JP2007165308A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光効率を向上させることができ、放電電圧を下げることの可能な表示装置を提供する。
【解決手段】本発明の表示装置は、互いに対向して設けられ、その間に複数の放電セル114が形成される上部基板120および下部基板110と、放電セル114側の面である上部基板120の内面に形成される複数の第1電極121a、121bと、上部基板120の内面に第1電極121a、121bに対応するように設けられ、湾曲した形状を有する複数の電子放出源126a、126bと、放電セル114の内部に充填される放電ガスと、放電セルの内壁に形成される発光体層115とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置に関し、より詳細には、発光効率を向上させることができ、駆動電圧を下げることができる表示装置に関する。
表示装置の一種であるプラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel;以下「PDP」とする。)は、電気的放電を利用して画像を形成する装置であり、輝度や視野角などの表示性能に優れ、その使用は増加傾向にある。かかるPDPでは、電極に印加される電圧によって電極間でガス放電が起きる。その放電過程で発生する紫外線の放射により蛍光体が励起され、可視光を発散することによって画像を形成する。
このようなPDPは、その放電形式により、直流型(DC type)と交流型(AC type)とに分類することができる。直流型PDPは、全ての電極が放電空間に露出される構造であり、対応電極間に電荷の移動が直接的になされる。一方、交流型PDPは、少なくとも1つの電極が誘電体層に覆い包まれ、対応する電極間に直接的な電荷の移動がなされない代わりに、壁電荷によって放電が行われる。
また、PDPは、電極の配置構造により、対向放電型と面放電型とに分類することができる。対向放電型PDPは、対をなす2つの維持電極がそれぞれ上部基板と下部基板とに配置された構造であり、放電が基板に垂直方向に起こる。一方、面放電型PDPは、対をなす2つの維持電極が同じ基板上に配置された構造であり、放電が基板に平行方向に起こる。対向放電型PDPは、発光効率が高い一方でプラズマにより蛍光体層が容易に劣化されるという欠点があり、最近では、面放電型PDPが主流をなしている。
図1、図2Aおよび図2Bに基づいて、従来の面放電型PDPについて説明する。なお、図1は、従来の一般的な面放電型PDPを示す分解斜視図である。図2Aは、図1のPDPを第1の方向(例えば横方向)に切断した断面を示す断面図である。図2Bは、図1のPDPを第1の方向に対して直交する第2の方向(例えば縦方向)に切断した断面を示す断面図である。
図1、図2Aおよび図2Bに示すように、従来のPDPは、一定間隔を有して相互に対向する上部基板20と下部基板10とを備える。上部基板20と下部基板10との間の空間は、プラズマ放電が起こる放電空間になる。
下部基板10の上面(図1において紙面上側の面)には、複数のアドレス電極11がストライプ状に配列されており、該アドレス電極11は、第1誘電体層12に埋設されている。第1誘電体層12の上面には、放電空間を区画して放電セル14を形成し、この放電セル14間の電気的、光学的干渉を防止する複数の隔壁13が所定間隔をおいて形成されている。そして、放電セル14の内面には、それぞれ赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の蛍光体層15が所定の厚さ塗布されており、放電セル14の内部には、放電ガスが充填される。
上部基板20は、可視光を透過させる透明基板からなり、例えばガラスから形成される。上部基板20は、隔壁13が形成された下部基板10に結合される。上部基板20の下面(図1において紙面下側の面)には、アドレス電極11と直交するストライプ状の維持電極21a、21bが対をなして形成されている。維持電極21a、21bは、可視光が透過可能なように、例えばITO(Indium Tin Oxide)のような透明な導電性材料からなる。そして、維持電極21a、21bのライン抵抗を減らすために、維持電極21a、21bそれぞれの下面には、金属材質からなるバス電極22a、22bが維持電極21a、21bより狭幅に形成されている。かかる維持電極21a、21bとバス電極22a、22bは、透明な第2誘電体層23に埋設されている。第2誘電体層23の下面には、例えば酸化マグネシウム(MgO)からなる保護膜24が形成されている。
このような構造のPDPで、保護膜24は、プラズマ粒子のスパッタリングによる第2誘電体層23の損傷を防止し、二次電子を放出して駆動電圧を下げる役割を果たす。しかし、酸化マグネシウム(MgO)からなる保護膜は、二次電子放出係数が低いために、放電空間内で十分な電子放出効果を発揮するには限界がある。
また、上述した従来のPDPでは、放電ガスがイオン化し、プラズマ放電の起こる過程で、励起状態のキセノンが安定化しながら紫外線を発生する。したがって、画像を形成するためには、放電ガスをイオン化させることが可能なほどに高いエネルギーが必要になるが、駆動電圧が大きくて発光効率は低いという問題点がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、発光効率を向上させることができ、放電電圧を下げることの可能な、新規かつ改良された表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、互いに対向して設けられ、その間に複数の放電セルが形成される第1基板および第2基板と、放電セル側の面である第1基板の内面に形成される複数の第1電極と、第1基板の内面に第1電極に対応するように設けられ、湾曲した形状を有する複数の電子放出源と、放電セルの内部に充填される放電ガスと、放電セルの内壁に形成される発光体層とを備える表示装置が提供される。
ここで、電子放出源は、第1電極に対して平行に形成されることがのぞましい。また、電子放出源は、酸化された多孔性シリコン、炭素ナノチューブ(CNT)、DLC(Diamond Like Carbon)またはナノワイヤから形成することができる。なお、酸化された多孔性シリコンは、酸化された多孔性ポリシリコン、または酸化された多孔性非晶質シリコンを含んでいる。
放電セル側の面である第2基板の内面には、複数の第2電極をさらに形成することができる。このとき、第1電極は、互いに平行に形成される一対の維持電極として構成され、第2電極は、一対の維持電極に対して交差するように形成されるアドレス電極として構成することができる。
また、第1基板と電子放出源との間には、第1電極が埋設されるように誘電体層が形成されることが望ましい。このとき、第1基板の内面は湾曲した形状を有し、第1電極および誘電体層は第1基板の湾曲した内面に形成され、電子放出源は、誘電体層の湾曲した表面上に形成される。あるいは、誘電体層は、第1基板の平坦な放電セル側の面に、該誘電体層の放電セル側の面である内面が湾曲した形状を有するように形成され、電子放出源を誘電体層の湾曲した内面上に形成してもよい。ここで、誘電体層と電子放出源との間に、ベース電極がさらに形成することもできる。
また、本発明の別の観点によれば、互いに対向して設けられ、その間に複数の放電セルが形成される第1基板および第2基板と、放電セル側の面である第1基板の内面に形成される複数の第1電極と、第1基板の内面に第1電極の表面を露出させるように形成される誘電体層と、第1電極の露出した表面上に形成され、湾曲した形状を有する複数の電子放出源と、放電セルの内部に充填される放電ガスと、放電セルの内壁に形成される発光体層と、を備える表示装置が提供される。
ここで、第1基板の内面は湾曲した形状を有し、第1電極および誘電体層は第1基板の湾曲した内面に形成され、電子放出源は第1電極の湾曲した表面上に形成される。電子放出源は、例えば酸化された多孔性シリコン、炭素ナノチューブ、DLCまたはナノワイヤから形成することができる。なお、酸化された多孔性シリコンは、酸化された多孔性ポリシリコンまたは酸化された多孔性非晶質シリコンを含む。
放電セル側の面である第2基板の内面には、複数の第2電極をさらに形成することができる。このとき、第1電極は、互いに平行に形成される一対の維持電極として構成され、第2電極は、一対の維持電極に対して交差するように形成されるアドレス電極として構成される。
さらに、本発明の別の観点によれば、所定の間隔を有して互いに対向するように設けられ、その間に複数の発光セルが形成される第1基板および第2基板と、発光セルの内部に充填される励起ガスと、発光セルの内壁に形成される発光体層と、第1基板と第2基板とのうち少なくとも一方の放電セル側の面に湾曲した形状を有して設けられ、励起ガスを励起させる電子を発光セルの内部に放出する複数の電子放出手段と、を備える表示装置が提供される。
ここで、第1基板と第2基板とのうち少なくとも一方の放電セル側の面である内面は、湾曲した形状を有するように形成してもよい。このとき、電子放出手段は、第1基板と第2基板とのうち少なくとも一方の湾曲した内面上に設けられる。
また、電子放出手段から放出される電子は、励起ガスの励起に必要なエネルギーより大きく、励起ガスのイオン化に必要なエネルギーより小さなエネルギーを有することが望ましい。
さらに、電子放出手段は、第1基板と第2基板とのうち少なくとも一方の湾曲した内面に形成される第1電極と、第1電極と離隔され、対向して設けられる第2電極と、第1電極と第2電極との間に設けられ、第1電極と第2電極との間に印加する電圧によって電子を加速して発光セル内部に放出する電子加速層と、を備えることもできる。ここで、第1電極に印加する電圧をV1、第2電極に印加する電圧をV2とするとき、V1<V2を満足させることが望ましい。
電子加速層は、例えば酸化された多孔性シリコン、炭素ナノチューブ、DLCまたはナノワイヤから形成することができる。なお、酸化された多孔性シリコンは、酸化された多孔性ポリシリコンまたは酸化された多孔性非晶質シリコンを含む。
また、電子放出手段が設けられていない第1基板または第2基板の放電セル側の面には、第3電極をさらに形成することもできる。ここで、第1電極に印加する電圧をV1、第2電極に印加する電圧をV2および第3電極に印加する電圧をV3とするとき、V1<V2<V3またはV1<V2=V3を満足させることが望ましい。
本発明による表示装置によれば、次のような効果がある。第一に、湾曲した形状を有する電子放出源が加速された電子を放電セル内部に均一に放出することによって電子放出特性を向上させることができる。これにより、表示装置の駆動電圧を下げることができ、また輝度および発光効率を向上させることができる。
第二に、励起ガスをイオン化させるほどの高いエネルギーではなく、励起ガスを励起させるだけのエネルギーを有する電子を放出する、湾曲した形状の電子放出手段を表示装置に備える。これにより、従来のPDPより駆動電圧を下げることができる一方で、輝度および発光効率を向上させることができる。
以上説明したように本発明によれば、発光効率を向上させることができ、放電電圧を下げることの可能な表示装置を提供することにある。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、図3に基づいて、本発明の第1の実施形態にかかる表示装置について説明する。なお、図3は、本実施形態にかかる表示装置のPDPを概略的に示した一部断面図である。
本実施形態にかかる表示装置は、図3に示すように、第1基板である上部基板120と第2基板である下部基板110とが離隔して対向するように配置されている。ここで、上部基板120と下部基板110との間には、プラズマ放電が発生する複数の放電セル114が形成される。一方、図3には図示されていないが、上部基板120と下部基板110との間には、上部基板120と下部基板110との間の空間を区画して放電セル114を形成し、放電セル114間の電気的、光学的クロストークを防止する複数の隔壁が設けられている。
上部基板120としては、例えば可視光の透過可能なガラス基板が用いられる。一方、本実施形態にかかる上部基板120は、その下面が波打つように湾曲した形状を有するように形成される。かかる上部基板120の湾曲した下面には、放電セル114に対応して複数の第1電極が形成されている。ここで、第1電極は、互いに平行に形成される一対の第1維持電極121aおよび第2維持電極121bから構成される。第1維持電極121aおよび第2維持電極121bは、例えばITOのような透明な導電性物質から形成することができる。第1維持電極121aおよび第2維持電極121bの下面には、それぞれ第1維持電極121aおよび第2維持電極121bのライン抵抗を減らすためのバス電極(図示せず)がさらに形成される。このとき、バス電極は、第1維持電極121aおよび第2維持電極121bのエッジに沿って第1維持電極121aおよび第2維持電極121bの幅より狭幅に形成される。かかるバス電極は、電気伝導性に優れた金属、例えばAl、Agなどから形成される。
上部基板120の湾曲した下面には、第1維持電極121aおよび第2維持電極121bを覆い包むように、第1誘電体層123が所定の厚さで形成されている。これにより、第1誘電体層123の下面は、上部基板120の下面とほぼ同じ形状に湾曲するように形成される。そして、第1誘電体層123の下面には、第1電子放出源126aおよび第2電子放出源126bが第1維持電極121aおよび第2維持電極121bに対応して形成されている。このとき、第1電子放出源126aおよび第2電子放出源126bは、第1維持電極121aおよび第2維持電極121bに平行に形成される。第1誘電体層123は、その下面が湾曲するように形成されているので、第1電子放出源126aおよび第2電子放出源126bも、第1誘電体層123の湾曲した下面の形状に対応して湾曲した形状に形成される。ここで、第1電子放出源126aおよび第2電子放出源126bの湾曲した面での最高高さと最低高さのとの差は、約1μm以上であることが望ましい。
一方、図3の第1電子放出源126aおよび第2電子放出源126bは、中心部が図3の下側に向かって突出する(すなわち、中心部が高くてエッジが低い形状を有する)場合が示されているが、かかる例に限定されず、エッジが図3の下側に向かって突出する(すなわち、中心部が低くてエッジの高い)形状、または高い部分と低い部分とが繰り返される形状を有することもできる。これ以外にも、所望の形態で多様に湾曲した形状を有することもできる。また、図3には、湾曲する面が規則的に形成される場合が図示されているが、かかる例に限定されず、不規則的にも形成することもできる。
第1誘電体層123と第1電子放出源126aとの間、および第1誘電体層123と第2電子放出源126b間には、それぞれ第1ベース電極125aおよび第2ベース電極125bが形成される。ここで、第1ベース電極125aおよび第2ベース電極125bは、例えばITO、Al、Agなどから形成することができる。
第1電子放出源126aおよび第2電子放出源126bは、第1維持電極121aおよび第2維持電極121bに所定の電圧が印加されることにより、電子を加速させて放電セル114の内部に放出することによって電子放出を増幅させる役割を果たす。ここで、第1電子放出源126aおよび第2電子放出源126bは、例えば酸化された多孔性シリコン、CNT、DLCまたはナノワイヤから形成することができる。ここで、酸化された多孔性シリコンは、酸化された多孔性ポリシリコン、または酸化された多孔性非晶質シリコンを含む。
第1電子放出源126aおよび第2電子放出源126b間の第1誘電体層123の下面には、保護膜124が形成される。保護膜124は、プラズマ粒子のスパッタリングによる第1誘電体層123の損傷を防止し、二次電子を放出して駆動電圧を下げる役割を果たす。保護膜124は、一般的に酸化マグネシウム(MgO)から形成される。
下部基板110としては、一般的にガラス基板が使われる。下部基板110の上面には、複数の第2電極が形成されている。ここで、第2電極は、第1維持電極121aおよび第2維持電極121bと交差するように設けられたアドレス電極111からなる。そして、下部基板110の上面には、かかるアドレス電極111を覆い包むように第2誘電体層112が形成されている。
第2誘電体層112の上面および隔壁(図示せず)の側壁を含む放電セル114の内壁には、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の発光体層115がそれぞれ塗布される。ここで、発光体層115を形成する蛍光体としては、例えば紫外線によって励起されて可視光を発生させる光発光蛍光体を用いることができる。これ以外にも、例えば陰極線発光蛍光体や量子ドットを含んで用いることもある。そして、放電セル114の内部には、放電時に紫外線を発生させる放電ガスが充填される。ここで、放電ガスには、例えば紫外線を発生させるキセノン(Xe)以外に、窒素(N)、重水素(D2)、二酸化炭素(CO)、水素(H)、一酸化炭素(CO)、ネオン(Ne)、ヘリウム(He)、アルゴン(Ar)などが含まれる。
このような構成を有するPDPで、例えば、放電のために、第1維持電極121aに約1000V、第2維持電極121bに0Vの電圧が印加されると、放電セル114の内部では、第1維持電極121aから第2維持電極121bに向かう電界が形成される。かかる電界の形成により、第2ベース電極125bから第2電子放出源126bに電子が流入し、このように流入した電子は、第2電子放出源126bを通過しながら加速され、放電セル114の内部に放出される。
一方、第1維持電極121aに0V、第2維持電極121bに約1000Vの電圧が印加されると、第1電子放出源126aに加速された電子が放出される。このように、本実施形態にかかる表示装置は、第1電子放出源126aおよび第2電子放出源126bが加速された電子を放電セル114の内部に放出し、電子放出特性を向上させることにより、駆動電圧を下げることができ、また輝度および発光効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、第1電子放出源126aおよび第2電子放出源126bは、湾曲した形状であるので、放電セル114の内部のいずれかの一方向だけに電子が放出されることがなく、等しく放出される。これにより、輝度および発光効率をさらに向上させることができる。このとき、第1電子放出源126aおよび第2電子放出源126bを多様な形状に形成することにより、電子の放出される方向を任意に調整することもできる。
図4に、本発明の第1の実施形態にかかる表示装置の第1変形例を示す。なお、図4は、本実施形態にかかる表示装置の第1変形例を示す断面図である。以下では、上述した第1の実施形態と異なる点のみを説明する。
図4に示すように、平坦な上部基板120’の下面に、一対の第1維持電極121’aおよび第2維持電極121’bが形成されている。そして、第1維持電極121’aおよび第2維持電極121’bを覆い包むように、上部基板120’の下面に、第1誘電体層123’が形成されている。このとき、第1誘電体層123’は、その下面が所定形態に屈曲された形状を有するように形成される。第1誘電体層123’の下面には、第1電子放出源126aおよび第2電子放出源126bが第1維持電極121’aおよび第2維持電極121’bに対応して形成されている。このとき、第1電子放出源126aおよび第2電子放出源126bは、第1維持電極121’aおよび第2維持電極121’bに対して平行に形成される。そして、第1誘電体層123’は、その下面が湾曲するように形成されているので、第1電子放出源126aおよび第2電子放出源126bも、第1誘電体層123’の湾曲した下面に対応する湾曲する形状に形成される。ここで、第1電子放出源126aおよび第2電子放出源126bの湾曲した面での最高高さと最低高さのとの差は、略1μm以上であることが望ましい。
一方、第1電子放出源126aおよび第2電子放出源126bは、上述のように、多様な形態に湾曲した形状に形成される。また、図4には、湾曲した面が規則的に形成される場合が示されているが、本実施形態はかかるに限定されず、不規則的に形成することもできる。さらに、第1誘電体層123’と第1電子放出源126aとの間、および第1誘電体層123’と第2電子放出源126bとの間には、それぞれ第1ベース電極125aおよび第2ベース電極125bを形成することもできる。
図5に、本発明の第1の実施形態にかかる表示装置の第2変形例を示す。なお、図5は、本実施形態にかかる表示装置の第2変形例を示す断面図である。図5に示すように、第1誘電体層123”の下面は、第1の実施形態やその第1変形例とは異なり、段状に形成することもできる。第1誘電体層123”の下面に、第1電子放出源126’aおよび第2電子放出源126’bが形成されるので、第1電子放出源126’aおよび第2電子放出源126’bも、段状を有する。ここで、第1誘電体層123”と第1電子放出源126’aとの間、および第1誘電体層123”と第2電子放出源126’bとの間には、それぞれ第1ベース電極125’aおよび第2ベース電極125’bが形成される。そして、第1ベース電極125’aおよび第2ベース電極125’b間の第1誘電体層123”の下面に、保護膜124’が形成される。
(第2の実施形態)
次に、図6に基づいて、本発明の第2の実施形態にかかる表示亜装置について説明する。なお、図6は、本実施形態にかかる表示装置のPDPを概略的に示す断面図である。以下では、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
図6に示すように、第1基板である上部基板220と第2基板である下部基板210とは離隔して対向するように配置され、その間に複数の放電セル214が形成される。上部基板220は、その下面が湾曲した形状を有するように形成されている。かかる上部基板220の湾曲した下面には、放電セル214に対応して複数の第1電極が形成されている。ここで、第1電極は、互いに平行に形成される一対の第1維持電極221aおよび第2維持電極221bから構成される。第1維持電極221aおよび第2維持電極221bは、上部基板220の下面に対応して湾曲した形状に形成される。そして、第1維持電極221aおよび第2維持電極221bの下面には、少なくともその一部と接するように第1電子放出源226aおよび第2電子放出源226bが形成されている。ここで、第1電子放出源226aおよび第2電子放出源226bは、第1維持電極221aおよび第2維持電極221bの幅より狭幅に形成される。
第1維持電極221aおよび第2維持電極221bの下面は湾曲した形状を有するので、第1電子放出源226aおよび第2電子放出源226bも第1維持電極221aおよび第2維持電極221bに対応して湾曲した形状を有する。ここで、第1電子放出源226aおよび第2電子放出源226bの湾曲した面での最高高さと最低高さとの差は、約1μm以上であることが望ましい。そして、第1電子放出源226aおよび第2電子放出源226bは、上述のように、多様な形態で湾曲した形状に形成される。一方、第1維持電極221aと第1電子放出源226aとの間、および第2維持電極221bと第2電子放出源226bとの間には、それぞれ第1維持電極221aおよび第2維持電極221bのライン抵抗を減らすためのバス電極(図示せず)をさらに形成することもできる。
第1電子放出源226aおよび第2電子放出源226bは、第1維持電極221aおよび第2維持電極221bに所定の電圧が印加されることにより電子を加速させて、この電子を放電セル214の内部に放出することにより電子放出を増幅させる役割を果たす。ここで、第1電子放出源226aおよび第2電子放出源226bは、例えば酸化された多孔性シリコン、CNT、DLCまたはナノワイヤから形成することができる。また、酸化された多孔性シリコンには、酸化された多孔性ポリシリコン、または酸化された多孔性非晶質シリコンを含む。
上部基板220の湾曲した下面には、第1電子放出源226aおよび第2電子放出源226bの下面を露出させる第1誘電体層223が所定の厚さで形成されている。そして、第1誘電体層223の下面には、保護膜224が形成されている。保護膜224は、一般的に、酸化マグネシウム(MgO)からなる。
下部基板210の上面には、複数の第2電極が形成されている。ここで、第2電極は、第1維持電極221aおよび第2維持電極221bと交差するように形成されたアドレス電極211から構成される。下部基板210の上面には、アドレス電極211を埋設するように第2誘電体層212が形成されている。放電セル214の内壁には、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の発光体層215がそれぞれ塗布される。そして、放電セル214の内部には、放電時に紫外線を発生させる放電ガスが充填される。
以上、第2の実施形態にかかる表示装置について説明した。
なお、上記実施形態では、湾曲した形状を有する電子放出源を面放電型PDPに適用したが、このような湾曲した形状を有する電子放出源は、対向放電型PDPにも適用可能である。また、このような電子放出源は、液晶ディスプレイ(LCD)用バックライトとして主に使われる平板ランプにも適用可能である。
(第3の実施形態)
次に、図7に基づいて、本発明の第3の実施形態にかかる表示装置について説明する。なお、図7は、本実施形態にかかる表示装置を示す概略断面図である。
図7に示すように、第1基板である上部基板320と第2基板である下部基板310とは所定の間隔を有して対向するように配置されている。ここで、上部基板320および下部基板310としては、一般的に、透明なガラス基板が用いられる。上部基板320と下部基板310との間には、上部基板320と下部基板310との間の空間を区画することにより複数の発光セル314が形成され、かかる発光セル314間の電気的、光学的クロストークを防止する複数の隔壁313が設けられている。
発光セル314の内部には、励起時に紫外線を発生させる励起ガスが充填される。また、本実施形態において、励起ガスの一部は、放電ガスとして作用することも可能である。励起ガスには、例えば紫外線を発生させるキセノン(Xe)以外に、窒素(N)、重水素(D)、二酸化炭素(CO)、水素(H)、一酸化炭素(CO)、ネオン(Ne)、ヘリウム(He)、アルゴン(Ar)などを含むことができる。そして、発光セル314の内壁には、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の発光体層315がそれぞれ塗布される。ここで、発光体層315をなす蛍光体としては、主に紫外線によって励起されて可視光を発生させる光発光蛍光体を用いることができるが、これ以外にも、陰極線発光蛍光体や量子ドットを含んでもよい。
一方、本実施形態では、下部基板310の上面が湾曲した形状を有するように形成されている。かかる下部基板310の湾曲した上面には、励起ガスを励起されるための電子を発光セル314の内部に放出させる電子放出手段330が発光セル314ごとに設けられている。電子放出手段330は、下部基板310の上面に対応して湾曲した形状に形成される。ここで、電子放出手段330の湾曲した面での最高高さと最低高さとの差は、約1μm以上であることが望ましい。電子放出手段330は、多様な形態に湾曲した形状に形成でき、例えば段状に形成することもできる。また、図7では、電子放出手段330の湾曲した面が規則的に形成されていたが、本実施形態ではかかる例に限定されず、不規則的に形成することもできる。
電子放出手段330は、下部基板310の湾曲した上面に形成される第1電極331と、第1電極331の上面に形成される電子加速層332と、電子加速層332の上面に形成される第2電極333とを備える。ここで、電子加速層332は、電子を加速させて発光セル314の内部に放出させる物質からなる。具体的に、電子加速層332は、例えば酸化された多孔性シリコン、CNT、DLCまたはナノワイヤから形成することができる。酸化された多孔性シリコンには、酸化された多孔性ポリシリコンまたは酸化された多孔性非晶質シリコンを含む。
このような構造で、第1電極331と第2電極333との間に所定の電圧が印加されると、第1電極331から電子加速層332に電子が流入する。電子加速層332に流入した電子は電子加速層332の内部で加速されて、第2電極333を介して発光セル314の内部に放出される。このとき、第1電極331および第2電極333に印加される電圧をそれぞれV1およびV2としたとき、V1<V2であることが望ましい。発光セル314の内部に放出された電子は励起ガスを励起し、励起された励起ガスは安定化しながら紫外線を発生する。そして、発生した紫外線により発光体層315が励起されて可視光を発生し、発生した可視光が上部基板320を介して出射されることにより画像を形成する。
一方、電子放出手段330を介して発光セル314の内部に放出される電子は、励起ガスを励起させるのに必要なエネルギーより大きく、励起ガスをイオン化させるのに必要なエネルギーより小さなエネルギーを有することが望ましい。これにより、第1電極331および第2電極333は、電子放出手段330から発光セル314の内部に放出される電子が励起ガスを励起させられるほどの最適化された電子エネルギーを有するように電圧が印加される。
図8のグラフは、紫外線発生源であるキセノン(Xe)のエネルギー準位を示している。図8に示すように、キセノン(Xe)をイオン化させるためには、12.13eVのエネルギーが必要であり、キセノン(Xe)を励起されるためには8.28eV以上のエネルギーが必要であるということが分かる。
具体的には、キセノン(Xe)を1S、1S、1S状態にそれぞれ励起させるためには、8.28eV、8.45eV、9.57eVのエネルギーが必要になる。このように励起されたキセノン(Xe*)は、安定化しながら約147nmの紫外線を発生する。そして、励起状態のキセノン(Xe*)と基底状態のキセノン(Xe)とが衝突するとエキシマキセノン(Xe2*)が生成される。このエキシマキセノン(Xe2*)が安定化すると、約173nmの紫外線が発生する。これにより、本実施形態で励起ガスの紫外線発生源としてキセノン(Xe)を使用する場合、電子放出手段330から発光セル314の内部に放出される電子は、キセノン(Xe)を励起するエネルギー、すなわち約8.28eV〜12.13eVのエネルギーを有することが望ましい。
また、図7に示すように、上部基板320の下面には、複数の第3電極322が電子放出手段330と交差する方向にさらに形成される。ここで、第1電極331、第2電極333および第3電極322に印加される電圧をそれぞれV1、V2およびV3とするとき、V1<V2<V3を満たすように電圧が各電極に印加される。このとき、まず、第1電極331と第2電極333とに印加される電圧により電子加速層332から発光セル314の内部に加速された電子が放出される。そして、発光セル314の内部に放出された電子は、第2電極333と第3電極322とに印加される電圧によって第3電極322側に加速され、この過程で励起ガスが励起される。このとき、第3電極322に印加される電圧を調節することにより、励起ガスの一部が放電状態に調節されることも可能である。一方、第1電極331、第2電極333および第3電極322に印加される電圧をそれぞれV1、V2およびV3とするとき、V1<V2=V3を満たすように電圧を各電極に印加してもよい。
以上、第3の実施形態にかかる表示装置について説明した。かかる表示装置は、励起ガスを励起させるほどのエネルギーを有する電子を放出する電子放出手段330を具備することを特徴とする。これにより、従来のPDPより駆動電圧を下げることができ、発光効率も向上させることができる。また、電子放出手段330は、湾曲した形状を有することにより、発光セル314の内部のいずれか一方向だけに電子が放出されることがなく、均一に放出され、輝度および発光効率がさらに向上する。
なお、上記実施形態では、湾曲した形状の電子放出手段330が下部基板310側だけに設けられていたが、本実施形態はかかる例に限定されず、上部基板320にも設けたり、または上部基板320と下部基板310との双方に設けることも可能である。また、電子放出手段330は、例えばLCD用バックライトとして主に使われる平板ランプにも適用可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の表示装置は、ディスプレイ関連の技術分野に効果的に適用可能である。
従来のPDPを示す分離斜視図である。 図1のPDPを第1の方向に切断した断面を示す断面図である。 図1のPDPを第2の方向に切断した断面を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態にかかる表示装置を示す断面図である。 第1の実施形態にかかる表示装置の第1変形例を示す断面図である。 第1の実施形態にかかる表示装置の第2変形例を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態にかかる表示装置を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態にかかる表示装置を示す断面図である。 キセノン(Xe)のエネルギー準位を示すグラフである。
符号の説明
10、110、210、310 下部基板
11、111、211 アドレス電極
14、114、214 放電セル
15、115、215、315 発光体層
20、120、120’、220、320 上部基板
21a、21b 維持電極
22a22b バス電極
23、112、212 第2誘電体層
24、124、124’、224 保護膜
121a、121’a、221a 第1維持電極
121b、121’b、221b 第2維持電極
12、123、123’、123”、223 第1誘電体層
125a、125’a 第1ベース電極
125b、125’b 第2ベース電極
126a、226a 第1電子放出源
126b、226b 第2電子放出源
13、313 隔壁
314 発光セル
322 第3電極
330 電子放出手段
331 第1電極
332 電子加速層
333 第2電極

Claims (27)

  1. 互いに対向して設けられ、その間に複数の放電セルが形成される第1基板および第2基板と、
    前記放電セル側の面である前記第1基板の内面に形成される複数の第1電極と、
    前記第1基板の内面に、前記第1電極に対応するように設けられ、湾曲した形状を有する複数の電子放出源と、
    前記放電セルの内部に充填される放電ガスと、
    前記放電セルの内壁に形成される発光体層と、
    を備えることを特徴とする、表示装置。
  2. 前記電子放出源は、前記第1電極に対して平行に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記電子放出源は、酸化された多孔性シリコン、炭素ナノチューブ、DLCまたはナノワイヤからなることを特徴とする、請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記酸化された多孔性シリコンは、酸化された多孔性ポリシリコン、または酸化された多孔性非晶質シリコンを含むことを特徴とする、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記放電セル側の面である前記第2基板の内面には、複数の第2電極がさらに形成されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記第1電極は、互いに平行に形成される一対の維持電極として構成され、
    前記第2電極は、前記一対の維持電極に対して交差するように形成されるアドレス電極として構成されることを特徴とする、請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記第1基板と前記電子放出源との間には、前記第1電極が埋設されるように誘電体層が形成されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の表示装置。
  8. 前記第1基板の内面は、湾曲した形状を有し、
    前記第1電極および誘電体層は、前記第1基板の湾曲した内面に形成され、
    前記電子放出源は、前記誘電体層の湾曲した表面上に形成されることを特徴とする、請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記誘電体層と前記電子放出源との間には、ベース電極がさらに形成されることを特徴とする、請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記誘電体層は、前記第1基板の平坦な前記放電セル側の面に、該誘電体層の前記放電セル側の面である内面が湾曲した形状を有するように形成され、
    前記電子放出源は、前記誘電体層の湾曲した内面上に形成されることを特徴とする、請求項7に記載の表示装置。
  11. 前記誘電体層と前記電子放出源との間には、ベース電極がさらに形成されることを特徴とする、請求項10に記載の表示装置。
  12. 互いに対向して設けられ、その間に複数の放電セルが形成される第1基板および第2基板と、
    前記放電セル側の面である前記第1基板の内面に形成される複数の第1電極と、
    前記第1基板の内面に、前記第1電極の表面を露出させるように形成される誘電体層と、
    前記第1電極の露出した表面上に形成され、湾曲した形状を有する複数の電子放出源と、
    前記放電セルの内部に充填される放電ガスと、
    前記放電セルの内壁に形成される発光体層と、
    を備えることを特徴とする、表示装置。
  13. 前記第1基板の内面は、湾曲した形状を有し、
    前記第1電極および前記誘電体層は、前記第1基板の湾曲した内面に形成され、
    前記電子放出源は、前記第1電極の湾曲した表面上に形成されることを特徴とする、請求項12に記載の表示装置。
  14. 前記電子放出源は、酸化された多孔性シリコン、炭素ナノチューブ、DLCまたはナノワイヤからなることを特徴とする、請求項12または13に記載の表示装置。
  15. 前記酸化された多孔性シリコンは、酸化された多孔性ポリシリコンまたは酸化された多孔性非晶質シリコンを含むことを特徴とする、請求項14に記載の表示装置。
  16. 前記放電セル側の面である前記第2基板の内面には、複数の第2電極がさらに形成されることを特徴とする、請求項12〜15のいずれかに記載の表示装置。
  17. 前記第1電極は、互いに平行に形成される一対の維持電極として構成され、
    前記第2電極は、前記一対の維持電極に対して交差するように形成されるアドレス電極として構成されることを特徴とする、請求項16に記載の表示装置。
  18. 所定の間隔を有して互いに対向するように設けられ、その間に複数の発光セルが形成される第1基板および第2基板と、
    前記発光セルの内部に充填される励起ガスと、
    前記発光セルの内壁に形成される発光体層と、
    前記第1基板と前記第2基板とのうち少なくとも一方の前記放電セル側の面に湾曲した形状を有して設けられ、前記励起ガスを励起させる電子を前記発光セルの内部に放出する複数の電子放出手段と、
    を備えることを特徴とする、表示装置。
  19. 前記第1基板と前記第2基板とのうち少なくとも一方の前記放電セル側の面である内面は、湾曲した形状を有し、
    前記電子放出手段は、前記第1基板と前記第2基板とのうち少なくとも一方の湾曲した内面上に設けられることを特徴とする、請求項18に記載の表示装置。
  20. 前記電子放出手段から放出される電子は、前記励起ガスの励起に必要なエネルギーより大きく、前記励起ガスのイオン化に必要なエネルギーより小さなエネルギーを有することを特徴とする、請求項18または19に記載の表示装置。
  21. 前記電子放出手段は、
    前記第1基板と前記第2基板とのうち少なくとも一方の湾曲した内面に形成される第1電極と、
    前記第1電極と離隔され、対向して設けられる第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に設けられ、前記第1電極と前記第2電極との間に印加する電圧によって電子を加速して前記発光セル内部に放出する電子加速層と、
    を備えることを特徴とする、請求項18〜20のいずれかに記載の表示装置。
  22. 前記第1電極に印加する電圧をV1、前記第2電極に印加する電圧をV2とするとき、V1<V2を満足させることを特徴とする、請求項21に記載の表示装置。
  23. 前記電子加速層は、酸化された多孔性シリコン、炭素ナノチューブ、DLCまたはナノワイヤからなることを特徴とする、請求項21または22に記載の表示装置。
  24. 前記酸化された多孔性シリコンは、酸化された多孔性ポリシリコンまたは酸化された多孔性非晶質シリコンを含むことを特徴とする、請求項23に記載の表示装置。
  25. 前記電子放出手段が設けられていない前記第1基板または前記第2基板の前記放電セル側の面には、第3電極がさらに形成されることを特徴とする、請求項21〜24のいずれかに記載の表示装置。
  26. 前記第1電極に印加する電圧をV1、前記第2電極に印加する電圧をV2および前記第3電極に印加する電圧をV3とするとき、V1<V2<V3を満足させることを特徴とする、請求項25に記載の表示装置。
  27. 前記第1電極に印加する電圧をV1、前記第2電極に印加する電圧をV2および前記第3電極に印加する電圧をV3とするとき、V1<V2=V3を満足させることを特徴とする、請求項25に記載の表示装置。
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