JP2007180819A - 無線icタグ用多面アンテナユニット - Google Patents

無線icタグ用多面アンテナユニット Download PDF

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Shusuke Okada
秀輔 岡田
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Abstract

【課題】複数枚のアンテナパネルを回動可能なように連結し、ICタグのID情報を読み取る際、連結されたアンテナパネルの角度を、状況に応じて任意に変形させることにより、読み取りの確実性を高め、作業効率の向上を図ることができる無線ICタグ用多面アンテナユニットを提供する。
【解決手段】基部2と、内部にアンテナエレメント5a〜5dがそれぞれ配置された4枚のアンテナパネル3a〜3dとによって構成され、アンテナパネル3a〜3dを、ジョイントプレート6を介して回動可能なように直列に連結した。各アンテナパネル3a〜3dの連結部には、適度な摩擦力が作用するように構成されており、重力に抗して、動作後における姿勢をそのまま維持できるようになっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線ICタグより発信されたID情報を読み取るための、或いは、読み取りと書き込みを行うためのアンテナユニットに関し、特に、複数枚のアンテナパネルを回動自在なように連結し、必要に応じて様々な姿勢を取らせることができる無線ICタグ用多面アンテナユニットに関する。
近年、無線ICタグを使用した通信技術が実用化され、現在では、生産管理、物流、物販などの分野を始めとする各種の分野において、広範に利用されている。この技術は、基本的には、ID情報が記録されたICタグと、タグリーダー或いはリーダーライターとの間で無線通信を行い、情報の読み取り或いは書き込み等を行うというものであるが、その通信方式や使用されるハードウェアには、様々なタイプのものがある。
例えば、ICタグには、電池を内蔵し、自ら電波を発するもの(アクティブタグ)や、タグリーダから発せられた電波をエネルギー源として動作するもの(パッシブタグ)などがあり、また、リーダーライターからの電波を受けて情報の書き込みができるものなどもある。通信方式には、AM変調、FM変調、PM変調、それらの組み合わせ変調などがあり、135kHz、13.56MHz、860〜960MHz、2.45GHzなどの周波数帯の電波が用いられている。
ICタグに記録されているID情報の読み取りは、通常、タグリーダ(或いはリーダーライター)に接続されたアンテナユニットにより、ICタグからの電波を受信することによって行われる。アンテナユニットの大きさ、性能、設置数は、用途や適用対象によって様々であるが、装置構成については、単一パネル状のもの(内側にループアンテナのエレメントを備えたアンテナパネルを一枚のみ有するもの)が主流となっている。
しかしながら、単一パネル状のアンテナユニットは、「読み取りの信頼性」の面で不安がある、という問題がある。より具体的に説明すると、ICタグを使用した通信技術は、ハード面でもソフト面でもまだまだ開発途上であり、また、適用対象や応用範囲が急速に拡がっていく中で、ICタグが付された対象物とアンテナユニットの相対的位置関係により通信条件(電波の照射角度、強度)が変わり、情報の処理速度や送受信の確実性等のファクターが複雑に作用することにより、様々な事態が想定され得る。
例えば、工場において、出荷直前の完成品、半製品、或いは、部品等の一つ一つにICタグを取り付け、工場内での生産管理を行おうとする場合において、ICタグが取り付けられる対象物が、ライン化されて大量生産されるものである場合や、大きさ、形状が均一である場合には、取り付けたICタグより発信される電波の照射角度や相対位置関係を容易に把握することができるため、単一パネル状のアンテナユニットであっても、生産設備に対して的確に対応することができるが、対象物が少数生産品である場合や、大きさ、形状が不均一である場合には、アンテナユニットとの相対的位置関係や通信条件が、対象物毎に大きく変動してしまう可能性があり、この場合、ICタグから発せられるID情報を正しく読み取ることができない、という事態も生じかねない。
本発明は、このような従来技術における問題を解決すべくなされたものであって、アンテナエレメントを内蔵した複数のアンテナパネルを回動可能なように連結し、ICタグのID情報を読み取る際、連結されたアンテナパネルの角度を、状況に応じて任意に変形させることにより、読み取りの確実性を高め、作業効率の向上を図ることができる無線ICタグ用多面アンテナユニットを提供することを目的とする。
本発明の無線ICタグ用多面アンテナは、基部と、内部にアンテナエレメントがそれぞれ配置された複数枚のアンテナパネルとによって構成され、複数枚(2枚以上)のアンテナパネルは、連結手段を介して回動可能なように直列に連結され、各アンテナパネルの連結部には、適度な摩擦力が作用し、重力に抗して、動作後における姿勢をそのまま維持できるように構成されていることを特徴としている。
尚、連結手段としてジョイントプレートを使用し、各アンテナエレメントの上縁或いは下縁と平行な仮想軸線周りに回動可能なように各アンテナエレメントが連結されていることが好ましい。或いは、ジョイントプレートを使用しない単一蝶番機構や、ボールジョイントを連結手段として使用する。このボールジョイント機構はボールを中心としてあらゆる方向へ傾け、或いは、回転させることができるように各アンテナエレメントが連結されていることが好ましい。更に、基部は、内部にタグリーダ又はリーダーライターを収容できるように構成されていることが好ましい。また、基部に自走手段を搭載してもよい。
本発明の無線ICタグ用多面アンテナユニットは、対象物に取り付けたICタグより発信される電波の照射角度に合わせて、アンテナパネルの角度を自由に変えることができるため、ICタグのID情報の読み取りや書き込みが行われる状況や条件、ICタグの性能や性質等に応じて、最も好適な通信環境を創出することができる。
例えば、工場内での生産管理に適用する際、対象物が少数生産品である場合や、大きさ、形状が不均一である場合などのように、アンテナユニットとの相対的位置関係や通信条件が、対象物毎に大きく変動してしまう可能性がある場合でも、ベルトコンベヤやテーブルの傍らにこのアンテナユニットを設置し、ベルトコンベヤ等の両サイド、及び、上方を覆うようにアンテナパネルを渡し架ける、というようなことが可能となるため、ICタグから発せられるID情報を正しく読み取ることができ、読み取りエラー等の問題が発生する可能性を限りなく小さくすることができる。
以下、添付図面に沿って、本発明の無線ICタグ用多面アンテナユニットを実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明「多面アンテナユニット」の第1の実施形態の斜視図である。この多面アンテナユニット1は、図示されているように、基部2と、4枚のアンテナパネル3(3a〜3d)とによって構成されている。
図2は、図1の多面アンテナユニット1の内部構造を示す図であり、この図からも明らかなように、基部2の内部には、リーダーライター4が収容され、各アンテナパネル3の内部には、ループアンテナのエレメント5(5a〜5d)がそれぞれ配置されている。
4枚のアンテナパネル3a〜3dは、ジョイントプレート6を介して縦方向へ直列に連結されており、また、最下段のアンテナパネル3dは、基部2の頂部に形成されている突出片7,7を介して基部2に接続されている。そして、これらのアンテナパネル3a〜3dはいずれも、各上縁或いは下縁と平行な仮想軸線C1〜C4周りに、それぞれ回動自在なように構成されている。
尚、各連結部(アンテナパネル3a〜3dと各ジョイントプレート6との接続部分、及び、アンテナパネル3dと基部2の突出片7,7との接続部分)には、適度な摩擦力が作用するように構成されており、人間の手の力によって簡単に回動動作を実現することができる一方で、重力に抗して、回動動作後における姿勢をそのまま維持できるようになっている。
従って、図3や図4に示すような姿勢を始めとして、様々な形態を構成することができ、ICタグのID情報の読み取り(或いは書き込み)が行われる状況や条件、ICタグの性能や性質等に応じて、最も好適な通信環境を創出することができる。また、図5に示すように、折り畳んだ状態とすることもできる。
尚、第1の実施形態においては、図1〜図5に示したように、アンテナパネル3a〜3dは、ジョイントプレート6を介して連結されているが、連結手段はこれに限定されるものではなく、例えば、図6(第2の実施形態に係る多面アンテナユニット1における連結部の拡大図)に示すように、ボールジョイント8を介してアンテナパネル3,3を連結することもできる。この場合、ボールジョイント8を中心としてあらゆる方向へアンテナパネル3を傾けたり、また、回転させることができる。従って、形態の自由度がより大きくなり、より複雑な形態をとらせることが可能となる。
また、図7(第3の実施形態に係る多面アンテナユニット1の斜視図)に示すように、基部2に自走手段(車輪9(又は無限軌道)、駆動モーター、制御装置等)を搭載することもできる。この場合、例えば工場において出荷直前の完成品、半製品、或いは、部品等の一つ一つにICタグを取り付け、工場内での生産管理を行おうとするような場合、対象物が棚或いは台の上に並べられている状態で、その棚或いは台に沿って、この多面アンテナユニット1を走行させ、その際にID情報の読み取りを行う、という方法が可能となる。尚、自走手段の駆動モーターへ駆動電力を供給するバッテリーを搭載した場合には、電源コードが不要となるため、電源コードによる制約を受けることなく、自在に走行させることができる。
また、遠隔操作により多面アンテナユニット1の走行を制御できるように構成することが好ましく、更に、人間がコントローラを手動操作して行う手動遠隔操作のほか、コンピュータによる自動遠隔操作が行えるように構成することが好ましい。この場合、規定時間毎に多面アンテナユニット1が自動的に走行(及びID情報の読み取り)を開始し、工場内における対象物の位置や状態をタイムリーに把握するというような管理を実現することができる。
また、遠隔操作ではなく、多面アンテナユニット1を走行させようとする進路に沿って、床面に予め誘導ラインを描いておき、これを光学的に読み取らせながら、当該誘導ラインから外れないように走行させるための手段(CCDカメラ、情報処理装置、制御装置等)を搭載してもよいし、また、進路に沿って床面上にガイドレールを敷設することにより、規定の軌道上を自動走行させるように構成してもよい。
更に、床面ではなく、天井面にレールを配置し(或いは、天井面からレールを吊り下げ)、多面アンテナユニット1が当該レールから吊り下げられた状態で、そのレールに沿って自動走行する(或いは、牽引ケーブル等による外力を受けて移動する)ように構成してもよい。
本発明の第1の実施形態に係る多面アンテナユニット1の斜視図。 図1の多面アンテナユニット1の内部構造を示す図。 図1の多面アンテナユニット1の変形姿勢の一例を示す図。 図1の多面アンテナユニット1の変形姿勢の一例を示す図。 図1の多面アンテナユニット1を折り畳んだ状態を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る多面アンテナユニット1における連結部の拡大図。 本発明の第3の実施形態に係る多面アンテナユニット1の斜視図。
符号の説明
1:多面アンテナユニット、
2:基部、
3,3a〜3d:アンテナパネル、
4:リーダーライター、
5,5a〜5d:エレメント、
6:ジョイントプレート、
7:突出片、
8:ボールジョイント、
9:車輪、
C1〜C4:アンテナパネルの回動中心線

Claims (6)

  1. 基部と、内部にアンテナエレメントがそれぞれ配置された複数枚のアンテナパネルとによって構成され、
    前記複数枚のアンテナパネルは、連結手段を介して回動可能なように直列に連結され、
    各アンテナパネルの連結部には、適度な摩擦力が作用し、重力に抗して、動作後における姿勢をそのまま維持できるように構成されていることを特徴とする無線ICタグ用多面アンテナユニット。
  2. 前記アンテナパネルが2枚以上連結されていることを特徴とする、請求項1に記載の無線ICタグ用多面アンテナユニット。
  3. 前記連結手段として、ジョイントプレートが使用され、各アンテナエレメントの上縁或いは下縁と平行な仮想軸線周りに回動可能なように各アンテナエレメントが連結されていることを特徴とする、請求項1に記載の無線ICタグ用多面アンテナユニット。
  4. 前記連結手段として、ボールジョイントが使用され、このボールジョイントを中心としてあらゆる方向へ傾け、或いは、回転させることができるように各アンテナエレメントが連結されていることを特徴とする、請求項1に記載の無線ICタグ用多面アンテナユニット。
  5. 前記基部が、内部にタグリーダ又はリーダーライターを収容できるように構成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の無線ICタグ用多面アンテナユニット。
  6. 自走手段を具備していることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の無線ICタグ用多面アンテナユニット。
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