JP2007165491A - 光前置増幅器付き光受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置全体の光結合損が小さく、且つ、低コスト化が可能な光前置増幅器付き光受信装置を提供する。
【解決手段】パッケージ筐体207に、半導体光増幅器201と、この半導体光増幅器201を入力光ファイバ102に光学的に結合する第1の光学系202と、第2の光学系204とを設けてなる半導体光増幅器モジュール101と、パッケージ筐体206内に、PIN−PD205を設けてなるPIN−TIAモジュール103とを有し、パッケージ筐体207の光出力側の面207bとパッケージ筐体206の光入力側の面206aとを接続して、半導体光増幅器201とPIN−PD205とを第2の光学系204によって光学的に結合した構成とする。第2の光学系204はパッケージ筐体206内に設けてもよい。
【選択図】図1
【解決手段】パッケージ筐体207に、半導体光増幅器201と、この半導体光増幅器201を入力光ファイバ102に光学的に結合する第1の光学系202と、第2の光学系204とを設けてなる半導体光増幅器モジュール101と、パッケージ筐体206内に、PIN−PD205を設けてなるPIN−TIAモジュール103とを有し、パッケージ筐体207の光出力側の面207bとパッケージ筐体206の光入力側の面206aとを接続して、半導体光増幅器201とPIN−PD205とを第2の光学系204によって光学的に結合した構成とする。第2の光学系204はパッケージ筐体206内に設けてもよい。
【選択図】図1
Description
本発明は高速光アクセス・メトロシステムなどへの適用が可能な高感度の光前置増幅器付き光受信装置に関するものである。
(1)背景
図5に光アクセスシステム(TDM−PON:time division multiplexing passive optical network)の一例を示す。同図に示すように、局側のOLT(optical line terminal)501から送信された下り信号光は、光スプリッタ502で分岐されて、各加入者端末装置ONU(optical network unit)503,504で受信される。上り信号光は各ONU503,504からバースト信号として送信され、OLT501で受信される。
図5に光アクセスシステム(TDM−PON:time division multiplexing passive optical network)の一例を示す。同図に示すように、局側のOLT(optical line terminal)501から送信された下り信号光は、光スプリッタ502で分岐されて、各加入者端末装置ONU(optical network unit)503,504で受信される。上り信号光は各ONU503,504からバースト信号として送信され、OLT501で受信される。
現在、上り下り双方向とも1Gb/sの光アクセスシステムも商用化され、今後は10Gb/sクラスのTDM−PONに向けた研究開発が進んでいく。しかし、ビットレートの高速化に伴い光受信器の受信感度が劣化するため、OLTとONU間の送受信レベル差(ダイナミックレンジ)を確保するのが難しくなる。全体のシステムコスト抑制のため、ONU送信出力パワーを上げずにダイナミックレンジを確保するためにはOLT側に高感度の光受信器が必要となる。
入力信号光の受信感度を上げる方法としては、(a)APDレシーバを使用する方法、(b)PIN−PDの前に光増幅器を挿入する方法、などが挙げられる。(a)の方法では増倍率を上げるために高電圧印加(〜−50V)が必要であり、更に入力光強度に応じて増倍率の動的制御が必要となる。(b)の方法で用いる光増幅器としてはファイバアンプ(EDFA、PDFA)と半導体光増幅器が挙げられる。この場合の具体的な構成を図6に示す。同図に示すように、光増幅器601で増幅された入力信号光はPIN−TIA(PIN photodiode-Trans-Impedance Amplifier)602のPIN−PD(PIN photodiode)603で電気信号に変換され、この電気信号がPIN−TIA602のTIA604で増幅されて出力される。現状、高感度という点からはファイバアンプが有望である(10Gb/s、−35dBm)が、半導体光増幅器+PIN−TIA構成は小型化が可能であり、更に簡易実装で実現できれば低コストな光前置増幅器付き光受信装置として将来有望である。
(2)従来例
図7に従来の光前置増幅器付き光受信装置(半導体光増幅器+PIN−TIAモジュール構成)の外観を示す。同図において、701は半導体光増幅器モジュール、702はPIN−TIAピグテイルモジュール、703は半導体光増幅器モジュール701の入力側に接続された入力光ファイバである。そして、半導体光増幅器モジュール701とPIN−TIAモジュール702は、光ファイバ704を介して接続されている。
図7に従来の光前置増幅器付き光受信装置(半導体光増幅器+PIN−TIAモジュール構成)の外観を示す。同図において、701は半導体光増幅器モジュール、702はPIN−TIAピグテイルモジュール、703は半導体光増幅器モジュール701の入力側に接続された入力光ファイバである。そして、半導体光増幅器モジュール701とPIN−TIAモジュール702は、光ファイバ704を介して接続されている。
その具体的な構成は図8のようになっている。同図に示すように、半導体光増幅器モジュール701は、パッケージ筐体806内に、半導体光増幅器801と、第1の光学系802と、第2の光学系804とを設けてなるものである。第1の光学系802は半導体光増幅器801と、パッケージ筐体806の光入力側の面に接続された入力光ファイバ703とを光結合し、第2の光学系804は半導体光増幅器801と、パッケージ筐体806の光出力側の面に接続された光ファイバ704aとを光結合する。一方、PIN−TIAモジュール702は、パッケージ筐体809内にPIN−PD810を設けてなるものである。なお、図示は省略しているが、パッケージ筐体809内にはTIAなども設けられている。パッケージ筐体809の光入力側の面には光ファイバ704bが接続されている。そして、半導体光増幅器モジュール701のパッケージ筐体806とPIN−TIAモジュール702のパッケージ筐体809は、これらの光ファイバ704a,704bを介して接続されている。
光ファイバ704aと光ファイバ704bは光コネクタ812によって接続されている。パッケージ筐体806とパッケージ筐体809は、ガラスやサファイアの窓807,808,813で各々個別に気密封止されている。なお、半導体光増幅器801から出射する自然放出光(ASE光)をカットするためパッケージ筐体806とパッケージ筐体809の間に光フィルタがあってもよい。
なお、関連する先行技術文献としては下記のものがある。
T. Kimura et al. IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, Vol.17, No.2, pp.456, 2005年
T. Kimura et al. IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, Vol.17, No.2, pp.456, 2005年
図8のような構成の光前置増幅器付き光受信装置の問題は、光受信装置全体の光結合損である。図8で光受信装置全体の光結合損を考えると、(1)入力光ファイバ703と半導体光増幅器801との入力側光結合損、(2)半導体光増幅器801と出力光ファイバ704aとの光結合損、(3)光ファイバ704bとPIN−PD810との光結合損がある。(1)(2)の光結合損は第1及び第2の光学系802,804が1枚レンズ系の場合〜−4dB、(3)の光結合損は〜−1dBとすると、光受信装置全体では計〜9dBもの損失となる。半導体光増幅器801の信号利得が20dBあっても光受信装置全体の光結合損が9dBあれば受信感度は11dBしか向上しない。このため、光受信装置全体の光結合損をできるだけ小さくする必要がある。
また、図8ではシングルモードファイバとの結合箇所が多く、光ファイバ703,704a,704bの接続部814,815,816をYAGレーザによってパッケージ筐体806,809に溶接固定する場合、レーザ溶接の工程数の増加とそれによる歩留まりの低下を招く。
このような点を解決するために、より高級な部材や専用部材を開発することは、低コスト化の観点から得策ではない。パッケージ筐体や内部の部材にはなるべく市販品を使用することが望ましい。例えば、(2)(3)の出力側光結合損を低減する1つの方法として、半導体光増幅器の直近にPIN−TIAを配置してワンパッケージ化する方法も考えられるが、導波路型の半導体光増幅器と面型PIN−PDを直近に配置するためには新しい専用の部材が必要となり、低コスト化は難しい。
従って、本発明は上記の事情に鑑み、装置全体の光結合損が小さく、且つ、低コスト化が可能な光前置増幅器付き光受信装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決する第1発明の光前置増幅器付き光受信装置は、第1の筐体内に、半導体光増幅器と、この半導体光増幅器を入力光ファイバに光学的に結合する第1の光結合部と、第2の光結合部とを設けてなる第1のモジュールと、
第2の筐体内に、光受信器を設けてなる第2のモジュールとを有し、
前記第1の筐体の光出力側の面と前記第2の筐体の光入力側の面とを接続して、前記半導体光増幅器と前記光受信器とを前記第2の光結合部によって光学的に結合した構成であることを特徴とする。
第2の筐体内に、光受信器を設けてなる第2のモジュールとを有し、
前記第1の筐体の光出力側の面と前記第2の筐体の光入力側の面とを接続して、前記半導体光増幅器と前記光受信器とを前記第2の光結合部によって光学的に結合した構成であることを特徴とする。
また、第2発明の光前置増幅器付き光受信装置は、第1の筐体内に、半導体光増幅器と、この半導体光増幅器を入力光ファイバに光学的に結合する第1の光結合部とを設けてなる第1のモジュールと、
第2の筐体内に、第2の光結合部と、光受信器とを設けてなる第2のモジュールとを有し、
前記第1の筐体の光出力側の面と前記第2の筐体の光入力側の面とを接続して、前記半導体光増幅器と前記光受信器とを前記第2の光結合部によって光学的に結合した構成であることを特徴とする。
第2の筐体内に、第2の光結合部と、光受信器とを設けてなる第2のモジュールとを有し、
前記第1の筐体の光出力側の面と前記第2の筐体の光入力側の面とを接続して、前記半導体光増幅器と前記光受信器とを前記第2の光結合部によって光学的に結合した構成であることを特徴とする。
また、第3発明の光前置増幅器付き光受信装置は、第1又は第2発明の光受信装置において、
前記第1の筐体と前記第2の筐体とを、各々個別に光の透過窓によって気密に封止したことを特徴とする。
前記第1の筐体と前記第2の筐体とを、各々個別に光の透過窓によって気密に封止したことを特徴とする。
また、第4発明の光前置増幅器付き光受信装置は、第1,第2又は第3発明の光受信装置において、
前記第2の光結合部は、前記半導体光増幅器から出射された光をコリメートして平行光とする少なくとも1枚のコリメート用レンズと、前記平行光を集光する少なくとも1枚の集光用レンズとを有してなるものであることを特徴とする。
前記第2の光結合部は、前記半導体光増幅器から出射された光をコリメートして平行光とする少なくとも1枚のコリメート用レンズと、前記平行光を集光する少なくとも1枚の集光用レンズとを有してなるものであることを特徴とする。
このように、本発明においては、第1のモジュールの第1の筐体の光出力側の面と、第2のモジュールの第2の筐体の光入力側の面とを接続すること、即ち、第1の筐体と第1の筐体とを光ファイバを介さずに接続して一体化することにより、半導体光増幅器と光受信器とを第2の光結合部によって光学的に結合したため、高効率な光結合を歩留まりよく実現できる。また、使用する部品も市販のTO−CAN型のものを用いることができ、特に新規の部材を作成する必要もないため、低コスト化が期待できる。光ファイバとの結合も第1の筐体の光入力側1箇所で済み、第1の筐体の光出力側には光ファイバは不要となるため部品点数の削減にもなる。また、コリメート用レンズと集光用レンズの間の部分では光が平行光となっているため、この部分にアイソレータや光フィルタ等の光部品を挿入することもできる。
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づき、詳細に説明する。
<実施の形態例1>
図1に本発明の実施の形態例1に係る光前置増幅器付き光受信装置の外観を示し、図2に前記光前置増幅器付き光受信装置の具体的な内部構成を示す。
図1に本発明の実施の形態例1に係る光前置増幅器付き光受信装置の外観を示し、図2に前記光前置増幅器付き光受信装置の具体的な内部構成を示す。
図1に示すように、本実施の形態例1の光前置増幅器付き光受信装置は、第1のモジュールとしての半導体光増幅器モジュール101と、第2のモジュールとしてのPIN−TIAモジュール103とを有しており、半導体光増幅器モジュール101の光入力側に入力光ファイバ102が接続されている。そして、半導体光増幅器モジュール101の光出力側は光ファイバを介さずにPIN−TIAモジュール103の光入力側に接続されており、半導体光増幅器モジュール101とPIN−TIAモジュール103とが一体化されている。
図2に基づいて詳述すると、半導体光増幅器モジュール101はバタフライ型のものであり、第1の筐体としての金属製で直方体状のパッケージ筐体207内に、光前置増幅器としての半導体光増幅器201と、第1の光結合部としての第1の光学系202と、第2の光結合部としての第2の光学系204とを設けてなるものである。なお、図示例ではパッケージ筐体207内に、ヒートシンク211と、ペルチェ素子を用いた温調用TEC212も設けられている。半導体光増幅器201はヒートシンク211上に設置され、ヒートシンク211は温調用TEC212上に設置されている。
パッケージ筐体207は左右両側の面207a,207bに信号光301を入出力するための開口部207c,207dがそれぞれ形成されているが、これらの開口部207c,207dを、信号光301が透過するガラスやサファイヤなどの窓208,209でパッケージ筐体207の内側から塞ぐことにより、内部が気密に封止されている。入力光ファイバ102は、この入力光ファイバ102の端部に設けられた接続部213をYAGレーザ等によるレーザ溶接などの接続手段によってパッケージ筐体207の光入力側の面207aに接続することにより、同面207aに接続されている。
第1の光学系202は1枚の集光用レンズ202aからなるものであり、半導体光増幅器201と入力光ファイバ102とを光学的に結合(光結合)している。即ち、第1の光学系202では、入力光ファイバ301から出射された信号光301を、レンズ202aで集光して半導体光増幅器201に入射させる。第2の光学系204は1枚の集光用レンズ204aからなるものであり、半導体光増幅器201と光受信器としてのPIN−PD205とを光学的に結合(光結合)している。即ち、第2の光学系204では、半導体光増幅器201から出射された信号光301を、レンズ204aで集光してPIN−PD205に入射させる。なお、第1及び第2の光学系202,204は、図示例のような1枚レンズ系のものに限らず、複数枚の集光用レンズを用いたものでもよい。
一方、PIN−TIAモジュール103はTO−CAN型のものであり、第2の筐体としての金属製で円筒状のパッケージ筐体206内に、PIN−PD205を設けてなるものである。PIN−PD205はステム214上に設置されている。なお、図示は省略しているが、ステム214上にはTIAなども設けられている。パッケージ筐体206は光入力側の面206aに信号光301を入力するための開口部206bが形成されているが、この開口部206bを、信号光301が透過するガラスやサファイヤなどの窓210でパッケージ筐体206の内側から塞ぐことにより、内部が気密に封止されている。即ち、パッケージ筐体206とパッケージ筐体207は各々個別に最適に製作され、各々個別に気密封止されている。
そして、パッケージ筐体207の光出力側の面207bと、パッケージ筐体206の光入力側の面206aとを、従来(図8)のように光ファイバを間に介在させることなく、YAGレーザ等によるレーザ溶接などの接続手段で接続して、パッケージ筐体207とパッケージ筐体206とを一体化することにより、半導体光増幅器201とPIN−PD205とを、光ファイバを介さずに第2の光学系204のみによって光結合した構成となっている。ここでPIN−TIAモジュール206は市販の気密封止されたTO−CAN型のものを用いる。
本実施の形態例1の光前置増幅器付き光受信装置によれば、半導体光増幅器201からの出射光(信号光301)は第2の光学系204を介して受光径数10ミクロンのPIN−PD205と結合するため、図8のようなシングルモード光ファイバ(コア径10ミクロン以下)との結合に比べ、容易かつ高効率な光結合が可能となり、作製歩留まりも向上する。本光受信装置全体の光結合損は、入力側の光結合損−4dB、出力側の光結合損−1dBとなり、計−5dBとなる。
<実施の形態例2>
図3に本発明の実施の形態例2に係る光前置増幅器付き光受信装置の具体的な内部構成を示す。本光受信装置の外観は図1と同様である。なお、図3において図2と同様の部分には同一の符号を付し、重複する詳細な説明は省略する。
図3に本発明の実施の形態例2に係る光前置増幅器付き光受信装置の具体的な内部構成を示す。本光受信装置の外観は図1と同様である。なお、図3において図2と同様の部分には同一の符号を付し、重複する詳細な説明は省略する。
図3と図2の違いは、半導体光増幅器201とPIN−PD205とを光結合するための第2の光学系204が、図2では1枚の集光用レンズ204aで構成されているのに対し、図3では複数枚のレンズ、即ち1枚のコリメート用レンズ204bと1枚の集光用レンズ204dとで構成されていることである。
コリメート用レンズ204bと集光用レンズ204dは離間しており、コリメート用レンズ204bでは半導体光増幅器201から出射された信号光301をコリメートして平行光とし、集光用レンズ204dではコリメート用レンズ204bで平行光となった信号光301を集光してPIN−PD205に入射させる。なお、図示例では1枚のコリメート用レンズを用いているが、複数枚のコリメート用レンズを用いてもよく、また、図示例では1枚の集光用レンズを用いているが、複数枚の集光用レンズを用いてもよい。図3のその他の構成は図2の構成と同様である。
本実施の形態例2の光前置増幅器付き光受信装置によれば、上記実施の形態例1の光受信装置と同様の効果が得られ、更には第2の光学系204のコリメート用レンズ204bと集光用レンズ204dとの間で信号光301がコリメートされて平行光をなっているため、これらのレンズ204b,204d間(図3中の点線部302)にアイソレータや、半導体光増幅器201から出射する自然放出光(ASE光)のカットなどを行う光フィルタ等の光部品を挿入することができる。
<実施の形態例3>
図4に本発明の実施の形態例3に係る光前置増幅器付き光受信装置の具体的な内部構成を示す。本光受信装置の外観は図1と同様である。なお、図4において図2と同様の部分には同一の符号を付し、重複する詳細な説明は省略する。
図4に本発明の実施の形態例3に係る光前置増幅器付き光受信装置の具体的な内部構成を示す。本光受信装置の外観は図1と同様である。なお、図4において図2と同様の部分には同一の符号を付し、重複する詳細な説明は省略する。
図4と図2の違いは、半導体光増幅器201とPIN−PD205とを光結合するための第2の光学系204が、図2では半導体光増幅器モジュール101のパッケージ筐体207内に設けられているのに対し、図4ではPIN−TIAモジュール103のパッケージ筐体206内に設けられていることである。図4のその他の構成は図2の構成と同様である。
本実施の形態例3の光前置増幅器付き光受信装置でも、上記実施の形態例1の光前置増幅器付き光受信装置と同様の効果を得ることができる。なお、図4のようにパッケージ筐体206内に第2の光学系204を設ける場合にも、当該第2の光学系204を、図3の第2の光学系204と同様にコリメート用レンズと集光用レンズからなる構成にしてもよい。
101 半導体光増幅器モジュール
102 入力光ファイバ
103 PIN−TIAモジュール
201 半導体光増幅器
202 第1の光学系
202a 集光用レンズ
204 第2の光学系
204a 集光用レンズ
204b コリメート用レンズ
204c 集光用レンズ
205 PIN−PD
206 パッケージ筐体
206a 光入力側の面
206b 開口部
207 パッケージ筐体
207a 光入力側の面
207b 光出力側の面
207c,207d 開口部
208,209,210 窓
211 ヒートシンク
212 温調用TEC
213 接続部
214 ステム
301 信号光
302 コリメート用レンズと集光用レンズの間の部分
102 入力光ファイバ
103 PIN−TIAモジュール
201 半導体光増幅器
202 第1の光学系
202a 集光用レンズ
204 第2の光学系
204a 集光用レンズ
204b コリメート用レンズ
204c 集光用レンズ
205 PIN−PD
206 パッケージ筐体
206a 光入力側の面
206b 開口部
207 パッケージ筐体
207a 光入力側の面
207b 光出力側の面
207c,207d 開口部
208,209,210 窓
211 ヒートシンク
212 温調用TEC
213 接続部
214 ステム
301 信号光
302 コリメート用レンズと集光用レンズの間の部分
Claims (4)
- 第1の筐体内に、半導体光増幅器と、この半導体光増幅器を入力光ファイバに光学的に結合する第1の光結合部と、第2の光結合部とを設けてなる第1のモジュールと、
第2の筐体内に、光受信器を設けてなる第2のモジュールとを有し、
前記第1の筐体の光出力側の面と前記第2の筐体の光入力側の面とを接続して、前記半導体光増幅器と前記光受信器とを前記第2の光結合部によって光学的に結合した構成であることを特徴とする光前置増幅器付き光受信装置。 - 第1の筐体内に、半導体光増幅器と、この半導体光増幅器を入力光ファイバに光学的に結合する第1の光結合部とを設けてなる第1のモジュールと、
第2の筐体内に、第2の光結合部と、光受信器とを設けてなる第2のモジュールとを有し、
前記第1の筐体の光出力側の面と前記第2の筐体の光入力側の面とを接続して、前記半導体光増幅器と前記光受信器とを前記第2の光結合部によって光学的に結合した構成であることを特徴とする光前置増幅器付き光受信装置。 - 請求項1又は2に記載の光受信装置において、
前記第1の筐体と前記第2の筐体とを、各々個別に光の透過窓によって気密に封止したことを特徴とする光前置増幅器付き光受信装置。 - 請求項1,2又は3に記載の光受信装置において、
前記第2の光結合部は、前記半導体光増幅器から出射された光をコリメートして平行光とする少なくとも1枚のコリメート用レンズと、前記平行光を集光する少なくとも1枚の集光用レンズとを有してなるものであることを特徴とする光前置増幅器付き光受信装置。
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