JP2007182398A - 抗ウィルス性潤滑剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、性交時や膣鏡およびカテーテル挿入時あるいはマッサージ時に潤滑剤として使用すると共に、事故、傷等による血液、精液等と接触してもHIV等のウィルスによる感染の危険度を減少させるような機能性潤滑剤を提供する。
【解決手段】 水溶性高分子と、抗ウィルス性物質、特に絹タンパク質硫酸化物を含有する水溶性で細胞毒性の少ない機能性潤滑剤を提供する。水溶性高分子は良好な粘性と潤滑性を有し、上記抗ウィルス性物質、特に絹タンパク質硫酸化物は保温性と抗ウィルス性を発揮する。
【選択図】 なし
【解決手段】 水溶性高分子と、抗ウィルス性物質、特に絹タンパク質硫酸化物を含有する水溶性で細胞毒性の少ない機能性潤滑剤を提供する。水溶性高分子は良好な粘性と潤滑性を有し、上記抗ウィルス性物質、特に絹タンパク質硫酸化物は保温性と抗ウィルス性を発揮する。
【選択図】 なし
Description
本発明は、性交時、膣鏡およびカテーテル挿入時あるいはマッサージ時に使用される抗ウィルス性潤滑剤に関するものである。
世界的に蔓延するヒト免疫不全ウィルス(HIV)、単純ヘルペスウィルス(HSV)、ヒトパピローマウィルス(HPV)等といったウィルスによる、エイズ、性器ヘルペス、尖形コンジローム等といった感染症からの防衛に対して世界的な規模での啓蒙滑動が推進されている。このような感染症、特には性感染症(STD)の予防手段として、現状ではコンドームの使用を推奨しているがその浸透は十分でなく、コンドームの使用はほとんど避妊目的のみに限られているうえに宗教上の理由や環境によりコンドームを使用出来ない場合がある。またその使用時においてコンドームの破損、はずれ等の事故等による感染等も生じうるという問題点があった。さらに感染症の蔓延する地域においては主たる産業が農業である場合が多く、エイズによる人口の低下が農業生産量の低下を生みそれが飢饉を生むという2重の苦難を発生させている。コンドームの使用も同様でウィルスからの防御のために使用したコンドームが結果的に人口の低下、そして飢饉を生んでしまう。
一方、従来性交時の痛みを防止するためにには、ポリアクリル酸塩水溶液からなる潤滑剤等が使用されていた(例えば特許文献1参照)。
一方、従来性交時の痛みを防止するためにには、ポリアクリル酸塩水溶液からなる潤滑剤等が使用されていた(例えば特許文献1参照)。
従来の潤滑剤ではHIV等のウィルスに対しては効果がなく、単に性器に潤滑性を与える効果しかなかった。本発明は性交時や膣鏡およびカテーテル挿入時あるいはマッサージ時に潤滑剤として使用すると共に、事故、傷等による血液、精液等と接触してもHIV等のウィルスによる感染の危険度を減少させるような機能性潤滑剤を提供することを課題としている。
本発明は上記従来の課題を解決するための手段として、水溶性高分子とHIVウィルス等のウィルスに対して抵抗性のある機能性成分を含有する水溶性である潤滑剤を提供するものである。該抗ウィルス性剤としてはデキストラン硫酸(特公平1−10361号公報)、オリゴ糖物質(特開平11−315101号公報)、絹タンパク質であるフィブロイン、セリシンの硫酸化物(特開2001−270836号公報)が知られている。生体内への吸収性、安定性のことを考えると硫酸化フィブロイン、硫酸化セリシンが好ましい。また該水溶性高分子としてはポリアクリル酸塩類が望ましい。
本発明の組成物は、性交時やマッサージ時の潤滑を図るのみならず、含有する抗ウィルス性物質の効果により細胞毒性の少ない抗ウィルス性潤滑剤として使用出来、またコンドーム等の表面に塗布して、ウィルスによる感染症に効力を発揮するのみならず妊娠、出産の可能性をも残すことが可能となる。
〔水溶性高分子〕
本発明において使用される水溶性高分子としては、例えばポリアクリル酸塩類、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキサイド等の水溶性高分子、セルロースアセテートブチレート、メチルセルロース、エチルセルロース、メトキシセルロース等の水溶性繊維素誘導体、澱粉、変性澱粉、アルギン酸塩類等が例示される。上記水溶性高分子は二種以上混合使用されてもよい。上記水溶性高分子の中でポリアクリル酸塩類は本発明にとって望ましい物である。
ポリアクリル酸塩類は、食品添加物、医薬品添加物としても認可されており、人体に全く無害であるばかりでなく、刺激性がなく、かつ水溶液のpHは5〜9程度(部分中和物含む)であって腐食性も全くない安全な水溶性高分子である。更に、ポリアクリル酸塩類水溶液は極めて潤滑性に富みかつ性交やマッサージによる剪断力によってもその粘性は変化しにくく優れた潤滑性が維持される。かくして、ポリアクリル酸塩類は、潤滑剤に使用される水溶性高分子として最も優れたものであるといえる。
上記ポリアクリル酸塩類としてはポリアクリル酸ナトリウム(部分中和物含む)、ポリアクリル酸カリウム、ポリアクリル酸アンモニウム等がある。上記ポリアクリル酸塩類はその1%水溶液の25℃における粘度が500mPa・s以上の性質を備えている物が好ましい。もし上記ポリアクリル酸塩類水溶液の粘度が500mPa・s未満になると、所定の粘度を得るために、上記ポリアクリル酸塩類水溶液の濃度を高くする必要があるため潤滑性や配合組成の点で色々と問題が出てくる。ポリアクリル酸塩類水溶液の粘度はポリアクリル酸塩類の重合度によって支配され、例えばポリアクリル酸ソーダの粘度平均分子量35000の1%水溶液の25℃における粘度は約11000mPa・sである。これらポリアクリル酸塩類はいずれも単独で本発明初期の目的を得ることが出来るが、必要によっては2種以上のポリアクリル酸塩類あるいはポリアクリル酸塩類と他の水溶性高分子とを配合しても十分に効果を上げることが出来る。
本発明において使用される水溶性高分子としては、例えばポリアクリル酸塩類、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキサイド等の水溶性高分子、セルロースアセテートブチレート、メチルセルロース、エチルセルロース、メトキシセルロース等の水溶性繊維素誘導体、澱粉、変性澱粉、アルギン酸塩類等が例示される。上記水溶性高分子は二種以上混合使用されてもよい。上記水溶性高分子の中でポリアクリル酸塩類は本発明にとって望ましい物である。
ポリアクリル酸塩類は、食品添加物、医薬品添加物としても認可されており、人体に全く無害であるばかりでなく、刺激性がなく、かつ水溶液のpHは5〜9程度(部分中和物含む)であって腐食性も全くない安全な水溶性高分子である。更に、ポリアクリル酸塩類水溶液は極めて潤滑性に富みかつ性交やマッサージによる剪断力によってもその粘性は変化しにくく優れた潤滑性が維持される。かくして、ポリアクリル酸塩類は、潤滑剤に使用される水溶性高分子として最も優れたものであるといえる。
上記ポリアクリル酸塩類としてはポリアクリル酸ナトリウム(部分中和物含む)、ポリアクリル酸カリウム、ポリアクリル酸アンモニウム等がある。上記ポリアクリル酸塩類はその1%水溶液の25℃における粘度が500mPa・s以上の性質を備えている物が好ましい。もし上記ポリアクリル酸塩類水溶液の粘度が500mPa・s未満になると、所定の粘度を得るために、上記ポリアクリル酸塩類水溶液の濃度を高くする必要があるため潤滑性や配合組成の点で色々と問題が出てくる。ポリアクリル酸塩類水溶液の粘度はポリアクリル酸塩類の重合度によって支配され、例えばポリアクリル酸ソーダの粘度平均分子量35000の1%水溶液の25℃における粘度は約11000mPa・sである。これらポリアクリル酸塩類はいずれも単独で本発明初期の目的を得ることが出来るが、必要によっては2種以上のポリアクリル酸塩類あるいはポリアクリル酸塩類と他の水溶性高分子とを配合しても十分に効果を上げることが出来る。
〔抗ウィルス性物質〕
本発明において使用される抗ウィルス性物質としては、上記デキストラン硫酸、オリゴ糖物質、絹タンパク質であるフィブロインおよびセリシンの硫酸化物等が例示される。
上記抗ウィルス性物質の中で特に望ましいものは硫酸化絹タンパク質である硫酸化フィブロインおよび硫酸化セリシンである。該硫酸化フィブロインおよび硫酸化セリシンは、蚕、蚕繭由来の絹タンパク質から公知の方法で硫酸化処理を行うことによって得られる。絹タンパク質は、絹糸が手術用縫合糸として現在も実用化されている事実から、生体親和性に優れた物質であると考えられる。硫酸化絹タンパク質については、硫酸化フィブロインや硫酸化セリシンについて、給水・保水機能については既に公表(特公平11−2945954、特開平11−60737)されており、該硫酸化フィブロインや硫酸化セリシンは、本発明の潤滑剤の性能を損なう物質ではない。
硫酸化フィブロイン、硫酸化セリシンの分子量、硫酸化度については特に規定しないが分子量としては1000以上100000程度が好ましい。
本発明において使用される抗ウィルス性物質としては、上記デキストラン硫酸、オリゴ糖物質、絹タンパク質であるフィブロインおよびセリシンの硫酸化物等が例示される。
上記抗ウィルス性物質の中で特に望ましいものは硫酸化絹タンパク質である硫酸化フィブロインおよび硫酸化セリシンである。該硫酸化フィブロインおよび硫酸化セリシンは、蚕、蚕繭由来の絹タンパク質から公知の方法で硫酸化処理を行うことによって得られる。絹タンパク質は、絹糸が手術用縫合糸として現在も実用化されている事実から、生体親和性に優れた物質であると考えられる。硫酸化絹タンパク質については、硫酸化フィブロインや硫酸化セリシンについて、給水・保水機能については既に公表(特公平11−2945954、特開平11−60737)されており、該硫酸化フィブロインや硫酸化セリシンは、本発明の潤滑剤の性能を損なう物質ではない。
硫酸化フィブロイン、硫酸化セリシンの分子量、硫酸化度については特に規定しないが分子量としては1000以上100000程度が好ましい。
〔配合〕
上記水溶性高分子は通常5質量%前後あるいはそれ以上の濃度の水溶液とされ、それに硫酸化フィブロインおよび/または硫酸化セリシンを通常0.0001質量%〜1質量%の範囲で添加する。上記硫酸化フィブロインおよび硫酸化セリシンはそれぞれ単独で使用しても良いし、これらの混合物が使用されても良い。該水溶液にはエタノール、エチレングリコール、グリセリン等の水溶性有機溶剤が添加されても良い。更に本発明の潤滑剤には保湿剤、色料、香料、清涼剤等が添加されてもよい。
以下に本発明を更に具体的に説明するための実施例を示す。
上記水溶性高分子は通常5質量%前後あるいはそれ以上の濃度の水溶液とされ、それに硫酸化フィブロインおよび/または硫酸化セリシンを通常0.0001質量%〜1質量%の範囲で添加する。上記硫酸化フィブロインおよび硫酸化セリシンはそれぞれ単独で使用しても良いし、これらの混合物が使用されても良い。該水溶液にはエタノール、エチレングリコール、グリセリン等の水溶性有機溶剤が添加されても良い。更に本発明の潤滑剤には保湿剤、色料、香料、清涼剤等が添加されてもよい。
以下に本発明を更に具体的に説明するための実施例を示す。
年度平均分子量35000ポリアクリル酸ナトリウムと硫酸化フィブロインの混合溶液を表1に示す通り作製した。
これらの試料を96穴マイクロタイター・プラスチックプレートに加え、更にHIV感染MT−4細胞(2.5×104/well,MOI:0.01)を感染直後に加え培養を行う。試験物質A〜EのMT−4細胞に対する毒性を知るために、ウィルス非感染細胞を同様にA〜Eの試料と共に96穴マイクロタイター・プラスチックプレートに加え培養を行う。CO2インキュベーターで37℃5日間培養した後、MTT法で生存細胞数を測定する。その結果を図1に示す。
〔試験〕
〔有効率〕
正常細胞区へHIV感染MT−4細胞(2.5×104/well,MOI:0.01)を感染直後に加えた場合の正常細胞の生存率。
〔生存率〕
正常細胞区における生存率。
〔有効率〕
正常細胞区へHIV感染MT−4細胞(2.5×104/well,MOI:0.01)を感染直後に加えた場合の正常細胞の生存率。
〔生存率〕
正常細胞区における生存率。
抗ウィルス活性は、HIV感染による細胞傷害を50%プロテクトする濃度(EC50;50% effective concentration)、細胞毒性は50%細胞障害濃度として(CC50;50% cytotoxic concentration)でそれぞれ表現している。また有効係数(Selectivity Index ;SI)はCC50/EC50として評価した結果を表2に示す。
これらの結果から明らかなように、硫酸化絹タンパク質を配合した組成物は細胞毒性もなく抗HIV性潤滑剤として効果を示し、官能検査的にも良好な感触を示した。
年度平均分子量35000ポリアクリル酸ナトリウムと、硫酸化フィブロイン、硫酸化セリシン、あるいはセリシンとの混合溶液を表3に示す通りそれぞれ作製した。なお、表中において、硫酸化フィブロイン1は硫酸化率が高いものを示し、硫酸化フィブロイン2は硫酸化率が高いものを示す。
〔試験〕
抗ウィルス活性は、HSV感染による細胞傷害を50%プロテクトする濃度(EC50;50% effective concentration)で、細胞毒性は、50%細胞障害濃度(CC50;50% cytotoxic concentration)で、それぞれ表現している。そして、有効係数(Selectivity Index ;SI)はCC50/EC50として評価した結果を表4に示す。
抗ウィルス活性は、HSV感染による細胞傷害を50%プロテクトする濃度(EC50;50% effective concentration)で、細胞毒性は、50%細胞障害濃度(CC50;50% cytotoxic concentration)で、それぞれ表現している。そして、有効係数(Selectivity Index ;SI)はCC50/EC50として評価した結果を表4に示す。
これらの結果から明らかなように、硫酸化絹タンパク質を配合した組成物は細胞毒性もなく抗HSV性潤滑剤として効果を示し、官能検査的にも良好な感触を示した。
本発明の組成物は潤滑効果のみならず、抗HIV性および抗HSV性の抗ウィルス性を示すので、特に性交の際の潤滑剤、コンドームに塗布する潤滑剤として有用である。
Claims (3)
- 水溶性高分子と抗ウィルス性物質とを含むことを特徴とする水溶性の抗ウィルス性潤滑剤。
- 該抗ウィルス性物質が絹タンパクであるセリシンの硫酸化物および/またはフィブロインの硫酸化物である請求項1に記載の抗ウィルス性潤滑剤。
- 該水溶性高分子がポリアクリル酸塩類である請求項1に記載の抗ウィルス性潤滑剤。
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JP2006001422A JP2007182398A (ja) | 2006-01-06 | 2006-01-06 | 抗ウィルス性潤滑剤 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013512275A (ja) * | 2009-12-01 | 2013-04-11 | セプロックス バイオテック エッセ エッレ | Hiv感染予防用ヒドロキシチロソール及び誘導体の局所使用 |
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2006
- 2006-01-06 JP JP2006001422A patent/JP2007182398A/ja active Pending
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