JP2007183008A - 補助翼を付加した螺旋翼 - Google Patents

補助翼を付加した螺旋翼 Download PDF

Info

Publication number
JP2007183008A
JP2007183008A JP2005381319A JP2005381319A JP2007183008A JP 2007183008 A JP2007183008 A JP 2007183008A JP 2005381319 A JP2005381319 A JP 2005381319A JP 2005381319 A JP2005381319 A JP 2005381319A JP 2007183008 A JP2007183008 A JP 2007183008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
tank
blade
spiral
ground
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005381319A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Miyauchi
康 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2005381319A priority Critical patent/JP2007183008A/ja
Publication of JP2007183008A publication Critical patent/JP2007183008A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24TGEOTHERMAL COLLECTORS; GEOTHERMAL SYSTEMS
    • F24T10/00Geothermal collectors
    • F24T10/10Geothermal collectors with circulation of working fluids through underground channels, the working fluids not coming into direct contact with the ground
    • F24T10/13Geothermal collectors with circulation of working fluids through underground channels, the working fluids not coming into direct contact with the ground using tube assemblies suitable for insertion into boreholes in the ground, e.g. geothermal probes
    • F24T10/15Geothermal collectors with circulation of working fluids through underground channels, the working fluids not coming into direct contact with the ground using tube assemblies suitable for insertion into boreholes in the ground, e.g. geothermal probes using bent tubes; using tubes assembled with connectors or with return headers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/10Geothermal energy

Abstract

【課題】 地下埋設式で地熱を利用した熱交換を目的とするタンク外殻部に配されるフィンにおいて、採放熱の効果を高めると共に地中での安定性も向上する形状を提供する。
【解決手段】 本発明は地中に埋設し、貯留した流体などを地熱を利用して熱交換を行なう地下埋設式のタンク等に配される螺旋状のフィンに補助翼を配することにより、その表面積を増大させ、なおかつ地中での安定性を確保する。
【選択図】図1

Description

本発明は地中に埋設し、貯留した流体などを地熱を利用して熱交換を行なう地下埋設式のタンク等の埋設を容易にし、熱交換の効果を高め、さらに土中での安定性を考慮した螺旋翼の形状に関する。
従来、地中に埋設する形式のタンクは、土地の有効活用のためであったり、非常時の緊急用水の確保の用途であったりするが、それらの目的と併せて、地中の温度が安定している事を利用して、熱交換により水を冷却するものなどが考案されている。地中の温度を利用する考案では、タンクを地下に埋設するのを容易にするためと表面積の拡大のために本体外殻を螺子状に構成したものや、採放熱の効果を高めるためのフィンを本体に取り付けたものなどがある。
また、鋼管杭などにおいては、回転圧入の手段として鋼管杭の全部あるいは一部に螺旋翼を配し、従来の工法に比べ、圧入の効率を高めるとともに作業時の騒音の低減を図った物が考案され、実施されている。
流体などを貯留し、地熱を利用し熱交換を図る地下埋設式のタンクなどでは、鋼管杭などの如く回転圧入をするための強度や耐構造を得るのは困難であり、現実的には埋設用穴を掘削してから、地中にタンクを設置し、埋め戻す工法となる。
該地下埋設式タンクなどにおいては、地熱との熱交換の効果が、非常に大切な構成要素となるため、外殻にフィンを配するなどの考案が生まれてくるが、外殻の形状が複雑な構成となるため、単純な掘削、埋設、埋め戻しでは不都合が生じることとなる。そこで、一つの方法として、掘削穴にセメントなどで構成され時間の経過により固形化するペースト状の物を注入してから、タンク本体を回転、埋設することが考えられる。この場合は前述したように、タンク外殻に配するフィンは、前述した鋼管杭などと同様に、螺旋翼の形状をとることが望ましい。
特開2003−14385の考案は地熱を利用した熱交換器であるが、地下に埋設するタンク部の外底部に掘削刃を有し、さらに外殻部に螺旋状のフィンを有しているため、タンク埋設用の穴を事前に掘削することなく、回転圧入する事が可能となっている。この事により、掘削廃土が生ぜず、埋め戻しを行なった場合に土中に空気を含むことによる採放熱の効果低下を考慮する必要がなくなるとしている。
特開2004−177012の考案は前記特開2003−14385と同様に回転圧入のための掘削刃とねじ込み用の螺旋翼を有した鋼管杭であり、杭内部の配管に水、オイル、不凍液、空気などの熱媒体を通す考案である。本考案においては、該鋼管杭を回転圧入することにより、埋設時に掘削軟化した土砂を杭側面に押し出し圧縮するため、杭周縁の土砂密度が高くなり、熱伝導率があがり、熱交換の効率が良くなるとしている。また、鋼管杭内部の空間に水、オイル、不凍液、コンクリート、モルタル、砂、砂利、軽量気泡コンクリートの粉砕物、金属片、鋼球、ステンレス製球体などを充填し、地熱と鋼管杭内の配管との熱交換の効果の向上を図っている。
前記2考案においては残土の発生が皆無であり、単純な埋め戻しによる工法に比較すれば、熱交換の効果は高まっている。しかしながら、前記2考案の工法を実施するためには土質や土中の埋物などの条件が整わなければならず、一般的な掘削、埋め戻しの工法を選択しなければならない場合も少なくないと思われる。前記2考案とも回転圧入工法の結果付随的に熱交換の効果は高まっているが、積極的な熱交換効果の向上は図られていない。また、特開2004−177012の考案では鋼管杭内部に水などの熱媒体を充填しているが熱交換率の向上を意図している訳ではない。
特開2003−14385号 特開2004−177012号
小規模集合住宅などの敷地内に、流体を貯留し地熱を利用して熱交換を行う構成のタンクにおいて、埋設を容易にするとともに地熱からの採放熱の効果を向上させるためにタンク外殻に配する螺旋状のフィン形状の表面積を増大させ、かつ土中での安定性を確保する補助翼を配した螺旋翼の形状を提供する。
請求項1記載の螺旋翼は地熱を利用する地下埋設式のタンクなどの外殻に配して埋設時の作業性の向上をはかり、その螺旋翼の1巻に少なくとも1箇所以上補助翼を配することにより表面積を増大させ埋設後の地熱を利用する地下埋設式のタンクなどの採放熱作用の効果を高めると共に土中での安定性の向上を図る発明である。
本発明により、地熱を利用した熱交換を目的とする地下埋設タンクなどの効果を向上させることは、化石燃料消費の低減に貢献する事であり、二酸化炭素排出削減などの環境分野における社会問題の解決に寄与する物である。
本発明を実施するための最良の形態を図1から図3を参照にして詳述する。
図3は本発明を実施するに当たって想定する回転埋設式の流体貯留を目的としたタンクを埋設した場合の概念図である。
図1は本発明を実施するための最良の形態の正面斜視図である。タンク筒体1に配される螺旋翼2は、回転圧入工法のためではなく、所謂埋め戻し作業において掘削穴にコンクリートなどの半固形あるいはペースト状の注入剤5を適量充填した後、回転埋設するための最適な形状として螺旋形とした。この螺旋翼2の寸法、巻数に関しては限定する物ではなく、タンク容量や得ようとする熱交換の効果等や材質あるいは必要強度により、最適な寸法、巻数、間隔を求めることとなる。
3は螺旋翼2に配する補助翼である。この補助翼3は螺旋翼2の表面積を拡大する事により熱交換の効果を高める働きをすると共に土中での安定性の向上させる。その材質はタンク筒体や螺旋翼2と同様に熱交換の効果の良い素材を使用し、螺旋翼2に溶接等で図1の如く、ある一定の角度をもって固着する。
図2のaは回転埋設の際の埋設方向すなわち正転時の側面図であるが、埋め戻しの際に、あらかじめ注入されたコンクリートなどの半固形あるいはペースト状の注入剤5の圧力によって補助翼3がしなり、埋設の妨げにならない様子を示している。
本実施の形態においては、回転埋設により所定深度に到達した後に、タンク筒体に逆回転を加える事とする。
図2のbは逆回転時の側面図である。逆回転を加えることにより、補助翼3が注入剤5の圧力を受けて起き上がる様子を示している。この事により、タンクの土中での安定性を確保すると共にタンク周辺の注入剤5と圧密することにより熱交換の効果を高める。
4は逆回転時に補助翼3が注入剤5の圧力を受けて起き上がる際の止具として配しているが、表面積の増大の役割も果たしている。
補助翼3の翼端は図に示すように、ある程度の角度を持たせてあるが、これは逆回転時の補助翼3の起き上がり動作を円滑にするための働きと補助翼3の全長を伸ばし、表面積の増大を計る効果を持つ。
実施の形態の正面斜視図である。 実施の形態の回転時の側面概念図である。 実施の形態が想定する地下埋設式タンクの正面概念図
符号の説明
1 タンク筒体
2 螺旋翼
3 補助翼
4 止具
5 回転埋設用の注入剤

Claims (1)

  1. 地中に埋設し地熱との熱交換を図る鉄鋼類製あるいはステンレス製の筒内に流体を貯留するタンクの外殻に表面積を増大させ熱交換の効果を向上させ、かつ土中での安定性を図る補助翼を少なくとも1巻に1箇所以上有する螺旋状の採放熱フィン形状
JP2005381319A 2005-12-29 2005-12-29 補助翼を付加した螺旋翼 Pending JP2007183008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005381319A JP2007183008A (ja) 2005-12-29 2005-12-29 補助翼を付加した螺旋翼

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005381319A JP2007183008A (ja) 2005-12-29 2005-12-29 補助翼を付加した螺旋翼

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007183008A true JP2007183008A (ja) 2007-07-19

Family

ID=38339265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005381319A Pending JP2007183008A (ja) 2005-12-29 2005-12-29 補助翼を付加した螺旋翼

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007183008A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011007447A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Ohbayashi Corp 地中熱交換器の設置方法
JP2015021714A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 北海バネ株式会社 地中熱ヒートポンプシステム用の地中熱交換器
KR20210017234A (ko) * 2019-08-07 2021-02-17 주식회사 인터텍 지중 열교환 장치 및 이를 포함하는 냉난방 시스템
KR20210017208A (ko) * 2019-08-07 2021-02-17 주식회사 인터텍 지중 열교환 장치 및 이의 조립방법

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011007447A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Ohbayashi Corp 地中熱交換器の設置方法
JP2015021714A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 北海バネ株式会社 地中熱ヒートポンプシステム用の地中熱交換器
KR20210017234A (ko) * 2019-08-07 2021-02-17 주식회사 인터텍 지중 열교환 장치 및 이를 포함하는 냉난방 시스템
KR20210017208A (ko) * 2019-08-07 2021-02-17 주식회사 인터텍 지중 열교환 장치 및 이의 조립방법
KR102294849B1 (ko) * 2019-08-07 2021-08-27 주식회사 인터텍 지중 열교환 장치 및 이를 포함하는 냉난방 시스템
KR20210108928A (ko) * 2019-08-07 2021-09-03 주식회사 인터텍 지중 열교환 장치
KR102324169B1 (ko) * 2019-08-07 2021-11-10 주식회사 인터텍 지중 열교환 장치 및 이의 조립방법
KR102595669B1 (ko) * 2019-08-07 2023-10-30 주식회사 인터텍 지중 열교환 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5438033B2 (ja) 音波ドリル、及び、除去又は回収可能なドリルビットを使用した地熱交換器、コンクリート杭、マイクロパイルの設置方法
JP5084761B2 (ja) 地中熱交換体の施工方法及び該方法に用いる中空管体、ケーシング
CN102691296B (zh) 一种桩侧静压注浆桩底旋喷注浆的管桩基础及其施工方法
JP4727761B1 (ja) 地中熱採熱用の鋼管を設けた場所打ちコンクリート杭
KR101425632B1 (ko) 고심도용 지중 열교환기 코일관 웨이트장치 및 설치방법
JP2004233031A (ja) 回転圧入工法で埋設された中空管体による地中熱交換器およびそれを利用した高効率エネルギーシステム
JP2006342614A (ja) 水上構造物基礎部の防護方法
AU2015326555B2 (en) Tidal power generation and storage system and method of constructing a reservoir for such a system
US20150007960A1 (en) Column Buffer Thermal Energy Storage
JP2007183008A (ja) 補助翼を付加した螺旋翼
CN206646541U (zh) 一种岩基海床海上风机嵌岩单桩基础
KR100654151B1 (ko) 말뚝의 중공부를 이용한 열교환장치 및 그 설치공법
JP2009109184A (ja) 地中埋設温度成層型蓄熱水槽
KR101415299B1 (ko) 고심도용 지중 열교환기 그라우팅 장치 및 방법
JP2007017141A (ja) 埋設補助材
KR200418112Y1 (ko) 수팽창부재를 이용한 보어홀 누수방지장치
JP3902515B2 (ja) 熱交換井戸の掘削及び地中熱交換システムとその設置方法
JP2009041894A (ja) 回転式先導鋼管引抜きによる地中熱交換方法
KR101303575B1 (ko) 대구경 천공을 활용한 혼합형 지열시스템 및 그 시공방법
JP5584839B1 (ja) 地中熱採熱機能一体型ハイブリッド螺旋杭
EP3940313A1 (en) Borehole heat exchanger with macro-encapsulated phase change material
JP5304554B2 (ja) ねじ込み式鋼管杭の施工方法
KR102151268B1 (ko) 지하수정호 결합 복합 지열시스템 및 그 성능 평가방법
JP4859871B2 (ja) 熱交換用埋設管
JP3184034U (ja) 高レベル放射性廃棄物を深海底下に埋設するための掘削ビット付容器