JP2007187083A - 小規模水力発電装置 - Google Patents

小規模水力発電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007187083A
JP2007187083A JP2006005791A JP2006005791A JP2007187083A JP 2007187083 A JP2007187083 A JP 2007187083A JP 2006005791 A JP2006005791 A JP 2006005791A JP 2006005791 A JP2006005791 A JP 2006005791A JP 2007187083 A JP2007187083 A JP 2007187083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
inlet
screen
state
foreign matter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006005791A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Saito
伸浩 齊藤
Akira Shiozaki
明 塩崎
佳敬 ▲高▼橋
Yoshitoshi Takahashi
Hideki Sakurai
秀樹 櫻井
Takashi Nozaki
隆 野▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
Priority to JP2006005791A priority Critical patent/JP2007187083A/ja
Publication of JP2007187083A publication Critical patent/JP2007187083A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Hydraulic Turbines (AREA)

Abstract

【課題】簡素な構造でコスト増を抑制できる小規模水力発電装置の提供。
【解決手段】水路中に設置される取水口で取水した水から異物を除去する異物除去タンク15が、取水口で取水した水を流入させる流入口31と、流入口31から流入した水を発電装置に送る導水口32と、流入口31から流入した水を排出させる排出口33と、導水口32を開き且つ排出口33を閉じる導水状態と導水口32を閉じ且つ排出口33を開く洗浄状態とに切り替わる弁機構47と、弁機構47が導水状態にあるとき流入口31と導水口32との間にあって流入口31側から導水口32側に向かう方向に水を通水させるスクリーン44とを有し、このスクリーン44が、弁機構47の導水状態から洗浄状態への切り替えに連動して回動することにより、流入口31と排出口33との間に位置して前記方向とは逆方向に水を通水させる状態に切り替わる。
【選択図】図3

Description

本発明は、水力を利用して発電を行う小規模水力発電装置に関する。
水力発電装置として、例えば水力で水車を回転させて発電を行うものがある。水車を用いる場合には、異物の水車への進入を防ぐ必要があり、このために水車の上流側に異物除去用のスクリーンを配置することになる。このようなスクリーンは、異物で徐々に閉塞されることになるため、所定のタイミングで異物を排除する必要がある。このような異物の排除のために、水車への導水管に入口弁を設け、この入口弁よりも下流側にスクリーンを設けて、入口弁の上流側とスクリーンの下流側とを開閉弁を備えた第1のバイパス管で接続し、さらに入口弁の下流側でスクリーンの上流側部分と水車よりも下流の部分とを開閉弁を備えた第2のバイパス管で接続したものがある(例えば特許文献1)。この装置は、通常は入口弁を開き、バイパス管の両開閉弁を閉状態として水車に水を流し、異物を除去する逆洗時には、ガイドベーンおよび入口弁を閉じてバイパス管の両開閉弁を開状態として第1のバイパス管からスクリーンに逆向きに水を流してスクリーンから異物を剥離させ第2のバイパス管から水車よりも下流側に異物を排出させるようになっている。また、その他に、水車を逆転させてスクリーンの異物を除去するものもある(特許文献2)。
特開昭63−97876号公報 特開2005−188349号公報
上記のいずれの装置においても、スクリーンの異物除去のために複雑な構造が必要でコストが増大してしまうという問題があった。
したがって、本発明は、簡素な構造でコスト増を抑制できる小規模水力発電装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、水路中に設置される取水口と、該取水口で取水した水から異物を除去する異物除去タンクと、該異物除去タンクを通過後の水が流路を介して導入されて該水の水力で発電する発電装置とを有する小規模水力発電装置であって、前記異物除去タンクは、前記取水口で取水した水を流入させる流入口と、該流入口から流入した水を前記発電装置に送る導水口と、前記流入口から流入した水を排出させる排出口と、前記導水口を開き且つ前記排出口を閉じる導水状態と前記導水口を閉じ且つ前記排出口を開く洗浄状態とに切り替わる弁機構と、前記弁機構が前記導水状態にあるとき前記流入口と前記導水口との間にあって前記流入口側から前記導水口側に向かう方向に水を通水させるスクリーンとを有し、該スクリーンが、前記弁機構の前記導水状態から前記洗浄状態への切り替えに連動して回動することにより、前記流入口と前記排出口との間に位置して前記方向とは逆方向に水を通水させる状態に切り替わることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記スクリーンは前記回動で上下反転することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記スクリーンは前記回動で左右反転することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、水路中に設置される取水口と、該取水口で取水した水から異物を除去する異物除去タンクと、該異物除去タンクを通過後の水が流路を介して導入されて該水の水力で発電する発電装置とを有する小規模水力発電装置であって、前記異物除去タンクは、前記取水口で取水した水を流入させる流入口と、該流入口から流入した水を前記発電装置に送る導水口と、前記流入口から流入した水を排出させる排出口と、前記導水口を開き且つ前記排出口を閉じる導水状態と前記導水口を閉じ且つ前記排出口を開く洗浄状態とに切り替わる弁機構と、前記弁機構が前記導水状態にあるとき前記流入口と前記導水口との間にあって前記流入口側から前記導水口側に向かう方向に水を通水させるスクリーンと、該スクリーンに連続するように設けられた仕切板とを有し、該仕切板が、前記弁機構の前記導水状態から前記洗浄状態への切り替えに連動して回動することにより、前記スクリーンを前記流入口と前記排出口との間に位置させて前記方向とは逆方向に水を通水させる状態に切り替えることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において、前記仕切板は前記回動で上下反転することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項4に係る発明において、前記仕切板は前記回動で左右反転することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、弁機構が導水口を開き且つ排出口を閉じる導水状態にあるときスクリーンが流入口と導水口との間にあって流入口側から導水口側に向かう方向に水を通水させることで異物の導水口への移動を規制する一方、弁機構が上記した導水状態から、導水口を閉じ且つ排出口を開く洗浄状態へ切り替えられると、この切り替えに連動してスクリーンが回動することにより、流入口と排出口との間に位置して前記方向とは逆方向に水を通水させる状態に切り替わるため、スクリーンに付着していた異物が逆洗されて排出口から排出されることになる。このように、弁機構の切り替えに連動してスクリーンが回動して通水方向が切り替わるため、簡素な構造となり、コスト増を抑制できる。
請求項2に係る発明によれば、スクリーンが弁機構の導水状態から洗浄状態への切り替えに連動する回動で上下反転することになるため、弁機構が導水状態から洗浄状態へ切り替えられ、この切り替えに連動してスクリーンが回動した際に異物の付着側を下側にすれば、さらに効果的に異物を逆洗できる。
請求項4に係る発明によれば、弁機構が導水口を開き且つ排出口を閉じる導水状態にあるとき仕切板がスクリーンを流入口と導水口との間に位置させて流入口側から導水口側に向かう方向に水を通水させることで異物の導水口への移動を規制する一方、弁機構が上記した導水状態から、導水口を閉じ且つ排出口を開く洗浄状態へ切り替えられると、この切り替えに連動して仕切板が回動することで、スクリーンを流入口と排出口との間に位置させて前記方向とは逆方向に水を通水させる状態に切り替えるため、スクリーンに付着していた異物が逆洗されて排出口から排出されることになる。このように、弁機構の切り替えに連動して仕切板が回動してスクリーンの通水方向を切り替えるため、簡素な構造となり、コスト増を抑制できる。
本発明に係る小規模水力発電装置の第1実施形態を図1〜図5を参照して以下に説明する。
図1は小規模水力発電装置11を示す全体構成図であり、この小規模水力発電装置11は、小川等の高低差を有する水路12に設置される。小規模水力発電装置11は、水路12中に設置される取水口13と、取水口13に一端側が接続された取水口導水管14と、この取水口導水管14の他端側に接続されて取水口13で取水した水から主として土砂を沈降させて除去する沈砂タンク(異物除去タンク)15と、沈砂タンク15に一端側が接続された発電装置導水管(流路)16と、この発電装置導水管16の他端側に接続されこの発電装置導水管16を介して導入された水の水力で発電する発電装置17と、発電装置17を通過後の水を水路12に戻す排水管18とを備えている。取水口13よりも沈砂タンク15が低位に設置され、沈砂タンク15よりも発電装置17が低位に設置されている。
発電装置17は、図2に示すように、上記発電装置導水管16につなげられるケース21と、発電装置導水管16を介してケース21内に導入された水の水力で回転するランナ22とを有するクロスフロー水車(水車)23およびランナ22の回転で駆動される発電機25を有する水力発電装置ユニット26と、発電機25で発電した電力を蓄えるバッテリ27およびインバータを含むコントローラ28を有するコントロールユニット29とを備えている。
この小規模水力発電装置11は、最大出力が1kw以下の小規模のものであり、商用電源のない場所での常用電源として用いることができるもので、例えば、農場用の電源、山小屋および周辺設備の照明および浄化槽用電源、無線中継基地用電源、工事現場用移動電源、獣害防止柵用電源として用いられるものである。
図3および図4に示す沈砂タンク15は、図1に示す取水口導水管14に接続されることで取水口13で取水した水を沈砂タンク15の内部に流入させる流入口31と、発電装置導水管16に接続されることで沈砂タンク15の内部の水を発電装置17に送る導水口32と、沈砂タンク15の内部の水を水路12に戻す排出口33と、沈砂タンク15の内部の水位が高くなると水を外に排出させるオーバーフロー口34とを有している。
沈砂タンク15は、直方体形状をなしており、一の側板36の上部の中央に上記した流入口31が設けられている。この側板36の上部のこの側板36と直交する側板37側に上記したオーバーフロー口34が設けられている。さらに、側板36の下部の中央に対し側板37側に上記した排出口33が設けられており、側板36の下部の中央に対しこの側板36と直交する他の側板38側に上記した導水口32が設けられている。
沈砂タンク15の下部の中央には、底板39から立ち上がり且つ側板36とこれに対向する側板40とを結ぶように無孔長方形状の仕切板42が、側板37,38と平行をなして取り付けられている。この仕切板42は、側板36の排出口33側と導水口32側とを仕切る位置に設けられている。この仕切板42の上縁部には、側板37,38および底板39と平行をなして回動軸43が設けられており、この回動軸43には、この回動軸43を中心に回動可能に金網等のメッシュからなる長方形状のスクリーン44が支持されている。このスクリーン44は、側板36と側板40とを結ぶように設けられている。このスクリーン44の側板36側には、スクリーン44に沿って上方に延出するレバー45が固定されている。さらに、回動軸43には、スクリーン44とは反対側に無孔扇形状をなすシャッタ46がこの回動軸43を中心に回動可能に支持されている。このシャッタ46は常にスクリーン44およびレバー45と一体に回動するもので、側板36に面接触しており、排出口33および導水口32を閉塞可能となっている。
そして、図5(a)に示すように、上記レバー45を側板38側に傾動させた状態では、シャッタ46が導水口32を開き且つ排出口33を閉じる導水状態になるとともに、スクリーン44が流路上の流入口31と導水口32との間にあって流入口31側の面部44aから導水口32側の面部44bに向かう方向に水を通水させる状態となる。このとき、スクリーン44は通水方向入口側の面部44aが上側に向いている。
この状態から、上記レバー45を側板37側に傾動させると、図5(b)に示すように、シャッタ46およびスクリーン44が回動軸43を中心に一体に回動し、シャッタ46が導水口32を閉じ且つ排出口33を開く洗浄状態に切り替わるとともに、スクリーン44が流入口31と排出口33との間に位置して上記方向とは逆方向つまり面部44b側から面部44a側に水を通水させる状態に切り替わる。つまり、スクリーン44が、レバー45、回動軸43およびシャッタ46からなる弁機構47の導水状態から洗浄状態への切り替えに連動して回動することにより、流入口31と排出口33との間に位置して面部44b側から面部44a側に水を通水させる状態に切り替わる。なお、このとき、スクリーン44は通水方向出口側の面部44aが下側に向く(つまり回動前に対し上下反転する)。
他方、この状態から、再び上記レバー45を側板38側に傾動させると、図5(a)に示すように、シャッタ46およびスクリーン44が回動軸43を中心に一体に回動し、シャッタ46が導水口32を開き且つ排出口33を閉じる導水状態に切り替わるとともに、スクリーン44が流入口31と導水口32との間に位置して面部44a側から面部44b側に水を通水させる状態に切り替わる。
このような沈砂タンク15において、発電中は、図5(a)に示すように、レバー45を側板38側に傾動させて、シャッタ46が導水口32を開き且つ排出口33を閉じる導水状態とされ、スクリーン44が流路上の流入口31と導水口32との間にあって流入口31側の面部44aから導水口32側の面部44bに向かう方向に水を通水させる状態となる。その結果、沈砂タンク15内に流入口31側から導水口32側つまりスクリーン44を面部44a側から面部44b側に通過するように水の流れが生じて(図5(a)に二点鎖線の矢印で示す)、導水口32から発電装置17に流れることになる。その際に、沈砂タンク15内に水とともに入り込んだ、木の葉等からなる異物Aがスクリーン44の主として面部44aで導水口32側への移動が規制されることになる。このように仕切板42およびスクリーン44で異物Aの導水口32側への進入が阻止されるため、異物Aが除去された状態の水が沈砂タンク15から発電装置17に流れることになる。
一方、適宜のタイミングでレバー45を反対の側板37側に傾動させると、図5(b)に示すように、シャッタ46およびスクリーン44が回動軸43を中心に一体に回動し、シャッタ46が導水口32を閉じ且つ排出口33を開く洗浄状態に切り替わるとともに、スクリーン44が流入口31と排出口33との間に位置して面部44b側から面部44a側に水を通水させる状態に切り替わる。このとき、スクリーン44は通水方向出口側の面部44bが下側に向く。すると、流入口31側から水が給水されるとともに排出口33から沈砂タンク15内の水が排出されることになり、流入口31側から排出口33側つまり面部44b側から面部44a側に水の流れが生じて(図5(b)に二点鎖線の矢印で示す)、スクリーン44の主として面部44a側に付着していた異物が剥離され、排出口33から外に排出される(つまり逆洗される)。このとき、面部44aが下を向いているため、主としてこの面部44aに付着していた異物が、重力で剥離しやすくなり、スクリーン44が一層良好に逆洗されることになる。
以上のように、第1実施形態では、弁機構47が導水口32を開き且つ排出口33を閉じる導水状態にあるときスクリーン44が流入口31と導水口32との間にあって流入口31側から導水口32側に向かう方向つまり面部44aから面部44bに通過するように水を通水させることで異物の導水口32への移動を規制する一方、弁機構47が上記した導水状態から、導水口32を閉じ且つ排出口33を開く洗浄状態へ切り替えられると、この切り替えに連動してスクリーン44が回動することにより、流入口31と排出口33との間に位置して前記とは逆方向つまり面部44bから面部44aに通過するように水を通水させる状態に切り替わるため、スクリーン44に付着していた異物が逆洗されて排出口33から排出されることになる。このように、弁機構47の切り替えに連動してスクリーン44が回動して通水方向が切り替わるため、簡素な構造となり、コスト増を抑制できる。
また、スクリーン44が弁機構47の導水状態から洗浄状態への切り替えに連動する回動で上下反転することになり、しかも、弁機構47が導水状態から洗浄状態へ切り替えられるとスクリーン44が異物の付着側である面部44aを下側にするため、さらに効果的に異物を逆洗できる。
上記した第1実施形態を以下の変形例1−1〜1−4のように変更することも可能である。
「変形例1−1」
図6に示すように、沈砂タンク15の非対称の位置に仕切板42および弁機構47を設ける。具体的には、流入口31を側板37側にずらすとともに、仕切板42、弁機構47、導水口32および排出口33を反対の側板38側にずらす。そして、弁機構47はレバー45およびスクリーン44が鉛直に沿う状態で導水状態とされ、レバー45を側板37側に倒すと洗浄状態となる。
このような沈砂タンク15において、発電中は、図7(a)に示すように、レバー45が鉛直に沿う状態とされて、シャッタ46が導水口32を開き且つ排出口33を閉じる導水状態とされ、スクリーン44が流路上の流入口31と導水口32との間にあって流入口31側の面部44aから導水口32側の面部44bに向かう方向に水を通水させる状態となる(図7(a)に二点鎖線の矢印で示す)。その結果、沈砂タンク15内に流入口31から給水された水を導水口32から発電装置17に流すことになる。その際に、沈砂タンク15内に水とともに入り込んだ異物のうち土砂等の重量の重い異物Aは沈降して仕切板42で導水口32側への移動が規制され、浮遊する主として木の葉等からなる重量の比較的軽い異物Aがスクリーン44で導水口32側への移動が規制されることになる。このように仕切板42およびスクリーン44で異物の導水口32側への進入が阻止されるため、異物が除去された状態の水が沈砂タンク15から発電装置17に流れることになる。
一方、適宜のタイミングでレバー45を反対の側板37側に傾動させると、図7(b)に示すように、シャッタ46およびスクリーン44が回動軸43を中心に一体に回動し、シャッタ46が導水口32を閉じ且つ排出口33を開く洗浄状態に切り替わるとともに、スクリーン44が流入口31と排出口33との間に位置して面部44b側から面部44a側に水を通水させる状態に切り替わる。このとき、スクリーン44は通水方向出口側の面部44aが下側に向く。すると、流入口31側から水が給水されるとともに排出口33から沈砂タンク15内の水が排出されることになり、流入口31側から排出口33側つまり面部44b側から面部44a側に水の流れが生じて(図7(b)に二点鎖線の矢印で示す)、スクリーン44の主として面部44a側に付着していた異物が剥離され、排出口33から外に排出される(つまり逆洗される)。このとき、面部44aが下を向いているため、主としてこの面部44aに付着していた異物が、重力で剥離しやすくなり、スクリーン44が一層良好に逆洗されることになる。しかも、流入口31から流入した水は、側板37と底板39と仕切板42とで案内されて渦流となり、沈降した異物Aが排出口33から排出され易くなる。
「変形例1−2」
図8に示すように、管路のレイアウトを変更し、導水口32を上記とは別の側板40に設ける。つまり、導水口32を側板40における仕切板42の側板38側に設ける。これに対応して、側板40に面接触するように、回動軸43に、スクリーン44とは反対側に無孔扇形状をなすシャッタ49をこの回動軸43を中心に回動可能に支持させる。このシャッタ49も常にスクリーン44およびレバー45と一体に回動するもので導水口32を閉塞可能となる。また、シャッタ46は排出口33のみを開閉する。
このような沈砂タンク15において、発電中は、レバー45を側板38側に傾動させて、シャッタ49が導水口32を開き且つシャッタ46が排出口33を閉じる導水状態とされるとともに、スクリーン44が流路上の流入口31と導水口32との間にあって流入口31側の面部から導水口32側の面部に向かう方向に水を通水させる状態となる。一方、レバー45を反対の側板37側に傾動させると、シャッタ46およびスクリーン44が回動軸43を中心に一体に回動し、シャッタ49が導水口32を閉じ且つシャッタ46が排出口33を開く洗浄状態に切り替わるとともに、スクリーン44が流入口31と排出口33との間に位置して上記とは逆向きに水を通水させる状態に切り替わる。このとき、スクリーン44は通水方向出口側の面部が下側に向く。
「変形例1−3」
図9に示すように、変形例1−2と同様に、導水口32を開閉するシャッタ49と排出口33を開閉するシャッタ46とを別々に設けるとともに、底板39の仕切板42よりも排出口33側の位置を下げ、さらに排出口33も下げて、沈砂タンク部51を設ける。
「変形例1−4」
図10に示すように、底板39に、導水口32と排出口33とを間に仕切板42を挟むように設けるとともに、導水口32を開閉するシャッタ53と排出口33を開閉するシャッタ54とをリンク機構55を介してスクリーン44に連結させる。具体的に、リンク機構55は、回動軸43と直交するように配置され、回動軸43を中心にスクリーン44と一体に回動する回動アーム56と、回動アーム56の一端側とシャッタ53とを連結させる連結アーム57と、回動アーム56の他端側とシャッタ54とを連結させる連結アーム58とを有している。
このような沈砂タンク15において、発電中は、レバー45を側板38側に傾動させた状態にすることになり、回動アーム56が側板38側を低く側板37側を高くするように回動してシャッタ53を下げて導水口32を開き且つシャッタ54を上げて排出口33を閉じる導水状態とされるとともに、スクリーン44が流路上の流入口31と導水口32との間にあって流入口31側の面部44aから導水口32側の面部44bに向かう方向に水を通水させる状態となる。一方、レバー45を反対の側板37側に傾動させると、スクリーン44および回動アーム56が回動軸43を中心に回動し、シャッタ53を上げて導水口32を閉じ且つシャッタ54を下げて排出口33を開く洗浄状態に切り替わるとともに、スクリーン44が流入口31と排出口33との間に位置して面部44b側から面部44a側に水を通水させる状態に切り替わる。このとき、スクリーン44は通水方向出口側の面部44aが下側に向く。
なお、以上と同様に、運転時と逆洗時とでスクリーン44を通過する水の向きを弁機構47の1アクションで変えるものであれば、流入口31、導水口32、排出口33およびオーバーフロー口34の少なくともいずれか一つの位置を変更等しても構わない。また、レバー45による手動ではなくモータで駆動して弁機構47を切り替えても良い。
次に、本発明に係る小規模水力発電装置の第2実施形態を図11〜図12を参照して以下に第1実施形態との相違部分を中心に説明する。
第2実施形態では第1実施形態に対し沈砂タンクが相違している。図11に示す沈砂タンク61は、半円筒状をなす湾曲側板62と、湾曲側板62の各端部から互いに平行に延出する一対の平板状の側板63,64と、これら側板63,64の湾曲側板62とは反対の各端部同士をつなぐ平板状の側板65とを有しており、湾曲側板62の上部の中央に第1実施形態と同様の流入口31が設けられている。この湾曲側板62と対向する側板65の上部の側板63側に第1実施形態と同様のオーバーフロー口34が設けられている。さらに底板66の中央に対し側板63側に第1実施形態と同様の排出口33が設けられており、底板66の中央に対し側板64側に第1実施形態と同様の導水口32が設けられている。
沈砂タンク61の湾曲側板62の中心位置には回動軸68が鉛直に沿って設けられており、この回動軸68と側板65の中央とを結ぶように無孔長方形状の仕切板69が、側板63,64と平行をなして取り付けられている。この仕切板69は、底板66の排出口33側と導水口32側とを仕切る位置に設けられている。回動軸68には、この回動軸68を中心に回動可能に金網等のメッシュからなる長方形状のスクリーン70が支持されており、このスクリーン70は、回動軸68と湾曲側板62とを結ぶように設けられている。このスクリーン70の湾曲側板62側には、スクリーン70に沿って湾曲側板62よりも外側に延出するレバー71が固定されている。さらに、回動軸68には、スクリーン70とは反対側に無孔扇形状をなすシャッタ73がこの回動軸68を中心に回動可能に支持されている。このシャッタ73は常にスクリーン70およびレバー71と一体に回動するもので、底板66に面接触しており、排出口33および導水口32を閉塞可能となっている。
そして、図12(a)に示すように、上記レバー71を側板64側に位置させた状態では、シャッタ73が導水口32を開き且つ排出口33を閉じる導水状態になるとともに、スクリーン70が流路上の流入口31と導水口32との間にあって流入口31側の面部70aから導水口32側の面部70bに向かう方向に水を通水させる状態となる。その結果、沈砂タンク61内に流入口31側から導水口32側つまりスクリーン70を面部70a側から面部70b側に通過するように水の流れが生じて、導水口32から発電装置17に流れることになる。その際に、沈砂タンク61内に入り込んだ異物がスクリーン70の主として面部70aで導水口32側への移動が規制されることになる。
この状態から、上記レバー45を側板63側に回動させる(つまり左右反転させる)と、図12(b)に示すように、シャッタ73およびスクリーン70が回動軸68を中心に一体に回動し、シャッタ73が導水口32を閉じ且つ排出口33を開く洗浄状態に切り替わるとともに、スクリーン70が流入口31と排出口33との間に位置して上記方向とは逆方向つまり面部70b側から面部70a側に水を通水させる状態に切り替わる。つまり、スクリーン70が、レバー71、回動軸68およびシャッタ73からなる弁機構74の導水状態から洗浄状態への切り替えに連動して回動することにより、流入口31と排出口33との間に位置して面部70b側から面部70a側に水を通水させる状態に切り替わる。その結果、スクリーン70の主として面部70a側に付着していた異物が剥離され、排出口33から外に排出される(つまり逆洗される)。
他方、この状態から、再び上記レバー71を側板64側に回動させると、図12(a)に示すように、シャッタ73およびスクリーン70が回動軸68を中心に一体に回動し、シャッタ73が導水口32を開き且つ排出口33を閉じる導水状態に切り替わるとともに、スクリーン70が流入口31と導水口32との間に位置して面部70a側から面部70b側に水を通水させる状態に切り替わる。
以上のように、第2実施形態でも、弁機構74が導水口32を開き且つ排出口33を閉じる導水状態にあるときスクリーン70が流入口31と導水口32との間にあって流入口31側から導水口32側に向かう方向つまり面部70aから面部70bに通過するように水を通水させることで異物の導水口32への移動を規制する一方、弁機構74が上記した導水状態から、導水口32を閉じ且つ排出口33を開く洗浄状態へ切り替えられると、この切り替えに連動してスクリーン70が回動することにより、流入口31と排出口33との間に位置して前記とは逆方向つまり面部70bから面部70aに通過するように水を通水させる状態に切り替わるため、スクリーン70に付着していた異物が逆洗されて排出口33から排出されることになる。このように、弁機構74の切り替えに連動してスクリーン70が回動して通水方向が切り替わるため、簡素な構造となり、コスト増を抑制できる。
上記した第2実施形態を以下の変形例2−1〜2−4のように変更することも可能である。
「変形例2−1」
図示は略すが、第1実施形態の変形例1−1のように、仕切板69および弁機構74を沈砂タンク61に対し非対称の位置に設ける。この場合、スクリーン70の回動範囲に合わせて湾曲側板62も非対称に設けることになる。
「変形例2−2」
図13に示すように、底板66の仕切板69と側板63との間の部分を、排出口33とともに位置を下げて低位板部66aとすることで沈砂タンク部76を設けるとともに、回動軸68を下方に延長して、底板66の高位板部66bに面接触して導水口32を開閉するシャッタ73と低位板部66aに面接触して排出口33を開閉するシャッタ78とを別々に設ける。
このような沈砂タンク61において、発電中は、図14(a)に示すように、レバー71を側板64側に回動させた状態とされ、その結果、シャッタ73が導水口32を開き且つシャッタ78が排出口33を閉じる導水状態とされ、スクリーン70が流路上の流入口31と導水口32との間にあって流入口31側の面部70aから導水口32側の面部70bに向かう方向に水を通水させる状態となる。。その際に、沈砂タンク61内に水とともに入り込んだ異物のうち土砂等の重量の重い異物Aは沈砂タンク部76で沈降することになり、浮遊する主として木の葉等からなる重量の比較的軽い異物Aがスクリーン70で導水口32側への移動が規制されることになる。このように異物の導水口32側への進入が阻止されるため、異物が除去された状態の水が沈砂タンク61から発電装置17に流れることになる。
一方、適宜のタイミングでレバー71を反対の側板63側に傾動させると、シャッタ73,78およびスクリーン70が回動軸68を中心に一体に回動し、シャッタ73が導水口32を閉じ且つシャッタ78が排出口33を開く洗浄状態に切り替わるとともに、スクリーン70が流入口31と排出口33との間に位置して面部70b側から面部70a側に水を通水させる状態に切り替わる。すると、流入口31側から水が給水されるとともに排出口33から沈砂タンク61内の水が排出されることになり、流入口31側から排出口33側つまり面部70b側から面部70a側に水の流れが生じて、スクリーン70の主として面部70a側に付着していた異物が剥離され、排出口33から外に排出される(つまり逆洗される)。
「変形例2−3」
図示は略すが、第1実施形態の変形例1−4のように、スクリーン70およびレバー71に連動するリンク機構を介してシャッタ73,78を開閉させる。この場合、シャッタ73,78は横向きに移動して開閉される。
なお、流入口31、導水口32、排出口33およびオーバーフロー口34の少なくともいずれか一つの位置を変更等しても構わず、例えば、流入口31を沈砂タンク61の上面に設けても良い。また、レバー71による手動ではなくモータで駆動して弁機構74を切り替えても良い。
次に、本発明に係る小規模水力発電装置の第3実施形態を図15〜図16を参照して以下に第1実施形態との相違部分を中心に説明する。
第3実施形態では、第1実施形態の仕切板とスクリーンとを入れ替えている。つまり、沈砂タンク81の下部の中央には、底板39から立ち上がり且つ側板36とこれに対向する側板40とを結ぶように長方形状の金網等からなるスクリーン82が、側板37,38と平行をなして側板36の排出口33側と導水口32側とを仕切る位置に取り付けられている。このスクリーン82の上縁部には、側板37,38および底板39と平行をなして回動軸43が設けられており、この回動軸43には、この回動軸43を中心に回動可能に無孔長方形状の仕切板84が支持されており、この仕切板84は、側板36と側板40とを結ぶように設けられている。この仕切板84の側板36側には、仕切板84に沿って上方に延出するレバー45が固定されている。さらに、回動軸43には、仕切板84とは反対側に無孔扇形状をなすシャッタ46がこの回動軸43を中心に回動可能に支持されている。このシャッタ46は常に仕切板84およびレバー45と一体に回動するもので、側板36に面接触しており、排出口33および導水口32を閉塞可能となっている。
このような沈砂タンク81において、発電中は、図16(a)に示すように、レバー45が側板38側に傾動され、シャッタ46が導水口32を開き且つ排出口33を閉じる導水状態とされ、スクリーン82が流路上の流入口31と導水口32との間にあって流入口31側の面部82aから導水口32側の面部82bに向かう方向に水を通水させる状態となる。その結果、沈砂タンク81内に流入口31から給水された水を導水口32から発電装置17に流すことになる。その際に、沈砂タンク81内に水とともに入り込んだ異物はスクリーン82で導水口32側への移動が規制されることになる。このようにスクリーン82で異物の導水口32側への進入が阻止されるため、異物が除去された状態の水が沈砂タンク81から発電装置17に流れることになる。
一方、適宜のタイミングでレバー45を反対の側板37側に傾動させると、図16(b)に示すように、シャッタ46および仕切板84が回動軸43を中心に一体に回動し、シャッタ46が導水口32を閉じ且つ排出口33を開く洗浄状態に切り替わるとともに、スクリーン82が流入口31と排出口33との間に位置して面部82b側から面部82a側に水を通水させる状態に切り替わる。すると、流入口31側から水が給水されるとともに排出口33から沈砂タンク81内の水が排出されることになり、流入口31側から排出口33側つまり面部82b側から面部82a側に水の流れが生じて、スクリーン82の主として面部82a側に付着していた異物が剥離され、排出口33から外に排出される(つまり逆洗される)。
以上のように、第3実施形態でも、レバー45、回動軸43および仕切板84からなる弁機構47が導水口32を開き且つ排出口33を閉じる導水状態にあるとき仕切板84がスクリーン82を流入口31と導水口32との間に位置させて流入口31側から導水口32側に向かう方向つまり面部82aから面部82bに通過するように水を通水させることで異物の導水口32への移動を規制する一方、弁機構74が上記した導水状態から、導水口32を閉じ且つ排出口33を開く洗浄状態へ切り替えられると、この切り替えに連動して仕切板84が回動することで、スクリーン82を流入口31と排出口33との間に位置させて前記とは逆方向つまり面部82bから面部82aに通過するように水を通水させる状態に切り替わるため、スクリーン80に付着していた異物が逆洗されて排出口33から排出されることになる。このように、弁機構74の切り替えに連動して仕切板84が回動してスクリーン82の通水方向を切り替えるため、簡素な構造となり、コスト増を抑制できる。
上記した第3実施形態を以下の変形例3−1〜3−5のように変更することも可能である。
「変形例3−1」
図示は略すが、第2実施形態のシャッタのように仕切板を鉛直軸を中心に回動可能とする。
「変形例3−2」
図示は略すが、第1実施形態の変形例1−2のように、導水口32を別の側板40に設けて、回動軸43の一側に排出口33を開閉するシャッタを設け、回動軸43の逆側に導水口32を開閉するシャッタを設ける。
「変形例3−3」
図示は略すが、第1実施形態の変形例1−3のように、導水口32を開閉するシャッタと排出口を開閉するシャッタとを別々に設けるとともに、底板39の仕切板42よりも排出口33側の位置を下げ、さらに排出口33も下げて、沈砂タンク部を設ける。
「変形例3−4」
図示は略すが、第1実施形態の変形例1−1のように、スクリーン70および弁機構47を沈砂タンク15に対し非対称の位置に設ける。
なお、流入口31、導水口32、排出口33およびオーバーフロー口34の少なくともいずれか一つの位置を変更等しても構わない。また、レバー45による手動ではなくモータで駆動して弁機構47を切り替えても良い。
本発明に係る小規模水力発電装置の第1実施形態の全体構成を示す斜視図である。 本発明に係る小規模水力発電装置の第1実施形態の発電装置を示す斜視図である。 本発明に係る小規模水力発電装置の第1実施形態の沈砂タンクを示す透過斜視図である。 本発明に係る小規模水力発電装置の第1実施形態の沈砂タンクを示す断面図である。 本発明に係る小規模水力発電装置の第1実施形態の沈砂タンクの各状態を示す断面図である。 本発明に係る小規模水力発電装置の第1実施形態の変形例1−1の沈砂タンクを示す断面図である。 本発明に係る小規模水力発電装置の第1実施形態の変形例1−1の沈砂タンクの各状態を示す断面図である。 本発明に係る小規模水力発電装置の第1実施形態の変形例1−2の沈砂タンクを示す透過斜視図である。 本発明に係る小規模水力発電装置の第1実施形態の変形例1−3の沈砂タンクを示す断面図である。 本発明に係る小規模水力発電装置の第1実施形態の変形例1−4の沈砂タンクを示す断面図である。 本発明に係る小規模水力発電装置の第2実施形態の沈砂タンクを示す透過斜視図である。 本発明に係る小規模水力発電装置の第2実施形態の沈砂タンクの各状態を示す平面図である。 本発明に係る小規模水力発電装置の第2実施形態の沈砂タンクの変形例2−1を示す透過斜視図である。 本発明に係る小規模水力発電装置の第2実施形態の沈砂タンクの変形例2−1を示す平面図(a)および側断面図(b)である。 本発明に係る小規模水力発電装置の第3実施形態の沈砂タンクを示す透過斜視図である。 本発明に係る小規模水力発電装置の第3実施形態の沈砂タンクの各状態を示す断面図である。
符号の説明
11 小規模水力発電装置
12 水路
13 取水口
15,61 沈砂タンク(異物除去タンク)
16 発電装置導水管(流路)
17 発電装置
23 クロスフロー水車(水車)
31 流入口
32 導水口
33 排出口
47,74 弁機構
44,70 スクリーン
69 仕切板

Claims (6)

  1. 水路中に設置される取水口と、
    該取水口で取水した水から異物を除去する異物除去タンクと、
    該異物除去タンクを通過後の水が流路を介して導入されて該水の水力で発電する発電装置とを有する小規模水力発電装置であって、
    前記異物除去タンクは、
    前記取水口で取水した水を流入させる流入口と、
    該流入口から流入した水を前記発電装置に送る導水口と、
    前記流入口から流入した水を排出させる排出口と、
    前記導水口を開き且つ前記排出口を閉じる導水状態と前記導水口を閉じ且つ前記排出口を開く洗浄状態とに切り替わる弁機構と、
    前記弁機構が前記導水状態にあるとき前記流入口と前記導水口との間にあって前記流入口側から前記導水口側に向かう方向に水を通水させるスクリーンとを有し、
    該スクリーンが、前記弁機構の前記導水状態から前記洗浄状態への切り替えに連動して回動することにより、前記流入口と前記排出口との間に位置して前記方向とは逆方向に水を通水させる状態に切り替わることを特徴とする小規模水力発電装置。
  2. 前記スクリーンは前記回動で上下反転することを特徴とする請求項1記載の小規模水力発電装置。
  3. 前記スクリーンは前記回動で左右反転することを特徴とする請求項1記載の小規模水力発電装置。
  4. 水路中に設置される取水口と、
    該取水口で取水した水から異物を除去する異物除去タンクと、
    該異物除去タンクを通過後の水が流路を介して導入されて該水の水力で発電する発電装置とを有する小規模水力発電装置であって、
    前記異物除去タンクは、
    前記取水口で取水した水を流入させる流入口と、
    該流入口から流入した水を前記発電装置に送る導水口と、
    前記流入口から流入した水を排出させる排出口と、
    前記導水口を開き且つ前記排出口を閉じる導水状態と前記導水口を閉じ且つ前記排出口を開く洗浄状態とに切り替わる弁機構と、
    前記弁機構が前記導水状態にあるとき前記流入口と前記導水口との間にあって前記流入口側から前記導水口側に向かう方向に水を通水させるスクリーンと、
    該スクリーンに連続するように設けられた仕切板とを有し、
    該仕切板が、前記弁機構の前記導水状態から前記洗浄状態への切り替えに連動して回動することにより、前記スクリーンを前記流入口と前記排出口との間に位置させて前記方向とは逆方向に水を通水させる状態に切り替えることを特徴とする小規模水力発電装置。
  5. 前記仕切板は前記回動で上下反転することを特徴とする請求項4記載の小規模水力発電装置。
  6. 前記仕切板は前記回動で左右反転することを特徴とする請求項4記載の小規模水力発電装置。
JP2006005791A 2006-01-13 2006-01-13 小規模水力発電装置 Withdrawn JP2007187083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006005791A JP2007187083A (ja) 2006-01-13 2006-01-13 小規模水力発電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006005791A JP2007187083A (ja) 2006-01-13 2006-01-13 小規模水力発電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007187083A true JP2007187083A (ja) 2007-07-26

Family

ID=38342423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006005791A Withdrawn JP2007187083A (ja) 2006-01-13 2006-01-13 小規模水力発電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007187083A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014513777A (ja) * 2011-05-17 2014-06-05 エムジ2 テクノロジ タービンに水を取り込む格子を備えて格子に止められた浮遊ごみを排出するように設計された水力発電プラント
KR101493457B1 (ko) * 2013-11-26 2015-02-16 한국해양과학기술원 조류발전용 자동확산장치
KR102281141B1 (ko) * 2021-02-10 2021-07-23 주식회사 금성이앤씨 피봇 터빈 발전 시스템
KR102488275B1 (ko) * 2021-07-15 2023-01-17 군산대학교산학협력단 빗물 운동에너지를 이용한 발전장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014513777A (ja) * 2011-05-17 2014-06-05 エムジ2 テクノロジ タービンに水を取り込む格子を備えて格子に止められた浮遊ごみを排出するように設計された水力発電プラント
KR101493457B1 (ko) * 2013-11-26 2015-02-16 한국해양과학기술원 조류발전용 자동확산장치
KR102281141B1 (ko) * 2021-02-10 2021-07-23 주식회사 금성이앤씨 피봇 터빈 발전 시스템
KR102488275B1 (ko) * 2021-07-15 2023-01-17 군산대학교산학협력단 빗물 운동에너지를 이용한 발전장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101114503B1 (ko) 부유물 수거장치
US7892425B2 (en) Stormwater plug flow separation system
JP2007187083A (ja) 小規模水力発電装置
KR101271143B1 (ko) 수문 일체형 발전장치
US9611607B2 (en) Hydro-electric power plant comprising a grating assembly for taking water into the turbine, which is designed to discharge floating debris stopped by the grating
JP5420449B2 (ja) 戸溝の堆積物排出方法
WO2013069610A1 (ja) 取水装置
JP4507605B2 (ja) 用水路の除塵装置
JP2020020247A (ja) 水路用ごみ除去装置
CN113209687A (zh) 一种废液废渣分离装置
KR101709908B1 (ko) 친환경 다목적 댐
CN204983119U (zh) 分流制初期雨水调蓄池
CN114197577A (zh) 供水泵站不停水清淤方法
JP4217637B2 (ja) スクリーン装置
JP4720511B2 (ja) 小規模水力発電装置
JP2004162393A (ja) 逆流防止ゲートの土砂排出構造
CN106733151B (zh) 用于高浓度带铁削废液的阶梯式初级净化装置
JP2007046421A (ja) 下水道の伏越部構造
KR20110000467A (ko) 침전물 정화용 수문이 형성된 댐 구조
CN218374316U (zh) 一种市政排水过滤结构
CN108930326A (zh) 自动分离悬浮物质的格栅
JP6763583B2 (ja) スカム除去装置
JP7469805B2 (ja) 濾過装置
KR101135196B1 (ko) 배수장치
JP4339233B2 (ja) 下水道の伏越部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090407