語を判定する表示言語判定手段と、
    前記表示言語判定手段で判定された複数の言語から表示に使用する言語を選択する表示言語選択手段と、
    前記表示言語選択手段で選択された言語を記憶する表示言語記憶手段と、
    前記表示言語記憶手段に記憶されている言語を表示に使用するように設定する表示言語設定手段とを備え、
    位置によって選択できる表示言語が絞り込まれることを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記表示言語選択手段の説明文または選択肢は、前記表示言語判定手段で判定された複数の言語で表示されていることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記表示言語判定手段を用いた表示言語の判定を行わないようにする表示言語判定無効化手段を備え、
    前記表示言語選択手段は、表示言語の判定を行わない場合には装置の持つすべての表示言語を選択できるようにすることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  5. 前記位置検出手段が位置の検出に失敗した場合、前記表示言語選択手段は表示可能なすべての言語を選択できるようにすることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  6. 前記表示言語判定手段が表示言語の判定に失敗した場合、前記表示言語選択手段は表示可能なすべての言語を選択できるようにすることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  7. 初めて装置が使用されたときのみ自動的に前記表示言語記憶手段に表示言語が記憶されることを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  8. 前記表示言語記憶手段に記憶された表示言語を削除する表示言語記憶削除手段を備え、
    前記表示言語記憶削除手段で記憶を削除することで、表示言語の設定をやり直すことができることを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  9. 前記位置検出手段は、GPS(Global Positioning System)衛星から電波を受信することで位置を検出することを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  10. 位置を検出する位置検出手順と、
    前記位置検出手順で検出された位置に基づいて言語を判定する表示言語判定手順と、
    前記表示言語判定手順で判定された言語を記憶する表示言語記憶手順と、
    前記表示言語記憶手順に記憶されている言語を表示に使用するように設定する表示言語設定手順とを備え、
    位置によって表示言語が自動的に設定されることを特徴とする情報処理装置の表示言語設定方法。
  11. 位置を検出する位置検出手順と、
    前記位置検出手順で検出された位置に基づいて言語を判定する表示言語判定手順と、
    前記表示言語判定手順で判定された複数の言語から表示に使用する言語を選択する表示言語選択手順と、
    前記表示言語選択手順で選択された言語を記憶する表示言語記憶手順と、
    前記表示言語記憶手順に記憶されている言語を表示に使用するように設定する表示言語設定手順とを備え、
    位置によって選択できる表示言語が絞り込まれることを特徴とする情報処理装置の表示言語設定方法。
  12. 前記表示言語選択手順の説明文または選択肢は、前記表示言語判定手順で判定された複数の言語で表示されていることを特徴とする請求項11記載の情報処理装置の表示言語設定方法。
  13. 前記表示言語判定手順を用いた表示言語の判定を行わないようにする表示言語判定無効化手順を備え、
    前記表示言語選択手順は、表示言語の判定を行わない場合には装置の持つすべての表示言語を選択できるようにすることを特徴とする請求項11記載の情報処理装置の表示言語設定方法。
  14. 前記位置検出手順が位置の検出に失敗した場合、前記表示言語選択手順は表示可能なすべての言語を選択できるようにすることを特徴とする請求項11記載の情報処理装置の表示言語設定方法。
  15. 前記表示言語判定手順が表示言語の判定に失敗した場合、前記表示言語選択手順は表示可能なすべての言語を選択できるようにすることを特徴とする請求項11記載の情報処理装置の表示言語設定方法。
  16. 初めて装置が使用されたときのみ自動的に前記表示言語記憶手順に表示言語が記憶されることを特徴とする請求項10または11記載の情報処理装置の表示言語設定方法。
  17. 前記表示言語記憶手順に記憶された表示言語を削除する表示言語記憶削除手順を備え、
    前記表示言語記憶削除手順で記憶を削除することで、表示言語の設定をやり直すことができることを特徴とする請求項10または11記載の情報処理装置の表示言語設定方法。
  18. 前記位置検出手順は、GPS(Global Positioning System)衛星から電波を受信することで位置を検出することを特徴とする請求項10または11記載の情報処理装置の表示言語設定方法。
  19. 請求項1〜9記載の情報処理装置を制御するプログラムを有する情報処理装置。
  20. 請求項1〜9記載の情報処理装置を制御するプログラムを記録した記録媒体。
  21. 請求項1〜9記載の情報処理装置を制御するプログラムを配信する通信媒体。

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