JP2007191210A - 商品パッケージ - Google Patents

商品パッケージ Download PDF

Info

Publication number
JP2007191210A
JP2007191210A JP2006013338A JP2006013338A JP2007191210A JP 2007191210 A JP2007191210 A JP 2007191210A JP 2006013338 A JP2006013338 A JP 2006013338A JP 2006013338 A JP2006013338 A JP 2006013338A JP 2007191210 A JP2007191210 A JP 2007191210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
product
hole
hook
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006013338A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3946235B1 (ja
Inventor
Koji Tajima
功治 田嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANSEI SHIKO KK
Original Assignee
SANSEI SHIKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANSEI SHIKO KK filed Critical SANSEI SHIKO KK
Priority to JP2006013338A priority Critical patent/JP3946235B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3946235B1 publication Critical patent/JP3946235B1/ja
Publication of JP2007191210A publication Critical patent/JP2007191210A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】刃物類等による事件の発生を抑制し、万引き等の犯罪の抑制をすることが可能な商品パッケージを提供することを課題とする。
【解決手段】商品パッケージ1は、内部に商品収納部3が形成されたパッケージ本体部6と、商品取出口を閉塞する閉塞部から曲折された曲折部9a,9bを有する蓋部10a、10bと、パッケージ本体部6から延設された延出部12a,12bと、曲折部9a等及び延出部12a等を積重するように当接させ、表裏から挟み込んで保持するホック鋲部2a,2bとを主に具備する。そして、店舗内での商品パッケージ1からの包丁4の取出しを防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品パッケージに関するものであり、特に、商品の外観を被覆し、運搬時や商品陳列時に商品の傷付きを防止するとともに、店舗等においてそのまま陳列可能な商品パッケージに関するものである。
従来から、デパート、ショッピングセンター、家電等各種小売量販店、またはホームセンターなどの種々の業態または各種の商品を取扱う店舗において、消費者に対して購買意欲を高めさせるために商品の陳列に種々の趣向を凝らすことが行われている。ここで、これらの店舗において商品が陳列される場合、商品の外観形状やサイズ、或いは色等を容易に把握可能とするとともに、商品の表面に傷等が付かないように傷付きを防止する目的で、所謂「ブリスター包装(ブリスターパッケージ)」と呼ばれる商品パッケージが多く採用されている。このブリスター包装とは、商品の外観形状に略一致するように膨張させ、略諜報形状の少なくとも一辺(一般には、三辺、或いは四辺)を折曲げ、レール状に形成したレール部を有するプラスチック製シートと、該プラスチック製シートのレール部に摺動或いは挟込等によって保持される厚紙とによって主に構成されている。これにより、商品の取出し及び収納(格納)が容易となるとともに、商品の外観形状等の視認性を損なうことが小さくなる。一方、ブリスター包装に使用されるプラスチック製シートと略同様の素材を利用し、一枚のプラスチック製シートを折畳み、立体的な筐体状に形成し、該筐体内に商品を収納可能とする商品パッケージも製造されている。なお、これらのブリスター包装等の各種商品パッケージの中には、店舗での陳列個数をできるだけ多くするために、フックなどに引っ掛けて吊下げ支持することのできる吊下げ支持タイプの商品パッケージも知られている。
このとき、従来のブリスター包装等によって収納された商品が、商品の製造工場から店舗に至るまでの流通・配送段階において、或いは店舗での陳列時に不用意に飛出することを防止するために、或いは万引き等の犯罪行為を未然に防ぐ目的で、プラスチック製シート及び厚紙または筺体状に形成された商品パッケージの商品取出口を閉塞する蓋部をセロハンテープやステープル等の既知の固定手段で固定することが行われている。
以上の従来技術は、当業者として当然に実施されているものであり、本願出願人は、係る従来技術が記載された文献等を本願出願時において特に知見するものではない。
しかしながら、上記に掲げた従来型の商品パッケージでは、下記に掲げるような問題を生じることがあった。すなわち、近年の社会構造の変化に伴って、従来では想到することのできない各種の犯罪が増加する傾向がある。例えば、上述したショッピングセンター等の商品を小売りする店舗では、売場に陳列されている包丁などの刃物類の商品を、商品パッケージから取出し、そのまま付近に買い物客に向けて脅したり、最悪のケースでは係る商品を利用してケガをさせるなどの事件も発生している。そのため、特に、包丁などの刃物類を取扱うショッピングセンター、或いは工具類を取扱うホームセンター等、人体に危害を加える可能性の高い商品を販売している店舗では、これらの商品の店舗内での取扱いに注意し、及び上記事件を未然に防ぐための対策などを講じる必要性があった。
ところが、ブリスター包装等の商品パッケージでは、前述したように、セロハンテープやステープル等で止めた箇所を手で容易に解除する(取り外す)ことができ、収納された包丁などの取扱いに注意を要する商品を簡単に取出すことができてしまった。そのため、商品パッケージに収納された商品を通常の店舗内では取出すことが困難、或いは取出し難い構造にした商品パッケージを構築し、購入者が自宅に戻り、ハサミやカッター等の比較的簡易な切断工具を利用して商品を取出すことのできるものを望み、店舗等で自らが販売している商品を利用した傷害事件等の発生を極力抑えることができる商品パッケージを期待する声が大きかった。
加えて、万引き等の犯罪や不正行為を行い場合でも、ブリスター包装のままでは比較的嵩張り、カバンなどに隠すことが難しいため、従来はブリスター包装から取出した状態で店舗外へ商品を持ち出すケースが従来は多く行われていた。そのため、ブリスター包装等から商品を取出しにくい構成とすることにより、万引き等の犯罪の発生件数を抑制し、窃盗による被害金額を抑えることが可能であると期待されていた。
そこで、本発明は、上記実情に鑑み、店舗内における刃物類等の商品の取出しを困難にし、刃物類等による事件の発生を抑制し、かつ万引き等の不正行為の発生を抑えることが可能な商品パッケージの提供を課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明の商品パッケージは、「商品の収納される商品収納部を有するパッケージ本体部と、前記パッケージ本体部の商品取出口を閉塞部、及び前記閉塞部の一端から曲折され、少なくとも一つの第一貫通孔が穿設された曲折部を有する蓋部と、前記パッケージ本体部から延設され、前記蓋部の前記曲折部と当接した状態で前記第一貫通孔に相対する位置に穿設された第二貫通孔を有する延出部と、互いに相対して位置する前記第一貫通孔及び前記第二貫通孔に挿入される挿軸部、及び前記挿軸部の両軸端に設けられた一対の挟止部を有し、前記延出部及び前記曲折部を挟止する樹脂製のホック鋲部と」を具備するものから主に構成されている。
したがって、本発明の商品パッケージによれば、蓋部の曲折部とパッケージ本体部から延設された延出部とがホック鋲部によって当接した状態で挟止されている。このため、従来のテープ類やステープルと異なり、ホック鋲部による挟止めによって曲折部及び延出部が強固に固定され、容易にこの状態を解除することができなくなる。
ここで、ホック鋲部とは、包装用資材として市販されているポリアセタール樹脂製或いはポリエチレン樹脂製等から形成され、特に二種以上の平板状の部材を表裏から挟み込み、部材の積層状態を維持することができるものである。なお、樹脂製のホック鋲部は、主に二つの部材から構成され、挟止めの際に双方を弾性変形させることによって挟止状態にするものである。そのため、ホック鋲部による挟止状態を解除することは、再び双方を弾性変形させる必要があり、一般的に手では容易に解除することができない。そのため、係る樹脂製のホック鋲部を商品パッケージに採用することにより、店舗に陳列された商品を商品パッケージからカッターやハサミ等の切断工具をしないで取出すことが困難となる。そのため、悪意者による不正な商品の取出し及び傷害等の犯罪事件等に商品を利用する可能性が低くなる。なお、パッケージ本体部、蓋部、及び延出部を形成する素材は、特に限定されないが、立体的な筺体状の商品パッケージを折畳んで形成するために、ポリエチレンテレフタレート樹脂のような樹脂製のシート部材、或いは紙素材からなるものを用いることが好適である。なお、収納された商品を視認しやすくするために、樹脂製のシート部材の場合は、透明性状を呈する素材を用いるものが特に好適である。
一方、本発明の商品パッケージは、商品の収納される略筐体状の商品収納部、及びパッケージ前面部及び前記パッケージ後面部を貫設する一対の第二貫通孔を有するパッケージ本体部と、前記パッケージ本体部の商品取出口を閉塞部、及び前記閉塞部の一端から前記パッケージ本体部の内側に曲折され、前記パッケージ後面部に設けられた前記第二貫通孔と相対する第一貫通孔が穿設された曲折部を有する蓋部と、前記パッケージ前面部に設けられた第二貫通孔、互いに相対して位置する前記第一貫通孔及び前記パッケージ後面部の前記第二貫通孔に前記商品収納部の一部を貫通して挿入される挿軸部、及び前記挿軸部の両軸端に設けられた一対の挟止部を有し、前記パッケージ前面部及び前記パッケージ後面部の間で前記曲折部の移動を禁止する樹脂製のホック鋲部と」を具備して主に構成されている。
したがって、本発明の商品パッケージは、曲折部をパッケージ本体部の内側に曲折させ、曲折部とパッケージ本体部のパッケージ前面部及びパッケージ後面部にホック鋲部を貫通させ、内側に曲折された曲折部によって商品取出口が開口しないような構成を有して構成されている。すなわち、前述した商品パッケージと異なり、延出部に係る構成を必要とすることがない。また、使用されるホック鋲部の挿軸部は、パッケージ本体部の本体厚以上の長さのものが必要とされることは言うまでもない。これにより、略筐体状の商品パッケージからの手のみでの商品の取出しが困難となる。
一方、本発明の商品パッケージは、「収納する商品または商品を格納する商品トレーの少なくとも一部の外観形状に略一致するように膨張させた収納空間を有するブリスター包装型の商品パッケージであって、前記収納空間の形成された商品収納部及び前記商品収納部の周囲に形成され、少なくとも一つの第一貫通孔が穿設された収納基部を有する収納本体部と、前記収納基部と当接した状態で前記第一貫通孔と相対する位置に穿設された第二貫通孔を有し、前記収納本体部に取付けられる平板状の基台部と、互いに相対して位置する前記第一貫通孔及び前記第二貫通孔に挿入される挿軸部、及び前記挿軸部の両軸端に設けられた一対の挟止部を有し、前記収納本体部及び前記基台部を挟止する樹脂製のホック鋲部と」を主に具備して構成されている。
ここで、ブリスター包装とは、前述したように商品等の外観形状に応じて膨張させた商品収納部を有するものであり、商品を包装し、陳列する際に使用されている最も一般的な態様のものである。
したがって、本発明の商品パッケージによれば、既存のブリスター包装型の商品パッケージの収納本体部及び基台部の当接状態を維持し、商品を容易に取出さないために、第一貫通孔及び第二貫通孔に挿入された挿軸部を有するホック鋲部が用いられる。ここで、ブリスター包装の商品パッケージは、商品等の外観形状に合わせて膨張された収納空間を有する商品収納部の周囲に、必ず基台部に相当する台紙(厚紙)と当接する当接面を有する収納基部が形成されている。そのため、係る収納基部及び台紙にそれぞれ第一貫通孔及び第二貫通孔を設けることにより、従来は使用されていなかったスペースを有効に活用し、当接状態を維持することが可能となる。
さらに、本発明の商品パッケージは、上記構成に加え、「前記ホック鋲部によって挟止される延出部及び曲折部の間、パッケージ後面部及び曲折部の間、または収納本体部及び基台部の少なくともいずれか一つに手指が挿入されることを防止する手指挿入防止部を」具備するものであっても構わない。
したがって、本発明の商品パッケージによれば、ホック鋲部によって当接された延出部及び曲折部等の間に手指を挿入し、当接状態を解除しようとする動作を防ぐ手指挿入防止部が設けられている。ここで、具体的に説明すると、手指挿入防止部は、例えば、商品パッケージを形成する際に、商品パッケージを構成する樹脂製のシート部材を利用し、延出部及び曲折部の互いの辺縁を該シート部材によって被覆するものや、シート部材を折返すことにより、収納本体部及び基台部の辺縁が係る折返された部位で構成されるようにすることが想定される。
さらに、本発明の商品パッケージは、上記構成に加え、「前記ホック鋲部は、前記挿軸部、及び前記挿軸部の一端に取設され、前記第一貫通孔及び前記第二貫通孔より広径に形成された軸頭部を有するオス鋲部と、前記挿軸部の軸先端径よりも少なくとも一部が狭径のリング孔径を有し、弾性変形によって前記挿軸部に嵌合されるリング状のメス鋲部とをさらに具備して構成され、前記挿軸部は、前記軸先端径よりも略中央付近が縮径し、前記メス鋲部が嵌合される凹溝部を有し、前記凹溝部に嵌合された前記メス鋲部の嵌合方向と逆方向への移動を規制し、嵌合状態の解除を禁止する解除禁止手段と」を具備するものであっても構わない。
したがって、本発明の商品パッケージによれば、挿軸部に取設された軸頭部を有するオス鋲部と、挿軸部に嵌合されるメス鋲部とによって曲折部及び延出部等の当接状態が保持される。なお、軸頭部及びメス鋲部がそれぞれ前述の一対の挟止部に相当する。さらに、本発明に使用されるホック鋲部は、メス鋲部の嵌合方向とは逆方向への移動を規制する解除禁止手段が設けられている。すなわち、弾性変形によって嵌合されたメス鋲部は、再び弾性変形させたとしても嵌合を解除することができない仕掛けが施されている。例えば、軸径が縮径した凹溝部の溝壁部分をメス鋲部の嵌合方向に若干傾斜させる構成とすることにより、嵌合方向と逆方向への移動が規制され、一度、凹溝部に嵌合されたメス鋲部は、かかる嵌合状態を容易に解除することができなくなる。すなわち、解除が禁止されることとなる。その結果、一度、凹溝部と嵌合した第二挟止部は二度と元に戻らなくなり、係る部位をハサミ等の切断工具で切断するしかない。すなわち、ホック鋲部によって曲折部及び延出部が当接状態にされたものは、該ホック鋲部を破壊しないかぎり、係る当接状態を解除することができない。そのため、店舗内等で商品を取出すことができる可能性が低くなる。
さらに、本発明の商品パッケージは、上記構成に加え、「前記パッケージ本体部、前記蓋部、及び前記延出部は、一枚の樹脂製のシート部材から形成されている」ものであっても構わない。
したがって、本発明の商品パッケージによれば、一枚のシート部材を利用し、予め指定された折曲線に従って折曲げることにより、立体的な商品収納部を有する商品パッケージを構築することが可能となる。
さらに、本発明の商品パッケージは、上記構成に加え、「前記商品収納部に収納される前記商品は、刃物類及び工具類の少なくともいずれか一方である」ものであっても構わない。
したがって、本発明の商品パッケージによれば、ホック鋲部によって蓋部の曲折部と延出部との当接状態が強固に保持されるため、手などによって容易に商品収納部から商品を取出すことができない。特に、包丁、カッター、のこぎり、ハサミ等の刃物類、或いはドリル刃、ドライバー、ノミ、キリ等の工具類を商品として本発明の商品パッケージに収納することにより、店舗内等における傷害事件に該商品が使用される可能性が低くなる。
本発明の効果として、樹脂製のホック鋲部を利用し、曲折部及び延出部を表裏から挟止めし、当接させることができる。特に、オス鋲部及びメス鋲部からなるホック鋲部は、一度嵌合されると、手では簡単に嵌合状態を解除することができなくなるため、商品収納部からの商品の取出しを防止することができる。その結果、店舗内における包丁等の刃物類或いは工具類を利用した傷害事件等の発生を未然に防止することが可能となる。加えて、商品パッケージに収納されたままの商品は、比較的嵩張るため、万引き等の不正行為を抑止することも可能となる。
以下、本発明の第一実施形態である商品パッケージ1について、図1乃至図4に基づいて説明する。ここで、図1は第一実施形態の商品パッケージの構成を示す正面図であり、図2は商品パッケージ1の構成を示す右側面図であり、図3は商品パッケージ1の構成を示す展開図であり、図4(a)は当接状態を示す要部拡大断面図であり、(b)ホック鋲部2a,2bの概略構成を示す説明図である。ここで、第一実施形態の商品パッケージ1は、商品収納部3に商品として包丁4を収納するものとし、ホームセンター等の店舗内に吊下げ支持されて陳列されるケースについて説明を行うものとする。
本実施形態の商品パッケージ1は、図1乃至図4に示すように、上端及び下端のそれぞれに商品取出口5a,5bを有し、商品収納部3が形成された略筐体形状(略直方体形状)のパッケージ本体部6と、パッケージ本田部6の上部商品取出口5aを閉塞する上部閉塞部7a及び上部閉塞部7aの端部8から曲折された上部曲折部9aを有する上蓋部10aと、同様に下部商品取出口5bを閉塞する下部閉塞部7b及び下部閉塞部7bの端部8から曲折された下部曲折部9bを有する下蓋部10bと、パッケージ本体部6の上端から延設された上部延出部12aと、パッケージ本体部6の下端から延設された下部延出部12bと、上部曲折部9a及び上部延出部12aを積重するように当接させ、表裏(表:図2における紙面左方に相当、裏:図2における紙面右方に相当)から挟み込んで保持する左右一対の上部ホック鋲部2aと、下部曲折部9b及び下部延出部12bを積重するように当接させ、表裏(上記と同様)から挟み込んで保持する左右一対の下部ホック鋲部2bとを具備している。
さらに詳細に説明すると、蓋部10a,10bの曲折部9a,9bには、それぞれ一対の第一貫通孔16が穿設されている。一方、延出部12a,12bには、曲折部9a,9bと積重するように当接した際に、上記の第一貫通孔16と相対する位置に、略同径の第二貫通孔17がそれぞれ第一貫通孔16に相対するように穿設されてる。なお、図4(a)に示すように、上部延出部12aは、上端18aで折返しが行われ、上部シート部材19a及び下部シート部材19bの間に上部曲折部9aが挟まれた状態で構成されている。そのため、第二貫通孔17は上下に重なった二層構造の上部延出部12aを構成するシート部材19a,19bに対してそれぞれ設けられている。すなわち、組立て前の上部延出部12aには計4つの第二貫通孔17が設けられている(図3参照)。なお、下部延出部12bも同様に下端18bで折返され、下部曲折部9bをシート部材19a,19bで挟んだ状態で形成されている。
一方、曲折部9a等及び延出部12a等が積重し、当接した状態を保持するためのホック鋲部2a,2bについて、具体的に説明すると、図4に示すように、第一貫通孔16及び第二貫通孔17よりも小さい狭径の軸端20を有し、軸端20から僅かにテーパー状に形成された挿軸部21、及び挿軸部12の他端(軸端20と相対する端に相当)に取設された略円板形状の軸頭部22を有するオス鋲部14と、挿軸部21の軸径よりも小さいリング孔径23を有し、弾性変形によって挿軸部21に嵌合される円環状(リング状)のメス鋲部24とによって主に構成されている。ここで、挿軸部21及び軸頭部22のオス鋲部14、及びメス鋲部24は、いずれもポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂などの応力に対して比較的強い力学的特性を有する樹脂によって形成されている。そして、挿軸部21及び軸頭部22のオス鋲部14は、金型によって一体化して成型され、一方、メス鋲部24はオス鋲部14に対して独立して成型されている。すなわち、ホック鋲部2a,2bは、それぞれ二つの部材によって構成されている。
さらに、挿軸部21は、図4(a)及び図4(b)に示すように中央が軸端20よりも縮径した凹溝部25を有して構成されている。さらに、前述したように、軸端20から凹溝部25に向かうに従って軸径が拡開するようにテーパ状に形成され、さらに凹溝部25の溝壁15はメス鋲部24の嵌合方向に向かって僅かに傾斜して形成されている(図4(b)参照)。ここで、上部閉塞部7a及び下部閉塞部7bが本発明の閉塞部に相当し、上部曲折部9a及び下部曲折部9bが本発明の曲折部に相当し、上蓋部10a及び下蓋部10bが本発明の蓋部に相当し、上部延出部12a及び下部延出部12bが本発明の延出部に相当し、軸端20がテーパ形状に形成された挿軸部21及び凹溝部25の溝壁15が本発明における解除禁止手段に相当する。
加えて、第一実施形態の商品パッケージ1は、その他の構成として、曲折部9a,9b及び延出部12a,12bの辺縁をカバーするガード部材31がそれぞれ取付けられている。さらに、折返される上部延出部12aの先端には挿込片32が設けられ、一方、上部蓋部10aの上部閉塞部7a及び上部曲折部9aの曲折部分には、該挿込片32が挿入される挿込孔33が設けられている。なお、同様に下部曲折部9b及び下部延出部12bにも挿込片32及び挿込孔33の構成が設けられている。ここで、ガード部材31が第一実施形態の手指挿入防止部に相当する。
さらに、本実施形態の商品パッケージ1は、その他の構成として、該商品パッケージ1を店舗等に吊下げ支持し、ディスプレイするための吊下用の吊下孔26が上部延出部12aのシート部材19a、19bにそれぞれ設けられている。なお、実際の使用においては、略直方体形状に形成された商品収納部3の内部に、商品としての包丁4が商品収納部3内で移動することを防ぐために、包丁4の形状に繰抜かれた商品トレー部(図示しない)が挿入されている。これにより、係る商品トレー部及びパッケージ本体部6の間で包丁4を保持し、係る商品収納部3内での商品の移動を不可能なものとしている。
ここで、パッケージ本体部6、蓋部10a,10b、及び延出部12a,12bは、ポリエチレンテレフタレート樹脂をシート状にした一枚の透明の部材によって構成されている(図3参照)。そして、これを予め規定した折曲線28に沿って90°ずつ折曲げることにより、立体的な筺形状のパッケージ本体部6等を有する商品パッケージ1を構成することができる。ここで、上蓋部10aの曲折部9aは、図4(a)に示すように、通常の筺形状のパッケージを製作する場合と異なり、商品取出口5aを閉塞する上部閉塞部7aに対して90°外側に向かって、換言すると上部延出部12aの側に向かって曲折されている。なお、同様に下部曲折部9bも外側に向かって曲折されている。なお、上部延出部12aの上端18については、前述したように180°曲折され、折返された状態となっており(図4(a)参照)、同様に下部延出部12bも下部曲折部9bの周囲を包み込むようにした折畳まれている(図示しない)。なお、係る組み立て作業を行う前に包丁4を予め商品収納部3に相当する箇所に収納しておく必要があることは当然のことである。
そして、折曲線28に沿って所定方向に曲折した後に、上部曲折部9aの第一貫通孔16と上部延出部12aの第二貫通孔17の位置を合わせ、さらに第一挟止部22と取設した挿軸部21を軸端20から係る第一貫通孔16及び第二貫通孔17に挿入する。これにより、挿軸部21によって上部曲折部9a及び上部延出部12aが互いに横方向(図4(a)における紙面左右方向に相当)に移動する動きが規制される。そして、貫通孔16,17に挿入された挿軸部21の軸端20にメス鋲部24の内径部29を合わせ、上部曲折部9a及び上部延出部12aを挟込むようにして軸端20から凹溝部25に向かう嵌合方向に力を加える。ここで、メス鋲部24の内径部29は、軸端20よりも狭径に形成されているため、上記操作を行うことにより、樹脂製のメス鋲部24は弾性変形し、徐々にそのリング孔径を拡げながら凹溝部25まで到達する。このとき、軸端20はテーパ形状に形成されているため、係る操作はさらに行い易くなる。
その後、メス鋲部24は、軸端20よりも縮径した凹溝部25に到達すると、弾性復帰し、元のリング孔径に戻る。その結果、メス鋲部24が挿軸部21に嵌合することとなる。このとき、軸頭部22及びメス鋲部24は、いずれも貫通孔16,17の孔径よりも大きな径の円板体として形成されているため、ホック鋲部2a,2bによって上部曲折部9a及び上部延出部12aを積層するように当接させた状態が保持される。加えて、メス鋲部24の嵌合を解除しようとしても凹溝部25の溝壁15、すなわち、軸径が変化する箇所でメス鋲部24の内径部29が引っ掛かるため、嵌合方向に傾斜した溝壁15を乗り越えて挿軸部21から外れることができない。また、リング孔径を拡径しようとすることも困難である。したがって、一度、嵌合状態になったホック鋲部2aを再び元の二つの構成部材に戻すことは不可能である。そのため、上述した当接状態が継続して保持される。すなわち、ホック鋲部2aを破壊しない限り、係る保持を解除することができない。さらに、残りの3箇所に対して、上記と同様の操作を行うことにより、商品(包丁4)を商品収納部3に収容した状態で商品パッケージ1が完成する。
以上説明したように、第一実施形態の商品パッケージ1は、ホック鋲部2a,2bによって、曲折部9a等及び延出部12a等を積重し、当接した状態を保持することが可能となる。これにより、包丁4を陳列した場合であっても、容易に取り出すことができなくなる。そのため、包丁4を利用して店舗内で傷害事件等が発生する可能性を低く抑えることができる。さらに、商品パッケージ1は、包丁4に比して嵩張る容積を有するものであり(図1参照)、万引き等の不法行為を未然に防ぐ抑止効果を併せて有している。
次に、本発明の第二実施形態の商品パッケージ40について、図5に基づいて説明する。なお、第二実施形態の商品パッケージ40において、前述した第一実施形態の商品パッケージ1と略同一の構成を有するものは、同一番号を付し、説明を省略するものとする。ここで、図5は商品パッケージ40の構成を示す要部拡大断面図である。また、図5において、商品パッケージ40の上部近傍を図示したが、同様に下部近傍も同様の構成を有している。
図5に示すように商品パッケージ40は、全体が筐体状に形成されている。そして、包丁等の刃物類の商品(図示しない)を収納する商品収納部3を有するパッケージ本体部41と、パッケージ本体部41の上部商品取出口42を閉塞する上部閉塞部43及び上部閉塞部43の一端からパッケージ本体部41の方向に曲折された上部曲折部44を有する上蓋部45と、パッケージ本体部41のパッケージ前面部46、パッケージ後面部47、及び上部曲折部44を貫通する挿軸部48を有するホック鋲部49とを具備して主に構成されている。
さらに、詳細に説明すると、パッケージ本体部41のパッケージ前面部46及びパッケージ後面部47には、互いに相対するように第二貫通孔50が穿設されている。一方、上部蓋部45の上部曲折部44には、パッケージ後面部47と当接した際に第二貫通孔50と相対する位置に第一貫通孔51が穿設されている。そして、係る第一貫通孔51及び第二貫通孔50を貫き通すようにホック鋲部49の挿軸部48が挿入されている。すなわち、この挿軸部48はパッケージ本体部41の厚さ、換言すれば、商品パッケージ40のパッケージ厚さよりも僅かに長く、パッケージ後面部47から一部が突出した状態となっている。なお、挿軸部48の一端には軸頭部22が設けられ、オス鋲部52が形成されている。一方、挿軸部48に嵌合可能にメス鋲部24が設けられている。なお、オス鋲部52及びメス鋲部24からなるホック鋲部49による嵌合及び嵌合状態の解除の詳細については既に説明したため、ここでは詳細な説明は省略する。
以上説明したように、第二実施形態の商品パッケージ40は、第一実施形態の商品パッケージ1と比較し、第二貫通孔17を有する延出部12a等に係る構成を有さず、代わりに第二貫通孔50がパッケージ前面部46及びパッケージ後面部47に設けられ、商品パッケージ40の商品収納部3を貫くようにしてホック鋲部49が取付けられているものである。これにより、上記の商品パッケージ40と同様に、ホック鋲部49のオス鋲部52とメス鋲部24とが弾性変形によって嵌合し、手では係る嵌合が容易に解除することができなくなる。そのため、店舗等で陳列された場合でも不正に商品の取出がなされる可能性を軽減することができる。その結果、店舗内の商品を使用した傷害事件等の発生、或いは万引き等の犯罪行為を抑止することができる。さらに、第一実施形態の商品パッケージ1のように、延出部12a等が必要とならないため、筐体状の包装に適した商品に特に有効である。なお、当然のことながら、従来のように店舗に吊下げて陳列されるような場合は、通常の吊下タイプの包装のように吊下孔を有する延出部を設けるものであってももちろん構わない。
次に、本発明の第三実施形態の商品パッケージについて説明する。なお、第三実施形態の商品パッケージの要部構成は、前述した第一実施形態及び第二実施形態の商品パッケージ1等と略同一であるため、ここでは説明を簡略化するために図示を省略する。すなわち、第三実施形態の商品パッケージは、第一実施形態等の商品パッケージ1等と比して、商品(例えば、包丁4)を収納する商品収納部が商品等の外観形状に略一致するように膨張させて形成した収納空間を有するブリスター包装型の商品パッケージとして構成されているものである。
したがって、第三実施形態の商品パッケージは、商品収納部の周囲に形成され、第一実施形態等の商品パッケージ1等と略同一の第一貫通孔が穿設された平板状の収納基部を有する収納本体部と、収納基部と当接した状態で第一貫通孔に相対する位置に穿設された第二貫通孔を有し、平板状の厚紙によって構成される基台部とを具備して構成されている。そして、第一貫通孔及び第二貫通孔に前述のホック鋲部が取付けられ、収納本体部及び基台部を挟込むようにして係る当接状態を保持することが行われる。これにより、収納本体部と基台部との当接状態がホック鋲部によって保持される。そして、ホック鋲部を手の力のみで解除することはできないため、上記の第一実施形態及び第二実施形態の商品パッケージと同様の効果を奏することができる。さらに、ブリスター包装は、一般的に使用されている技術であり、既存の製造設備をそのまま流用し、第一貫通孔及び第二貫通孔をそれぞれ設け、ホック鋲部を取付けるだけの簡単な設計変更によって大きな効果を得ることができる。すなわち、設計変更によって製造コストが増加するような問題を生じることがない。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
すなわち、第一実施形態乃至第三実施形態において、それぞれ筐体状の商品パッケージ或いはブリスター包装型の商品パッケージの一例を示したがこれに限定されるものではなく、ホック鋲部を既存の商品パッケージの態様に応用することも可能である。すなわち、ブリスター包装型と同様に多く用いられている所謂「ダブルパック型」の商品パッケージに適用することも可能である。これは、樹脂製のシート部材を略中央付近で折畳み可能に形成され、商品を周囲から挟込んで包装するものである。そのため、少なくとも一部において互いに対向するシート部材が当接している箇所が存在する。そこで、係る当接部位にそれぞれ第一貫通孔及び第二貫通孔を設け、さらに第一実施形態等の商品パッケージ1で用いたホック鋲部2a,2bで少なくとも一箇所を挟止めすることにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
或いは、通常の商品パッケージ(パッケージ本体部)の周囲に消しゴムケースのような両端が開放されたケース部を設け、該ケース部の前面及び後面を貫通するようにホック鋲部を取付けたものであっても構わない。すなわち、第二実施形態の商品パッケージ40において、上蓋部45及び下蓋部(図示しない)を除去した構成のケース部を作成し、該ケース部の互いの両端にそれぞれ取付けられたホック鋲部49の間に既存の商品パッケージ、換言すれば、開封防止対策のなされていない商品パッケージ(パッケージ本体部等)を収容する構成にすることもできる。これにより、ホック鋲部49によって内部の商品パッケージに手指が到達することができなくなり、商品の取出しが困難となる。
また、第一実施形態等の商品パッケージ1等において、商品収納部3に収納される商品として、包丁4を例示したが、もちろんこれに限定されるものではない。すなわち、店舗等に陳列した際に、不正に商品を取出し、店舗内で買い物客を傷つける等の可能性の高いナイフ、カッター、ハサミ等の刃物類、或いはノコギリ、キリ、ドリル、及びドライバー等の工具類、カマ等の農機具類等に対して適用することが可能となる。この場合、個々の商品のサイズ及び形状に合わせて商品パッケージを任意のサイズ等にすることは当然である。
さらに、上記刃物類や工具類等以外にも、市場に流通している全ての商品に対して適用することも可能である。これにより、商品を取出し、比較的嵩を低くした状態でカバンの中に入れる万引き等の犯罪行為を未然に防ぐこともできるようになる。
商品パッケージの構成を示す正面図である。 商品パッケージの構成を示す右側面図である。 商品パッケージの構成を示す展開図である。 (a)保持状態を示す要部拡大断面図であり、(b)ホック鋲部の構成を示す説明図である。 商品パッケージの構成を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
1,40 商品パッケージ
2a 上部ホック鋲部(ホック鋲部)
2b 下部ホック鋲部(ホック鋲部)
3 商品収納部
4 包丁(商品)
5a,42 上部商品取出口(商品取出口)
5b 下部商品取出口(商品取出口)
6,41 パッケージ本体部
7a,43 上部閉塞部(閉塞部)
7b 下部閉塞部(閉塞部)
8 端部
9a,44 上部曲折部(曲折部)
9b 下部曲折部(曲折部)
10a,45 上蓋部(蓋部)
10b 下蓋部(蓋部)
12a 上部延出部(延出部)
12b 下部延出部(延出部)
14 オス鋲部
15 溝壁
16,51 第一貫通孔
17,50 第二貫通孔
20 軸端
21,48 挿軸部
22 軸頭部
23 リング孔径
24 メス鋲部
25 凹溝部
28 折曲線
31 ガイド部材(手指挿入防止部)
32 挿込片
46 パッケージ前面部
47 パッケージ後面部
49 ホック鋲部

Claims (7)

  1. 商品の収納される商品収納部を有するパッケージ本体部と、
    前記パッケージ本体部の商品取出口を閉塞部、及び前記閉塞部の一端から曲折され、少なくとも一つの第一貫通孔が穿設された曲折部を有する蓋部と、
    前記パッケージ本体部から延設され、前記蓋部の前記曲折部と当接した状態で前記第一貫通孔に相対する位置に穿設された第二貫通孔を有する延出部と、
    互いに相対して位置する前記第一貫通孔及び前記第二貫通孔に挿入される挿軸部、及び前記挿軸部の両軸端に設けられた一対の挟止部を有し、前記延出部及び前記曲折部を挟止する樹脂製のホック鋲部と
    を具備することを特徴とする商品パッケージ。
  2. 商品の収納される略筐体状の商品収納部、及びパッケージ前面部及び前記パッケージ後面部を貫設する一対の第二貫通孔を有するパッケージ本体部と、
    前記パッケージ本体部の商品取出口を閉塞部、及び前記閉塞部の一端から前記パッケージ本体部の内側に曲折され、前記パッケージ後面部に設けられた前記第二貫通孔と相対する第一貫通孔が穿設された曲折部を有する蓋部と、
    前記パッケージ前面部に設けられた第二貫通孔、互いに相対して位置する前記第一貫通孔及び前記パッケージ後面部の前記第二貫通孔に前記商品収納部の一部を貫通して挿入される挿軸部、及び前記挿軸部の両軸端に設けられた一対の挟止部を有し、前記パッケージ前面部及び前記パッケージ後面部の間で前記曲折部の移動を禁止する樹脂製のホック鋲部と
    を具備することを特徴とする商品パッケージ。
  3. 収納する商品または商品を格納する商品トレーの少なくとも一部の外観形状に略一致するように膨張させた収納空間を有するブリスター包装型の商品パッケージであって、
    前記収納空間の形成された商品収納部及び前記商品収納部の周囲に形成され、少なくとも一つの第一貫通孔が穿設された収納基部を有する収納本体部と、
    前記収納基部と当接した状態で前記第一貫通孔と相対する位置に穿設された第二貫通孔を有し、前記収納本体部に取付けられる平板状の基台部と、
    互いに相対して位置する前記第一貫通孔及び前記第二貫通孔に挿入される挿軸部、及び前記挿軸部の両軸端に設けられた一対の挟止部を有し、前記収納本体部及び前記基台部を挟止する樹脂製のホック鋲部と
    を具備することを特徴とする商品パッケージ。
  4. 前記ホック鋲部によって挟止される延出部及び曲折部の間、パッケージ後面部及び曲折部の間、または収納本体部及び基台部の少なくともいずれか一つに手指が挿入されることを防止する手指挿入防止部をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の商品パッケージ。
  5. 前記ホック鋲部は、
    前記挿軸部、及び前記挿軸部の一端に取設され、前記第一貫通孔及び前記第二貫通孔より広径に形成された軸頭部を有するオス鋲部と、
    前記挿軸部の軸先端径よりも少なくとも一部が狭径のリング孔径を有し、弾性変形によって前記挿軸部に嵌合されるリング状のメス鋲部と
    をさらに具備して構成され、
    前記挿軸部は、
    前記軸先端径よりも略中央付近が縮径し、前記メス鋲部が嵌合される凹溝部を有し、
    前記凹溝部に嵌合された前記メス鋲部の嵌合方向と逆方向への移動を規制し、嵌合状態の解除を禁止する解除禁止手段と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の商品パッケージ。
  6. 前記パッケージ本体部及び前記蓋部は、
    一枚の樹脂製のシート部材から形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の商品パッケージ。
  7. 前記商品収納部に収納される前記商品は、
    刃物類及び工具類の少なくともいずれか一方であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の商品パッケージ。
JP2006013338A 2006-01-23 2006-01-23 商品パッケージ Active JP3946235B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006013338A JP3946235B1 (ja) 2006-01-23 2006-01-23 商品パッケージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006013338A JP3946235B1 (ja) 2006-01-23 2006-01-23 商品パッケージ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006339403A Division JP2007198591A (ja) 2006-12-18 2006-12-18 商品パッケージ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3946235B1 JP3946235B1 (ja) 2007-07-18
JP2007191210A true JP2007191210A (ja) 2007-08-02

Family

ID=38344676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006013338A Active JP3946235B1 (ja) 2006-01-23 2006-01-23 商品パッケージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3946235B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102574603A (zh) * 2009-07-01 2012-07-11 吴振东 具有防伪功能的包装容器
KR101376004B1 (ko) 2012-05-21 2014-03-19 유하정판 주식회사 포장박스
JP2017128394A (ja) * 2010-07-19 2017-07-27 キーストーン フォールディング ボックス カンパニーKeystone Folding Box Co. チャイルドレジスタントおよびシニアフレンドリー機能を有する環境に優しい丸薬ディスペンサブリスターパッケージ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102574603A (zh) * 2009-07-01 2012-07-11 吴振东 具有防伪功能的包装容器
JP2012531371A (ja) * 2009-07-01 2012-12-10 振東 呉 偽封防止効果を有する包装容器
JP2017128394A (ja) * 2010-07-19 2017-07-27 キーストーン フォールディング ボックス カンパニーKeystone Folding Box Co. チャイルドレジスタントおよびシニアフレンドリー機能を有する環境に優しい丸薬ディスペンサブリスターパッケージ
KR101376004B1 (ko) 2012-05-21 2014-03-19 유하정판 주식회사 포장박스

Also Published As

Publication number Publication date
JP3946235B1 (ja) 2007-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9975682B2 (en) Jewelry display hanger with security tag
US8550250B2 (en) Reclosable one time security trap seal blister package
US20060249522A1 (en) Reusable container for retail display of electric cable components
US20070114153A1 (en) Display package constructions
US20150021224A1 (en) Packaging with pre-formed plastic web including user-graspable tear tab
US6152299A (en) Reusable display package for shanked tool or other display item
US5626226A (en) Tamper-resistant, point-of-sale, article display package
EP3475185A1 (en) Protective razor package
US6398026B1 (en) Protective package
JP3946235B1 (ja) 商品パッケージ
US20080011637A1 (en) Display Package with Plastic Sleeve and Interlocking Insert Tray
US6161693A (en) Reusable display package for circular blade or other display item
US11993420B2 (en) Storage and display assembly for a personal care product
US20140318999A1 (en) Packaging and Methods for Displaying Tools
US20200108986A1 (en) Packaging System with Opening for Product Access
US11414235B2 (en) Consumer product package and method of assembly
JP2007198591A (ja) 商品パッケージ
US11577896B2 (en) Packaging device
JP4490909B2 (ja) 突出ラベル付き容器収納箱
US20090120817A1 (en) Enclosure Assembly and Method
WO2023039873A1 (en) Storage and display assembly for a personal care product
US20230129219A1 (en) Consumer product package
US20150307226A1 (en) Package for storing a product
CN108496208B (zh) 具有防盗功能的销售点组件及其方法
JP2020045108A (ja) 合成樹脂製袋及びその使用方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3946235

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160420

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250