JP2007174127A - 無線制御装置、無線端末装置、通信システム、及び制御方法 - Google Patents

無線制御装置、無線端末装置、通信システム、及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 迅速で確実な通信セッションの確立を提供する。
【解決手段】 無線制御装置が映像伝送処理における無線端末装置間の通信履歴をデータベースから自動収集し、省略可能なネットワーク接続設定手順と映像伝送路設定手順とを自動的に判定する。そして、最適な設定手順を行わせるべく無線端末装置に通知して設定手順を実行させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、無線端末装置間の相互無線接続動作を仲介し、過去に仲介した無線端末装置間の通信に関する情報を通信履歴情報として保有する無線制御装置、無線端末装置、通信システム、及び制御方法、に関する。
従来、通信履歴を利用してネットワーク接続設定手順、映像伝送路設定手順を省略して実行するものが各種提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
例えば、特許文献1には、通信相手の機器情報の中から適切な識別IDやプロトコルをユーザがGUIから選択することで、省略して実行することが記載されている。
また、特許文献2には、映像音声通信において、相手機器の符号方式等のパラメータを予め設定しておいた値を設定し、相手との制御情報通信を省略して通信を開始することが記載されている。
特開2003−091466号公報 特開2003−324495号公報
しかしながら、上記従来例では、無線端末装置間の映像伝送処理の終了状態を考慮した処理実行を行うために利用者の設定操作を前提とし、処理のオーバーヘッドの増大を防ぐためのトレードオフとして利用者に多大な負荷をかけるという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、迅速で確実な通信セッションの確立を提供することを目的とする。
本発明は、無線端末装置間の相互無線接続動作を仲介し、過去に仲介した無線端末装置間の通信に関する通信履歴情報を参照可能な無線制御装置であって、無線端末装置間で通信を開始する際に、前記無線端末装置間の過去の通信終了時の状態を前記通信履歴情報から取得する取得手段と、前記取得した過去の通信終了時の状態に基づいて前記無線端末装置間で設定すべき設定手順のうち、省略可能な設定手順を決定する決定手段と、前記決定した省略可能な設定手順を前記無線端末装置に通知する通知手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、無線端末装置間の相互無線接続動作を仲介し、過去に仲介した無線端末装置間の通信に関する通信履歴情報を参照可能な無線制御装置の制御方法であって、無線端末装置間で通信を開始する際に、前記無線端末装置間の過去の通信終了時の状態を前記通信履歴情報から取得する取得工程と、前記取得した過去の通信終了時の状態に基づいて前記無線端末装置間で設定すべき設定手順のうち、省略可能な設定手順を決定する決定工程と、前記決定した省略可能な設定手順を前記無線端末装置に通知する通知工程とを有することを特徴とする無線制御装置の制御方法。
本発明によれば、無線制御装置が無線端末装置間の通信履歴情報に基づいて省略可能な設定手順を無線端末装置に通知することにより、迅速で確実な通信セッションを確立することが可能となる。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
まず、図1を用いて、無線制御装置や無線端末装置で構成される無線映像伝送システムについて説明する。ここでは、無線通信規格であるIEEE 802.11eに準拠し、端末間の相互無線接続(DLS)動作をサポートする無線ネットワークを用いた映像ストリームデータの伝送システムを前提とする。
尚、DLSはDirect Link Setupの略である。また、無線制御装置や無線端末装置は、それぞれ複数で実現しても良い。但し、無線端末装置は2台以上である。これらは互いに通信可能なように無線LAN(Local Area Network)などで接続されている。また、映像伝送に利用するプロトコルは、RTP、RTCPである。
図1は、第1の実施形態における無線映像伝送システムの構成を示す図である。図1において、101はDLSを実装した無線制御装置である。102は無線端末装置であり、103の無線通信アダプタと共にDLS動作を可能とし、映像伝送システムの送信側として機能する。104は無線端末装置であり、105の無線通信アダプタと共にDLS動作を可能とし、映像伝送システムの受信側として機能する。
尚、無線端末装置102と無線通信アダプタ103及び無線端末装置104と無線通信アダプタ105は、USB、IEEE1394等の有線で接続される。また、無線端末装置102、104は内部に無線通信アダプタ機能を有していても良い。
無線制御装置101において、106は自社製品DBであり、自社製品の無線端末装置同士の推奨する接続設定情報を管理するデータベースである。107は接続履歴DBであり、無線端末装置間の過去の接続履歴情報を管理しているデータベースである。この2つのデータベースは、無線制御装置101に内蔵もしくは、外付けとしてパラレルケーブルもしくはUSBケーブルで接続されている。また、常に不図示の外部ネットワークからの最新情報を受信し、最新の状態を保持している。
108はDLSを実装した無線制御装置である。図1では、1台であるが、2台以上の複数台であっても良い。この無線制御装置108の機能は、無線制御装置101と同様である。無線制御装置101とはネットワーク上の信頼関係があり、接続履歴DB107と同様のDBを所有する。また、無線制御装置101と無線制御装置108は、双方の接続履歴DBや自社製品DBへの問い合わせを依頼することが可能である。
図2は、接続履歴DB107のDB構成の一例を示す図である。図2において、200はDBレイアウトであり、索引順編成のテーブルである。ここで、KEY部の2つの項目は必須項目であり、第一KEYは無線端末装置102の機器バージョンで、第ニKEYは無線端末装置104の機器バージョンである。また、このDBレイアウト200は、無線端末装置102、104が映像伝送を行い、終了時に、レコードとして登録されるものである。
尚、接続履歴DB107に登録されるDBレイアウト200のデータ部の詳細については更に後述する。
図3は、自社製品DB106のDB構成の一例を示す図である。図3において、300はDBレイアウトであり、索引順編成のテーブルである。ここで、KEY部の2つの項目は必須項目であり、第一KEYはベンダーIDで、第ニKEYは機器バージョンである。尚、このDBレイアウト300は外部ネットワークからの最新情報を受信して更新されるため、ここでは参照されるのみである。
次に、図4を用いて、無線映像伝送システムの全体シーケンスについて説明する。まず無線端末装置間のネットワーク接続設定手順及び映像伝送路設定手順の過去の接続履歴や終了状態に基づき省略可能な設定手順を省くことで、映像伝送処理を全体的に最適化するシーケンスについて説明する。
図4は、第1の実施形態における無線映像伝送システムの全体シーケンスを示す図である。まず、無線端末装置102及び無線端末装置104は、無線制御装置101に対する通常のアソシエーション(認証)、セキュリティ設定を行う(S401)。そして、無線端末装置102が無線端末装置104に対して映像伝送を開始するために、無線制御装置101に通信メッセージM401を送信する。
図5は、無線端末装置102から無線制御装置101へ送信されるメッセージの一例を示す図である。図5に示すように、通信メッセージ500には、映像伝送を行う無線端末装置のMACアドレス(必須)、ベンダーID(任意)、及び機器バージョン(任意)が書き込まれる。
ここで、無線制御装置101が図6に示すアプリケーション401の処理を実行する。図6は、図4に示すステップS402のアプリケーション401の詳細処理を示すフローチャートである。まず、ステップS601において、無線端末装置102から通信メッセージ500を受信し、入力データとして、処理を実行する。そして、ステップS602において、受信した通信メッセージ500に基づいて無線端末装置102の機器バージョンを第一KEY、無線端末装置104の機器バージョンを第二KEYとして、接続履歴DB107を検索する。そして、ステップS603において、検索結果から、過去に無線端末装置102、104間でDLS接続履歴があるか否かを検査する。具体的には、接続履歴DB107のDBレイアウト200のデータ部にセットされたDLS接続履歴有無フラグの状態を検査する。
尚、接続履歴DB107に無線端末装置102のDLS接続履歴がない場合、他の無線制御装置108に問い合わせることも可能である。
ここで、DLS接続履歴がある場合はステップS604へ、DLS接続履歴がない場合はステップS605へ処理を進める。ここでは、まず、図7を用いて、DLS接続履歴がある場合であるステップS604の接続履歴DB処理について説明する。
図7は、図6に示すS604の接続履歴DB処理の詳細を示すフローチャートである。まず、ステップS701〜S704において、前回の接続を実行時に、どんな状態で終了したのかを検査する。具体的には、接続履歴DB107のDBレイアウト200のデータ部にセットされている前回終了ステータスを検査する。その結果、前回終了ステータスが正常終了を表す“1”の場合(ステップS701のYES)、ステップS705へ進み、後述するS403、S404の処理をスキップさせる指示を表す“1”をSKIPフラグにセットする。また、前回終了ステータスが電源OFFを表す“2”の場合(ステップS702のYES)、ステップS706へ進み、前回終了ステータスが“1”の場合と同様に、SKIPフラグに“1”をセットする。
また、前回終了ステータスが移動による通信切断を表す“3”の場合には(ステップS703のYES)、ステップS707へ進み、後述するS403の処理をスキップさせる指示を表す“2”をSKIPフラグにセットする。また、前回終了ステータスがバッファフルによる通信切断を表す“4”の場合(ステップS704のYES)、上述の前回終了ステータスが“1”の場合と同様に、SKIPフラグに“1”をセットする。
そして、前回終了ステータスが上記の“1”〜“4”の何れでもない、異常終了の場合(ステップS704のNO)、ステップS709へ進み、スキップ不可を表す“NG”をSKIPフラグにセットする。尚、上述したSKIPフラグは、図8に示す無線端末装置102への通信メッセージ801に含まれる項目の1つである。
図8は、無線制御装置101から無線端末装置102及び104への通信メッセージの一例を示す図である。図8において、801は無線端末装置102への通信メッセージであり、項目として無線端末装置102の機器バージョン、ベンダーID、MACアドレスと、SKIPフラグとを含む。また、802は無線端末装置104への通信メッセージであり、項目として無線端末装置104の機器バージョン、ベンダーID、MACアドレスと、機器の種別情報と、ウォームアップフラグとを含む。
次に、ステップS710において、接続履歴DB107のDBレイアウト200に登録されているデータ部の各項目を図8に示す通信メッセージ801、802の各項目に移送する。そして、この処理を終了し、図6に示すアプリケーション401の処理に戻る。
ここで、図9を用いて、過去に無線端末装置102、104間でDLS接続履歴がない場合であるステップS605の自社製品DB処理について説明する。
図9は、図6に示すS605の自社製品DB処理の詳細を示すフローチャートである。まず、ステップS901において、無線端末装置102、104が自社製品DB106に存在するか否かを検索する。具体的には、通信メッセージ500の無線端末装置102、104のベンダーIDを第一KEYとし、無線端末装置102、104の機器バージョンを第二KEYとして自社製品DB106を検索する。そして、ステップS902において、無線端末装置102、104が共に自社製品DB106に存在しない場合はステップS908へ進み、スキップ不可を表す“NG”を通信メッセージ801のSKIPフラグにセットする。
また、ステップS902で無線端末装置102、104が自社製品の場合はステップS903へ進み、DBレイアウト300のデータ部のDLS接続の可否フラグがDLS可を表す“YES”であるか否かを判定する。ここで、可否フラグが“YES”でない場合はステップS907へ進み、DLS通信の不可を表す“ERR”を通信メッセージ801のSKIPフラグにセットする。
また、ステップS903でDLS可の場合はステップS904へ進み、DBレイアウト300のデータ部の機器の特性が“固定”か“移動”かを判定する。ここで、機器の特性が“移動”の場合はステップS906へ進み、後述するS403の処理をスキップさせる指示を表す“2”をSKIPフラグにセットする。また、機器の特性が“固定”の場合はステップS905へ進み、S403、S404の処理をスキップさせる指示を表す“1”をSKIPフラグにセットする。
次に、ステップS909において、自社製品DB106のDBレイアウト300に登録されているデータ部の各項目を図8に示す通信メッセージ801、802の各項目に移送する。そして、この処理を終了し、図6に示すアプリケーション401の処理に戻る。
図6に戻り、ステップS606において、ステップS604又はS605で設定された通信メッセージ801、802の各項目を接続履歴DB107のDBレイアウト200にセットする。そして、ステップS607において、接続履歴DB107にDLS接続履歴が存在しない場合は登録し、存在する場合は更新処理を行う。
次に、ステップS608において、DBレイアウト200のSKIPフラグが“1”か“2”で、且つ無線端末制御装置104の機器の種別情報が“画像表示装置”か“ストレージ”であるか否かを判定する。ここで、判定結果がYESの場合はステップS609へ進み、無線端末装置104にウォームアップを実施させる“1”を通信メッセージ802のウォームアップフラグにセットする。また、上述のステップS608で判定結果がNOの場合にはステップS610へ進み、無線端末装置102へ通信メッセージ801を送信する。
このように、無線制御装置101のアプリケーション401により通信端末装置102には通信メッセージ801(図4に示すM402)が送信されてアプリケーション403が実行される。一方、通信端末装置104には通信メッセージ802(M403)が送信されてアプリケーション404が実行される。尚、ステップS608の条件によっては、送信されない。
ここで、図10を用いて、無線制御装置101から通信メッセージ801(M402)を受信した無線端末装置102が実行するアプリケーション403について説明する。
図10は、無線端末装置102のアプリケーション403の詳細を示すフローチャートである。まず、ステップS1001において、無線制御装置101からの通信メッセージ801を受信した後、ステップS1002〜S1005において、通信メッセージ801のSKIPフラグの値を検査する。ここで、SKIPフラグが“1”の場合はステップS1006へ進み、図4に示すS403(ディスカバリー、TS情報収集処理)、S404(プローブ要求・応答)を省略する。また、SKIPフラグが“2”の場合はステップS1007へ進み、図4に示すS403(ディスカバリー、TS情報収集処理)を省略する。
また、SKIPフラグが“ERR”の場合はステップS1008へ進み、リクエストを拒否する旨のメッセージを表示する。また、SKIPフラグが“NG”の場合はステップS1009へ進み、S403(ディスカバリー、TS情報収集処理)、S404(プローブ要求・応答)を実行する。また、SKIPフラグがその他の場合はステップS1010へ進み、所定のエラー処理を実行する。
ステップS1006〜ステップS1010の処理が終了すると、このアプリケーション403を終了する。
次に、図11を用いて、無線制御装置101から通信メッセージ802(M403)を受信した無線端末装置104が実行するアプリケーション404について説明する。
図11は、無線端末装置104のアプリケーション404の詳細を示すフローチャートである。まず、ステップS1101において、通信制御装置101からの通信メッセージ802を受信する。そして、ステップS1102において、その通信メッセージ802のウォームアップフラグが“1”(ウォームアップ実行の意)か否かを判定する。ここで、ウォームアップフラグが“1”でなければ、この処理を終了する。
また、ステップS1102において、ウォームアップフラグが“1”の場合はステップS1103へ進み、通信メッセージ802の機器の種別情報が“画像表示装置”か否かを判定する。ここで、機器の種別情報が“画像表示装置”の場合にはステップS1104へ進み、バックライトを点灯し、画像変換アプリケーションを起動した後、このアプリケーション404を終了する。また、ステップS1103において、機器の種別情報が“ストレージ”の場合にはステップS1105へ進み、ハードディスクを起動し、ハードディスクの円盤の回転速度を規定値まで上げるスピンアップ処理を実行する。そして、このアプリケーション404を終了する。
図4に戻り、図10に示したアプリケーション403の処理に基づいてUPnPディスカバリー及びUPnP AV(S403)、プローブリクエスト及びプローブレスポンス(S404)の処理が行われる。また、これらの処理(S403、S404)をスキップするか否かは、上述したように、通信メッセージ801にセットされたSKIPフラグに従うものである。
次に、通常のDLSリクエストとDLSレスポンス、DataとAck命令を実行する(S405)。そして、映像伝送処理の終了した時に、無線端末装置102は、DLS Teardownの通信メッセージM404を送信する前に、アプリケーション405を実行する。
ここで、図12を用いて、無線端末装置102が通信メッセージM404を送信する前に実行するアプリケーション405について説明する。
図12は、無線端末装置102のアプリケーション405の詳細を示すフローチャートである。まず、ステップS1201において、DLS Teardownの通信メッセージM404を送信する前に、映像伝送処理の終了原因を判定する。ここで、無線端末装置104の電源がOFF(受信電波強度がいきなりゼロになるなど)による終了である場合はステップS1203へ進む。ステップS1203では、TeardownメッセージのReasonCodeに“98”をセットする。また、ステップS1201で別の終了原因の場合にはステップS1202へ進み、終了原因が上位映像アプリケーションのバッファフルによる通信断であるか否かを判定する。ここで、バッファフルの場合はステップS1204へ進み、TeardownメッセージのReasonCodeに“99”をセットする。
ステップS1203又はS1204の処理が終了した後、或いはステップS1202の条件に合致しない場合は、ステップS1205において、無線制御装置101へTearDownを送信する。
ここで、図13を用いて、無線端末装置102からのTearDownを受信する無線制御装置101で実行されるアプリケーション402について説明する。
図13は、無線制御装置101のアプリケーション402の詳細を示すフローチャートである。まず、ステップS1301において、無線端末装置102から通信メッセージ(DLS Teardown)を受信する。次に、ステップS1302〜S1306において、この通信メッセージのReasonCodeを判定し、その判定結果に応じて以下の処理を実行する。
ここで、通信メッセージのReasonCodeが“37”の場合はステップS1307へ進み、接続履歴DB107のDBレイアウト200の前回終了ステータスに“1”(正常終了)をセットする。尚、ReasonCodeの“37”はEND_DLSに対応し、正常終了を示すコードである。
また、通信メッセージのReasonCodeが“38”、“39”、“45”の場合はステップS1308へ進み、接続履歴DB107のDBレイアウト200の前回終了ステータスに“9”(異常終了)をセットする。尚、ReasonCodeの“38”、“39”、“45”は、UNKNOWN_DLS、TIMEOUT、STAKEY_MISMATCHに対応し、異常終了を示すコードである。
また、通信メッセージのReasonCodeが上述した“98”の場合はステップS1309へ進み、接続履歴DB107のDBレイアウト200の前回終了ステータスに“2”(電源OFF)をセットする。
また、通信メッセージのReasonCodeが“36”の場合はステップS1310へ進み、接続履歴DB107のDBレイアウト200の前回終了ステータスに“3”(移動による通信断)をセットする。尚、ReasonCodeの“36”はQSTA_LEAVINGに対応し、移動を示すコードである。
また、通信メッセージのReasonCodeが上述した“99”の場合はステップS1311へ進み、接続履歴DB107のDBレイアウト200の前回終了ステータスに“4”(バッファフルによる通信断)をセットする。それ以外の場合にはステップS1312へ進み、接続履歴DB107のDBレイアウト200の前回終了ステータスに“1”(正常終了)をセットする。
次に、ステップS1313では、第一KEYを無線端末装置102の機器バージョン、第ニKEYを無線端末装置104の機器バージョンとして接続履歴DB107を検索し、上述したセット項目と共に、接続履歴DB107の更新処理を行う。そして、ステップS1314において、無線端末装置104へ通信メッセージ(TearDown)M405を送信する(S406)。
上述した処理により、省略可能なシーケンスを収集したデータベースから自動的に判断し、適切に実行することが可能となる。
このように、無線端末装置間のネットワーク接続設定手順と映像伝送路設定手順の過去の接続履歴や終了状態を収集、前記データベースに記憶することを自動化し、手順の省略可能部分を省くことで、映像伝送処理を全体的に最適化することを実現する。
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する。これによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
このプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、次の場合も含まれることは言うまでもない。即ち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合。
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードがコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
第1の実施形態における無線映像伝送システムの構成を示す図である。 接続履歴DB107のDB構成の一例を示す図である。 自社製品DB106のDB構成の一例を示す図である。 第1の実施形態における無線映像伝送システムの全体シーケンスを示す図である。 無線端末装置102から無線制御装置101へ送信されるメッセージの一例を示す図である。 図4に示すステップS402のアプリケーション401の詳細処理を示すフローチャートである。 図6に示すS604の接続履歴DB処理の詳細を示すフローチャートである。 無線制御装置101から無線端末装置102及び104への通信メッセージの一例を示す図である。 図6に示すS605の自社製品DB処理の詳細を示すフローチャートである。 無線端末装置102のアプリケーション403の詳細を示すフローチャートである。 無線端末装置104のアプリケーション404の詳細を示すフローチャートである。 無線端末装置102のアプリケーション405の詳細を示すフローチャートである。 無線制御装置101のアプリケーション402の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
101 無線制御装置
102 無線端末装置
103 無線通信アダプタ
104 無線端末装置
105 無線通信アダプタ
106 自社製品DB
107 接続履歴DB
108 無線制御装置

Claims (17)

  1. 無線端末装置間の相互無線接続動作を仲介し、過去に仲介した無線端末装置間の通信に関する通信履歴情報を参照可能な無線制御装置であって、
    無線端末装置間で通信を開始する際に、前記無線端末装置間の過去の通信終了時の状態を前記通信履歴情報から取得する取得手段と、
    前記取得した過去の通信終了時の状態に基づいて前記無線端末装置間で設定すべき設定手順のうち、省略可能な設定手順を決定する決定手段と、
    前記決定した省略可能な設定手順を前記無線端末装置に通知する通知手段と、
    を有することを特徴とする無線制御装置。
  2. 既知の無線端末装置に関する機器情報参照可能であり、
    前記取得手段で前記過去の通信終了時の状態を取得できない場合、前記決定手段は前記機器情報に基づいて前記省略可能な設定手順を決定することを特徴とする請求項1記載の無線制御装置。
  3. 前記決定手段は、無線端末装置間で通信可能を示す情報が前記機器情報に含まれる場合、前記省略可能な設定手順を決定することを特徴とする請求項2記載の無線制御装置。
  4. 前記決定手段は、前記機器情報に含まれる前記既知の無線端末装置の特性情報に応じて前記省略可能な設定手順を決定することを特徴とする請求項3記載の無線制御装置。
  5. 前記過去の通信終了時の状態には、正常終了、電源オフ、移動による通信断、バッファフルによる通信断を含むことを特徴とする請求項1記載の無線制御装置。
  6. 前記無線端末装置間の通信が終了後、無線端末装置から受信した終了通知メッセージに基づき、当該通信に関する情報を前記通信履歴情報として登録する登録手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の無線制御装置。
  7. 前記無線端末装置がウォームアップ可能な装置であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定に基づき前記無線端末装置にウォームアップ処理の開始を指示する指示手段とを更に有することを特徴とする請求項1記載の無線制御装置。
  8. 前記取得手段で前記無線端末装置間の過去の通信終了時の状態を取得できない場合に、ネットワークを介して他の無線制御装置に前記無線端末装置間の過去の通信終了時の状態を取得する処理を委託すること特徴とする請求項1記載の無線制御装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項記載の無線制御装置に接続する無線端末装置であって、
    無線端末装置間で通信を開始する際に、前記無線制御装置から通知される前記省略可能な設定手順を受信する受信手段を有し、
    前記省略可能な設定手順に基づいてネットワーク接続設定手順、通信路設定手順を実行することを特徴とする無線端末装置。
  10. 送信側の無線端末装置と受信側の無線端末装置間で通信が終了した時点で、当該通信の終了状態を検出する手段と、
    前記無線制御装置に前記通信の終了状態を通知する通知手段とを更に有することを特徴とする請求項9記載の無線端末装置。
  11. 送信側の無線端末装置は、前記開始指示メッセージを受信し、当該開始指示メッセージ内容に基づくウォームアップ処理を実行する処理実行手段を更に有することを特徴とする請求項9又は10記載の無線端末装置。
  12. 請求項1乃至8の何れか一項記載の無線制御装置及び請求項9乃至11の何れか一項記載の少なくとも2台の無線端末装置で構成される無線通信システム。
  13. 無線端末装置間の相互無線接続動作を仲介し、過去に仲介した無線端末装置間の通信に関する通信履歴情報を参照可能な無線制御装置の制御方法であって、
    無線端末装置間で通信を開始する際に、前記無線端末装置間の過去の通信終了時の状態を前記通信履歴情報から取得する取得工程と、
    前記取得した過去の通信終了時の状態に基づいて前記無線端末装置間で設定すべき設定手順のうち、省略可能な設定手順を決定する決定工程と、
    前記決定した省略可能な設定手順を前記無線端末装置に通知する通知工程と、
    を有することを特徴とする無線制御装置の制御方法。
  14. 請求項1乃至8の何れか一項記載の無線制御装置に接続する無線端末装置の制御方法であって、
    無線端末装置間で通信を開始する際に、前記無線制御装置から通知される前記省略可能な設定手順を受信する受信工程を有し、
    前記省略可能な設定手順に基づいてネットワーク接続設定手順、通信路設定手順を実行することを特徴とする無線端末装置の制御方法。
  15. 請求項13に記載の無線制御装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  16. 請求項14に記載の無線端末装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  17. 請求項15又は16記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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